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歴代FE主人公が兄弟だったら 59章

1 :アル@覇者の剣をよろしく!:2016/12/26(月) 01:29:03.14 ID:/7shU9fF.net
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という前提で
彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1478264947/

旧保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

新保管庫
http://wikiwiki.jp/fe-brothers/

雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/

2 :助けて!名無しさん!:2016/12/26(月) 01:31:46.59 ID:/7shU9fF.net
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。

【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしだが、近親相姦アレルギーなのでKINSHINを察知すると凶暴化する。

【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。

【アイク】
グレイル工務店で働く漢。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。

【クロム】
周りに振り回されがちな常識人で、他者との絆を大事にする姉想いな男。実は結構なムッツリスケべ。

【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコーッ」と叫ぶ。

【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切にし、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。 周囲からメタボだと思われている。

【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱い歩く妹製造機、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。

【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。努力家でもあるが、その努力が胸だけには実った事は無い。

【カムイ】
やり手経営者のお嬢様。口調の切り替えに定評あり。撫でるの大好きスキンシップ超好き。

【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコする。

【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラが大嫌い。

【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味だが、影が薄い。

【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。

【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好き。通称マミー君を一番気に入っている。

【リーフ】
怪人・イモータルムッツリ。年上のお姉さんが大好き。運が悪く、よく荒事に巻き込まれる。この人でなしー。

【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレムになっている。ヘクトルに対しては黒い。

3 :助けて!名無しさん!:2016/12/26(月) 01:32:10.91 ID:/7shU9fF.net
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、      歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆         他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T !  ゝ      …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~

               ・嫌いなネタに文句をつけるより、自分の好きなネタを書きましょう。

ゝ~"~<      -;    ・好きなネタを読んだら、面倒くさくても「GJ」の一言ぐらい書いてみましょう。
,ζノ=lノ=l〉     //    つまらないネタに無理矢理レスしろとは言いません。面白かったらつけましょうという話です。
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//      ネタ書く側も「喜んでくれる人がいるんだな」とほっとします。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆         ・感想しか言えない、ネタなんか書けない、という人でも、「このネタ嫌い」と言うよりは、
. ノ___r T !  ゝ        「こういうネタも読んでみたい」と言った方が建設的だし平和的です。
i_/、」 ~~            「梅雨のネタが読みたい」とか「兄妹で仲のいい話が読みたい」といった漠然とした希望でもいいから、
                試しに書いてみてはいかが?
              
               ・誰が兄弟か、はスレの軸となる大切な要素なのでスレ住人全員で共有。勝手に減らしたり増やすのはやめよう。
                スレの平和的利用のために、上記の文をよく読んで欲しい

ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <【注意!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆
. ノ___r T !  ゝ
i_/、」 ~~

・新作発売時は未クリアの住人へのネタバレに配慮してネタバレ禁止期間を置くものとします。
 ネタバレ禁止期間は新作発売日から一ヶ月間とします。
 発売前の事前公開分の情報を使ってネタを書くのはOKですが、新キャラを直接出すのは禁止です。
 後は各自の判断に任せますが、グレーだと思ったら投稿を控えるようお願いします。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


4 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 01:16:09.09 ID:nNXjCVbq.net
1おつ
前スレ埋まったよロシェ

5 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 03:04:38.92 ID:3ETwg4B8.net
https://goo.gl/7wEUF9
これヤバイでしょ。。本当?

6 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 06:40:32.62 ID:eXdQIHXN.net
乙です。

7 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 08:08:42.37 ID:QcBytzWa.net
>>1おつです

数年後でもなんでもない普通の話

シグルド「忘年会シーズンなんだが…。何かいい余興はないだろうか」
ミカヤ「そうね」
シグルド「その『ああ、出世ランク的にそういう面倒なのだけ丸投げされたのね』的な顔はやめてくれ」
ミカヤ「やだ、心読みは私の専売特許だと思ってたのにシグルドったら!」
ユンヌ「って冗談はさておき、流行りものには乗っておきなさい。恋ダンス踊れ恋ダンス」
シグルド「なんで姉上の代わりにユンヌが出てくるんだ!?」
ユンヌ「はー!?こういうアホ騒ぎ考えるのと言えば私でしょうが」
シグルド「もはや自分でアホとか言い出した…」
ユンヌ「いや、まあでも私のアドバイスは聞くべきよ」
シグルド「確かに流行りものはハズさないしなあ…芸人では駄目なのか?」
ユンヌ「イメージなさい」

シグルド『なあ〜ええやろアダ美ちゃん〜』
アーダン『ダメヨー、ダメダメ』
アルヴィス『ハンッ(鼻で笑った声)』

シグルド「無理無理無理」
ユンヌ「それ以前にあんたそれちょっと古いわよ」
シグルド「やっぱり若い者の意見もほしいな」
ミカヤ「こら誰がBBAよ」
シグルド「急に姉上に戻らないでもらえるか」
エリンシア「誰がBBAですって」クロム「姉さんをBBA呼ばわりだと!?いくら兄さんでも」
シグルド「ちょっとツッコミ収拾つかなくなるからやめてもらえますか」

8 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 08:11:42.63 ID:QcBytzWa.net
カムイ「え?文化祭ですか?」
シグルド「そうだ、やはり若い子に実践的な流行りを聞くのが一番かと思ってな」
カムイ「うーん、そんな流行りに拘らなくてもいい気もしますけど」
シグルド「というと?」
カムイ「地力のある人気は旬を過ぎてても効果あるんです。ミュージカルとか」
シグルド「ほう、カムイのクラスは文化祭でミュージカルをやったのか!」
カムイ「はい、それはもう大盛況で!!!ちょっとブームからは過ぎてましたけど」
シグルド「ちなみにどんなものをやったんだ?」
カムイ「はい、タイトルは『アンナと水のじょお」
シグルド「はい、ストップ。一旦お口チャックしようか」
カムイ「え、なんでですか?」
シグルド「自覚がないのか…ちなみに主役はアクアくんと、アンナさん…(高校生?)か?」
カムイ「いえ、アクアさんと私です。アンナと、にしたのは語呂がよかったからで」
シグルド「パクり確信犯じゃないか!!!」
カムイ「生まれてはじめての外の世界に想いを馳せる私カムイの妹姫と、特別な力を隠して生きる孤独な姉の女王アクアさんの話なんです」
シグルド「よく考えたら結構設定似てるな」
カムイ「アクアさんはありのままの自分になって水の城を建てるんです」
シグルド「水の城って住めるのかそれ」
カムイ「曲の締めは『少しも重くないわ(松の木)』です」
シグルド「完全にネタに走ってるじゃないか!」
カムイ「でも音楽はいいですよ。ノリもあってある程度の盛り上がりは保証されてますから」
シグルド「ふむ、確かに面白くはなくても形になるところはよいな」
カムイ「下手なら下手で面白いですし」

9 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 08:13:14.43 ID:QcBytzWa.net
シグルド「やはり恋ダンスか…」
ユンヌ「ほら言ったでしょ?ユンヌちゃんセレクトはこういうのにははずれがないの」
シグルド「そうなんだが…」
ユンヌ「なんで避けようとするのよ」
シグルド「ネタ的に描写が難しいし…」
ユンヌ「それかい!」
エポニーヌ「『間奏に入った。歌がなく踊りが丸裸になる緊張の刻、熱く高揚するシグルドは無意識にアルヴィスに視線を寄せ』」
シグルド「いやそういう描写じゃないというかどこから出てきた」
ユンヌ「何よじゃあアーダンと踊りたいって言うの?」
シグルド「エポォな発想から外れてくれ」
ユンヌ「まあカムイのなんとかの女王の方よりイメージはしにくいわね」
シグルド「かといってなんとかの女王は夢の国の著作権とかジ○スラックに引っ掛かっても嫌だし…」
ユンヌ「もういいわ自由にやんなさい」

当日
シグルド「なあ〜ええやろアダ美ちゃん〜」
アーダン「ダメヨー、ダメダメ」
ユンヌ「結局それかよ!」
アルヴィス「ダメヨー、ダメダメwwwww」
ユンヌ「そしてウケてるんかーい!!」

10 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 08:37:26.90 ID:eXdQIHXN.net
新スレ一発目ネタ乙です。

最後のオチがツボにきたww

11 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 17:39:45.89 ID:KtPXc3t0.net
クリスマスも終わったけど、それぞれのクリスマスとかどうなったのかなとか

エリーゼ「クリスマス終わっちゃったね」
アメリア「でも楽しかったよね、パーティも盛り上がったし」
ンン「お料理も最高だったのです、正直食べたりなかったのです」
キヌ「みんなでプレゼント交換ってのも、やってみると思ったより面白かったね!」
ファ「たのしかったー!」
ミルラ「チキのサンタコスもお兄ちゃんに好評でしたね…」
チキ「そ、そーかな…えへへ」
ノノ「盛り上がったねー、パーティとそのあとも」
サラ「ノノにしてはまだオブラートに包んだ表現ね…」
サクラ「あ、や、やっぱりその話ですか…」
サラ「あのときはみんなコスとか準備が良すぎたしみんなも煽るから兄様もいつも以上に元気になっちゃって。
   途中から私気絶しちゃったじゃないの、まあ激しい兄様も素敵だったけど…」
エリーゼ「私も途中からの記憶がはっきりしないような…」
アメリア「わ、私も…」
ノノ「アメリアは体力あるけど無駄な抵抗するからそうなっちゃうんだよー」
サラ「チキもあのときは珍しく積極的だったわね」
チキ「い、いいじゃん、たまには」
サクラ「私もその…普通ではなかったというか」
キヌ「ね、ねえ…うん、あのときはしょうがないというか」
ミルラ「二人はどっちかというと暴走してたと言った方が…」
ファ「ファもおねえちゃんたちのを色々勉強したよ!」
ンン(…何か言うとあの夜のことを突っ込まれる気がするので黙っておくのです)


ミスト「終わっちゃったね、今年のクリスマスも」
ワユ「でもさー、やっぱりパーティは人数多い方が楽しいね!」
リアーネ「みんな…いっしょ…たのしい、です」
イレース「はい…人数が多ければお料理の種類も増えますし」
エルフィ「もっと食べたかったです…今度は倍くらいの量があった方が…」
シグルーン「お二人のためだけに五十人分の料理を手配していたはずなのですが…」
セルジュ「…まだ見積もりが甘かったかしら」
サナキ「…今度は費用は気にせず用意できるだけ手配したほうがよさそうじゃの」
レテ「ラグズでもそこまでは食わんぞ…毎度思うが本当に普通のベオクなんだろうな」
シグルーン「そういえばカゲロウ様、あの後どうなったのですか?」
カゲロウ「な、何のことだ?」
セルジュ「もちろん、彼に告げにいったときのことよ。結果は分かってるから。何を言ったかとかその後どうされたとかをね」
ミスト「私は別に聞かなくてもいいと思うけど…だいたい分かるし」
ワユ「まあ参考までに聞きたいってのはあるよね。色々と」
イレース「パーティの後にみんなで…のときも凄かったですし」
エルフィ「ええ…私も色々と参考にさせてもらいました」
カゲロウ「あ、あれはだな…仕方がなかったのだ、受け入れてもらえて舞い上がっていたというか」
サナキ「合流したあとであれならば…告白して受け入れてもらって二人きりのときはどうなったのじゃ」
カゲロウ「も、もういいだろう」
レテ「いや、私たちの間でそういうことを秘密にするのは駄目だぞ」
リアーネ「かくしごと…だめ、です」
カゲロウ「む、むう…」

12 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 20:51:53.10 ID:nNXjCVbq.net
サラ「実際、あのあとどうなったの?」
エリーゼ「そうだよ、私も気になるなあ」
アメリア「あたしもできれば後学のために…」
エフラム「いや、まあ…そうだな」
ンン「い、いいじゃないですか別に」
ノノ「それね、まずみんな自分から…」
サクラ「あ、そ、その…」
ファ「あ、あとお姉ちゃんたちがお兄ちゃんにお願…」
キヌ「わ、ちょ、待って!?」
ミルラ「あのときはちょっと…」
チキ「お兄ちゃんが喜んでくれて盛り上がっちゃったというか…」

カゲロウ「や、やはり言わなければ駄目なのか?」
エルフィ「私は一緒のときに色々参考にさせてもらったのでいいと言えばいいんですが…」
イレース「やっぱり…胸が大きい人は…」
シグルーン「いつも自分がしていることでも他人がしている姿から学ぶこともありますわね」
セルジュ「ええ、それは分かるわね…。あ、いっそ本人から聞きましょうか?」
アイク「あー…なんだ…言っていいのか?」
カゲロウ「く…し、しかし…」
サナキ「往生際が悪いのじゃ、早う白状せい」

13 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 21:14:06.70 ID:pYASXDRt.net
リーフ「おっぱいは正義、おっぱいは偉大、おっぱいは癒し、おっぱいは世界を照らす光」

14 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 21:43:34.30 ID:GkhpWwLV.net
マイコさん

15 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 23:13:12.73 ID:sbUFPaW0.net
>>13
ナンナ「リーフ様」
ミランダ「覚悟は」
ティニー「よろしいですよね?」
サラ「懲りないわね、本当」
ノノ「あ、ちょっとだけイラッとしたから、ノノも混ぜてー」
イレース「……そうですね」
サナキ「私達も、力添えさせてもらうのじゃ」
エイリーク「さあ、貴方の罪を数えなさい」

16 :助けて!名無しさん!:2016/12/27(火) 23:34:08.69 ID:kjq9lsGQ.net
クロム(黙っててよかった)
ルフレ♀「クロムさん?その顔は何か良からぬことを考えている顔ですね?」
クロム「うおっ!?な、な、何でもないぞ!!」

17 :助けて!名無しさん!:2016/12/28(水) 00:03:19.99 ID:iHSViOWB.net
サナキ「それにしてもどうしたらそんなに大きくなるのじゃ」
リアーネ「気になり…ます」
ミスト「どうしてって言われても…」
ワユ「…ねえ?」
レテ「普通に訓練しかしていないつもりだが…」
イレース「いいんです…無いなら無いなりに頑張ればいいんですし」
エルフィ「確かに…イレースさんのは色々…奉仕とか凄いですし」
シグルーン「でもあるものは活用しないと、ですわ」
セルジュ「それで彼が喜んでくれるなら、ね?」
カゲロウ「う、うむ、そうだな」

18 :助けて!名無しさん!:2016/12/28(水) 00:13:56.41 ID:mokHfCL8.net
エイリーク「…………」
エフラム「エイリーク」
エイリーク「あ、兄上、どうされましたか?」
エフラム「いや、随分落ち込んでいるようだからな、思わず声をかけてしまった」
エイリーク「え、あの、いえ、これは」
エフラム「またリーフが迂闊な事を言ったのだろう、さっきサラとノノが不機嫌そうにしてたからな、話を聞いてきた」
エイリーク「そうでしたか……」
エフラム「エイリーク、いつも言っているが俺は胸の大きさで女性を判断せん。
     女性の魅力は内面から出るものだと思っているからな」
エイリーク「そうですか……では兄上にとって、私は魅力はありますか?」
エフラム「ある、これは断言できる。
     あいつらを除けば、間違いなくこれまで会った中でも一番の魅力のある女性だと、思っている」
エイリーク「そうですか……兄上、なら私を兄上の恋人にして欲しいと、お願いしたらどうします?」
エフラム「……これもいつでも言っているが、お前は大切な妹だ、その選択をするなら、俺は腹を切る」
エイリーク「………そうでしたね。
      では、もし私達が兄妹ではない他人で同じように想いを告げたら、どう致します?」
エフラム「………」
エイリーク「………」
エフラム「誤魔化しは効かんか……
     ああ、受ける、その縛りがなければ共に歩み、最後まで生きたい、そう思える魅力を持っている女性だ、お前は」
エイリーク「兄上………嬉しく思います」
エフラム「こんな事しか言えんが、元気は出たか?」
エイリーク「はい……ですが、少しわがままを言わせて下さい。
      久しぶりに、撫でて下さい……たくさん」
エフラム「わかった、いつも頑張っているんだから、こんな時くらい甘えて良いぞ」
エイリーク「はい、兄上………いいえ、お兄ちゃん」

リーフ「………」
カムイ「見てた?」
リーフ「………はい」
カムイ「お姉ちゃん、いつも気丈に振る舞ってるけど、本当はかなり傷ついてるんだからね。
    そういう無神経な所もモテない理由だよ。後で謝っておきなよ」
リーフ「はい、申し訳ありません」

19 :助けて!名無しさん!:2016/12/28(水) 01:07:40.80 ID:q8W93zgz.net
リン「いいなぁ…私も…!…前みたいに胸を撫でてなんて言わないから…!」
シグルド「うちの子たちはどうしてほとんどみんなKINSINNフラグ持ってるんですかね…私の教育が足りなかったのか…」

20 :助けて!名無しさん!:2016/12/28(水) 11:54:28.40 ID:jUckylSx.net
セリカ「あんまりKINSHIN KINSHINうるさく言っていると、最近嫁ネタが増えたラケシスさんに愛想尽かされるわよ」

アルム(精一杯嫌味っぽく言っているけど、「本当にそうなったらどうしよう」って心配しているのが丸分かりなセリカ可愛い)

シグルド「む!? KINSHINの気配!」
セリカ「あーもー! だからそういうのが!」

21 :助けて!名無しさん!:2016/12/28(水) 21:16:57.16 ID:EiJkwNKC.net
エイリークもそうだけどリンはリンで逆方向にスタイルの良さコンプレックスにしてそうな気もする
歳不相応ってよく言われてしまうし

22 :助けて!名無しさん!:2016/12/28(水) 22:36:26.23 ID:iHSViOWB.net
セルジュ「胸の大きさなんて気にすることないと思うけど…。彼も気にしたことなんてないだろうし」
カゲロウ「うむ…だが、アイク殿のための身体と考えるともっと磨かねばと思うのはあるな」
シグルーン「私も努力は欠かしていませんわ。触って頂くのもこちらからの奉仕のどちらでも満足して頂かなくてはと思いますし…」

アイクの嫁だとこの三人が町全体で見てもかなりの爆乳なイメージがが

23 :ロリ巨乳三連星:2016/12/28(水) 23:51:01.88 ID:jUckylSx.net
>>21
エリーゼ「歳不相応って言えば……」
ミルラ「わたし達も……その……成長、しましたよね」
ンン「肩が凝って男の人からイヤらしい目で見られて女の人から妬ましげに見られて服も下着もサイズが合わなくて……。
   良いことなんてロクにないのです」
ミルラ「でも……おにいちゃんが喜んでくれるなら……わたしは……!」
エリーゼ「うん! おにいちゃんもね。
     『俺も男だ。そういったことに、魅力を感じないとは言えない。
      しかし、それはお前の魅力の1つだ。
      どれほどお前達が、内面も容姿も魅力的な女性達か、俺は誰よりも知っている』
      って、言ってくれたよ!」
ンン「ま……! まったく! エフラムさんはまったく!
   恥ずかしげもなく、クサイ台詞ばっかり言って!
   聞いているこっちが恥ずかしくなりますです!」
ミルラ「そんなこと言いつつ、嬉しそうです」
エリーゼ「ンンもお願いしてみたら?
     おにいちゃんだったら、ンンの良いところ、いくらでも言ってくれるよ?」
ンン「誰がそんなお願いしたいなんて言いましたですか!?」
ミルラ「…………わたし、今夜頼んでみます……!」
エリーゼ「そうだ! なら今夜は、この3人でトライアングルアタックしてみようよ!」
ンン「ちょ!? 勝手に話を進めるのはですね!」
エリーゼ「ンンは、わたし達とじゃ、イヤ?」
ンン「ぅぐ……!」
ミルラ「一緒に……がんばりましょう?」
ンン「ぅぅぅ…………!
   分かりましたです! もう負けましたですよ!
   付き合わせていただきますです!」
エリーゼ「うん! みんなでおにいちゃんをノックアウトしちゃおう!」
ミルラ「おー!」
ンン「…………はぁ……おー、なのです」

24 :助けて!名無しさん!:2016/12/28(水) 23:59:15.92 ID:jyyaTLX7.net
>>22
一人でも破壊力抜群なのにこの三人のトライアングルアタックとかなら…ゴクリ

>>23
トライアングルアタックで火をつけたあとに本気になられて制圧されるまでが規定路線ですねこれは…

25 :助けて!名無しさん!:2016/12/29(木) 00:19:00.47 ID:+lN49qPy.net
ノノ「おにいちゃんが本気になった後は、ノノが受けて立つよ!
   さあ! 思う存分! 気遣いとかしなくていいからメチャクチャに!」

このスレのノノは、性に関する体力なら、セルジュさんに匹敵する可能性

26 :助けて!名無しさん!:2016/12/29(木) 00:43:24.60 ID:un/2U1DJ.net
リン「…兄さんってばずーっとぺたんこにしか興味ない人だと思ってたけど…ロリコン治療しようと過去ネタで何度も胸押し付けたりしたけど…」
ターナ「…なんの効果も無かったっぽいけどね…」
リン「こ、ここに来て…巨乳も守備範囲内に?チャンスあり?」
ターナ「…だ、だから胸で選んでるわけじゃないっぽいし…ん…選んでないなら逆に言うと守備範囲外でもない…のかもだけど…」
リン「わ、私だって…あ、あの子たちみたいに…は、挟んであげたりとか…できるし!…し、してあげたいし!」
ターナ「…妹相手にハァハァしちゃったら腹切るって言ってるくらいだから…あ、そ、それだったら私なら…げふん」
リン「ずるい!…私だって一回くらい幸せになりたーい……」

27 :助けて!名無しさん!:2016/12/29(木) 02:32:56.78 ID:93EpvlrL.net
リン(私も兄さんが喜ぶなら…は、挟んだり…く、口でとか…いっそのことベッドに侵入でもした方が…)

28 :助けて!名無しさん!:2016/12/29(木) 03:35:37.51 ID:b2B3LuRv.net
サクラ「私も兄様のためにもっと何かするべきでしょうか……」
キヌ「そうだねえ、アタシも……」
サラ「あら、今それを言うの?」
サクラ「……どういう意味です?」
サラ「だってもう二人とも自分から兄様を喜ばせにいってるでしょ、自分から奉仕したりとか……」
サクラ「あ、そ、その……」
キヌ「う……」
サラ「サクラはミコトさんから色々教わって向上して、また積極的になってるし」
サクラ「はう……」
サラ「キヌも自分からおねだりしたり、自分だと分からないかもだけど、攻められてるときの反応凄いし」
キヌ「あぅ……そ、そういうサラはどうなのさ?」
サラ「私? 私は兄様に満足してもらって愛してもらうための努力や研究は欠かしていないわ。当然でしょ、あなたたちもそうじゃない?」
サクラ「それは……はい」
キヌ「まあ……うん」
サラ「……ところで、これから兄様のところに行くけど……一緒に行く?」
サクラ「あ……そ、そうですね」
キヌ「……うん、いこっか」

29 :助けて!名無しさん!:2016/12/29(木) 20:48:55.30 ID:93EpvlrL.net
嫁同士協力して攻陣防陣、トライアングルアタックしたりとかはやっぱり凄そうですね…

30 :助けて!名無しさん!:2016/12/29(木) 21:29:48.38 ID:0aoqaDju.net
リョウマ「正月も近い。初詣等、白夜的な過ごし方のできる時期と言えよう」
マークス「何を言う!ハッピーニューイヤーを祝うのは暗夜とて同じぞ!」
リョウマ「そうか?貴様らのとこではくりすますを祝うついでに軽く流す程度と聞くぞ」
マークス「う……」
リョウマ「よって正月は白夜的におせちを嗜み袴や着物で初詣に行くのだ。それぞ正しい過ごし方也」
サクラ「私たちは一番忙しい時期です…アサマさんがかき入れ時だって張り切っちゃって」
エリーゼ「サクラもキヌも忙しそうだもんねえ。最近」
マークス「忙しいのはわかるがあまり無理をしないようにしたまえ」
サクラ「はい」
ミドリコ「そんな時こそ!」
リョウマ「薬に頼りすぎるのもいかんぞ。疲れたらまず休むのだ」
ミドリコ「……………」

31 :リーフ新たな挑戦1/2:2016/12/29(木) 22:22:16.13 ID:fwT7ZSyy.net
リーフ「orz………」
マルス「リーフ、そんな所で崩れ落ちられると邪魔でしかたないんだけど?」
リーフ「いいじゃないかそれ位、僕は世の不条理に打ちひしがれてるんだ……」
マルス「何となく予想つくけど不条理って?」
リーフ「巨乳好きなのは男の真理だよ!
    なのに僕はボコボコにされた挙げ句カムイ姉さんに説教されたって言うのに兄さん達は巨乳おねいさんや巨乳美少女にモテモテで。
    兄さんだって巨乳に魅力があるって言ってたじゃないか!」
マルス「いや、エフラム兄さんの場合男として魅力は感じるって言ってるけど決してひん……ゲフン、美乳の人を否定してないからね?
    リーフの場合、そういう人達を否定したいいかただったから」
リーフ「特にアイク兄さんなんかシグルーンおねいさんにセルジュおねいさんにカゲロウおねいさんと独占し過ぎなんだよ!
    どうすれば僕にもチャンスがあるのさ!」
マルス「………ねえ、リーフ、物欲センサーってしってる?」
リーフ「? 確か、ゲーム用語だよね、ポ〇モンとかモ〇ハンとか、ランダム性の強い物である一点を望むと却ってそれが出にくくなるんだっけ?
    でもそれって結局オカルトの域だよね」
マルス「いや、神や魔王却っていて魔法があるこの町でオカルトも何もないだろ?
    それで話すけど、リーフの行動に物欲センサーが反応してたら?」
リーフ「一体何に………と言いたいけどそれってつまり?」
マルス「つまりリーフが巨乳お姉さんを求めれば求める程、リーフからお姉さんは離れていくんだよ!!」
リーフ「ナ、ナンダッテー!!
    く、色々おかしい筈なのに何だろうこの説得力……なら僕が巨乳おねいさんを手にするにはどうすれば!」
マルス「リーフ、物欲センサーを逃れる方法はふたつ、1つは修行僧の如く無欲になる事」
リーフ「無理だよ!欲望は僕のアイデンティティーだよ!
    無くなったら僕はアルム並みに空気になっちゃうじゃないか!」
マルス「色々突っ込み所満載だけども、まぁいいか。
    もう1つはセンサーを反らすことだよ」
リーフ「反らす?」
マルス「そう、リーフが巨乳お姉さんではなく他の人を求めればセンサーはそちらに移動し」
リーフ「……そうすれば僕は巨乳おねいさんを我が手に!
    最高だよ!マルス兄さん!」
マルス「そ、そうかい?ならそれでだけど………」
リーフ「巨乳ではない………なら貧乳おねいさんを求めれば……なら、よし!」
マルス「あれ、リーフ?」
リーフ「さっそく行ってくるよ!これで僕も、うぉぉぉぉぉ!!
    ヒノカおねいさぁぁぁぁん!!!」
マルス「………あれー?」

32 :リーフ新たな挑戦2/2:2016/12/29(木) 22:23:20.36 ID:fwT7ZSyy.net
カムイ「また凄い事態にしちゃったねー」
マルス「いや、僕もね、さすがにここまで来るとリーフを言わせて可哀相に思った訳ですよ」
カムイ「説教した手前私も強く言えないけどもっとやり方なかったの?」
マルス「いや、僕は巨乳お姉さんではない=同世代の美乳、のつもりだったんですよ。
    そうすればあの三人に向くかと、そしたら……」
カムイ「ある意味リーフらしい解釈で斜め上に行ってしまったと……
    でもその方面なら他にもいたのに何でよりにも寄ってヒノカ姉さんになるかなー」
マルス「やたら困難な方に行くのはある意味リーフの宿命なんでしょうかねぇ」

ヒトデナシー&#8252;

その後リーフは炎、雷、風、氷、闇魔法を叩き込まれ矢で射抜かれた挙げ句有り金全て奪われた姿で三人娘回収される事になる。
さすがに憐れな姿に 彼女達も今回に限り、お仕置きではなく小言で済ませたのだった。

33 :助けて!名無しさん!:2016/12/29(木) 22:43:46.60 ID:RUG+z/Sj.net
ショタ軍団が親衛隊と化しているwwww

34 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 01:45:27.92 ID:fkklikO3.net
>>32 に便上
ロイ「(たまたま友達(チャド・レイ・ルゥ)と一緒にヒノカのところにいた)
   リーフ兄さん大丈夫って・・・だめだ何時も以上にズタボロになってる・・・
   チャドたちも容赦ないなぁ」
ナンナ「もうどうしましょうか?」
ミランダ「もうリーフの年上好きは本当どうすりゃいいのっていいたくなるよ!?」
ティニー「う〜んいっそのこと衆道に入らせては・・・」
ロイ「やめてくださいリーフ兄さんが(精神的に)死んでしまいます
   兄さんの傍に居るというのはどうですか?」
ナンナ「たぶんそれしかないですね」
ミランダ「こうなったら、リーフが気に入る女達になってみせるよ!」
ティニー「気合十分ですね、これならもっとネタとして・・・」
ロイ(リーフ兄さんの年上スキーはたぶん不治の病と思うけど
   ナンナさん達が気合入れてる以上蔑ろに言わないでおこう)
  「すいません、リーフ兄さんをよろしくお願いします」

35 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 13:06:12.22 ID:H1UA9PAn.net
リーフ「せめて情報だけでも…アイク兄さんが巨乳お姉さんとどんなことをしてるかくらい教えてくれても…」
クロム「う、うむ、他意はないが兄の生活がどうなのか心配ではあるからな」
マルス「…本当にそういうところはブレませんね」

36 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 13:31:51.80 ID:hLh1lhaz.net
シグルーンさんが語り始めて僅か1分
そこには鼻血に沈むリーフ、クロム、エリウッド、ロイの姿が


サナキ「静止が間に合わなかったのじゃ……」
シグルーン「気分が盛り上がってまいりましたので、アイク様のところに行きましょう」
サナキ「昼間から何を……って、なぜ私を担ぎ上げるのじゃ!?
    ど、どこへ行く気じゃ!? 放せ! 放すのじゃー!!」
シグルーン「大丈夫ですわ。もちろん、メインディッシュはサナキ様ですもの」
サナキ「何も大丈夫ではないわーっ!!!」

37 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 15:12:53.57 ID:H1UA9PAn.net
カゲロウ「むう…やはりあのくらい積極的になった方がいいのだろうか」

38 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 15:56:20.90 ID:crffrnAl.net
サナキ「全く……メインが私とか言って結局私が集中攻撃されたではないか」
シグルーン「そう仰らずに、サナキ様が大変可愛らしかったのでアイク様もご満足頂けたでしょうし。
       私も……やはり激しいアイク様も素敵でしたわ……何度か意識が飛びそうになりましたし」
カゲロウ「……ずいぶん色々と、その、技があるものだな」
セルジュ「まあ、周りがどう評したかはあまり興味ないけど、この身体で彼が喜んでくれるなら嬉しいわね」
イレース「大事なのは……意欲と、行動力も……です」
エルフィ「訓練を重ねなければ何事も上達しませんし……私も皆さんのようにできるよう挟んだり咥えたりの訓練をし」
サナキ「そ、そうか、もういい」
シグルーン「技の他に知識も重要ですわ。全員でどのようにされるのが好きかの情報交換をし」
サナキ「そなたは……」

39 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 19:19:27.11 ID:aYLufamd.net
セルジュ、エルフィ、カゲロウの3人は、まだどういうのが好きか出てないな

とりあえず、激しくか優しくか、どちらがお好みで?
前2人は激しそうだが

40 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 19:29:55.04 ID:H1UA9PAn.net
ワユ「大将のための訓練とか研究ならあたしも欠かしてないよ!」
レテ「まあ、あいつのためとあらばな…」
リアーネ「わたし、も、みんなみたいに…」
ミスト「私は…スタミナ料理のレシピとか研究しようかな」

41 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 19:49:15.22 ID:H1UA9PAn.net
>>39
三人とも激しそう、で、自分からも頑張りそう

42 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 21:37:40.88 ID:TTR7Na6b.net
ミカヤ「今年も終わりねぇ……こたつが気持ちいいわ〜〜〜」ゴロゴロ
エリンシア「今年一年振り返って…変わった事もあれば変わらない事もあって…いろいろありましたわねぇ…」
ミカヤ「そおねえ……はよ甥姪の顔を見たーい、弟妹の結婚みたーいってずーっと言ってたけど今年はそっちの方が進展いろいろあっておねえちゃん嬉しい!」
エリンシア「ですわねえ。楽しみですこと。来年は…スマホの新作…でしょうか?」
ミカヤ「続報が楽しみよね。弟妹が増えるかも?」
エリンシア「ところで…わたくしとアイクのフラグは…」
ミカヤ「シグルド怒るから。あ、ここんとこは変わらないわねえ…シグルドも嫁ネタ増えて落ち着いた気もするけどそこはやっぱダメなのよね」
エリンシア「しょぼん…」
ミカヤ「私らはあんまり変わらない一年だったかしら?ま〜この歳まで生きるともう大抵の事は経験してるしなかなか新鮮な事って少ないのよね」
エリンシア「わ、わたくしはまだまだ経験不足の若人ですから」

43 :助けて!名無しさん!:2016/12/30(金) 22:39:27.05 ID:aYLufamd.net
そう言うミカヤ姉さんも、アイクから真剣に迫られたらコロッとイキそうですがな


来年は、三傑以外の兄弟達も、そろそろ動きがありそうですなー
エリウッドと嫁候補とか、マルスとスー略してマルスーとか

兄弟家じゃないけど、いい加減、ユミナも動いて良いのよ?
オグマにせめて好意を伝えるくらいは……伝わるかは別にして……



クロムやリーフ? 知らんよ(無慈悲

44 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 02:08:08.61 ID:OyFh5l5I.net
マリア「今年も彼氏できなかったなあ……」
ユミナ「そんな焦るものでもないでしょ」
マリア「ユミナはのんびりしすぎじゃない?」
ユミナ「マリアは焦りすぎだと思うんだけど……」
マリア「あのさ……私駄目じゃないよね? 可愛いし! スタイルだって姉様譲りだし! おっぱいおっきいし!」
ユミナ「じ、自分で言っちゃうんだ……」
マリア「来年こそ強くてかっこよくて美形で頼りがいがあってわがまま何でも聞いてくれるちょっと年上の彼氏欲しいなあ……」
ユミナ(前にも思ったけどそんなのエフラムさんくらいしかいないんだけど大丈夫なのかしらね……また何かやらかさなきゃいいけど)

45 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 07:23:09.40 ID:Gb9MS5PX.net
マリア「私が彼女なら尽くしちゃうし、えっちなことも勉強しちゃうのに、なんでうまくいかないのかな…」
ユミナ「そ、そういうことも自分で言っちゃっうの…」

46 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 18:55:31.71 ID:yYL/L6DC.net
リン「マリアちゃんって娘から…私に近いオーラを感じる…!」

47 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 19:05:29.47 ID:1tvColEF.net
残念美人ですね分かります

48 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 19:42:52.85 ID:Gb9MS5PX.net
エフラムの寝床に侵入して誘惑を実行できてるので同じというか先に行かれ…

49 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 20:28:04.00 ID:fBrBf0FQ.net
そう言えばリンは、エフラムの剛槍とご対面したことは無かったか

むしろ男性の器を見たことが無かったか
おぼこか

50 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 20:36:09.37 ID:yYL/L6DC.net
エフラム「一緒に風呂に入った事くらいはあるが…ちゃんとタオルつけていたぞ。妹にそんなもの見せられんだろう…
      まあ…互いに年齢一桁くらいのころはそんなこと気にせず堂々と風呂入ったり同じ部屋で着替えた事もあるが…どこの家もそんなもんだろう」

51 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 20:43:13.50 ID:fBrBf0FQ.net
ミカヤさんのアルバムに、男兄弟幼少期風呂上がり写真とか収められてそう

興味はおありですか? 嫁及び嫁候補の皆様

52 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 22:15:36.94 ID:OyFh5l5I.net
前にエフラムが風呂上りのリンの裸に遭遇するネタがあったような、逆のパターンがあれば……
でもマリアは裸見るどころかエフラムのを挟んで咥……

53 :助けて!名無しさん!:2016/12/31(土) 23:33:47.08 ID:Gb9MS5PX.net
もうすぐ今年が終わって新年だけどそれぞれ予定はあるのか
やはり色々し納め(意味深)から姫はj

54 :三傑の初詣(覇王編)1/2:2017/01/01(日) 02:46:16.22 ID:+BzemcAl.net
明けましておめでとうございます。

白夜稲荷神社

エフラム「サクラ、キヌ、あけましておめでとう
     二人とも、頑張っているようだな。」
サクラ「あ、エフラム兄様、みなさん、おめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします」
キヌ「エフラム、みんな、おめでとー!
   今年もよろしくね♪」
サラ「おめでとう、二人とも頑張っているみたいね」
サクラ「はい、お稲荷様の御力が上がってご利益がではじめたから。
    今年は参拝客が増えているんです」
エフラム「そうか、二人とも頑張っていて偉いぞ。
     それに、二人の巫女衣装、とても似合っている」
キヌ「えへへ、ありがとう、着せられた時動き難くてヤだったけど、エフラムがそう言ってくれるならとっても嬉しいよ」
サクラ「ありがとうございます。
    兄様は普段着でも凛凛しいですがみなさんも着物でとても綺麗です」
エリーゼ「そうかな?始めて着たから馴れないけどそれなら嬉しいよ、お兄ちゃんも誉めてくれたし」
チキ「撮影で着ることもあるんだけど、やっぱりプライベートだと気分が違うよねー」
ファ「みんなとってもきれー、お兄ちゃん、ファは?」
エフラム「ああ、ファも綺麗だし、可愛らしいぞ
ファ「やったー!」
サクラ「ふふ、さっそくお参りなさいますか?」
エフラム「そうだな、みんな行くぞ」
少女達「はーい」

ガランガラン

キヌ「エフラムは何をお願いしたの?」
エフラム「毎年なら唯強くなれることなのだが……
     今年は、お前達を守る強さが欲しい、そしてお前達と共にずっといたい……だな」
ンン「//////……まったく、そんな恥ずかしい事真面目に言うんじゃねーですよ」
ノノ「えー、そういわれて嬉しくて仕方ないくせにー。
   私はねー、お兄ちゃんとみんなとずっといたいのと、これからもいっぱいせっ……むぐむぐ」
ンン「新年早々下世話な話は止めるです!」
ミルラ「こ……今年こそ、もっと目立ちます」
アメリア「師匠と一緒に、もっと上の強さを目指すよ!」

55 :三傑の初詣(覇王編)2/2:2017/01/01(日) 02:47:56.44 ID:+BzemcAl.net
ミタマ「ここではお守り等を売っていますわ」
エフラム「確かミタマだったか、今日は真面目に働いているのだな」
ミタマ「三ヶ日 働き通し 他は寝る
    流石にこの日位、働きますわ。
    他の日でしっかり寝溜めしているのです」
エフラム「そうか、アサマ殿にあまりに迷惑をかけるなよ。
     それでお守りだが、どんなものがある?」
ミタマ「色々ですわ、商売繁盛、学業成就、恋愛成就……は、皆様には必要ないでしょうからこれはいかがです?」

つ安産祈願

少女達「//////」
エフラム「流石にそれは早い、まだみんな若すぎるから追々だ。
     ならこれが良いか、家内安全を11個頼む」
ミタマ「デザインはどうなさいます?」
エフラム「ふむ、色々あるのだな。
     みんな、好きな物を選ぶといい、勿論、サクラにキヌもだぞ」
サクラ「え、私達までですか?」
エフラム「決まっているだろう、お前達も俺の大切な恋人なのだから」
サクラ「あ、ありがとうございます」
キヌ「えへへ、自分の神社のお守りを持ってるって不思議な感じ。
   でも、とっても嬉しい」
チキ「あ、ついでに商売繁盛のお守り頂戴?」
サラ「私も貰えるかしら?
   ドリンクの販路拡大にご利益があるようにね」
エフラム「そういえば二人とも働いているのだな。
みんなも欲しい物があるなら言うと良い、ついでに……」
チキ「大丈夫だよ、これは私のわがままなんだから」
サラ「そうよ、それに私達も自分で稼いでするのだから、これくらいは自分で買うわ」
エフラム「む……そうか?」
アメリア「最初の物で充分嬉しいですよ師匠、あ、私は無病息災のを下さい」

アサマ「沢山のお買い上げ、ありがとうございます。
サクラさんが淹れた甘酒ですのでどうぞ」
エフラム「ありがとう……うむ、これは美味いな。
     甘さも程よく、とても飲みやすい」
ミルラ「とても暖かい、です。ホッとします」
エリーゼ「うん、とっても美味しい」
ファ「あまーい!」
サクラ「あ、ありがとうございます///」
エフラム「二人は三ヶ日仕事なのか?」
サクラ「はい………残念ですが」
キヌ「仕方ないのはわかってるけど、折角のお正月なのにー」
エフラム「そうだな、なら二人が落ち着いたら、三人で出掛けようか。
     行きたいところがあれば連れて言ってやろう」
キヌ「い、良いの!?」
エフラム「頑張っているご褒美だ、気にするな」
キヌ「わーい、でぇとだでぇとだー!」
サクラ「あ、ありがとうございます、兄様」
エフラム「ああ、二人とも頑張れよ」

56 :三傑の初詣(神将編)1/2:2017/01/01(日) 02:51:50.39 ID:+BzemcAl.net
アイク「ここがエフラムの恋人達がいる神社か」
サナキ「うむ、趣きがあって良い所じゃのう」
リアーネ「すこ、し……もり、に………くうきが、にてます」
サクラ「あ、アイク義兄様、カゲロウ義姉様にエルフィ義姉様達も。
    あけましておめでとうございます」
キヌ「アイク義兄さん、義姉さん達もおめでとー!」
カゲロウ「おめでとうございます、サクラ様、お稲荷様。
     エルフィから聞いていたがやはり実際そう呼ばれるとなんともむず痒いものだな」
エルフィ「そうでしょう? あ、サクラ様、キヌさん、おめでとうございます」
アイク「おめでとう、正月早々お前達は働いているんだな。偉いぞ」
サクラ「いいえ、私達はこの日だからこそ働いているんです」
キヌ「他が暇って訳じゃないけど、一番の稼ぎ時が今だからねー」
ミスト「それでも凄いよ!」
ワユ「うん、若い内から頑張ってて、尊敬するなー」
サクラ「あ、ありがとうございます。
    あ、みなさんのお召し物、とても綺麗です」
シグルーン「ありがとうございます。
      皆様に関してはわが社で全力サポートさせて頂きましたのでそう言って頂けて嬉しいですよ」
レテ「白夜風のキモノと言ったか……
   こうゴテゴテしたのは好かぬのだが、アイクが誉めてくれたから良し、か?」
セルジュ「ありがとう、あなた達もとても素敵よ」
イレース「こう神秘的?………とても不思議な雰囲気です」
キヌ「ありがとー、じゃあ、お参りに行く?」
サクラ「参拝場所まで、ご案内致します」
アイク「ああ、感謝する」

ガランガラン

シグルーン「アイク様は何をお願いされたのですか?」
アイク「強くなれる事だな、お前達を守れる様に」
サクラ「そうですか」クスクス
アイク「どうした?」
サクラ「いえ、やはりご兄弟なんだなと思いまして」
キヌ「エフラムもアイク義兄さんと同じお願いしてたんだよ?」
アイク「そうだったのか」
ワユ「弟君も大将と色々似てるからね」
リアーネ「すてき……です」

57 :三傑の初詣(神将編)2/2:2017/01/01(日) 02:52:50.69 ID:+BzemcAl.net
エルフィ「あ、あれは何でしょう?」
イレース「鍋で何かが煮えてます………美味しそう」
サクラ「鮭の粕汁です、召し上がっていかれますか?
    一杯100Gになりますが」
アイク「貰おう、11杯頼む」

レテ「む、美味いな」
カゲロウ「うむ、鮭と野菜の旨味が良く出ている」
アイク「肉は無いがこれはこれで美味いな」
サナキ「香りが良いのう、そしてわずかだが感じるこの風味………酒か?」
サクラ「その通りです、サナキ義姉様。
    お酒を造る際に絞り出して残った塊、酒粕を鮭や野菜と一緒の汁に溶かしたのがこれなんです」
サナキ「なるほどのう、そのためか体が暖まるの」
エルフィ「……終わっちゃいました」
イレース「これ一杯じゃ足りないです、おかわり下さい」
サクラ「ええと、他の方の分があるのであまり沢山は……」
セルジュ「サクラちゃん、これのレシピ教えて貰えるかしら?
     二人とも、戻ったら私が作ってあげるから、今は我慢しなさい」
エルフィ「………わかりました」
イレース「楽しみにしてます」

サクラ「御守りも買って頂いてありがとうございます」
キヌ「色々買ったねー家内安全に商売繁盛、それに、厄除?」
ワユ「やっぱり工務店だからね、私達はみんな丈だけど何があるか解らないし」
ミスト「お父さんにも買ったよ」
シグルーン「そして安産祈願もしっかり確保させて頂きました」
サナキ「そなたはもう少し自重をだな……」
シグルーン「ご安心を、サナキ様の分も確保致しましたので」
サナキ「何の安心なのじゃ!?」
アイク「落ち着け、中々楽しい時間を過ごせた。
    感謝するぞ二人とも」
キヌ「良かったならこっちも嬉しいよ。
   今年もよろしくね」
サクラ「それでは皆様、良い御年を」

58 :三傑の初詣(女帝編)1/2:2017/01/01(日) 02:55:33.45 ID:+BzemcAl.net
カムイ「ここがサクラのいる神社かー」
フェリシア「意外と賑わってますねぇ」
ジョーカー「それにしても、お前が出てくるとは珍しいな」
???「折角だからね、長く離れてたからたまには里帰りしないと」
フローラ「確か、妹さんがいるのだったわね」
???「そうだよ、懐かしいなぁ、キヌは元気にしてるかな?」
サクラ「あ、カムイ義姉様それにジョーカーさん達も、ようこそいらっしゃいました。
    あれ?そちらの方は?」
???「ああ、君が新しく入った巫女さんかい?
    うん、君もまた、美しいね」
サクラ「はい?え……あぅ……」
キヌ「あれー、サクラ、どうしたの?
   ………って、あれ?なんで?」
アサマ「何があったのですか?
    ……って、まさか、ニシキ様?いつお戻りになったのです?」
ニシキ「ただいまー♪元気にしてたようで良かったよ、キヌも元気だったかい?」
キヌ「うん!戻って来たんだ、ニシキ兄さん!」
サクラ「えと……あの……」
アサマ「ああ、サクラさんはご存知ありませんでしたね。
    あの方はこの神社の稲荷神の一角でキヌ様の兄君、ニシキ様ですよ」
サクラ「ええ!あの、私、とんだご無礼を」
ニシキ「気にしなくて良いよ、知らなかったんだし堅苦しいのは苦手だからそっちの方が良いしね」
サクラ「あ、ありがとうございます」
カムイ「じゃあさっそく、お参りに行こう」
サクラ「あ、はい、ではご案内致します」
アサマ「私は他に用意がありますので、サクラさん、お稲荷、じゃなかった、キヌ様、案内お願い致します」

カムイ「そういえばさっき色々あって挨拶がおくれたね。
    あけましておめでとう、今年もよろしくね」
サクラ「あ、そうでした、おめでとうございます。
    こちらこそ、よろしくお願いいたします。
    それからこちらも今更ですが、義姉様は着物ですが皆さんいつものお召し物なんですね」
フローラ「私達はいついかなる時もカムイ様の為奉仕する立場です。
     着飾って受かれていられる立場ではありません」
フェリシア「でもカムイ様のお着物にも憧れがありますけどねぇ」
カムイ「まぁメイド服もいいけどねぇ、帰ったら着替えさせてから可愛がるつもりだよ。
    あ、サクラみたいな巫女服も良いよねぇ」
サクラ「えと……///」
キヌ「兄さん長い間離れてたけどさー、何してたの?」
ニシキ「恩返しで色々していたらそれだけ経っちゃってね。
    今はカムイの所にいるんだ」
キヌ「カムイの所って言うと、そういうこと?」
ニシキ「………ああ、カムイから聞いてたんだ、キヌ、恋人が出来てたんだってね。
    そう言うこともわかるようになったか」
キヌ「え!えと……あぅ」
ニシキ「ふふ」

59 :三傑の初詣(女帝編)2/2:2017/01/01(日) 02:56:28.26 ID:+BzemcAl.net
ガランガラン

サクラ「義姉様達はどんなお願い事をされたのですか?」
カムイ「やっぱり商売繁盛、そしてみんなとずっといたいかな?」
サクラ「やっぱり、エフラム兄様やアイク義兄様とにていますね」
カムイ「あれ?あの二人も来てたんだ。
    でも似てるか、何か、嬉しいな」
ジョーカー「願いはカムイ様の幸せ以外あり得ん。
      カムイ様の幸せこそが俺の幸せ」
フェリシア「ドジを直す事ですねぇ、そしてカムイ様の為に一杯働きたいですぅ」
フローラ「何でしょう?結局叶いそうに無いような。     無病息災ですね私自身健康で、そしてカムイ様の為に今年も休まず働ける事です」
キヌ「みんなカムイが大事なんだねー」
サクラ「私達が兄様が大事なのと一緒ですね」

カムイ「やっぱり、初詣の楽しみと言うとおみくじだよねー
    …………やった、大吉だ!とくに商売に関しては上手くいきそうだから嬉しいね、今年も頑張ろう!」
ジョーカー「吉か、まぁどんなものでも俺は変わらん。
      今年も粉骨砕身でカムイ様の為働くのみ」
フローラ「中吉ですが、まぁジョーカーと同意見ですね」
フェリシア「末吉でしたぁ、特に願い事は要努力って………」
ジョーカー(今年もこいつのドジに振り回されるんだな)

カムイ「じゃあニシキはここに残るんだね?」
ニシキ「ああ、久々に帰ったし、この時期位は手伝おうと思ってね。
    久しぶりにみんなと過ごしたいし、お正月明けには戻るよ」
カムイ「わかったよ、じゃあ家族と仲良くね。
    そしてニシキも私にとって大事な家族だから、待ってるよ」
ニシキ「ああ、またね」頬にキス
ジョーカー「な、ニシキ、お前は!」
フェリシア「まぁまぁジョーカーさん」
フローラ「彼もカムイ様の婿であり暫く離れる故の挨拶なのですから。
     それよりもこちらの方が……」
サクラ「あわわゎゎわ//////」
キヌ「に、兄さんってば、とても大胆、私もエフラムに///」
カムイ「ふふ、じゃあ戻ってくるの、待ってるよ、またね」
ニシキ「ああ、またね、さぁ、行こうか」
キヌ「う、うん……」
サクラ「あ、ね、義姉様、良い御年を!」
ニシキ「………ねえキヌ、今、幸せかい?」
キヌ「うん、とっても!でも突然何で?」
ニシキ「いや、幸せなら良いんだ。
    それから、キヌの恋人、カムイのお兄さんなんでしょう?今度会ってみたいな」
キヌ「う、うん、機会があったらね///」

60 :助けて!名無しさん!:2017/01/01(日) 03:41:39.41 ID:MADYQfh0.net
新年初乙!
みんな幸せそうで何より
3人の似てるとこ違うとこが感じられてクスっとしてしまった
こういう賑やかさ大好き

61 :助けて!名無しさん!:2017/01/01(日) 08:13:11.77 ID:YVqNPGyd.net
大作乙
新年早々、ニヤニヤさせてもらいました

今年も賑やかなスレでありますように

62 :助けて!名無しさん!:2017/01/01(日) 15:31:20.57 ID:+B9YG6iS.net
リーフ「覇王、神将、女帝に葉皇を加えて四天王にするのはどうだろう?
    ハーレムの構成員はミネルバさんシーマさんエリスさんニーナ様エレミヤ様マチルダさんアルテナさん
    ディアドラさんアイラさんセルフィナさんエーヴェルさんギネヴィア様セシリア先生エキドナさんカアラさん
    イサドラさんウルスラさんソーニャ様ヴァイダさんミレディさんエレンさんイグレーヌさんルイーズさんブルーニャさん
    セライナさんユーノさんイドゥンさんナターシャさんシレーネさんテティスさんティアマトさんアスタルテ様
    カリルさんニケ様ミリエルさんベルベットさんインバースさんエメリナ様フラヴィアさんユウギリさんミコトさんシェンメイさんカミラさんで」
ユンヌ「はいはい、無理無理。だってあんたポークピッツだし」
リーフ「…今…初めて僕はどれだけエイリーク姉さんを傷つけていたのか…僕の大罪がわかった…」

63 :助けて!名無しさん!:2017/01/01(日) 16:27:22.42 ID:bv9GYwx6.net
キヌ「やっぱりこの時期は忙しいよね……」
サクラ「お正月ですから、仕方ないですよ」
キヌ「分かってるけどさ……。あーもう落ち着いたらエフラムに思いっきり可愛がってもらうかんね!」
サクラ「兄様に……思いっきり……はっ、い、今はお仕事に集中しないと」
キヌ「そろそろ休憩終わりだし、行こっか」

オボロ「どうか今年も商売繁盛を……」
キヌ「あっ、オボロじゃん。今年も着物のことでお世話になっちゃうから頑張ってほしいねえ」
サクラ「そうですね、あと暗夜のことでももう少し冷静になっていただけると……」

ミドリコ「今年はもっといいお薬を作れるように、おねがいします!」
サクラ「ミドリコさんのお薬は十分効果があると思うんですが……」
キヌ「たまに失敗があるのがね……アタシも泣き落としで飲まされるから腕が上がってほしいよ、ほんとに」

マリア「今年こそ強くて優しくて美形で私のわがまま聞いてくれて頼りがいのあるちょっと年上の彼氏が欲しいです」
キヌ「……この条件の人誰かいる?」
サクラ「兄様くらいしか……また何か起こさなければいいですけど、あのお仕置きは色んな意味でこわいです」

マークス「今年こそ運命の女性を……」
キヌ「あー……」
サクラ「……な、何か言ってください」

リーフ「今年こそ綺麗なお姉さんとお付き合いしたい……」
キヌ「ゴメン、今のアタシの力じゃ……」
サクラ「神様にもできることできないことが……」

64 :助けて!名無しさん!:2017/01/01(日) 17:35:53.12 ID:YVqNPGyd.net
マークス兄さん、異教の神にすがるほどか……
いやもう、素直にお見合いしろや、面倒臭い

マリアには……竜騎士繋がりで、アリオーンか誰か兄姉に紹介してもらう?
あのシスコン達が許せば、だけど、アリオーンなら割りと良物件では?

