立民、埼玉の激戦予想区に相次ぎ幹部投入　衆院選 [ひよこ★]

ひよこ ★

https://www.sankei.com/article/20211015-PO7BRBWGUFIY3OVOHJPXDYYELU/
2021/10/15 22:26

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衆院埼玉７区の立候補予定者の応援に駆け付け、支持を訴える立憲民主党の安住淳国対委員長＝１５日午後、埼玉県川越市（中村智隆撮影）

１９日公示、３１日投開票の衆院選に向け、立憲民主党が、自民党と接戦になると予想する激戦区に相次いで幹部を投入している。１５日は安住淳国対委員長が埼玉７区、泉健太政調会長が同３区にそれぞれ入り、党公認の立候補予定者らとともに支持を訴えた。

「総裁選が面白かったから、また自民党ですか？　反省も何もしなくなりますよ？　新型コロナウイルス対策や景気対策をちゃんと評価して一票を投じてください！」

安住氏は１５日、埼玉７区内のＪＲ川越駅（埼玉県川越市）前でマイクを握り、舌鋒（ぜっぽう）鋭く与党批判を繰り広げた。

７区では、自民党新人で元県議の中野英幸氏（６０）と立憲民主党前職の小宮山泰子氏（５６）が激突する。一騎打ちの構図になると見込まれていたが、先週末に日本維新の会新人で元貿易会社員の伊勢田享子氏（４４）も名乗りを上げ、小宮山氏は、中野氏と競り合う一方で、伊勢田氏との「非自民票争奪戦」に臨むことになった。

とはいえ、前回選で候補を立てた共産党が今回は擁立を見送っており、小宮山氏は主要野党の実質的な統一候補として戦う。

安住氏は、共産党との共闘に対して自民党から批判の矛先が向いていることを「ご懸念には及ばない」と切り捨て、こう訴えた。

「外交や安全保障は現実的な対応をする。私は防衛副大臣もやった。中国の脅威にどう対抗すべきかは、自分なりにしっかり（考えを）持っているつもりだ」

続く言葉で、野党がより多数の議席を獲得すれば「自民党も謙虚にならざるを得ない」と主張し、「政治に緊張を持たせられるかどうかは皆さんの力による」と呼び掛けた。

安住氏は今月５日には埼玉１区にも乗り込み、立憲民主党元職の武正公一氏（６０）の集会に参加した。自民党前職の村井英樹氏（４１）を追う武正氏を、安住氏は「政権を目指す野党に絶対に重要なメンバー」と持ち上げ、与党に「ガチンコの勝負を挑みたい」と気炎を上げた。

一方、泉氏は１５日、埼玉３区に立候補を予定する立憲民主党前職の山川百合子氏（５２）がＪＲ南越谷駅（埼玉県越谷市）前で開いた街頭演説会に駆け付けた。

３区では、山川氏が自民党前職の黄川田仁志氏（５１）を猛追している。

泉氏は、岸田文雄首相が掲げる「成長と分配の好循環」に触れ、「自民党の訴える分配政策は、上から水を流す『トリクルダウン』の発想だ」と持論を展開した。その上で「立憲民主党は皆さんの『実入り』を増やす。所得税の１年間実質免除を訴える。間違いなくあなたの使えるお金が増える」とアピールを重ねた。（中村智隆、深津響）

◇

■立候補予定者

▽１区（４人）

村井　英樹４１　自（岸）前

武正　公一６０　立　元

吉村　豪介４０　維　新

佐藤　真実３７　無　新

▽３区（３人）

黄川田仁志５１　自　前

山川百合子５２　立　前

河合　悠祐４０　Ｎ　新

▽７区（３人）

中野　英幸６０　自　新

小宮山泰子５６　立　前

伊勢田享子４４　維　新

立民、埼玉の激戦予想区に相次ぎ幹部投入 衆院選 [ひよこ★]

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