与党、根深い内部対立　李洛淵氏支持者「野党に投票」―韓国大統領選 [ひよこ★]

ひよこ ★

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101400660
2021年10月15日07時38分

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韓国の李在明・京畿道知事（左端）と李洛淵元首相（右端）＝９月２４日、釜山（ＥＰＡ時事）

　【ソウル時事】来年３月の韓国大統領選をめぐり、革新系与党「共に民主党」予備選で２位だった李洛淵元首相の支持者の多くが、本選では公認候補に選出された李在明・京畿道知事ではなく、保守系最大野党「国民の力」候補に投票する意向を示していることが分かった。李洛淵氏は１３日に敗北受け入れを表明したが、大統領選に向けた挙党態勢構築は容易ではなさそうだ。

　世論調査機関「リアルメーター」が１４日に発表した調査結果によると、李在明氏が国民の力の有力候補、尹錫悦前検事総長と対決したと仮定した場合、李洛淵氏支持者のうち、李在明氏に投票すると答えた人はわずか１４．２％。尹氏に投票するとの回答は４０．３％に上った。
　李在明氏と野党候補の洪準杓元自由韓国党（国民の力の前身）代表の対決を想定した場合でも、李在明氏に投票すると答えた李洛淵氏支持者は１３．３％で、洪氏が２９．９％だった。
　李洛淵氏は１３日、李在明氏の勝利に向け「努力する」と述べたが、選対に入って積極的に協力するかは明言していない。支持者の不満は収まっておらず、１４日、ソウル南部地裁に予備選結果の効力停止を求める仮処分を申請。申請者は「党員４万人以上が賛同している」と主張している。
　与党関係者は「両氏の支持層は、同じ革新系でも『派閥』が異なり、互いに反発心が強い」と説明。「革新対保守の対決になれば、相手候補が誰でも接戦になる。分裂すれば負ける」と現状に懸念を隠さない。

与党、根深い内部対立 李洛淵氏支持者「野党に投票」―韓国大統領選 [ひよこ★]

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