65 :助けて!名無しさん!:2017/01/01(日) 17:38:01.86 ID:c5UUMfG1.net
マークスはここまで行くと軽く湧いてんじゃないかと思えてきた

66 :助けて!名無しさん!:2017/01/01(日) 20:25:47.11 ID:+B9YG6iS.net
アルテナ様が妬きそうでそこも障害になるかも

67 :助けて!名無しさん!:2017/01/02(月) 01:02:18.17 ID:g7Id307f.net
強くて優しくて美形でわがまま聞いてくれて頼りがいのあるちょっと年上で独り身でブラコンの妹とか居ない彼氏候補

なにその超難易度条件
マリア、下手するとユミナより婚期遅れるんじゃ……いや、まだ若いし、まだ先があるさ、多分


マークスとリーフは、いい加減に夢から覚めろ

68 :助けて!名無しさん!:2017/01/02(月) 05:59:54.79 ID:GKchMW7g.net
マークス「覚めてどうする?覚めた後の生、望みの無い人生に如何程の希望があろうかね」
リーフ「夢に見捨てられた後でもそれは心の奥でくすぶり続ける…たぶん死の間際まで」

ピエリ「……ねーぇラズワルド、臣下的にマークスさまのお力になるの!彼女探してあげるの!いい方法なーい?」
ラズワルド「…あったらまず僕が彼女作ってるよ……」
ピエリ「それもそーなの。喪のラズワルドに相談したのが間違いだったの。どおしよー」
ラズワルド(自分がマークスさまの彼女になってあげるって発想は…無いんだなあ…)

69 :助けて!名無しさん!:2017/01/02(月) 10:52:03.94 ID:dxwSqMhV.net
アサマ「この神社にも、お稲荷様の御利益のおかげで色々な方々が来てくれるようになりましたねえ」
ミタマ「三が日だけ働いてあとは寝ていられるので大変ありがたいですわ」
キヌ「アタシの力が上がればお小遣いが増えてエフラムが褒めてくれる格好ができる!ってことなら頑張れるよねえ」
サクラ「私も何か新しい格好に挑戦してみましょうか…」

70 :助けて!名無しさん!:2017/01/02(月) 15:43:39.94 ID:GKchMW7g.net
ユンヌ「キヌんとこは賑わってんわねえ。そいやあたしも白夜ん連中に神社に祀られたんだっけ。あたしんとこには誰か来てっかしら?」

アトス「カップル爆発しますように」
プリシラ「Sが仕事で失敗して左遷されますように」
ナーシェン「ゼフィール署長のスキャンダルが見つかって首になり、汚職し放題のベルン署になりますように」
ゲブ「わし好みの美少女てごめにできますように」
カシム「いいカモ見つかって金が儲かりますように」

ユンヌ「なにこれ…なんでこんな禍禍しい連中ばかり…」
セリカ「だってあんた祟り神みたいなもんでしょーが」

71 :助けて!名無しさん!:2017/01/02(月) 16:19:50.93 ID:EKhIz0+l.net
アトスがプリシラと手を組み三傑に突撃して、玉砕する光景が見えた

72 :助けて!名無しさん!:2017/01/02(月) 16:19:51.66 ID:dxwSqMhV.net
ユンヌ「アイクと姫始めさせてくれるんならあたしの力も爆上がりするのに」

73 :助けて!名無しさん!:2017/01/02(月) 20:33:54.75 ID:NfRrIJVu.net
姫始めという単語を使う機会がある白夜の嫁はカゲロウ、キヌ、サクラか
と思わせつつシグルーン、セルジュやサラ、ノノあたりが情報を仕入れて迫っているかもしれない

74 :助けて!名無しさん!:2017/01/02(月) 20:47:42.26 ID:qOlp542Z.net
ミコト「あら、わたくしもおりましてよ?振袖姿をお見せしたらガロン様が喜んでくださいまして」
シェンメイ「姫って歳じゃないでしょ…」
ミコト「お姉さまひどい。お姉さまだってはりきってむごごご…ぷは…口を手でふさぐ事は無いと思うのですけど」
シェンメイ「もーちょっと!もーちょっとオブラートで包んで!」
ミコト「それにオボロちゃんもおりますわ。ふふ、如何でして?今年最初の夜は」
オボロ「え…えう…えうあうあ…お、お義母様…そ、その…」
シェンメイ「義娘に無茶な質問すなー!?これこれこうでした…なんて義母に打ち明けられる娘さんがどこにいる!?」
ミコト「あら、サクラだけではなくてオボロちゃんにもいろいろ手ほどきしてあげたいですのに。タクミとの子も早く見たいですしガロン様も孫を心待ちに…ああでも孫の前にもう少しお子様がいたって…きゃっ」
シェンメイ「……あんたアラフォーのくせに若すぎ!?いつ枯れるのよ!?」

オボロ「私…なんて答えればよかったんでしょうか…」
タクミ「…適当に流すしかないんじゃないかな…」
エリーゼ「たくみんも結構常識人枠で苦労するよね」
サクラ「み…みなさまこぞって姫はじめのお話ばかり…ああっ…なんて破廉恥なんでしょう//////」

75 :助けて!名無しさん!:2017/01/02(月) 21:24:11.47 ID:dxwSqMhV.net
ミコトはサクラに色々教えててキヌはサクラ経由で勉強して実践
カゲロウはアイクのためならと忍の情報収集力で情報を仕入れてそう

76 :助けて!名無しさん!:2017/01/03(火) 00:57:09.18 ID:eNm+npFx.net
というか忍なら夜の寝技は訓練済みなのでは

77 :助けて!名無しさん!:2017/01/03(火) 07:28:51.74 ID:oTclmX3y.net
カゲロウ「アイク殿……」
アイク「カゲロウか、どうした?」
カゲロウ「……白夜には、姫始めという言葉があるのを知っているだろうか」
アイク「いや、知らないな……どういうことだ?」
カゲロウ「今の認識では……仲の良い男女が、だな、その年で初めて……交わることを言うのだ。私も……恋人としてだな」
アイク「……そうか」
カゲロウ「っ!? ん……ぅ……ふ」
アイク「……ふう。恋人として白夜のそのような風習、というか皆がやっていることをしてみたい、ということか?」
カゲロウ「いきなりこんな深い接吻は……いや、いい……その通りだ。加減なぞしなくていい、アイク殿の好きに……」
アイク「カゲロウ……」
カゲロウ「ん……も、もっと強く触っても……いいんだぞ……あ……言い出したのは私なのだから……私からも……させてくれ」

エルフィ「あんなことも……ああすれば喜んでくれるのね……勉強になるわ」
リアーネ「すごい、です……わたし、も」
ワユ「大将の方もね……やっぱり凄いわ。あたしも普段あんな風にされてるんだ……」
ミスト「うん……キスしながら触られてると思ったらいつの間にか脱がされてるし」
イレース「私も……されたいし、してあげたいです」
レテ「まあ、今は白夜のイベントのような体なのだから最初はカゲロウに譲るのもいいだろう。つ、次は私も……」
セルジュ「カゲロウが一旦落ち着いたらしてもらいに行きましょう? ……どうせなら着物姿の方が喜ぶかしら」
シグルーン「あの神社の子たちも素敵でしたし、私は巫女姿で抱かれたいですわ。サナキ様の分も用意してありますのよ」
サナキ「だからなぜそんなものを用意してあるのじゃ」

78 :助けて!名無しさん!:2017/01/03(火) 16:05:01.67 ID:bpdDpKIG.net
オロチ「どうじゃ、わらわの言った通りにすれば上手くいったであろう?」
カゲロウ「ああ…少し恥ずかしいものもあったが、感謝する」
オロチ「うむ、これからも親友のわらわを存分に頼るがよい」
カゲロウ「しかし…このようなことでもオロチの助言に助けられるとは、やはり占いで分かるのか?」
オロチ「それもあるが…今回のようなことはミコト様から色々聞いているからの」
カゲロウ「…サクラ様とお稲荷様のことが少し心配になってきたぞ」

79 :助けて!名無しさん!:2017/01/03(火) 17:18:14.99 ID:d5rX91sf.net
ミカヤ「……私もミコトさんみたいに長年の経験とせいぎ…わ、技をみんなに伝授すべきなのかしら?
    数十スレに渡って進展の無かったみんながどんどんリア充になってるんだし」
エリンシア「もう今更ですしみんな戸惑うだけかと。姉さまはマイペースにおこたにおられるのがよいのでは」

80 :助けて!名無しさん!:2017/01/03(火) 20:59:25.76 ID:bpdDpKIG.net
ミコト「娘たちに色々教えたいですし、私と情報交換するというのは…」
シェンメイ「…本当にどんだけなのよあんたは」

81 :助けて!名無しさん!:2017/01/03(火) 21:47:40.50 ID:d5rX91sf.net
ヒノカ「年下の小さな男の子の愛で方複数同時…なんて、すきる授けられても困る!?」
ミコト「あらぁ、ヒノカも喪組脱出が叶ったのですし幸せな初体験してもよろしいと思いますわ」
ヒノカ「つかなんでそんなもん知ってるんですかぁ!?」
ミコト「母の人生経験の深みです…あ、今の台詞無しで。えーっと、歳の近い殿方たちですから感性的に合うとかそういう感じで」
ヒノカ「苦しすぎます!?さすがに!」
ミコト「もう、冗談ですのに。でも覚えておいて損はありませんわ。ヒノカにお婿さんたくさん…楽しみですわねえ」
ヒノカ「天然通り越して頭のねじが飛んでしまわれてる…」

82 :三傑の新年挨拶回り1/2:2017/01/03(火) 23:03:39.99 ID:+QsiQ9qh.net
カムイ「あ、エフラムお兄ちゃん、アイクお兄ちゃん」
エフラム「カムイ、すまん、遅れてしまったか?」
カムイ「ううん、10分前だよ、それに私も少し前に来たばかりだし」
アイク「そうか、それなら良かった、早速向かうか?」
カムイ「うん、じゃあしゅっぱーつ!」

白暗夜家

レオン「いらっしゃい、てカムイ姉さんにエフラム?
新年早々どうしたのさ、それに、もう一人は……」
アイク「ああ、始めて会うな、俺は兄弟家の次男でアイクという、よろしく頼む」
レオン「う、うん、よろしく……」
カムイ「明けましておめでとう、レオン、新年の挨拶に来たよー」
エフラム「今年もよろしくな、それでガロン殿はご在宅だろうか」
レオン「ああ、そう言うことか、父上ならちょうどいるよ、案内するから、付いてきて」

カミラ「ああ、カムイ、私に会いに来てくれたの?とても嬉しいわ」ギュ
カムイ「カミラお姉ちゃん、明けましておめでとう。
    お姉ちゃんに会いたかったのは確かだけど今日は新年の挨拶に来たんだよ」
カミラ「あら、そうだったの、あ、ごめんなさい、挨拶が遅れてたわね。
    明けましておめでとう、今年もよろしくね、で、そちらの方達は……」
カムイ「エフラムお兄ちゃんとアイクお兄ちゃんだよ、一緒に挨拶に来たんだ」
カミラ「ああ、彼らがあの娘達の………
    よく来てくれたわね、歓迎するわ。エリーゼ達をよくしてくれて、ありがとう」
エフラム「いや、カミラ殿、お礼をいうのはこちらの方だ。
     エリーゼとサクラには、とても助けられている」
アイク「こちらも、エルフィとカゲロウには世話になりっぱなしだ」
カミラ「クスッ、あの娘達から聞いてたけど、二人とも、中々良い人みたいね」
レオン「そういえばさ、エフラム、あんたの弟の葉っぱ、何とかしてくれない?
カミラ姉さんに付きまとって飛び掛かって来て、ホントに迷惑なんだけど」
エフラム「すまん、俺を始め家族みんなで注意しているのだが一向に改善しない。
代わりと言っては何だが撃退の際は遠慮なしに全力でやってくれ、あいつはそう簡単に死なん」
レオン「わかったよ、しょうがないな。
    あ、ここで父上達が待ってるよ」

83 :三傑の新年挨拶回り2/2:2017/01/03(火) 23:04:45.73 ID:+QsiQ9qh.net
ガロン「よくぞ来た、カムイ、そして婿殿達よ、ようこそ、白暗夜家へ、ゆっくりしていかれよ」
カムイ「ありがとう、ガロンお義父さん、お義母さん。
    そして、明けましておめでとう、今年もよろしくね」
エフラム「おめでとうございます、ガロン殿、ミコト殿、シェンメイ殿。
エリーゼとサクラには、いつもお世話になっております」
アイク「こちらも、エルフィとカゲロウには世話になっている」
ミコト「うふふ、いつもサクラ達には聞かされているわ。
    お互いの仲は良好な様で、なによりね、それに、そちらの方も」
シェンメイ「然り気無くセクハラ発言するのは止めなさい。
      と、お互い仲良くやれてるのは良いことだわ、今年もよろしくね」
カムイ「ありがとう、今年もみんなと仲良く、がんばるよ」
ガロン「そうか、ところで、孫の方はどうなりそうかのう?」
シェンメイ「ガロン様、気になるのはわかりますがカムイさんやエフラムさんはまだ学生です」
ミコト「一番近いのはアイクさん周辺のエルフィやカゲロウではなくて?」
ガロン「おお、そうか、で、アイク、どうじゃ?」
アイク「少なくとも、あいつら次第になる、二人が望むのなら、俺の身を賭けても叶えてやりたいと思っている」
ガロン「そうか、やはり頼りになる義息子の存在は頼もしいものよ、あやつとは大違いだ」
マークス「……………」
ガロン「今日はめでたき日故多くは言わぬが、このままでは我が家の次期当主として認める事はできぬ、よく心しておけ」
マークス「………はい」
ガロン「さて、では三人に渡すものがある、ミコト、持って来てくれ」
ミコト「はい、ガロン様………
さあ、皆さん、どうぞ」
アイク「む、これは?」
ガロン「決まっておろう、正月なのだ、お前達へのお年玉だ」
カムイ「わー、ありがとー!!」
エフラム「確かに有り難いのですが、随分と多いのでは?」
ガロン「そこまでではない、ざっと一人10万G程だ」
エフラム「な!そんな沢山、いただけません!」
シェンメイ「貰って置きなさい、あの娘達の為に色々入り用でしょう」
ミコト「貴方達があの達の為にくりすます、そして年末年始の為色々働き稼いだ事は知っています。
    それだけあの娘達を愛して、頑張ってくれた事へのお礼も入っているのだと思って下さい」
アイク「しかし………」
ミコト「それなら、今年もあの娘達、そして他の娘達を愛して、幸せにしてあげて」
シェンメイ「そしてその前払いとして、それを受け取りなさい」
ガロン「………そう言うことだ、遠慮なく受けとれぃ」
カムイ「お兄ちゃん………」
アイク「あいつらを今年も愛し、大切にすることはかわらない」
エフラム「ですがその親心、しかと受け取りました。
     有り難く頂きますと同時、厚く御礼申し上げます」
ガロン「うむ、それでこれからどうする?」
エフラム「申し訳ありませんこれから他にも回る所がありまして」
ガロン「そうか、なら無理に引き止められまい、今年もみな、よろしく頼むぞ」

エフラム「それで、カムイ、アイク兄上、二人はどうする?」
アイク「まずは親父の所に行ってからヴィオール家、その後はガリア、セリノスの方に回り、ライやリュシオンへの挨拶をしてくる」
カムイ「私はこれからクーリアさんの所に行ってから他にも回るよ」
エフラム「そうか、俺もマンフロイ殿を訪ねてから竜王家に向かう、今日はここまでだな」
アイク「そうだな、二人とも、改めて、今年もよろしくな」
カムイ「よろしくー、今年も頑張ろうね」

84 :三傑の新年挨拶回り(裏話):2017/01/03(火) 23:09:09.34 ID:+QsiQ9qh.net
エフラム「ところで、ヒノカ殿を始めとした他に見えない者は?
     サクラは巫女の仕事、エリーゼはバイトの仕事始めで来られなかったが」
アイク「エルフィはエリーゼの護衛に行き、カゲロウは………」
カムイ「あー、成程、頑張り過ぎたんだね、他の子達は大体こっちにいるね」
レオン「いきなり何て会話するのさ、まあいいけど。
    ヒノカ姉さんは子供達の初詣の引率、リョウマ兄さんはクリムゾンと、タクミはオボロちゃんと初詣デート」
エフラム「レオンは予定はなかったのか?」
レオン「………聞かないでよ」

85 :助けて!名無しさん!:2017/01/03(火) 23:33:48.36 ID:d5rX91sf.net
乙。ガロンさんの綻んだ顔が見えてくるようで和む
ミコトさんたちもほんと好きやー

86 :助けて!名無しさん!:2017/01/04(水) 00:46:14.03 ID:vf0Eh7mm.net
エルフィに続いて、カゲロウもいつの間にか義理の娘扱いされてるww

はたして、ガロンさんに初孫を見せてくれるのは、どの娘になるのか
何番目の孫でも溺愛しそうだけどな、このスレのガロンさん


しかし、1Gが何円かによっては、新年早々凄まじい出費ですよ、白暗夜家

87 :助けて!名無しさん!:2017/01/04(水) 00:54:39.45 ID:tFVQE2aJ.net
サクラ 時間の問題、致す回数も多く積極的
エリーゼ そのうちには、サクラほどは致してなさそうだが…皆で楽しんでるし
エルフィ いずれ、しかしエリーゼと時期被らせないようにしそう
カゲロウ 近いうちに
ヒノカ 少年たちとのフラグ完成はあと一押し?逆ハー形成したら時間の問題
カミラ 無理、だって百合ですし
アクア 浮いた話もめぼしい相手もなし
カンナ 同じく
フォレオ ユリウスと子供作るのは不可能

ガロンの娘、義娘たちの初孫状況

88 :助けて!名無しさん!:2017/01/04(水) 02:10:32.53 ID:tFVQE2aJ.net
ちなみに息子たちの方も

リョウマ クリムゾンさんとそのうちに
タクミ 学校出たらオボロと

シノノメ キサラギ ジークベルト カンナ 
カムイのハーレムメンバー、いずれカムイと子供作るかも

マークス&レオン
……………

89 :助けて!名無しさん!:2017/01/04(水) 13:39:41.54 ID:BZ3VaDrP.net
イレース「子供…アイクさんが欲しいなら、もっと…」
セルジュ「そうね、アイクがもっと喜んでくれるように頑張らなくてはね」
シグルーン「盛り上がってきましたわ…アイク様のところに行きましょう」
サナキ「…いや、待て、なぜ私まで引っ張っていくのじゃ!?」

90 :助けて!名無しさん!:2017/01/04(水) 20:34:04.44 ID:fR0bdA5v.net
>>52
リン「さっむーくなっちゃったわねぇ…お風呂入って温まったらポカリ飲んでねーよっと」

健康優良野生児のリンの夜は早い。
さっさと休む前の入浴タイムを楽しもうと脱衣所の戸を開け―――――――

エフラム「――――――あ」

そこにいたのは兄だった。
丁度全裸の……間が悪かったといおうか、槍の稽古だったり少女たちとの情事だったり兄は汗をかく事が多い。
ゆえに身なりはきちっとしようと割とこまめに風呂だったりシャワーだったりで身を清める事は多い。
少女たちと一緒に入る事も多いがこの時は独りだったようでそれはさておき…


リン(ええええええ、エフラム兄さん!?逞しく引き締まっていてそれでいて細身な体がセクシーで湯気がぽわぽわぽわしてて!
   ああびっくり顔もハンサムであばばばばばばば…)
リンはテンパった。それはもうテンパった。
超ドギマギしつつテンパった。一緒に入った事も何度かあるのだが…
その時はタオル装備だったが今は無い。すなわち立派な槍が視界に…
リン「ここここ、子供の頃に見た事はあるけど…あああ、あの時と全然違う……」
エフラム「…何がだ…と、とにかくすまん…!すぐにどく」
ささっとタオルで隠してしまうがタオル越しにも立派さがわかる。
まずい。野生の血が騒ぎそうで…リンは焦った。
ロリコン治療としていろいろしてた時も結構理性吹っ飛びそうだったのだがこれはまずい。
リンの中の野獣が目覚めてしまう。そうだ深呼吸しよう。
リン「う…うん…急に開けちゃってごめんね兄さん?」
エフラム「ああ…気にするな」
兄はシャツに袖を通し着替えを済ませるとささっと出ていった。

それからリンは…所在無げに衣服を脱いで風呂に浸かると……
リン「うう……み…見ちゃった……」
顔の下半分くらいまで湯に浸かって豊満な体を腕で抱いて……
葛藤や溜まったフラストレーションや喪の鬱憤やその他もろもろの衝動を…


独りで遊んで鎮める事になるのだった…


おしまい

単に独りでしりとりしただけかも知れぬしご想像にお任せします

91 :助けて!名無しさん!:2017/01/04(水) 22:12:56.71 ID:R8bJi2pm.net
ミカヤ「兄弟で一緒にお風呂くらい普通よね?」
エイリーク「ですよね?」
カムイ「ねー?」

ミカヤ:未だにアイク等と入浴していそうな姉
エイリーク:未だにエフラムと入浴していそうな双子の妹
カムイ:兄弟姉妹問わず入浴中に乱入しそうな女傑


シグルド「KINSHINは許さn
ラケシス「汚れなき美しい兄妹愛にまで口出ししないように。
     あ、ミカヤ義姉様は姉弟愛ですね」
シグルド「ぐ……! 確かにセンサーには『親愛』としか……!
     しかし! リンはどうも怪しい!
     セリカもアウトだ!」
セリカ「今回は私と関係ないでしょ!
    せっかくの新春なのにうるさいのよ! 兄さんのバカ!」

92 :助けて!名無しさん!:2017/01/04(水) 22:36:29.97 ID:BZ3VaDrP.net
リン「ああ…完全に頭に焼き付いちゃった…なんとか私の中の野生を静めないと今夜にでも兄さんの部屋に忍びこんじゃいそう…はう…」

ノノ「お兄ちゃんの裸を見ちゃってスイッチ入っちゃうのはわかるわかる」
サクラ「私も思いだすと…あぅ…ダメです」
キヌ「アタシも…あとあのときのエフラム匂いでもう…抑えられなくなっちゃう」
サラ「まあ…ね。ンンもそうよね」
ンン「な、何を勝手に断定してるですか」

93 :助けて!名無しさん!:2017/01/04(水) 23:25:39.85 ID:R8bJi2pm.net
エフラム嫁達って、こっそり安産祈願のお守り買ってそう
サラとチキは、仕事が忙しいから我慢したかもだけど

アイク嫁は全員買ってる(確信


ガロン「初孫! 2人目以降も早よう! 早うっ!!」

94 :助けて!名無しさん!:2017/01/05(木) 00:08:00.39 ID:kW+1IzRr.net
マルス「兄さん達のハーレムで、誰が最初に懐妊するかのトトカルチョは……」
リーフ「流石に、乗ってもらえないんじゃないかなぁ」
マルス「うぅーん、なら、次に兄弟家と結ばれそうな人の予想とか?」
リーフ「スーとマrコノヒトデナシー!」

95 :助けて!名無しさん!:2017/01/05(木) 02:15:29.70 ID:t3jGUmwj.net
他人の予想をすることで自分を話題の中心から外すマルス策士

だが陰でスーで妄想して自家発電してそう
…でも踏み込め無さそう
どうなんですかねマルス様

96 :助けて!名無しさん!:2017/01/05(木) 07:01:02.39 ID:lKq8uLUA.net
サクラ「多くの人に来ていただけたということは、それだけお稲荷様の御力が認められたということですから……」
エフラム「よく頑張ったな、二人とも」
キヌ「ほんとに大変だったよ! エフラムとみんなにお仕事じゃないときに会う時間全然作れないしさ!」
サクラ「本当に……数日なのにもっと一週間以上お会いできなかったように感じました」
エフラム「……そんなに大変だったのか?」
キヌ「うん、こんなに会えなかったの初めてだからさ……ちょっと寂しかったよ」
サクラ「私もです……」
エフラム「そうか……俺も正直なところを言うと、二人に会えなくて寂しかったぞ」
サクラ「それに……こんなに我慢するのも、辛かったです」
キヌ「アタシも……何日も我慢して……今エフラムの匂いとか嗅いじゃったから……その、そろそろ限界かも」
エフラム「……二人とも、こっちに」
サクラ「あ……兄様……もっと触れてください……」
キヌ「んぅ……本当にもう限界……エフラム……最初はアタシたちが……」


ミルラ「何かいつも以上に凄いことになってますね……」
サラ「数日お預けだったからね、反動でああなるのも仕方ないわよ」
アメリア「確かに……何日も全然会えなかったって考えたら、あたしにも分かるなあ」
ノノ「凄いよね、ノノだったら本当にどうにかなっちゃってたかも」
エリーゼ「冗談に聞こえないよ……ノノは新年だからってずいぶん張り切ってたね」
ノノ「ノノだけじゃないよー。チキも巫女服とか用意しててお兄ちゃんに激しく可愛がってもらったし」
チキ「サクラたちの格好可愛かったし……お兄ちゃんが喜んでくれてよかったよ」
サラ「ンンも負けないくらい頑張ってたわよね?」
ンン「な、な、何がなのです?」
サラ「ファが可愛がられてるときだったけど、ンンが何ておねだりしたか覚えてる?」
ファ「ファ覚えてるよ、んーとね……」
ンン「や、やめれなのです!」

97 :助けて!名無しさん!:2017/01/05(木) 16:01:17.73 ID:CFIFTw60.net
キヌ「あー…もう朝かあ…さすがにちょっと…抑えられなさすぎた気が」
サクラ「私も…少し我を忘れすぎました…会えない日が続くとどうしても」
ノノ「それさ、来れないときは神社で会ったときにちょっとした隙を見つけて巫女姿で境内の人目につかない場所で…ってのもあると思うよ!」
サクラ「ええ!?で、でも…それは…」
サラ「まあ、ある意味神社とか巫女の鉄板のアイディアね」
キヌ「そ、そうなの…?」

98 :助けて!名無しさん!:2017/01/06(金) 00:12:03.13 ID:7Zr8rqv8.net
>>97
リン「なして…なしてみんな、そんな域まで進展してるのに私は進まないのよー!」
エイリーク「常識的に考えてKINSINNはまずいでしょう。それに兄上が妹にそそぐ愛は愛の種類が違いますから」
リン「常識的な突っ込みをありがとう!?そうだけど!それはそうだけど!わ、私やエイリーク姉さんとお風呂とか入っても…あの子たちに注ぐ愛の方向の状態にならないもんね兄さんの槍…」
エイリーク「/////…リンのえっち…」
リン「おっしゃるとおりで返す言葉も無いけど…私が欲求不満な事もわかって…」

99 :助けて!名無しさん!:2017/01/06(金) 18:32:26.46 ID:eQKYBDWO.net
リン「何か不満というかモヤモヤを解消する方法は……あっ」

エフラム「よし、今回はここまでだ」
リン「うん、いつも付き合ってくれてありがと、兄さん」
エフラム「気にするな。しかし、最近訓練や手合わせに熱心になったんじゃないか?」
リン「そ、そう?体を動かすのが好きなのは前からだけど…それより、またアレ…よろしくね」
エフラム「ああ、疲れが残ってはいけないからな、マッサージも任せろ」

エイリーク「体を動かしつつ兄上との時間を作り、さらに兄上に触れてもらうという…」
カムイ「それって普通の…いや、最後のがヤバイかも」

100 :助けて!名無しさん!:2017/01/06(金) 19:31:42.54 ID:cghAs0uw.net
セリカ「こ れ よ ! 畑仕事野良仕事は重労働、疲れたアルムの体を癒すために私が揉んだり撫でたりしてあげるのは必然!」
シグルド「リンとセリカはよそに彼氏作りなさい!兄妹でイチャイチャなんて許しませんよ兄さん!」
ラーチェル「エイリークはわたくしにお任せくださいまし」 

101 :助けて!名無しさん!:2017/01/06(金) 20:35:23.86 ID:RB/LCZFv.net
ジャンヌ「アルム君、年末年始も畑仕事お疲れさまです」
アルム「農業に休暇は無いからね。でも良いのかな……ジャンヌさんだって、作業を手伝ってもらって疲れてるんじゃ……」
ジャンヌ「と、言うことは、今日こそアルム君がマッサージしてくれるんですか?」
アルム「い、いや……! その、女の子の体に軽々しく触るなんて……!」
ジャンヌ「まったくもう。真面目なんですから。
     でも、それもアルム君の良いところですね」


影ながらジリジリと距離を縮めていそうな隠れ肉食系女子

102 :助けて!名無しさん!:2017/01/06(金) 22:54:40.56 ID:cghAs0uw.net
…アルムもそろそろ童貞卒業してもいいのではないだろうか 

103 :助けて!名無しさん!:2017/01/06(金) 23:49:21.73 ID:RB/LCZFv.net
ジャンヌ「毎回毎回、あと一歩のところで邪魔が入るんですよねー」
セリカ 「誰のことかしらねえ?」

トリスタンが影でセリカとクリスマスやら初詣やらイベントをこなしていれば……
お稲荷さまパワーで何とかならんかね、キヌちゃんや?

104 :助けて!名無しさん!:2017/01/07(土) 00:11:46.77 ID:NO3SBBZ1.net
守る必要があるのはそれを保ったままにしてるから
食べてしまえばもう取られる心配ないですぞセリカさんや
少なくとも童貞は取られない

しかし…毎回毎回あと一歩のところまで押し込まれながら阻止されるアルムは相当溜まってるんじゃないだろうか

105 :助けて!名無しさん!:2017/01/07(土) 00:25:31.09 ID:c93a8Rs+.net
シグルド兄さんが般若顔で
「一線を越えることだけはあってはならん」
と仰っておりまする

106 :助けて!名無しさん!:2017/01/07(土) 17:40:48.79 ID:lVuvTztI.net
プリシラ「SのKINSINN嫌いはそもそもディアドラ様が兄上のアルヴィス様との愛に目覚めた事を逆恨みしてのもの。
      ですが最近は会長といい仲になったのなら…寝取られの怨念も晴れて、もうKINSINNしてもいいよ…になるのでは?」

107 :助けて!名無しさん!:2017/01/07(土) 21:42:32.60 ID:ssdhYqHw.net
愛に目覚めたって言うか状況的に洗脳系ntrと言うか……
いやだってあの連中絶対アルヴィスとくっつける為に何かやってるし…

108 :助けて!名無しさん!:2017/01/07(土) 21:45:11.95 ID:ssdhYqHw.net
と思ったが、プリシラだったら洗脳位余裕で認めそうだ。
自分が兄とくっつく為なら全て許されると思ってるだろうし

109 :紅き守護者1/2:2017/01/07(土) 22:53:07.68 ID:yVYEL9UL.net
流れを切ってネタ投下させて頂きます。

正月も終わり穏やかさを見せる紋章町の住宅街、その一角を三人の人物が駆けていた。
追う二人、黒短髪の年齢の割りに鍛えられた体格の少年と水色の短髪の線の細い少年だ。

ニルス「待ってよ!それを返して!」
ロス「糞!何であんな太ってんのに早いんだよあのオバサン!」

追われる相手は一人、黒髪の少年ロスが言うように太った……控えめにもぽっちゃり等ではなく丸々と太ったオバサン……それも少年が年上の女性をそう呼ぶようなものではなく正真正銘中年女性であるオバサンである。

ドラジェ「ヲホホホホ!見かけによらず素早いドラジェさんはあんた達のようなお子様には追い付けないわ!
     お宝はいただいたわよ!」


この不思議と冒険が満載の紋章町では様々なお宝が存在する。
兄弟家を始め幾つもの家にある神器が有名だが武器以外にもある。それが今オバサン……基ドラジェの手にある竜王家の氷竜の姉弟が受け継ぐ強化の力が宿る指輪だ。

時を遡ること10分前、ロスと並んで談笑していたニルスが突き倒され、起き上がった時には肌身離さず持っていた指輪が無くなっていた。
そして二人が突き倒したドラジェを追っていたのだ。

ロス「く!恨むなよ!」

何時までも続いた事にいい加減焦れたのだろう、ロスが愛用の投げ斧を投げ付ける、だが……

ドラジェ「甘いわ!」

ドラジェは振り向き様に構えた弓でその斧を撃ち落とす、同時に……

ニルス「ひっ!」

二人の足元に矢が刺さった。

ドラジェ「唯追うだけなら穏便に済ませても良かったけど、おいたが過ぎたわねぇ。
     殺しはしないけど、もう追えないようにその脚、撃ち抜かせて貰うわ」
ロス「や、止めろ!」
ドラジェ「だから甘いって」

事態に焦れたのはドラジェも同じだったらしい、突然豹変し弓を構えるドラジェに、ロスが慌てて予備の斧を構えるも打ち出された矢に弾き飛ばされてしまう。
ロスは武器が無くなりニルスは元々戦闘能力のないバード、そしてドラジェから放たれる威圧感に竦み上がってしまっていた。
そんな二人に無慈悲に放たれる矢、その瞬間………

110 :紅き守護者2/3:2017/01/07(土) 22:56:22.88 ID:yVYEL9UL.net
キィン……

放たれた矢は弾かれその前に立つ赤髪の女性、その手に構えられた盾の先に薙刀の刃が付けられた独特な武器、守りの薙刀を構えその傍らに彼女の愛馬らしい天馬がいた。

ヒノカ「大丈夫か、二人とも?」
ロス「ひ、ヒノカ先生!」
ニルス「だ、大丈夫……です」
ヒノカ「そうか」

女性……ヒノカは少年達に向けていた穏やかな表情を一変させ、ドラジェを鋭く睨みつける。

ヒノカ「事情は少しながら聞こえていた。
    この子達の宝物を奪い、ましてや傷つけようとするなど言語道断。
    素直に返して退くならよし、さもなくば私が、この白暗夜家のヒノカ相手になろう」
ドラジェ「はっ!言われて素直にする奴がどこにいるのよ!
     ついでにあんたみたいなヒーローぶったのは見てて虫唾が走るわ。
     こいつで仕留めてあげる!」つキラーボウ
ヒノカ「そうか、なら、いくぞ!」
ドラジェ「ちっ!」

ドラジェは飛行兵種であるヒノカが弓を見ても怯まない事に苛立った声をあげるも素早く構える。
約50Mの距離を近付くよりドラジェの矢が放たれる方が早く、それはヒノカの右太腿を貫いた。

ロス、ニルス「「ヒノカ先生!!」」
ドラジェ「ヲホホホホ!バカな女が、余計な事をしなければ痛い目にあわずに済んだのに」

太腿は人体の急所の一つであり攻撃されれば激痛が走る。
それだけでなく太い血管が走っており止血しなければ出血多量になりかねない。
それを見込んでドラジェは余裕の笑いをあげた、しかし……

ドラジェ「な、何で動けるのよ!」
ヒノカ「私は教師として、大切な教え子を、未来ある少年達を守る為なら。
    私の身の傷み等、何の事はない!」

貫かれても足の止まらぬヒノカに驚愕したドラジェの叫びに返したヒノカにより、振るわれた薙刀はドラジェの弓を弾き飛ばし、その首に刃を突き付けた。

ヒノカ「投降しろ、お前の負けだ」
ドラジェ「くっ!」

111 :紅き守護者3/3:2017/01/07(土) 23:00:36.29 ID:yVYEL9UL.net
ドラジェ「うぅ………」
ゲイル「キリキリ歩け!」
ツァイス「スリ、ひったくり、強盗の常習犯、ドラジェの逮捕にご協力頂き、ありがとうございます!」
ヒノカ「いや、私とて個人の事情でやつを捕らえたに過ぎない、結果として指名手配犯の逮捕につながったなら、良かった」
ミレディ「それにしても無茶するわね、短時間とは言えあの深手で戦闘を継続するなんて。
     治療が間に合ったから良かったけど、下手したらバルキリーの世話になってたわよ」
ヒノカ「そうだな、済まなかった、エレン殿にも改めてお礼を言っておいて貰えないか」
ミレディ「わかったわ、貴方はその子達を慰めてあげなさい」
ヒノカ「ああ、二人とも、大丈夫か?」
ニルス「はい、ヒノカ先生、ごめんなさい」
ロス「ごめん、先生!」
ヒノカ「? 何で謝る?」
ニルス「僕達のせいで、先生がひどい怪我をしてしまって……」
ロス「俺が、もっと強かったら……」
ヒノカ「気にするな、お前達は私の可愛い生徒だ。
    教師として、大人として、私は守ったに過ぎない」
ロス、ニルス「「先生……」」
ヒノカ「それでも自分の弱さが許せないなら、今度の武術の授業、しっかり教えてやる、頑張ってついて来い」
ロス「先生、ありがとう」
ニルス「ありがとうございます、先生」
ヒノカ「ああ、ニルス、これを」つニニスの守護
ニルス「あ、これ……」
ヒノカ「大切な物なんだろう、次は、しっかり守るんだぞ」
ニルス「先生、ありがとうございます……」
ヒノカ「ふふ、さぁ、帰るとしよう、二人とも、私の天馬に乗るといい、家まで送ろう」
ニルス「え、でも」
ロス「良くて二人乗りじゃあ」
ヒノカ「お前達はまだ少年だ、そんな二人を乗せて潰れる程、私の天馬は柔ではないさ。
    まぁ、それでむりなら、私が引いてあるくから、二人は乗っていろ」
ニルス「でも……」
ヒノカ「今日は二人とも友のため、大切な物のため頑張ったんだ、今はゆっくりと休め」
ニルス「……はい、ありがとうございます」

担任教師であるヒノカはある意味有名な存在だった、熱血で人当たりもよく、常に生徒に全力で向き合ってくれる良い教師である以上に、同級生の男子生徒が殆ど彼女に惚れているのだ。
彼等は彼女を良い先生と思ってもそこまでの感情は抱けて居なかった。
だが今日、自分の身を省みず彼等を守ってくれた姿に彼等は胸が高まって行くのを自覚した。
ロスは己の手を見つめ決意し、ニルスはヒノカから渡された指輪をしっかりと握り締めていた。

それから、ヒノカを慕う男子が二人増えたのは言うまでもなかった。



区切りを間違えて文字数が合わずずれてしまい申し訳ありません。
ヒノカ姉さん逆メンバー以外のショタを思い浮かべたらかきたくなりました。

112 :助けて!名無しさん!:2017/01/07(土) 23:29:12.96 ID:lVuvTztI.net
乙!
…こりゃヒノカ姉さん惚れられるわ…

113 :助けて!名無しさん!:2017/01/08(日) 03:08:17.09 ID:C2DXsDK8.net
>>109-111
乙です
ヒノカさん、同僚からも慕われてそう

男はショタ達に排除されそうだが

114 :助けて!名無しさん!:2017/01/08(日) 06:30:50.98 ID:3OUvceU6.net
ヒノカさんもミコト様に手ほどきしてもらおう

ミコト「あらあらまあまあ…ふふ、12人も。ヒノカが愛し愛されているなんて嬉しいですわ」
ヒノカ「…最近の子供は背伸びしすぎです!まったくもう…」
ミコト「…本当はわかってるのでしょう?どう向き合えばよいか悩んでいるだけで」
ヒノカ「……あいつらがあいつらなりに真剣なのはわかるのです…しかし私も殿方と付き合ったこともなく…どう返事をしたものかと」
ミコト「まずお互いをもっと深く知る事です。そのためにも…夜戦です!」
ヒノカ「ぶっ!? い、いきなり何を言うんですかぁ!?」
ミコト「あら、夜戦は百万遍の言葉に勝る男女の一番のこみゅにけーしょんなのですわよ。12人みんなと深く分かり合って、その上で誰と付き合うか、それとも全員と付き合うか決めればよいのですわ」
ヒノカ「順番が入れ替わっているような…」
ミコト「順番なんて人それぞれ、決まりごとがあるわけではありませんわ」
ヒノカ「しかし…」
ミコト「ではさっそく手ほどきを、ヒノカの場合お相手が多いですから…お口や手をふるに使って…忙しくなりそうですわ。
    でもお相手の殿方はみんな経験無いでしょうしぺーす取れますかしら」
ヒノカ「経験無いのは私も…いえいえいえ!なんで全員と一度に…が大前提になってるんです!」
ミコト「突っ込んでばかりで常識人の枠に収まっていると何も進みませんわ。一歩踏み出しませんと」
ヒノカ「そっちは本当に踏みだしていい方向なのですか!?」
ミコト「安心なさい。貴女の倍生きて人生経験を積んだ母の導きです。間違いはございません」
ヒノカ「…母上、天然でズレてるから心配になるんですが…」
ミコト「くすん、母は娘に信用されていないのですね…」
ヒノカ(あ、今一瞬可愛いと思ってしまった。時々母上が同世代に感じられることが…倍近く年上なのだが…刺激的な生活なさっているゆえお若いのだろうか…)
ミコト「それで殿方の槍…剣と言い換えてもいいかしら?小さい子が多いあんど弓兵の子もいますから矢くらいの細さかも。
    では仮に矢としますが、その愛し方を代わりの道具を使って実演して見せますからよく学ぶのですよ」
ヒノカ「変なとこで押しが強いのですね母上!?まだ私は教わるとは…」
ミコト「どんなことでも知っていて損はございません。どこで何が役に立つかわからないものですよ」
ヒノカ「うう……はい……」

サクラ「私の時も積極的に教えてくださいましたっけ…ヒノカ姉さまも昨晩押し切られてみっちり教わったみたいです」
エリーゼ「サクラの場合は恥ずかしがりつつも進んで教わってたけどね」
サクラ「そ、そういうエリーゼもカミラ義姉さまに手ほどき受けてましたでしょう!お、お胸の使い方…とか」
エリーゼ「う…うん、まあ…ね…エフラムお兄ちゃんの喜ぶ顔が見たかったんだもん…こういうのって結局そこが原点じゃないかな。ヒノカおねえちゃんは男子たちの事、どう思ってるのかなあ」
サクラ「大事な生徒…なのは間違いないです。好意を真面目に向けられてる事も承知なさってて…あとは…どうなるんでしょう」

115 :ソウイウ知識の出所は?:2017/01/08(日) 16:18:32.73 ID:frnC3Hrw.net
誰かから教わる派:エリーゼ、サクラ、ファ、キヌ

自分で調べる派:サラ、ミルラ、チキ、アメリア

勘と本能で何となく派:ノノ、ンン

116 :助けて!名無しさん!:2017/01/08(日) 23:37:13.37 ID:qjDUq8OU.net
ノノ「へー、そういうのもあるんだ」
セルジュ「そうね、自分の感覚に従うのも大事だけど、知識として色々知っておいた方がいいこともあるわ」
ノノ「色々かあ…ノノももっとセルジュみたいに胸がおっきかったらもっと色々してあげられるのに、みたいな?」
セルジュ「胸の大きさなんて関係ないわ。イレースなんて胸はその、控えめだけど色々と積極的だし」
ノノ「ノノもお兄ちゃんのためなら頑張っちゃうもんね!」
セルジュ「ええ、ノノちゃんのその気持ちがあればあなたたちの彼も喜んでくれるわ」
ノノ「よーし、じゃあもっと色々聞かせて?胸がおっきいひとが何してるとかも!」
セルジュ「そうねえ…シグルーンとかカゲロウの話はしてもいいのかしら…」

剛の者(意味深)なこの二人に覚醒で支援あったのを今更思い出した
別の嫁同士で情報交換してたりとかはありそう

117 :助けて!名無しさん!:2017/01/09(月) 00:36:58.52 ID:wo5gxkSV.net
ロス「実際さぁ…年上で…子供として大事にしてくれてたエフラムさんをどうやって落としたんだお前ら?」
サラ「長年の努力と誘惑とその他もろもろの結果よ」
ライアン「サラたちみたいに僕らも大胆なコスプレとかして先生を誘惑すればいいのかなあ…うん、何か違う…かも」

118 :誰もが日進月歩:2017/01/09(月) 00:40:09.25 ID:mmRCDzmq.net
ンン「胸の活用法、ですか……」
ノノ「ンンも興味あるなら一緒に聞けばいいのにー」
ンン「だ、誰も興味があるなんて……!」
ノノ「そーは言いつつー、体はしょーじきー♪」
ンン「っ! も、揉むのをやめるのです! 脱がすんじゃありませんです!」

サラ「仲が良いわね、あの母娘は」
ミルラ「胸が大きい人のやり方……わたしも興味あります……!」
エリーゼ「カミラおねえちゃんから教わった以外のやり方も勉強したら、おにいちゃんもっと喜んでくれるかな?」
サラ「今度、アイク義兄様やカムイ義姉様のところの女性陣と、勉強会でもする?」


エフラム「……む?」
アイク「どうした?」
エフラム「……いえ、何故か、もっと体力を鍛えなければならない気が……」
アイク「そうか、お前もか」
エフラム「まさか、兄上も?」
アイク「最近、セルジュやイレースもEドリンクを使ってきてな……」


リオン「売り上げ好調。スカウトした人材で開発も順調。
    もう、ドリンク販売が本業で良いかもしれないね、うちの研究室」

119 :助けて!名無しさん!:2017/01/09(月) 02:51:07.15 ID:ZpcmCkPR.net
サクラ「私も母様から教わったことの他にも学ぶべきでしょうか…」
キヌ「サクラのお母さんならむしろ自分から集まりに来て色々教えそうな気が…」
カゲロウ「ありえない、とは言い切れないのが…」

イレース「アイクさんを満足させるために…常に全力です」
シグルーン「そうですわ、磨いているのは胸だけでなく口も」
サナキ「やめい」

120 :助けて!名無しさん!:2017/01/10(火) 00:21:08.29 ID:v6rH6Ucj.net
ジャンヌ「私もいろいろ勉強してるんですが…邪魔が入るんですよね。健康な男子なのにすっきりする機会が奪われるアルム君は可哀そうです」
セリカ「う、うるさい!アルムはそういう欲は薄いわよ!……たぶん……それにどうしてもっていうなら私が……」
ジャンヌ(喧嘩ばかりしてますけどいっそ三人で…っていうのもアイクさんやエフラムさんやカムイさん見てると選択肢なんでしょうか。でも独り占めしたくなっちゃうんですよね…)

121 :助けて!名無しさん!:2017/01/10(火) 22:44:48.53 ID:YjKXMi80.net
ミルラ「……と、年も明けましたし…そろそろ!そろそろ保育士シリーズの私のお話を!」
エリーゼ「気持ちはわかるけど書き手さん急かしちゃだめだよー」
ノノ「グレーゾーンの草分けだもん、ノノだって楽しみっ!もーっとえっちな事したーい」
ンン「はっきり言うんじゃねぇです!?」
サラ「ママチャリの系譜も…実はまだまだ待ってたりするわ…うちの大陸のメンツ中心だし、ね」
ンン「ノリの明るさとネタの多彩さはほんとに見てて楽しいのですよ」
アメリア「戦国の続きもね。あたし師匠に弟子入りして…それからどうなるのかなあ」
サナキ「朕は天子様なるぞ。敬うがいいのじゃ」
チキ「ほんとサナキはハマり役だよね〜、チキもドラマの仕事もっと取ってみたいな」
ニノ「くすっ、死んじゃえばいいよ…あははっ……なんてね。あたしのヒールの演技は母さんやウルスラから意見聞いて役作りしたんだよ」
ファ「…ぐすっ…ひ、ひく…怖いよう」
ニノ「え、そ、そんなに?…ご、ごめん…」
キヌ「ほらほら、尻尾撫でていいよ。だから泣き止んで…ね?」
ファ「わーいもふもふ〜♪」
サクラ「ほんとに死に役でした。白夜編のエリーゼの気持ちがなんだかわかったような…」
エリーゼ「そんな事もあったね……」
ニノ「ますますなんか…ごめん」
ユミナ「…生きるって事は…先立つ人の死を看取る事でもあるのよ…」
マリア「さっきまでのはドラマと原作の話だから!?看護師としての台詞は重いから!?アトスやミカヤさんだっていつまでも生きてるから!?」
ンン「そのあたりの人らは別枠だと思いますが」

122 :助けて!名無しさん!:2017/01/10(火) 23:22:11.22 ID:ZNiJl84l.net
思えば、エフラムもすっかり覇王になったものだ……
アイクのフラクラは対実姉特効となり、そしてカムイは……あんまり変わってない?

数少ない、と言うか唯一、ターナが報われる戦国様
エフラムの娘になったミルラとサラ様の成長を心待ちにしております

123 :助けて!名無しさん!:2017/01/11(水) 09:10:01.28 ID:jEr+6cvE.net
カムイは自分から部屋に呼んで撫でくり回したり自分から積極的に動く方向のハーレム性質だからあんまり変わらないかも知れない

124 :紅の進展1/2:2017/01/11(水) 21:11:59.22 ID:DO3b0iv6.net
投下します、一部グレーゾーン注意です。

フィオーラ「どういう風の吹き回しかしら?
      突然こんな所に呼び出すなんて」
ニニアン「……よく来て下さいました、呼び出した理由……
     ……そうですね、いい加減、私達の関係にも進展があった方が良いと思いまして」
フィオーラ「進展? そう、いよいよ私達の決着をつける気かしら?
      どちらが、あの方に相応しいか……」
ニニアン「勘違いなさらないで下さい、私がしたいのは『決着』ではなく『進展』です」
フィオーラ「……随分遠回しに言うわね、はっきり言ったらどう?」
ニニアン「フィオーラさんこそ、わかっているはずです、意地を張らないで下さい」
フィオーラ「私は意地なんて……」
ニニアン「妹さんお二人、横綱こと、ヘクトル様に嫁がれた様ですね」
フィオーラ「………そっちこそ、妹達はことごとく覇王の嫁に。
      先日は弟すらフラグが立ったみたいね」
ニニアン「はい、原作では一切支援のなかったニルスすらフラグが立つ。
     ご存知の通り、今の時勢、フラグの樹立、進展が急激です」
フィオーラ「然り気無くメタ発言してきたわね。
      そうね、三傑を始めとして、前から続くフラグはゴールインへ、その上で新たなフラグも当たり前」
ニニアン「そんな中唯争うだけでは何も進展しない、それはあの方達が教えてくれたことです」
フィオーラ「あの方達……三傑ね」
ニニアン「はい、膨大な資産と包容力で始めからそう動いた女帝はまた別ですが。
残り二人、その回りは、言っては何ですが、私達と同じでした」
フィオーラ「私達より激しくはなかったけど、争いはあった。
      唯一人しか選ばれないと、誰もが思っていたから」
ニニアン「しかし争いを共有に転換させると、恐ろしい程順調に物事は収まりました」
フィオーラ「だから私達も、という事?」
ニニアン「はい、今更、虫がいいかも知れませんが、共にエリウッド様を、愛しませんか?」
フィオーラ「…………そうね、それにあの方の事を思えば、やっぱり」
ニニアン「はい、兄弟が次々進展する中、取り残された方達の姿は辛いもの。
     そして耐えているあの方の姿も……」
フィオーラ「表面上、紳士然として振る舞っているけど、内心押さえているのは、側にいる私達には解るわ。
      わかった、あの方の為にも、貴女と手を組むわ」
ニニアン「ありがとうございます……」

125 :紅の進展2/2:2017/01/11(水) 21:13:34.04 ID:DO3b0iv6.net
フィオーラ「それで、私達が手を組むのは良いけれど、問題はまだあるわよ」
ニニアン「わかっています、あの方の体調……
     その為私達とそこまで進んだらどうなるのか……
     だから助っ人をある方にお願いしました、現役の看護師の方です」
フィオーラ「ちょっと! この案件に助っ人って……
      それに看護師って、まさかあの娘じゃないわよね!?」
ニニアン「流石に私もそんな非常識な事しませんよ、では、お願いします」
エレノア「はい、失礼致しますわ」
フィオーラ「!! 確か、エリウッド様の主治看護師のエレノアさんよね、どうして貴女が?」
エレノア「私から志願したのです、女として、貴女達を助けたく思ったのと……
     何故か、あの子のためを思うと、助けてあげたくなりましたので」
ニニアン「私から呼んでおいて何ですが、エレノアさんはエリウッド様の事をどう思っているのですか?」
エレノア「エリウッド君は真面目で紳士として素敵な子よ。
     でも私はその対象として見てないわ、そもそも私、愛する夫がいますしね」
ニニアン、フィオーラ「「ええ!!」」
エレノア「あら、喪であるように見えました?」
ニニアン「ごめんなさい!そうではないんです!」
フィオーラ「私達より、少し年上位に見えたから、まさか、結婚しているなんて……」
エレノア「うふふ、お世辞でも嬉しいわ、では早速、レクチャーします」

エレノア「先ずあの子に負担をかけない様基本はスローペースで行うわ。
     お互い始めてでしょうけど、なんとか落ち着いて、ゆっくりするの。
     そしてせっかく二人いるのだから、片方は手を握るか、優しく抱き締めて、安心感を与えるといいわ。
      アピールするように密着してはダメよ、却って興奮して負担になるわ」
フィオーラ「く、詳しいんですね……」
エレノア「それは既婚者ですしね、それに旦那も、余り身体が強くないから、私も模索したわ、そして細かな技術だけど……」


エレノア「これで私が解る範囲は話したわ、後は貴女達次第よ」
ニニアン「この度は、ありがとうございます」
フィオーラ「とても参考になりました、そして、大事な順番だけど……」
ニニアン「恨みっこなしで、これで決めましょう」つ1Gコイン
フィオーラ「わかった、投げ役は公平に、エレノアさん、お願いします」
エレノア「わかりました、二人とも、どちらに?」
ニニアン「私は、表で」
フィオーラ「なら、私が裏ね」
エレノア「なら行きますよ、はい!」


エリウッド「!!??」ゾクッ
ロイ「どうしたの? 兄さん」
エリウッド「わからない、寒気のような、なのに身体が熱くなる妙な感じが……」
ロイ「風邪でも引いた? まさかインフルエンザが来たんじゃ……」
エリウッド「どうなんだろう、体調の良い日に予防接種は受けたんだけどね。
      まぁいいや、今日はもう休むよ」
ロイ「お大事に、ゆっくり休んでね」

コイン投げの結果どうなったか、そしてエリウッドの身は?
それは皆様の想像にお任せする。

126 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 05:10:48.51 ID:VyiuoVF1.net
スローペースなはずが盛り上がって結局バルキリーな未来しか見えないエリウッド…………


リオン「病人向けのドリンクを開発するべきかな……。
    でも、元々の体力が低いと、効果が得づらいし……。
    効力を上げると、今度は身体への負担が大きすぎる……。
    リフさんやミドリコさんと相談してみよう」

127 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 06:48:56.17 ID:aFhaQcFJ.net
リン「ねぇマルス。ちょっとこれ貸しなさいよ」
マルス「あっ!?何するんですか!?」
リン「いいからいいから、後で返すから」

封印の盾から命のオーブを剥がしたリン。
彼女はこれで何をしようというのか!?

リン「…さ、最近のさー流れにさー乗ってもいいかな?みたいな?
   アイク兄さんエフラム兄さんカムイ姉さん、あとヘクトルやエリウッドもそんな感じだし…
   わ、私もフラグほぼ全回収みたいな…エフラム兄さんエリウッド、ラス、ケント、みんなと…なんてネタももしかしてあるかもなんだし!
   そんなときエリウッドが死にかけたら大変だから…これ持っててもらえば1ターンごとにHP全快、ああなんで気が付かなかったのかしら?
   でも!ヘクトルとヘザーさん!あんたらはダメだから!」
ヘクトル「頼まれてもごめんだっつうの…」
ヘザー「えっフロリーナちゃんがOKなのに!?なんで!?」
リン「誰がOKと言ったかい!?親友だし手繋いだりハグしたりお風呂入ったり一緒に寝たりくらいまでは普通だけど」
ヘクトル「嫁の友達関係とやかくは言わねえけど手だけは出すなよな」
リン「だからなんであんたらは私をそういう目で見るのよ!?」

そのころ……
エリウッド「」チーン←枯れ果てている
ニニアン「い、一生懸命抑えたんだけど…ンンたちにもスローペースのセッ…こほん、子作りのやり方聞いておいたんだけど…」
フィオーラ「それ隠せてないから……」
エリウッド「いいんだ…ぜぇぜぇ…二人とも…ふぅう…僕…考えすぎて…59スレも…なにも…できなか…けど…
      君らから言わせちゃったけど…ぜえぜえ…本望だから…童貞だっ…だ…だけじゃなくて…二人とも…烈火の頃から思ってたし…」
フィオーラ「嬉しい……たとえ私たち二人で大分抑えた上で一回ずつが限界で、一度シテしまうと一週間は療養しないと復活しないかなーって感じだったとしても」
ニニアン「そ、そればっかりじゃないでしょう。心の充足もあるんだから、フィオーラさんのえっち…ん、エリウッド様も何気に本音の別の部分も漏れ…エロウッド様になってません?」
エリウッド「僕、紳士って言われるし…それも僕の一部だけど、その部分も、ね…もう二人には本音の深いところは隠すものじゃないかなって…」

リン(って、命のオーブ準備してたらエリウッドが進展してるし!?ど、どうしよう…私も混ざるか…私サイドの逆ハーも同時形成されたって…ううう)

ご卒業おめでとう組
ミカヤ、シグルド、アイク、エフラム、エリウッド、ヘクトル、カムイ、マルス
まだの組
エリンシア、クロム、エイリーク、リン、アルム、セリカ、セリス、リーフ、ロイ
…エリンシアあたりは割と経験済んでる気もしなくもないが

まだの組で卒業に近いのはアルムと、あと意外とリンも空回りがそのうちどっかでうまくはまって卒業しそうな気もする
保育士さんのネタだとリンルートもあるらしいが果たして…

128 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 12:36:20.87 ID:P9GP/LpR.net
リンルートよりカムイルートの方が難易度低そう

129 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 12:46:19.60 ID:d9AJ435Y.net
ロイは同級生となんとなく雰囲気で的な流れになりそう。
クロムはそろそろヴェイクに風俗に放り込まれると思う。
リンは……奇行が過ぎる感が有るし婿候補も無ーわってなってそうセシリアがお仲間出来て喜んでそうだ

130 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 18:11:37.93 ID:VyiuoVF1.net
>>129
クロムはもう、ルフレに奪われてしまえば良いのに

あ、♂ではなく♀の方のルフレに、なので、腐リージとエポさんはお帰りください

131 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 19:53:55.82 ID:aFhaQcFJ.net
少々奇行があってもルックスと巨乳だし、「ええや」って婿ズもなりそうだと思う
男なんてそんなもんや

132 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 20:31:20.22 ID:Jo16HDBZ.net
>>130
ルフレ♀からいくとなると結局軍師兄弟姉妹全員で策を練りそうだな
あと早く孫の顔が見たいファウダーがクロムにドリンク送りつけてくれそう

133 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 20:43:04.18 ID:VyiuoVF1.net
>>131
覇王とエロウッドの場合、ルックスも巨乳も満たされてるから……
問題は、ラスとケント、或いは、新たな婿候補、かな

>>132
策も条理も超えたラキスケが発生する可能性
ルフレ♀が、ラキスケを「むしろ好機!」と思えば一瞬だろうに

リオン「お買い上げありがとーございまーす」

134 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 20:43:42.15 ID:VyiuoVF1.net
遅れ馳せながら、保管庫更新乙です

135 :竜王家の格差:2017/01/12(木) 21:09:33.06 ID:3gXTvxil.net
竜王家

ファ「ニニアンおねーちゃん、おめでとー!」
ミルラ「お、おめでとうございます」
ノノ「良かったね、やっとセッ……むー!……まで進んで!」
ンン「だから場をわきまえろですよ、まぁ良かったのです。
   アドバイスは役に立った様ですか?」
ニニアン「あ、ありがとう、っていうか祝われる事なのかしら?
     あ、ンンもありがとう、おかげでバルキリーのお世話にはギリギリならなかったわ」
チキ「ギリギリだったんだ………」
ニルス「まぁ祝われて良いんじゃないかな、好きな人と結ばれる喜びは、みんな知ってるわけだし」
ニニアン「そうね、ありがとう、みんな。
     ニルスもあの先生と、頑張って、って私が言うのも変かしら?」
ニルス「まぁ確かに姉に応援されるのも複雑かも……
    でも、まあありがとう、ヒノカ先生へのアピール、他のみんなより遅れてるけど、頑張るよ」

ユリウス「おい、お前ら」
ニニアン「あら、ユリウス、どうしたの?」
ユリウス「ああ、姉さん、すまないが流石に家の中でそんな話題は控えてくれないか?」
ニニアン「あ、ごめんなさい、やっぱり不謹慎だったかしら?」
ユリウス「いや、そういう訳じゃないんだ、あれ見てくれ」
ユリア「………orz」
ニニアン「あ………」
ユリウス「みんなが急速に進展する中で、言っちゃ難だけど取り残されて来てるんだよ」
ンン「あ〜、そう言えば然り気無く未だ報われて無い一人でしたね」
ノノ「と言うか唯一じゃ無いかな?」
チキ「一応イドゥンお姉ちゃんもそうなってはいないんだけど……」
ミルラ「お仕事先でお兄ちゃんと仲が良いですし、サラ達が認めればいつでも行けるかと……」
ファ「ナギおねーちゃんはー?」
ニルス「ナギ姉さんはひたすら寝る方が幸せそうだしそっちは気にしなさそうだよね」
ノノ「そしてユリウスお兄ちゃんはセリスさんとフィレオさんがいるから」
ユリウス「バカ!ここでその名前を出すと!」
ユリア「フフフ……お兄様、少し気晴らしがしたいのでお相手してくださいね。
    ………答えは聞いていませんが、次いでにラナも呼びますので」
ユリウス「な、ちょっと待て、俺今回悪くな……」ズルズル

ニニアン「ユリウス、頑張って……」
ユリア「魔将達に言って、治療の準備しておくよ」
ンン「ただユリア姉さんも問題はあるんですがねぇ」
ミルラ「ラナさんとの喧嘩に夢中で、そのままユリウスお兄ちゃんに浚われてる部分が強いですから」
ニニアン「私達みたいに、共有に回れば上手く行くでしょうか?」
ニルス「どうだろう、もうセリスさんもユリウスとの支援関係が強いからなぁ……」

それから暫く竜王家の庭からはユリウスの悲鳴と破壊音が響いた、それからまもなく兄弟の手配で駆け付けた魔将とフィレオにより治療を施されることになる。

136 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 21:31:24.03 ID:d9AJ435Y.net
八つ当たりの前に自分を磨こうとしないから置いてけぼりなんだと思います(マジレス)

137 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 21:56:49.92 ID:aFhaQcFJ.net
それ以前にこのスレのセリスはあんまり男性的じゃないというか
…ぶっちゃけ異性に興味や性欲があるのかどうかすら怪しいので…
大前提からして厳しい

真面目にいうと自分を磨こうが何しようが無理じゃね?

つかセシリア先生は恋人はともかくロイの童貞食うだけなら本気でやろうと思えば簡単にできると思う
本人にたぶんその気が無いから実践しないだけで

138 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 22:13:09.19 ID:3gXTvxil.net
あ、今更ながら誤字してた。

>魔将達に言って、治療の準備しておくよ

ニルスのセリフでしたがユリアって書いてた、取り敢えずナーガくらってきます。

それと保管庫更新ありがとうございます。

139 :助けて!名無しさん!:2017/01/12(木) 22:35:05.81 ID:aFhaQcFJ.net
というか更新は諸君がやってもええんやで?
ぶっちゃけやりかた簡単だし大した手間でもないよ

140 :助けて!名無しさん!:2017/01/13(金) 14:47:50.89 ID:d9kfgGBB.net
新作出るけど家族は増えないよ!やったね兄弟家!
ttps://twitter.com/Nintendo/status/819765826467217409

141 :助けて!名無しさん!:2017/01/13(金) 16:22:03.30 ID:ujrf4c2j.net
FE無双かー過去スレでタイマン特化リンとか高HP乱戦型ヘクトルとか物理にはやたら強いアイクとか馬対応マイルドリンなエイリークとか性能予想したな。
エフラムやシグルドは騎乗性能高くて初期能力も高いが限界低めとかされそうだ。

142 :助けて!名無しさん!:2017/01/13(金) 21:48:28.22 ID:GXZmrIbh.net
イツキはよ

143 :助けて!名無しさん!:2017/01/13(金) 22:02:59.69 ID:yjyY9mx4.net
クロム落ち着け

144 :助けて!名無しさん!:2017/01/14(土) 00:56:11.56 ID:vQ+8IeMN.net
無双…並ぶものが無いほど優れていること

高齢無双ミカヤ
係長歴無双シグルド
フェチズム無双エリンシア
筋肉無双アイク
ムッツリ無双クロム
病弱無双エリウッド
腹肉無双ヘクトル
ロリハーレム無双エフラム
上品無双エイリーク
逆ハー無双カムイ
爆乳無双リン
シスコン無双マルス
空気無双アルム
信仰無双セリカ
男の娘無双セリス
変人無双リーフ
凡人無双ロイ

145 :助けて!名無しさん!:2017/01/14(土) 14:34:52.20 ID:T3xDOiYm.net
>>135
このスレのセリスだと、永久に「みんな友だち!」のぽわぽわ状態だからなぁ
ひたすら隣接しまくるしか……

そう言えば、陰ながらセリスを守って側に居る、マナって娘が?

占い爺「そなたはマナを愛してしまったようじゃ」

146 :助けて!名無しさん!:2017/01/15(日) 11:47:00.88 ID:2WFycBJk.net
ミタマ「…掃除、終わりましたわ」
アサマ「では、窓口の方はよろしくお願いします。私は御守りや御神籤の補充やら色々としなければならないので」
ミタマ「年末と 正月以外は 寝る予定。でしたのに…」
アサマ「大勢の方に来ていただけるのですから仕方ないでしょう。それにお高い枕や布団を買うのを許しましたよね?」
ミタマ「先に物を買う許しを出しおいてからとは卑怯ですわ…忙しいならサクラはどうしたのです?」
アサマ「お稲荷様と一緒に修行場に行くと言っていましたよ」

キヌ「さ、寒い!死ぬ!死んじゃう!」
サクラ「だ、大丈夫ですか…?」
キヌ「う〜…サクラ、もっと焚き火強くして。サクラの龍脈で修行場に滝作れたから滝行やってみたけど…これはきついよ」
サクラ「特にこの季節は特にですね…」
キヌ「うん…それにしても」
エフラム「…………」
キヌ「…エフラム、よくあんなにやれるね」
サクラ「何か最近、刺激される発表があったとかで…」
エフラム「…まあ、こんなところか」
キヌ「あ、戻ってきた」
サクラ「お疲れ様です、兄様」
エフラム「初めてやったが、これはなかなか身と精神が引き締まるな」
キヌ「ふーん…力がつくならアタシももう少しやってみようかな…でも寒いし」
エフラム「いや、合わないなら無理にやることもないだろう。それに…だな、早く着替えた方がよくないか」
キヌ「え?…あ…白装束が透け…あはは…もっと生地が厚いやつにすればよかったね…」
サクラ「わ、私もやってみましょうか…巫女の修行として」

147 :影薄たちの集会:2017/01/15(日) 11:50:30.88 ID:+j14jT2L.net
尻尾と耳濡れてくっついてるキヌちゃんが浮かんだ…
サクラさんは何気にさらりとエフラム誘惑しようとしとりませんかのう


ジャンヌ「ああ…貴女も影ながら…薄いんですね。影」
マナ「ええ…まあ…キャラデザはほぼ村娘さんって感じかなぁと。村で情報しゃべってても違和感ないんじゃないでしょうか」
ラドネイ「私も歩兵Aって感じよね。代替組は大体そういう印象かなぁ…」
フェミナ「そんな私たちにはみんな隠しイベントがあるのに私とジャンヌだけ共用なのはひどいと思う!」
レイリア「あら、悪い話ばかりじゃないわ。有坂須美さんのコミカライズ版でラドネイは蕾まで含めたバスト披露してたじゃない。隠し無しで。セクシーだったわよ?」
ラドネイ「やめろ!?ドズルのバカ共やシャナン様の耳に入ったらどうする!?」
デイジー「バストッ!TREASUREの公式イラストで巨乳だったのにトレカじゃぺたんこだった私ははたしてどっち?」
リンダ「パットでも入れたんじゃないですか…」
デイジー「ひどっ!?」
ジャンヌ「で…みなさん。私たち影薄のフラグってどうなんでしょう?」
フェミナ「私は普通にアミッドと。ライバルもいないし安全安心」
リンダ「ホーク様…うふふ。幸せです」
レイリア「…アレスはリーンといい感じのネタがちょこちょこあったのよねえ…入っていける気がしなくてちょっと悔しいわ」
ラドネイ「男とかどうでもいい。うざい。寄ってこないでほしい」
デイジー「シャナン様!シャナン様がいいでーす!でもぉラクチェとかパティとかライバル多いんだよぉ」
マナ「せ…セリス様…でもユリウス様といい感じで…しょぼん」
ジャンヌ「……7人もいながら幸せものが2人だけだなんて」
レイリア「正規組の陰に隠れがちだもの。でもねえ。希望はあるわよ。あなたなんてアムル君もうちょっとで食べられそうなんでしょ?」
ジャンヌ「アルム君です……もう一押しだと思うんですよねえ…邪魔者がいますけど。そうです!私がアルム君を口説く間、セリカさんをレスキューで引き寄せておいてくれませんか?」
マナ「私がライナロックで燃やされるじゃありませんか」
ラドネイ「男なんかの何がいいんだ。さっぱりわからない…」
フェミナ「バカ兄弟とロリコン見てすっかり男性不信になっちゃって…」
デイジー「えーシャナン様素敵だと思うけどぉ」
ラドネイ「あんたはルックスしか見てないだろ!」

148 :助けて!名無しさん!:2017/01/15(日) 13:08:36.30 ID:cBhGvB35.net
>>146
濡れた肌襦袢のエロさは、現代のフェチズムにも劣りませぬ
……当時から、日本人は未来に生きていたんですね

>>147
影の薄さがネタになる代替組は、下手な自軍ユニットより登場数が多いという罠
セリスを落とすなら、一緒にお菓子作りとか、女子力高いイベントが有効と思われます

友達から先に進めるかは本人次第!

