坂上忍、「ハラスメント」が４７種類にのぼることを「歓迎」と指摘の弁護士に反論…「それは非常に危険」 [ひよこ★]

ひよこ ★

https://hochi.news/articles/20211015-OHT1T51094.html
2021年10月15日 13時36分スポーツ報知

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坂上忍

　俳優の坂上忍が１５日、ＭＣを務めるフジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」（月～金曜・午前１１時５５分）にスタジオ生出演した。

　番組では、ＳＮＳ上で顧客や取引先が従業員などに不当な要求や悪質なクレイムを行う「カスタマーハラスメント（カスハラ）」が話題となっていることを報じた。これに関連しスタジオでは、ある人材会社の分析によると現在、４７のハラスメントがあることを伝えた。その中で他者の写真を勝手に撮影したり、その写真を無断でＳＮＳなどに掲載する「フォトハラスメント（フォトハラ）」。１、２回しか会っていないのに告白したり、結婚している相手に告白したり、相手のことを考えずに告白する「告白ハラスメント（告ハラ）」。猛暑日にエアコンの使用を禁止したり、寒がっている人を無視して設定温度を下げたりする「エアコンハラスメント（エアハラ」。ラーメンやそばの麺類を食べる際、味噌汁などのスープをすする音による「ヌードルハラスメント（ヌーハラ）」を紹介した。

　４７ものハラスメントがあることにスタジオで清原博弁護士は「これだけたくさんハラスメントの種類があると、世の中なんか窮屈だなとか息苦しいなと思いを感じる人もいると思うんですけど」とした上で「だけど、個々のハラスメントには必ず被害者がいるわけです。今までは、そういう人たちが声をあげられなかった。我慢しなきゃということで泣き寝入りをしていたわけです。ところが、こういう言葉ができたことによって声をあげやすくなって、救済を求めることができるようになったという意味で歓迎すべきことだと思います」と解説した。

　この意見に坂上は「僕は清原さんがそういう主張をずっと続けているのは知ってましたけど、僕はそれは非常に危険だと思っていて」と指摘した上で「清原さんの言っていることはすごく納得できます。言いたくても言えない人は世の中にいっぱいて、その方たちが言いやすくなった。ただ、言いやすくなり過ぎることによっての弊害も生まれると思っていて、パワハラ全盛のころは、僕はすでに部下ハラってないんですか？ってことですよ」と明かした、

　続けて「カスタマーハラスメントっていうのがあって、確かにやり過ぎ。逆に言ったら店員さんでとんでもない店員さんっているんだよ。とんでもない店員さんの時はどうすりゃいいんだよ？とんでもない店員さんの時も言えないんだよ。こっちが言えなくなっている。言い方を選ばなきゃいけなくなっている。だったら、その店なり会社がとんでもないのをまずどうにかしてくれって。それで商売なんかやってくれるなっていうのが俺の理屈なんだよ」と主張した。

　その上でハラスメントは受けたとする側とやったとする側の「両方から見なきゃいけないと思っている」と指摘していた。