149 :助けて!名無しさん!:2017/01/15(日) 19:28:42.12 ID:GCol2NGN.net
一緒に滝行→冷える&透け→俺が暖めてやる

サクラ「と、ということなんですね!?」
キヌ「…ま、まあそれでも嬉しいっちゃ嬉しいからいいかなあ」

150 :助けて!名無しさん!:2017/01/15(日) 20:43:52.23 ID:39U3X67T.net
>>146

アメリア「師匠!修行なら私も連れて行って下さい、勿論襦袢も着ますから!」

アイク「ふむ、滝行か……」
カゲロウ「冷たい水の流れに身を晒すことで精神の統一に効果があるそうだ」
アイク「成程、せっかくだ、やってみるのもいいだろう」
カゲロウ「言い出したのは私だ、私も共に参加しよう」
ワユ「大将がやるなら私も参加するよー!」
セルジュ「なかなか面白そうね、私も参加するわ」
エルフィ「修行ならば私も参加致します!」
シグルーン「サナキ様の護衛として私も参加致しますわ、そして濡れて冷えたアイク様の身体を、うふふ……」
サナキ「こんな時でもそなたはブレんのぅ」
カゲロウ「結構集まったな、そ、そして、修行着なのだが///」

151 :助けて!名無しさん!:2017/01/15(日) 21:09:06.67 ID:vetB4Dsl.net
>>150
乳偏差値高いなー
なんというリーフクロムホイホi

エイリーク「神聖な滝行にふしだらな目を向ける者に裁きを。
      全ての不義に鉄槌を」

152 :助けて!名無しさん!:2017/01/15(日) 21:16:15.33 ID:vetB4Dsl.net
>>148
セリスの作る菓子って、味は良いけど、見た目が名状しがたき這い寄る混沌になりそう

153 :助けて!名無しさん!:2017/01/15(日) 21:42:04.04 ID:39U3X67T.net
>>151

リーフ「何そのパラダイス!ぼ、僕もその修行に参加を……!」

ナンナ「リーフ様……」
ミランダ「流石に兄嫁は自重しなさいよ」
ティニー「寒いのがお望みならこちらでどうぞ」つブリザード
リーフ「この……ヒトデ…ナ…シ……」

154 :助けて!名無しさん!:2017/01/16(月) 12:16:39.71 ID:Tfwba1sZ.net
>>152
セルジュやカゲロウとのお茶会に出されるかも
そして混ざるイレース

イレース「……美味しいから大丈夫、です……」

155 :助けて!名無しさん!:2017/01/16(月) 18:17:24.83 ID:LYwPQUG6.net
アイクの嫁で菓子作りというか料理スキル高そうなのはセルジュとかミストか
タニスが行軍訓練中の食事は自分達で作るとか言ってたからシグルーンも割とこなせそうではある

156 :助けて!名無しさん!:2017/01/16(月) 18:19:40.95 ID:dVQVDM+w.net
たぶん平だった頃に充分やってるだろうしタニスと違って要領よさそう
ただ騎士団長ちゅう重鎮になってからはさすがにやってないと思う
…手出したら下っ端に気使わせてしまうし

157 :助けて!名無しさん!:2017/01/16(月) 20:31:46.35 ID:xqyDDWbp.net
シグルーン「もちろん料理の腕を磨くことも欠かしてはいませんわ」
サナキ「ほう、そうなのか」
シグルーン「裸エプロンで料理中に後ろから襲われるというのも…」
サナキ「…そうか」

158 :助けて!名無しさん!:2017/01/16(月) 21:53:34.76 ID:l2Fofu9m.net
ヒーニアス「しかしFE無双か。まさしく私の出番だな。
なにせ無双名物助けてコールは私の十八番だからな!アハハハハハ」
エフラム「その……なんだ……使うか?」つハンカチ

159 :助けて!名無しさん!:2017/01/18(水) 00:45:56.08 ID:BPKcnnPm.net
ユミナ(丸1日以上、書き込みがない……こ、このチャンス、逃せない、わよね……!)

ユミナ「い、今から1時間、書き込みがなかったら、オ、オグ、オグマ、が……///」
マリア「わたしに素敵な彼氏候補を紹介してくれる!」
ユミナ「ちょぉっ!?!」

160 :助けて!名無しさん!:2017/01/18(水) 01:52:26.66 ID:pw3uYyZf.net
オグマ「…俺がマリアに彼氏紹介してやらんといかんのか……こいつらはどうだ?気のいい奴らだぞ」
サジ「うす。バーベル上げでもしようかい?」
マジ「おっす。その遊びは無茶だぜ。樵ごっこだろ。やるなら」
バーツ「トライアングルアタックはもうマケドニアの専売特許じゃないんだぜ?」
オグマ「まぁ相手は子供だしな…彼氏というかかまってくれるお兄さん…あのくらいの子からすればおじさんか…ん?マリアもユミナもなんでそんな渋い顔してるんだ?」

161 :ヒーローの条件1/3:2017/01/18(水) 13:20:58.26 ID:Yel7hhFd.net
マークス「ヒーロー路線、だと?」
リョウマ「そうだ、先日ヒノカが少年達を助けだしふらぐを立てた事があっただろう。
     運命的な出会いがしたいのならこのように襲われかけた女性をひぃろぉの様に助けだしそこからふらぐに繋げるのも良いのでは無いか?」
マークス「な、何を言う!」
リョウマ「何を言うと行ってもな、いい加減我が儘を繰り返し恋人を見つけない事には義父上だけでなく母上達も心配しているのだぞ?」
マークス「ふざけるな!襲われかけた女性を助け出すのは良い!
     だがその後フラグに繋げるのは弱った女性に付け入るような物ではないか、その様な物など運命的とは言わん!
     まったく下らんことを、大体貴様などに助けて貰わずとも私は……」

ガロン「いい加減にせぬか!!」
マークス「な、ち、父上!?」
ガロン「さっきから聞いてれば好き勝手な事ばかり言いおって!
    そもそもお前がいつまでも嫁はおろか恋人すら見つけず己の言い分を通していたからこうなっているのであろう。
    流石にリョウマも今回は見かねてお前を助ける案まで出してくれたというのにその言いぐさ、お前は何様のつもりだ!」
マークス「し、しかし、この様な弱った女性を利用する様な案など……」
ガロン「言い訳等聞きたくない!いい加減妥協してさっさと見つけてこい!」


マークス「はぁ……奴も奴なら父上も父上だ、運命的な出会いを求めることの何がいかんと言うのだ。
     大体、そうそう都合良く襲われている女性に遭遇するなどあり得る筈が………」

キャー!

マークス「な、何!?女性の悲鳴、と、兎に角行かなくては、こっちか」

ベルベット「く、あんた達、いきなりなんのつもりなの!」
ベロア「……………」ベルベットにしがみついている。
ウィリアム「んー、ウサギさんは可愛いねぇ、ホルモン?」
ホルモン「そうだねぇ、それに子犬ちゃんも可愛いよねぇ、ウィリアム」
ウィリアム「そうだねぇ、とっても可愛いよねぇ」
ホルモン「可愛いねぇ、あんまり可愛いから」
ウィリアム、ホルモン「「僕達の物にしちゃおうか」」
ベルベット「くっ!」つ獣石
ウィリアム「んー?抵抗する?」
ホルモン「なら少し位、痛い目にあっても仕方ないよねぇ」
マークス「待て!」

マークス「貴様ら、か弱き女性達を二人で襲いかかろうなどと言語道断!
     今すぐ退けばよし、さもなくばこのジークフリードの錆びにしてくれる!」
ウィリアム「邪魔が入ったね」
ホルモン「強そうだね」
ウィリアム「でも剣で来るならこれで問題ないね」つ逆金棒
マークス「む、だが私はパラディンだ、それで来るならこの銀の槍で……」
ホルモン「それならこれでいけるね」つ槍砕きの金棒
マークス「な、なんだと!だが!」ジークフリードでホルモンに斬りかかる
ホルモン「う!なかなか痛いね、でも」
ウィリアム「隙あり」
マークス「ぐぅ!」
ウィリアム「この人、パラディンなのに遅いね、追撃できるよ」
ホルモン「なら、一気に片付けよう」
マークス「ぐ………まさか、こんなところで……」
ベロア「………!ダメ!」
ベルベット「やめなさい!」
???「待てぃ!!」

162 :ヒーローの条件2/3:2017/01/18(水) 13:22:53.46 ID:Yel7hhFd.net
エフラム「マークス殿、大丈夫か!」
アイク「ダメージが大きいな、杖は使えんが、これで」つ特効薬
マークス「アイク殿、エフラム殿……すまない」
アイク「何故この様な真似をした……敵として相手をしたからには容赦せん、悪いがあんた達は此処までだ」
エフラム「女性に狼藉を働いたばかりかマークス殿にこの様な、ゆるせん!」
ウィリアム「相手が増えたね」
ホルモン「でも持ってるのは剣と槍だよ」
ウィリアム「じゃあ、槍の方はホルモンで」
ホルモン「剣の方はウィリアムが行けば勝てるよね」
ウィリアム「僕達の特効武器なら、君たちに勝ち目はないよ?」
ホルモン「だから逃げるなら追わないであげるよ」

アイク、エフラム「「だからどうした?」」
ウィリアム、ホルモン「「え?」」
アイク「いかに優れた武器を持とうと、持つ者の心が弱くては、力には繋がらない」天空
エフラム「そして、友を、人々を守る意思と想いから生み出される力は、そんな空虚な力など、遥かに凌駕する」クリティカル
ウィリアム、ホルモン「「アー!!!」」

エフラム「マークス殿、大丈夫か?」
マークス「ああ、私は問題無い………二人とも、強いのだな」
アイク「俺達などまだまだだ」
マークス「いや、二人は強い、力も、そして心も……
     正直、私はあの二人が特効武器を出したとき、気持ちが怯んでしまった。
     そしてそれを突かれた形で、あの様に打ちのめされた」
エフラム「マークス殿……」
マークス「リョウマの奴にヒーロー路線の案を出されたとき下らんと断じてしまった。
     そのときはその案が余りにも安易だと感じていたが、ヒーローとは、簡単に出来るものではなかったのだな」
アイク「確かに簡単に出来る事ではない、だが、あの時のあんたは間違いなくヒーローだった」
エフラム「そうだな、ほら、あれを……」
マークス「む?」

ベルベット「助けに来てくれたこと、感謝するわ、ありがとう」
ベロア「………ありがとうございます、これ、お礼に」つこわれたやり
マークス「あ、ありがとう……」

マークス(これが、ヒーロー路線なのか……これは、なかなか運命的な……これで私にもフラグが……)

エフラム「では、俺達は帰るがマークス殿は大丈夫か?」
マークス「あ、ああ、問題無い、特効薬のお陰で充分回復した」
アイク「そうか、なら、そっちの二人は?」
ベルベット「え、その、大丈夫よ?///」
ベロア「さっきはびっくりしましたけど、もう大丈夫です……///」
マークス(……あれ?)
アイク「そうか?良ければ家まで送るが………」
ベルベット「平気よ、あ、ごめんなさい、お礼、まだだったわね///」
アイク「気にしなくてもいい、あんたが無事なら良かった」
ベロア「それでも、ありがとうございます///」
エフラム「構わんさ、当然のことだ、大丈夫なら無理には言わんが、帰りは気を付けるんだぞ」
ベロア「はい、ありがとうございます」

ベルベット「アイク………噂の神将……ね///」
ベロア「あの人がキヌの言ってた、エフラムですか……///」
マークス「……………」ヒュー

163 :ヒーローの条件3/3:2017/01/18(水) 13:23:42.39 ID:Yel7hhFd.net
後日
マークス「リョウマ」
リョウマ「なんだ、マークス」
マークス「速さと、精神を鍛えるにはどうすれば良い?」
リョウマ「その様な事を聞くなど珍しいな、一概には言えんが、俺の場合速さは走り込んだな。
     そして精神だが、一番良いのは滝行だろうか」
マークス「最近流行っているアレか……効果があるのか?」
リョウマ「少なくとも俺は効果があると思っている、自然と一体になり己の心に向き合えるからな」
マークス「そうか……」

ミコト「今回の件で、マークス君も前向きになれたでしょうか?」
ガロン「奴が未だに喪なのは運命的云々の前に奴自身モテようと努力せんからだ。
    いつまでも受け身でいるような者がモテる筈など無いからな。
    たかがバーサーカーに負けたと聞いた時には憤慨したが、結果として自分磨きに動いたなら良しとすべきかのぅ、後はレオンだが」
シェンメイ「あの子はまだ学生ですから、焦らずとも良いのでは?」
ガロン「………なら、奴が成人するまでは待とう、そして恋人ができなくば、見合を進める」

それから、早朝にリョウマと共に走り込むマークスの姿がみられる様になった。

164 :助けて!名無しさん!:2017/01/18(水) 18:17:45.91 ID:l9qxYfMf.net

マークスのメルヘンは不思議な可愛さがある
あるが…

リョウマさんと一緒に走ってるとこをエポちゃんに妄想されそうな気が

165 :助けて!名無しさん!:2017/01/18(水) 19:19:29.74 ID:0mAoGtW3.net
バレンタインまで残り1ヶ月足らず
頑張れマークス兄さん

ヒーロー路線と言えば、シグルドが「困っている人を助けまくる謎のサラリーマン」として、大量のチョコを贈られている過去ネタがあったな
今年の兄弟家はどんなバレンタインになるか、今から楽しみだ

166 :助けて!名無しさん!:2017/01/18(水) 20:49:37.72 ID:PhR1NrbP.net
無駄な努力っていうのは時間とエネルギーの浪費で何もしない事より劣る行為だと思うよ

167 :助けて!名無しさん!:2017/01/18(水) 21:15:25.21 ID:0mAoGtW3.net
たとえそれが自身の内面にしか作用しないとしても、変化がある時点で、「無駄」な努力何てモノは存在しないと思うよ

168 :助けて!名無しさん!:2017/01/18(水) 21:53:40.09 ID:ORizJgBr.net
そういやアイクとエフラムは誰かの危機に颯爽と駆け付けるシーンが原作にもあったような
割ともとからヒーロー気質があったか

169 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 07:52:23.97 ID:YDqxcTlm.net
外伝リメイクいいっすね
マイユニでなきゃいいけど

170 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 08:03:15.30 ID:MDuVYCSF.net
アルム「僕達はずっと仲良しでいようね・・・」イチャ
セリカ「ごめんなさいって謝ったら許してね」キャッキャ


シグルド「ああああああああああああ!」つティルフィング


アイク「今のシグルド兄さん・・・かなり、やる」
リーフ「みんなおはy・・・ヒトデナシー!!」
ロイ「ああ、リーフ兄さんがミンチより酷い状態に・・・」

171 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 09:31:53.14 ID:TIT3G431.net
>>169
マイユニアンチは新しいFEをやらない方がいいと思います
素直にリメイク前の外伝をやった方がいいと思います

172 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 12:52:14.29 ID:zJbKr9ZV.net
遂にアルムが空気脱却する日が来たか

173 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 13:29:29.67 ID:IFS76vlC.net
>>169
幻影異聞録やろうぜ

174 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 20:36:18.49 ID:nwX4MQ3R.net
セリカに注目が集まってその陰に隠れ結局空気になるのではという予想

175 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 21:34:01.54 ID:ChNFa4Kf.net
IS社員「脇キャラが薄味なので小説設定を流用させて頂きます(o^∀^o)」

176 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 22:05:30.68 ID:e9X7Ernq.net
新しいアルム見ててなーんか既視感と思っていたんだけど、やっとわかったわ
DS版のトーマスとかザガロに似てるんだ
こいつらに似てるってことはつまり

177 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 22:35:58.81 ID:2IJj3Njc.net
セリカ「外伝に小説版なんてものはない。いいわね?」
シルク「あらあら?本編に逆輸入されるのが怖いんですか?」
セリカ「プロモーション映像を見なかったの?リメイクはアムセリ推し…貴女の出番はないわ」
シルク「発売される前ならなんとでも言えるでしょう?貴女に単独ヒロインでやっていける魅力があるのかしら?」
セリカ「ふふふ」
シルク「ふふふふふ」
アムル(アムルです…リメイクが発表されたばかりなのに早くも空気が最悪です…)

178 :助けて!名無しさん!:2017/01/19(木) 22:58:09.99 ID:ZZlzGAho.net
>>177

ジャンヌ「では争っています隙に私がアルム君を頂きますね」

179 :助けて!名無しさん!:2017/01/20(金) 07:10:09.52 ID:75Jl6ZkM.net
セシリア「ソーシャルゲームね。きっとレア度と性能がかみ合って無いとか産廃とか言われるのよねー」(死んだ目)
サザ「予知能力目覚めたんよ。引いた瞬間プレイヤーが「うわっ…」て顔する未来が見えたんよ」(死んだ目)
アーダン「本編にはミリも出番無いけどDLCのネタマップでは出番有りそうだなー。セリフ無しで」(死んだ目)
ウォルト「はは、僕なんかそもそも薄いから、きっと出演しない分ネタにはされませんよラッキー」(死んだ目)
セティ「………」(ほぼ高レア高性能枠だから居心地が悪い)

180 :助けて!名無しさん!:2017/01/20(金) 08:56:20.90 ID:hu+XmBW0.net
久し振り&変わり無いなグリーンズ!

昨今のリンの空回りぶりは、いよいよ緑の酒場に入り浸る日も近い気がしてきた……

181 :助けて!名無しさん!:2017/01/20(金) 12:17:54.82 ID:ThGGzIsU.net
過去ネタ読んでたら思い付いたので投下します。

アレク「なぁ、アルヴィス課長、えらい凹んでないか?」
ノイッシュ「シグルド係長の妹さんに、完膚なきまでにやり込められたんだそうだ」
アレク「妹って……係長、妹何人もいたよな」
ノイッシュ「女帝……だ」
アレク「ああ!今話題の美少女社長!」
ノイッシュ「ああ、主に人材運用等を中心に、ぐうの音も出ない程ダメ出し食らったそうだ」
アレク「成る程ねぇ、確かマイキャッスル社の社長だったよな」
ノイッシュ「ああ、新興ながら多方面に進出していて、ウチとも契約してる。
      ついでにクルト社長とも親交があるそうだ」
アレク「ふーん………あれ?係長の弟達ってさ」
ノイッシュ「弟も何人もいるぞ」
アレク「神将と覇王だよ」
ノイッシュ「そちらか、どうした?」
アレク「確か神将の嫁の一人ってベグニオン社の社長だったよな」
ノイッシュ「そうだな、そちらもウチと契約があるな」
アレク「それで覇王の嫁の一人ってマンフロイ氏の孫娘だよな」
ノイッシュ「そうだな、うちの大株主だったな」
アレク「更に他の嫁って竜王家とか白暗夜家の娘だったりしたよな」
ノイッシュ「そうだな、町有数の資産家でウチの株主だったりするな………」
アレク「……………」
ノイッシュ「……………」
アレク「なぁ、実は係長って、今物凄い重要人物だったり?」
ノイッシュ「するかもな、しかし……」
アレク「係長、自分の価値に気付いて無いよな」
ノイッシュ「仮に気付いても『私自身の力ではない』と利用しないだろうな」
アレク「その辺、要領悪いと言うか世渡り下手というか」
ノイッシュ「だがそんな係長だからこそついて行っているのだろう」
アレク「違いない」

アレク「あー、係長、また課長に怒られてるな」
ノイッシュ「仕事のミスはあるが、あの感じからして妹さんによることの腹いせもあるな」
アレク「価値を知ると恐ろしくてできないよな。
    そうできる課長は気付いて無いのか大物なのか……」
ノイッシュ「友人としての気安さもあるだろう。
      実際係長が落ち込んでいるのをみてあえて向かっていたし」
アレク「係長は要領悪いけど課長も不器用なんだよな」
ノイッシュ「それはそれでいい友人関係なんだろう。
      そろそろ仕事を始めないとこっちにも飛び火するぞ」
アレク「あいよー、さて、残り頑張りますかね」

182 :助けて!名無しさん!:2017/01/20(金) 19:44:28.24 ID:I7GsXA7/.net
>>181
称号で認識される三傑ww

それにしても、ノイッシュアレクそれにアーダンと、本当にシグルドは理解ある部下に恵まれているなー

183 :助けて!名無しさん!:2017/01/21(土) 00:09:46.16 ID:WysiOzMi.net
ifキャラでCMを撮影したら

カザハナ「や&#65374;ん狐ちゃんかわいい&#65374;!ウチで飼っちゃおうか&#65374;」
シャーロッテ(狐耳)「キュ~ン♪」
フランネル「おい!そいつ猫かぶってるぞ!危ないから離れろ!ウゥ&#65374;!」
シャーロッテ(狐耳)「うるせぇんだよ…(小声)」
フランネル「ほらー!!」
カザハナ「ハウス!!」
シャーロッテ(狐耳)(顎で犬小屋を指す)
フランネル「( ゚д゚)ポカーン」

マルス「いやぁあの般若の顔は凄いねぇ迫真の演技だねぇ」
ロイ「いや、あれはたぶん素だと思う…」

ひとつだけでスマンが浮かんでからどうしても書きたくなったんだ…

184 :助けて!名無しさん!:2017/01/21(土) 00:42:13.98 ID:EwTo+xpM.net
乙です。

シャーロッテ似合いすぎるww

185 :助けて!名無しさん!:2017/01/21(土) 02:31:52.46 ID:WysiOzMi.net
>>180
エフラム「いかん!いかんぞ!未成年が酒場に入り浸るなど!」
リン「入り浸ってないてば!?…紋章町の飲酒OKって何歳からなのかしら…」
ロイ「他の人たちはOKっぽいけどウォルトはダメなんじゃ…セティさんもギリギリダメかも…」
ミカヤ「サザって何歳だったっけ…暁時点なら成人してるのかしらね」

…下手したら酒飲んでいいのアーダンとセシリア先生だけなんじゃなかろうか
元が中世世界っぽいFEだから特に決まってるわけでもないかも知れんけれども

ノノ「ノノたちがふつーに結婚できるんだしあんまりそーゆー現代の価値観で考えなくてもいいかもー」
ンン「メタですねぇ……」

サザ「いまさらやっぱ飲んじゃダメとか言われても困るんよ」
リン「そもそもサカ族にそんな現代っぽい法律あるわけないし…
   部族の馬乳酒はいちおーお酒だけどアルコール物ってよりヨーグルトに近いし赤ちゃんからお年寄りまで当たり前に飲んでるんだけどね」

186 :助けて!名無しさん!:2017/01/21(土) 08:33:42.36 ID:foACPmzJ.net
セリカ「外伝リメイク記念ってわけで外伝女子会を開催してみたわけだけど」
パオラ「…私たちがリメイク作出演するのも…SFC版第一部まで含めると4度目ね」
カチュア「バレンシア遠くて大変だったわ…懐かしい…」
エスト「ごめんごめん、まーった捕まっちゃってたアハハハハー!」
セリカ「…暗黒龍でもカミュ将軍の手引きで逃げられたけど最初捕まってたんだったかしら…」
エスト「うん、あたしくらい牢屋入った経験豊富なのってちょっといないんじゃない?」
カチュア「笑いごとですまないわよバカ!もう!毎回ドジやって!」
シルク「私やクレアやマチルダさんも捕まってますし外伝女子陣は囚われ属性が強いみたいです」
マチルダ「牢の中で普通に武器持ってゾンビと戦ったのが懐かしいわ…」
クレア「仕様状必ず武器持ってるからね…クレーベさんが白馬の王子様よろしく颯爽と駆けつけ…る必要もなく自力でなんとかしちゃうのよね」
マチルダ「あらあら、うふふ、いいのよ。クレーベの事は私が守ってあげたいの」
シルク(お嫁さんの方がはるかに強いんですよね…魔坊の差も大きくって…)
クレア「でさ、そろそろフラグの話いこう?3つのフラグを欲しいままにしたモテカワ系女子の私は今度は自由に婿選べるのかなー」
セリカ「そのうち一つはあんたの片思いの一方通行にすぎないから!ちゃんと普通にグレイと幸せになってどうぞ!ロビンでもいいし!」
クレア「まーねー、付き合ってればいい相手だし今からアルムに横恋慕し直さなくても充分幸せだけど私…けど聖戦とかアドバンスシリーズとかの自由度もあっても…」
シルク「どおなるんでしょうねえ。紋章とか暗黒龍はリメイク元どおりにそっち関係は固定のままでしたが」
マチルダ「…あら、ソニアさん。コメントがありませんが?」
ソニア「……佐野真砂輝&わたなべ京のコミック版じゃ…あたしとディーンっていい仲なんだよねぇ…同時に仲間に…できるようになったりするのかねぇ…ふぅ……」
セリカ「遠い世界に旅立ってらっしゃる」
パオラ「想っても思っても決して結ばれることはない人なのだものね…ほろり」
カチュア「姉さん…はいお茶」
パオラ「ありがとお…」
デューテ「…どうしよう入っていけない…みんなどうしてそんなに恋愛とか興味あるの…」
メイ「あんたが興味無さすぎなだけだって。魔法の事しか考えてないんだから」
ジェニー「私ももう相手を内緒にしなくても……いいかなあ。セーバーさん……」

187 :助けて!名無しさん!:2017/01/21(土) 11:24:33.37 ID:foACPmzJ.net
そして今思い出した
クレーベとクレアが兄妹だったこと完全に忘れてたすまん
クレーベさんが…は兄さんが、で脳内変換しといてください

188 :助けて!名無しさん!:2017/01/22(日) 10:33:59.00 ID:NaD4IPNm.net
スベる予感しかしないけど思い付いたので投下します。

マルス「なんか面白そうなアニメやるみたいだから見ようか」
リーフ「そんなにアニメを見たがるなんて珍しいな…まあいいけど、なんてタイトル?」
マルス「とっとこカム太郎」
リーフ「ウハw 完全に昔どこかで聞いた名前www 本当に見るのwww」
マルス「当たり前じゃないか、これをネタにまた面白い事をしてやるのさ」
リーフ「なんだからかい目的か…てっきりケモに目覚めたのかと」
マルス「そんなわけないから…いいから早く見よう」ポチットナ

とっとこ〜 走るよカム太郎〜♪
キャッスルを〜 走るよカム太郎〜♪
だ〜いすきなのは〜 き〜ずなのタネ〜♪
やっぱり〜 走るよカム太郎〜♪

リーフ「ちょw 歌もツッコミどころ満載だけどデフォルメされた兄さんが来るのかと思ったらまさかのほぼ原形っすかwww」
マルス「素直にハムスター化すればよかったのにハム耳付けただけとかwwwww ブフォwwwww」
リーフ「しかも全員ってw こりゃ笑わずに最後まで見る自信ないですわ…」

189 :助けて!名無しさん!:2017/01/22(日) 10:34:36.72 ID:NaD4IPNm.net
カムイ(ハム耳)「は、は…ハムちゃんず結成なのだ!へけっ…///」
リーフ「あまりの恥ずかしさで顔真っ赤なうえに台詞噛んでるw」
マルス「こりゃ永久保存版かな?もちろんネタ的な意味で」

アクア(ハム耳)「こっちは片付いたわ(キリ)」
リーフ「アクアさんw やたらノリノリだし木の枝でガルー追い払ってるw」
マルス「大将ポジションは彼女でいいんじゃないかな」

ジョーカー(ハム耳)「カムタロサァン!カムタロサァン!」
リーフ「まwさwかwのww」
マルス「いやぁすごくいい配役だと思うよ…フフッw」

カムイ(ハム耳)「レオン…また服が裏返しになってるのだ」
レオン(ハム耳)「ええっ!?は、早く言ってよ!」
リーフ「そんなところまで忠実再現w」
マルス「ずっと思ってたけど変なところで気合入れてるよね、このアニメ」


マルス「いやぁ〜面白かった。おかげで腹筋が鍛えられt…な、なんだこの殺気は…」
カムイ「…ずいぶん楽しそうだったけどアニメ鑑賞会は終わったかい?二人とも」
リーフ「えっと…いつから後ろで見ていらっしゃいましたか??」
カムイ「あの妙な歌が流れ始めたところから。偶然通りかかって覗いてみたら案の定だよ」
マルス「ほぼ最初からかい!? いや違うんだよ、決してこれをネタに君をからかってみようだなんてこれっぽっちも…あ!」
リーフ「バカー!!」
カムイ「(プチッ)終わりだぁぁぁぁ!!!」つ竜穿
マルス・リーフ「アッーーーー!!」

おわれ

190 :助けて!名無しさん!:2017/01/22(日) 10:35:04.46 ID:NaD4IPNm.net
オマケ キャラクター紹介文(一部)

カムイ
ほかのハムスターをなでるのがだいすき。ドラゴンに変身することができる。

アクア
はかなげな歌姫。でもちからが強い。猫やカラス相手にもゆうかんにたちむかう。

レオン
なぜかいつも服がうらがえしになっているうっかりやさん。べつめいグラビティマスター。

スズカゼ
女の子ハムスターにすごくモテる。ただし本人はじかくがない。

ジョーカー
カムイ以外のハムスターにはきょうみがない。今は執事だけどもともとは捨てハム。

フェリシア
メイドだがかなりのドジで、いつもお皿をわっている。でもたたかうのはとくい。

ハイドラ
ハムスターの心をあやつりけんぞくにさせることができる。とうまりゅうにも変身できる。

ミコト
とうまのけんぞくのひとり。みらいよちをすることができる。弓と杖がとくい。

シェンメイ
とうまのけんぞくのひとり。とうまおうこくで何度も立ちふさがる。魔法と杖がとくい。

幼児向けっぽく書くのって難しいな…( &#728;&#8226;ω&#8226;&#728; )

191 :助けて!名無しさん!:2017/01/22(日) 10:51:50.59 ID:/nkY0z3R.net
ちょいちょいちょーい
カムイさんはリーフの兄さんではありませんぞ

192 :助けて!名無しさん!:2017/01/22(日) 13:45:56.32 ID:CA+s/gF1.net
>>188
187とかもあるしミスとか勘違いかも
保管庫入れる時はリーフの台詞、姉さんか…出したのが男の方のカムイならカムイさんに修正しとく?

193 :義姉妹間交流1/2:2017/01/22(日) 20:16:00.08 ID:t0EA4Z3s.net
ギィン!

アメリア「あぅ!」
エルフィ「そこまで!」
セルジュ「ありがとうございます」
アメリア「あ、ありがとうございます……うぅ、やっぱり強いです」
セルジュ「貴女の筋も良かったわ、アメリアちゃん。
     でも、攻撃の際、少し腰がひけてたわ、苦手な斧相手だからって、怯まず思いっきり来なさい」
アメリア「はい、ご指導ありがとうございます」
セルジュ「でも、まだその若さでとてもいい腕ね。
     流石義弟君の秘蔵っ子だけあるわ」
エルフィ「本当ですね、その力なら、アーマーとしても大成すると思います」
アメリア「ありがとうございます、師匠の名に恥じない様に、もっと強くなりたいです。
     ですから、またお相手してください」
セルジュ「ええ、でも貴女も結構続けてるから、少し休憩しましょう、無理は禁物よ」
アメリア「はい」
フィオーラ「そしたらその後は私と戦ってみませんか?
      同じ槍でも、歩兵とペガサスではまた違いますよ」
アメリア「あ、やって見たいです、お願いします」
エルフィ「あ、私も興味あります、私ともいいですか?」
フィオーラ「もちろん」

エリンシア(ああ、セルジュさんやエルフィさんの鍛え抜かれたKINNIKUにフィオーラさんやアメリアちゃんのしなやかなKINNIKU
      殿方とは違う戦う女性のKINNIKUもすばらしいですわぁ……)

リン「それで、どこまでも広がる草原を風を感じながら駆けるのは最高よ」
キヌ「うわ〜、楽しそう!それもいいけど山の中を走るのも良いよ」
レテ「うむ、駆け回るのではなく森の生き物の声を聞き生命を感じるのも良いものだ」
リン「それも良いわね、今度一緒に連れて行ってくれない?」
キヌ「良いよ〜、じゃあリンは草原に連れて行って」
ファ「お山あそびいくの?ファもいくファもいく〜」
リン「ええ、一緒に行きましょうか、しかし今までこんなの話が出来た相手居なかったから幸せだわ〜」

194 :義姉妹間交流2/2:2017/01/22(日) 20:17:09.60 ID:t0EA4Z3s.net
エイリーク(〜〜〜〜〜♪)ピアノを奏でている
エリーゼ(〜〜〜〜〜♪)バイオリンを奏でている
リアーネ「〜〜〜〜〜♪」目を閉じ、真剣に歌っている

三人による歌が周囲に広がり、やがて曲が終わる。

三人「「「………」」」ペコリ
ミスト「す……すっご〜い!!」
ラケシス「驚きましたわ、まさかここまで素晴らしい曲ができるなんて、ナンナにも聴かせてあげたかった」
サラ「そこはリーフ任せね、でも凄いわ。
   義姉様の腕はコンサートで聞いたことあったしエリーゼのも知ってたけどリアーネ義姉様の歌も素晴らしかったわ」
リアーネ「そう……でしょ、うか///」
ニニアン「ええ、驚きました、私も、踊りをする上で少し音楽は知ってはいましたが。
     ここまでのものは始めてです」
エイリーク「あ、ありがとうございます///」
エリーゼ「そこまで言われると照れちゃうな、でも嬉しいよ。
     エイリークお義姉ちゃんとリアーネお義姉ちゃんもありがとう、とっても楽しかったよ!」
リアーネ「わた、しも……たの、し、かった、です」
エイリーク「私も、とても楽しかったです、リアーネ義姉上、エリーゼさんありがとうございます」ナデナデ
エリーゼ「あ………」
エイリーク「あ、ごめんなさい、嫌でしたか?」
エリーゼ「ううん、全然、やっぱりお兄ちゃんと双子なんだなって思って、とっても気持ち良かった」
エイリーク「そうでしたか、それは良かったです。
      兄上のこと、これからもよろしくお願いしますね」
エリーゼ「うん、よろしくね、エイリークお義姉ちゃん!」ギュ
エイリーク(む、胸の感触が……いえ、エリーゼさんは義妹エリーゼさんは義妹エリーゼさんは義妹……)
リアーネ「………」ナデナデ

カムイ「いや〜、みんな楽しそうだね〜」
ミカヤ「一部不穏なところもあるけどね」
カムイ「これだけお嫁さん達義姉妹がいるからそれぞれ交流させてみようと思ったけど正解だったよ」
ミカヤ「まぁそこは同意するわ、確かに概ね楽しそうだし」
カムイ「あ、登場してない娘達は駄作者が組合せとか思い付かなかったからね」
ミカヤ「メタ自重よカムイ」
カムイ「さて、せっかくこんなに集まってるから私も誰か撫で撫でしてこよーっと」
ミカヤ「行ってらっしゃい」

おまけ
シグルーン「アイク様の(ダキュンダキュン!!)はとても素晴らしくて」
ノノ「そうなんだ、お兄ちゃんもとても優しくて、でも……」
イレース「それからアイクさんは………」

ンン「ここだけ空気がショッキングピンクなのです!!」

195 :助けて!名無しさん!:2017/01/22(日) 20:45:11.51 ID:P7hl25xV.net
乙乙
賑やかで楽しそうでこういうの大好き
ならば思いつかなかった嫁を補完してみる
嫁のみならず候補も混在

シャラ「……………はいこれ。お…ま…じ…な…い…」
ジャンヌ「ありがとうございます。これで私も…アルム君…」
セリカ「こらあ邪教徒!ろくでもない呪いするんじゃないわよ!」
ジャンヌ「ちょっとした恋占いですよ。可愛いものでしょうに」
セリカ「あんたは手段を選ばないから不安になるのよ!」

ニニアン「ああ雪が気持ちいい…もっともっと振らないかしら…」
フローラ「故郷が懐かしくなります…私たちの部族は永久凍土の果ての果てで暮らしてましたから…」
フェリシア「はわわっ!雪だるまさん崩れちゃったですぅぅ〜〜!」
ミランダ「あんたら…よく平気で外にいられるわね…」

チキ「わぁセリスお義姉ちゃん!ぬいぐるみさん可愛いね!」
セリス「お裁縫して作ったんだ。チキちゃんにも教えてあげ…んん?お義姉ちゃん?」
チキ「わーいありがとー!」
セリス「…まぁいいかな…うん」

ルフレ「それでクロムさんったら何かというと他の女の人のおっぱいばかりじろじろ見て…」
ノノ「ええー見るだけなの?男らしく揉みしだいたりしないなんて物足りないねっ!」
ンン「それもどうなんですか」
リリーナ「私なら雄っぱいは吸う!触るだけじゃ物足りないもん!」
ンン「それもそれでどうなんですか…」

196 :助けて!名無しさん!:2017/01/22(日) 21:33:50.57 ID:t0EA4Z3s.net
便乗乙です。

然り気無くセリスが混ざってるのが笑ったww

197 :助けて!名無しさん!:2017/01/23(月) 00:36:09.26 ID:XlxOCWJa.net
乙です
義姉妹でもほんわか仲良しって、良いものですねぇ

198 :助けて!名無しさん!:2017/01/23(月) 01:08:22.29 ID:iRXdWnsD.net
シグルドはともかく、アイクエフラムカムイヘクトルエリウッドら大人数の結婚式ってどういう風に挙げたんだろう
ガロンとか…あとはレヴィンあたりもやってそうだが

199 :三傑の結婚式:2017/01/23(月) 18:03:19.11 ID:HobDgYnU.net
アイク:ベグニオン・グループ主催、会場設営グレイル工務店、その他多数協力

エフラム:白暗夜、ロプト教団、竜王家共催

カムイ:マイキャッスル本社を中心にカムイ・グループ全力投球


…………国家レベルのお祭りかな?

200 :助けて!名無しさん!:2017/01/24(火) 12:23:39.01 ID:66MHZBlm.net
一連の大結婚式で、はたしてカムイ姉さんはどれ程の経済効果を……

201 :助けて!名無しさん!:2017/01/24(火) 18:58:27.09 ID:TpGhAfGa.net
>>200

カムイ「3つ合わせると物凄いよ。
    特にエフラムお兄ちゃんはアイドルのチキちゃんとの結婚もあってFETVも動くしかなりのお金が動くだろうねー」
サナキ「アイクの時は私の主宰ということもありこちらもかなりの物になるじゃろうな。
    ただ何よりアイクと結婚出来た事実に幸せが一杯であるがの」
シグルーン「キスシーンで真っ赤になるサナキ様の姿が今から楽しみですわ」
クルト「むぅ、こちらは余り噛む事が出来ないな………
    いっそのことディアドラをどちらかに嫁がせるのはどうだろうか?
    財界に置いて利益の為の政略結婚はあるしあの子もその辺りはわかっているだろう」

202 :助けて!名無しさん!:2017/01/24(火) 19:57:42.82 ID:n6npKr8d.net
キヌ「もしだけどさ、式挙げるときはうちの神社になったり…するのかな?」
サクラ「それは…そうかもしれませんね」
キヌ「それならアサマとミタマが担当するんだよね…な、何か考えただけで恥ずかしいんだけど」
サクラ「思い切り身内ですもんね…」
サラ「ならうちの教会でウェディングにする?」
キヌ「教会でかあ…あのウェディングドレスってのも綺麗だよね」
サクラ「確かに…一度は着てみたいと考えてしまいますね」
サラ「まあこっちも思い切り身内なんだけどね…お爺様が頼みもしないのに変な気を回しそうで」

203 :助けて!名無しさん!:2017/01/24(火) 20:19:22.83 ID:2j8RoqUK.net
>>201
>>「いっそのことディアドラをどちらかに嫁がせるのはどうだろうか?」

カムイ「流石に、シグルドお兄ちゃんの初恋の相手には手を出せないなー」
エフラム「そもそも、関わりが殆んど無いのだが」
アイク「肉がウマイ」

ラケシス「シグルド様に、2人の女性を同時に愛せる器用さはありません」
ナンナ「…………お姉様、大地の剣を返してください」

204 :貴女の街のお花屋さん:2017/01/24(火) 21:10:18.49 ID:1EYwJRG0.net
結婚…夢が広がる光景……
ロードのたびに繰り返した結婚……
皆で、というのも賑やか&盛大そうで、よし!

サクラの神社のバイトはよく見かけるけどエリーゼのバイトはあまり見かけない気がしたので書いてみた

暗夜のメインストリート、クラーケンシュタインの街角はいつも雑多で猥雑である種の活力に満ちている。
そんな街角の一角にその店はあった。
木製の扉に小さな看板。その扉を潜ると…暗夜ではあまり見られない色とりどりの季節の花を目にする事ができる。
その片隅では学生服の上にエプロンをまとった少女があくせくと働いていた。
エリーゼ「……サクラが紹介してくれたボンサイって…扱いがすっごく難しいね……」
なにやら新商品の世話をしているらしい。
慣れないのか悪戦苦闘している。額に汗して真剣な眼差しで鋏を扱っている姿は健気で一生懸命だ。
そうこうしていると幾人か来客があったようだ。
エリーゼ「いらっしゃいませ〜〜っ、何をお求めですか?」
およそ花に興味がありそうにも見えない男たち数人は贈り物がどうとかいう話をしてきたので、
それにふさわしい華をいくつか選んで束にした。
エリーゼ「ども、ありがとうございましたっ!」
お代を受け取り丁寧にお辞儀をする。
…まだあどけない少女らしからぬサイズの…姉カミラに近付いていっている雄大な立派な…エプロンを大きく押し上げている部分がお辞儀の時に大きく揺れた…
ここ1、2年ほどで急速に育っていって…今では友達たちの中で一番大きい。理由は姉と同じ血と……大好きな人に触れてもらってるからなのかなあと自分では思っているがそれはさておき。
育つたびに男性客が増えるのはちょっと辟易する。
お店の売り上げに貢献しているのはいいのだけど。私の胸はエフラムお兄ちゃんを抱きしめるためのものなんだけどなぁ。
カシータ「エリーゼ様。ちょっと休憩にいたしましょう」
エリーゼ「様はやめてよ店長〜〜。ここじゃカシータが店主で私はバイトなんだから」
カシータ「そうは申されましてもねぇ。ガロン様の大事な大事なエリーゼ様をお預かりしていると思いますと…」
恰幅のいい初老の婦人はこればかりは譲れないと言わんばかりだ。
エリーゼも半ばあきらめてはいる。無理からぬ話だ。
カシータは若い頃に暗夜家に仕えていた事がある。老いて体力的に厳しくなった後、お暇を頂いた折にガロンから土地と店を授かっていた。
恩に感じるのも当然だろう。エリーゼがここで働いているのもガロンの手引きのようなものだ。
何かやってみたいと言ったらここを紹介された。信頼できる人物のところに預けたいと思ったのだろう。
ぶっきらぼうで突き放したようなところのある父だがなんのかんので娘にはそういうもんである。
…その割に彼氏作るのは大賛成というノリなのだからわからないものだが。
カシータと取り留めのない話をしながらエリーゼは窓ガラスの向こうの街並みに目を向けた。
ノスフェラトゥやゴーレムら怪しげな者たちが道を行ったりきたりしているのが見える。暗夜の日常だ。
……貧しく荒んだ暗夜の街、腹の足しにもならない花。
それでも時に癒しを求めてくれるお客さんはいるわけで…
なら、それもいいかな。と思うのだ。
あ、あのゴーレム。お店の扉に手をかけた。
よしっ、一休みおしまい!

椅子を立ったエリーゼは満面の笑顔を浮かべて。

エリーゼ「いらっしゃいませ!何をお求めですか?」

205 :助けて!名無しさん!:2017/01/24(火) 21:14:29.95 ID:TpGhAfGa.net
乙です。

こういう穏やかな話もいいですね、癒されました。

206 :助けて!名無しさん!:2017/01/24(火) 21:43:06.51 ID:2j8RoqUK.net
乙!

兄弟家の面々なら、贈り物の花にどんなのを選ぶだろう、とか妄想

シグルド兄さんとかだと、飾る場所とか考えずに凄いの贈りそう
そして怒られつつ喜ばれそう


エリンシア、エイリーク、エリウッド、カムイ、マルス辺りは、そつなくこなすか

エフラムは「一人一人に対して、花言葉までしっかり考えてね、兄様」って言われて悩まされそう

クロム、リン、リーフはスベる

セリスは美的感覚次第

アルムとセリカはお揃いの色違いを交換

ミカヤ、アイク、ヘクトル、ロイは……花を贈る姿が想像できません

207 :少年少女と先生のバレンタイン大作戦:2017/01/25(水) 22:50:22.94 ID:rjXTiKIx.net
リヒト「あ、サラ」
サラ「あら、揃って何かしら?」
ルゥ「サラ達や姉さん達はエフラムさんやジャファルさん達にチョコ作るんだよね」
ニノ「そうだよ〜」
ロス「頼む、俺達も一緒に作らせてくれないか?」
ンン「何故? と言っても予想はつくのです」
ヘンリー「一番の理想はヒノカ先生から貰うことだけどね〜」
レィ「だけど真面目なヒノカ先生がわざわざ学校に持ってきてまでっていうことはないからな」
ユアン「だから僕達から逆チョコを送って、想いを伝えたいなってね。
    できればそのまま初体験をお願いしちゃったり?」
ユミナ「発言には色々気を付けなさいよエロガキ」
サラ「まぁ言いたいことは判ったわ、私達としては問題ないわ
   貴方達の分は貴方達で用意して、そして作り方教えるんだから私達の分も手伝って。
   それなら構わないわ」
ニルス「それくらいは勿論だよ、よろしくお願いします」

ヒノカ「あの、母上、何故私がちょこの作り方を教えられているのでしょうか?」
ミコト「決まっていますわ、貴方を慕う少年達へのばれんたいんちょこに決まっているでしょう。
    うふふ、12人分ですから、頑張らないといけませんわ」
ヒノカ「そ、そんな、私は教師です、そんな私があいつらに……
    それに私は常々学校への不要物の持ち込みを禁じているのです、そんな私が……」
ミコト「いけません、その教えはともかく、彼らは貴女に純粋な想いを伝えているのです。
    そんな想いを無下にするなんて、酷い事ではありませんか」
ヒノカ「し、しかし……」
ミコト「少なくとも貴女にはあの子達に伝えてくれた想いを返す義務がある……
    とわたくしはかんがえますわ」
ヒノカ「……………あいつらは私の生徒としてこんな私を慕い私を教えを受けてくれた、その義理ちょことして用意しましょう。
    そして学校では渡しません、放課後、あいつらの自宅にそれぞれ届けます」
ミコト「ええ、それで構いませんわ、早速始めましょう」

サクラ「個別に届けるってかなり手間ですよね」
エリーゼ「自分の考え方の為だけどそれを苦もなく選ぶ潔さがみんなに慕われる原因だよねー」
サクラ「ところで、サラからこのようなめぇるが来たのですが」
エリーゼ「またこれは何と言うか、白夜のことわざで『知らぬが仏』だっけ?」
サクラ「はい、正解です、取り敢えずサラにだけ話しましょうか、サラなら面白がって黙っておくでしょうから」
エリーゼ「そうだね、じゃあ、私達も行こうか、お兄ちゃんのチョコ作らなきゃ」
サクラ「はい」

208 :助けて!名無しさん!:2017/01/26(木) 18:21:31.99 ID:RVD7zaAF.net

…そのうちヒノカさんも押し切られそうな気はする

209 :助けて!名無しさん!:2017/01/26(木) 20:37:03.11 ID:WI3+ujN5.net
成長し、「教え子」ではなくなったら危うい
まだ「大人の女性への憧れ」である内は、踏みとどまれるか


サラ「わたしはしっかり、家庭仕事出産育児まで計画を立てた上で、兄様に迫ったわよ」
ンン「自分の特殊性を理解するのです」

210 :助けて!名無しさん!:2017/01/26(木) 20:43:08.18 ID:WQfHFlzm.net
ヒノカさんは今の子供達の感情をはしかみたいな感じで見てそうだけど成長しても彼らの気持ちが変わらなかったら今以上に頭抱えそう

211 :助けて!名無しさん!:2017/01/27(金) 09:56:44.28 ID:3L1btohk.net
カムイ「唐突だけどレオンの異名ってすっごい面白い感じよね」
リーフ「異名?あぁ、グラビティマスターね」
カムイ「そうそれ!でね、面白いけどなんか響きとしてはイマイチだからちょこっと考えてきたの」
リーフ「なんだか嫌な予感しかしないけど…まあいいや。どんなやつ?」
カムイ「『光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる男性騎士』とかどう?」
リーフ「ブハwww 何それ天才www」
カムイ「でしょ!?いやぁ〜やっぱり分かる人には分かるんだね!他の人はダメ出しばっかりでさ…」

レオン「なんか今どこかで盛大にディスられた気がする」
ゼロ「気のせいですよ」

212 :助けて!名無しさん!:2017/01/27(金) 15:37:44.49 ID:mhz8M943.net
セツナ「……何となくこうして集まった訳だけど……」
ピエリ「正直余り物感が凄いの」
カザハナ「しょうがないじゃない、男共は揃いも揃ってカムイ様の方に行っちゃうし」
ラズワルド「あの……僕はいるんだけど?」
カザハナ「(スルー)そして始めからタクミ様とかっぷりんぐされてたオボロはいざ知らず。
     カミラ様と女色に走ったベルカやルーナに、いつの間にやら神将の嫁入りしたエルフィにカゲロウとどんどんめんばぁを減らしてもうこれだけよ!」
ラズワルド「つまりカザハナも彼氏が欲しいってこと?
      それなら、ぼくはどうか………!」
カザハナ「(ラズワルドの首に刀をあてながら)馬鹿の戯れ言は置いといても……
     サクラだってもうずっと覇王の元に入り浸って……」
ピエリ「つまり、寂しいって事なの?」
カザハナ「ぐっ………!」
セツナ「んー……」
カザハナ「どうしたのセツナ?」
セツナ「カザハナはサクラ様の親友?」
カザハナ「そ、そうよ!」
セツナ「サクラ様は覇王の嫁……ならカザハナも覇王の嫁になればいい?」
カザハナ「なぁ!!!」
ピエリ「ピエリもそれがいいと思うの、正直ここで騒いでいるよりずっと建設的なの」
カザハナ「な、じょ……冗談じゃないわ!
     だいたい、あんなろりこんな上10人も囲ってる気の多い人なんて!
     ま、まぁ顔はいけめんだし誠実さはあるってサクラもいってるし少し位は……///」
ピエリ「成程、カザハナも悪く見てないようなの」
カザハナ「う、うるさいわね!ああ、もうわけわかんなくなっちゃった!
     素振りでもしてくるから、じゃあね!!」
ピエリ「行っちゃったの、でもカザハナじゃないけどピエリにもステキな彼氏できないかなー、なの」
ラズワルド「それならさ……」
ピエリ「んー、思いっきり切り刻ませてくれるならいいの!」
ラズワルド「うぇ!な、その……」
ピエリ「ヘタレはお断りなの」
ラズワルド「ぐっ!じゃあ、ね、ねぇセツナ、せっかくだから僕と……」
セツナ「めんどーい……」スタスタ
ラズワルド「……………はぁ」

213 :助けて!名無しさん!:2017/01/27(金) 19:57:32.01 ID:lU/Rg/Nm.net
>>212

サラ「遊びでそういうことする娘じゃないのはサクラから聞いているし、気持ちが決まったらいつでも言ってね」

本気だと認められた瞬間、引きずり込まれる(確信

サクラ(カザハナさんと2人でエフラム兄様の槍を………………。
    …………はっ! い、いけません! こんなことを考えていたら、また!)
エリーゼ(あ、サクラってば、またおにいちゃんとのこと妄想してる)

214 :助けて!名無しさん!:2017/01/28(土) 00:46:37.19 ID:jgbExOWE.net
定期的に無性に書きたくなるグレーゾーン
マルスとか他の兄弟でも書いてみたい気はする

>>213
エフラム(サクラは…俺の槍を口や手でする時に、時々何か考え事をしてるな。なにかしてみたい事でもあるんだろうか)
サクラ(…あむ………あ…してる時、兄さま必ず髪をなでてくれるんですよね…心地いいです…)
ノノ「サクラー、時間かけてご奉仕はいいけど、そろそろ代わってよー」
エリーゼ「お手伝いしよっか?逆側からは私が…ね」
サクラ「エリーゼと組んで…も、上手にできますけど、カザハナさんとならどうなるんでしょ?お稲荷様と巫女るっくぺあは兄さまとても悦んでくださいましたけど」
エフラム「……俺を喜ばせようと思ってくれるのは嬉しいが…友達を無理に誘おうとしなくてもいいんだぞ?」
サクラ「はうっ!?ににに、兄さま!いつから読心術を!?」
アメリア「途中から声に出てたよー、槍からお口放してずっと握ってたじゃない」
ファ「代わりにエリーゼお姉ちゃんがお口に咥えてるねっ、お友達って息があってるね」
キヌ「え、えとさ。槍はさ。二人がしてるし、さ。エフラム、お口寂しくないかな?ちゅーしてあげよっか……ん」
エフラム「…ん……む」
ミルラ「わ、私がキスしてあげようと思ってたら…先を越されたのです…orz」
チキ「IF組の連携だね…あんまり凹まないでミルラ。次は私たちも連携で…ね」
アメリア「竜王括りもいいけど聖魔括りも……ターナさん、もしかしたら加わる機会もあるのかなあ…あたしらよりずっと年上だけど」
ンン「…ロリコンのエフラムさんが興味を持てるんでしょーか?」
サラ「さりげに容赦ないわね。無理ないけど」
キヌ「んっ……ぷはっ……溶けそう…」
エフラム「…はっ……あのな…俺はお前らが子供だから愛してるわけじゃないぞ…」

215 :暗躍系幼女:2017/01/28(土) 00:57:09.90 ID:jgbExOWE.net
サラ「カザハナとは、前スレのネタでも手合わせしていたわね。
   白夜独自の剣術を理解することが武の云々、とか考えさせたら、一緒に訓練する習慣を作れるかしら?
   そうなれば、あとは切っ掛けの問題ね。
   教団の情報部を使って、兄様が侍に興味を持つように仕向けましょう」



代理投下っと
サラ様どれだけ仲間を増やしたいんですか

216 :助けて!名無しさん!:2017/01/28(土) 17:26:14.23 ID:zZwJZFat.net
キヌ「………」
ミタマ「あら、お帰りなさいませ、お稲荷様」
キヌ「…!お、おはよー、早いね」
アサマ「たしか昨日はお友達のところに泊まられたのでしたね?」
キヌ「そ、そーだよ、サクラも一緒だったしね」
ミタマ「はい、そのような話でしたわね」
アサマ「ええ、そうでしたね」
キヌ「な、何なのさ!もー!」

217 :助けて!名無しさん!:2017/01/28(土) 22:11:50.66 ID:JaUFJ0D2.net
ユリウス「お帰りお前ら」
ファ「ただいまー!お泊り楽しかったー!お兄ちゃん優しく可愛がってくれるもん」
ノノ「性的な意味でね!ファもこの幸せがわかってきたね。昨夜もすっごかったあ!何度も突かれてぐちゃぐちゃに…」
ユリウス「聞いてねーよ!?つーか少しは隠せよ!」
ミルラ「…あのくらい大胆になれれば私ももっと…」
チキ「お兄ちゃんはミルラお姉ちゃんの事もちゃんと可愛がってくれるじゃない」
ミルラ「そ、そうですけど…ちょっと押されてる感が…」
ンン「お母さんの真似はしないでほしいです!」
ユリウス「…チビ共のくせに揃いも揃って僕より先に大人になりやがってまったく…」
ファ「ユリウスおにーちゃんはセリスおねーちゃんとはつたいけんしないの?ファはとってもていねいにはつたいけんしてもらったよ?」
ユリウス「…ぶふぉ!?…あのな…ええとな。みんなよく勘違いするけどな…あいつは男なんだ…」
ノノ「男同士でもシようと思えばデキるよ?…あんまり見たくないけど」
ユリウス「シねーよ!?エポや腐リージにエサまくな!」

アメリア「た…ただいまー」
アメリア母「お帰りなさい。道場の…合宿だったかしら?」
アメリア「うん…」
アメリア母「お師匠さんはよくしてくれる?」
アメリア「うんっ!とっても!熱心に指導してくれるし…大事にしてくれるよ…あたし…好…そ、尊敬してるの。とっても」
アメリア母「そう…今度お礼を言わないとね」

サラ「ただいま」
マンフロイ「おおお帰り。どうじゃったかのう。婿殿のとこに泊まったんじゃろ」
サラ「まあ順調ね。兄さまと私たちの愛は成就してるし、結ばれておるぞ…状態よ」
マンフロイ「ほっほ、そうかそうかよかったよかった!早々に籍を入れて一緒に暮らしてもよいのじゃぞ!じゃぞ!」
サラ「そーね。そのつもり。場合によってはお嫁さんもっと増えても歓迎するし。でも…」
マンフロイ「でも、なんじゃな?」
サラ「クス…そうなっても実家は…利用させてもらうから。だって便利なんだもの…ねぇ?」
マンフロイ「」

エリーゼ「ただいまー」
サクラ「た、ただいま…」
ガロン「うむ、して昨晩は何度致したのか?少なくとも3回づつくらいはせんといかんぞ。はよ孫」
エリーゼ「生々しいよお父様!?例えわかってたとしてもデリカシーないよ!?」
サクラ「…わ、私が5回…エリーゼが3回…です…他の皆はそれぞれに…と、途中からトんじゃってみんなの回数までは覚えてませんが…はぅ////」
エリーゼ「ま、真面目に答えなくていいから!?…//////」
ガロン「うむ!うむうむよしよし!その元気さよし!ベビー用品も今からそろえておかんとな」


エフラム「…ただいま…」
リン「お帰りー………以前はちょっとふらふらだったりやつれたりしたのに…割と元気そうね?」
エフラム「…俺の未熟で皆を残念がらせたくないなからな。スタミナ鍛え直した」
エイリーク「家庭円満の秘訣かもしれませんけど無理はしすぎませんよう。お風呂沸いてますから汗を流して休んでください」
エフラム「すまんな……なぁエイリーク」
エイリーク「はい?」
エフラム「…俺も以前はお前の事をとやかく言い過ぎた。すまん。誰かと付き合うのがこうも幸福だとは知らなかった。お前が幸せになる機会を俺は潰していたかもしれん…誰か…こう…よい相手はいるのか?」
エイリーク「ふふふ…どうでしょう?ないしょ…です」
エフラム「そうか…いや、わかった。風呂入ってくる」
リン「あ…あの…よかったら背中流す?」
エフラム「シグルド兄上が激怒するぞ」

218 :助けて!名無しさん!:2017/01/28(土) 22:54:52.51 ID:fRdLPSHZ.net
シグルーン「羨ましいですわ、私も今日はアイク様と朝まで…」
タニス(隊長がご機嫌で肌のツヤがいいとにはやはり…)

219 :助けて!名無しさん!:2017/01/28(土) 23:58:26.89 ID:zZwJZFat.net
>>217
ノノ「ノノたちのために頑張ってくれてるならそれに応えなきゃね!」
サラ「当然ね」
サクラ「は、はい…」
キヌ「そ、そーだよね!」
ンン「下手に刺激するとまた気絶とか行動不能にされるのですよ…」

220 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 11:09:50.90 ID:zYO/zue1.net
>>217
エイリークの「よい相手」は、はたしてラーチェルなのかエフラムなのか
……もうちょい頑張れよ婿候補ども(溜め息

221 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 11:23:36.21 ID:1dFnrOUj.net
真面目な話すると意図的にヘタレ化&影薄化させてきた住民の台詞じゃないと思う

222 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 11:26:15.48 ID:9swajWp3.net
エリウッド「チョーサイコォーッ!」(テンションMAXで剣ブンブン)
ロイ「そういいながら超究武神覇斬はやめといたほうがいいよ・・・」

カチュア「私がダメットさん・・・orz」
マルス&シーダ「カチュアァ・・・」

223 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 11:42:33.98 ID:VCn8zoJI.net
ヘタレ化はともかく影薄は意図的にできる事じゃないぞ
というか奴らはそもそも出番自体が無いから別にヘタレ化はしておらん


…ヒーニアス以外

そしてあなたも住民の一人

224 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 13:59:36.11 ID:zYO/zue1.net
つまり、周りが乗ってくるネタさえ出せば、脱ヘタレも脱喪も実現可能

最大の壁エフラムのシスコンが軟化した今がチャンスかな?

225 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 16:05:17.63 ID:GZWKzs7X.net
嫁候補に留まってずっと宙ぶらりんだった面々から候補の字が取れたりもしたからね
この辺はいい加減関係進めたいって思ってた住民が多かったんだろうな

226 :銀の獅子と碧の花1/2:2017/01/29(日) 18:15:47.75 ID:J1l3a0F9.net
ならばせっかくなので投下します。

グラド大学付属化学研究所

エイリーク「リオン」
リオン「あれ?エイリーク、どうしてここに?」
エイリーク「サラに案内して頂きました」
リオン「あ、それもそうだけど、何故ここまで、と思ってね」
エイリーク「貴方に用件がありまして、これをどうぞ」
リオン「サンドイッチ?
    とても美味しそうだね、ひょっとしてエイリークの手作り?」
エイリーク「はい、研究の合間に召し上がって頂ければと、お気に召すかどうか……」
リオン「本当!?とても感激だよ、ありがたく頂くよ。
    でもこれだけの為にわざわざ?」
エイリーク「いえ、リオンには、お礼を言いたくて」
リオン「お礼?」
エイリーク「貴方が開発した、あのドリンク……」
リオン「あ……Eドリンク?」
エイリーク「はい、あのお陰で、兄上が元気で、幸せに過ごせておりますので」
リオン「そうなんだ、いいんだよ、エフラムは僕にとっても大切な友人なんだ。    彼が健やかに過ごせているなら、僕にとってもうれしい事だよ」
エイリーク「それでも、彼女達との付き合い始めの頃、疲れた顔をされることも多かった兄上があれだけ元気で、私にとってもうれしい事です」
リオン「そっか、それなら良かったよ……
    ねぇ、エイリーク」
エイリーク「なんでしょう、リオン?」
リオン「エイリークは、良かったの?」
エイリーク「なんの事ですか?」
リオン「………僕は、君達の幼馴染として、ずっと見てたよ。
    だから、僕にはわかる、エイリークの気持ちが、どこにあるか……」
エイリーク「リオン……」
リオン「正直に言うよ、僕はエフラムの事を想思いドリンクを開発した、これは事実だ。
    でもそこに醜い思いがあったのは否定できない。
     彼がそうして想う人が増えれば、君がそこから離れるんじゃないかと、そして……」
エイリーク「………ごめんなさい、リオン」
リオン「何で謝るの?」
エイリーク「貴方にずっと辛い思いをさせていた事……
      そしてこの事を聞いても、まだあの方への想いを残していることです」
リオン「構わないよ、仮にここで君に想いを打ち明けても、傷ついている君に付け入るようなものだから」
エイリーク「それでも、貴方の想い、とても嬉しく想って居ます」
リオン「ありがとう、エイリーク」
エイリーク「そうですね、リオン」
リオン「なんだい?」
エイリーク「今度、自分への心機一転のため、買い物に出ようと思うのですが、付き合って貰えませんか?」
リオン「光栄だよ、こちらこそ、お願いします」

227 :銀の獅子と碧の花2/2:2017/01/29(日) 18:17:20.12 ID:J1l3a0F9.net
サラ「兄様、良かったの?」
エフラム「俺達は兄妹だ、先には進めん、だが俺の我儘でエイリークを縛っていた結果、ここまでかかってしまった、いい加減開放すべきだったんだ」
サラ「……………」
エフラム「そしてエイリークを想う者は何人か知っていたが、その中で俺はあいつが任せられると思った」
サラ「………そう」
エフラム「それより、意外だったな、お前がリオンにてを貸すなんて」
サラ「あら、私は彼と共同開発者よ、それと同時に、ミルラ達とは違うけど、私は彼を友人だと思っているわ。
   友達のためなら、私達は全力で手を貸すの」
エフラム「そうか……」
サラ「………兄様、泣きそうになってる」
エフラム「馬鹿をいうな、そんなこと……」
サラ「私はずっといるわ」
エフラム「む?」
サラ「私だけじゃない、ミルラも、ンンも、ノノ、チキ、ファ、アメリア、エリーゼ、サクラ、キヌ。
   みんな、兄様の側にいる、絶対に離れないわ」
エフラム「サラ………」
サラ「だから、兄様………ん」
エフラム「……………ありがとう、サラ」
サラ「いきなりキスするなんて、ズルい、今夜は、一杯愛してくれないと、許さないから」
エフラム「解った、ありがとうな」

228 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 18:24:44.07 ID:GZWKzs7X.net
乙、こういう心の機微が書かれた作品大好きだー

229 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 23:19:34.43 ID:FtnKVIp8.net
外伝リメイクを見て突如思いついた小ネタ

ミカヤ「それであの時...」
エリンシア「そんなこともありましたわね」

ロイ「ただいまーって兄さん達なに盗み聞きしてんの?」
リーフ「姉さん達がアルバムを見てるんだ」
マルス「それでこっそり聞いてるってわけ」

エリンシア「あらこれはマルスの小学校の学芸会の写真ですわね」
ミカヤ「あーあのギリシャ神話のパロディのやつ...ってマルス顔変わりすぎ!!」
エリンシア「もしかすると」
ミカヤ「マルスって?」
2人「整形!?!?」

リーフ「確かにものすごく顔変わってるよなぁ」
ロイ「いや兄さんに限ってそんなことないよね?」
マルス「まぁ見ててよ」

マルス「ただいまかえりました」
ミカヤ「あっ!おかえりなさい」
エリンシア「あっあらリーフにロイもおかえりなさい」
マルス「姉さん達、僕は整形ではありませんよ成長です」
エリンシア「聞いていたのですか(汗)」
ミカヤ「えー成長でこんなに変わらないわよ」
マルス「いいえ変わります!アイク兄さんを見てください!!」
ミカヤ&エリンシア「確かに」
ミカヤ「疑ってごめんなさい」
エリンシア「充分ありえますわね」

ロイ「疑いが晴れて良かったね」
リーフ「あっ、教えてセシリア先生の時間だ」
つリモコン
テレビ:あの名作がついにリメイク
リーフ「2人とも大変だァァ!アルム兄さんとセリカ姉さんが整形してる!!」
ロイ「いやそんな...」
マルス「どうせ成長でしょ」
テレビ:ファイアーエムブレム外伝〇月◎日発売予定!!

マルス&リーフ&ロイ「本当に顔変わってるぅぅ!!」


反省はしているが後悔はしていない

230 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 23:53:02.55 ID:Q++IYQ+f.net
>>226-227
サクラ「サラさんに協力してもらえたら、もしかすると、マークス兄様やレオン兄様も……」
エリーゼ「おにいちゃん達は、本人がいじっぱりだからねー」

231 :助けて!名無しさん!:2017/01/29(日) 23:55:24.79 ID:Q++IYQ+f.net
>>229
マルスはリメイクでもスレ内のキャラ付けまでには影響なかったけど、アルムとセリカはどうなるかー

232 :助けて!名無しさん!:2017/01/30(月) 06:28:43.26 ID:UA925TNG.net
アルムが脱空気キャラすると、逆に個性が失われる可能性

233 :助けて!名無しさん!:2017/01/30(月) 09:46:46.96 ID:Zv92J7T7.net
>>229
マルスが暗黒竜→紋章→新暗黒竜→新紋章の謎と成長していくのを想像してしまった

アルムとセリカだけじゃなく外伝勢にも出番が増えるといいね

234 :助けて!名無しさん!:2017/01/30(月) 13:09:23.89 ID:Kay7HyqF.net
昨日の893ガンダム視聴後
レヴィン「お前も最近の流れに乗って言うべき事は言っとくべきだぞ?
人間死ぬ時は結構理不尽に死ぬんだから」
セティ「誰のおかげでその余裕が無いんですかね」(仕事の山の中で)

235 :助けて!名無しさん!:2017/01/30(月) 20:48:43.15 ID:V7nHeU0q.net
メイ「知名度が上がれば布教のチャンス!……って、セリカ様張り切ってんねー」
ジェニー「来る者拒まず去る者追わずでいいと思うんですけどね」
メイ「まま、信者さん増えればさ。お布施も増えていい暮らしできそうだし?」
ジェニー「もう、そんな事言って。聖職者は清貧であるべきなんです」
メイ「…ってもさ。あたしら別に信仰に全生涯捧げたりしないじゃん。あたしもジェニーも彼氏持ちだし」
ジェニー「う……そ、それはそれ!これはこれです。顔が似てるからってセーラさんみたいにならないでください」
メイ「げっ!……それはヤダ……」

236 :属国の王と草の海原:2017/01/31(火) 09:54:45.18 ID:9TsyYjc4.net
王にもいろいろあり格付けというものがあったりなかったりする。
王の中の王が皇帝ならそれに従属するのが属国の王。
より上位の王から任命してもらう王の中では下っ端王。実力や武力がそこまで強大ではない王。
覇王や女帝の後塵を拝する王と言っていいのかも知れない。
そんな王の話である。

まぁぶっちゃけ閨的な話なんでそこのとこはご承知置き願いたい。

マルス「最初の発売からン十年たっても、幾度リメイクが重なっても、僕たちのカプは永遠に固定だよ、シーダ」
シーダ「…こう言ってはなんですけど熟年夫婦のノリですね。それ。リメイクの時は自由恋愛システム入れられたらどうしようと心配したものでしたけど」
マルス(僕もそれ超心配したっけ…シーダってば何人も男説得して、微妙にフラグ建てるんだもの…)
シーダ(マルス様がシスコンで巨乳好きでよかった…カチュアの入る隙は皆無だもの)

とりとめのない話をしながら二人は部屋でイチャついていた。
最近兄弟諸氏が次々と初体験を済ませて童貞やら処女やらを卒業してるが、
人生経験豊富なミカヤに次いで二番目に卒業してるのはマルスだったりする。さすが早い頃からの彼女持ち。
…というか他の連中が魅力の割に遅かったとも言えるが。

シーダ「ね…マルス様。最近他の兄弟の皆さんがいろんな意味で活躍なさってるとか」
マルス「あ…あー……そーだね……うん、我が兄弟ながらとんでもないね」
兄や姉…三傑たちの顔が順に浮かんでくる。
何気にヘクトルやエリウッドまで嫁さん2人も貰って充実したセイ活だ。
…まぁエリウッドはすぐ死にかけてしまうのでそうそう元気にとはいかないが。
本編でよくロイを作れたものである。
シーダ「負けて…られませんね/////」
あ、これOKサインだ。
付き合いの長さからすぐわかる。マルスはシーダの腰を抱くとそっとキスをして―――
そしてその手を豊かにインナーを持ち上げる柔らかそうな部分に重ねていった―――――


その翌朝。
ゆうべはおたのしみでしたね、なんて定番の台詞がどこかから聞こえてきそうなそんな時間。
ペガサス乗って飛んでいくシーダを見送ったマルスは、部屋に戻って、さて為替相場でも確認するべぇと踵を返したら―――
兄弟家の馬止に馬を繋いでる黒髪の彼女の姿を見出した。
スー「ん」
口数の少ない彼女のこと。それが挨拶と気付くのにちょっとかかった。
マルス「あ、ああうん…おはよう…ロイに用事?それともリン姉さん?」
スー「両方。リンには頼まれてた馬乳酒を持ってきた。ロイ君は…いるかなと思って」
あ、まずい。胸の奥の方がちくっとした。ちょっと妬けた。
僕にはシーダがいるシーダがいると胸の中で何回か念じる。
マルス本人は気が付いていないし、気が付いても絶対に認めないかも知れないが彼は筋金入りのシスコンである。
リンの面影持った彼女は好みど真ん中である。
…と、いうかシーダも幼い時に面倒見てくれた近所のお姉さんエリス様に似てて好みど真ん中だったのだが。
エリスとマリクが付き合い始めた時は実はかなり妬いた。それはともかく―――
マルス「ロイはウォルトと遊びに行ったよ。リン姉さんは……出会いが私を呼んでるんだい!…とか叫んで着飾ってどっか行った。どうせ無駄なのに」
スー「…そう、残念。じゃあこれリンに渡しておいて。じゃ」
用は済んだとばかりに馬に跨ろうとする彼女を呼び止めてしまったのは咄嗟というかなんというか。
大抵の事は計算ずくで動くマルスも情動に支配されるある意味弱くて自分の意思すら自由にならない人間なのであった。
マルス「ちょっとさ。寄ってかない?お茶くらい出すし」

237 :属国の王と草の海原:2017/01/31(火) 09:55:11.69 ID:9TsyYjc4.net
……と、言うわけで綺麗に整ったマルスの部屋のベッドにスーはマイペースに腰降ろして茶を嗜んでいる。
いや、もうちょっと意識してよとマルスは言いたくなるのだが、異性と思われてないのかなんだか…
しかし昨夜シーダと求めあったベッドの上に彼女が座っている姿はなんだかいけない。いろんな意味で。
スー「……部族の馬が子供を産んだ。大きく育つといい」
マルス「…育てたらどうするのさ?騎乗?それとも荷馬車を引かせたり?」
スー「……育ち具合次第。あんまり微妙だったら馬肉にする」
…遊牧民は馬に強い愛着を持っているがそれは生活の共という実用をはらんでおり、
時にドライでストイックでもある。ある意味かなり割り切ったところがある。
スー「…マルスは乗らないの。馬?」
マルス「…そうだねえ…僕はもうずっと徒歩だからねえ…」
FCの頃から臣下が馬乗ってるのに主君は歩きで行軍してきた。
ちょっと疑問に思わなくもなかったが乗馬の才能が無かったとか、馬から落ちて怪我したらいかんとかそういうことなのかも知れない。
武人としてみた場合ちょっとアレだが、箱田版のマルスは文弱な王子と見られてた節があるしそんなとこなのかも知れない。
スー「……教える?乗り方」
マルス「あ…ああうん、今度ね今度」
…前に馬に乗せてもらって送ってもらった事があるが…
密着して理性がやばかった。僕はリーフじゃないんだ。是非!ハァハァ…なんて事は言えない。
が、しかし一度意識してしまうとまずい。何気ない話をしながらもちょっと体を動かすたびに…
揺れるスーの胸…リンのに近い…に、目線がいってしまう。
いけない。下半身に血が集まってくる。ちょっと前かがみになりながらマルスの頭の中では天使マルスと悪魔ルスが対決を始めた。
「いけない!シグルド兄さんみたいに一途にシーダだけを思うべきだ!」「いいじゃないかー三傑たちみたいに全員幸せにすりゃあさー」
「何を言うんだ!だいたい彼女はロイの事を…」「付き合ってるわけじゃないじゃん。ずっと片思いのまんまほっとくロイの方が悪いんだ」
…とかなんとかみたいに内面の自分と対話モードに入ってしまったマルスは気が付かなかった。

スー「…マルス?さっきからどうかした?」
様子がおかしいマルスを訝しんでスーがマルスの顔を覗き込んでいたのだ。間近で。
頬に息が触れるような距離で。
…その端正な――どっかリンに似た――顔立ちが、ちょっとだけ距離を詰めれば触れられそうな唇が。
マルスの心の天秤を―――――――



マルス「じゃあ…預かったものはリン姉さんに渡しておくから…」
スー「うん、お願い。じゃあ」


はい、何もできませんでした。何も言えませんでした。
その背中が見えなくなるのを待ってからマルスは深く息を吐いた。
マルス「アイク兄さん…エフラム兄さん…カムイ姉さん…それにエリウッド兄さんにヘクトル兄さん…
     僕はあなたがたみたいに振り切れた方向にいけそうもないよ」
…いかなくていいのかも知れないが。
心に溜まったモヤや、存在を主張して困るファルシオンや…
もうどうしたもんだよとマルスは髪をかきむしった。

この辺が彼が覇王になりきれず、アカネイアに従属する属国王に留まっているということなのかも知れない。
…もっともエンディングで彼は覇者になるのであるし今後の成長に期待が…持てるのだろうか。
それは誰にもわからない。

238 :助けて!名無しさん!:2017/01/31(火) 10:20:31.01 ID:H1zH93hH.net
乙です

マルスの葛藤と進めないモヤモヤがとても良かった

239 :助けて!名無しさん!:2017/01/31(火) 14:58:37.07 ID:aSFsMe3b.net
>>236-237
乙です
悪魔ルスが勝っても、隠れて囲うか草原に通うかになるかなぁ

240 :兄弟家厩舎嫁入り騒動記:2017/01/31(火) 22:50:41.85 ID:rYnuTPNz.net
エフラムの馬「ブルルルル(今日は多いな)」
以下日本語に訳す

エフラムの馬「いや、本気で今日多すぎだろ、何十頭いるんだよ!」
エリウッドの馬「まぁ今日はどういう訳だか全員帰省してお嫁さん達まで全員集合したからね」
シグルドの馬「先日アイクさんが馬小屋を拡張してくれたから良かったけどそうじゃなければ間に合わなかったよ」
エイリークの馬「そうなると何頭か野晒しだったでしょうが」
エフラムの馬「この場合客人をすべきじゃないから俺達だっただろうな。
       まぁ俺の主人は騎馬思いだし、毛布をかけてくれたりするから問題無いが」
エイリークの馬「主様もですわ、お優しいお方ですもの」
エリンシアの天馬「あたしの主もかね、天馬使いは荒いが、労いはしっかりしてくれるし」
セリスの馬「セリスタンが添い寝してくれたら、雨晒しだって………フヒヒ」
リーフの馬「羨ましいよ、俺の主じゃそんなことあり得ないもん……」

フィオーラの天馬「ご迷惑おかけして申し訳ありません」
エリウッドの馬「いや、そういう意味で言ったわけじゃないんだ。
        むしろ君には、急変した主人の病院への運搬とかとても助かってるんだよ」
フィオーラの天馬「そう言って貰えると助かります。
         エリウッドさんには主の想いを受けて頂き愛して頂いていることに、深く感謝いたします」
エリウッドの馬「君は真面目なんだね、やっぱり主似かな?
        君の主もしっかりしてそうだしね」
フィオーラの天馬「ま……まぁ
         (言えない、嫁入り前、私を使って覗き行為をしていたなんて……)」

エフラムの馬「しかし、主も大したものになっちまったよな」
エイリークの馬「お嫁さんが10人でしたか、大した種馬ですこと」
エフラムの馬「馬だけに……ってか、まぁ牝を多く魅了出来るのは雄としての誉れだから俺としては誇らしいがな」
エイリークの馬「その点は認めますわ、せっかくですから私の主様も加えて頂けません?
        あれだけ美しく、賢く素晴らしい主なのに回りの雄はヘタレばかり……まぁ最近は少しは頑張っているものも見られますが」
エフラムの馬「それは解るんだがな……だが人間って奴はKINSINを禁忌扱いしてるから避けられてるんだよな」
シグルドの馬「そうだよぉ……いつも優しい主人が鬼の様に怒るんだから……」
エイリークの馬「それだけのしがらみで魅力ある方と結ばれないなんて、人間って不便ですわ」

241 :兄弟家厩舎嫁入り騒動記:2017/01/31(火) 22:52:10.97 ID:rYnuTPNz.net
エリーゼの馬「ねーねー、なんのおはなししてるの?」
エフラムの馬「……後で話してやるよ、ほら、俺の人参やるから食べろ」
エリーゼの馬「わーい!ここのにんじんおいしいの!」
ラケシスの馬「本当に美味しいですわ、はじめは主人がこんな庶民に嫁ぐ事に不安でしたが。
       厩舎は広くて綺麗だし食事は美味しいしでとても快適ですわ」
シグルドの馬「厩舎は建て替えたばかりだし野菜はアルム農園の直営だけあるからね
       それにこの家の家族はみんな面倒見がいいから、生活は快適だよ」
ラケシスの馬「そうですわね、でも本当に美味しい人参、妹(ナンナの馬)にも食べさせてあげたいですわ」
リーフの馬「ごめんなさい、主のせいで」
ラケシスの馬「貴方が謝る事ではありませんわ。
       結婚前には私の主が貴方の主に散々付きまとわれて迷惑もしましたが、ここにきて貴方がどれだけ苦労してるか間近で見ましたもの」
リーフの馬「ありがとう、いい加減あいつも自分の好みを妥協して彼女達を受け入れればいいんだよ。
      それでいてモテないなんて散々馬上で愚痴って……そんな愚痴をいつまでも聞かされてる身にもなってくれよ!」

エフラムの馬「お前も相変わらず苦労してるな。
       俺の主自身自慢の主に変わりないんだが最近は馬上で嫁とイチャつく事もあってな、それだけは勘弁してほしいぜ」
シグルーンの天馬「貴方はまだいい方ですよ。
         私の主等普段はしっかりしており頼りがいのある主なのですが一度スイッチが入ると、何と言いますか……グレーゾーンな発言が繰り返されまして……」
クロムの馬「俺の主もねー、普段ムッツリで抑えてる分人がいないと途端にエロ妄想を馬上で垂れ流すから、勘弁してほしいよ」
セリスの馬「怖!そしてキモ!」
エリンシアの天馬「それ、あんただけには言われたくないだろうね。
         あたしの主も、逞しい雄を見ると突然興奮するのはねぇ。
         主もさっさと身を固めればとは思うけど中々……KINSINさえなければアイクはかなり良物件なんだがねぇ」

242 :兄弟家厩舎嫁入り騒動記:2017/01/31(火) 22:53:33.39 ID:rYnuTPNz.net
エリンシアの天馬「しかしこんなにペガサスが集まる日が来るなんて夢にも思わなかったよ」
シーダの天馬「その、ご迷惑お掛けします」
エリンシアの天馬「何言ってんだい。
         今日はあんた達がいたお陰で買い物の荷物を分担で運んで貰ったから助かったんだよ。
         坊やも頑張ってくれて、ありがとうよ」
ヒューイ(フロリーナの天馬)「どういたしまして!ご主人様も喜んでくれたかな?」
エリンシアの天馬「ああ、今日運んだ食材で作ったご飯を美味しそうに食べてたよ。
         間違いなく、坊やが手伝ったお陰さ」
ヒューイ「わーい!」
エリンシアの天馬「でもさ、坊や、あれはいただけないよ?」
ヒューイ「?」
エリンシアの天馬「今日、ヘクトルの坊主の手に噛みついていただろう?」
ヒューイ「う……だってご主人様を怖がらせて、いじめてたから……」
ファリナの天馬「いや、あいつの肩に乗ったのはあんたの主人が先でしょ。
        まぁあたしの主人に引っ張られる形だったけどさ。
        んで体勢が崩れてあんたの主人怖がったけどわざとじゃないし二人とも嫌がってないの解ってたでしょ」
ヒューイ「うー………」
エリンシアの天馬「あんたからしちゃあ、大好きなご主人様を取られた気分なんだろうが、あんたの主人は坊主が大好きなんだ。
          そんなあいつをあんたが傷つけると、あんたの主人は悲しむよ」
ヒューイ「う……ごめんなさい」
エリンシアの天馬「謝る相手はあたしじゃないだろう?
         明日ヘクトルの坊主にちゃんと謝りな、言葉は通じなくても態度を示せば伝わるさ」鼻先でナデナデ
ヒューイ「はい……」
エリーゼの馬「おにーちゃん、ないてるの?」
ヒューイ「い、いや、僕は……」
エリーゼの馬「かなしいときにはおいしいものをたべればいいの、わたしのニンジンあげるの!」
ヒューイ「あ、ありがとう……」

エリンシアの天馬「微笑ましいねぇ」
フィオーラの天馬「あの、ありがとうございます」
ファリナの天馬「あたし達も注意してたけど中々聞いて貰えなかったのよ」
エリンシアの天馬「ま、あたしもそれなりに年季があるからね、坊やの嫉妬くらい、可愛いもんさね」
エフラムの馬「やんちゃ坊主をあんなあっさりと、相変わらず婆さんには頭が下がるぜ、しかし……」
ミネルヴァ(セルジュの竜)「………………」
エフラムの馬「んなとこいないでこっちに来たらどうだ?
       まぁ気持ちは解らんでもないが」
ミネルヴァ「いや、ここで構わない、幼子もいるし、それにこの家の者は竜に慣れていないのだろう?」
エフラムの馬「まぁ家は竜乗りは居なかったがな、なら俺と話そうぜ
       主は竜乗り乗りの友人もいるから、対応は慣れてる」
エリーゼの馬「わたしもおはなしするの!」
エフラムの馬「ん、あっちはもう良いのか?」
エリーゼの馬「おにーちゃんおねむになったの、だからわたしも竜のおじちゃんとおはなししながらねるの」
ミネルヴァ「驚いたな、お前は竜が怖くないのか?」
エリーゼの馬「わたしのおうちにも竜さんがいるの、だからこわくないの」
エフラムの馬「そう言えばあの家には竜乗りがいたか。
       しかしもう夜も更けたか、そろそろ寝るかねぇ、俺も今日はそこで寝るよ」
ミネルヴァ「………ありがとう」

エイリークの馬「相変わらず面倒見がいいですわ」
リーフの馬「主似だよね、僕の方とは大違いだよ」
エリウッドの馬「でも大分遅いみたいだね、そろそろ寝ようか、君も休んだら?」
フィオーラの天馬「いえ、エリウッドさんといる以上緊急出動が有り得ますから」
エリウッド「ああ、それなら今日はマルスから命のオーブを借りるって言ってたから大丈夫じゃないかな?」
フィオーラ「そうですか……わかりました、休ませていただきます」
エリウッドの馬「うん、お休み」
エイリークの馬「わたくしも休みます、お休みなさい」
リーフの馬「お休み、明日はいい日になるといいな……」

243 :助けて!名無しさん!:2017/01/31(火) 22:55:25.60 ID:rYnuTPNz.net
ここまでです、うっかり終わりの印入れ忘れた

244 :助けて!名無しさん!:2017/01/31(火) 23:27:59.05 ID:zFq4PnrB.net
久々の馬ネタ乙です!

竜にビビってちゃ、マムクートとは付き合えませんもんねー
それにしても、エリンシア馬のオカンっぷりは主似でs(アミーテ


重箱の隅をつつくようですが、「竜乗り乗り」とエリウッドフィオーラが馬に混じっているところは、保管時に修正でよろしいでしょうか?

245 :助けて!名無しさん!:2017/01/31(火) 23:28:49.22 ID:zFq4PnrB.net
久々の馬ネタ乙です!

竜にビビってちゃ、マムクートとは付き合えませんもんねー
それにしても、エリンシア馬のオカンっぷりは主似でs(アミーテ


重箱の隅をつつくようですが、「竜乗り乗り」とエリウッドフィオーラが馬に混じっているところは、保管時に修正でよろしいでしょうか?

246 :助けて!名無しさん!:2017/01/31(火) 23:31:34.05 ID:LRILvFUa.net

ちょっと乗っからせてもらいます
…馬ネタ見るたびに懐かしい気持ちになる…

がっしゃがっしゃがっしゃ…
重厚極まる金属音が響いてくる。
全身鎧に兜、そしてごっつい槍。
全備重量何十キロなんだってレベルのジェネラルだ。
アメリア「ふうっ……」
汗を拭おうと兜を外した下の素顔は……意外なほどに童顔な少女だった。
にも拘わらずこの重装備で走り込みをしていたらしい。よく鍛えていることがわかる。
まさに体育系スポーツ少女の面目躍如。
アメリア「あ、そーだ。師匠達の馬小屋。今日はたくさんいるんだっけ。えさやり頼まれてたんだった」
17人の家族に加え、その伴侶たちも集まってて今日は大分にぎやかだ。
兄弟ズは人間相手の対応に追われてなかなか馬まで面倒見れないだろうと買ってでたんだった。
まあ自分もその伴侶の一人なんだけど。日課は変わらずこなしてる。
アメリア「賑やかだねえ。あたしも騎兵になってたらここに連れてきてたのかな〜」
よいしょっと飼料を餌箱に運びながらふとそんな事を思う。
馬って目が優しくていいよねえ。柵に頬杖ついてのーんびり眺めていたら……

サイラス「遅れた遅れたーっ悪い事しちまったなあ…」
ルッツ「でも僕らの脚ならそこまで…だよね」
シグレ「こほん、駆けつけで一曲…」
ツバキ「完璧に!遅延証明書取ってきたよ。ぬかりはないさ」
ギュンター「……それは完璧なんですかな?」
ディーア「…兄さんの小言が…こたえそうだなあ…」
ユキムラ「油は差しておきましたし、ぜんまい抜いて…と」
ラーチェル「リオンさんには負けませんから!…そこのあなた!つないでおいてくださいまし!」

アメリア「あ…はい」
どやどやと新たな来訪者たちがやってきた。
どうやら馬番か何かと間違われたらしい。ちょっとあたふたしながら馬やら竜やら天馬やらからくり獅子舞やらを小屋に入れて繋いでいく。
なんか約一台場違いなものがある気もしたのだがアメリアはちょっと流されやすかった。
ほんとは敵兵で戦おうとしたのにあれよあれよと言う間にエフラムに保護されてしまった時のように。
アメリア「今のって師匠の妹さんのお婿さんたちだよね…ほええ…騎兵だけでもあんなにいるんなら…全部で何人なんだろう…」
師匠もすごいんだけど上には上がいるのかも知れない。
約一名別の人もいたが。
どやどやと母屋に向かう姿をぽかんと眺めて…お婿さんで軍団作れるよね。
すごいなあ…と感心せざるを得ない。

しかし今夜なんでこれだけ集まったのかはよくわからないけど。
…シグルド、アイク、カムイ、ヘクトル、エリウッド、マルスの部屋は…ゆうべはおたのしみでしたね状態になること請け合いだろう。
エイリークはちょっとわからないが。他の皆はまだだろうけど。
もちろん師匠も…
アメリア「あっ、いっけない!?ミルラみたいに出遅れる!?」
少女は慌ててがっしゃがっしゃと走っていった……

247 :助けて!名無しさん!:2017/01/31(火) 23:41:20.71 ID:rYnuTPNz.net
>>244

そうですね、誤字をしていました。申し訳ありませんが保管時修正お願いいたします。

248 :助けて!名無しさん!:2017/01/31(火) 23:49:39.92 ID:rYnuTPNz.net
>>246

便乗乙です
ここまでになると厩舎内は相当の騒ぎに成りそうww

249 :熱い夜の側面:2017/02/01(水) 19:46:39.77 ID:XPbPIsSq.net
>>246に便乗します

嫁持ち達が勢揃いした翌日。
他の兄弟は何をしていたのか?

ミカヤ「流石にあの子達の愛の時間に関わる野暮な真似はしないわ、いつもより早いけど早々に寝たわ」

エリンシア「リリーナちゃんが遊びに来てくださったのであの子が持ってきた白夜相撲のDVDを視聴しましたわ
      いままでそこまで興味がなかったのですが背中や腕、脚に盛り上がるKINNIKUを目の当たりにしたらすっかりハマりました。
      ぜひヘクトルちゃんには頑張ってもらわないといけませんわね」

エイリーク「昨晩はリオンとラーチェルが遊びに来てくれたのでお話ししたりとても楽しい時間を過ごせました。
      でも二人して兄上のように撫でてくれたのは気持ちいいけど恥ずかしかったです///
      帰り際お二人が意気投合したように握手をされていたのですがお二人も仲良くなれたのでしょうか?」

リン「ハッキリ言って昨日は幸いだったわ、スーが遊びにきてくれたから二人で馬乳酒を飲んで話をしたの。
   当然一緒の布団で寝たわよ、翌朝マルスと顔合わせたときにからかわれるかと思ったら真っ赤になって顔を背けていたわ。
   直後にシーダさんに耳を引っ張られて引き摺られて行ったけどなんだったのかしら?」

セリカ「これを機会にアルムと進んでやろうと思ったのにジャンヌとトリスタンが来たせいで結局チャンスが台無しよ、全く空気がよめないったら……」
ジャンヌ「あら、流石にシグルドさんの愛の時間迄邪魔したくないと自分で呼んだんじゃないですか、意外とツンデレなんですね」
セリカ「な、なによ!いい加減な事言わないでよこの異教徒が!!」

クロム「リーフの奴に誘われ盗み聞きをする事になったがあいつは早々に鼻血の出血多量で沈んでしまった。
    何だか虚しくなったから早々に部屋に戻って寝たよ……く、俺もルフレと……」

リーフ「いっそのこと盗み聞きしてやろうかと思ったらすぐに意識が飛んだよ……
    目を覚ましたらもう翌朝で目の前が真っ赤だったさ……
    自分の鼻血を片付けてる間どれだけ虚しかったことか……何時になったら僕はおねいさんと……」

セリス「え?何かあったの?(気付かず寝てた)」

アルム「セリカと同様だよ、ジャンヌ達と四人で過ごしたよ。
    セリカには悪いけどセリカを含めて他の人と過ごすって意外となかったから、新鮮な気持ちで結構良かったよ」

ロイ「シャニーとララム、ソフィーヤが遊びに来てくれたよ。
   リリーナとスーは他の兄弟の所へ、セシリア先生は仕事だったんだって。
   珍しい組合せだったけど意外と話が弾んで楽しかったなぁ」

250 :助けて!名無しさん!:2017/02/01(水) 20:11:43.41 ID:Xfmw13BS.net

それぞれの個性と人間関係がよく出てる
これに嫁婿持ちの面々の部屋の様子も加えるとみんなの過ごし方がよく見えてくる

…マルスはリンをおちょくりのネタとして百合扱いしてたが、
今度は逆にリンスーの布団INであらぬ妄想してハァハァしてそう

エイリークは…近い将来に婿と嫁を手に入れそう

251 :助けて!名無しさん!:2017/02/01(水) 20:40:28.07 ID:58GQE8ta.net
クロムや、クロムや
いい加減ヘタレ続けてると他の男に走られても文句言えないぞ

252 :助けて!名無しさん!:2017/02/01(水) 20:48:56.28 ID:M+4jBcBY.net
ルフレだってカムイと同じく仲間全員が嫁婿候補になりえるんだしクロムも油断してると「大勢いる婿の一人」にされてしまうかもしれない…?

253 :助けて!名無しさん!:2017/02/01(水) 22:30:43.99 ID:ZjZQEKT1.net
作品を超えたフラグが成立し瞬く間に確固たる物になる昨今、これまでの様に躊躇っている暇は無いぞ婿殿

254 :助けて!名無しさん!:2017/02/01(水) 23:22:56.50 ID:KI2GLEWt.net
別に今多いハーレムネタだってあくまで一つの設定のパターンなんだし
性王クロムだっていけるよ!!!

でも関係進みすぎちゃったら書けないことも多いから
むしろ以前のまま(もちろんクロムもw)の関係でまた書いてみたかったり

255 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 00:16:32.55 ID:s0Df8aXA.net
リーフ「はぁ……どうせ鼻血で無駄に捨てる事になるんだ…献血でもしようかな……」
ユミナ「いらないわよ」
リーフ「へ?なんで?」
ユミナ「あんたの血液型は葉型、あんたにしか使えない血だもの」
リーフ「…知らなかった事実!?聖戦士の血統は特別ってほんとなんだ…」
ユミナ「えっと…シグルドさんとかふつーにA型だし…あんた人外に片足踏みだしてるから…」
リーフ「まいったねこりゃ…鼻から発射するだけだしたまーに世の中の役に立とうと思ったらこれだよ…鼻血吹きまくってたら初体験なんてできないし治らない?これ」
ユミナ「変態が薬や手術で治るわけないでしょ!知らないわよ!」

クロム「そ、そうだ!いける!だいたいアイク兄さんやエフラムやエリウッドやヘクトルやカムイやマルスや、喪だったシグルド兄さんすらいけたんだ!俺だって!ルフレ!」
ルフレ「は、はい!?」
クロム「俺のファルシオンでルキナとマーク作ってくれ!スキル的にも優良物件で…」

マルス「…どうしたんですかそのほっぺ、思い切り手形ついてますけど」
クロム「とうとう勇気出して告ったら平手打ちされた…何がいけなかったんだ…」
マルス(なんとなく察しは尽きますが……ふぅ…僕もスーとしてみたい…ごめんシーダ。しないけど妄想くらいは許し…ってこれじゃリーフだ…はぁぁ…こないだから悶々して…く)
リン「ふぁぁ…おはよ……」
スー「おはよ。替えのシャツある?」
リン「ちょっ……下着でうろうろしないのっ!!!あるから!これ!」
スー「……?」
マルス「ああおはよ…昨日は姉さんとこに泊まったんだっけ…ぶっ!?」
リン「あんたは向こう行っとれ!」
クロム(出血多量)
マルス(ち、血が…鼻血が…お、大きい…姉さんに近い…脚も締まってて艶やかで…って、ってこれじゃリーフじゃないか!?ああはなりたくないのに!)

ラーチェル(リオンさんはまともな殿方のようですしエイリークを共に愛し愛でるのもよいのでしょうか?)
リオン(エフラムもああだし、エイリークがそのつもりならエイリークもお嫁さんお婿さん複数もいいのかな)
エイリーク(二人とも何か考え事してらっしゃって…あ、えっと…付き合いも長いですしなんとなく察しがついて…か、カムイはああですけど私に同じことができるんでしょうか…うう…/////)

256 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 06:53:10.02 ID:dek6/Sqp.net


段々キャラの関係性が動いて来てこれから楽しみになります。

257 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 08:08:25.57 ID:dek6/Sqp.net
>>255

エフラム「あの二人とエイリークが……か。
     正直思うところが無いわけではない……だが自分を鑑みるとな……
     それに、あの三人が、エイリーク自身がその関係を望んでいるのなら、俺はそれを認める……いや、応援するべきなんだろうか?」
サラ「正直この展開は予想外だわ。
   でも、義姉様も彼も、そしてあのお姉さんも、その関係に納得して想い合うなら、私はサポートする用意はあるわ」

258 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 18:19:33.11 ID:3hHVsEZP.net
念の為の確認だけど、FEHネタは一ヵ月後かな?

259 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 18:22:47.12 ID:UcwWA7eP.net
>>227
>>俺達は兄妹だ、先には進めん

プリシラ「待ってください。娘のンンさんと一線超えて愛し合ったあなたならば兄妹で愛し合う事を躊躇う事なんてないのではありませんか?」
クラリーネ「あの…いろいろおありなのでしょうからそっとしておきましょう…!」
ティニー「エイリークさんの愛の形は私たちとちょっと違うかも知れませんけど兄妹としての愛なら生涯続くと思います」


ンン「うぇっぷしっ!?」
ノノ「どったの?風邪?」
ンン「…特に体調はなんともないですが…なんなんです」

260 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 18:25:07.36 ID:UcwWA7eP.net
>>258
ネタバレ防止期間?
IFとか覚醒とかの時もそうだったしそれでいいんじゃないかな
詳しくは>>3にある通りで

261 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 19:33:53.35 ID:UcwWA7eP.net
節分ネタを考えておこうとした直後、「ノノが恵方巻き()を食べる」KENZENネタでいっぱいになった自分の脳味噌に絶望

……ちゃうねん……たまにはほのぼの路線が書きたいんや…………
not番外編時空のミルラ話は、まだ当分凍結の模様

>>255
アイクの血は、たとえリーフでも輸血したら爆発する、ってネタがあったなー
クロムさん、それじゃ身体(スキル)目当てだって思われますわい
悪魔ルス優勢!
エイリーク周辺も混沌として参りましたー!

>>259
AKJ 内部分裂 進行中(字余り、季語無し)

代理投下っと

ノノの恵方巻…期待していいんですね?

262 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 20:54:26.34 ID:sDaIUtZg.net
>>261
代理投下ありがとうございました

「ノノが恵方巻きをエロく食べるのを見たエフラムがアイクに鉄拳を頼みに行く」
この1文で終わる話を、ぼかした描写で水増しするだけになっちゃいそうで、どうにも筆が乗らないですね

どうも最近、グレーゾーンで書きたい物は書ききった感


これが賢者モードですか? 大賢者様

263 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 21:07:10.13 ID:M6IVoZp4.net
あんさんに触発されていくらか書いてみたもんだけど素晴らしい影響を自分にくれたことに礼を言いたい

リンとかオボロとかセティとかで何かグレーなの書いてみたい気もする

264 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 21:39:09.70 ID:TUM3ZnVu.net
>>260
おまっ、幻影異聞録ェ…

265 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 22:51:06.97 ID:xb0Nx9/sK
アレはスマブラとかあっち側だから

266 :助けて!名無しさん!:2017/02/02(木) 22:51:45.04 ID:M6IVoZp4.net
アレはスマブラとかあっち側だから

267 :助けて!名無しさん!:2017/02/03(金) 05:56:55.19 ID:b3hXXTcE.net
てっきりキヌちゃん追加とか、本筋じゃないかもだけどアイクとかヘクトルの嫁が増えたりとかの設定入れて時間かかってるのかと思ってた
保育士さんのネタ大好きだし自分は待ってます
ほのぼの路線のも!

…いろいろあって3人でお出かけすることにしたエイリークとラーチェルとリオン。
何気にエイリークが真ん中配置で右腕はラーチェルが腕組みし、左腕はリオンが組んでいたりする。
ちょっと…いや、大分恥ずかしいが両側の2人の希望だ。
エイリーク「…あう…ち、ちょっと…人目を惹きます…ね…/////」
ラーチェル「あら、わたくしたちのエイリークが美しいからですわ?華は見られて咲き誇るもの、何一つ憚ることなんてありません」
リオン「ま、まぁ、あんまり目立ち過ぎないくらいにしようよ。でも、僕もデートって初めてだしこういうものなのかな?」
…研究室に籠りがちのリオン、常識を別の次元に置いてきたラーチェル。
まともだが押しが弱くラーチェルに引っ張られがちのエイリーク。必然でもないがお出かけはラーチェルがリードしがちになる。
ラーチェル「これもエイリークに似合いますわねぇ…うっとり…」
リオン「……ちょっと派手な気もするけれど…ラーチェルはセンスがいいねぇ…どきどきするよ。綺麗だ。エイリーク」
エイリーク「あ…ありがとうございます…////」
ラーチェル「えい、買ってしまいましょう。それもこれもあれも!」
エイリーク「そ、そんなに…えっと…」
ラーチェル「いいんですのいいんですの。麗しのエイリークを見れるんですもの。そしてっ荷物持ちは!」
リオン「OKOK僕の役目。なまちょろい腕だけどこれでも一応男だからね」
ラーチェル「よろしい。よい心がけですわ。あの実はいい人からここで文句垂れる器のケチさを見せてるところです」
エイリーク(どうしましょう。想像がつきます)
…みたいな感じでお買い物を楽しんだり食事を楽しんだりした。
そして夕暮れ…ちょっと一休みとばかりに景色のいい場所でベンチに座る3人。
もちろん真ん中エイリークだ。気質的にどっちかって言うと脇によりたい控えめ人間なのだが。
どうしてもそうなる。

そしてまあ3人という変則人数別にすれば…
最近ときめきとか想いとかちょっと好意とかそんなものを向け合ってる人間が一日コミュニケーションとったあとは雰囲気が良くなるもので。
リオンってばなかなか堂々と、エイリークの手に手を重ねて握っている。
そこにヘタレの香りは無い。友の良い影響受けたのかも知れない。
それみてちょっと張り合ったラーチェルが逆の手を握り、指と指を絡める恋人握りしちゃったりもしてる。
ラーチェル「覚えていて?エイリーク……ラトナさまがみてるシリーズを…あの頃からわたくしたち、大分距離が近くなったと思いますの」
リオン「あ、読んだ読んだ。エイリーク周り軸にした名作だったと思うよ。僕も出てみたかったけど…あっちはガールミーツガールが基本だったっけ」
エイリーク「ふふ、ドタバタしたりいろいろありましたね。それもこれもみんなで積み重ねたいい思い出です」
ラーチェル「でも、ちょっとだけやり残しがありますの。わたくしの大好きなエイリーク…」
くい。
エイリークの肩に頭を乗せて寄り添っていたラーチェルだが、
その顎に手をかけ……隣を向かせるとそっと唇を重ねた。
少し驚いたような顔をしたエイリークだが…
リードするかに見えて、大分勇気を振り絞ったようなラーチェルの表情見ると…
優しく微笑み、軽く瞳を閉じて応じた。
ちょっぴりの時間が過ぎ…
エイリーク「ぷは……こ、こういう感じがするものなんですね…/////」
ラーチェル「ど、ドキドキしますわ……わたくし…エイリークにあげられてよかった…」
エイリーク「わ…私も…ね…リオン……私、兄上みたいに強くありません。どうしていいか迷うところもあります。ありますけど…
       2人に向ける気持ちが友情なのか恋なのかわかりません、ですが…その…キスしてみたい…そう思いました…して…いただけま」

268 :助けて!名無しさん!:2017/02/03(金) 05:57:22.28 ID:b3hXXTcE.net
最後まで言う事はできなかった。
男子の方から…ということだろうか。両の頬に掌添えて…
リオン「ごめんね。そしてありがとう。ちょっとだけ…我慢できないかも、ね」
その瞳を覗きこむとリオンはエイリークの唇を奪う。
それから…その唇を割開くようにして…少しだけ舌を押し込んだ。初キスにしては大分大胆だ。
エイリーク「んっ!?…は…」
それでも少しして…口を離す。
ラーチェル「ん、んまっ!?な、な、なんて大胆な………/////」
エイリーク「あう…/////」
リオン「エイリークの魅力に抗うには僕はちょっと弱いんだろうね。ごめん」
エイリーク「い…いえ…謝らないでください……」
無い胸の奥の方がとくんとくんとなっている。決して不快ではなかった。
帰り道の三人は誰からともなく無言。何を言っていいのかわからない。
けど、繋いだ手は離さなかった。

終わり

グレーなんも書いてみようかと思ったけど初デートはこんな感じな気がする

269 :助けて!名無しさん!:2017/02/03(金) 12:58:43.19 ID:KlY7qJKF.net
乙です。

リオンのここ一番で見せる男らしさ等良かったです。
とても甘かった。

270 :稲荷神社の節分1/2:2017/02/03(金) 13:03:53.65 ID:KlY7qJKF.net
節分ネタ投下します。

白夜稲荷神社

ヘクトル「福はー内!福はー内!」
声を張り上げながら袋入りの福豆を撒く

社務所

アサマ「いやー、ありがとうございます、お陰で今年は非常に賑わいました」
ヘクトル「それなら良かったぜ、お、いなり寿司うめぇ」
ファリナ「だからって食べ過ぎないでよ、でも本当に美味しい」
フロリーナ「はわわ、とても美味しいでしゅ……」
アサマ「しかし、我が神社としては有り難かったのですが、宜しかったのですか?
    正直、横綱ともあらばイズモ大社とか、もっと大きな所からも依頼があったのでは?」
ヘクトル「あったけどここが良かったんだ。
     こいつが見出だしてくれたから、俺は今ここにいられるんだからよ」キヌの頭を撫でる
キヌ「ふゅ〜♪」
サクラ(羨ましい、兄様に撫でられるのも気持ちいいけど横綱の大きな手も気持ちよさそうです)

エフラム「頑張っていたな」
アメリア「し、失礼いたします」
ヘクトル「お、見に来てたのか」
エフラム「まぁな、これのついでだが。
     アサマ殿、姉上からが恵方巻きを作ったのでお裾分けに来ました、どうぞ」
アサマ「これはありがたい、いただきますよ」
キヌ「わーい、エリンシアお義姉さんのご飯美味しいんだよねー」
サクラ「ありがとうございます、兄様、義姉様にもよろしくお伝えください」
エフラム「ああ、そうしよう、それと、お前達にもだ」
ヘクトル「ん?姉貴、ここにいるの知ってたのか?」
エフラム「最近姉上も相撲にハマり色々調べてるからな。
     今日のイベントのことも知ってたぞ、余り無様な取り組みをするなよ」
ヘクトル「へっ、言ってろ、来場所も優勝もぎ取ってやるぜ」
エフラム「まぁ、応援してやるさ、それとな」
アメリア「あ、あの、ヘクトル関、お願いです、サイン下さい!」つ色紙
ヘクトル「意外だな、そう言えば少し前に興味持ったっていってたか?」
エフラム「まぁな」
ヘクトル「まぁいいか、すまん、筆と墨、あるか?」
アサマ「はいはい、少々お待ちを」
エフラム「意外だな、それを使うのか?」
ヘクトル「まぁな、角界のサインは大体これを使うからと、教えられたよ
     正直稽古よりキツかったぜ」
エフラム「だが覚えるまで頑張ったのだろう?
     そういう根性は、俺も認めているところだ」
ヘクトル「言ってくれるぜ」
アサマ「お待たせ致しました」
ヘクトル「ありがとうよ」

筆でサインを書き、墨を掌に塗り色紙に手形を取る。

271 :稲荷神社の節分2/2:2017/02/03(金) 13:05:54.13 ID:KlY7qJKF.net
ヘクトル「ほらよ」
アメリア「ありがとうございます、大切にします」
エフラム「感謝する、ああ、忘れていた、姉上からこれもだ」
ヘクトル「ん、鶏肉?」
エフラム「これを食べてしっかり稽古して、もっとKINNIKUをつけろだそうだ」
ファリナ「助かるわ、食費はかかるから食材は有り難いのよ」
フロリーナ「あ、ありがとうございます」
ヘクトル「ありがとうよ、ああ、これ、持ってけ」
エフラム「ん、これは福豆?
     俺に渡すとは珍しいな」
ヘクトル「お前の為じゃねえさ、だがお前に幸せが来ないとお前の嫁達もそうだろ?」
エフラム「そう言えばそうだな、わかった、気遣いは有り難く受け取ろう、頑張れよ」
ヘクトル「てめえもな」
アメリア「ありがとうございました」
エフラム「サクラ、キヌも頑張れ、またな」
キヌ「ありがとね、エフラム」
サクラ「ありがとうございます、兄様、終わったら、また伺いますね」
エフラム「ああ、待ってるぞ」

ファリナ「あっちも、仲良いわね」
フロリーナ「そうですね、素敵です」
ヘクトル「……ファリナ、フロリーナ、こんな俺を支えてくれてありがとうな」
ファリナ「な、いきなり何言ってんのよ!」
フロリーナ「はわわわ///」
ヘクトル「何となくな、感謝したくなった」
ファリナ「ま、全く、感謝してるなら、来場所もしっかり勝って、稼ぎなさいよね!」
フロリーナ「私達も応援してます!」
ヘクトル「ああ、また、次に向けて、気合い入れるぜ」

アサマ「やれやれ、甘い語らいなら他所でやって貰いたいですねぇ」
ミタマ「では、いべんとも終わりましたし私は寝ることに」
アサマ「待ちなさい、片付けやその他があるのですから貴女も手伝いなさい」
ミタマ「あぅ〜」

272 :助けて!名無しさん!:2017/02/03(金) 18:54:55.07 ID:cuB3pEL1.net
ヘクトルのアスリートらしさがとてもよかった
しかし…貫禄凄そうだなぁ

273 :助けて!名無しさん!:2017/02/03(金) 23:30:33.14 ID:8l/Hb3lK.net
>>270-271
ヘクトルの横綱っぷりも板についたな
???「日ノ本に続き、来場所こそは白夜でも白夜出身横綱を……!」


節分と言えば、アイク鬼と嫁達の豆まきは、合戦じみた様相になりそうな予感

274 :病みの優王女1/2:2017/02/04(土) 00:38:24.97 ID:EsRoT1wZ.net
エイリークメインの話が旬のようなので、
>>259とこれまでのスレを読み返していて思いついた話を一章分投下します。
全体的にシリアス路線で第一章は地の文ばかりです。
また、ちょくちょく過去ネタに便乗させてもらっています。

※注意
この話にはKINSINネタが含まれています。
このネタが苦手な方とシグルド兄さんはNG登録をお願いします。

第一章

エイリークは一人、夕日を背に兄弟家への帰路についていた。
楽団の公演も一段落し暇を持て余していたところ、
友人であるリオンから出掛けないかと誘われ、先程まで一緒に過ごしていた。
買い物や映画を観てリオンと共に楽しんだはずであるが、
彼と別れた後の彼女の表情は優れなかった。

「私はどうすればよいのでしょうか……」

才色兼備を体現する彼女らしからぬ言葉だったが、その胸中は複雑だった。
彼女の心をざわつかせている原因はほかでもない彼女の兄エフラムだからだ。
最近まで妹や幼女への過保護癖のあった兄はサラ達の献身により覇王として覚醒し、
加えて彼女たちとの交流で心境の変化があったのか、過保護癖がすっかり鳴りを潜めていた。
他の兄弟姉妹たちは過保護癖の無くなったエフラムを歓迎していたが、
双子の兄妹として幼少の頃から一緒にいる時間が長く、泣いている幼い自分を見つけては
真っ先に駆けつけてくれる兄の姿を幾度と見てきたエイリークは一抹の寂しさを感じた。
気付くのが遅くなってしまったが、存外彼の過保護癖に依存していたのかもしれない。
道理で兄が恋人を作り、あまつさえ関係を持っていた事実を聞いた時には胸が絞めつけられるはずである。
顔にこそ出さなかったものの、その時に感じた絶望感は自分の知り得ている言葉を尽くしても表現できないだろう。

兄に異性としての魅力を感じ長年思いを寄せていたが、禁忌への忌避感が品行方正に生きてきた彼女の理性が、
明確な好意を口にすることを許すはずもない。
そのためか、AKJに最初だけ参加したり、構ってくれない兄への嫉妬心から癇癪的な行動を起こすことはあったが、
心の内を兄に打ち明けることは一度もなく、
似たような境遇でありながら、臆面もなく好きだと言い合っているアルムとセリカの関係が羨ましかった。
いつのことだったか…一歩踏み出し、兄に兄妹という制約を考えず、自分が告白したら受けてもらえるか聞いたことがある。
正直に答えてほしいと念には念を入れたおかげか、
観念した兄は兄妹という縛りがなければ受けていたと確信を持って答えてくれた。
その回答に嬉しさを感じたのものの、
「だが妹に手を出すなら腹を切る」と未だ揺ぎ無い信念を豪語する兄が無情な現実に引き戻す。
ならば現実を受け止め、兄への思いを吹っ切って未練を断ち切ろうとリオンやラーチェルと出かける回数を増やしてはみたが、
ふとした瞬間に隣にいるはずもない兄を探してしまう。
このままでは自分に好意を向け、慕ってくれているリオン達にも申し訳が立たない。
エフラムにはシグルドやアイクと同じように、最初から家族愛を向けていればここまで悩むことはなかっただろうが……
いい加減、報われない恋は諦めなければならない……兄の寵愛が自分に向けられることはないのだから。

「…………あら?」

深く考えすぎていたためか、兄弟家の玄関が目と鼻の先にあることにようやく気付いた。
負の思考を打ち切り、
玄関の扉を開けたらいつも通りに振る舞わなければ、と彼女がそう意識を切り替えようとした時、

「ただいま戻り……これは……命のオーブでしょうか」

玄関に一歩入ると足元に見覚えのある珠が夕日に照らされ、反射した光でその存在に気付いた。
色合いから察するに、確かマルスの封印の盾に嵌め込まれている命のオーブだったはず。
なぜこんな所に落ちているのだろうという疑問はさておき、探していたら渡そうとだけ考え、
未だ思考が鈍ったままの真面目なエイリークは何の気なしにオーブを手に取った―――

その瞬間エイリークの意識は途絶えた。

275 :病みの優王女2/2:2017/02/04(土) 00:40:23.60 ID:EsRoT1wZ.net
「まったくもう……マルスったら……封印の盾のオーブを外した挙句、色を塗りかえて売ろうだなんて信じられない」

そう愚痴をこぼすのはリンである。
しばらく前に大きな賭け事に負けたらしく、金策の日々だとマルス本人が語っていたのを聞いていたが、
まさか命のオーブの偽造と密売に手を出すとは思わなかった。
偶然見かけたとはいえ流石に止めさせようとしたが、いつもの憎まれ口を聞いた瞬間頭に血が上り、
主犯のマルスを共犯のリーフとオーブ諸共吹き飛ばしてしまった。
罰として二人にはオーブの洗浄を命令し、
自分は散らばったオーブを探しているが、残る一つは悪名高い曰くつきの闇のオーブであるため、
用心するに越したことはないと色を塗られずに済んでいた光のオーブを携え捜索中である。

「飛んで行った方向から探していないのは玄関だけかしら……ちょっと飛ばしすぎたわね」

マルスの部屋と玄関は直線上の対極の位置にあり、その呟きから当時の彼女の怒りの度合いが窺い知れる。
玄関に到着すると、開いたままの扉とカバンが落ちていることに気付く。
一瞬不審に思ったが、そういえばエイリークが帰ってきているはず…だが、
ただいまという声は聞こえたが、必ずすれ違うはずの廊下で姿を見かけていない……
突然嫌な予感が走り、持ち前の機敏さで落ちているカバンを拾い上げ中身を検める。
その中にはルネス女学院の学生証があり、推測通りエイリークのカバンであることが確認できた。
しかし、その持ち主だけが忽然と姿を消している。
いてもたってもいられず裸足のまま玄関を飛び出し、
庭を駆け抜け周りを見渡したが―――

リンの視力をもってしてもついぞエイリークの姿を見つけることはできなかった。

276 :助けて!名無しさん!:2017/02/04(土) 00:42:29.82 ID:EsRoT1wZ.net
以上で投下を終了します。

277 :助けて!名無しさん!:2017/02/04(土) 00:50:51.29 ID:jGcJ3wf7.net
え…え……えらいこっちゃ………
ハーディンやガーネフのお仲間入りルート……?


…外して色塗ってる時に悪魔ルスも強化されてそう

ともあれ続きを楽しみに

278 :助けて!名無しさん!:2017/02/04(土) 09:53:23.73 ID:e31CCzw6.net
大きな賭け事……金策……エフラム嫁候補予想レース……

ラケシス「もしかしなくても」←ミルラチキノノファサラエリーゼに1万Gずつ
サナキ「私達が原因、か?」←サラミルラチキノノンンファアメリアエリーゼサクラに3万Gずつ
カムイ「やりすぎちゃった☆」←エリーゼサクラに50万Gずつ


エフラァァームッ!! 妹がえらいことなってんぞー! 早く来てくれー!
マルスとリーフは借金返済ガンバレ

279 :助けて!名無しさん!:2017/02/04(土) 20:25:27.93 ID:o/8+586C.net
そのうち悪ス達はブロ〇ーにやられた野菜人の王子みたいなふっ飛ばされ方しそうだ

280 :久々に来たお客さんに驚愕した:2017/02/05(日) 02:40:22.05 ID:W7PbBllv.net
紋章町の難所マレハウト。
険しい山岳、難路、落石も多い危険地帯であり、しかも実りも山の幸もなんもない岩山。
登って得るものは役にも立たないボルトアクスくらいだ。
ここを訪れようというもの好きはそうはいない。
まあそんなところでなぜか細々とカレー屋やってる物好きもいるのだが。
カレー屋マラド。
FE界じゃかなり少数人種の黒人娘フリーダが腕を振るうエスニックな味わいが自慢の一品…
なのだが場所が場所だけにそんなにお客さんも来ない。
フリーダ「……暇すぎる……ふぅぅ……」
やばい。眠くなってきた。
…まぁどうせ誰も来ないんだし昼寝しててもどうってこともないが。
フリーダ「そういえば…最近アイクさんとイレースさん来てなかったっけ。忙しいのかしら」
ふと数少ない常連客の顔が思い浮かんだ。
マレハウトは常人の寄り付くところではないが修行場として見た場合、山籠もりの武芸者向けといえなくもなく、
身心を鍛えぬかんとするアイクが時々修行がてらやってきていた。
イレースは純粋に食い物目当てだ。
…などと想像してたらなんとやら。
ドアが開いた。
アイク「久々だな。邪魔をする。腹減った」
イレース「メニューにあるもの全部お願いします」
フリーダ「いらっしゃいませ。しばらくぶりですね」
アイク「ああ、いろいろ忙しくてな。結婚というのは式やら行事やら相手の家族との付き合いやらいろいろある」
…ああ、なるほど。道理で。
以前よく二人で来てた頃は食べてばかりでおよそ浮いた話をするでもなかったが、
でも二人でこんな僻地に来るくらいだ。そういう仲なんだろうと思っていたし、そのうちそうするんだろうなと思っていた。
フリーダ「あら、おめでとうございます。お二人とも。とうとうゴールインですかーお子さんはまだ?」
イレース「……ありがとうございます。そのうちには……」
アイク「ん?二人?なんのことだ?」
フリーダ「はい?今ご結婚なさったって」
アイク「たしかに結婚はしたが二人ではないぞ。十一人だ。そして新婚旅行中なのだが」
フリーダ「………へ?」
何を言うんだこの人。と、怪訝な顔をしたのも束の間。
あとから入ってくるわ入ってくるわ……
シグルーン「ああ、サナキ様を抱っこして天馬に乗ったのはいつ以来だったでしょうか?はぁはぁ…」
サナキ「ええいべたべた触りおってからに!まったく…よ、夜にアイク共々散々触れとるじゃろうに…」
ワユ「お、やってるねぃ。お腹空いた空いた〜っ、ここに来るまでいい汗流した〜!」
エルフィ「十人前でもまだ足りません。体は資本です」
セルジュ「元気ねぇ。ここまでさんざん落石殴り壊してきたのに」
リアーネ「…飛び……つかれ……た……」
レテ「御身は無理が効くまい。席について少し休もう」
ミスト「ライブする?ライブ」
カゲロウ「…南亜細亜風か…白夜とも暗夜とも違う。珍しい料理だな…」
…なんぞこれ。フリーダはでこから汗を流した。
久々にしばらくぶりのお客さんが来た。ここまではあるある。
そのお客さんが結婚していた。ここも普通にある話だ。
…そしたらなんと嫁さん10人も連れてきた。あるあ…ねーよ。
アイク「どうした?鳩が豆鉄砲食らったような顔して」
フリーダ「あ…いえ…いえ……えと、お決まりになったら呼んでくださいね」
アイク「メニューにあるもの全部頼む。みんなはどうする?」
レテ「シシケバブ。肉が食いたい」
ワユ「マトンカレー!」
リアーネ「えと…サラダと………それから…ベジタブル…」
ああにぎやかだ…忙しくなりそうだ……
神将と妻のみなさんを迎えて店主はいそいそと仕事を始めた。激しく驚愕&困惑しつつも。
でもどこか納得もする。前からこの人、常人の常識とか器量では計り知れない大きな人間だったし。というか超人だったし。
……この人数の妻全員と夜事頑張ってると言われてもなんか納得しそうだ。普通の人ならとっくに枯れてる。
子供できたら凄い人数になりそう。あ…いけない。変な事考えてしまった。軽く首を振ってフリーダは鍋に火をかけた。
少しの時間を経て、香辛料の香りが漂い始めた……

インドカレー食ってたらなんか昔書いたネタ思い出したので書いた

281 :助けて!名無しさん!:2017/02/05(日) 02:46:49.65 ID:W4DH9fG0.net
あー、あるあ……ねーよっ!!

ですよねーwwww


良し、新婚旅行が終わったら次は、弟と弟嫁10人と、妹と妹婿およそ30人と妹嫁3人を連れて来よう
事前予約か材料持ち込みすれば何とかなるさ!

282 :病みの優王女1/2:2017/02/05(日) 03:43:45.27 ID:H++B2Xor.net
閑話 「あの日あの時」

マルス「ククク…今の僕はアシュラすら凌駕する存在だ」

リーフ「いきなりどうしたのマルス兄さん?移動力の話?…というか胡坐掻いて光のオーブ載せてるだけだよねそれ」
ダダダ
リン「スーに何吹き込んだマァァァルスゥゥゥ」デデーン

マルス「げえっ!リン姉さん」

オコルトオトコガニゲマスヨ…ヨケイナオセワヨ!!カクゴシナサイ…ギャーコノヒトデナシー

閑話休題

第二章が長くなりすぎたので前半だけ投下します。

※注意
この話にはKINSINネタが含まれています。
このネタが苦手な方とシグルド兄さんはNG登録をお願いします。


第二章 前半

学問の最高学府の一つグラド大学、その正門でエフラムはとある人物を待っていた。

「むぅ…早く来ないだろうか」

日が傾きかけているとはいえ、研究室やサークル活動で正門を通る学生は少ないわけではなく、
通り過ぎる学生に好奇の目で見られているためか非常に居心地が悪い。
願いを込めて呟いていると

「ごめん、待たせちゃったねエフラム」

エフラムの切実な願いが天に届いたのか待ち人リオンが姿を現し、
二人はようやく肩を並べ、世間話をしながら大学内を移動する。

「リオン、少し遅かったな…何かあったのか?」

「意外と距離があったし…徒歩だったから余計にね」
「それよりもエフラム、ちゃんと動きやすい恰好で来てくれたんだね」

リオンの言う通りの格好だが、エフラムがなぜ運動着で来ているのかといえば、
リオンに頼まれたからでありそのリオン曰く、
グラド大学の武道館が改装されたことにより、魔導書を使った模擬戦が可能になったらしく、
魔法職が苦手とする槍装備の相手の対策を練りたいと相談され、その相手として指名されたという訳だ。
最も、武道館の使用は予約制ではあるが。

「しかし、別に今日でなくともよかったのではないか?お前もエイリークともっとデートしたかっただろう」

「……まあそうしたいのも山々なんだけど…Eドリンクの改良でなかなか時間が取れなくて」
「…じゃあ僕は着替えてくるから。武道館はこの先だよ。鍵はこれね」

爆発的なヒットを記録したEドリンク、その開発者がリオンであることを改めて実感し、
その忙しさの発端が自分の相談なのだからある意味申し訳ない。
研究室へ着替えに行くリオンの背に謝罪の念を送り、彼が指し示した方向へ歩き出す。
三分ほど歩くと夕日に照らされた武道館に辿り着き、鍵を開けて入り口からロッカールームに入る。
既に運動着を着ているため、ロッカーに仕舞うのはタオルと身分証を入れたバッグくらいだ。
準備運動をしながらリオンを待ち、しばらくすると魔導師の服を着たリオンが武道館に姿を見せる。

283 :病みの優王女2/2:2017/02/05(日) 03:47:59.75 ID:H++B2Xor.net
「また、待たせちゃったね」

「気にするな、ちゃんと有効活用している。それよりリオンも準備運動しておいたほうがいいぞ」

待たせたことを再度詫びるリオンだったが、気にするなと返し、
自分は模擬戦の前に精神を落ちつけようと、壁際に置いてあったパイプイスに座り瞑想していたが、

「エフラムはエイリークのことどう思っているの?」

近くで準備運動をしているリオンが突拍子もない質問を投げかけてくる。
その意図は掴めないが一応答えておくべきだろう。

「前にも言ったが、エイリークは俺の…」
「大切な妹……だったっけ?」

自分の答えに被せるように、準備運動を終えたリオンが口を開く。

「何だ…憶えているなら聞く必要は…」

「さあ、そろそろ始めようか」

もう聞くことはないと言わんばかりに会話を打ち切るリオン。
らしくない友人の言動に困惑しながらも、武道館に用意されている鉄の槍を持ち配置につく。
相対するリオンが持つのは、表紙の色から察するにファイアーの魔導書だろう。

「行くぞっ―――」

「……」

槍を構え試合開始の確認をとるが、リオンは未だ沈黙を守り続けている。
やはり様子がおかしい、

「リオン…どうしたんだ。今日のお前はおかしいぞ」
「具合でも悪いんじゃ…」

「エフラムは僕が今日何していたかわかるよね」

心配して声をかけてみたが、彼からの返事はこれまた脈絡のないものだった。
とりあえず話を続けてみる

「ああ…リオンとエイリークからも聞いたよ、デートしていたんだろう」

「そっか…エイリークからも…か…」

どうやらエイリークという名前に琴線があるらしい。

284 :病みの優王女補足:2017/02/05(日) 03:48:58.43 ID:H++B2Xor.net
「エイリークと何かあったのか。まさか喧嘩でも…」

「今日エイリークと一緒に買い物しているときに気付いたんだ…」
「エイリークは僕やラーチェルと一緒にいても、偶に僕たちじゃない遠い誰かを見ている」

突然語り出すリオンだが、エフラムはこれ以上余計に反応することなく聞き逃すまいと聞き役に徹する。

「その誰かがね……ようやく分かったよ…それは……エフラム…君だ」

「な、何を言って…」

あまりの展開に冷静さを欠いたのか口を挟むエフラム。だが、

「待ち合わせ場所に来たエイリークが持っていたバックを似合っている、と褒めたらね…」
「『兄上に誕生日プレゼントで貰ったんです』って笑顔で答えてくれたんだ…」
「僕たちでもまだ見たことのない"最高"の笑顔をね」

「……」

エフラムの動揺を気にすることなく言い切ったリオン、それとは裏腹にエフラムは言葉が出なかった。
未だ無感情の顔で告げられた事実の意図はようやく掴めたが、どう答えればよいのか。

「そういえばエイリークに聞いたけど…エフラムはこんな事言っていたらしいね」
「『俺達は兄妹だ、先には進めん』って、それは本当に君の本心かい? 」
「……」

無情にも矢継ぎ早にリオンは二の句を継いでくるが、言い切ったということか再び口を閉じる。

「俺は…………」

何か言わなくてはという思考は働くものの、告げるべき言葉が浮かんでこない。

「……じゃあさ、エフラム」

言葉の出ないエフラムに痺れを切らしたのかリオンは一つの提案をしてくる。

「待たせてばっかりだったけど、"これ"で語り合おう」

そうして突き出すのは一冊の魔導書、それだけでエフラムには十分に伝わった。

「…すまないが、そうさせてもらう」

短く答えるとエフラムは槍を構え、リオンは魔導書を開く。

「行くぞっ―――」
「行くよっ―――」

ほぼ同時に放たれた掛け声とともに、夕焼けに染まる武道館で戦いの火蓋が切って落とされた。

285 :助けて!名無しさん!:2017/02/05(日) 03:53:04.09 ID:H++B2Xor.net
エラーがでてしまい。余計な連投になってしまいました。申し訳ありません。
前半の投下は以上です。
>>280
遅くなりましたが乙です。
久々に読んで懐かしさを感じました。

286 :助けて!名無しさん!:2017/02/05(日) 07:05:20.55 ID:j9T5xVA3.net


義兄と妹婿の絶妙な心の交錯が感じられて面白い

287 :助けて!名無しさん!:2017/02/05(日) 11:17:39.58 ID:j9T5xVA3.net
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9373/1439033473/

一応
ヒーローズとか外伝リメイクとかの話でも

288 :助けて!名無しさん!:2017/02/05(日) 23:30:35.21 ID:Bnru8ZVP.net
キヌ「うーん…なんというか…特別おいしいわけじゃないのに…」
サクラ「お稲荷様…節分のときに余った豆といっても食べ過ぎでは…太りますよ」
キヌ「何か止まらなくてさ…大丈夫、動けばこのくらい平気だから」
サクラ「そ、そうですか」
キヌ「もし脂肪つくにしても胸だけならエフラムも喜んでくれる…かな?」
サクラ「ど、どうしてこっちを見るんですか」

289 :助けて!名無しさん!:2017/02/05(日) 23:56:23.18 ID:NX4uNG24.net
サラ「太るとか気にしなくていいじゃない、激しい運動は不足してないでしょ?」
ノノ「ねー」
サクラ「あう…」
キヌ「あー…その…」
チキ「私も事務所の人に最近スタイルよくなったねって言われちゃった、えへへ」
ノノ「そういや胸を触ってもらえば大きくなるって本当かな、みんなお兄ちゃんに揉まれたり吸われたりしてるけど
   ノノとファは大きくなる気配がないよー」
サラ「個人差でしょ、それにまだ結論を出すには速いから」
チキ(な、何か妙に気合が入ってるような…)

290 :助けて!名無しさん!:2017/02/05(日) 23:59:45.77 ID:B6kIVjUM.net
アメリア「胸で人を判断しない、って常々言ってますし、人となりとしてその通りですけど」
チキ「でも、ぷ、プレイとしては…悦んでくれるもんね。挟んだり…揉んだり…二人がかりで挟んだりとかも」
ンン「こっち見ながらいうんじゃねーですよ!?」
サラ「それそのものもあるかもだけど、そうして尽くしてくれる健気さこそ兄さまは喜んでくれるのよ」
ファ「そっかー、じゃあ大きくなった方がいいのかなーねーどれくらい食べればいいの?」
エリーゼ「歳の数だけってサクラが言ってたよ」
ミルラ「原作の歳なら1200個になるのですが…」
ノノ「ノノは1000個ー…うん、無理だね」
サクラ「ま、まあ…こちらではみなさん普通に子供って設定が多いですし」
キヌ「知ってる。そういうのメタって言うんだよね」

マリア「おっきいのにちっとも彼氏ができない件」
ユミナ「サイズ関係ないでしょ…小さい私もぜんぜん進展ないし」
サナキ「おんしらは別の方に問題があるのではないか、のう」
ニノ「今度のバレンタインはうまくいくといいね!」

291 :助けて!名無しさん!:2017/02/06(月) 01:56:34.55 ID:iiawLbnb.net
カゲロウ「まあ…大きくなってしまったからには、喜んでもらうために活用すべきか」
セルジュ「そうね、こちらも気を入れていかないと」
レテ「あいつは弄るのも無駄に上手いからな…ま、まったく…」
イレース「たまには…身を任せてみるのも…いいかも、です」
シグルーン「私はアイク様に奉仕するのも揉みしだかれるのも吸われるのも好きですわ」
サナキ「…とりあえず、褒めておくのじゃ」

292 :助けて!名無しさん!:2017/02/06(月) 06:10:16.70 ID:2xCR0/B2.net
ワユ「気が付いたら大きくなってたねえ。あたしら3年前(蒼炎)のころはぺたんこだったのにさ」
ミスト「ほんと、なんでだろーね?」
エルフィ「よく食べ、よく動いたからではないでしょうか」
リアーネ「みんな…立派…とっても……」

ニニアン「エリウッド様はおっきいのがお好きだしそれはいいのだけど…興奮させすぎると逝ってしまわれるから難しいわ…」
フィオーラ「二人で両側に寝そべって抱きしめて…あとはそのまま無理せず温め合って…みたいなスローペースだものね」
ニニアン「何がスローよ。どさくさまぎれに一晩中エリウッド様のデュランダル握ってたくせに」
フィオーラ「…そこまで重量級の剣じゃないでしょ…レイピ…こほん」

ファリナ「あいつは…どっちかっていうと小さいのを手で包んでやるのが好きかも。あたしの胸も可愛がってくれるけど」
フロリーナ「小さくてよかったのかも。ちょっと不思議な気持ち…」

シーダ「マルス様は本人は気が付いていませんが大きな胸がすきで…私のを吸ってる時、無意識にシーダ姉さんって呟く時があります」
スー「…?なぜ私はその話の聞き相手になっている?」
リン「あーいたいた!肉食べましょ肉!あらシーダ?来てたんだ?」
シーダ(マルス様、リンさんといる時は意地悪言いながらすごく幸せそう。私も大きい方だけどここまで服の上から形や揺れてるのがわかるほどものすごくないもの)

ラケシス「…お歳のせいかお休みになるのも早いです。お胸は…ええっと、人並みに触れるくらい…でしょうか。並みサイズで」
ディアドラ「あら…ふふふっ、シグルド様も隅におけませんね。おめでとう」
ラケシス「あ、はい。ありがとうございます」(まったく気にしてないみたい…数十スレも頑張ったんだけど報われるとは限らないものね…喪を脱出なされるまでどんなお気持ちだったのかしら)

ルフレ「クロムさんったらずっこけ際に私の胸、鷲掴みにして、ぬおっ!すまん!…とかいいながらいつまでも掴んだまま、どさくさ紛れに揉むんですよ!いやらしい!」
ファウダー「ムードもへったくれもないのう…父として怒っておくところか?」
ルフレ「…もうちょっとこう…いろいろ…頑張ってくれてもいいのに…」

カムイ「お胸つかったスキンシップもいいよねっ。挟んであげるとみんなそれぞれ違った反応返してくれるし可愛いよねっ」
フェリシア「ツバキさんは完璧言いながらちょっとうっとりですしヒナタさんは初心で可愛いですぅ」
カムイ「フェリシア、たまにドジるけどご奉仕一生懸命で上手いもんね。ジョーカーは挟んであげるとご奉仕の逆転現象でちょっと困惑しつつも喜んでくれるのが嬉しいかな」
シャラ「……まあ…カムイのお婿さんたちだし…キサラギやグレイやツクヨミ兄さんにも吸わせてあげるけど…ほんとはカムイだけでいいんだけど」
カムイ「まま、みんなで仲良くしようよ。あたしだってシャラの胸なでなでするのだーいすき!」
フローラ(いまさらっとツクヨミさんが混ざってたような…サーリャさんと姉妹ネタもあったしシャラの家族も謎が多いわ)

293 :選ばれなかった者の奮闘1/2:2017/02/06(月) 20:07:46.20 ID:tYYVGU2U.net
流れを切ってしまいますがネタ投下させて頂きます。

ヒーニアス「何故だ!!」
ターナ「わ!びっくりしたー、いきなりどうしたのよ」
ヒーニアス「何故エフラムの奴が態度を軟化させて結構経つのに、私とエイリークの甘い話が来ないのだ!」
ターナ「あー、でもメタだけどそれはネタ職人さん達が話が思い付かないだけでしょ、気長に待ったら?」
ヒーニアス「しかし!リオンの奴はすぐに話が来たのだぞ!
      おまけにラーチェルの奴にも認められて両手に花ではないか!」
ターナ「あー、でも無理ないかもねぇ、リオンって、色々な意味でまともだし」
ヒーニアス「妹よ、兄はまともではないと?」
ターナ「悪いけど、うん」
ヒーニアス「グハァ……い、一体何が悪いと言うのだ」
ターナ「思い付くだけでも、根本的にヘタレだったりナルシストだったりシグルドさん張りにスベったポエマーだったり色々あるけどねぇ」
ヒーニアス「ぐうぅ………私はどうすれば……」
ターナ「…………ふぅ、しょうがない、彼女に聞いてみようか」
ヒーニアス「彼女?」
ターナ「取り敢えずついて来て」

カムイ「で、私の所に来たんだね」
ターナ「どうかお願い、このままだと色々面倒くさ……大変で」
ヒーニアス「ターナ、本音が殆ど出ているぞ」
カムイ「で、この人がエイリークお姉ちゃんに……かぁ」
ターナ「無茶いってるのは解るんだけど」
カムイ「正直、お姉ちゃんも二人と幸せになろうとしたりエフラムお兄ちゃんを吹っ切ろうと頑張っているときだからそれを邪魔する事をしたくないんだけど……」
ヒーニアス「そんな……」
カムイ「でも、せっかくだからリオンさんが成功した理由を教えるね。
    これを参考にすれば他の子とフラグをたてられるかも知れないし上手く行けばパラレルで来るかも」
ヒーニアス「おお……」

カムイ「まずリオンさんが成功した理由の一つだけど、お兄ちゃんに協力した事かな」
ヒーニアス「何だと?」
カムイ「リオンさんは色々体を酷使するお兄ちゃんのためにEドリンクを作ったり他にも気遣ったりとお兄ちゃんと仲良くしてたんだよね。
    普通に考えると大好きなお兄ちゃんを助けてくれる人ならお姉ちゃんにとっても好感度高いよね」
ターナ「そうね、認めさせる為とはいえ大好きな人に一々突っ掛かって攻撃する人はね……」
ヒーニアス「ぐぅぅ……」
カムイ「もう一つは、サラちゃんと仲良くできた事かな?」
ヒーニアス「サラと言うといつもエフラムといるあの幼女か?」
カムイ「そうだよ」
ヒーニアス「なんと、リオンの奴もロリコンだったのか?」
カムイ「あの人の場合は仕事仲間だよ、ドリンクの共同制作者として仲がいいんだ」
ターナ「さりげに"も"と言うところは否定しないのね」
カムイ「お嫁さん達が彼女達だからね。
    でもそんな部分を純粋に愛に昇華させたお兄ちゃんは尊敬してるよ?」
ターナ「成程」
カムイ「で、サラちゃんだけど、リオンさんと共同開発できる程の天才で人の心の機微にかなり聡いの。
    ここだけの話実はアイクお兄ちゃんのハーレムを造りだしたのもサラちゃんなんだよ」
ヒーニアス「なんと!」
ターナ「成程ね、あのフラグクラッシャーがと思ってたけど……」

カムイ「大きな要因はこれ位かな?」
ターナ「気を遣わせてごめんなさいね、お兄様、少しは参考になった?」
ヒーニアス「ムゥ……いくら何でもあいつに私が気を遣うなどプライドが許さん、では残るは……」
ターナ「? お兄様?」
ヒーニアス「よし、行くぞ!
      ふははははは!これでエイリークは私のものだ!!」ダッ
ターナ「なっ、何だか思いっきり悪役な台詞叫んで走り去って行ったけど……
    ごめん、嫌な予感がするから私も行ってみる」
カムイ「何だか気になるから私も行こうっと」

アータスケテエイリーク!!

294 :選ばれなかった者の奮闘2/2:2017/02/06(月) 20:09:32.25 ID:tYYVGU2U.net
ターナ「ごめんなさい!まさかこんなことになるなんて!!」
サラ「……ええ、さすがの私もビックリしたわ」

何があったかと言えばサラの前に突然現れたヒーニアスが
「ふははははは!サラと言ったな、私の友人にしてやろう!!」
と、何故か物凄く上から目線で彼女に迫ったのである。
寸でのところで槍の柄でぶん殴り事なきを得たが後数秒遅ければ彼女の持つ防犯ブザーのピンが抜かれていたのだ。

サラ「まさかエイリーク義姉様と仲を取り持って欲しいから私に近づいたなんて……」
ターナ「非常識すぎて……本当にごめんなさい」
サラ「まぁターナ姉様のお陰で事なきを得たから良かったし、今後はこんなことがなければもういいわ」
ターナ「ありがとう……」
サラ「そうね、でもそこまで思ってくれるなら、姉様も私達と一緒に兄様に愛される?」
ターナ「えぇ!いきなりそんな事言われても……」
サラ「クス、そうよね、でもせっかくだから、今度のバレンタインでの兄様へのチョコ、私達と一緒に作らない?」
ターナ「う、うん、それくらいなら……」
サラ「ふふ、じゃあ、約束よ、出来たら一緒に渡しましょう。
   ……それでさっきから私を抱きしめて頭を撫でて何をしてるのカムイ義姉様?」
カムイ「いやー、サラちゃんが可愛いから思わずね。
    でも本当に気持ちいい、小さくて暖かくて、髪もサラサラで撫で心地良くて。
    うん、お兄ちゃんの気持ち、少しわかったかも、こんな可愛い子、守りたくなるわ」
サラ「……私は兄様の物よ」
カムイ「解ってる、寝取り趣味は無いから安心して、唯今だけは、撫でさせて」
サラ「ご自由に」
カムイ「ありがとう、うん、やっぱり可愛い、こんな子みたいなお嫁さんも良いかもね」
サラ「相変わらず業が深いわ」

295 :助けて!名無しさん!:2017/02/06(月) 20:37:52.43 ID:NBJ6iTjj.net

ターナと今のエリーゼならどっちが大きいんだろうかと考えてしまった自分は心が穢れてる
サラ様愛でるカムイの図想像するとほっこり

296 :助けて!名無しさん!:2017/02/06(月) 22:15:45.73 ID:LJMcjc+T.net
カムイがサラを撫で、エフラムがサラとカムイを撫で、エリーゼがエフラムを抱き締めて撫でれば完璧ではなかろうか?

297 :病みの優王女1/4:2017/02/06(月) 22:40:55.66 ID:IEsQw7CG.net
推敲に時間がかかりました。楽しみにされていた方申し訳ありません。
第二章前半>>284の続きです。
注意文は>>282にあります。

後半

武器相性と経験の差でエフラムが優勢かと思われた模擬戦その戦局は、

「くっ……」

「どうしたんだいエフラム、防戦一方じゃないか」

エフラムが押し負けていた。
次々に飛来するファイアーを槍で振り払うのがやっとであり、圧倒的に攻めあぐねていた。
十分な広さを有し、土足で試合可能な武道館であることがエフラムに味方したが、
それらの要素がなければ、最悪の場合もう負けていた。
まるでエフラムの動きが読まれているかのよう…いや、実際に読まれているのかもしれない。

「ふう……」

態勢を立て直すためリオンと距離を取り、攻めてこないことを確認しつつエフラムは息を整える。
普段のエフラムなら不要な工程であり、今のエフラムが普段通りでないことを如実に表している。

「どうして動きが読まれているって顔をしているね」

やはり悪い予感は当たるものなのか。顔色を変えるどころか息一つ乱していないリオンは淡々と事実を述べる。

「動揺しているエフラムの動きは単調になっているよ」

「俺が…動揺…?」

「だってそうじゃない?いつものエフラムなら槍を使わずに躱すもの」

そう言われてようやく気付く。確かに彼の言うように、槍を多用して躱すことなど滅多になかった。
過去に何度か手合わせをしてきたリオンだからこそ分かるのだろう。達人同士の戦闘で先を読まれることは致命的だ。
そして動揺の原因…その心当たりといえば、やはり

「エイリークのことをどう思っているのか、だな」

「ようやく問題点にたどり着いたようだね…君の答えを聞かせてよ」

リオンの狙い通りだったのか攻撃の手を止め、いつでも反撃できる状態でエフラムの回答を待つ。

「俺は……エイリークのことを…出会ってきた中で最高の女性だと思っている」
「…だが…俺たちは兄妹だ」

「またそうやって逃げるのかい?なら…」

及第点の回答でなかったためか、リオンは呆れたように問い質す。

「なんでンンのことは受け入れたの?」

「―――ッ」

エフラムとノノの禁忌の関係により生じた矛盾を突かれる。返す言葉など持ち合わせてはいなかった。
それを否定することは、ンンの愛を否定することに繋がる。己を慕う少女達を大切に思うからこそその選択はできない。
いかにエフラムといえど槍で言の葉を振り払うことなどできるはずもなく、
完膚なきまでに打ちのめされ項垂れるしかなかった。

298 :病みの優王女2/4:2017/02/06(月) 22:41:58.64 ID:IEsQw7CG.net
「……俺は…怖かった」

ついに観念したのか弱弱しくなったエフラムは重い口を開く。

「いつかエイリークに…愛想を尽かされることが…怖かった」

覇王の名を冠するまでは、妹と幼女に危機が迫れば生まれ持った守護者としての使命感から、
例えベルン署の世話になると分かっていても、すべてを投げ打ってでも駆けつけていた。
そんな自分がエイリークに愛を伝えていたら考えるまでもない。
何かあるたびに自分をほったらかしにする兄など、愛想が尽きるに決まっている。
自分に一番近い女性だからこそ彼女の親愛を手放したくなく、
彼女にとって頼れる兄でいることを選び、自分が思いを告げるわけにはいかなかった。
その半面、エイリークに悪い虫がつかぬように振る舞う醜い独占欲を自覚していなかったのだから性質が悪い。
今になって自分を客観的に見ることができるようになったからこそ、
かつての自分の私利私欲の束縛を恥じエイリークに思いを告げることを良しとせず、
兄妹であることを理由に身を引き、エイリークの好意から逃げ続けた。
だがそれは、覇王と謳われるまでに至ったエフラムの言動に歪さを齎し、リオンに突かれる致命的な隙となった。

「…エフラム、僕は君が羨ましいよ」

エフラムの本音を聞くことができたことに安堵したのか、リオンは表情を崩していた。

「僕は初めて会った時からエイリークに首ったけだったのに…彼女はいつも、君の方を見ていた」

リオンとエフラム達が初めて会ったのは、ずっと幼い頃どこかの広場だったか。
いじめられて泣いているエイリークをエフラムが慰めていると、
心配したのか「だいじょうぶ?」と同い年くらいの少年に声をかけられた。
その少年こそが後の幼馴染となるリオンであり、出会った時の光景は脳裏に深く刻まれている。

「それなのに、エフラム……昔から君は彼女の親愛を受け止めることができたのに、それをしなかった…
 兄妹としてなら君の方が正しいのは分かっている、これはただの嫉妬さ、
 でもその権利を…僕は最近まで持ち合わせていなかった。
 そして今日、君とエイリークが未だに互いを想いあっていることに気付いてしまった…」

言葉を切ると目を閉じ顔を伏せるリオン。エフラムの胸中にも様々な感情が入り混じっていた。
ただ一つ分かることは、自分はエイリークともリオンとも本当の意味で分かり合おうとしていなかった。
自分の思いを伝えようとしなかった。覇王と呼ばれたりもするが…まだまだ自分は未熟者だ。
妹にも親友にも悲しい思いをさせてしまったのだから。
償いになりはしないが、自分の思いを…覚悟を伝えなければならない。
不器用であることは百も承知だが、一つだけ自分の思いを伝えきる方法がある。
既に覚悟は決まった。その方法をとるからには二度も無様な真似はできない。

「リオン…試合を続けよう」

然しものリオンもエフラムの方から試合続行の提案をされるとは思っていなかったのだろう。
挙げられた顔は驚愕で目を見開いていた。

「安心しろ。もうお前を、失望させる戦いはしない」

槍を構え、先程まで弱っていたとは思えないくらい力強く言い切るエフラムの言葉にリオンは確信する、

「いつでもいいよ」

この戦いは次の一手で決着する。

299 :病みの優王女3/4:2017/02/06(月) 22:44:02.46 ID:IEsQw7CG.net
「不思議なものだな」

先程まで騒がしかったエフラムの胸中は驚くほど静かだ。
手に握られた槍もまるで自分と一体化したかのように錯覚する。

「リオン…ひとつだけ言っておくことがある」
「俺は…エイリークを愛している」

もう逃げたりはしない。目の前の親友からも妹からも。

「行くよっ―――」
「行くぞっ―――」

二度目の激突、日は完全に落ちようとしていた。
目測25メートルの間合いを直進してくるエフラムに対し、
リオンは壁を作るように、多数のファイアーを同時に放つことでエフラムの進路を遮る。
リオンの潤沢な魔力と熟練度がそれを可能にし、入門用の魔導書を十全に使いこなす。
これでエフラムが躱しても止まっても、そこへファイアーを打ち込めば……僕の勝利だ。
見逃さぬようエフラムの一挙一動に気を配る。…だが、
こちらを見据えるエフラムは未だに避ける動作をしない。
ぎりぎりで回避しようというのか。チキンレースさながらの我慢比べ。
そしてエフラムとファイアーの集団が衝突しようとした瞬間、エフラムの姿が…消えた。
それを理解するまでの一瞬が致命的だった。次の瞬間にはエフラムは顔前に迫り、
互いの視線が交錯し、迎え撃とうとしたが……左手は動かず魔導書は叩き落されていた。

「俺の勝ちだ…リオン」

「…最後の最後で、エフラムには勝てなかった」

生命線である魔導書を叩き落され、槍を突き付けられてしまったらお手上げだ。降参せざるを得ない。
闇が支配する武道館に電気を点け、壁際のパイプイスに腰掛ける。

「まさか、炎の壁を突っ切ってくるとはね」

「ああでもしないと勝てそうになかったからな…」

決着まで電気をつけていなかったせいで分からなかったが、煤のついた顔で苦笑いするエフラム。
相変わらず戦いに関しては破天荒だ、リオンの堅実さを逆手に取り視線を釘付けにして目を慣れさせた後、
超人的な急加速で炎の壁を脱しつつ思考を停止させるとは。
交錯した時に見えたエフラムの瞳からは炎への恐怖心は全く感じられず、むしろ静かな水面のように穏やかだった。
講評は早々に終わり沈黙が訪れるが、口を開く必要はない、それ以上言葉を重ねなくても互いの思いは伝わったのだから。
……そして今になって叩かれた左手が痛みだすが、それを察したのかエフラムは突然、

「リオンを治療してやってくれ」

と誰もいない虚空に呼びかける。すると、

「あら、さっき来たんだけど気付いていたの…兄様」

ロッカールームから姿を見せたのはEドリンクのスポンサー、ロプト教団を裏で牛耳っていると噂されている、
エフラムを慕う少女筆頭のサラだった。

300 :病みの優王女4/4:2017/02/06(月) 22:46:11.29 ID:IEsQw7CG.net
「長い付き合いだからな…すぐに分かる」

気障な台詞をさらりと言ってのけたエフラムの発言に少女は顔を綻ばさせ、リオンの左手に杖をかざす。

「サラ、お前が来たということは急用か?」

まさかただ自分の戦いを観戦しに来ていた訳ではあるまい。エフラムは確信を持って問いかける。

「ええ、そうよ。でも、詳しい話は帰ってから」

「…そういうことらしい、すまないリオン」

「気にしないでいいよ、片づけは僕がやっておくから…そうだ、分かっていると思うけど改めて言っておくよ」

「…む?」

「僕はまだ諦めてはいないよ。君が不甲斐なさを見せたら…その時は覚悟してね」

「分かった」

そう答えるエフラムの目は戦いの時と同じく一点の曇りもなかった。

「挨拶はもういいの?なら荷物は回収しておいたから…邪魔しない内に帰りましょう」

「…?…どういうことだい?」

リオンの疑問に答えることなく、サラは含みのある言葉を残したままエフラムと共に転移していった。

301 :病みの優王女EX:2017/02/06(月) 22:47:43.96 ID:IEsQw7CG.net
片付けながら頭を捻っていると、ロッカールームの物陰からガタンと物音がする。
しかし、サラは出てきたはずだしもう人なんていないはず…

「こ、こんばんわですわ」

音のした物陰を覗くと、そこではテンパっているラーチェルがしゃがんで隠れていた。

「ラーチェル…どうしてここに?」

「私は、やっぱり…エイリークのこととなるとじっとしてなんかいられませんわ」

彼女らしい理由に思わず納得してしまう。
しかし、他が開いていなかったとはいえ男子ロッカールームに忍び込まなくても良かったのではないだろうか。

「それに…リオンさんには嫌な役を任せてしまいましたから」

「気にしなくていいよ。僕が勝手にやったことだから…エフラムもこっちの意図は分かっているよ」

二人で相談して決めた作戦ではあったが、
エフラムと戦うため武道館を貸切り、憎まれ役を演じさせたことが彼女にとっての負い目なのだろう。
武道館内の戸締りを確認しつつ、律儀に謝罪しに来てくれた彼女の懺悔に許しを与える。

「それよりも…いいんですの?エフラムさんに道を譲ってしまって」

どこから見始めていたのかはわからないが、エイリークを愛でることで意気投合した彼女にはそれが気がかりだったらしい。

「僕はまだ諦めていないし、先のことはまだ分からないよ…それに…」

「それに?」

「エイリークが幸せでいてくれることが、僕の一番の望みだから」

エフラムへの醜い嫉妬が無くなったわけではない。だがこれは、心からの…偽らざるリオンの本心だ。
その言葉にラーチェルはしばし呆気にとられていたが、

「やっぱり私は…あなたと同盟を組んで、正解でしたわ」

彼女にも通ずることがあったのだろう、花の咲くような笑顔で称えられる。
電気を消しラーチェルと共に武道館を出るとすっかり暗く、満月が闇夜で一際輝く。

「途中まで送っていくよ」

「エスコート、お願いしますわ」

扉を施錠し、武道館を後にする二人を月は静かに見守っていた。
だがリオンは知らなかった。エフラムが混沌の渦中にその身を投じていることを…


第三章へ続く

302 :助けて!名無しさん!:2017/02/06(月) 22:58:28.67 ID:IEsQw7CG.net
>>293
>>ターナ「あー、でもメタだけどそれはネタ職人さん達が話が思い付かないだけでしょ、気長に待ったら?」

話の構想はエイリークとリオン、ラーチェルがデートしていたネタまでを使って練ったため
ヒーニアスを話に絡めようとしましたが収拾がつかず断念しました。
ヒーニアスファンの方申し訳ありません。


武器相性はIFの設定を適用しましたが、
魔法<<槍の三竦みはどういう理屈なのでしょうか。

303 :助けて!名無しさん!:2017/02/06(月) 23:03:36.23 ID:NBJ6iTjj.net
もはやリオンの愛は見守る愛、無償の愛、アガペーの域に達しているような
お釈迦様のような慈愛の深さやでえ

304 :助けて!名無しさん!:2017/02/06(月) 23:32:25.21 ID:tYYVGU2U.net
乙です

しみじみところでした終わりでとても良かったです。
でもこの後どの様な騒動が待っているのか期待と不安がない交ぜです。

305 :助けて!名無しさん!:2017/02/07(火) 18:36:32.01 ID:AxXQ9JTy.net
>>302
ヒーニアスとか緑の酒場の方々とかはヤム〇ャと同じでネタ需要メインだからね。
シリアスなネタには出番無くても仕方ないね。

306 :助けて!名無しさん!:2017/02/07(火) 18:44:52.99 ID:PJxJzvrL.net
ヒーニアスもセティもサザもアーダンもセシリアも戦国で出番あったしアーダンにいたってはめっちゃ漢らしい死に様見せてくれたぞ
セシリア先生は新任教師の頃の真面目な話があったし、セティはミーシャのシリアスな話でいい役もらったりした
ネタスレだからネタメインと言っても、ここSSスレみたいなところも強いから304の言ってる事は結構的外れよ
ちゃんと今までのログ読んでる?

307 :助けて!名無しさん!:2017/02/07(火) 19:25:29.96 ID:AxXQ9JTy.net
それ言ったらヤ〇チャもまともな役目をやってる場面も有るが認知としてはネタ役だからね。
それにここでのヒーニアスっ過剰に変人化されてる気がするし。(ぶっちゃけ原作だとエフエイ兄妹やラー様より貴人としてまともだと思う)

308 :助けて!名無しさん!:2017/02/07(火) 19:27:01.77 ID:db+YEOQf.net
ネタもこなせるからこそシリアスが光る、ってことで落ち着こう?

309 :助けて!名無しさん!:2017/02/07(火) 19:28:44.07 ID:PJxJzvrL.net
だとしてもそれがどうかしたのかな
何も問題も困った事も一つも無い事じゃないかな

310 :助けて!名無しさん!:2017/02/07(火) 19:31:33.73 ID:moyc6PzX.net
AxXQ9JTyって前もワンワンオウヨがどうとか言ってたおばはんでしょ?
もうすっかりウザキャラが板についちゃってるしいらない事言わないほうが
「ああまたこのうるさいおばちゃんか…」ってなってきてるから

311 :知らぬが花:2017/02/07(火) 21:16:06.38 ID:tqnv36Bf.net
流れ変えるためネタ投下させて頂きます。

シグルド「何、ディアドラがお見合い?」
アルヴィス「ああ、幸いにも彼女だけではなく相手方も乗り気ではなかったそうで流れたが」
シグルド「ディアドラのような女性を断る相手も驚いたが突然何故?」
アルヴィス「何でも彼女を嫁がせる事で参加出来そうなプロジェクトがあるそうだ。
      レプトール専務等はまだ諦めていないそうで『これに噛めれば億G単位の金が動く』と言っていた」
シグルド「しかし、そんな理由で結婚等……」
アルヴィス「シグルド、財界に置いては人の心など考慮していては生きていけない。
      私は、これが成功して利益になるのなら、身を退いても仕方ないと思っている、これだけの利益が産み出せるのだから、彼女も幸せになるだろう。
      お前自身、感情だけで進んでは自身の出世すらままならんぞ」
シグルド「アルヴィス……
     ………この大馬鹿野郎が!!」全力ストレート
アルヴィス「ぐぅ!!シグルド、貴様、上司に向かって……」
シグルド「喧しい!!アルヴィス、貴様、そんな情けない男だったのか!?
     財界のルールが何だ立場が何だで、愛する思いすら貫けないのか!?」
アルヴィス「だ、だが……」
シグルド「私がラケシスと結婚したのはディアドラより彼女に魅力を感じたのはある。
     だが、それ以上に、お前とディアドラが想い合っていることが感じられ、お前なら彼女を幸せにできると思ったからだ!!
     私が彼女を譲った男は、そんな情けない男だったのか!?」
アルヴィス「だ、だが、私はどうすれば……」
シグルド「ぶつかれば良いじゃないか!
     お前の彼女への思い、彼女に思いきって伝えれば良いじゃないか!」
アルヴィス「………そうだな、すまない、シグルド、私は甘えていたんだな。
      お前が身を退いてくれたことで、もうライバルはいないと、現状に甘えていたんだ。
      もっと早く伝えていれば、こんなことにならなかったのにな」
シグルド「そうだな、そんなに進んでいるならもう猶予はないだろう、早く伝えろ」
アルヴィス「そうさせてもらう、ああ、今回私を殴った罰として一ヶ月減給だからな」
シグルド「な、今ここでいうか!?」
アルヴィス「ははは、では、行ってくる………ありがとう」
シグルド「全く……しかし彼女の見合い相手か……どんな人だったのだろうな?」

312 :助けて!名無しさん!:2017/02/07(火) 21:18:06.41 ID:tqnv36Bf.net
あ、入れ忘れた。前のネタは>>201>>203の便乗です。

313 :助けて!名無しさん!:2017/02/07(火) 22:05:04.45 ID:db+YEOQf.net
アイクとエフラムについては、ディアドラからの想いが無い限りは安泰だな
(本気で一途な好意を向けられたら、応えそうな気も……)


カムイ「グランベル社との共同プロジェクトのお誘いに、ちょっとだけ揺れちゃったww」

314 :病みの優王女1/4:2017/02/08(水) 00:04:45.94 ID:oDCYpUXw.net
>>311乙です。
書き終わったので投下します。改行を減らしてみました。
>>297の続きです。

※注意
この話にはKINSINネタが含まれています。
このネタが苦手な方とシグルド兄さんはNG登録をお願いします。

第三章

サラと共に転移したエフラム、目の前の景色は武道館から見慣れた兄弟家の自室に変わっていた。

「みんなは居間で待っているわ兄様」

その言葉で思い出すが、サラは急用で呼びに来たのだから急がなくてはならない。脱いでおいた靴を置くと、
サラが回収したバッグの中にあるタオルで汗を拭い、制汗スプレーで最低限の身だしなみを整え、サラを伴い居間に向かう。
居間と廊下は襖で遮られていたが、それを開けると壮観な光景が飛び込んできた。
兄弟家の居間はカムイが潤沢な資金でグレイル工務店に依頼して増築が施されており、おそらく自分とアイク一家を足しても収まるだろう。
その広々とした居間には滅多に揃うことのなくなった、自分とエイリークを除いた兄弟家の面々が長方形の卓を挟み座っていた。
兄弟以外ではシグルドの隣にはラケシス、窶れ気味のエリウッドを両隣で支えるニニアンとフィオーラ、そして自分の隣に立つサラだけだが、
急用で招集されたのだから時間が合わないこともあり少ないのも仕方ない。

「シグルド兄上…急用とはいったい何でしょうか」

空いている座布団に座り、この場の最年長であるミカヤはテレビのニュースを食い入るように見つめているため、シグルドに問いかける。

「…その説明は私がするわ、エフラム兄さん」

シグルドよりも早くリンが答える。視線で続きを促すとリンは語り始める。

「家から無くなったものが3つあるの…経緯は省略するけど、1つ目は…闇のオーブ」
「何だとっ!?」

情報の開示早々に驚くこととなった。闇のオーブはかつて二度に渡り騒動を引き起こした元凶であり、今は封印の盾に収めてしまい込んでいたはず。
いや…驚いている場合ではない、なぜかバツの悪そうな顔をしているマルスとリーフを横目に気を取り直す。

「…残りの2つは関連したものよ、それは……エイリーク姉さんとジークリンデよ」
「!?」

驚くなというのは無理な話だ、いなくなった者は先程向き合うと決めたエイリークだからだ。心はまだ落ち着かないが一つの疑問を口にする。

「だが、闇のオーブとエイリークの失踪は別々の話なのだろう」
「それが違うの…これを見て」

そういってリンが掲げるのは、見間違えるはずがない…エイリークの誕生日プレゼントに自分が贈ったバッグだ。

「このバッグは玄関に落ちていたの…そして、闇のオーブが落ちていたとされる場所も…玄関なの」

いかに鈍感なエフラムといえどリンの言いたいことを察するが、その2つの事実が示す真実は認めたくないものだった。その一心でどうにか反論する。

「確か闇のオーブは…心の闇が深くなければそれほど影響されないはず…」
「残念ですが、その可能性はありません」

315 :病みの優王女2/4:2017/02/08(水) 00:05:40.65 ID:oDCYpUXw.net
エフラムの一縷の望みを断ち切るかのように答えたのは、リンではなく…ラケシスだった。

「彼女の心には、とあることが原因で澱みが溜まっていました。それを無くそうとしているところで闇のオーブに触れ、
 溜まっていた澱みが噴出したのでしょう」

その言葉と答えたのが元AKJ会長のラケシスであることを照らし合わせれば…自ずと原因が分かった。

「まさか…俺が原因…なのか」
「…認めたくはないがな」

これまで沈黙を守っていたシグルドが口を開く、彼が認めるということは即ちエフラムの推測を裏付けるということに他ならない。

「そんな…」

好意から逃げたエフラムへの愛ゆえに最愛の妹は消えた。ようやく現実として認めたためか呆然とし、体の力が一気に抜ける。
兄弟家の面々は…ヘクトルですら、エフラムにかける言葉がないのか沈黙を保つ。しかしその中で、

「一応ベルン署とイーリス警察に捜索願を提出しておいた…まだ連絡は来ないがな」

普段の仕事柄かこの場の兄弟の中で最も冷静なクロムは現状を報告するが、その成果は芳しいものではない。
その横でミカヤはFETVのニュースを見ていたが、番組は手掛かりになる情報がないまま特集コーナーに切り替わる。
カムイカンパニー提供のウェディング特集らしく、スタジオには教会のミニチュアセットと5千Gの値札が付いた花嫁のブーケが用意されている。
もう得る情報はないと判断し、ミカヤがチャンネルを切り替えようとした時だった、

『少しお時間頂きますね』
『きゃあ!』
『い、一体何なんだ!?』

テレビから突然聞こえたキャスターの悲鳴に、全員の視線が画面に集中する。
画面を挟んだスタジオでは闇のオーラをまとった人物が虚空から突如出現したらしく、その場の全員が動けずにいた。
性別不詳の声色でその人物はカメラを向くとこう宣言した。

『あの場所でお待ちしています』

非現実的な光景を目の当たりにしながら、エフラムは画面の向こうの人物が自分を見ているように感じた。
そして、見覚えのある闇のオーラにエフラムを含めこの場の全員には発言した人物の正体が分かった。

『これも頂いていきますね』

用は済んだのか謎の人物はカメラから視線を外すと再び虚空に帰っていった。その帰り際に5千G札を置き、花嫁のブーケを持ち去る。

「待て、エフラム」

謎の人物が消えるや否や立ち上がるエフラムをシグルドが制する。

「…一つ確認しておこう。お前はエイリークのことをどう思っている」
「シグルド兄上、俺はエイリークを愛しています」

その質問は今日何度目かは覚えていないが、あのシグルド相手でも臆することなく対峙し、言い切るが早いかその答えだけ残し、エフラムは居間を後にした。

316 :病みの優王女3/4:2017/02/08(水) 00:06:20.74 ID:oDCYpUXw.net
「いいんですか?行かせてしまって」
「ああなったエフラムは私でも止められんよ」

ラケシスの問いに苦笑するシグルド。

「お兄ちゃんたちの問題だし、今回ばかりは静観かな」
「…そうね」

カムイに頭を撫でられ、当惑しながら杖をしまうサラ。

「あいつらしいな」
「同感だ」

ヘクトルの呟きに同意するクロム。

「二人とも大丈夫かな心配dゴフッ」
「「エリウッド様!?」」

心配のあまり血を吐くエリウッドとすぐさま支えるニニアンとフィオーラ。

「羨ましい、なんて言ってられないわね」
「普段からもそうした方がいいと思うよ」

普段の自分を戒めるリンと禁句を口にするロイ。

「私たちも」
「あれぐらいの覚悟が必要かもね」

エフラムの覚悟に思うことがあるセリカとアルム。

「エフラム兄さん一人で大丈夫かな」
「そうね、お姉ちゃんも心配だわ」
「エフラムちゃんなら心配いりませんよ」
「ああ…アイツは、強い」

心配するセリスとミカヤに心配ないと返すエリンシアとアイク。
兄弟たちの考えは多種多様だ。
ただ一つ全員に共通するのは、"二人が無事に帰ってきてほしい"ただそれだけだった。

317 :病みの優王女4/4:2017/02/08(水) 00:06:54.76 ID:oDCYpUXw.net
自室戻り靴を掴むとエフラムは玄関を目指すが、そこでは意外な人物が待ち受けていた。

「これを持っていくんでしょ、エフラム兄さん」
「僕からはこれを」

そう言ってジークムントを差し出すのはリーフ、光のオーブを差し出すのはマルス。
確か二人は居間にいたはず…いや、シグルド兄上に呼び止められ、自室に戻った分の時間を考えれば先回りが可能だ。
思えばサラは杖を持ったまま居間に来たはず、彼女に頼めばワープでさらに時間を短縮できるだろう。

「今回の件に関しては、僕たちに非があるからね」
「最大限の助力はしますよ」

ジークムントを倉庫にしまっていたためか埃を被ったリーフは気になる発言をするが、ここで詳しい話を聞いている場合ではない。
そして、過去の闇のオーブで起きた騒動を収めてきたマルスがこれを託した、それはつまり、

「…恩に着る」

その手にしっかりと握られた愛槍と光のオーブを見つめ、二人の思いを汲み取ると、顔を挙げリーフとマルスを交互に見やる。

「行ってくる」
「「行ってらっしゃいエフラム兄さん」」

それ以上の会話は不要だった。
エフラムは月明りを頼りに闇の中を走りだす。馬はもう休む時間だ、ここは己の足で向かうのみ。
妹のために奔走する兄の背中が見えなくなるまで、二人の弟は見送っていた。

318 :助けて!名無しさん!:2017/02/08(水) 00:07:32.00 ID:oDCYpUXw.net
以上で投下終了します。

319 :助けて!名無しさん!:2017/02/08(水) 00:19:53.25 ID:6oFryvFG.net
乙です。

いよいよ向き合う時、とても楽しみにしています。

しかし闇に侵されていても強奪ではなくちゃんとお金を払うエイリークの律儀さは凄いな。

320 :助けて!名無しさん!:2017/02/08(水) 00:20:05.91 ID:eoIyqRZ6.net


…緊張感物凄くてどきどきする……
そして…

魔王版リオンみたいな表情をエイリークがしてると思うと…
うん、ギャップ萌えしてしまう…

321 :助けて!名無しさん!:2017/02/08(水) 00:38:17.67 ID:eoIyqRZ6.net
ちょっとだけ便乗でも

ドロシー「び…びっくりした…なんだったんでしょう今の人……」
セーラ「闇モード入った時のハーディンさんとかリオンさんとか…あれ系の人のお仲間っぽかったけど」
イリオス「…その割に金置いてったな」
シャーロッテ「こ、怖かったですぅ〜〜っ、TVの前のみなさぁん、シャーロッテ☆を安心させてくれるコメント、オフィシャルブログにくださあい。まってま〜す♪」
セーラ「あっ、てめっ!?どさくさまぎれに自分のブログ賑わわせて人気タレント気取る気かっ!?」
シャーロッテ「え〜〜せんぱあ〜い、何言ってるか私、ぜんぜんわかんなぁ〜〜い?ご自分だってリアクション芸人の芸風ちょー受けてるじゃないですかあ?」
セーラ「んだとー!!!」
イリオス「やめろよ。巨乳は正義…じゃなくて後輩苛めるなんて先輩のやることじゃないぞ」
ユアン「そうだよ。露出度は希望…じゃなかった。売り出し中なんだからいいじゃんか」
シャナム「その通り。売れればなんでもいい。この世は金だ。金がすべてだ」
セーラ「て、てめえらー!このバカ男共!もう知らんわ!勝手に言ってろバーカ!」
ドロシー「あ…あの…みなさん。カメラ回りっぱなしで…中継流しっぱなしで…えと…誰も聞いてませんね…」


オルエン「……あら?なんだか今日の生放送は打ち合わせと随分違っているみたいね?」
フレッド(あのバカ共…お嬢様が苦労してケンプフ部長説得してスポンサーしてるというのに…また小言や嫌味が飛んでくるぞ…)

322 :助けて!名無しさん!:2017/02/08(水) 12:41:32.13 ID:9u23bv3U.net
相変わらず相性悪そうだがセーラの出自知ったら一転シャーさん親切になりそうな気がする
支援見るに同性相手の方が好感持てる部分多いし

323 :助けて!名無しさん!:2017/02/08(水) 20:25:42.33 ID:/ShSihze.net
ドロシー「セーラさん本人が貴族だって言い張ってますから…私から実は…なんて広めるような事じゃありませんし、難しいんですよ〜
      …男性陣はあんな感じだし…なんで私が間で胃を痛めなきゃいけないんですかね…」
オルエン「貴族?」
ドロシー「はうっ!?いつの間に!?」
オルエン「えっと、社長さんに用事があってきたのですけど、セーラさん、貴族でらっしゃるんですか?」
ドロシー「え、えっと…その…あう、ええ…まあ…本人はそう言ってまして…あは、あはは……」
オルエン「あら、でも社交界でお目にかかった事が無いような気が…えっと、どちらの家名でらっしゃるんでしょう」
ドロシー「げほげほん!す、すみません!ちょっと仕事がー!社長ならあっちの部屋にいますから!では!」
オルエン「……行っちゃった……」

FETVの苦労人筆頭はドロシーだと思う

そしてどうでもいいことかも知れないがFETV周りのバストサイズはこうだろうという妄想

シャーさん 90半ば オルエン 90前半 ドロシー80前半 セーラ 80〜70後半

324 :助けて!名無しさん!:2017/02/09(木) 12:23:00.88 ID:JuPDT+ev.net
FEHの人気投票、ちょうど発表中だな。

325 :助けて!名無しさん!:2017/02/09(木) 13:21:33.73 ID:tiTptPYD.net
Q、クロム「最近兄弟が女性関係キメたばかりか、某カードゲーム(?)アニメの主人公まで出来ていた婚成功させたおかげで、姉や同僚からの視線が物理的ダメージを伴う位痛いんですがどうしたら良いでしょうか?」

326 :助けて!名無しさん!:2017/02/09(木) 19:39:21.24 ID:YO4CvbqR.net
リン「ただいま!シグルド兄さん!パソコン借りるから!」
ミカヤ「シグルドまだ帰ってないわよって聞いてないし」

カタカタ
リン「総選挙結果今日だったわね…今度こそリョウマさんがランクインして総選挙仕様を含んだ私のイケメン軍団を育成するのよ」
マルス「あーまたやってるifのときも毎日ポチポチやってたよね」
リーフ「僕は誰でもいいよ。なぜならおっぱいが勝つ。勝つのはおっぱい。これは真理なのさ」

ガタッ
リン「そ、そんな…」
マルス「リン姉さんそりゃあねCV:中村悠一は魅力的かもしれないけど
    CV:宮野真守だっているし都合よくランクインできるわけじゃないんだよ」
リーフ「違うよ!よく見てマルス兄さん!!」
マルス「何々…は!!!?」
リーフ「ほらやっぱりおっぱいは勝つんだよ!」
マルス「アイク兄さん…何ちゃっかりダブルランクインしてんのさ…出演最多の僕を差し置いて…ギリギリ」
リーフ「そっち!?それより見て!!ほら!サーリャさんと僕のカミラお姉さん!でも惜しいな一位じゃないなんて」
リン「また…私のリョウマさんが負けた…投票がんばったのに…orz」

ミカヤ「あんたら誰かリンの一位に触れなさいよ」

327 :助けて!名無しさん!:2017/02/09(木) 19:42:11.43 ID:8RWv2dCx.net
A、ルフレ「はよ腹を括りなされ…としか僕には言えないなあ。軍師といえどもそっちは専門外…けど。
      …うちの妹もさ。きっと待ってる。そして僕らは義兄弟!これが絆、これが半身!」


リン「作品の!中身には!触れない!触れないから!ネタバレ防止期間なのはわかってるから!サイトでやった人気投票の話だから!そこを承知して頂戴!」
マルス「いきなりメタですねぇ」
ミカヤ「で、どんな結果だったのかしら?うちの兄弟を並べてみましょ」

1、リン 49917票
2、アイク 33871票
3、ロイ 28982票
4、ヘクトル 26557票
5、クロム 23803票
6、カムイ 19599票
7、エイリーク 16423票
8、マルス 15877票
9、エフラム 14908票
10、ミカヤ 13491票
11、エリウッド 8393票
12、シグルド 5282票
13、セリス 2695票
14、セリカ 2374票
15、アルム 1907票
16、リーフ 1751票
17、エリンシア 858票

リーフ「いいのさ人気なんて。僕は人生裏街道さ…」
アルム「僕た……」
セリカ「私たちは大概古いもんね。今の人は知らないでしょうし。でも!今度のリメイクで巻き返しくるわ!」
ロイ(見事にセリフが重なってかき消された…変なとこで息があってるなあ…)
セリス「えっとねえ。登場作品ごとのカウントだから。リーフはトラキアと聖戦で割れたんだよ。同一人物なんだから一纏めでいい気もするよね」
ヘクトル「アイク兄貴なんか暁だけで上の票だぞ…蒼炎のアニキもランクインしてたから足したらン万くらい票増えるぞ」
アイク「増えると何か食えるのか?」
リン「それより!見てよ!一位よ!兄妹だけじゃなくて紋章町全体で!実は私って人気ある?モテモテ?」
マルス「ケッ……どうせそのスタイル目当てのエロ親父の票ですよ。好みのイケメンになんてモテませんからね」
カムイ「暗夜のカムイ君も7000票くらいあったんだよね。もちょっと層をこっちに吸収できてればなー」
シグルド「なんか選挙参謀みたいなセリフだな」
カムイ「経済と政治は結びついてるからね。うちでも推してる議員さんもいたりするんだよ」
エリンシア「…………」
クロム「ばかな…そんな…世間の奴らは人を見る目がないのか!俺の票を全部姉さんに差し出したい!」
エリンシア「ふ…ふ…ふ…い、いいんですの……私のようなオバンシアには三桁でも過ぎた事です……」
ミカヤ「エフラムやアイクやカムイのお嫁さんお婿さん同士でもこういう話してるのかしら?」
エフラム「ええ、俺のとこではノノが一万票超えてトップではしゃいでましたね。ですが何票だろうとみんな大切な俺の妻です」
エリウッド「チキも覚醒と紋章で分けたんだっけ。一纏めだったらまた違ってたみたいだね」
エイリーク「みなさん投票ありがとうございました」
マルス「あ、〆た」

328 :病みの優王女1/6:2017/02/09(木) 21:20:36.06 ID:vJcbMdph.net
>>325 A.調整中。

書き終わったので投下します。

※注意
この話にはKINSINネタが含まれています。
このネタが苦手な方とシグルド兄さんはNG登録をお願いします。

第四章

闇夜に燦然と輝く満月の光を頼りにエフラムは走る。
右手にジークムントを握り、運動着にジャージを着ていたため光のオーブは懐にしまった。
走る中脳裏に浮かぶのは、『あの場所でお待ちしています』という言葉。
その言葉が指定する場所…発言者が自分の予想通りであるなら、必ず…あの場所にいる。
普段から鍛錬を積むエフラムにとっては大した距離ではなかったが、それでも5分はかかった。
エフラムがたどり着いた場所…そこは、何の変哲もない広場だった。しかし、この広場はエフラムにとって思い出の場所だ。
エフラムとエイリークがリオンと初めて出会い、幼馴染の縁を結んだ場所。
遊具が撤去され更地になっているため見る影もなく、幼い時は大層広く感じたものだが、一歩踏み入ると手狭に感じる。
懐かしさで郷愁に浸りたいところだがその暇はなかった。
あの人物は虚空から現れる―――

「やっぱり、来てくださったんですね」

そう、突然に。
それでも驚きはしなかった。前触れもなしに来ると分かっているのならば、常に気を張ればよいまでのこと。
だが油断しすぎたか、広場の入り口に現れたため背後を取られた形になる。隙を突かれぬよう虚勢を張るしかない。

「…兄が妹のもとに駆け付けるのは、当然だろう……エイリーク」
「ふふ…そうでしたね」

ゆっくりと振り返りつつ核心を突いた話をするが、謎の人物は否定することなくむしろ肯定するような返答をする。
突如、その人物を取り巻く闇が霧散していく。おそらく認識阻害の役割を果たしていたのだろう…ようやくその全貌が明らかになる。
そして闇が完全に晴れたとき、そこにいたのは…花嫁だった。
おそらくFETVから持ち去った花嫁のブーケを使ったのだろう。…ここでふと疑問に思う。
カムイに参考意見を聞かれ、試作の衣装の写真を見せてもらったことがあったが、その時の色は純白だった。
しかし、目の前に顕現した花嫁の色は闇を纏ったかのような漆黒だ。
そして、花嫁が腰に携える剣…あれは間違いなくジークリンデだ。
これもカムイからの又聞きだが、通常花嫁は、槍、弓、杖しか装備できない仕様になっているらしい。
だが、目の前の光景はそれらの情報から乖離している…普通ならばありえない。
ブローチのように花嫁の胸元に鎮座する闇のオーブ、おそらくはあれが花嫁のブーケを変質させたのだろう。
そして…その衣装を纏うのは―――

「いかがですか?兄上」

視覚情報だけでなく、鼓膜を震わせる聞きなれた声が正体を示す…間違いなくエイリークだ。
月明りに照らされた、絵画のように美しい夜を支配する闇の花嫁。彼女の二つ名を借りれば闇の優王女といったところか。
…いや、あのオーブによる変質を考えれば、病みの優王女がふさわしいかもしれない。なぜなら―――

「さあ、私と一緒になりましょう」

エイリークはあんな邪悪な笑みを浮かべたりはしない。

329 :病みの優王女2/6:2017/02/09(木) 21:21:18.74 ID:vJcbMdph.net
闇のオーブは所有者の性格を残忍な方向に捻じ曲げるが、行動を見る限り完全に染まりきらなかったエイリークですらこの有り様だ。

「悪いが…それはできない」

今のエイリークが正気だとは思えない。蠱惑的な表情で誘われるが、明確に拒絶する。

「ええ、分かっていましたよ。兄上は妹はだめでも、娘はよいというお方ですから」
「それは誤解だ、エイリーク…俺は」
「言い訳なんて聞きたくありません!」

先程までの笑みはどこへ行ったのか、エフラムの言葉を裁断するかのように剣を抜き激昂する。
ようやく開かれた瞳は赤く、彼女の心のように刀身が黒く染まったジークリンデの切っ先がこちらに向けられた。

「なら、なんで私の想いに応えてくれなかったんですか!!振り向いてもらえるよう努力したのに、
 私だけの兄上だったのに、いつの間にか兄上には恋人がたくさんいて、私に見せてくれなかった顔を見せて、
 兄妹だから仕方ないと思ってようやく諦めようとしたのに、娘も恋人にして、
 リオンとラーチェルが私の中で大きくなっているのに兄上を忘れられなくて、
 …そんなに、私と恋仲になるのが嫌だったんですか、胸が小さいからですか、何が悪かったんですか!!
 もう私には…何もわかりません」

押し寄せる感情が怒涛の奔流となって言の葉に乗せられ、赤き瞳を宿す双眸からは行き場を無くした涙がとめどなく溢れる。
闇のオーブはあくまでも持ち主の心の闇を増幅する。つまり、先程の言葉はすべてエイリークの胸中に秘められた本音だった。

「エイリーク…」

吐露された感情はすべて自分の行いの結果だ。こんなにも深い闇を抱えさせていたのに、
気丈に振る舞っていた彼女の上辺だけを見て、問題ないと判断していた…つくづく兄として情けない。

「だからもう…決めたんです。兄上を闇に染め上げてでも、必ず手に入れると」

感情の起伏が激しいのか、無表情のまま涙を流し続ける。剣を構え、穏やかではない発言を残しながら。
今のエイリークはもはや錯乱しているといっても過言ではない。
こちらの言葉を受け入れない以上、早急に闇のオーブから解放しなければならない。
ジークムントを構え臨戦態勢に入る―――

「―――ッ」
「アハッ」

本能的に殺気を感知し、咄嗟の判断で槍を振るい防御する。一瞬でも遅れていたら…今頃ジークリンデの錆にされていた。
開戦の合図などあるはずがない…今のエイリークにとって、エフラムは獲物にすぎないのだから。

「……本気で行くぞ」
「そうでないと、歯応えがありません」

救うためならば、敢えて彼女に槍を向けよう。

330 :病みの優王女3/6:2017/02/09(木) 21:22:14.14 ID:vJcbMdph.net
エフラムとエイリークが戦うのは初めてのことではなく、手合わせを何度かしたこともある。
だが、特定の条件下で戦ったとき、エフラムがエイリークに勝ったことは一度もない。
それは、エイリークが本気で怒っているときである。怒りは理性という枷を外し、本来以上の力を引き出す。
そうして引き出された力は、経験に裏打ちされた技術に支えられ襲い掛かってくる。
エフラムは妹に怒ることは無くとも、エイリークの地雷を踏みぬいた回数は一度や二度ではない。
怒りの洗礼を浴びたからこそ、彼女の強さを身をもって知っている。
それでも、今相対するエイリークは過去の彼女との戦いを振り返っても一番強い。
闇のオーブによって理性の枷から解き放たれた力は、技術と花嫁の機動力をもって襲い掛かる。
元々槍を持って戦う仕様の花嫁は地上での機動力も高く、武器の相性をもってしても総合力はエイリークが上回っていた。
圧倒的な戦力の差はエフラムを守勢に回らせ、一瞬でも気を抜くことが許されない攻防はじわりじわりと彼の精神と体力を蝕む。
無意識下で、妹を傷つけたくないという思いと彼女の闇に気付けなかった後ろめたさがエフラムの行動にさらに歯止めをかける。
一合、二合の打ち合いは余裕をもって捌いていたエフラムも、十合目に達すると守りに綻びが出始めていた。
崩されるのも時間の問題―――

「はぁっ」
「ぐあっ…」

ついにその時が訪れる。エフラムの守りを突破し、放たれた一閃は彼の右足に決定打を与える。
幸いにも深手ではないが、動きに停滞が生じ、決して晒してはいけない隙を作ってしまった。
エイリークがその隙を見逃すはずがなく、懐に飛び込むとジークリンデの柄を鳩尾に叩き込む。
激痛と呼吸困難の両方がエフラムに襲い掛かり、偉丈夫の彼をもってしても膝をつき、ついには倒れ伏してしまった。

「ふふふ…ようやく倒れてくれましたね」

兄を倒れさせた元凶は心底嬉しそうな笑みを浮かべ、エフラムに左手をかざす。
すると闇のオーブが怪しく光り、闇がエフラムのもとに集まり始める。彼女の言葉通りならこのまま覆いつくすつもりだろう。

「すまない…」

エフラムのその呟きは誰に宛てたものか、走馬灯のように記憶が混濁し薄れゆく意識の中で思わず口を突いた。

331 :病みの優王女4/6:2017/02/09(木) 21:24:48.23 ID:vJcbMdph.net
エフラムが諦めかけたその時、ジャージの懐にしまった光のオーブ突如光り出し、眩い光がエフラムを包み込むと闇を弾き飛ばす。

「光のオーブ!?まさかとは思っていましたが、やはり隠し持っていましたか…」

光のオーブを恐れたためか後ろに下がり、距離を取るエイリーク。闇のオーブを所持する彼女は迂闊に触れることはできない。
そして、走馬灯を見ていたエフラムの脳裏にある言葉が甦る。

『君が不甲斐なさを見せたら…その時は覚悟してね』

その言葉が浮かんだ瞬間エフラムの体が奮い立つ。
自分は何を弱気になっているのか、諦めるだと…今日友人と約束したばかりではないか。
言葉で伝えなかったが…エイリークに向き合うと、決闘の最中にリオンに誓ったはずだ。お前はその誓いを反故にするような男なのか。
そんな男が―――エイリークを救えるものか。
痛みはアドレナリンの分泌で和らいだ、槍を支えに気合と根性で体を起こし立ち上がる。

「そのまま寝ていれば楽になれましたよ」
「楽をして…お前を、救えるものか」

かつての自分が臆病さが、エイリークに心の闇を作るきっかけを与えてしまった。それは覆すことのできない事実だ。
それでも、良くも悪くもその過去があるから今がある。
過保護癖が健在の頃、妹や幼女を守るためいろいろと世話を焼き、ベルン署に世話になることもあったが、
その反面サラ達に巡り合うことができた。それを後悔などしたことはない。
今でも後ろめたいが、それだけでは前には進めない。後悔している自分の悪い面と向き合い、受け入れなければならない。

332 :病みの優王女5/6:2017/02/09(木) 21:26:31.76 ID:vJcbMdph.net
エフラムに知る由もないが、彼は過去の自分の悪い面と向き合うことを無意識で避けていた。
そんな彼が、本当の意味で自分と向き合うことができたらどうなるだろうか。
エフラムはサラ達の愛により、一方通行の愛は愛ではないことを知った、そして心は相手の愛を与えられ受容の性質を確立した。
リオンとの激闘で、過去と向き合うきっかけをつくった。心は悪い面すら受け入れる器を模った。
そして今、エイリークとの戦いで受け入れる覚悟を決めた。受容の心でできた器に悪い面を注ぎ入れる。
複雑怪奇な歯車機構が同時にかみ合うかのように、ついに心の歪みを糺し…覇王の器が完成した。
一切の迷いもない無我の境地、その心が強く願うはエイリークを救うことのみ。
しかし、心は折れずとも負傷した体で、未だに無傷のエイリークを倒すことは容易ではない。
だが―――ジークムントを握る右手に力を込める。何も心を通わせることができるのは人だけではない。
リオンのときは鉄の槍だったが、今の得物は長年の愛槍、使い込まれた武器は使い手の体の一部といっても過言ではなく、
あのときよりも洗練された一体化の感覚は、些細な違和感すら抱かない完全な同調。そして、光を纏う。
闇のオーブの対抗策として用意されたであろう光のオーブは善の心がある限り、誰が持っても役割を果たせるよう強い力を持つ。
エフラムの心は一片の反発もなしに光のオーブの力を受け入れ、光のオーブは十全の効能を発揮する。

「…あまり傷つけたくはなかったのですが」

残念そうな面持ちで剣に闇を纏わせる。おそらく、次の一撃で決着をつけようというのだろう…エフラムには願ってもない話だ。
槍を構え攻撃を待つ。しかしこれでは先程の焼き直し、ゆえに捨て身の策を取る。
見ればエイリークは風の如き速度で突進してきた。
構えから読み取れる狙いは、ジークリンデをこちらに突き立てようとしているのだろう。
理性なき力は小回りが利き辛く、乱雑になりやすい。エフラムにとっては好都合だ…ジークムントを起こし一瞬の賭けに集中する。
エイリークの攻撃を回避することなく棒立ちしていたためか、空元気と判断したエイリークは速度を緩めることなく向かってくる。
そして間合いに入られ、ジークリンデを腹部に突き立てられようとしたその時―――
ジークムントを持つ手を少しだけ捻り、ジークリンデを外側に弾く。激痛が走り、ジークリンデはエフラムの左腹部を深々と貫く。
勢いまでは殺しきれなかったが、本来の狙いはつぶすことができた。

「なっ―――!?」

捨て身の行動が理解できなかったためか、エイリークの動きがようやく一瞬だけ止まる。
それだけあれば十分だ…ジークムントから放しておいた左手でエイリークの右手首を掴む。
そして、ジークムントから右手も放しつつ左腕を引き、エイリークと位置を入れ替えるように回転する。
武器から手を放してどう勝とうというのか…いやエフラムにはまだ武器がある。

333 :病みの優王女6/6:2017/02/09(木) 21:27:37.87 ID:vJcbMdph.net
エイリークの背後から右手を回し抱きしめ……光を纏った左手で頭を撫でる。
受容の素質があったエフラムは、接触を介して相手を受け入れることで自分の思いも伝えることができ、
相手を大切に思えば思うほどその力は強くなる。彼の頭を撫でる行為が魔力を帯びているように思われたのはこのためである。
そして、それは相手の心を癒し、闇に染まった心を大きく揺さぶる。

「エイリーク…今まで、すまなかった」
「兄…上…」

闇のオーブは光のオーブで無効化され、エフラムの言葉がようやく理性を取り戻したエイリークに届いた。

「俺は今まで…お前に嫌われるのが怖かった。離れていくのが怖かった。…だから今まで逃げ続けていた。
 だがそれは間違いだった、それを覚悟してでも…エイリークに辛い思いをさせないために思いを伝えるべきだったんだ」
「……」

エフラムの独白を聞くエイリークは、撫でられるがまま口を挟むことない。

「そして今日、ようやく踏ん切りがついた、エイリーク…俺は、お前を愛している」
「……あに…うえ…怪我…させ…ごめんな…さい」
「もう、いいんだ、エイリー…ク」

エフラムの思いが伝わったためか、いつの間にかエイリークは泣いていた、
闇のオーブのときとは違う、告白の嬉しさと兄を傷つけた悲しみを伴った大粒の涙。
彼女の心から闇が晴れたためか…花嫁衣装は白に戻り、闇のオーブは地面に外れ落ちていた。
エイリークを救うことができた…エフラムはそれを見届け―――力なく倒れた。

「あ、兄上!!」

激痛によって気力を、戦いでは体力を消耗し、それぞれを振り絞った体はとうの昔に限界を超えていたのだろう。
安堵し、気が抜けた瞬間エフラムは意識を失った。
エフラムが倒れたことに気付き駆けよるが返事はなく、傷口からは血が染み出ている。
出血を増やさないために、刺されたままのジークリンデを抜くわけにもいかなかった。
負けることを想定していなかったためこの場には杖も傷薬もを持ってきておらず、治療を施すこともできない。
冷静な思考を失ったエイリークは弱りゆく兄をただ見守るしかなかった。

「兄上…誰か…」

兄の傍に跪き必死の思いで祈りをささげる。誰でもいいからエフラムを救ってほしいと…その時だった―――

「これは…一体?」

エイリークの体が光に包まれ、その光はエフラムを包み始めていた。
光のオーブとはまた違う暖かな光、それは女神の祝福を受けた花嫁本来のスキル『絆』
先程の戦いで和解したエイリークの確固たる成長を示す証。

「エイ…リーク」
「兄上!」

『絆』の力で徐々にではあるが回復したエフラムは譫言の様に呟く。

「俺たちの…家に…帰ろう」
「……はい」

そう言い残すとエフラムはまた気を失ってしまったが、最後まで自分ではなくエイリークを気遣った言葉に、万感の思いで答える。
花嫁を救った勇者が再び目覚めるまで、月が陰ることはなかった。


第五章へ続く

334 :助けて!名無しさん!:2017/02/09(木) 21:29:08.72 ID:vJcbMdph.net
以上で投下終わりです。
書いてて思ったが…若者の人間離れが著しい。

335 :助けて!名無しさん!:2017/02/09(木) 21:37:26.41 ID:yDyW5GNO.net
乙です。

覇王形成の課程がよく描かれていて納得の行くものでした。
エイリークも正気に戻って良かった

336 :助けて!名無しさん!:2017/02/09(木) 21:48:43.93 ID:35M85cdK.net
また1つ上のステージへ進んだエフラム……
良い話でした!

しかし、決まり手「魔法の愛撫(ゴッド・ハンド)」でつい笑ったww

337 :助けて!名無しさん!:2017/02/09(木) 23:03:21.21 ID:8RWv2dCx.net
みんな一つ一つ成長していくんだなあというのを感じさせてくれる良い話でした!
設定の使い方うまいなあ…

338 :助けて!名無しさん!:2017/02/10(金) 16:36:54.56 ID:vtpCGvOa.net
年長組がミカヤ姉さん大好きなネタを投下します
特にアイクとはベッタベタなので注意
マルスの扱いも悪くなってしまったので注意

339 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:37:46.08 ID:vtpCGvOa.net
セリカ「待ちなさい!この邪神!」
ユンヌ「ほ〜ほっほ、つかまえてごらんなさ〜い」
ロイ「またやってるねあの二人…」
マルス「やれやれ、あの邪神も懲りないな。つ「油」」
ユンヌ「ほ〜ほっほ…ほげっ!?」
ツルッ!ガタタタタタターン!
ロイ「うわっ、階段から落ちて…気絶しちゃってるけど大丈夫?」
セリカ「やったわ!さすがねマルス兄さん!」
マルス「まあ僕にかかればこんなもの…」
アイク「おい」
ぺしっ
セリカ「あ痛っ!」
ごんっ!バキッ!慈悲っ!バシッ!
マルス「ひぎゃっ!?」
アイク「中身はユンヌでも身体はミカヤ姉さんなんだぞ」
クロム「姉さんを傷物にする奴は…許さん!」
エリンシア「お姉さまは私たちと違ってか弱いんですから」
リン「ちょっとは考えなさいよね!」
マルス「痛たた…年長組は姉さんへの過保護っぷりを僕にも発揮してくれませんかね…?
あとついでに殴っとけみたいなのはやめてもらえますかリン姉さん」
ロイ「まあでも怒られても仕方ないかな…」
マルス「確かにやりすぎました。すみません」
セリカ「悪いのは邪神であってミカヤ姉さんじゃないものね…ごめんなさい」
アイク「わかればいい。エリンシア」
エリンシア「はい。『レスト!』」
ぺか〜!
ミカヤ「う、う〜ん…」
エリンシア「大丈夫ですか?お姉さま…」
ミカヤ「…?あら?」
アイク「どうしたミカヤ姉さん」
ミカヤ「あの…ここは…あなた達は一体…?」
一同『…………』
『ええ〜〜〜〜〜〜!!!!』

340 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:39:29.33 ID:vtpCGvOa.net
セリス「そんなことがあったんだね」
リーフ「だからマルス兄さんとセリカはシグルド兄さんのお説教正座で1時間コースなんだね」
エイリーク「ミカヤ姉上、本当に私たちのことをお忘れになったのですか?」
ミカヤ「ごめんなさい…エイリーク、さん?本当にわからないの…」
エフラム「何とかして記憶を取り戻させる方法はないのか?」
カムイ「う〜ん、何かきっかけがあればもしかしたら。あとはユンヌにお願いするとか?」
アルム「でも、肝心のユンヌは…」
ユンヌ「ぴよぴよ♪パタパタ…」
エリウッド「ただの小鳥になっちゃってるね…まいったな」
ヘクトル「おいおいエリウッド、悩みすぎてお前が倒れるなよ?」
エリウッド「ははは…こんな時くらいは僕もしっかりするよ。」
ヘクトル「しかしなぁ〜、こんなしおらしいミカヤ姉さんじゃ調子狂うぜ」
エフラム「まったくだ。これではただのたおやかな美少女じゃないかけしからん」
リーフ「ロリコン自重。まあミカヤ姉さんはこたつでお茶すすってるほうがらしいもんね」
ミカヤ「あの…ごめんなさい…」
アイク「おい」
ごんっ!ごんっ!ごんっ!
ヘ・エ・リ『痛〜……』
アイク「ミカヤ姉さんをあまり困らせるな」
エイリーク「ア、アイク兄上…三人とも不安であんなことを」
アイク「だとしても、だ。一番不安なのはミカヤ姉さんだろう」
ミカヤ「……」
リン「ヒソヒソ(な、なんかアイク兄さんすっごくイライラしてない…?)」
エリウッド「ヒソヒソ(アイク兄さんもミカヤ姉さんのこととなると心配性だからね…)」
バターン!
リン「わ!な、何!?」
緑風「ミカヤーーー!俺のことも忘れたのか!?そうか分かった俺に任せるんよ!結婚しよう!ミカヤは俺が守る!」
ミカヤ「え?あ、あの、け、結婚?」
しっこく「身の程をわきまえよ。乙女よ、すべて私に任せて欲しい。私はそなたを守るため、ここにいる」
ミカヤ「は、はぁ…」
ペ様「そうか…僕のことも忘れてしまったんだね…ならばいっそ、僕のことを殺してほしい」
ミカヤ「え!?どうしてそうなるんですか!」
サナキ「姉上ぇぇぇ!そなたはわたしの姉上なのじゃろう!?」
ミカヤ「ええ!?」
アイク「いい加減にしろ!天空!」
緑・黒・ペ『このhdnーー!ナンヨ!』
サナキ「さて、帰るぞシグルーン」
シグルーン「御意」
リン「怖っ!」

341 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:40:04.90 ID:vtpCGvOa.net
エリウッド「ええと…ミカヤ姉さんを動揺させたくないのはわかったけど、これからどうするんだい?」
アイク「そのことだが」
クロム「ミカヤ姉さんのことは俺たち年長組がサポートすることに決めた」
リン「え!?じゃあ私たちは?」
ガラッ
シグルド「身の程をわきまえよ…じゃない、学生が余計な気を遣うんじゃない。大人に任せておきなさい」
ロイ「そんな!ミカヤ姉さんを心配なのは僕たちも同じだよ!」
アイク「お前たちはミカヤ姉さんに甘えすぎだ。今の姉さんにこれ以上負担をかけるわけにはいかない」
セリス「う〜ん、反論できないよ…」
クロム「そういうことだ。子供は子供同士でお互いとその小鳥の面倒でも見ておけ」
リン「ひどい!いくら兄さんでもそんな言い方」
カムイ「ん〜、つまり脳筋どもが暴走しないよう抑えつつ、ユンヌを元に戻す方法を探しておけってことね」
エリンシア「あら、話が早くて助かりますわね」
カムイ「でもあの脳筋ズを抑えておけるかなぁ…」
エリンシア「もし問題を起こしたら連帯責任でご飯抜きですわよ?」
カムイ「ぜ、善処シマス…(ガクブル)」
リン「……」
シグルド「どうした、リン?」
リン「ごめんなさい…私何も考えないで自分のことばかり…情けないわ…」
シグルド「はは、心配なのはみんな一緒さ。アイクがあんなにイライラしているのも珍しいだろう?」
リン「でも、シグルド兄さんだってミカヤ姉さんのこと心配なはずなのに私のことまで…」
シグルド「伊達に長兄じゃないさ。みんなでできることをやっていこうじゃないか」
リン「うん…ありがとシグルド兄さん…」
マルス(痺れ)「グギギギ…KINSINは…ゆ、ゆるさ…」
カムイ「はいはいおとなしくしておこーね(足グリグリ)」
マルス「…………!!!(声にならない悲鳴)」

342 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:40:47.52 ID:vtpCGvOa.net
シグルド「さてと、せっかくの休日だ。どこにいきましょうか?」
ミカヤ「あの…そんなに気を遣わないでください」
シグルド「それこそ気を遣わなくていいですよ。家族なんだから」
ミカヤ「じゃあ敬語…やめてください。なんだかくすぐったくて」
シグルド「じゃあ姉上も。お互い気を遣うのはなしで」
ミカヤ「そうね…」

ミカヤ「この森は?」
シグルド「小さいころ姉上とよく散歩に来ていてね。かくれんぼしたり、木の実を集めたり…」
ミカヤ「他には?」
シグルド「好きな子への告白の練習に付き合ってもらったり!」
ミカヤ「まあ!うふふ」
シグルド「神よ、もし私たちの愛が罪だというのならその罰は私一人に与えよ!ってね」
ミカヤ「ふふ…シグルドさんって…」
シグルド「なんだい?」
ミカヤ「誠実なだけじゃなくて…とても情熱的なのね。貴方の熱い心が…伝わってくる…」
シグルド「姉上…」
ミカヤ「私は…そんな貴方の姉に、相応しいのかしら…空っぽの私が…」
シグルド「姉上…貴女が、自らの運命を恐れる気持ちはわかる。だけど怖がっているばかりでは何も生まれない。
私が貴女を守ってみせる。たとえどんなことがあろうときっと守ってみせる」
ミカヤ「シグルドさん…ありがとう」

343 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:41:46.96 ID:vtpCGvOa.net
クロム「今日は俺が姉さんと一緒の日だ。ふ、ふつつつかものでですが、どどうぞよろろしく」
ミカヤ「大丈夫?なんだかすごく緊張しているけれど」
クロム「だだいじょじょうぶ!(こ、こんな女子力全開のミカヤ姉さんとデートだと!?夢かこれは夢か!?)」
ミカヤ「あの…嫌なら無理して私に気を遣わなくてもいいのよ?」
クロム「嫌じゃない!むしろ大好きだ!愛してる!」
ミカヤ「(ぽか〜ん)」
クロム「はわわ…いやこれはやましい気持ちなど一切」
ミカヤ「クスッ…面白いのね、クロムさんって」
クロム「//////」
ミカヤ「あの…私はそんなに出来た姉だったのかしら?想像できなくて」
クロム「それはもう!ミカヤ姉さんは慈悲深く高貴かつ神秘的で女神のようでありながら朗らかで上は負の女神下は緑風にまで慕われるくらい素晴らしい姉で」
ミカヤ「……そう」
クロム「でも俺はミカヤ姉さんが姉さんじゃなかったとしても好きになってたと思う」
ミカヤ「…え?」
クロム「だって俺が好きなのは『姉さん』じゃなくて『ミカヤ』姉さんだから。だから今の貴女ももちろん好きだ!」
ミカヤ「暖かい…」
クロム「ん?」
ミカヤ「真っ直ぐなだけじゃなくて、とても暖かい、貴方の心…」
クロム「ハッ!ミカヤ姉さんが姉さんじゃなかったとしたらつまり結婚できるということか!?いや、俺にはルフレが…うう…」
ミカヤ「暖かい…あら?なんだか混線して…」

344 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:42:46.50 ID:vtpCGvOa.net
エリンシア「さあお姉さま、今日は女同士で気楽に過ごしましょう」
ミカヤ「エリンシア、さん、敬語は…」
エリンシア「あらあら、私の口調はどなたでもこうですからお気になさらず、ね?」
ミカヤ「え、ええ…」
エリンシア「美味しいお茶とお菓子を用意しましたの。どうぞ召し上がって」
ミカヤ「うふふ、エリンシアさんって、なんだかお姉さんみたいね」
エリンシア「え?」
ミカヤ「あ、ごめんなさい。私のほうが姉だったのよね…」
エリンシア「いいですわね!では今日は私が姉ということで!」
ミカヤ「え?でも」
エリンシア「うふふ、いつもお姉様には甘えてばかりでしたから。こんな時くらい甘えてください、ね?」
ミカヤ「……」
エリンシア「不謹慎ですけど、いつものお返しをできてるってちょっぴり嬉しいんです」
ミカヤ「優しいのね…」
エリンシア「それはもちろん、ミカヤお姉さま譲りですから!うふふ♪」
ミカヤ「ありがとう、優しいエリンシア…私の大切な妹」
エリンシア「?何かおっしゃいました?」
ミカヤ「え?ごめんなさい、ぼーっとしてて…」
エリンシア「そうですか…それよりもお姉様!女子トークといえば殿方のお話ですわ!見てくださいこの体格11以上グラビア」
ミカヤ「え゛…私はこの美少年名鑑の方が良いと思うわ…」
エリンシア「もう!お姉様もいい加減KINNIKUの良さに気付くべきですわ!」

345 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:43:59.09 ID:vtpCGvOa.net
アイク「……」
ミカヤ「あの…ごめんなさい…」
アイク「なんであんたが謝るんだ」
ミカヤ「だって…私に付き合うのは嫌でしょう?貴方は私のこと、嫌いみたいだから…」
アイク「いや、そうじゃない…すまん、勘違いさせたな」
ミカヤ「……」
アイク「いつものミカヤ姉さんとは違いすぎて調子が狂うんだ。俺の問題であんたのせいじゃない」
ミカヤ「『元の私』が慕われていたのはよくわかりました。立派な姉だったとも…けれどそれは私じゃない…」
アイク「同じミカヤ姉さんだろう」
ミカヤ「違う…!私はそんな人間じゃない…今の私は…貴方達の姉じゃない…」
アイク「そうか」
ミカヤ「だから…元に戻るまで放っておいて…重荷なんです、私には」
アイク「じゃあミカヤ」
ミカヤ「え?」
アイク「あんたが違うって言うならそうなんだろう。ならただの『ミカヤ』だ。これでいいか?」
ミカヤ「あ、あの…」
アイク「よし、でかけるぞ」
ミカヤ「え、ちょっと待って…!」

ミカヤ「あの、どこに行くの?」
アイク「……」
ミカヤ「待って、もうちょっとゆっくり…」
ガシッ
ミカヤ「!」
アイク「俺は他人に歩幅を合わせるほど器用じゃない。しっかり手を握っていろ」
ミカヤ「もう…強引ね…!」
アイク「嫌なら離すぞ」
ミカヤ「意地悪な人ね!」
アイク「あのな…いや、そうじゃない。安心すると思ったんだ」
ミカヤ「え?」
アイク「俺が小さいころよく姉さん…や兄さんには手をつないでもらっていた。心細いときはそれで安心できた」
ミカヤ「……」
アイク「だから同じだと思ったんだが…違ったならすまない」
ミカヤ「…不器用なのね」
アイク「そう言ってなかったか?」
ミカヤ「ふぅ…ところで、どこに向かっているの?」
アイク「いや、特に考えてない」
ミカヤ「呆れた…本当にただ歩いているだけなのね」
アイク「家にいるのは居心地が悪そうだったからな。外に出ることしか考えていなかった」
ミカヤ「…おかしな人。無神経なんだか優しいんだか」
アイク「そうか。じゃあ海にでも行くか」
ミカヤ「さ、さすがにそれは唐突すぎない?」
アイク「なんだ、嫌なのか?」
ミカヤ「嫌じゃないし何でもいいから行きましょう」

346 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:45:18.54 ID:vtpCGvOa.net
ミカヤ「さすがにこんな寒い日に冬の海はナンセンスだと思うの」
アイク「嫌じゃないんだろ?女の考えはよくわからん。ほら」
ミカヤ「あったかい…紅茶?」
アイク「エリンシアが持って行けって。甘い紅茶、好きだろ?」
ミカヤ「ええ…美味しい…ねえ、どうして海に行こうって言ったの?」
アイク「俺が行きたかったからだ」
ミカヤ「そう…じゃ、ないわよね。ねえ、ここって…」
ボーレ「ほっほっほっ…冬の海のランニングは染みるぜ〜!って、よお、アイク!と、お姉さん?」
ミカヤ「あ…」
アイク「いや、こいつは姉さんじゃない」
ミカヤ「!」
ボーレ「ほーん、じゃあ何?彼女?なんつって」
アイク「まあそんなところだ」
ミカヤ「えっ、なっ…!///」
ボーレ「ファッ!?し、失礼しました〜!」
アイク「なんだ、変な奴だな」
ミカヤ「もうっ!貴方は無頓着すぎるの!」
アイク「そうか?」
ミカヤ「そうよ!もう…、クシュン!」
アイク「なんだ、寒いのか?ほら、こっちに来い」
ミカヤ「キャ…ご、強引なんだから…///」


ミカヤ「ねえアイク、さん…」
アイク「アイクでいい。なんだ?」
ミカヤ「もう少しこのままここにいてもいい?」
アイク「構わんが…寒いんじゃないのか?」
ミカヤ「平気よ…貴方の体温熱いくらいだもの」
アイク「そうか。ミカヤは冷たいな」
ミカヤ「貴方が熱いのよ…ねえ、アイク」
アイク「なんだ?」
ミカヤ「『元の私』のこと、聞かせて」
アイク「!」
ミカヤ「ここ、貴方と『元の私』の思い出の場所なんでしょう?」
アイク「気付いていたのか…」
ミカヤ「わかってたの。私が嫌がるだろうって、貴方がその話を避けていたこと」
アイク「…いいのか?」
ミカヤ「ええ。知っておきたいの、貴方の知ってる私を…」

347 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:46:31.62 ID:vtpCGvOa.net
ミカヤ「ねえ、アイク」
アイク「なんだ?」
ミカヤ「記憶が戻ったら、今の私はどうなるのかな」
アイク「!…それは」
ミカヤ「消えてしまう?でも、そもそも私はいるはずがない存在だから仕方がないわよね…」
アイク「怖くないのか?」
ミカヤ「怖いとか、そういう問題じゃないもの」
アイク「あんたはどうなんだ。ここにいる『ミカヤ』は」
ミカヤ「…怖い」
アイク「……」
ミカヤ「怖い…!元に戻ったら、今の私の心も、この瞬間も、全部消えてしまうんじゃないかって…!」
アイク「ミカヤ」
ミカヤ「私が偽物だって、わかってるの…!でもこの気持ちは…本物なのに…!」
アイク「ミカヤ!」
ギュッ!
ミカヤ「あ…」
アイク「ここにいるあんたは偽物なんかじゃない。他の誰が否定しようと、俺が証明する」
ミカヤ「…アイク」
アイク「どうする…?このまま、記憶をなくしたまま生きていくか?あんたがそれを望むなら、それでもいいだろう」
ミカヤ「それはできないわ…いつ戻るかわからない記憶に怯えながら生きるなんて、嫌だから」
アイク「そうか」
ミカヤ「それにね、このまま貴方を奪っちゃったら、『元の私』がかわいそうだから…」
アイク「ん?」
ミカヤ「ふふ…なんでもないわ。ねえアイク、一つお願いがあるの」
アイク「なんだ?」

348 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:47:24.24 ID:vtpCGvOa.net
ユンヌ「やっほ〜ユンヌちゃんふっか〜つ!」
カムイ「いや〜、他の神を通じて元に戻すことに気付くなんて、さすがは私」
セリカ「ミラ様に頼んだのは私だからね!」
アルム「セリカ、責任感じてたもんね。元に戻ってよかったよ」
ユンヌ「やっだセリカちんたらツンデレ〜」
セリカ「あんたじゃなくてミカヤ姉さんのためよ!ミカヤ姉さんの!」
エイリーク「まあまあ。さあミカヤ姉上、こちらへ」
ヘクトル「まったくよ〜、姉貴がしおらしいと調子狂うぜ」
バキッ!
ヘクトル「いって〜…何しやがる!」
リン「この…無神経!」
ユンヌ「夫婦漫才はいいから、ミカヤ、準備はいい?」
ミカヤ「ちょっと待って…」
ユンヌ「?」
ミカヤ「シグルド…不安な私を大樹のようにしっかりと支えてくれてありがとう。でも、口説き文句は考え直したほうがいいわよ」
シグルド「ははは…手厳しい」
ミカヤ「クロム…ひたむきに想ってくれてとても嬉しかったわ。でも、そろそろ姉離れしないとね」
クロム「俺は姉離れできなくても構わないんだが」
ミカヤ「エリンシア…元に戻ってもきっと甘えちゃうんでしょうね…ガチムチの美少年を見つけておいて」
エリンシア「お姉様…グスッ…必ずや…」
ロイ「それは問題発言じゃないかな」
リン「シッ!」
ミカヤ「アイク…あの…」
アイク「……」
ミカヤ「私…私ね…」
ガシッ!
ミカヤ「あ…ふふ、相変わらず、貴方の手は熱いのね」
アイク「本当は」
ミカヤ「え?」
アイク「手を握って安心していたのは、俺だったんだ」
ミカヤ「アイク…」
アイク「姉さんみたいに、『ミカヤ』、あんたを安心させたかった。だが、不安なのは俺だったんだ」
ミカヤ「……」
アイク「すまない…」
ミカヤ「そんなことないわ、貴方が手をつないでいてくれたおかげで、安心できたの。それに」
アイク「それに?」
ミカヤ「きっと『元の私』も同じ私なら、手をつなぐことで自分も安心できていたんだって、そう思うの」
アイク「ミカヤ…」
ミカヤ「ユンヌ、お願い」
ユンヌ「いいの、ミカヤ…?」
ミカヤ「ええ、お願い」
ユンヌ「馬鹿ね。いつだって貴女は意地っ張りなんだから…始めるわよ」
ミカヤ「あ…」
アイク「ミカヤ!」
ミカヤ「……」
アイク「俺には、こうして手を握っておくことしか、あんたにしてやれることがない」
ミカヤ「いいえ、アイク。貴方が私のことをただの『ミカヤ』として見てくれて、本当に嬉しかった」
アイク「俺は…」
ミカヤ「私がいなくなるまで、手を離さないでね」
アイク「……」
ミカヤ「こんな私がいたってこと、時々は、思い出してね」
アイク「……」
ミカヤ「さようなら、アイク」

349 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:48:40.27 ID:vtpCGvOa.net
リン「ゴラーーーー!!!マルス、リーフ!また人の部屋を漁って!」
マルス「はっはっは、そんなに怒るとまたシワが増えますよリン姉さん」
リン「殺す!」
リーフ「僕は無実だ〜!(手にブラを抱えながら)」
ツルッ
マルス「えっ、なんでこんなところに油が」
リーフ「うわわわ!って、目の前に落とし穴が!」
ひゅ〜、べちゃ!
リーフ「このひとでなしー」
マルス「いてて…誰がこんな罠を…ん?これは大量の油…リ、リーフ!上!」
リーフ「上?なんか燃える何かが落ちて…でぇぇぇぇぇ!!」
ボッ!
マ・リ「このHDN−−−−!!」
リン「……」
カムイ「うっわ、えっぐぅ〜。さすがの私でもこんな策は使わないわ。一体誰が」
ミカヤ「いや〜、私って実はこういう策を練るの得意だったりするのよね」
セリカ(ライナロック係)「煩悩滅すべし」
エイリーク「ほほほ巨乳のブラなんて燃えるがいい!(そんなこと言ってる場合ですか!早く消火しないと!)」
エリウッド「エイリーク、本音と建前が逆だよとか言ってる場合じゃないくらい蝶サイコー!」
ミカヤ「大丈夫よ、燃え移らないよう計算してるから」
ロイ「そういうことじゃないと思うんだ」
ガラッ
アイク「朝からうるさいぞ…静かにしてくれ」
リン「ごめんなさい」
アイク「……」
リン「ミカヤ姉さん元に戻ったっていうのに、アイク兄さんなんだか元気ないね」
ロイ「そうだね…」

エリンシア「今日のお弁当は大奮発で焼肉弁当ですわよ!」
アイク「そうか、ありがとう」
エリンシア「晩御飯はお肉たっぷりのすき焼きですわよ!」
アイク「そうか、楽しみにしている」
エリンシア「アイク…」
アイク「行ってくる」

350 :その暖かい手のひら:2017/02/10(金) 16:50:00.99 ID:vtpCGvOa.net
アイク「……」
ミカヤ「あ、ちょっと待って、アイク!」
アイク「ミカヤ…姉さん」
ミカヤ「ハァハァ…相変わらず貴方は歩くの速いんだから…」
アイク「どうかしたのか?」
ミカヤ「これこれ、傘。夕方から雨になりそうだから」
アイク「そうか。ありがとう」
ぎゅっ
ミカヤ「……」
アイク「……姉さん」
ミカヤ「なあに?」
アイク「俺が出かけるとき、いつも手を握ってから送り出すのはなんでなんだ?」
ミカヤ「そうね〜、アイクの手が変わらず暖かいから、かな」
アイク「答えになってない」
ミカヤ「うふふ、アイクの手を握ってるとね、安心するの」
アイク「!」
ミカヤ「小さなころからず〜っと、どんなに大きくなってもそこだけは変わらない『アイク』なんだなぁって」
アイク「そうか…」
ミカヤ「そうそう。アイク本人が忘れちゃっても、どんなアイクのことも私はちゃ〜んと覚えてるのよ」
アイク「姉さんの手は、変わらず冷たいな…俺も、姉さんの手を握ってると安心する」
ミカヤ「そう?暖かい手のほうが安心するんじゃない?」
アイク「姉さんの手だから安心するんだ。俺も、姉さんが忘れたとしても、どんなミカヤ姉さんのことも忘れない」
ミカヤ「やぁねぇ、私のことなんて時々思い出すだけでいいのよ」
アイク「嫌だ、忘れない」
ミカヤ「あらあら愛されてること。……でもありがとう、アイク」
アイク「……」
ミカヤ「さ、今日も元気に行ってらっしゃい」
アイク「ああ。……そうだ、ミカヤ姉さん!」
ミカヤ「なあに?」
アイク「エリンシアに伝えてくれ!肉が足りなくなるだろうから買い足しておいてくれって!」

351 :助けて!名無しさん!:2017/02/10(金) 16:52:27.12 ID:vtpCGvOa.net
以上で終わりです
原作ミカヤっぽいしゃべり方のミカヤを出してみたいと思ったら記憶喪失という安直ネタに
あとマルスごめんね

352 :助けて!名無しさん!:2017/02/10(金) 19:44:49.21 ID:I/Siu4aL.net
葉はリンのブラでナニするつもりだったんだろう…

353 :助けて!名無しさん!:2017/02/10(金) 20:56:32.14 ID:+EOzT2fk.net
いんやGJ!良いもん見させてもらったよ
アイクとミカヤで海と言うと、幼少時アイクが海で溺れてミカヤが助けたってネタがあったのを思い出した
まぁこんだけ長寿スレだと他にもネタあるだろうけどねw

354 :助けて!名無しさん!:2017/02/10(金) 21:28:24.71 ID:y+S3hSqt.net
乙です。

ほっこりとさせて頂きました。

355 :病みの優王女1/3:2017/02/10(金) 22:52:33.55 ID:Yb+b/eUS.net
書き終わったので投下します。
事実上の最終章です。

※注意
この話にはKINSINネタが含まれています。
このネタが苦手な方とシグルド兄さんはNG登録をお願いします。

第五章

意識を取り戻し、目覚めたエフラムが最初に見た光景は、月を背景に慈しみの笑みを浮かべるエイリークの姿だった。
いつの間にか膝枕されており、幻想的な光景に目を奪われ柄にもなく見惚れてしまった。

「…帰るか、エイリーク」
「はい」

エイリークが治療してくれたのだろうか…刺さっていたはずのジークリンデは抜かれ、傷は塞がっていた。
これならば、歩いて帰るのに支障はなさそうだ。
膝枕の誘惑を振り切り起き上がると、光のオーブを所持しているエフラムが闇のオーブを回収し、光のオーブと一緒に懐にしまう。
ジークムントを拾い上げエイリークの方を見れば、彼女はジークリンデを腰に携えすでに支度を終えていた。
広場からは歩いて帰り始めたが、兄弟家に着くまで会話はなかった。だが不思議と気まずく感じることはなく、沈黙が心地よかった。
―――しかし、帰ってからは大変だった。
最初に出迎えたミカヤは血濡れのジャージを見て急いで治療して来ようとするし、
騒ぎを駆け付けたリンは「け、結婚したの!?」と誤解していた。
なんとか誤解を解くと、玄関にジークムントを立て掛け、エイリークとは着替えるために別れる。
エフラムも自室で手早く着替え居間に向かうと、卓には料理が置かれ、そういえば夕食前だったと今更ながらに実感する。
男性陣には視線で称えられる中、マルスに二つのオーブを返したが、闇のオーブの色が戻ってると不思議そうに呟いていた。
しばらくするとエイリークも居間に姿を現し、ようやく兄弟家全員が一同に会する。
エイリークの謝罪から始まった食事が終わると、全員で捜索願を取り下げに行くクロムを見送る。
そのあとはサラと一緒に風呂に入ったが、彼女は風呂から上がると「邪魔しちゃ悪いから」と言って帰ってしまった。
一人暮らしの家に戻ろうとしたが、夜も遅いので兄弟家の自室で床に就く。
取り留めもない考え事もしていたが、今頃疲れが出たか…眠気がまた襲ってきて―――

「起きていらっしゃいますか?兄上…」

寝ようと思た矢先、エイリークが部屋を訪れる。
聞けば一緒に寝て欲しいらしく、子供の頃を思い出しながら快諾する。

「兄上…今日は、申し訳ありませんでした」
「みんなも言っていただろう…気にするな」

FETVには後日謝罪に向かうが、
隣で横になっているエイリークは、やはり怪我を負わせたことが気がかりらしい…気に病まなくともよいとは思うのだが。

356 :病みの優王女2/3:2017/02/10(金) 22:53:21.50 ID:Yb+b/eUS.net
「それよりも、聞いてくれないか…エイリーク」
「…?…はい」
「俺は、なぜエイリークがあの場所を選んだのか、自分なりに考えていた。
 他の兄弟の性格を知るお前ならば、別に家を選んでも支障はなかった。
 だが、お前の心の内を聞いてようやく分かった。
 エイリーク…お前は、リオンとラーチェルへの想いに悩んでいたからあの場所を選んだんじゃないか?」
「そう…ですね」

歯切れの悪い返答だったがエイリークは肯定する。

「何も、二人と別れてくれだなんて言おうとは思っていない。時間も十分にあるし、
 この先その二人との関係をどうするか、エイリークがしっかり考えて自分なりの答えを出して欲しい」
「兄上…」
「だがこれだけは言っておく、エイリークがどんな道を進もうとも、俺はいつまでもお前を愛している」

離れていくことにエフラムが寂しさを感じないと言ったら嘘になる。だが、エイリークを縛り続けるのは道理ではない。
将来の選択は分からなくとも自分の愛は変わらないし、道を違えても兄妹の絆は変わらず其処にある。
エイリークの人生は彼女自身の手で切り開かなければならない。
エフラムの言葉に思うことがあったのかエイリークはエフラムに抱き着き―――

「兄う……お兄ちゃん…また、頭を撫でてください」
「ああ…いいぞ」

彼に思い切り甘える。あの時は後ろからだったが、今度は正面から抱きしめ頭を撫でる。
帰ったサラは、おそらくこれを見越していたのかもしれない。相変わらず心の機微に聡い…「ありがとう、サラ」
そして、「愛している、エイリーク」心の中でそう呟く。

やはり兄は、いつも自分を気遣ってくれる…彼自身の好意を後回しにしてでも。
エフラムの手から伝わる温かみは、いつもよりも慈しみが感じられ、エイリークは夢見心地だった。
サラ達が頭を撫でられるところを見かけても遠慮していたエイリークは、
自分がどこか一歩引いたところがあることを自覚していたが、最初から思い切り甘えればよかったと今になって思う。
妹のカムイがそうであるように、同じく妹である自分も我慢せず、素直に甘えればよかったのだ…兄であるエフラムに。
次第に眠りに落ちゆくエイリークが最後に見た光景は、初めて見た―――穏やかな笑顔のエフラムだった。

357 :病みの優王女3/3:2017/02/10(金) 22:53:53.11 ID:Yb+b/eUS.net
浮き上がるような感覚と共に意識が覚醒し、目が覚める。
どうやら自分は、エイリークの頭を撫でて寝顔を見ているうちに眠っていたらしく、目の前のエイリークの寝顔がその記憶を保証する。
エイリークを起こさぬよう布団から抜け出し、サラから貰ったロプト教団謹製のジャージに着替えると静かに部屋を出る。
廊下を歩くと春が近づいているとはいえ朝はまだ肌寒く、時計を見れば四時だった。
もうしばらくもすれば、エリンシアが朝食の支度で起きてくるだろう。
玄関で靴を履いてジークムントを手に取り、玄関を出れば、夜明け前の独特の色合いが空と雲を彩る。
早朝練習で何度も見ている光景であるが、不思議と飽きることはなく、美しさを感じて心が落ち着く。
玄関前で体をほぐし準備運動を行うと、兄弟間の手合わせで使っている裏庭を目指す。
今日早起きしたのは早朝練習のためではない。ある人を待つためだ。
裏庭に着くと―――

「やはり、来たか…エフラム」

自分が待つはずの人物がそこにいた。

「…引き返すつもりはないか?」
「シグルド兄上…俺は考えを変えるつもりはありません」

待ち人―――シグルドはこちらに背を向けたまま問いかける。彼なりの最終通告なのかもしれない。
それでもエフラムは、その厚意を無碍にしなければならない。

「そうか…まさか、お前にこれを向けることになるとはな」

そういってようやく振り返ったシグルドが手にしていたのは…聖剣ティルフィングだった。
ラケシスとの結婚の折にセリスに託したはずの聖剣…おそらくこの時のために借りておいたのだろう。
AKJとの激戦を共に潜り抜けた、シグルドの相棒にしてKINSIN撲滅という信念の象徴。
彼は決して脅しで向けた訳ではなく、全力を以てエフラムを止めようとしている。
おかしいとは思っていた、KINSINに関する話題になれば逸早く声を上げるシグルドが、昨日は静観に徹していた。
いや、彼にはすでにわかっていたからかもしれない。
エフラムの答えも、エフラムが早起きすることも、そして―――エフラムとこうして戦うことまでも。
シグルドに立ち向かうためジークムントと同調し、彼と同様に臨戦態勢に入る―――ここからは意地の張り合いだ。

シグルドは相手との力の差を量れぬほど衰えてはいない、その上それに臆する男ではないことをエフラムは知っている。
エイリークの隣に立って歩くには、エイリークに相応しい男になるには、越えねばならない壁がある。
リオンはエフラムのことを羨ましいと言っていたが、同様に自分も彼が羨ましい。
リオンとラーチェルの横に並ぶには、同じ土俵に上がるためには―――この戦いに負けられない。
もはやシグルドとエフラムの間に言葉は不要だった、お互いに構え一歩も動かない。

数刻の後、二つの影は一つに重なった。


この戦いの勝者を知るのは当事者ばかりである。
しかし、ロプト教団の蔵書「Eファイル」(作者不明)にはこう記されている。

『優王女の傍には常に覇王在り』


〜fin〜

358 :助けて!名無しさん!:2017/02/10(金) 22:57:29.06 ID:Yb+b/eUS.net
以上で「病みの優王女」は完結です。
読んでくださった方、便乗ネタを書いてくださった方、先人のネタ職人さん方、
ありがとうございました。
書き手に回るのは初めてだったのに長編を書いてしまったので、
拙い点は申し訳ありません。
また、ネタを思いついたら投下したいと思います。

359 :助けて!名無しさん!:2017/02/10(金) 23:07:46.29 ID:y+S3hSqt.net
乙です。

とても綺麗な終わりで良かったです。
長らくお疲れ様でした。

360 :助けて!名無しさん!:2017/02/10(金) 23:09:09.54 ID:I/Siu4aL.net
ロプト教団謹製のジャージ

ど、どんなジャージだか気になって仕方ない…
意外と真面目に布教したりしてるのかも

乙でした
またなんか書いてくれると嬉しい

361 :337:2017/02/11(土) 00:04:44.27 ID:HlHOV1b/.net
みなさまご感想ありがとうございます
それから「病みの優王女」お疲れさまでした
よく考えたらエイリークとエフラムって、ここの家族で唯一原作でも兄弟ペアなんですよね
しかも双子。なのにごく自然にそういう仲なのは何故なのかFEの性なのか…

>>353
まさか気付いてくださる方がいらっしゃるとは…
実はあれ、昔私が書いたネタだったんですw
というかアイクとミカヤネタの8割くらい投下したんじゃないかっていうくらいそのネタしか書いていません
ミカヤ姉さんのカオスクッキングとか投下したのが懐かしい…
昔の作品でも覚えていてくださる方がいるのはありがたいことですね

362 :助けて!名無しさん!:2017/02/11(土) 16:13:08.46 ID:kbrKUJ9V.net
シグルドのKINSINNキラーも、もともとはディアドラアルヴィスが兄妹な事に由来するんだし
ラケさんいい仲になった今やそっちに寛大になりそうな気もするが

363 :助けて!名無しさん!:2017/02/11(土) 19:20:29.60 ID:1K0mGD3C.net
>>361
あら、やっぱご本人さんだったのねw
例の海ネタが印象残ってて、今回のネタが何処となく雰囲気似てたんでもしかしてと思ったりしたのよ
何にせよ投下乙でした。私的に貴方のネタは大好物なんでこれからも応援してますw

364 :助けて!名無しさん!:2017/02/11(土) 21:53:22.82 ID:HlHOV1b/.net
ラケシスも危ないレベルのブラコンだから結局シグルドの戦いは終わらない…

365 :助けて!名無しさん!:2017/02/11(土) 23:28:27.01 ID:FlPS7POD.net
(P嬢が規格外だからアウトなブラコンだって忘れてたな、そういえば)

366 :助けて!名無しさん!:2017/02/12(日) 01:50:31.08 ID:BMRir3Mj.net
エリーゼ「ブラコン…って言うのとは違うけど、そういえばみんないつの間にかお兄ちゃんの事、お兄ちゃんとか兄さまとかって言うようになったよね」
サクラ「…そういえば…なんだかそれが自然な感じがして」
ミルラ「違うのはキヌとアメリアとンンですね」
アメリア「あたしにとってはまず師匠だから…かなあ」
キヌ「んんん……エフラムって呼ぶのに慣れちゃってるけど…兄さんって呼んだ方がいいの?」
チキ「そこは…好きな風でいいんじゃないかな?」
ファ「ねー、ねーねー、ンンはどして?パパだから?それともえっと」
サラ「…ちょっと向こうでサラ姉さまと遊びましょ」
ファ「ん?うん、わかったー!」
ンン「……お父さん…って今から言い方変えるのもアレですしねぇ…ふぅ…ふつーに一から育てられてたらまた違うんでしょうけど…未来から飛んできて歳もそう変わらないのに親子って言っても、普通の親子関係築きようがねーです。覚醒もIFもみなそうです…」
ノノ「いいじゃんいいじゃん、ノノたちにはノノたちの形があるって!ンンとお兄ちゃんが子供作ったらノノにとっては孫でなおかつ義理の子供って事でいいのかな?」
ンン「お母さんはちょっとは悩むですよ!?」
ユミナ「あんたら10人は今のお熱さならそう遠くない頃にうちの病院でおめでたってなりそうね…」
ノノ「うんっ、はやめにンンの存在確定させてあげないとね!だからいっぱい頑張るよ!1日10回くらいは!」
サナキ「こ、こほん……ブラコン言うたらお主らんとこの兄上も方向性は違うが結構なシスコンじゃの」
ニノ「そお?兄ちゃんたちはあたしのこと可愛がってくれるけどジャファルとの事に口出さないよ?」
ユミナ「陰で暗闘してそうな気もするけどね」
マリア「うちの兄さま姉さまの過保護…なんとかして……マリアにつく悪い虫はーっ!…って怖い顔するんだもん…誰も寄り付かなくなっちゃうよ…」

367 :助けて!名無しさん!:2017/02/12(日) 13:41:22.92 ID:3zH6AHLH.net
女性陣は今頃、明後日のバレンタインに向けてチョコ作り女子会でもしているのだろうか

神将と覇王の嫁達は、それぞれどっかの厨房貸し切ってそう
そして果たして、イレースは今年こそ渡すまで食べずに我慢できるのか


ルフレ♀、ジャンヌ、ユミナ、マリア、リン、ユリア、ラナ、マナも、この機に状況を……がんばれー

368 :助けて!名無しさん!:2017/02/12(日) 14:19:00.29 ID:bkD28VtG.net
チョコがなければ自分を食べてもらえばいいじゃない

>>366
シグルーン「私も1日10回なら是非…」
イレース「そうですね…」
サナキ「…相変わらずブレんのう」

369 :助けて!名無しさん!:2017/02/12(日) 20:08:13.21 ID:L9l6U91q.net
男から送ってもええんやで?天然タラシのロイとか普通にやってそうだし。
特にヘタレが板に付いてる房姉バカとか

370 :助けて!名無しさん!:2017/02/12(日) 20:29:26.84 ID:7IgaFP22.net
セリスは手作りチョコを友達みんなに配るだろうが、セリスはセリスであって「男から送る」に該当するのかどうか

クロムの作るチョコケーキ(姉さん用)凄い豪華そう
そして、ルフレ♀に送る分の材料が無くなってそう

371 :助けて!名無しさん!:2017/02/12(日) 20:42:37.92 ID:fKI+dRR0.net
カムさんは何気に婿一人一人にそれぞれの好みにあった違うものを贈りそう
なんかそういうとこマメそうなイメージある

372 :助けて!名無しさん!:2017/02/12(日) 21:16:01.36 ID:DEX6apmQ.net
>>371
婿30人近く、嫁3人、兄弟等日頃お世話になっている相手、取引先企業、町の有力者etc.etc.

後ろの方のは自社商品で済ますにしても、大変だこりゃ

373 :助けて!名無しさん!:2017/02/13(月) 00:34:07.55 ID:H7CSAmFN.net
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9373/1439033473/

3月2日まで一応議論中な感じ

374 :助けて!名無しさん!:2017/02/13(月) 13:58:39.06 ID:5MGxKlzN.net
7位 カミラ 25766
15位 アクア 14198
18位 タクミ12662
19位 レオン 12175
30位 エリーゼ8962
40位  サクラ7782
41位  カムイ 7691
42位 マークス 7511
43位 リョウマ 7248
44位 ヒノカ 6851

マークス「…という英雄総選挙の結果が出ている」
リョウマ「…何が言いたいか…」
マークス「フハハハ!IFの人気投票に続き再びの勝利!なんという栄光なんという快感!」
リョウマ「ふん、つまらぬ人気取りなどで浮つきおって。くだらぬくだらぬ。大の大人がなんとみっともない!」
エリーゼ「マークスお兄ちゃんもそうだけどおへそ曲げるリョウマお義兄ちゃんも充分大人げないと思うよ」
サクラ「本当の事とはいえそんなにはっきり言っちゃいけないですよ」
カミラ「40〜44位まで見事に白暗で連番になったのねぇ。なんだかちょっと羨ましいわ」
レオン「何を言うんだい姉さん!白暗内で2位に一万以上差をつけてのぶっちぎりトップじゃないか!」
ヒノカ「実際長兄同士弟同士妹同士がそこそこ競っている中…よもや4倍近く差をつけられようとは…orz」
カムイ「気にしないでよヒノカ姉さん。僕だってカムイちゃんに1万以上差をつけられ2・5倍くらい票取ったの見せられたからね。一緒一緒」
アクア「その慰めは慰めになってないわ。相手はIF屈指の人気者相手だったからかなわなくても仕方ないんだけど」
リョウマ「タクミよくやった。お前一人よく気を吐き、暗夜のうつけもの共に目に物を見せてくれた!」
ヒノカ「我ら3人。ことごとく上を行かれたからな…」
サクラ「私はエリーゼならかまいませんけども」
タクミ「あ…ああうん、だいぶ近かったけどね。オボロも4783票とって60位だったし喜んでたよ」
レオン「ぼ、僕は悔しいなんて思ってないぞ!カミラ姉さんが好成績だったからいいんだよ!フン!だいたいなんでオボロちゃんの名前が出てくるんだよ!」
タクミ「いいじゃん別に出したって。それにほら明日ばれんたいんだし。暗夜のいべんとだからオボロは嫌がってるけど代わりに白夜のお菓子か何か作ってくれるみたいだから嬉しくってね。つい名前が出ちゃうんだよ」
レオン「くっ…惚気やがって」
エリーゼ「レオポンお兄ちゃん…またお部屋に籠っちゃった…」
サクラ「困ったへそまがりさんですね。なんかあの反応見るとタクミン兄さまに彼女さんがいるの、羨ましくてしょうがないようにしか見えないんですが」
リョウマ「…男子として先を越されるというのは悔しいものなのだ。そっとしておいてやれい。どれ、私もちとクリムゾンと会ってくる。では思う存分勝利の美酒に酔うがいい。独りでな。禿よ」
マークス「………………」
ヒノカ「強烈極まる反撃に何も言えなくなっている…」
カミラ「男性陣は仲が悪くて困ったものねぇ。私たちはこんなに仲良しなのに。ねぇ?」
ヒノカ「だ、抱き着くな!?撫でるな!?胸を押し付けるな!?私はノォマルだと何度言ったらわかるか!?」
エリーゼ「女の人同士か、私たちと同じくらいの男の子の二択状態に入っていってるヒノカ義姉ちゃんの明日はどっちなんだろう」
サクラ「さぁ……」

375 :バレンタイン短編連作1/2:2017/02/14(火) 00:52:54.55 ID:nAI9jA/K.net
ナンナ「はい、リーフ様」
ティニー「私達のバレンタインチョコ」
ミランダ「ありがたく受け取りなさい」
リーフ「ありがとう、お返しは期待しててよ」
   (はぁ……今年もこの三人だけ、いつになったら僕はおねいさんから貰えるんだろう?)
ミランダ「残念そうな顔が見えてるわよ」
ティニー「そう言った表情はもっとしっかり隠された方が良いですよ」
ナンナ「まぁそれがリーフ様らしいと言えますか、それから、リーフ様宛にチョコを預かっています『おねえさん』からですよ」
リーフ「嘘!本当に!?」
ナンナ「はい、メッセージ付きです」
リーフ「ヒャッホー!遂におねえさんからチョコが、誰からかな〜?」

『リーフへ、今年は兄様に渡しつつみんなで愛されるのでナンナ達に託しました。味わって食べてね

 お義姉さんのサラより』

リーフ「……何だよ、結局いつもと同じじゃないか、大体、お義姉さんならセルジュさんやカゲロウさんともっと沢山いるのによりにもよってこんな……」

ナンナ「リーフ様!酷いです!!」
ティニー「サラだって貴方の為に一生懸命用意したんですよ!?」
ミランダ「そんなデリカシーがないところが、モテない原因なんでしょ!?」
リーフ「わ、わかった、悪かったよ、サラにもお返し用意しとくから、じゃあ、ありがとう」

ティニー「……行っちゃいましたね」
ミランダ「まさか本当にあの子の予想通りになるなんてね」
ナンナ「あの人のお嫁さんになったとはいえ、リーフ様との付き合いは長いですから」
ミランダ「じゃあ、こっちの手紙は破棄しておくわね」
ナンナ「お願いします」

『多分リーフは色々憎まれ口叩くだろうから先に意趣返ししておくね。手作り激辛チョコレート、味わって食べてね♪』

ゴノ゙ビドデナ゙ジー


エイリーク「はい、リオン、受け取って下さい」
リオン「ありがとう、エイリーク、君から貰えるなんて感激だよ」
エイリーク「喜んで貰えて良かったです。これからもよろしくお願いしますね」
ラーチェル「わたくしからもですわ、受け取りなさい」
リオン「ラーチェル、君からも貰えるなんて」
ラーチェル「貴方はもう大切な友人であり共にエイリークを愛する同志であり。
      ……ついでに言うとわたくし自身貴方をよき人と思っておりますわ」
リオン「ありがとう、お返し、頑張って用意するよ」
ラーチェル「期待していますわ」
エイリーク「無理なさらないで下さいね」
ラーチェル「さて、エイリークにもわたくしから贈りますわ」
エイリーク「ありがとうございます、では私からも」
ラーチェル「この後、エフラムにも、渡すんですの?」
エイリーク「そのつもりです……でも……」
リオン「良いんじゃ無いかな?」
エイリーク「え?」
ラーチェル「私達はまだ始まったばかりですのよ、長らく続いた想いを整理するには、短すぎますわ」
リオン「今は僕達と、彼も交えて四人で、今後を考えて行けば良いんじゃないかな」
エイリーク「そう……でしょうか?」
ラーチェル「因みに、私は彼にも渡しますわよ?」
エイリーク「ええ!?」
ラーチェル「エイリークの兄である以上将来とは言え彼は義兄ですわ、それゆえに渡します」
エイリーク「あ、そういう事ですか」
ラーチェル「そうと決まれば早速行きますわ!」グイッ
エイリーク「わ、ちょっと、ラーチェル!」
リオン「い、いきなりひっぱらないで!」

376 :バレンタイン短編連作2/2:2017/02/14(火) 00:54:17.90 ID:nAI9jA/K.net
放課後、近くの公園にて

ルゥ「ヒノカ先生、来てくれたんですね。」
ヒノカ「突然どうした、こんなところに呼び出して」

その言葉に少年達は一斉に頷き合うと

少年達『ヒノカ先生、受け取って下さい!』

一斉に差し出される12個の包み、色や柄は違うが同じ形状の包み、包みの形やリボンの結び方がまちまちなことから市販品では無いだろう、つまり……

ヒノカ「お前達の、手作りか?」
ニルス「はい、みんなで作りました」

そう言えばと今日の自宅や学校での様子を思い出す。
どこか含んだ笑みを見せていたサクラやサラ、彼女達は知っていたのだろう。
考えてみればお菓子作りに慣れぬ少年達が作るなら教え役が必要だ、それが彼女達だったのだろう。
イタズラ好きのサラ達なら兎も角引っ込み思案でお淑やかだったサクラまで参加していたことに呆れと嬉しさが交ざっていた。

ヒノカ「そうか……解った、お前達の想い、受け取ろう、それから、今回、良く学校内ではなく放課後のこの時間まで待ってくれたな」
ユベロ「僕達は、真剣に先生を思っています」
ヘンリー「それで、僕達の愛も受けてくれると嬉しいんだけどね〜」
ヒノカ「悪いが、お前はまだ少年だ、その思いが本物か、判断仕切れて無い時期だ。
    だが、こんな私を慕ってくれることは素直に嬉しい、だから、これを渡そう」

少年達『!!!』
彼らは心底驚いた、未だヒノカから子供に見られている部分は解っており、貰えることは期待していなかったのである。
そんな彼女からの思わぬバレンタインチョコ、驚くなと言う方が無理だった。

ヒノカ「あくまで、私を慕い、教えを受けてくれる事の義理だ。
    そう思って受けとれよ」

ライアン「ヒノカ先生、ありがとうございます」
レイ「正直、貰えるとと思わなかったよ」
ユアン「せっかくだからこのまま僕達の愛を受けて欲しいな、具体的には……」
ロス「お前は調子に乗りすぎだっての!」

ヒノカ「喜んで貰えて良かった、これを励みに、これからも頑張るのだぞ」
少年達『はい!』

377 :助けて!名無しさん!:2017/02/14(火) 01:11:51.02 ID:585lXXbX.net
程好く甘くほろ苦く、そして笑わせていただきました
乙!

378 :助けて!名無しさん!:2017/02/14(火) 22:03:25.94 ID:xZ+DmIaA.net
それぞれの関係が穏やかに進んでく感じがしていいのお…

379 :助けて!名無しさん!:2017/02/14(火) 23:09:20.84 ID:Mw5AkSO5.net
神将と覇王は、そろそろ2週目に突入する頃か……
女帝はまだまだ順番待ち婿達が……


開け! 我がリーフ級心眼!

380 :助けて!名無しさん!:2017/02/14(火) 23:33:29.26 ID:xZ+DmIaA.net
エポニーヌ「待ってる間はお婿さん同士でシちゃうのはどうかしら?」
シノノメ「無茶言わないでくれよ……フェリシアさんやシャラもシてくれる…ごほんごほん」
ツバキ「実際竜の血ってすごいのかもね…こういう日は複数同時も軽くこなすし…腰が痛いよ…」
サイラス「今はルッツとシグレとユキムラの番だっけか」
ラズワルド「ねえ君ら。ぶっちゃけさ。独り占めしたいとか無いの?」
ヒナタ「無いぜ?」
ハロルド「何を言うんだね。カムイ様はみんなのカムイ様じゃないかい?」
ディーア「欲張り亡者はバチが当たるぜ」
ラズワルド「そ……そうなんだ……僕は…ハーレム入りとかできそうもないよ…」
イグニス「さ…待とう…待ってる間フローラさんがお茶入れてくれるし」


ファ「ふぃ〜〜〜〜…2回目するとけっこうつかれちゃうね」
チキ「ファとする時はお兄ちゃん普段よりすっごく気を使うんだけどね。それでもやっぱりお兄ちゃんのおっきくてファはちっちゃくて」
ンン「…致したばっかりでお話のハードル下がってるのはわかるですが恥ずかしげもなく!」
サラ「今はエリーゼが3週目に備えて兄さまの槍を胸で回復中よ。待つ間、チョコの話でもする?」
ノノ「サクラのはあんみつだったっけ。すっごい美味しそうだったね!」
サクラ「ありがとうございます。ふふ、ミコト母様に作り方教えていただきました」
ミルラ「私のはビターです。お兄ちゃん男の人だから甘さ抑えめがいいかなって」
キヌ「お団子もいいよね!ありだったよね!ね!」
アメリア「……あ…エリーゼが…始めちゃった。師匠のあんなに元気に…」


アイク(無言で爆食中)
イレース(無言で食いまくり中)

サナキ「だいぶ用意したつもりじゃったが…よく食うのう…」
ワユ「あはは…今日は食い気モードかなあ。明日にでも可愛がってもらおーかな」

381 :助けて!名無しさん!:2017/02/15(水) 00:12:39.64 ID:+AexwIxF.net
>>379
甘過ぎて虫歯が胸焼けしそうだがそれが良い!



「ロイに渡しそこねたチョコを処分しようとするスーの目の前に、(また)ワープしたマルス」

そんなアフターバレンタインが読みたいです m(__)m

382 :今年の戦果は?1/2:2017/02/15(水) 10:07:31.93 ID:+wouIZAH.net
>>381

望む形ではありませんがバレンタイン終わって

今年のバレンタイン戦果(姉妹からの家族チョコを除く)

ヘクトル 段ボール1箱分 中、本命2個
(去年に引続き、白夜を中心とした相撲ファンの女性達から。
 余談だがサクラやキヌのような他の兄弟の嫁のファンも贈っている)

エフラム 50個中、本命15個
(ヒーロー路線で救った女性や自身を慕う少女達から。
 余談だがエイリークから本命に近い家族チョコを貰っている。
 本命は嫁10人の他ターナ、イドゥン等、ハーレムでも構わず彼を慕う女性から(他が誰かはご想像にお任せ))

アイク 50個中、本命15個
(ヒーロー路線で救った女性達から、本命はエフラム同様嫁10人とララベル等ハーレム入りを狙う女性から)

シグルド 30個中、本命1個
(本命はラケシスから、ヒーロー路線で救った街の女性達の他、同僚、昔馴染みの友人からの義理チョコ、ディアドラ、エーディンもこの枠
 余談だが義妹としてナンナからも家族チョコを貰った)

エリウッド 25個中、本命2個
(イケメン王子様故基本モテる、本命は嫁2人から)

ロイ 20個中、本命7個
(本命は原作嫁候補6名とリムステラから(全員で1つに纏めた)、また、同級生の友人他イドゥンやギネヴィアから義理チョコを貰っている。)

セリス 15個中、本命3個
(普通に同級生からモテるため、本命はユリア、ラナ、マナから。
 余談だがユリウスにチョコをあげている。)

マルス 15個中、本命2個
(普通に同級生からモテるため、本命はシーダとカチュア。
 幸いスーから貰えた(本人としては関わりは薄かったが何かを察したラスから勧められた))

クロム 10個中、本命2個
(職場同僚から、勤務は真面目でエロ思考も抑えているので嫌われてはいない。
 本命はルフレ♀とティアモから)

アルム 9個中、本命2個
(外伝女性メンバーからは覚えられていたため貰えた他、農協関係でネフェニー、モズメから。
 本命はセリカとジャンヌから)

リーフ 4個中、本命3個
(数々の悪事と変態的行動、並びに3人娘への扱いから評判が悪い為)

383 :今年の戦果は?2/3:2017/02/15(水) 10:13:56.28 ID:+wouIZAH.net
ヘクトル「今年もこれだけ来たか」
ファリナ「悪いけど、これは預かるからね」
ヘクトル「あ、てめっ!」
ファリナ「あくまで管理しておくだけよ、稽古の休憩時のおやつとかに少しずつ出すわ。
     あんたの義理がたさは知ってるけど一気に食べたら本気で体に悪いでしょうが!」
ヘクトル「あ、す、すまねぇ」
フロリーナ「は、始めはこれを食べてくだしゃい!」つフロリーナとファリナのチョコ
ヘクトル「お、おぅ、ありがとうよ」

エフラム「兄上もですか」
アイク「ああ……」
エフラム「これだけあると、流石にお返しを今から考えねば大変ですね」
アイク「だが、考えねばなるまい」
エフラム「ガロン殿から頂いたお年玉がここで生きて来るとは、取り敢えずその中から皆の分を工面しましょう」
アイク「あくまであいつらの分だけだがな、ほかの者の分は己で稼がねばなるまい」
エフラム「そうですね、さもなくばあまりにも不義理です」
アイク「明日からまた仕事自家製を伸ばすとしよう」
エフラム「俺もまたアルバイトを捜さねばなりませんね」

シグルド「……ラケシス、これはな」
ラケシス「解っておりますわ、仕事の付き合い、昔からの縁は知っていますし郵送されてきた物につきましてもお義姉様より聞かせて頂きました」
シグルド「そうか」
ラケシス「そして今年はナンナからも頂いて居ましたわね」
シグルド「だ、だがあれは義兄妹としただろう、君も交換していたじゃないか」
ラケシス「解っております、それでも……やはり、嫉妬してしまいますわ」
シグルド「ラケシス……不安にさせてすまない、だがどれだけ貰おうとも、愛しているのは君一人だ」
ラケシス「……相変わらず、真っ直ぐ向き合って臆面もなく言うのですね」
シグルド「嫌だったか?」
ラケシス「いいえ、貴方らしいと思いました、お返し、期待してますわよ」
シグルド「ああ…(仕事、頑張ろう)」

エリウッド「まぁ今年もか……」
ニニアン「解っていますわ、エリウッド様は素敵な方ですし」
フィオーラ「そんな方ですから、私達も好きになったのです」
エリウッド「えーと、ごめん」
ニニアン「謝って頂く事ではありません」
フィオーラ「ですが……その分私達を愛していただければ」
エリウッド「はは、お手柔らかにね……(また命のオーブを借りて来よう)」

384 :今年の戦果は? 3/3:2017/02/15(水) 10:14:47.20 ID:+wouIZAH.net
ロイ「今年は沢山貰えたよ!」
エリウッド「それは良かったね、お返しもしっかり考えなよ」
ロイ「わ、解ってるよ」
ニニアン(彼の候補の皆さんも、共有を考えたのでしょうか?)
フィオーラ(いつもの騒動がなかったものね、でも空気はピリピリしてたわ)
ニニアン(完全に落ち着くには、まだまだ先ですか)

セリス「今年もユリウスにあげたんだよ!フィレオに負けたくないからね!」
エフラム「そうか……(竜王家の庭が凄いことになってると、ミルラが言ってたな……)」

マルス「……………!……、………!!」
クロム「何でマルスは一つのチョコを見つめて百面相してるんだ?」
カムイ「色々あるんだよ、無闇に突っ込んじゃ駄目だよ」
クロム「むぅ……」

リーフ「何で同じ喪組なのにこんなに差があるのさ!」
クロム「仕事は真面目にしてるし流石に俺だって職場じゃエロ発言はせんぞ」
カムイ「お兄ちゃんの場合大事なところでヘタレてるからいつまでも卒業できないんだよね」
クロム「くっ!俺もルフレと……」
カムイ「そう思うなら早く告白すればいいと思うよ、真っ当に」

アルム「忘れられてなかった……」カンドウ
ジャンヌ「チョコよりそっちの方が嬉しいんですね、でも気持ちは解ります」
セリカ「さりげなく寄り添うのやめなさいよこの泥棒猫!」

385 :助けて!名無しさん!:2017/02/15(水) 10:16:19.65 ID:+wouIZAH.net
以上です、改行ミステリーでずれてしまい申し訳ありません。

386 :助けて!名無しさん!:2017/02/15(水) 18:14:44.80 ID:Go5G3f0d.net
なんか実は良い人は逆チョコやろうとして、道中見かけた迷子を泣きやます為に喰わせて失敗してそう。

387 :助けて!名無しさん!:2017/02/15(水) 19:04:38.75 ID:rlnxbrAN.net
乙、マルスは精神の深みにはまり込んでいっててどうなるか目が離せない
スーの方はさして気にしてなさそうなのがなんとも対比として面白い

388 :助けて!名無しさん!:2017/02/15(水) 21:35:49.37 ID:HHTWOpy1.net
何かヒーローズのエフラムがこのスレのエフラムに被ってしょうがない
暫く見ない内にシスコン拗らせやがって……

389 :助けて!名無しさん!:2017/02/15(水) 23:38:40.45 ID:xEj8zGQa.net
では便乗
380の部分も織り交ぜて

スー「兄さんはどういうつもりなのかしら。マルスにも贈ってみたらどう…って?」
首をひねる。口数少ない兄は時々考えの読めない時がある。
ロイには既に渡した。そうこうしてるうちにバレンタインも終わった。
普段さほど行き会う相手というわけでもないマルス。
親友リンの弟であり、片思いを抱いてる相手であるロイの兄である。
そして一応顔見知り。それ以上でも以下でもない。
何の気無しに買ったたけのこの里を手に、まあなんか行き会いそうもないし、自分で食べちゃうかと箱に手をかける。
ささいなことだがスーはたけのこ派だ。
その時だった……

彼が目の前にワープアウトしてきたのは。


理由は大した事ではない。
アホ神ユンヌのイタズラだ。けっこう構ってちゃんのあの鳥が家の中に仕掛けてたワープトラップ踏んじまったのだ。
あっと思うのも束の間、気が付いたらどっかに飛んでいた。
真っ暗だ。何も見えない。
マルス「なんだよもう…あのアホ…どこだよここ…なんか柔らかい……」
スー「…………………なんでもいいけどどいてくれる?」
マルス「…はぇ?」
間の抜けた声が出た。
はい。その手のコメディものの定番的状況でした。
ワープアウトしたマルスはたまたま偶然信じがたい天文学的確率の結果。たまたま偶然その場にいたスーの胸に顔を埋めていた。思いっきり。
豊かだ。雄大だ。大自然の恵みだ。豊穣だ。リンに近い…げふん。
爽やかな風の香り、草の香り、そして地の恵み。その大きさ、柔らかさにマルスはこの世界が神に愛される祝福された地であることを感じ取った。
大きさは希望、形の良さは感動、そしてその人類の希望が自分の顔を受け止め…
民族衣装を大きく押し上げる部分が柔らかくひしゃげてその感触を伝えてくれている。これだけでご飯5杯は食える。
マルス「ご、ごめんっ……こ、これじゃクロム兄さんだ……」
名残惜しくも後ろ髪惹かれる思いで身を離す。
兄ならばあたふたしつつも未練がましく粘って引き延ばして少しでも長く感触を味わい、そしてルフレさんからビンタをもらうところであろう。
マルスはそこまでムッツリにはなれなかった。
…ファルシオンに血が集まるのだけはどうしようもなかったが。
なんにせよこんなんしてしまったら嫌われてしまっただろうか。などと軽く落ち込んでいたが。
相手はきょとんとしつつもなんか涼し気というかさして気にするでも無い感じだ。
それはそれで異性として意識されてなに気がして複雑である。
ちょっと何を考えてるか掴めないとこのある娘さんではあるが。
異民族ゆえにか表情の読みにくさもある。
…意外と向こうも同じような事をこちらに思ってるのかも知れないがそれは伺い知れない。
さてどうしたものかと思ったのも束の間。
スー「ん」
…の一言でたけのこの里が差し出された。
いや、もうちょっと何か言おうよ。
マルス「…え…くれるの?」
こくんと頷かれた。肯定の意だろう。
スー「一日遅れだけど」
と、付け加えられる。
え、つまりそういう…今日は15日だし。
ものを考えると義理の類かもしれない。間違っても本命ではないだろうが。
とはいえ義理くれるくらいには…だし。
ありがとうと応じるとスーは何度か小さく頷いた。
そして、馬の世話があるからと行ってしまった。

…しばらく呆然としたマルスは家に帰り…箱を前に部屋で悶々として整理されない気持ちのままいろんな表情を浮かべるのだった。
同じく悶々としたファルシオンもそのまま…ごほごほん。

終わり

390 :助けて!名無しさん!:2017/02/15(水) 23:50:09.62 ID:+wouIZAH.net
乙です。

マルスとスーの温度差が面白かったです。
マルスは今後この差を縮める事が出来るのか?

391 :俳諧の少女とぼんやり少女1/4:2017/02/16(木) 01:10:30.54 ID:uVryiodj.net
>>382に便乗させていただきます。

作中の時間はバレンタインの前くらいです。
堅苦しい文しか書けなくて申し訳ない。


ミタマは一人、白夜稲荷神社の境内を掃除していた。
兄のアサマは、昼前から白夜文化財保存委員会の会合で出かけているため、惰眠を貪りたいのを我慢して掃除に励んでいたが―――

「山笑う 光齎す 木洩れ日や 眠くなっても いたしかたなし…ふあ……」

暖かな日差しに誘われ、拝殿の階段に腰掛けるとミタマは微睡みに身を委ねた。

エフラムは一人白夜稲荷神社に出向いていた。
日ごろお世話になっているお礼を返したいとエリンシアが稲荷寿司を作り、代わりに届けてほしいと頼まれたのだ。
奉納品であるため、サクラやキヌに持っていかせるわけにはいかないと考えたエフラムは、二つ返事で引き受けた。

神社への林道を歩いていると、日差しの暖かさに反して草木をそよがせる風は少し肌寒く、
冬の寒さが和らいでも春の訪れはまだまだ遠いということを感じさせる。
出来立ての寿司を冷やさないためにも、早く持っていかなければ……境内へ続く階段を上り終えると、ある人物が目に入る。

「あれは……ミタマか?」

拝殿の階段に腰掛け俯いているのは巫女のミタマであり、辺りを見渡してもアサマやキヌ、サクラはいない。
―――キヌとサクラに関してはサラの所へ出かけたのだろうか。

「どうかしたのか、ミタマ」

近づいて声をかけるも返事はなく、下からのぞき込むと目を瞑り寝息を立てていることが分かった。
困ったことに一度寝るとなかなか起きないらしく、起こそうとしても手応えがない。
日向で寝ているとはいえ、寒空の下寝かせていたら風邪を引いてしまう。

「…仕方ないか」

勝手に運ぶのは良くないと分かっているが、放っておける性格でもない。
エフラムは以前キヌに招かれ部屋で寛いだことがあったため、住居の間取りは大体把握している。
すぐに戻るつもりだったのだろうか住居の鍵は開いていた。
急いで寿司を台所に置き、キヌの部屋に向かうと客人用の布団を敷いてから引き返し、
未だ眠っているミタマを無意識の内にお姫様だっこで抱え、キヌの部屋に敷いた布団に寝かせる。
運んだ時に髪が乱れてしまったらしく、手櫛で優しく撫でつける。

「…ん…くぅ…」
「風邪を引かぬようにな」

そう言い残し、最後に一撫でするとエフラムは足早に部屋を出た。

「…いろんな意味で噂通りの人ですわね……ありがとうございました、エフラムさん」

起きるに起きられなかったミタマはそう呟くが、その頬は赤く染まっていた。

392 :俳諧の少女とぼんやり少女2/4:2017/02/16(木) 01:11:12.34 ID:uVryiodj.net
境内に戻ってきたエフラムは悩む。このまま黙って帰っていいのだろうか。
その時、上空から空気をたたく音が聞こえる。上を見上げるとあれは……ペガサスか?
影がどんどん大きくなっていき細部まで見えてくるとようやく断定できた、ペガサスではなく天馬であると。
境内の脇に着地した天馬、そしてその乗り手は―――

「ヒノカ殿、それにアサマ殿」

白暗家のヒノカと神社の宮司アサマだった。

「帰りもすみませんねえヒノカ様。ところでエフラムさん…なにか用でしたかね?」
「アサマ殿、実は……」

エフラムはアサマにこれまでの経緯を事細かに話す。

「勝手に上がり込んでしまい、申し訳ない」
「いえいえ、こちらも妹が手間をかけさせたようですからねえ…気にしていませんよ」
「忝い、アサマ殿」

幸いにも許しを貰うことができたエフラムだったが、ふとヒノカの方を見ると深刻な顔をしていた。

「ヒノカ殿…どうかされたのか」
「…エフラム殿……実は」

ヒノカは一瞬言いよどんだが、覚悟を決めて語り出す。

「ヒノカ殿の友人であるセツナが行方不明!?」
「ああ……昨日から姿を見かけないんだ」
「正確に言うと、昨日の昼に文化財保存の会合があると私に伝えにきて、それ以来見てないらしいですねえ。
 いつものようにひょっこり帰ってくると何度か申し上げたのですが」
「エフラム殿、ご迷惑を承知で探していただきたい」

心配で顔色が優れないヒノカ、頭を下げられたがエフラムの答えは決まっていた。

「顔を挙げてくださいヒノカ殿、微力ながら力添えいたします」
「本当か!ありがとう、エフラム殿…では私は空から探しながら帰ります」

来た時と同じように天馬に乗り、瞬く間に飛び去って行くヒノカを見送り―――

「では俺もこれで失礼します、アサマ殿」

アサマに別れを告げ、来た道へ踵を返し立ち去るエフラム。

「……やれやれ、相変わらずお人好ですねえ…彼らしいと思いますが」

ただ一人残ったアサマは境内の掃除を始めた。

393 :俳諧の少女とぼんやり少女3/4:2017/02/16(木) 01:12:01.34 ID:uVryiodj.net
ようやく目が覚めたが、未だにヒノカは迎えに来ない。吊るされたままのセツナは困っていたが―――

「あれは…エフラムさん…」

サクラの想い人であり、どことなくヒノカに似ているエフラムを視界の端に捉え、
一縷の望みを込めて、日頃から持ち歩いている気付いてもらう用のおもちゃの弓を引き絞ると―――放った。


エフラムは林道を通りながら思考する。セツナが歩いてきたならばこの道を通るはずだが―――

「む」

咄嗟に体を後ろにそらし、手を前に伸ばすと虚空―――ではなく飛来物を掴む。

「これは…おもちゃの矢か?」

飛来物は鏃の部分に吸盤が付いているおもちゃの矢であり、なぜこんなものがと思いながら、飛んできたであろう方向を凝視する。

「…あれは!!今助ける」

エフラムの目が捉えたのは―――右足に縄が巻かれ逆さに吊るされているセツナの姿だった。
彼女を落とさぬよう罠の一部を解除し、抱き止めてから地面に降ろし縄を外す。
林の中は上空からは見えにくく盲点だ、ヒノカも相当焦っていたのだろう。

「ありがとう……」

先程まで吊るされていたにも係わらず、取り乱しもしていないセツナを見てエフラムは苦笑いするしかなかったが、
彼女を立たせると異変に気付く。

「ッ…痛い…」

セツナの右足を見てみれば、縄に巻かれていた部分が赤く腫れている。
彼女に負担をかけないためにも応急処置が必要であり、距離的にも病院に連れていくより、まず兄弟家に運んだ方がよさそうだ。

「よし、乗ってくれ」

セツナの前にかがむと背中に乗るよう指示する。

「しかし、なんであんな所に」
「おいしそうな木の実が落ちてたから…取ろうと思った」
「いや、あきらかに罠だったぞ」

セツナを背負いながら他愛のない会話をして兄弟家へ向かう。

394 :俳諧の少女とぼんやり少女4/4:2017/02/16(木) 01:12:51.21 ID:uVryiodj.net
帰ってはきたが、エリンシアも出かけてしまったのか誰もいない兄弟家を合鍵で開ける。
縁側にセツナを座らせると、エフラムの自室に常備している湿布を持ってくる。

「…これでよし」

湿布の扱い方はユミナから聞いていたため、すぐに巻き終わった。応急処置にすぎないが、病院に行くまではこれで十分だろう。
サラから貰った新魔導具『英雄フォン』で連絡し、サクラ経由でヒノカに言付を頼む。
……その間中、セツナは口を開く事無く、エフラムの顔を見て呆けている。
物言わずじっと見られるのは気恥ずかしいが……彼女の横に腰掛けると彼女の髪に木の葉がついていることに気付き、
一声かけてから取り除くと、仕上げとばかりに髪を手で梳き、頭を撫でる―――

「…ん」

セツナは目を閉じ、撫でられるがままに受け入れている。
エフラムの手からはセツナの無事に安堵していることが伝わり、彼の心に触れセツナの心も温かさを感じる。
ぼんやりすることが好きな彼女は呆けることも忘れ、撫でる手に身を委ねる。
その表情はなんとも気持ちよさそうで、見ているエフラムも和んでいた。

「…あ」

エフラムが頭から手を放すと名残惜しそうな声を出すが、諦めていつもの呆けた表情に戻る。
彼がハーレムを作っているのは知っているが、願わくは彼のそばに居たい……恋愛は柄ではないと思っていたがそう思ってしまった。

エフラムは一緒にいて心地よさを感じていた。サラ達は口数が多い方であり動と表現するならば、無口なセツナは静だ。
たまにはこういった静かな時間を過ごし、精神を落ち着かせるのも粋なものだ。

会話はなかったが、ヒノカが迎えに来るまで二人は心ゆくまで過ごした。



後日エフラムにバレンタインのチョコレートを渡した二人だったが、義理か本命かは渡した当人が知るのみである。

おわり

395 :助けて!名無しさん!:2017/02/16(木) 03:16:04.06 ID:czh7TAEn.net
乙です。

セツナが好きなキャラなので登場して嬉しいです。
話も穏やかで良かった。

396 :百合と三傑:妹ハンター覇王1/3:2017/02/16(木) 13:53:06.69 ID:IYLHhyWt.net
このまま覇王の流れにのらせて頂きます。

ソレイユ「じゃあ、今日はもう行くんだね」
ララ「ごめんなさい、今日は大事なお客さんの来る公演だから……」
ソレイユ「仕事だから仕方ないよ、だからこそ夕べはあんなに愛し合ったんだからさ」
ララ「も、もうソレイユったら///」
ソレイユ「じゃあ、またね」チュ
ララ「うん、またね///」

ソレイユ「ん〜、ララちゃんも仕事行っちゃったしこれからどうしようかな〜……ん?」
エイリーク「〜〜♪」
ソレイユ「あ、凄い可愛い、ねぇ、そこのお姉さん」
エイリーク「え、私ですか? 何でしょうか?」
ソレイユ「ちょっと時間あるかな?」
エイリーク「え? その、申し訳ありません、人を待っているのですが……」
ソレイユ「その人ってお友達? 」
エイリーク「いえ、そうではなく……あら?」
ソレイユ「ん、アタシがどうかした?」
エイリーク「いえ、どこかで見かけたような……」
エフラム「エイリーク、すまない、待たせたか?」
エイリーク「兄上、いいえ、少しだけです」
ソレイユ「あちゃー、男連れだったか、呼び方からして兄妹かな?」
エフラム「そうか、ん、そちらの彼女は?」
エイリーク「兄上を待っている間声をかけていらして……」
エフラム「む、ひょっとしてナンパか?」
ソレイユ「そうですね、でもご安心を、お相手のいる人にちょっかいかける気ありませんから、このまま退散しますね」
エフラム「そうか……む?」
ソレイユ「ん、どうかした?」
エフラム「どこかで見たと思ったんだが……思い出した、妹、リンに度々話しかけていた子だったな」
エイリーク「ああ、そうでした、その子でした」
ソレイユ「ええっ!リンちゃんのお兄さんとお姉さんだったんですか!?」
エフラム「ああ、改めて自己紹介するがリンの兄、兄弟家のエフラムという」
エイリーク「リンの姉でエイリークです。」
ソレイユ「アタシはソレイユです」
エフラム「そうか、ならソレイユ、少し話したい事があるのだが時間は良いか?」
ソレイユ「え、あのーひょっとしてアタシを逆にナンパ?
     デートの最中じゃ………」
エフラム「すまないが大事な話だ、すまないエイリーク、埋め合わせは今日必ずするから、買い物はもう少し後で良いか?」
エイリーク「大丈夫です、私も少しお話ししたいので」
エフラム「じゃあ少しそこで話そう」
ソレイユ「な、何が何だか……」

397 :百合と三傑:妹ハンター覇王2/3:2017/02/16(木) 13:55:39.94 ID:IYLHhyWt.net
喫茶店

エフラム「突然すまないな、話なんだが、リンの事だ」
ソレイユ「あ、はい、ひょっとして近づくなとか?」
エフラム「そうではないんだが……
     うむ、単刀直入に言うとだな、余りあいつを泣かせる事をしないで欲しいんだ」
ソレイユ「アタシが……泣かせてる……んですか?」
エイリーク「貴女があの子に対しては先ずは友人として接しているのは解るんです。
      でもあの子は、それに対する嫌悪感がとても強いから」
ソレイユ「そう………ですか………
     ………どうすればいいんだろう」
エフラム「諦めるとは、言わないんだな」
ソレイユ「この際だから言っちゃいますけど、アタシは女の子が大好きですし、そんな関係になりたいと思っています。
     だけど、そこまで嫌がるなら無理はしないし、あくまで友達で止める事も多々あります」
エイリーク「なら何故、リンには度々繰り返したのですか?」
ソレイユ「………はっきり言うと、本気だからです」
エフラム「本気……か?」
ソレイユ「自慢じゃないですけど、アタシ、自分のコミュニケーション力には自信があるんです。
     だから、どんな女の子でも次々落としてきたし、友達も一杯います。
     でも、リンちゃんは違いました、嫌悪感が強かった訳だけどあたしを拒否しました」
エフラム「そこまで拒否されて、何故?」
ソレイユ「始めは、意地でした、あんなにすっぱり拒否されたの始めてで、絶対落としてやるって……
     でも、そうして接してるうちに、リンちゃんの色々が見えて来て、リンちゃんの強いところも、可愛いところも。
     それで気付いたらアタシが夢中になってたんです、そこまで進めなくてもいい、友達になりたいって………」
エイリーク「ソレイユさん………」
エフラム「それを、リンに伝えないのか?」
ソレイユ「さっきも言ったけど、意地だったんです、今まで、ナンパなんて簡単で、すぐに落とせたプライドがあって……だからここまで拗れて……バカですよね、アタシ……」
エイリーク「……………」
エフラム「……………」ナデナデ
ソレイユ「ふぇ!突然何を!?」
エフラム「ああ、すまん、だがソレイユなりに色々頑張って来たんだな、と思ってな」
ソレイユ「何でそんなに優しくしてくれるんですか?
     本当は嘘かも知れませんよ?リンちゃんに近付く為利用するとか」
エフラム「これでも人を見る目には自信があるつもりだ、ソレイユが嘘をついている様子は見えん」
エイリーク「それに、嘘だったら、どうして、泣かれているのですか?」
ソレイユ「え?」ポロポロ
エフラム「……使うといい」つハンカチ
ソレイユ「え、あ、ありがとうございます」
エイリーク「ソレイユさんは、優しい方なんですね」
ソレイユ「そ、そんな、アタシは……」
エイリーク「今もリンのために真剣に考えているじゃないですか」
ソレイユ「ですけど、アタシの自分勝手でリンちゃんを傷つけちゃってたし……」
エフラム「ソレイユ、もし、真剣に友人として関わりたいなら、俺達も手伝おうか?」
ソレイユ「ええ!何で!?」
エフラム「あくまで、誤解を解くくらいに話す程度だ、そこからは、ソレイユ次第になる。
     もし、強引に関係を迫るなら、また元に戻ってしまうぞ」
ソレイユ「いえ、そうではなく、さっきも言いましたけど何でアタシにこんなに優しくしてくれるんですか?
     言っちゃなんだけど、アタシ貴方達の妹さんを泣かせて、怒られたり拒絶されても仕方ないと思うんですけど……」
エフラム「む、何と言えばいいか……」
エイリーク「……結局、兄上自身の気質ですね」
エフラム「む?」
エイリーク「泣いている子や頑張っている子を見かけたら手を差し伸べずにはいられない、兄上の困った気質です」
エフラム「すまん、お前に迷惑を掛けて来たか?」
エイリーク「クスッ、いいえ、それで私自身何度も助けられましたから。
      でも他の子にそう易々とされると、嫉妬してしまいます」
エフラム「む……すまない」
ソレイユ「あの〜、いきなり目の前でイチャつかないでほしいんですが……」
エフラム「む……すまん」
エイリーク「ご、ごめんなさい///」
ソレイユ「い、いえ……(あれ〜、目の前の二人、兄妹だよね?)」

398 :百合と三傑:妹ハンター覇王3/3:2017/02/16(木) 13:56:59.78 ID:IYLHhyWt.net
エフラム「それでだ、俺達にできるのはリンにはソレイユがあくまで友人のつもりで接していると話すくらいだ」
エイリーク「後は、話し合いの場を設ける位は」
エフラム「それ以降は、ソレイユ次第になる」
ソレイユ「そこまでして頂けてとてもうれしいです。
     ありがとうございます」
エフラム「リンに友人が増えるなら、喜ばしい事だ、頑張れよ」ナデナデ
ソレイユ「あ……ありがとうございます。
     えへへ、こんな頭を撫でられたのって兄さんに昔撫でられて以来かな?」
エフラム「お前も兄がいるのか?」
ソレイユ「はい、でも……今は、ちょっと疎遠気味ですかね」
エイリーク「あら、喧嘩でもしてるのですか?」
ソレイユ「う〜ん、そこまでは、でもちょっとした、擦れ違い……ですかね」
エフラム「そうか、人様の家庭の事だ、俺達は深くは言えんが、ソレイユが良ければ、話し合って見るのも良いのではないか?」
エイリーク「そうですね、兄妹仲が悪いのは、悲しいと思います」
ソレイユ「ありがとうございます、そうしてみます……あの」
エフラム「ん、何だ?」
ソレイユ「今日、お二人に会えて、色々お話出来て、凄く有意義でした。
     できれば、またお話したいので、アドレス教えて貰えませんか?」
エイリーク「私達の……ですか?」
エフラム「俺も含めてで、良いのか?」
ソレイユ「はい、エイリークさんもエフラムさんも、初めて会ったアタシにここまで親身になってくれて……
     だからアタシ、お二人とこれからも仲良くなりたいです。
     アタシと、友達になって貰えませんか?」
エフラム「……俺などで良ければ」
エイリーク「私も、良いですよ?」
ソレイユ「ありがとうございます」

ソレイユ「あ、兄さん、帰ってたの?」
ラズワルド「ソレイユ、お帰り」
ソレイユ「母さんは?」
ラズワルド「仕事、大事な公演だって」
ソレイユ「あ、ララちゃんもそう言ってたっけ、同じ公演かな?」
ラズワルド「そうなんじゃない? しかし、相変わらずお盛んだね、今日はナンパ失敗したの?」
ソレイユ「ん?成功したよ」
ラズワルド「は? なのに帰ってきたの?成功したならいつもそのままお泊まりなのに」
ソレイユ「いつもそればかりじゃないよ。
     今日はアドレス交換だけで済ませたんだ」
ラズワルド「ふぅん、相変わらずモテモテで凄いね」
ソレイユ「アタシは凄くないよ……」
ラズワルド「え?」
ソレイユ「母さんと違って歌は下手だし、兄さんと
比べてダンスも全然上手くないんだ、それに剣の腕も兄さんの方がずっと上だしね」
ラズワルド「ソレイユ、どうしたの?」
ソレイユ「色々とね、考える事があったんだ、そしたら
アタシ、色んな人に助けれて、守られてるなって思って……」
ラズワルド「ソレイユ……」
ソレイユ「だからね……うん……ありがとう、兄さん」
ラズワルド「あ、あぁ……」
ソレイユ「じゃあ、アタシ部屋で着替えて来るね」
ラズワルド「わかった、夕飯は母さんが作ってくれたから、温め直せばいいからすぐできるよ」
ソレイユ「ありがとう」

ソレイユ「……………」
部屋に入り取り出したアドレス帳を開く、今日加わった二人分のアドレス、一人は優しく、素敵なお姉さん、そしてもう一人、兄を除く、初めて書かれた男性の名前。
何となく、今日のやりとり、頭を撫でてくれた掌の大きさを思いだすと頬が緩むのを感じる。
恐らく彼に対して感じるのはは兄のような甘えだろう、その思いはこれからどうなるかわからない。
それでも今胸の中にあるこの暖かさはとても心地良かった


リン「何かしら、何だか追い詰められたような……」

399 :助けて!名無しさん!:2017/02/16(木) 19:28:36.14 ID:Iku9+RbM.net
最近の良ネタの多さはラブコメ好きには嬉しくてたまらない

>>391
ミタマもセツナもキャラがよく出てて面白かった
おっとりムードもなんか好き

>>396
軽く明るいナンパ師が稀に見せる本気ってなんかぐっとくるものがある
ラズ兄貴も一度誰かに本気になれればもしかしたら喪から脱出できるのかも知れないが…

400 :百合と三傑:神将と竜王女の昼食会1/4:2017/02/17(金) 22:17:09.09 ID:K3BZVPfR.net
ネタ一つ投下します

カミラ「ふふ、よく来てくれたわね」
アイク「招待に感謝する、だが、正直、何故俺を呼んでくれたのか」
カミラ「あら、あの子達は私達の義妹なのよ、義姉として、そんな彼女達を射止めた貴方と交流したいと思ったの」
カゲロウ「昼時ながらすまない、アイク殿」
エルフィ「カミラ様が、どうしてもお会いしたいとおっしゃいまして……」
アイク「そうだったのか」
カミラ「それじゃあ、こちらにいらして、お昼も、こちらで用意してあるわ」

フローラ「お茶をどうぞ」
アイク「あんたは確か、カムイの……」
フローラ「カムイ様の秘書兼メイドをしております、フローラと申します」
カミラ「あら、知らなかったかしら?
    彼女達は元々、此処で奉公していたのよ、此処に預けられたカムイの世話係をしていたの。
    その後、カムイが事業を始める際本人達の希望もあったけどお父様からの好意でこの子達をあの子の側近として送ったの」
アイク「そうだったのか、あいつを良くしてくれて、感謝する」
フローラ「いえ、あの方にお仕えできる事は私達からしても喜び、しかし、お気持ちはありがたく頂いておきます」
カミラ「必要な時は此処に来て貰っているのよ。
    今日もせっかくだから、お願いしたわ」
アイク「成程」
カミラ「じゃあ、お茶会に入る前に他の子を紹介するわ、確か、レオンは会っているわね」
アイク「ああ、今年の挨拶の時以来か、久しぶりだ」
レオン「どーも、姉さんが呼んでくれたから何かと思ったら……でも、今日はよろしく」
アイク「ああ」
カミラ「そして、この子達が私の部下でベルカとルーナよ」
ベルカ「……………」ケイカイ
ルーナ「………よろしく」メソラシ
アイク「? 何か気に障ったか?」
カミラ「ウフフ、ごめんなさい、この子達、とても人見知りなのよ」
アイク「そうなのか」
レオン(姉さん解っていってるな、そしてアイクも気付いて無いみたいだし)
カミラ「そして貴方のお嫁さんであり私達の義妹でもあるエルフィにカゲロウね」
エルフィ「よ、よろしくお願いします」
カゲロウ「よろしく……と、知るものばかりの中でこう言うのも妙なものだが」

401 :百合と三傑:神将と竜王女の昼食会2/4:2017/02/17(金) 22:18:49.31 ID:K3BZVPfR.net
カミラ「それで、貴女達、彼との生活はどう?」
カゲロウ「どう……と言われれば充実しております」
エルフィ「彼や皆様との交流は武に置いても日常に置いてもとても素晴らしいです」
カミラ「そう、女の子を満足させられているのね」
アイク「改めて言われると照れ臭い物があるな……俺とて二人がいてくれて幸せだぞ、無論、他の皆もだが」
カゲロウ、エルフィ「「//////」」
レオン「て、照れると良いながらさらりと言葉が出て来るね」

フローラ「昼食をお持ち致しました」
カミラ「ありがとう、出して貰える?」
フローラ「畏まりました」
アイク「これは、サンドイッチか?」
カミラ「ええ、嫌いかしら?」
アイク「いや、大好きだ、中身は、肉?」
カミラ「ええ、二人から貴方が肉好きと聞いていたから、嫌だったかしら?」
アイク「いや、ありがたく頂こう………
    美味いな、肉自体もそうだが、ソースは、醤油ベースの白夜風か、さっぱりしていてとても美味い」
カミラ「そう、良かったわね、二人とも」
カゲロウ、エルフィ「「ほっ……」」
アイク「これは二人が?」
カミラ「ええ、お肉はエルフィが焼いて、ソースはカゲロウが作ったわ」
アイク「そうか、肉は良い焼き加減でソースも良い味わいだった、とても美味かったぞ」
エルフィ「喜んで貰えて良かったです」
カゲロウ「セルジュ殿から、教えて貰った甲斐があった」
アイク「こっちは……さっきと違うな、肉はレア、味付けは塩と胡椒のみか」
カミラ「お気に召さなかったかしら?」
アイク「いや、こちらも美味い……ひょっとして、これはあんたが?」
カミラ「あら、良く解ったわね」
アイク「あんたと、部下二人の前に同じ物があるからな」
カミラ「ええ、私もお肉は大好きだから、それも血の香り漂う、余り焼かない物がね」
アイク「そうか……とても美味かった、感謝する」
カミラ「どういたしまして♪」
アイク「それで、レオン、あんたはそれで良いのか?」
レオン「僕は余り肉は好きじゃないんだ、むしろこっちの方が好物なんだよ」トマトメイン野菜サンド
アイク「そうなのか」

アイク「とても美味かった、改めて感謝する」
カミラ「どういたしまして、また、お話したいわ、できれば、貴方の他のお嫁さん達とも」
アイク「機会があればな」
カミラ「それから、貴方の妹さん、リンちゃんと言ったかしら?
    あの子とも、お話したいわね」
アイク「リンと……か、そう言えばあんたは、度々リンに話しかけてたな」
カミラ「ええ、ガードが固くて、中々仲良くなれないのよね。
    いっそのこと力ずくで迫っちゃおうかしら」
アイク「もし、そうするなら、俺は黙っていられん、兄として、妹に危機があるなら全力で守る」
カミラ「あらそう……
    いっそのこと、貴方を倒せば、リンちゃんが手に入るかしら、そして、その二人を含めた、他の子達も……」
アイク「それならば……皆を守るためなら、俺は容赦はせん」
カミラ「なら、これを使うとしても?」つボルトアクス、魔法書
ルーナ「あんたは化物級の強さを持ってるけど、魔防が低いのは有名な話よ。
    それに、私達を忘れんじゃないわ」
ベルカ「私達の身を持ってしても、カミラ様は守って見せる……」
アイク「そうか、だが例え魔法相手だとしても、何人いたとしても、退く理由にならん」
エルフィ「それに、アイク様だけではありません」
カゲロウ「私達とて、彼を守るなら身を賭す覚悟はある」
エルフィ「それが例え、カミラ様、貴女に槍を向ける事になっても……」

ゴゴゴゴゴ
レオン「え? いきなり何、この展開」

402 :百合と三傑:神将と竜王女の昼食会3/4:2017/02/17(金) 22:20:52.38 ID:K3BZVPfR.net
カミラ「………ふふ」
アイク「?」
カミラ「ベルカ、ルーナ、下がりなさい
    貴方の想い、見せて貰ったわ」
アイク「想い?」
カミラ「始めにリンちゃんだけで話した時より、貴方のお嫁さん達を加えて話したとき、貴方から感じた強さがかなり強くなったわ。
    そして、その二人が、私達への忠誠を天秤に掛けても、貴方への愛をとった。
    貴方が、どれだけ彼女を愛し、愛されているか、見させて貰ったわ」
アイク「そういうことだったのか、すまなかった」
カミラ「試したのは私よ、謝る必要はないわ」
エルフィ「あの、その……」
カゲロウ「申し訳ありません、カミラ様」
カミラ「いいのよ、言っては何だけど、堅物な貴女達のそんな姿が見れて、良かったわ」
アイク「あんたは……優しいんだな」
カミラ「優しい、私が?」
アイク「さっき相対して解った、あんたはかなり強い、それこそ俺の知るなかではセルジュと並ぶ程か」
カミラ「そうね、戦うのは嫌いじゃないわ、己を鍛えるのもね」
アイク「それだけの力があればリンを手に入れることは容易だろう、一人では邪魔があっても、絶対の忠誠を誓う二人がいる。
    だが、あんたはそれをしないのだから」
カミラ「それは当たり前よ、私は可愛い子が大好きですもの、彼女達が泣く方法を進んでとる気はないわ」
アイク「だが自身の欲望のまま身勝手に行動するやつは多い、身近な例としては恥ずかしながら俺の弟とかな」
レオン「本当だよ、どれだけ痛めつけても懲りないんだからあの葉っぱ」
アイク「本当にすまん、そしてリンはそんな身勝手な者のせいでそれに対しての嫌悪感が強い」
カミラ「そういう事ね、貴方は、どう思っているのかしら?」
アイク「既にカムイがいるしな、お互いが納得し愛し合っているのなら、俺は言うことは無い」
カミラ「そう……ふふ、強さだけでなく、懐も深いのね」ギュ
エ、カ、ベ、ル、レ『!!!!!』

他の者が驚愕したのも無理はない、彼女はその豊満な胸で彼の頭を抱き締めたのだ。
普通の男なら間違いなくテンパる状態だが……

アイク「………突然どうした?」
カミラ「全然、動揺しないのね、私に魅力が無いのかしら?」
アイク「いや、あんたは女としては間違いなく魅力的だしこれの心地も悪くない
    だがすまないが、してもらうならカゲロウ達、あるいはミカヤ姉さんにしてもらえた方が俺は好みか」
カミラ「こうして私の身体を感じながら、他の女の子の話をする人は初めてだわ。
    これが、愛なのかしら?」
レオン「違うと思うよ、姉さん、しかし……」
ルーナ「カミラ様に抱き締めて貰っただけで大罪なのに何よあの反応………」
ベルカ「ゴリラ殺すゴリラ殺すゴリラ殺す………」
レオン「君ら中々面倒臭いね」
エルフィ「カミラ様!いい加減アイク様を解放して下さい!」
カミラ「あら、ごめんなさいね」
カゲロウ「アイク殿、大丈夫か?」
アイク「大丈夫だ、別に苦しいとかはなかったしな」
カゲロウ「そ、それなら、今度は私に抱き締めさせてくれないか……///」
エルフィ「わ、私もします」
レオン「こっちはこっちでなんかラブコメしてるし……」

403 :百合と三傑:神将と竜王女の昼食会4/4:2017/02/17(金) 22:22:26.32 ID:K3BZVPfR.net
カミラ「今日はありがとう、とても楽しめたわ」
アイク「俺も楽しい時間が過ごせた、礼を言う」
カミラ「またいらしてね、今度は他の子達も交えて」
アイク「ああ……今回の件であんたの人となりも知ることができた。
    礼と言うわけでも無いが今度リンと話ができるように考えよう」
カミラ「あら、私としてはとても嬉しいけど、いいの?」
アイク「あいつも仲のいい友人が嫁いで気落ちしている部分があるからな、落ち着いて話せる友人が必要だ。
    だが始めのうちはあいつの嫌悪感があるから、俺や男兄弟が同席することになるが」
カミラ「構わないわ、せっかくの機会だもの、例え友人でも、あの子とは仲良くしたいわね。
    そして、貴方とも………」
アイク「俺とも……か?」
カミラ「ええ、今日貴方をみて、あの子達が惚れた魅力を見せて貰ったもの
    友人としてながら、今後貴方とも仲良くしていきたいわ」
アイク「俺としては構わない、今後もよろしくな、カミラ」
カミラ「ええ、よろしく、アイク、今度、手合わせしましょう」
アイク「それはありがたいな」
エルフィ「今日はありがとうございました、一緒にいられて、良かったです」
アイク「俺も、二人と過ごせて良かったぞ」
カゲロウ「そう言って貰えると嬉しい、また後でそちらに伺うとしよう」
アイク「ああ、待っている、またな」
カミラ「ありがとう、またね。
    あらあら、二人とも、しがみついてどうしたのかしら?」
ルーナ「だって……」
ベルカ「カミラ様が……あんな男と……」
カミラ「あらあら、安心感なさい、彼とはさっきも言ったように友人よ。
    私は貴女達を、決して捨てることはないわ」
ベルカ「でも……」
カミラ「あらあら、じゃあこの後、お部屋で一杯可愛がってあげる、それならどうかしら?」
ベルカ、ルーナ「「//////」」
カミラ「良いみたいね、それでは、行くわよ
(……でも、楽しい時間だったわ、また会いましょうね、アイク……)」


リン「……何かしら、更に追い詰められたような感じが……」

404 :助けて!名無しさん!:2017/02/17(金) 22:37:36.06 ID:PXxycLLP.net
リン姉さんの明日はどっちだ…乙でした
マジギレしたベルカはいろんな意味で恐そう

405 :助けて!名無しさん!:2017/02/18(土) 01:08:13.48 ID:RKduDNA1.net
>>396-398
>>400-403

リンとソレイユとカミラの親睦会
に、同席するエフラムとエイリークとアイク
に、同席する嫁達とラーチェルとリオン

更に他の兄弟や関係者も混ざったら……うーんカオス

406 :助けて!名無しさん!:2017/02/18(土) 08:18:54.44 ID:tpxyF0RF.net
こうなってくるとリンとソレイユの関係がどうなるのか気になるし期待したくなる
ソレイユ変な奴だけどいいやつだし

407 :野生少女の新たな悩み:2017/02/18(土) 09:06:57.43 ID:2JY3SmFf.net
リン「…………はぁ」

冬の寒さも和らぎ始め暖かい日差しが照りつける昼下がり、リンは重い溜息を吐いていた。
理由は自分の兄弟の内3人、アイク、エフラム、エイリークから言われたことだ。

『カミラ、ソレイユの2名は強引に関係を迫ることはなくあくまで友人としての交流を望んでいる。
 お前の気持ちは解らないでも無いが話をしてみてはどうか?』

突然だが、リンは百合が嫌いだ。
ただ流石に性癖迄否定しないし自分に関わらないなら愛し合うことは否定しない、さもなくば姉であるカムイやエイリークを嫌うことになっていただろう。
だがとある女性から、自身は百合と決めつけられ、強引に追い回され迫られた事から、百合に対して過敏に苦手意識を持っているのだ。

この辺りリンにも問題点はある。
彼女の凛とした佇まいは王子様の様な凛々しさを見せ、夢見がちな少女からはお姉様と呼ばせる雰囲気がある。
更に自身の親友であるスーやフロリーナにやや過剰に関わり、スキンシップも辞さない交流を続けていたのである。
誤解される温床は元々出来ていたのだ。

話を戻そう、これが兄2人だけならまだ断る事に躊躇いはなかった。
2人は真面目で実直だが言い換えると単純な部分がある、失礼ながら口八丁で丸め込まれた可能性もあったからだ。
だがここに姉であるエイリークが加わると話が変わる。
彼女は穏やかで優しいが頭がよく洞察力に優れている、そんな彼女迄が言うのを考えると断りにくい。
ましてや兄達も自分の為に最大限手を尽くしてくれたのだ。

『お前がそう言う性癖に苦手意識を持っているのは解っている。
 受ける場合、自分達がその交流の場に同席するしどうしても無理なら断っても構わない』

この言葉から3人がどれだけ自分を思ってくれたのか解ってしまう。
理由は親友の1人、フロリーナが兄弟であるヘクトルに嫁いでしまった事だ。
疎遠になった訳では無いが寂しさを感じてしまい、明らかに気落ちしていた。
彼らはそんな自分の為、新たな友人として交流を図ってくれたのだ。
よりにも寄ってどうして彼女達なのかと思わないでも無いが、彼ら自身が彼女達と交流し思う所があったらしい。

大好きな兄達の心遣いには応えたいが苦手なものは苦手、その日は眠る直前迄悩ませる事になるのだった。

408 :助けて!名無しさん!:2017/02/18(土) 12:43:21.25 ID:tpxyF0RF.net
リン「ねぇヘクトル」
ヘクトル「あん?なんだよ」
リン「あんた最近、どう?」
ヘクトル「おう、体重なら170キロをキープしてるから体調もいいし、動きもキレてるぜ」
リン「ファリナが管理してくれるようになってから締まってるもんね。結婚する前のあんたはぶくぶく弛んでたし…って、そうじゃなくて!」
ヘクトル「あのころは200キロ超えてたからな…って、違うのか?じゃあなんだよ」
リン「ビラクさんとどうって聞いてるのよ!」
ヘクトル「なんもねえよ!?あるわけねえだろ!」
リン「でも聞いた話じゃ白夜って衆道とかいってホモも割合OKな文化なんでしょ?それに角界は男所帯だから時々あるって聞くけど」
ヘクトル「まったくねえとは言わねえがさすがに少数派だぞ…あと俺はノンケだからな!結婚してからは誘われなくなったしな!」
リン「するまでは誘われたのね」
ヘクトル「思い出させるな!…ったく…なんだってんだ」
リン「ちょっといろいろ考え事があんのよ…ほら、ホモは拒否っても友情は成立するとか。ビラクさんあんた追っかけて力士になったし、土俵で戦った後は戦った者同士の男の友情が成立するとか」
ヘクトル「…戦った奴とダチになることはあるけどビラクはお断りだ!」

409 :あくまで姉弟愛!:2017/02/19(日) 03:15:24.68 ID:8NH0nFXW.net
>>402
遅レスながら便乗させていただきます



「えーっと、この状況、何?」
 戸惑うミカヤを取り囲むのは、アイクの嫁一同とエリンシア。
 面子からして、アイク関連なのは分かるが、それ以外はさっぱりだ。
「分かりませぬか? 義姉上」
「分からないから聞いているんだけど……アイクに何かあったの?」
「とぼけているわけでは、なさそうですね」
「自覚がない、ということでしょう」
「それはそれで、どうなのかしら」
 何やら、散々な言われよう。
 だが、言われたように、特にこんな包囲される覚えは無い。
「うーん……一緒にお風呂に入ったのは、結構前が最後だし……」
「……罪状……1つ追加です」
「え」
 自爆というか自供であった。

「あーもう! 本当に身に覚えがないのよ! なんなのこの状況!」

 天を仰ぎ降参するミカヤに対し、エルフィとカゲロウが事情を説明する。
 その最中にも何度か騒ぎがあったが、要約すると。
「カミラさんに抱き締められたアイクが、お嫁さんのみんなか私にしてもらう方が好み、って?」
「はい」
「つまり」
「ここ最近」
「アイクさんを」
「抱きしめた」
「覚えは?」
「………………………………あ、先週の……って! 無言で武器を構えるのやめて!?
 説明! 説明するから! ね!?」
 周囲の威圧感に狼狽しつつ、必死に弁明を図るミカヤ。
 正直に言って、彼女達の集中攻撃を受けたら、塵も残らない。
「工務店の業務で、作業中に竜を近付けさせないっていう、いつもの仕事があるでしょ?
 アイクったらその時に、竜に一切ダメージを与えず抑える、なんて無茶したらしくて」
「あー、あったねー」
「セルジュさんとの約束なんだっけ?」
「……竜のステーキ……食べたかったです……」
「駄目よ」
「…………残念……」
 人外すぎるアイクの所業を、普通に受け入れている嫁一同。
 常識とか色々どっかに飛んでいっている。
「とにかく、さすがのアイクも疲れたみたいでね?
 帰ってシャワー浴びてすぐ、倒れそうになっちゃったのよ。
 受け止めようとしたんだけど、体格的に無理があって……。
 あ、完全に倒れる前にアイクが持ちこたえてくれたから、怪我はなかったわよ」
 ふむふむ、と静聴する周囲。
 とりあえず、話を聞くことにしたらしい。
「それから、『少し休ませてくれ』って、久しぶりアイクが甘えてきたから、懐かしくなってゴロゴロとーー
「体勢は?」
「へ?」
「その時の、2人の、体勢は?」

 威圧感、再び。

410 :助けて!名無しさん!:2017/02/19(日) 03:16:35.01 ID:8NH0nFXW.net
「……アイクの頭を抱きしめたまま、畳に寝転がってました。1時間くらい」


 判決はーー

「有罪、ですわ、ミカヤ姉様」

 ーー許されなかった。



このスレのアイクって、「ミカヤ姉さんの匂いが1番落ち着く」とか思ってそう (・ω・)

411 :助けて!名無しさん!:2017/02/19(日) 04:20:16.34 ID:ksjB1F1i.net
乙です

甘えるアイクと受け入れるミカヤ、嫉妬する嫁一同が可愛く見えてしまった。
笑わせて頂きました。

412 :メイド喫茶をやろう:2017/02/19(日) 15:21:08.07 ID:VZwjNbl0.net
カムイ「…と…いうわけです。タイトルの通りなんだね」
リン「はぁ……やれば?」
カムイ「つめたっ!?反応薄っ!?」
リン「だって他に何を言えと」
カムイ「フェリシアとフローラだけじゃ人手が足りないんだよーシフト回らないんだよー協力ヨロシク♪」
エリンシア「募集すればよいのではありませんか?」
カムイ「もちろんするけど思い立ったら吉日って言うじゃん?竜脈使って瞬時に施設用意できるアタシの能力はビジネス拡大の速度で他を寄せ付けないけど人材はそうもいかないからね」
ミカヤ「んーっと、つまり人が集まって軌道に乗るまでは私たちにやってほしいなってゆーことかしら」
カムイ「そゆことそゆこと。もちろんバイト代も出すし。兄さんたちのお嫁さんたちにもそれまで手伝ってもらえば立ち上げ時の人員は充分になるんだよ。モブメイドが集まるまで!お願い!」

リン「と、ゆーわけでステータスが出たけど…」

年齢 学歴 体力 敏捷 レジ 社交 警備 清掃 接客

カムイ「メイド喫茶従業員として必要なステータスだね。まぁだいたい見た通りみたいな」
セリカ「これ、ザ・コンビニ…」
カムイ「OK、そこんとこはおいとこうか。ちなみにキッチンはジョーカーを専属にするからね。じゃあいってみよう、1〜100で出してみるよ」
エイリーク「もしかして単にプレイしたゲームのステータスにちょっと当てはめてみたかったんでしょうか?」

ミカヤ ∞ 無し 5 10 5 60 30 50 40

ミカヤ「だめねー、もう歳かしらね。だるだる。シフトは午前中だけにしてね」
カムイ「うん…お姉ちゃんに無理はさせられない…よね」

エリンシア 24 大卒 65 85 75 60 90 100 80

リン「たかっ!?なにいきなりこのステータス!?…さすが我が家の家事マスター…」
カムイ「おっしゃ!いきなり主力ゲットゥ!」
エリンシア「家事の合間にちょっとパートタイムで生活費の足しにするのもいいのかしら」

エイリーク 18 高校 50 70 90 100 75 55 95

カムイ「接客系はほぼ完璧だね…さすが我が家の良心。そしてありあまる知性」
エイリーク「ふふ、人とお話するのは嫌いではありませんから」

リン 15 中学 100 100 20 65 95 15 65

カムイ「体力系ばっかじゃん。脳筋じゃん」
リン「るっさいわね!ほっといてよ!」

セリカ 14 中学 55 60 55 10 45 85 10

リン「ちょっと…接客系が低すぎない?」
セリカ「あ、あっれ?おっかしいわね…なんで?」
カムイ「うん、お客さんに布教するのはやめようね。引かれるし逃げちゃうから」

カムイ「で、ほんと言うとアイクお兄ちゃんエフラムお兄ちゃんヘクトルお兄ちゃんエリウッドお兄ちゃんのお嫁さんたちとラケシスさんやシーダちゃんのステータスも書こうと思ったけど、
    初期メンツはこれでいいかなって」
リン「単に思い付きでなんとなく書いたって言っときなさいよ」
フェリシア「わ…私のステータスは…はわ…はわわ…」
フローラ「…本職なのにこんなんなのかってがっかりするから見ない方がいいわ」
フェリシア「……orz」

店舗経営ゲームやっててなんとなく書いた
落ちは特にないが兄妹たちやメイドーズや嫁さんたちのメイド喫茶って夢があると思う

413 :助けて!名無しさん!:2017/02/19(日) 18:17:51.38 ID:9a1teTD1.net
乙です。

他の嫁達で言うと、セルジュさん辺り物凄い数値を叩き出しそう

414 :助けて!名無しさん!:2017/02/19(日) 18:52:01.95 ID:2ZDwoEMC.net
集客力で言うとリンは後輩(女子)とか最近の流れに望みをかけたケンラスが来そう。
ミカヤはいつもの三人と縁側みたいな空間形成してそう。
エイリークは客も良く呼ぶがセクハラ被害受けてエフ暴走→客が逃げるとか有りそう。
セリカは……宗教仲間脅さずに頑張れ

415 :百合との間に女同士の友情は成立するのか?1/3:2017/02/19(日) 20:49:05.90 ID:9a1teTD1.net
>>405に乗って投下させて頂きます

ソレイユ「こんにちはー」
カミラ「お邪魔するわ」
エフラム「ソレイユ、よく来てくれたな」
アイク「カミラもよく来てくれた、歓迎する」
ソレイユ「いえ、いよいよリンちゃんとお話できるんだから、とても嬉しいですよ」
カミラ「本当に場を整えてくれた事、感謝するわ」
エフラム「ありがとう、早速、案内しよう」
ソレイユ「よろしくお願いします」

 兄弟家の広いリビングに座り、リンは緊張した面持ちで待っていた。
 悩み抜いた末話し合いに受ける事にし、3人の他話を聞いたカムイも協力してくれた事で、ただ対談のように話し合うのではなくそれぞれの恋人達も呼びホームパーティー形式で親睦会を開く事にしたのだ。
 その為この家には彼女達兄弟5人の他エフラムとアイクの嫁10人ずつ、エイリークの恋人候補であるラーチェルとリオン、カムイの恋人のメイド姉妹とジョーカーとシャラがおり、非常に賑やかであった。
 他兄弟姉妹は話をつけて出かけて貰ったり何とか連れ出したりした。

サクラ「リン義姉様、大丈夫ですか?」
リン「ええ……正直言えば逃げ出したい気持ちはあるわ」
エリーゼ「大丈夫だよー、お姉ちゃん、多少強く行くことはあるけど強引じゃないから」
サクラ「家でもヒノカ姉様に迫る事はあっても、姉様が嫌がれば直ぐに引きますから、そんな強引にはしません」
カムイ「ソレイユも大丈夫だよ、あの子も女の子が大好きでも泣かせるのは好きじゃないから」
リン「ええ……でもやっぱり不安だから、話す時には側にいてね」
エイリーク「わかりました、ですからリンは、しっかり思いの丈をぶつけなさい、しっかり話し合うことでお互いに近づけますから」
リン「わかったわ、姉さん」

エフラム「ここだ、どうぞ入ってくれ」

 エフラムが開けた扉の先は圧巻であった。
正直リンの事がなくても間違いなく来て良かったと言える風景だ。
 室内の壁は可愛らしく飾られテーブルには美味しそうな料理が並びそして室内にいるのは案内してくれたエフラムとアイク。
 エイリークの側にいる銀髪のイケメン男性、給仕に動くジョーカーを除く全てが女性、それも少女から大人まで極上と呼んで良いほどの美女や美少女が集まっていたのである。
 リーフだったりとある女盗賊がこれを見れば理性を飛ばし飛びかかっていただろう。
 二人はしばしその光景に見蕩れるも直ぐに笑顔になり、中に入って行く。

カミラ「こんにちは、今日はこの様な場に招いて頂いて、感謝するわ」
ソレイユ「お、お招き頂き、ありがとうございます!」
カムイ「どうぞ、二人とも座って、じゃあリンと二人の親睦会、始めるよ!」

416 :百合との間に女同士の友情は成立するのか?2/3:2017/02/19(日) 20:54:46.34 ID:9a1teTD1.net
カミラ「まずは自己紹介からね、私は白暗夜家のカミラ、どうぞよろしくね♪」
ソレイユ「アタシはソレイユです、よろしくお願いします!」

 彼女達の自己紹介を皮切りに他の者達続いて行く、何気にそのメンバーの出自に別の意味で圧巻された二人(特にソレイユ)であったが滞りなく進んで行く。
 そんな中男性であるリオンやジョーカーが紹介する際も二人は特に変わりなく受けいれ温かく返した姿にリンは驚いていた。
 自分の知る百合の女性なら眉を顰め、ぞんざいに返していただろうから。

カミラ「ふふ、やっとこうして会話できるのね、とても嬉しいわ」
ソレイユ「リンちゃん、今日はよろしくね♪」
リン「ええ……お願いするわ」
アイク「大丈夫だ、二人は何もせん」
エフラム「万が一何かあっても、俺達が守る」
リン「お願い」

 そしていよいよ始まった交流、3人の側には兄弟の2人がおり、その近くには他の者と交流しながら姉妹が控えていた。

リン「えーと……先に言っておいていい?」
カミラ「何かしら?」
リン「貴女達は私と仲良くなりたいって言ったけど……
   私、グレーゾーンとか、貴女達となる気は絶対に無いからね
   貴女達と違って、私はノーマル、ちゃんと男の人が好きだから!」
カミラ「……ええ、わかったわ」
ソレイユ「それでいいよ、アタシ達はリンちゃんと友達として仲良くなりたいんだから」
リン「え?……ええ」
ソレイユ「それで、アタシ達もリンちゃんに言いたい事があるんだ」
リン「な、何?」
ソレイユ「………リンちゃん、ごめんなさい!!」
カミラ「私からも、ごめんなさい、リンちゃん」
リン「ええ!?」
ソレイユ「アタシ達の身勝手で、リンちゃんに悲しい思いをさせて、ごめんなさい」
カミラ「今になって思うと、貴女の都合、全然考えて無かったわ」
リン「た、確かにそうだったけど……」
ソレイユ「でも、身勝手かも知れないけど、それでも、アタシ達、リンちゃんと友達になりたいの」
カミラ「言葉だけで許されないなら、出来る限り、償うわ」
リン「い、良いわよそんなの!
   考えてみたら、二人には話しかけられただけでそうなにされた訳じゃないから
   でも、やっぱり私もその部分で怖いのがあるから、あまり彷彿とさせる言い方は止めて」
ソレイユ「ありがとう、リンちゃん。
     解ったよ、今後は、リンちゃんが嫌な思いをしないよう、言葉に気を付けるね」
カミラ「ありがとう、私もそこはよく考えるわ
    改めて、今日はよろしくね」
リン「よ、よろしく……」

 決意を込めて2人を望むように受け入れる気はないと言ったにも関わらずあっさりとした返答であった。
 それだけでなく今までに対ししっかりと謝罪をしてきたのだ。
 あまりの展開に少し混乱するも、3人は会話を進めていく。

ソレイユ「へー、リンちゃんは草原で過ごすのが好きなんだ、その辺りは行ったことがないなぁ。
     今度連れて行ってくれる?
     勿論嫌なら構わないし、2人きりが嫌なら誰かお兄さんも一緒とか」

 一般ではあまり理解されないリンの趣味に興味を持ってくれたり。

カミラ「恋人募集なら私の弟のレオンはどうかしら?
    素直じゃないところはあるけどとても良い子よ」

 恋人紹介の話までしてくれる等、彼女の知る百合と真逆の対応だった。
 それこそ普通に女友達としての会話と言っても遜色ない、その上……

417 :百合との間に女同士の友情は成立するのか?3/3:2017/02/19(日) 20:56:48.53 ID:9a1teTD1.net
ソレイユ「エフラムさんは休日何をしてるんですか?」
エフラム「色々だな、槍の稽古に専念することもあるし彼女達とのデートをするときもある」
ソレイユ「エフラムさんの彼女達、みんな可愛いですね」
エフラム「ああ、こう言うのも気恥ずかしいが、誰一人として譲れない、大切な者達だ」
ソレイユ「そうですか、安心してください、前にも言ったけど、相手いる人にちょっかいはかけませんので」
カミラ「アイクはどうやってあそこまで鍛えたの?」
アイク「昔はラグドゥ遺跡で魔物狩りをしていたが、今は専らセルジュと模擬戦をしてるな」
カミラ「確かあそこで給仕をしている娘よね、そこまで強いの?」
アイク「ああ、みんなの中ではダントツだな」
カミラ「凄いわね、それだけ強いのに気遣いも完璧で、フローラがあんなに指導されるのなんて始めて見たわ」
アイク「出会ってから色々あったが、大切な人だ、勿論他のみんなもだがな」
カミラ「ふふ、羨ましいわ」

 男兄弟とも気安く話しているのだ、彼女の百合に対しての偏見とも言える観念が崩れて行くのを感じた。

 それから親睦会は和やかに進んで行く、ゲストである2人は他の人達とも交流を図り。
 アイクやエフラムの嫁と会話をしたり同じく百合であるラーチェルやシャラとの嫁自慢をしあったりと楽しく過ごす。

帰宅時
カミラ「今日はとても良い日だったわ」
ソレイユ「とても楽しかったです、ありがとうございました」
アイク「2人が楽しめたなら良かった」
エフラム「俺達も有意義な時間だった」
エイリーク「また、来てくださいね」
ソレイユ「はい、ありがとうございます」
カミラ「リンちゃんも、今日はありがとう」
リン「ええ………あの………」
カミラ「何かしら?」
リン「やっぱり、これまでの事があるから、百合の人に苦手意識はあるの………
   でも、二人と過ごすのは、悪くなかったわ、だから………またこうして、友達としてなら、過ごしても良いと思うの………」
ソレイユ「ありがとう、リンちゃん!」
カミラ「とても嬉しいわ、また、会いましょうね」
ソレイユ「今日はみんなと知り合えて、リンちゃんとも仲良くなれて、とても良い日でした。
     エフラムさん、エイリークさん、本当に、ありがとうございます」
エイリーク「ソレイユさんが楽しく過ごせたならとても良かったです。
      また、お会いしましょうね」
エフラム「みんなとも仲良くなれていたようで良かった、またいつでも来ると良い」
ソレイユ「ありがとうございます」
カミラ「私もみんなと会話できて、いい日だったわ。
    アイク、誘ってくれてありがとう」
アイク「リンと皆と楽しんで過ごせたなら良かった、また来るなら歓迎しよう」
カミラ「ありがとう」
リン「じゃあ、ソレイユ、カミラさん、今日はありがとう。
   これからもよろしくね!」
ソレイユ「これからもよろしく、今度何処かに遊びに行こう」
カミラ「今度は家に遊びに来てね、歓迎するわ」
リン「ありがとう、2人とも、またね!」

418 :助けて!名無しさん!:2017/02/19(日) 22:06:14.79 ID:VZwjNbl0.net
乙でした
ソレイユ好きには出番増加はたまらない

百合のヘザーさんの男嫌いよりも百合ではないラドネイの男嫌いの方が大分深刻だと思う

419 :助けて!名無しさん!:2017/02/20(月) 01:45:59.49 ID:LsJVRfjD.net
ラドネイ「実際さ…みんな誰それが好きとかハーレムとかに入ったりとかしてるけど私には男の何がいいのかちっともわからないよ…」
ラクチェ「え、ドズルのバカ共がウザいのはわかるけど結局人それぞれだよ?シャナン様みたいな素敵な人もいるんだから一括りに嫌う事無いと思うけどな」
ラドネイ「…別に彼氏なんか作らなくたって生きてけるし生理的に受け付けないし…無理にいいとこ探す必要を感じないよ…てかシャナン様ロリコンじゃんか」
ラクチェ「確かにっ、確かにオイフェ様ともども年下の彼女しか作れないからそー見えるのはわかる!わかる!…けどっ、
     それって年下だろうと子供だろうと好意を真剣に受け止めてるって事だと思うんだよね。覇王がロリコンだけどモテるのってその辺もあるんじゃないかな」
ラドネイ「…まあ…いい方に取るならそれはそれでいいんだけど」
ラクチェ「ラドネイはマイナス思考すぎー」
ラドネイ「ラクチェがポジティブ過ぎるんだってば」

420 :交流会の裏で1/2:2017/02/20(月) 06:21:50.40 ID:8TU4E+HI.net
乙です
>>415のオマケ的に書いたのですが長くなったので別の話にしました。

兄弟家より少し離れた地点、リンの交流パーティーが行われている頃

リーフ「酷いじゃないか!カミラおねいさんが家に来てるのに僕を除け者にするなんて!」
ヘザー「リンちゃんが百合と交流を持ってる大チャンスなのに私がそこにいないなんてアリエナイわよ!
    何としても参加しなくちゃ!」
ヒーニアス「エイリークが参加するパーティーに私がいないなど有り得ん!
      この機会にあの二人を追い抜き彼女を私の物に!」
マルス「くっ!よりにも寄ってあんなところで鉢合わせるなんて、このまま突っ込まれたらまずいことになる!」

 兄弟で協力しリンの為用意されたパーティー。
 しかしリーフが大好きなカミラが来ることが解ると間違いなく暴走し台無しになると考え彼に情報は伏せられ上手く連れ出していたのだが。
 どうやって情報を得たのか自宅に向かい爆走するヘザーとヒーニアスに鉢合わせになり。
 情報を知ってしまったリーフは共にいたマルスを振り切り欲望全開に自宅へ向かっていたのだ、だが………

エリウッド「悪いけど、ここから先は進ませないよ」
リーフ「エリウッド兄さん!」
エリウッド「今日のイベントはリンにとって大事な事になるんだ。
      それを壊させる訳には行かないんだよ」
ニニアン「ここで退いて下されば、私達は何もしません」
フィオーラ「しかしそれでも通ると言うのなら、手荒な事になるのも仕方ありません」
ヘクトル「ま、あんなでも妹だからな、やるときは、俺だってやるんだぜ!」
ファリナ「それでも進むなら、あたしだって手加減できないわ」
フロリーナ「リンは私が守ります!」
ルーナ「カミラ様は、私達が守るわ!」
ベルカ「……葉っぱ……殺す!」
ヒーニアス「くっ!しかし、ペガサスナイトならこのニーズヘッグと必的で……」
ファリナ「遅いわ!」
フィオーラ「これで、決める!」
フロリーナ「トライアングル……アターーーック!!」
ヒーニアス「アータスケテエイリーク!!!」
ルーナ「このまま決めるわ!」
ベルカ「…………!!」
リーフ「コノヒトデナシー!!!」
ヘザー「くっ!何とか私だけでも」
ヘクトル「悪いが」
マルス「貴女だけは特に通す訳には行きませんよ」
エリウッド「貴女はリンにとって特に危険だ、このまま退いて下さい」
ヘザー「冗談じゃないわ!今日はリンちゃんが百合との交流を図るチャンスなのよ。
    私がそこに行ってリンちゃんを百合の世界に一気に引きこまないと!」
エリウッド「貴女は勘違いをしている、リンは百合になるため彼女達と話すのが目的じゃない。
      彼女達の思いが友情であることを理解し友人となるための物なんだ」
ヘザー「何言ってるのよ、あの二人は立派な百合何だし、その二人と仲良くなると言うのは百合の仲間になるということじゃない!
    いい加減退きなさいよ、あの二人に先を越されるじゃない!!」
エリウッド「貴女は根底から間違っている
      流石の僕も少し頭に来ました、ですが、僕以上に怒っている人がいるので譲りますよ」
ルーナ「あんた……よくも!」
ベルカ「カミラ様を侮辱したな……」
ヘザー「な、何よ、何を怒ってるの?彼女は……」
ベルカ「黙れ、カミラ様はそんな狭量な方じゃない」
ルーナ「あの方は自分を慕う人を男女で差別する方じゃないわ。
    ましてや女の子を自分の欲望だけで簡単に引き込むような方じゃない!」
ヘザー「そ、そんな……」
ベルカ「もう……黙れ」
ルーナ「あんたはここで、沈みなさい!」

キャー!!

421 :交流会の裏で2/2:2017/02/20(月) 06:22:53.78 ID:8TU4E+HI.net
ヘザー「ま、まだ……」
ニニアン(氷竜)『いいえ、貴女はここで終わりです、眠りなさい』氷のブレス
ヘザー「おのれ……ヘザー死すとも百合は死せず……ぐふっ」コオリヅケ

エリウッド「二人とも、ありがとう」
ベルカ「貴方の為じゃない」
ルーナ「カミラ様をあんな奴に、好き勝手言われるのが我慢ならなかっただけよ」
エリウッド「それでも貴女達のお陰で守られたのは確かだ」
ルーナ「別にいいわ、もう敵もいなそうだし、あたし達はカミラ様の所に行くわよ」
ベルカ「……協力には感謝する」
エリウッド「さて、この3人だけど」
ニニアン『彼女はこのままベルン署に置いて来ます』
フィオーラ「では私は実はいい人をフレリア家に置いて来ます」
エリウッド「申し訳ないけど、お願い、さて、後はリーフだけど」
ナンナ「それでしたら」
ミランダ「私達が後始末を」
ティニー「付けさせて頂きます」
エリウッド「ありがとう」

フロリーナ「リン、大丈夫でしょうか?」
エリウッド「大丈夫だよ、彼女は強いから、ちゃんと和解できれば、仲良くなれるさ」
ヘクトル「それにアイク兄貴やエフラムの奴がついてるんだ、滅多な事にはならねぇよ」
ファリナ「そうよ、親友なんだから信じてあげなさい」
フロリーナ「う、うん……」
マルス「そうですよ、大体登山ザイル並みに神経の太い姉さんがこんなことで……あだぁ!!」
ヘクトル「ちったぁ空気を読みやがれ!」
マルス「だからって、本気で拳骨しなくても……いたた……」
エリウッド「流石にこれは自業自得だよマルス。
      さて、そろそろ帰ろうか」
ヘクトル「そうだな、腹減ってきた」
ファリナ「帰ったら夕飯作るわよ、食べ過ぎないでよ」
ヘクトル「わぁってるよ」
フロリーナ「じゃあ、エリウッド様、今日はありがとうございました」
エリウッド「ああ、気をつけて帰ってね、行くよマルス」
マルス「わかりましたよ……イテテ」

422 :助けて!名無しさん!:2017/02/20(月) 07:24:05.06 ID:XlyiDetV.net
ロラン「わがままな欲望を叩きつけられたい…ハァ」
リーフ「わかるよわかる。気遣いや慈しみを欲してない人種もいるんだよね。おねいさんに踏んでほしいし蔑んでほしいよ」
ヴァネッサ「あの方はやっぱり私がいないとダメなんです。ダメな方のダメなところを包んであげたい…」
ゾフィー「ひんむかれるの好きな人どこかにいないかなあ…肉体美をあますとこなく見てほしいって人…」
ステラ「ダメな方や変な方、身勝手な方にこそ惹かれるって方もいるんですね。マカロフ様はまともで立派な方ですけど」
リーフ「いや、そこまで言いきれて信じ込めるあなたが一番ダメを愛する人だと思うよ」

シーダ「…あれほどシスコンな方、私が包んであげないと一生おねえさんから卒業できないんじゃないでしょうか?」



マルス「うぇっくしゅ!?…なんかダメ人間共の話がされてそうだけど僕には関係ないことかな」

423 :助けて!名無しさん!:2017/02/20(月) 18:48:13.04 ID:EFSilemR.net
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9373/1439033473/
大体決まりって感じの流れ
一応週一くらいで告知

424 :絆を語る者:2017/02/20(月) 20:09:20.25 ID:EGfMfsOw.net
最近の流れを受けて書きました。

兄弟家居間

リーフ「……」
クロム「どうしたんだリーフ、1%の必殺を食らったような顔をして」
リーフ「クロム兄さん!? ルフレさんとデートじゃなかったの?」
クロム「……まあ、いろいろあったんだ。それより、話してみろ」
リーフ「クロム兄さん……世の中不公平だと思うんだ。エフラム兄さんは10人も嫁がいるのにさ、
    昨日なんかは、バイトに行ったと思ったらセツナさんをおんぶして帰ってきたり、
    休みの日には表現の奥深さを学びに行くと言ってミタマの所で一緒に俳句を詠んでいるらしいし、
    最近はソレイユとも親しげに話しているじゃないか。
    挙句の果てにアイク兄さんなんて、カミラお姉さんと仲良さげに話していたんだよ。
    それなのに僕は、リン姉さんの親睦会からも外されて妨害されるし、
    ……ただカミラお姉さんとお近づきになりたかっただけなのに」
クロム「そうか……リーフ、お前には足りないものがある」
リーフ「何さ、足りないものって」
クロム「エフラムの例で言うならば、まずあいつは最初から傍に居たミルラを拒むことをしなかった、
    自分がロリコンという誹りを受けてもな。今はデレたが、かつてのサラもエフラムに棘のある言葉を吐いていたしな」
リーフ「そういえば、そんなこともあったね」    
クロム「だが、エフラムは幼女がトラウマになってもめげずに克服し、ついにはサラを篭絡した。
    それ以降だな、あいつの周りに人が集まり出したのは」
リーフ「……つまり、何が言いたいのさ」
クロム「あいつは人との繋がりを大切にしているということだ。人との繋がりは新しい繋がりを呼び、出会いをもたらす。
    その連鎖の中で独特の個性があっても受け入れる……それこそが絆だ」
リーフ「僕だって……出会いを探しに行ってるのに」
クロム「リーフ、お前の場合は自分のことを知ってもらおうとするばかりで、相手の都合や内面を見ていないだろう。
    俺だって、姉上達や巨乳やお姉さんは好きだが、気心の知れた仲にならない限りアプローチはしないぞ。
    ……それに何より、お前は最初の繋がりを大切にしているのか?」
リーフ「…………それは」
クロム「していないのだろう。お前の理想がお姉さんなのは分かる……だが、
    今お前のことを慕っているあの三人を蔑ろにしているようでは、不誠実というレッテルは剥がせない。
    長く話したが、お前に足りないのは誠実さだ。
    覇王と神将という称号は、慕う者に誠実に向き合い、信念を貫いたからこそ尊敬の念を込めてそう呼ばれ、
    その周りに人を集める。あの二人のようになりたければ、まずはあの三人との決着をつけろ……リーフ」
リーフ「……自分の部屋で少し考えるよ、ありがとうクロム兄さん」
クロム「じっくり考えればいいさ」
リーフ「後お客さんだよ、じゃあね」
ルフレ♀「く、クロムさん……さっきのって」
クロム「のわっ! ……いつから居たんだルフレ」
ルフレ♀「勝手に上がってごめんなさい。さっきのことを謝ろうと思って来たんですけど、
     リーフさんとの話を立ち聞きしてしまって」
クロム「そ、それはだな、うおっ! 立ち上がったら足が縺れて」
ルフレ「きゃあ! クロムさんのエッチ」トロン

オ、オマエノ…セイジャ…ナイ……ゴ、ゴメンナサイ!クロムサン



おわり

425 :メイド喫茶をやろうU:2017/02/20(月) 20:33:48.95 ID:DUCRXxvo.net
>>412
サナキ「と、いうわけじゃ。此度は我らが義妹殿の力となってやろうぞ」
シグルーン「よろしいのですか?身内といえどライバル企業ですけど」
サナキ「くふふふ、恩や義理人情というものは数字にできぬ価値がある。せいぜい高く売りつけてやろうぞ」

年齢 学歴 体力 敏捷 レジ 社交 警備 清掃 接客

シグルーン 28 大卒 65 80 95 95 80 90 90

ワユ「わぉ…さすがだねぃ」
ミスト「シグルーンさんって貴族出なのに家事もできるんだ…」
シグルーン「サナキ様にお仕えするため下積みもやってきましたから」
サナキ「うつけ。己で私の下着洗濯したかったから覚えたくせに何を言うとる」

リアーネ 数百歳 無し 0 55 35 0 0 35 100

リアーネ「言葉…うま…なくてごめなさい…」
エルフィ「でも集客力は高そうです。タナス公が常連化してたくさんお金を落としていってくれそうですね」

ワユ 19歳 高卒 95 85 50 80 85 10 60

ミスト「たかっ!?」
カゲロウ「ワユは明るいし朗らかだし接客業向きの性格だろう。体力があるのもよしだ」
ワユ「あっはっは!掃除とか細かい事苦手なのは目をつぶって♪」

ミスト 18歳 高卒 60 65 90 75 50 100 75

セルジュ「さすがのしっかりものさんね。グレイルさんちの経理もやってるんだったかしら」
ミスト「うん、家族経営だからね。レジは任せてー!」

イレース 20歳 高卒 5 30 40 40 65 45 10

ワユ「ひくっ!?」
サナキ「…商品つまみ食いするのはいただけんのう」
イレース「…おなかがすきました…」

レテ 100歳くらい 無し 100 95 20 25 90 45 0

レテ「こんなものが着れるかベオクに愛想なんぞ振りまけるかっやってられんぞバカ者ーっ!!!」
ミスト「あ…あはは…うん、まあ。ツンデレさんは接客って向かないよね」
サナキ「昨今はツンデレカフェとかいうものもあるらしいがのう。業の深いことじゃ」

エルフィ 25 高卒 95 45 75 75 80 60 65

エルフィ「可もなく不可もなく…でしょうか」
シグルーン「力仕事なら、とも思いますけれどどちらかというと裏方仕事ですかしら」

カゲロウ 27 高卒 75 100 80 55 60 65 60

カゲロウ「オムライスにケチャップで絵を描く仕事ならば!」
ジョーカー「ま、待て待て待て!キッチンは俺の担当だ!お前らはホールにいろ!俺の仕事取るな!」
ミスト「私たちメイドが出す「萌え萌えにゃん!」とか「ご主人様」とか書かれたオムライスのケチャップ字を実は男の人が書いてるって知ったらお客さんどう思うんだろう」
サナキ「そこらはそっと伏せておくのが慈悲であろう」

426 :メイド喫茶をやろうU:2017/02/20(月) 20:35:40.46 ID:DUCRXxvo.net
セルジュ 28 大卒 100 100 100 100 100 100 100

ワユ「ちょっ……」
ミスト「かん…すと……」
サナキ「知性も家事も荒事もこなせるよき従者じゃ。ヴィオール殿も臣下に恵まれたもんじゃな」
セルジュ「あら、恐縮です」

サナキ 13 飛び級大卒 10 15 100 85 60 0 5

ワユ「ちょっと…尖りすぎじゃない?」
サナキ「たわけ。なぜ私ともあろうものが下々にへりくだらねばならぬ」
レテ「私とはちがった意味で接客には向くまい」

427 :助けて!名無しさん!:2017/02/20(月) 20:54:42.76 ID:8TU4E+HI.net
両方とも乙です
>>424
真面目に語るクロムは珍しい、偶発的とは言え自分の信念を聞かせたことで進展にも繋がるのか?

>>425

ハイスペックとロースペックのさが極端過ぎww

428 :助けて!名無しさん!:2017/02/20(月) 22:52:18.86 ID:GgUV/hr5.net
エフラム嫁達は、年齢的に……いや、四年後設定の方なら、こっちもハイスペック軍団か妬ましい

429 :助けて!名無しさん!:2017/02/20(月) 22:57:47.60 ID:GgUV/hr5.net
>>409-410
嫁一同に混ざり、最後の判決まで下すエリンシアさんは、どんな立ち位置なのか……

アイクとミカヤは邪念が無さすぎて、KINSHINセンサー回避率高そう

430 :えっちできれいなおねえさん:2017/02/21(火) 00:59:58.03 ID:AMFWBg+U.net
唐突に思いついたシグルーンさんとの話、夜のテンションで書いたので色々な意味であれです、ゆるして


「……ふう」

 アイクは自室のベッドに腰かけ、シグルーンが入れてくれた紅茶を飲みながら一息ついていた。

「大分かかりましたね……あの量では仕方ないでしょうけど」
「せっかくの好意を無下にはできないからな……」

 二人の視線の先には大量の包み紙と空の箱があった。
 アイクはバレンタインデーの際に各方面から大量のチョコを頂いたのだが当然一日で食べきれる量ではなく、数日に分けて食べることにしたのだがそれでも
かなりの時間がかかってしまっていた。

「皆様からの好意とはいえ、大変でしたわね」
「そうでもないさ、どれも美味かったしな。大変といえば、シグルーンこそ普段から大変じゃないのか? やることも色々あるだろうに」

 シグルーンは主であるサナキの秘書と警護の隊長を担っている。それだけでも十分忙しいはずなのだが、仕事が終われば家事や皆への気配りも忘れないと
傍から見れば十分多忙と言える生活を送っているはずなのだが。

「ふふ、ご心配なく。私も休めるときには休んでいますから。それに……癒されることもありますし」

 そう言うとシグルーンはアイクの隣に座り、肩を寄せる。

「…………」
「あ……ん……ぅ」

 アイクは無言でシグルーンを抱き寄せ唇を奪い、胸に触れる。
 強引とも取れるアイクの行動だが、二人になったときからのシグルーンの何かを期待する視線や、薄着かつ胸元の開いた格好を見ればまあ、そういうことである。

「はぁ……ん」

 深い口付けを続けながらも、アイクはシグルーンの胸を揉みしだく。
 シグルーンの胸は豊満である。人より大きめのアイクの掌にも収まりきらず、膝枕の際に上を見ると視界が塞がれるほどの凶悪なサイズだ。
 
「っ……あ……」

 シグルーンの上を脱がし、ブラを外す。
 胸が揺れる際の擬音はどのようなものを想像するだろうか。ぽよん、ゆさっ、というようなものが思い浮かぶかもしれない。
 戒めから解放されたシグルーンのそれは、ぶるん! どぷるん! というような重量感を感じさせる擬音がふさわしいものだった。

「っあ……んぅ……」

 アイクは解放されてなお重力に逆らっているかのような張りを保つそれを、先端から全体まで、手だけでなく唇と舌も使い丹念に解していく。
 柔らかいだけでなく適度な弾力をも感じさせるそれは、何度触れても飽きとは無縁であるだろうと思えた。

「……あ……アイク様……」
「……どうした?」
「私にも……ご奉仕させて下さいませ」


「それからは朝まで……」
「……そうか」
「私もアイク様のために色々磨いているわけでして」
「……そうか」
「前から揉まれたり吸われながらするのも最高ですけど、後ろから意識が飛びそうになるくらい激しくされるのも」
「だからなぜそれを私にいちいち言うのじゃ!?」

431 :助けて!名無しさん!:2017/02/21(火) 01:03:31.07 ID:ceE6mTnI.net
ゆるします
贖罪はもっともっとこちら方面を書く事です

432 :助けて!名無しさん!:2017/02/21(火) 01:35:10.70 ID:ntkPpW3u.net
スイッチの入ったシグルーンさんは色々な意味で反則的に違いない
イレースとシグルーンで陣を組んだら…
爆乳お姉さんな嫁のセルジュとかカゲロウも凄そう

433 :百合と三傑:続・女帝の(恋愛)教室1/3:2017/02/21(火) 20:17:58.15 ID:Qc5mgPGy.net
ネタ投下します、話の都合上ヘザーさんにキツい展開になりますので好きな方は注意でお願いします。

カムイ「え〜と……何だかデジャヴ……突然土下座してどうしたの?」
ヘザー「もう単刀直入に言うわ、貴女のモテモテの秘訣、私に教えて!」
カムイ「何だか、物凄い追い詰められてるねぇ」
ヘザー「もういい加減嫌なのよ、クリスマスも年越しもソレイユに同情でパーティに参加させて貰って。
    それなのに女の子達はソレイユの方に行って私は一人なのよ!」
カムイ「うわ〜……」
ヘザー「おまけに今年のバレンタインはこうよ!!」

バレンタイン戦果(女性編)
カミラ 50個
ソレイユ 30個
エイリーク 20個
リン  15個
(※二人は凛とした達振る舞いと面倒見の良さから後輩を始めとしてお姉様として慕われている。
  これに友チョコ、姉妹間交換チョコを合わせると更に増える)
ヘザー 3個
(昔馴染みとしてネフェニーから貰う、また、カミラ、ソレイユからの友チョコも合わせて)

ヘザー「オマケに先日のリンちゃんとの交流会に私だけハブられて、あの二人は仲良くなれたのに!」
カムイ「えーっと……(この情報遮断は私がもしてたからなぁ……)」
ヘザー「IF組が参戦して百合がメジャーになった途端に何で私が喪担当になってるの!?」
カムイ「う〜ん……ハッキリと言うと百合がメジャーになった事でヘザーさんの悪い部分が噴出しちゃった形かなー」
ヘザー「悪い部分って何!?」
カムイ「取り敢えず落ち着いて、一つ一つ説明していくから」

カムイ「先ずは問題点の一つ目だけど、強引過ぎる事だね」
ヘザー「何よ強引って」
カムイ「そのままの意味だね、主にリン相手に良くあるけど、リンが嫌がってるのに無理矢理追いかけて迫っているよね」
ヘザー「別に嫌がってないわよ、リンちゃんはツンデレで……」
カムイ「そのご都合主義解釈も問題かな?
    これに関してはリンにも問題あるけど、リンは大切な友達には構いすぎる面があるからね。
    それがスーちゃんやフロリーナちゃんに行ってたから誤解が深まったわけで」
ヘザー「そ、それなら私だって……」
カムイ「少しキツいこと言うよ。
    ……………何時リンが貴女の事友達って言ったの?」
ヘザー「り……リンちゃんは照れ屋さんだから……」
カムイ「ううん、リンはその二人に対しては『友達』とか『大切』とか臆面もなく言うよ。
    少なくとも貴女に対してその言葉を言った事を、聞いたことがない」
ヘザー「そ、そんな……」
カムイ「そんな友人でもない相手から追いかけ回されて迫られて、ハッキリ言うと立派な嫌がらせだよ」
ヘザー「!!!!」ガーン

434 :百合と三傑:続・女帝の(恋愛)教室2/3:2017/02/21(火) 20:20:00.30 ID:Qc5mgPGy.net
カムイ「ショックを受けてるところ申し訳ないけども次に行くよ」
ヘザー「な、何なの?」
カムイ「男女で扱いの差が大きすぎる事だよ」
ヘザー「そ、それの何が悪いのよ、女の子を優先するのは当たり前でしょ!」
カムイ「女の子を優先するなって事じゃないの、男の人も普通に接するべきって事だよ。
    貴女の場合男の人に対しては下手すれば虫ケラ扱いでしょ?」
ヘザー「お、男なんかに優しくしろって言うの!?」
カムイ「うん、女の子と同等にとまではいかなくてももう少し人扱いするべきだよ」
ヘザー「嫌よ!男なんて不潔で野蛮で……」
カムイ「何がここまで貴女を男嫌いに駆り立てるのか解らないけどここを直さないと貴女は喪から脱出できないよ?」
ヘザー「どうしてよ!?」
カムイ「一般的に百合とされる女の子達も男の人をそんなに嫌ってないからだよ

    むしろ女の子相手と別口で男の人は大切という子も多いよ」
ヘザー「そ、そんな筈は……」
カムイ「少なくともカミラお姉ちゃんは兄弟のみんなは大事だしソレイユだってお兄ちゃんのラズワルドは大切に思ってる
    私は……って私は元々男女共に大好きって公言してたよね」
ヘザー「で、でも……私は……」
カムイ「例えばだけど、リンがエリウッドお兄ちゃんと仲良く歩いてる所に出会ったらどうするの?」
ヘザー「決まっているでしょ!あんな虚弱男なんか蹴散らして、リンちゃんを手にいれるわ!」
カムイ「そう、でもそんな事をしたら、リンは貴女のを嫌うよ。
    今までは苦手意識によるものだけどハッキリと嫌いな相手になっちゃう」
ヘザー「どうして!?」
カムイ「リンがエリウッドお兄ちゃんの事、大好きだからだよ。
    兄弟としてもだけど、男の人としても、素敵な人と好意を持ってる。
    勿論KINSIN問題があるから恋愛迄はないけど、でもそんな大切な相手を傷つけられたら、普通怒るし、そんな相手を好きにならないよ?」
ヘザー「そ……そんな……」

カムイ「取り敢えず大きな問題点はこの二つ」
ヘザー「うぅ……………」
カムイ「結構ダメージ食らったみたいだけど次に他の人、主にソレイユとカミラお姉ちゃんがどう成功したか、だね」
ヘザー「お願い、どうか教えて……」
カムイ「先ずソレイユだけど、ご存じの通りナンパから始まってるよね」
ヘザー「知ってるわ、とんでもない成功率らしいわね」
カムイ「うん、ただこの辺誤解があったりする……というかラズワルドが変に広めてる部分もあるんだけど。
    ソレイユの場合『ナンパに成功したら大抵お泊まり』って言われてるけど少し違うよ?」
ヘザー「どういうこと?」
カムイ「ソレイユのナンパの成功率は高いけどそこからグレーゾーンに進むのは意外と低いの、良くてお泊まりして一晩語らい、場合によってはアドレス交換止まり」
ヘザー「ど、どうして!?」
カムイ「ソレイユの場合は最初のコミュニケーションを大事にしてるからだよ。
    いきなりガツガツと身体を求めるんじゃなく友達として絆を育んでから段階を進めるの」
ヘザー「そ、そんなまどろっこしい事……」
カムイ「もしソレイユが早々に身体を求める子だったらそんなにモテなかったよ。
    例え女同士だからって会って直ぐの人に身体を求められるのはやっぱり怖いもの、ましてやメジャーになってきたとはいえ百合はまだまだアブノーマルだし」
ヘザー「そんな……」
カムイ「次にカミラお姉ちゃんの場合だね」
ヘザー「ええ……」
カムイ「カミラお姉ちゃんのモテる秘訣と言うとやっぱりあのカリスマだよね。
    ただ誤解しないで欲しいけどこのカリスマで惹かれるのは女の人だけじゃなく男の人もだよ?
     むしろその豊満なボディから始めは男の人が多いかも」
ヘザー「カリスマ……でも男なんて……」
カムイ「それでもお姉ちゃんは自分を慕ってくれる人はどっちにも優しいよ。
    というかここで男女差別してたら心の狭い人と慕われないよ」
ヘザー「ぐふっ……」
カムイ「これで関わるうちに女の人は愛情を、男の人は強い忠誠を抱く様になるの、お姉ちゃんがグレーゾーンに進むのはこの後だよ。
    ここに来るまでは絶対に進まない」
ヘザー「どうして?」
カムイ「理由は大体ソレイユと同じ、でもカミラお姉ちゃんはそれを実行出来る位の権力はあるけどそれをしたらセクハラとして訴えられるレベルだから」
ヘザー「そんな……」

435 :百合と三傑:続・女帝の(恋愛)教室3/3:2017/02/21(火) 20:21:46.85 ID:Qc5mgPGy.net
カムイ「ここまで色々と話して来たけど」
ヘザー「ええ……」
カムイ「ここまでヘザーさんのに問題点と成功者のやり方を聞いて貰っての結論なんだけど」
ヘザー「どうするの?」
カムイ「簡単に言えば今までの強引さを抑えて段階を踏んで仲良くなっていく事かなぁ……」
ヘザー「正直言うと非常に面倒臭いんだけど」
カムイ「でもその課程を今まですっ飛ばしてきた結果がこれだよ?」
ヘザー「ぐぅぅ……」
カムイ「出来れば男の人も平等に対応出来れば一番いいけどいきなりは難しいかもね。
    その辺り気をつけて、頑張って見て」
ヘザー「はぁい」


ヘザー「段階を踏んで……かぁ、正直面倒臭いのよねぇ。
    でも、これを越えれば私もあの二人に負けないモテモテになれる……
    そうすれば望んでやまないリンちゃんすら手に入れられる……
    いいえ、リンちゃんだけじゃない、覇王だか神将だか知らないけど、男なんかに拘束されてる極上の女の子達を解放し、私のものにする事すら夢ではないわ!!」
????「……………」ギラリ
ヘザー「ハッ!」
シグルド「NTRは許さんぞぉーーー!!!」

キャー!!

カムイ「正直上手く行き始めると調子に乗ってドツボにはまる
    この辺りリーフに通じるものがあるんだよねー」
ジョーカー「カムイ様、お茶が入りました」
カムイ「うん、頂戴♪
    リーフもそうだけど、外見は悪くないんだからもう少し相手の気持ちを考えた行動を取ればモテるんだけどねぇ……」


リン「何かしら、少しだけ負担が軽くなった様な……」

436 :助けて!名無しさん!:2017/02/21(火) 21:09:06.78 ID:u0f1HWeQ.net
まあ、言うて悪いが、「自分が相手を好きなら相手も自分を好きに違いない」ってフェ〇スレス指令と同じ思考だからな 。
そりゃモテない

437 :助けて!名無しさん!:2017/02/21(火) 21:15:18.12 ID:Nvmyyn9d.net
読み終えてふと、
『ビラクが最近出ないのは、幸せになったへっきゅんを見て身を引いたのではないか』
と思った途端、コイツ本当にイイオトコなんじゃないかと……

ビラク「土俵の上では、がっぷり四つで組み合い絡み合いたい!」

血迷った直後に台無しになった

438 :普段真面目な奴ほど暴走すると恐ろしい:2017/02/21(火) 21:34:54.78 ID:aSVL3h50.net

…ちとヘザーさんとラドネイでなんか書いてみようかな…と思いました。
困った人ではあるけど好きよ。ヘザーさん


クロム「……よしっ…片付けOK。誰を呼んでも問題無い好青年の部屋だな。うん」

――――クロムの部屋。
彼は一仕事終えたとばかりに額を拭った。そう、今日はこれから訪ねてくる人がいるのだ。
ゆえにエロ本やらAVの類を隠していたのだ。ベッドの下とか引き出しの中に。来るのが男だったらいちいちそんな事をする必要は無い。
つまり―――――――



ルキナ「ごめんくださーい」
クロム「ああ、いらっしゃい。座布団はそこな…コーラでいいか?」
ルキナ「どうもありがとうございます。お父様」

はい。娘でした。
ルフレも何度か招いた事はあるのだが今回は違う。

クロム「ルキナと二人ってのも久しぶりな気がするな。最近学校とかどうだ?」
ルキナ「学業も剣もそれなりに。少なくとも恥ずかしい成績はとってません」
クロム「ん、そうか」

親子の会話と言えば会話だ。しかし一般的な親子かというとそれも違う。
そりゃまあそうだろう。歳も5歳くらいしか離れていないしクロムはまだ独身。ついでに童貞。
そういう内からすでに成長済みの子供が未来からやってきても親父らしく…というのはなんぼなんでも無理というもの。
どうしても接し方は兄貴分みたいな感じになる。理屈じゃ自分の娘とわかっちゃいるし大事な存在である事に違いはないが。
一方ルキナにとっても未来のクロムは当然っちゃ当然だが親子ほどに歳の離れた中年のおっさんだった。
自分の知らない年代の若クロムであるがゆえにどうしても接し方の変わるとこがある。

クロム「で、話があるって言ってたが」
ルキナ「ええ…ん……お母様の事なんですが…」
クロム「まだ決まらんですまん…やっぱり落ち着かないか?」
ルキナ「急かそうってつもりはないんです。ちょっと…思う事がありまして」

今だルキナの母は未定。クロムとしてはまず恋人、ついで結婚、そういう段階を踏んでいきたいもんだが…
またそのための努力もしているつもりだが今だそれは実っていない。はよ彼女ほしい。
傍からみりゃもうさっさとくっついちゃえよお前ら、というくらいルフレとは親密なのだがとっても親しい半身と恋人の間にある最後の線を突破できてない感じだ。
ともあれルキナの話を聞こう。母の事で思う事とはなんだろうか。
……保育士さんの方の話じゃ一時期ンンの存在がやばくなったことがあった。
よもや俺が喪に留まってるばかりにルキナにも?
小さく息をのみ…話を聞く心構えを整える。

ルキナ「…順を追ってお話します。私…親子3人、いえ、この時代に生まれるべき赤ちゃんの私を入れると4人。それでいろいろネタが…温かな親子の関係があると信じて未来からやってきました」
クロム「まて。メタが混じりつつあるぞ」
ルキナ「そこも含めて、なんです…ですが…覚醒解禁直後こそ出番のあった私ですが今やすっかり空気…」
クロム「う…やっぱり夫婦揃わないと…独身男と娘、じゃなんだかネタ的に妙…だから…なのか?…す、すまん。なるべく早く…」
ルキナ「そこで…私は思ったのです。セルフでいいのでは…と」
クロム「セルフ?なんだそりゃ」
ルキナ「お父様がお母様を射止められないのならば!自分がお母様になればいいと!」

クロム「……………………………は?」

何を…言ってんだ…この娘。

439 :普段真面目な奴ほど暴走すると恐ろしい:2017/02/21(火) 21:35:27.90 ID:aSVL3h50.net
ルキナ「あ、ごめんなさい。説明が必要ですよね?」
クロム「……なるべくわかりやすく頼む」
ルキナ「ほら、当たり前のように同じ時代に二人の歳の違う私がいたりするじゃないですか?原作で。私と、赤ちゃんのほうと」
クロム「…まあ、ほんとは当たり前じゃないんだろうけどな」
ルキナ「と、いうことはタイムパラドックスがどうとか小難しい事はこの際いいのです」
クロム「SF入ってきたな」
ルキナ「それで……この間、エフラムおじ様がンンをお嫁さんにしましたでしょう?」
クロム「…おい、まさか…」
ルキナ「となると親子でもよいのでは…と!産んでもらうのではなくもう自分で自分を産む。いわばセルフ出産もありなのではないかと!お父様と!」
クロム「………あのだな……突っ込ませてもらうが…ンンはエフラムと知り合った時点じゃ親子じゃなかったんだし、後々ノノ繋がりで時空がアレして後天的に親子になったんであって…だな。
    俺らとは事情が違う…というか自分で自分を産んだりしてないだろ」
ルキナ「無茶苦茶は承知してますが…覚醒考察してますといろんな時空とか平行世界とか複雑な事になってますし…
     そんな中の一つとして試してみてもいいのでは…ないでしょうか」
クロム「だからな…そもそもシグルド兄さんが激怒するぞ。と、いうか自分が母で自分が娘で、とか可能なのか?
    俺に置き換えてみても俺の親父が俺で俺の息子が俺とか想像不可能だし、やはりな…」
ルキナ「可能かどうかわからないから試すんでしょう!家族になりたいんです!もう空気は嫌なんです!ずっと、ずっと待って…待ってるのにお父様ときたら!」
クロム「う…まだ結婚できないでいるのはすまないと思ってるが…」
ルキナ「わがままはわかってます。私のエゴなのも…けど…もうこれくらいしか私には思い付きません」
クロム「お、落ち着け。深呼吸してだな!」
ルキナ「ですから…そう、これで私も生まれてちょびっと形は変わりますがファミリー形成です」
クロム「ま、待て…ルキナ!お前は取り乱してる!」
ルキナ「分かってますお父様が童貞でいらっしゃることは。作り方に自信は持てないかもしれません。わ、私だって初めてですが…が、頑張ってリードしますから!」
クロム「娘に言われると傷つくぞ!?待て!待てってば…脱ぐな!?」
ルキナ「もう一つ分かってます。お父様が巨乳好きだって。エイリークおば様に似た私ではそういう気は起きないかも知れませんが…」
クロム「それ以前の問題だってば!?とにかくだな!落ち着いて…」

と、とにかくルキナがたくしあげた上着を戻してやろうとその身に手をかけ…気が付いた。
ものすげー熱っぽい事に。
クロム「って、なんじゃこりゃ!? 病院行くぞ病院!」
ルキナ「ま、待ってください…話はまだ……」
ぐずるルキナを無理やり抱え上げそれいけ病院。
病気だの体調不良だのはライブや傷薬じゃいかんのだ。


ユミナ「インフルエンザね。しばらく学校は休み。薬飲んで家で寝てなさい」
ルキナ「…はい…」
ユミナ「んじゃ家に送るわ。はいワープ」
便利なもんである。杖代は医療費の内に入ってしっかり請求されるが。
保険は効くから安心です。
クロム「すまん、ありがとうな」
魔法陣でルキナが飛んでくのを見送るとちっこい看護婦さんに礼を言う。
確かこの娘、小学生だったよな。就労とかどうなってんだろうと思ったがまあ細かい事はよかろう。
ユミナ「…で、診療ん時にあらかた話は聞いたけど」
クロム「……う」
いろんな意味で人に聞かせられん話だ。
だったのだがテンパっていらんことまでしゃべってしまった。
ユミナ「……体調不良で譫言を口走ったとかちょっと疲れててわけわかんない事言っちゃった…で片付ける事もできるけど…
    あの娘、溜まってたもんはあるわよ。真面目な奴って発散下手なんだから。こういうのはいい加減で不真面目な方がある意味返っていいものだし…
    しっかりしたげなさいよ。あんた、ルフレさんの事でいっぱいいっぱいになっちゃって、周りの事、見えてなかったでしょ」
クロム「ぐうの音もでん……ルキナに不安と…寂しい思いをさせていた…んだろうな」
ユミナ「わかったらラッキースケベがどうとかでヘタレてないでさっさと決めて家族…なったげなさいよ。いいこと?」
クロム「ああ……」

………彼が去った後…カルテを眺めながらユミナは独り呟く。

ユミナ「ヘタレてないで…か……ユベロだってヒノカ先生とバレンタインに贈り物交換したのに…」

静かに漏れたのはため息だけだった。

終わり

440 :助けて!名無しさん!:2017/02/21(火) 22:21:19.02 ID:Nvmyyn9d.net
>>439
シグルド「……………………未遂か」
ラケシス「発作的に剣を投げなくなっただけマシ、かしら……」

441 :助けて!名無しさん!:2017/02/21(火) 22:58:52.02 ID:Qc5mgPGy.net
乙です。

真面目な人ほど溜め込んじゃうもんですよね。
クロムもユミナも頑張れ

442 :メイド喫茶をやろうV:2017/02/23(木) 02:17:56.05 ID:ZRoXUH1l.net
>>425
サラ「そろそろ私たちの番なわけだけど」
チキ「年齢設定かー、四年後設定も最近ちらほら見るけど特に明言してないネタは読み手さんが好きに受け取ればいいんだろうけど」
サラ「いいじゃない。いくつだって。愛し合う心に歳なんて些細な事よ」
ノノ「それもそーだね!お兄ちゃんと私たちは何歳だってもう心と体が通じ合ってるしね」
ンン「さらっと凄い事言うんじゃないですよ!?」
ミルラ「まぁとりあえずです。原作の外見や年齢のイメージでいこうかなと」

年齢 学歴 体力 敏捷 レジ 社交 警備 清掃 接客

サラ 12 小学 10 95 80 90 65 50 85

チキ「口数多い方じゃないんだけど話すの上手いもんね。サラ」
キヌ「星5なのも強みだねっ」
サラ「大事なのはメイドってところよ。兄さまが喜んでもらえるように奉仕しなきゃ」

チキ 11 小学 45 50 55 95 85 45 100

アメリア「さすが現役アイドル…圧巻の接客力っ!」
サクラ「ファンの方の反応大事にするお仕事ですものね」
チキ「うん、そこはきっと接客業にも生かせると思うよ」

ファ 5 幼稚園 10 65 5 70 45 5 30

サラ「…にこにこはしゃいでるだけでお客さんを和ませてくれるわ。ファは癒し系よ」
エリーゼ「見てて気持ちが明るくなるもんねっ」
ファ「えへー、ファもお手伝い頑張るよっ!」

ミルラ 12 小学 40 60 80 10 85 75 15

ミルラ「うううう…ううう……きっとテンパったり噛んだり…しちゃうんです…」
サラ「内気なのはわかるけど。だから先越されちゃうのよ」
アメリア「大丈夫!ミルラ可愛いんだもん。焦ることないんだから!」

ノノ 10 小学 100 55 30 85 70 40 75

キヌ「うわっ体力たかっ!?」
ノノ「お兄ちゃんと一日中何Rで……」
ンン「わーっわーっ!!!!」

ンン 10 小学 90 60 45 70 65 55 60

サクラ「なんだかノノと傾向は似てる気がしますね」
エリーゼ「親子だもんね」
ンン「私のスタミナは大食いからですからね!変な意味じゃないですからね!」
ノノ「隠さなくてもいいのにーンンだってお兄ちゃんと…」
ンン「あーっ!わーっ!!!!」

アメリア 14 中学 100 75 55 60 75 70 65

サラ「体力の圧巻ぶりはさすが体育会系ね」
ノノ「メイド服よりブルマと体操着の方がお兄ちゃん喜ぶのかも」
ファ「あちこちがひとまわり上なのもファたちの中で一番おねーさんだからかなー」
アメリア「あははは…鍛えてステータス上げるのって気持ちいいもんね」

443 :メイド喫茶をやろうV:2017/02/23(木) 02:20:27.43 ID:ZRoXUH1l.net
エリーゼ 12 小学 55 60 95 95 0 70 90

エリーゼ「接客って楽しいんだよっいろんなお客さんが来ていろんなお話して!」
チキ「圧巻のコミュ力なの。実際お花屋さんで接客してるんだもんね」
ノノ「そしてっ、お店に行く事に目に見えて上がっていく胸のカップサイズがさらにお客を呼ぶんだね!」
エリーゼ「触れていいのはお兄ちゃんだけ…こほんっ////」


サクラ 12 小学 45 65 60 30 0 95 25

サクラ「はぅ……」
ミルラ「私たち内気組は…どうしても接客系のステータス厳しいです…」
ノノ「サクラはご奉仕は上手なんだからメイド向けだって思うけどなー」
サクラ「い、意味が違います!それは//////」

キヌ 13 無し 100 100 0 80 85 0 70

ンン「たかっ!?…いんだけど尖ったステータスなのです」
アメリア「体力系はさすがの野生児だし明るくて話好きなとこもいいんだけど…さっぱりなとこはさっぱりだね」
キヌ「いいのいいの楽しければ!あっそぼ〜♪」

ユミナ 12 小学 65 55 70 55 0 95 50

サラ「兄さまのお嫁さんくくりだと思った?…友達にも声をかけてみたわ。サナキはアイク義兄様のお嫁さん組ね」
ユミナ「ふん、病院は多忙なんだけど!…まああんたらのお義姉さんが困ってるならちょっとだけ手伝ってあげなくもないわ」
ンン「ツンデレを直せば社交とか接客はもっと伸びるですよ」
ノノ「オグマとグレーだってすぐにいけるのにね」
ユミナ「うるさいうるさいうるっさい!ほっといてよ!」

ニノ 13 中学 70 75 35 80 70 65 80

チキ「安定してバランス型だね」
サクラ「ち、中学生のお姉さんだったんですか…意外です…てっきり私たちと同じ小学生だってばかり…」
ニノ「見えないよねー、うん、よく言われるかな。支援会話参照してねっ」

マリア 12 小学 40 35 55 60 0 10 65

キヌ「安定して…微妙だね…」
ユミナ「微妙ね」
サラ「残念ね」
エリーゼ「私たち杖しか使えない組は警備は皆無になっちゃうね。クラスチェンジすればもうちょっと伸びるかなー」
マリア「よ、容姿は可愛いし!美少女だし!巨乳だし!これでメイド喫茶とかで仕事してたらきっとすぐ彼氏できるし!ステータスなんてどうってことないし!」 

444 :助けて!名無しさん!:2017/02/23(木) 21:39:10.86 ID:Ml/pNg7t.net
ノノ「じゃあ今夜はメイドさんでご奉仕したり可愛がってもらおっか」
チキ「実は衣装ならもう持ってたり…お兄ちゃんが喜ぶかなって」
ファ「ファもごほーしするよ!」
キヌ「ケモノメイドとかポイント高いとかサラが言ってたけど何のことなんだろ…」

445 :助けて!名無しさん!:2017/02/24(金) 01:14:28.67 ID:dTsWkz5U.net
サラ「位置取りどうしようかしら」
ノノ「10人だもんね。詰めてちょっと窮屈だけど」
ンン「…複数人同時は今更ですが…3、4人組にして交代でいいんじゃねーですか」
サラ「せっかくメイドで揃えたんだもの。順番待ちなんて切ないじゃない?」
チキ「サラはね。お友達全員で仲良くご奉仕したいんだって」
サラ「…誰もそんなこと言ってないでしょ…」
ファ「サラねーちゃん、照れてる?」
サクラ「わ…かわいい」
サラ「う、うるさいわね。さっさと決めるわよ。前に作ったくじもつくって」
ミルラ「や…や…槍は…三方向からちょっと場所詰めて…わ、私と…」
ファ「ファだね!体ちっちゃいから場所とらないよ!」
ンン「それに私…です。3人で手やお口や舌を絡め……くっ…なんだか自然な事になってきたですよ…」
ファ「えへへっみんなで仲良くトライアングルー!できるのうれしー!ファがんばってごほーしするよ!」
チキ「ミルラが最初に槍を取るなんて珍しいね?」
ミルラ「はぅ……っ……が、がんばらなきゃ……!」

446 :助けて!名無しさん!:2017/02/24(金) 01:15:37.56 ID:dTsWkz5U.net
キヌ「右手はあたし…左手はエリーゼ…かぁ」
エリーゼ「お兄ちゃんのお手手、腕をお胸で挟んであげたり、揉んでもらったり…かなっ…キヌはどーするの?お尻?」
キヌ「う…うん…そだね……エフラムの掌で撫でて摩ってもらったり…一緒に尻尾撫でてもらうの…好きだし、エフラムも喜んでくれるもん」
ノノ「お兄ちゃんのお胸はノノに任せて!責めるよ!いっぱいトばしてあげちゃうよ!」
ンン「また妙な特技なのです……」
アメリア「両足はあたしとサクラで…って…脚って何をすればいいんだろ?え、えと槍のとこにミルラたちがいるから付け根のあたりは何もできないし…」
サクラ「え、えっとですね。こう座って伸ばしてもらって…それぞれの足に跨って…
    擦りつけてみるとか、体を追って胸を押し付けてみるとか」
アメリア「/////…さ、サクラ…すごいね。当たり前のように思いつくんだ…」
サクラ「…み、ミコト母様の教えで…そ、それだけですから!私が破廉恥なわけではないですから!」
ノノ「…いいなーいいなー親子仲良しで…ンンにもいろいろ教えてあげたーい!」
ンン「大きなお世話なのです!?」
サラ「唇は私…キス一択ね」
チキ「…サラのキスすごいもんね。見てても蕩けそうなくらい甘いし…って背中かぁ…」
サラ「…一見特に何もなさそうだし性感帯もないし…って思うかも知れないけど兄さまの肌の広い部分を独り占めよ」
チキ「そだね。寄り添って…体全体やお口で…みたいな…////」

447 :助けて!名無しさん!:2017/02/24(金) 01:16:10.06 ID:dTsWkz5U.net
エフラム「…俺のいない間に何か相談事が進められている気がしてならないが」
リオン「Eドリンク。補充しとく?」
エフラム「すまん。世話になる。だが俺も日々レベルアップしてるからな。
      以前のようにスタミナ切れでダウン、ということはそう無くなったのだぞ」
リオン「…最近セツナやミタマとフラグ立ったって聞くけど?」
エフラム「知り合って友にはなったが…それ=フラグというものでもあるまい。彼女らが俺をどう思っているかは彼女らの事だしな」
リオン(…しかし…もっとも付き合い古いターナがいまだに進展無いのも…
    めぐりあわせなのかな。僕だってエイリークと関係進んだんだし彼女も頑張ればあるいは)

448 :助けて!名無しさん!:2017/02/24(金) 01:27:45.15 ID:/TzOzezr.net
ミスト「せっかくだから私達も着てみたけど」
サナキ「何故私まで、こんな……しかし、アイクのためなら」
シグルーン「恥じらっているサナキ様、とても可愛らしいですわ。
      私も共にアイク様へのご奉仕を……うふふ」
ワユ「服と合わさって物凄い妖艶な雰囲気がだよね」
イレース「私も、今日は頑張ります」
サナキ「いや、そなたは程々にしておけ」
エルフィ「流石に……違和感がありますね」
カゲロウ「私が着ていて、似合うのか?」
リアーネ「とても……おにあい、です」
ワユ「同じ物を着てるのに違いが凄いね」
ミスト「リアーネさんは物凄い神秘的だし残り二人も普段が武人肌なだけあって凛とした雰囲気が」
レテ「何故私迄こんな……しかしアイクの為なら」
ミスト「言うまでもなく典型的な猫耳メイド……」
イレース「正に王道、です」
セルジュ「あらあら、皆とても可愛らしいわよ?」
ミスト「流石に本職には負けます」

449 :助けて!名無しさん!:2017/02/24(金) 01:32:16.72 ID:dTsWkz5U.net
乙乙、もうみんなチェンジプルフでメイドになろう
リンたちもミカヤもヘクエリの嫁たちもスーもユンヌもなろう

450 :助けて!名無しさん!:2017/02/24(金) 22:03:17.85 ID:zK/MZEgW.net
サラ「カザハナや……最近は、ミタマとセツナもかしら……一緒に着てみない?」

暗躍系ハーレムプロデューサーサラ様にロックオンされた3人の今後はーー

451 :助けて!名無しさん!:2017/02/24(金) 22:54:25.90 ID:DxG3V+JU.net
>>450

カザハナ「な、なんであたしがこんなの着ることになってるのよ!」
セツナ「着た後でそう言っても……」
カザハナ「あんたは違和感ないわね」
セツナ「もとの服と何となく似てる……
    それに、これでエフラムさんが喜んでくれるなら……」
カザハナ「あんたは素直よね……」
ミタマ「自分に正直に生きた方が人生楽ですわ。
    流れに乗って着させて頂きましたがこれで働く気はありませんわ……」
カザハナ「ちょっと、このまま寝ないの!
     シワになるでしょうが!」
セツナ「やっぱりカザハナは世話焼き……一番似合ってるかも……」

ターナ「な、何だか私も着ることになってるけど……
    でもせっかくだからこれでエフラムにお世話してみたり?」
イドゥン「エフラムさん……喜んでくれるでしょうか?」
ベロア「な、何故か私まで捕まって着させられたのですが……」

過去ネタ含めての嫁候補も入れて着せてみた。

452 :助けて!名無しさん!:2017/02/24(金) 23:14:58.07 ID:QyIJ1zsG.net
イドゥンさんのメイド姿とか見たすぎてたまりません見たい(欲望駄々漏れ

453 :助けて!名無しさん!:2017/02/25(土) 00:00:56.14 ID:R/WtsiqG.net
>>452
メディウス「もし見るのなら」
ガトー「覚悟を」
デギンハンザー「するのだな」

454 :助けて!名無しさん!:2017/02/25(土) 00:34:36.56 ID:vdffzaYx.net
ンン「……あ……朝……ですか」
サラ「……メイドさんとかいってちょっと張り切りすぎ……というか張り切らせすぎちゃった感が……二度寝しようかしら」
ミルラ「私もすぐ起きるのはちょっと……無理そうです……」
アメリア「あたしも……今朝の訓練はパスかも」
チキ「お兄ちゃんが喜んでくれてよかったよ、休み取っといて正解だった……」
エリーゼ「うん……でもあれは……」

エフラム「じゃあ俺は朝の訓練に行ってくるからな」
サクラ「それでは、私は朝食の用意をしておきますので」
ノノ「あーもう激しかったからお腹すいちゃったよ」
ファ「今日のごはんなに?」
キヌ「体動かすならアタシも付き合っちゃうよ!」

エリーゼ「相変わらずなんであんなに元気なんだろうね……」
ンン「ファは子供特有の元気にしても他は……」
サラ「気にするだけ無駄よ」

455 :助けて!名無しさん!:2017/02/25(土) 01:19:01.64 ID:cDFD1HvN.net

10人がまどろんでる朝の光景は微笑ましそう
…夜の激しさとはまた違った風情で

リーフ「僕のスタミナは∞。アイク兄さんやエフラム兄さんみたいに、ちゃんとお相手を真満足させられるさ!」
クロム「ちっさい。技もない。余裕もない…無理だと思うぞ。しかし…あいつの部屋はいつも賑やかだな」
リン(私も着て見せたら兄さん喜ぶかしら…)

エイリーク「おはようございますリオン。いま朝食の用意が」
リオン「エイッ!?…ど、どしたのそのかっこ?」
エイリーク「さ、最近…妹がお店経営始めたのきっかけに流行ってまして…ふふ、兄上がお世話になってるリオンにお礼できたら…と」
リオン「そっか、ありがとうエイリーク。でも先にエフラムの名前が出るとちょっと妬けるよ?」
エイリーク「あ…あぅ」
リオン「だからこれだけ。彼もまだしてないこと、貰うね…ちゅっ」
エイリーク「……んっ…///」
ラーチェル「…残念!でしたわね。キスなら過去ネタでわたくしやエフラムと経験済みでしてよ!…愛というより親愛のものとはいえ」
リオン「……それ、ちょっと悔しい。でもいいや。エイリークの唇は柔らかいね」
ラーチェル「ねね、エイリーク…わたくしも…」
エイリーク「は…はい……んぅ」
ラーチェル「…あむ……」
リオン(エイリークの気持ちが固まるまでゆっくり待つけど…ぐ、グレーな関係に進みたいっていうのも本音だよね。慌てず焦らず!)

リン「と、いうわけで!私もこれ着てみようと思うのよ!どう!似合う?」
スー「……ごめん、西洋の服の良し悪しはあんまりわからない」
リン「……スーはあんまり街に顔出さないものね…んー…着てみる?意外とロイも好きかもよ」
スー「……!……なら…ちょっとだけ……」(ごそごそ)
リン「うんうん、スーってばスタイルもいいし脚締まってるし美形なんだからロイだって落とせるって!応援してるから!」
マルス「ねえさーん、借りてた本返しに…………」
リン「コラァァァ!!!ノックくらいせんかぁぁぁぁ!!!こんエロ弟!」
スー「………」
マルス「す、すみません!本気で!今出ていき……」

クロム「なぜだ?遠くで誰かが俺と同じような不運&幸運を味わう気がしてならない」

お着換えの光景にテンパって焦って脚がもつれたマルス。
ずっこけそうになり突き出した右手はスーの胸を偶然掴んでしまった。おっきなモノに指がめり込む。
しかしメイド服の胸元ってどうしてこう魅力的なのか…それはともかく半ばもたれかかって抱き着くようにして左手はスーの引き締まったヒップをスカート越しに掴んでしまっている。
リン「あんたはクロム兄さんか!オシオキよおしお…き…」

するまでもなく。マルスは鼻血を吹いて死んでいた。
まるでリーフのように……

スー「…これ…どうしたの?マルスは実は病弱だったり?」
リン「そ…そんなことないけど…こんなに鼻血出すの初めてみた…リーフじゃあるまいし…」

不思議そうな顔をして淡々と状況を掴もうとするスーと唖然とするリン。
ともあれ二人は死せるマルスをクロードの元に運んでいった…
メイド服は返り血で赤く染まっていた……

456 :助けて!名無しさん!:2017/02/25(土) 13:02:53.46 ID:xmE1TCjI.net
クロム「マルス……」
リーフ「さあ、こっちサイドへ……」
マルス「い、イヤだ! 僕はシーダとリア充サイドなんだー!」


既に片足の膝下くらいまで引き込まれている感

457 :助けて!名無しさん!:2017/02/25(土) 13:49:33.43 ID:/MJHG2S9.net
>>455乙です
ネタが被ってしまったものの気にせず投下します。

エイリーク「あ、あの、リオン……」
リオン「あ、エイリーク……って、なんでメイド服?」
エイリーク「そ、その……///」
ラーチェル「サラ達と話していたら『話の流れ』とかいって着せられたのですわ」
リオン「ラーチェル、君まで着せられたんだ」
ラーチェル「あれよあれよという間に流れが出来てしまって
      あの話術は正直感心させられますわ」
リオン「彼女のコミュニケーション力はかなりのものだから、僕としても助かってるよ。
    ってエイリーク、なんでラーチェルの後ろに隠れてるの?」
エイリーク「だって……私、胸が小さいですから、このような服、似合いませんし……」
リオン「そんな事ないよ、むしろ君だからこそ凄い似合ってる」
エイリーク「どうして……ですか?」
リオン「君の清楚で穏やかな雰囲気だよ、それが母性を感じて、そんな君だからこそとても似合う」
エイリーク「あ、ありがとうございます……///」
ラーチェル「流石ですわね、何処かのいい人ならば無理に身体の部分を誉めてセクハラ発言をし雰囲気をぶち壊しにしてたところですわ」
リオン「ありがとう、あ、ごめん、ラーチェルもとても似合ってるよ」
ラーチェル「な!なんでですの、貴方、さっき言ってたではありませんか
       わたくしでは彼女のような穏やかさや母性はありませんわ!?」
リオン「いや、ラーチェルは確かにエイリークと違って溌剌としてるけど、威厳があって、面倒見がよくて、優しいじゃないか。
    そういうところを見ると、とても母性的でとても似合うよ」
ラーチェル「……ま、まぁ見る目はあると言って置きますわ。
      そこに座りなさい、エイリークとクッキーを焼きましたの、用意いたしますわ」
エイリーク「紅茶も、入れますね」
リオン「ありがとう。楽しみだよ」

458 :助けて!名無しさん!:2017/02/26(日) 09:04:04.60 ID:ut0UvcRq.net
エイリークやマルスの周りに進展や変換が見られるのが面白い
…昨今のメイドブームに乗っかったセリスとフォレオでユリウスはそろそろもう新世界にダイブしそう

459 :只のコピペネタ:2017/02/26(日) 11:21:16.64 ID:HMyuk6HR.net
 
兄弟家が乗った船に火災が発生した。船長は、乗客をスムーズに海へ飛び込ませるために、

ミカヤには「貴方の占いをしたい方が海に沢山います。儲けるチャンスですよ」
シグルドには「飛び込んでくれたらディアドラさんが求婚を受けると言ってました」
エリンシアには「立派なKINNIKUな人達が海で泳いでます」
アイクには「ゼル…漆黒の騎士さんが海中で決闘したいとの事です」
クロムには「ミカヤさんとエリンシアさんはもう避難しました。後、ルフレさんがトロン持って追いかけてきてます」
エリウッドには「よく効く胃腸薬が海に流されました。今追えば間に合います」
ヘクトルには「どうせピザだから飛び込んでも重みで沈むだけなんだろ?」
エフラムには「幼女は全員避難済です。あの子達が貴方を待ってます」
エイリークには「先程飛び込んだ方が『胸だけ二次元のガッカリ三次元』と言ってました」
カムイには「海中で撫でられたいと言う方がいるそうです」
リンには「ヘザーさんが船内で貴方を探しているみたいですよ?」
マルスには「実はこの船に乗っていると、スマブラ参戦の資格が貰えるんですよ」
アルムには「スキル挑発の書が海で配布中です」
セリカには「信心深いミラ教信者はこういう時こそ飛び込むものです」
セリスには「漢なら海に飛び込めるはずです」
ロイには「兄弟家の皆さんはもう皆、海に飛び込みました。後は貴方だけです」

船員「船長!まだリーフさんだけ残っていますが!」
船長「ほっておけ」
船員「なぜですか!」
船長「どうせ数レス後にはピンピンしている」
リーフ「扱い酷過ぎるよこの人でなしー!」

460 :助けて!名無しさん!:2017/02/26(日) 16:24:28.35 ID:Jxj4AfyH.net
>>458
ユリウス「理性が吹っ切れてダイブしようとしたら、正面に現れた黒い影にぶちかましされて、左右からナーガと拳が飛んできた」

461 :助けて!名無しさん!:2017/02/26(日) 20:50:36.11 ID:ut0UvcRq.net
クロムは苦悩していた。
ラキスケは嬉しいが同時にムード破壊してビンタ。ルフレとの関係を停滞させる原因にもなる。

リーフは苦悩していた。
ラキスケなどしなくても妄想だけで鼻血が噴けてしまう。よって一つも幸せな要素が無い。

マルスは苦悩していた。
シーダとリア充であるのに最近ちょっとスーに鼻血吹いただけで喪の兄弟が何か勘違いして仲間扱いしてくる。

リンは苦悩していた。
ラキスケというかロリコン治療は一つも効果無かった。むしろ進行してもうエフラムは嫁だらけだ。

さあどうする?

クロムはラキスケが起こるのは近くにいるからだと思った。
なので遠くからスピーカーで告白することにした。
……ルフレはふざけてるのかとキレた。

リーフはせめてラキスケだけでも発生されられないかとルパンダイブを繰り返した。もはやラッキーではない。
いつものことだ。懲りないし学ばない奴である。今日もベルカに命を狙われている。

マルスは…シーダとイチャついて心をいやした。このリア充め。
とはいえ自分の感情コントロールできない人間、業の深いことだった。
根っこにもったシスコンと姉の面影無意識に追うのは一生治らないだろう。たぶん。

リンは……悶々しながらうわの空で歩いていたら滑って転んだ。
…ちょうど前にいたエフラムのズボンを掴みつつ……したがって思いっきり下げて兄をトランクス姿にしてしまった。
これもまたラッキースケベ。

深い意味もなく終わる

462 :助けて!名無しさん!:2017/02/27(月) 23:27:09.22 ID:QQRnPV0j.net
リンは、ここでラキスケの対象が婿候補では無く実兄なのが、リンたる所以か

本気でレオンとフラグ立たないものかと思う今日この頃
カミラ姉さんとは和解したし、ネタさえ出れば……

463 :助けて!名無しさん!:2017/02/28(火) 00:52:30.31 ID:50j1LHav.net
トラキア

紋章町のダウンタウン。デトロイト。ヨハネスブルク。
ギャング、違法バイヤー、ホームレス、強盗、山賊、まあそんな人たちが闊歩するろくでもない街である。
警察? 多少の賄賂で大概の犯罪は見逃す。公権力が清く正しいと何時から錯覚していた?
一人歩きは日中でも避けるべきこの地区の廃屋に顔をマスクで隠した少年が身を潜めていた。

リーフ「…こ、ここまでくれば…撒いた……はず…」

ここは勝手知ったる彼の街。
表通りから路地裏まで知り尽くしている。
…だが…

ベルカ「殺す!」

斧で壁をぶち破って乱入してきた少女が一人。
彼女もまた日陰者で裏の住民。アウトサイダーが集うトラキアの事は詳しかった。

リーフ「ま、待った待った待った!?僕が何をしたっていうのさ!?」

ベルカ「よくもカミラ様と私とルーナの3ぴ……ん、夜戦訓練を覗こうとしたな。許さない。殺す。葉っぱは殺す!」
リーフ「ああ、違うんだ!僕が見たかったのはカミラさんだけで別に君には興味無…」

カミラさんを見たいというのもあんたにゃ興味ないというのもどちらも相手の神経逆撫でする一言だった。
原作でのミランダ辺りとの会話とかどうもリーフは無神経というか、いらん事言いというか、ゆえに喪なのであろう。
普段クールな鉄面皮のベルカがこめかみに青筋浮かべている。

ベルカ「死ね!」
キラーアクスが脳天目掛けて振り下ろされる。
当然回避しようとするリーフ。

ああ、その足元に……バナナの皮が!
ここ最近ラッキースケベでネタが来ている。
これは滑ってこけてベルカにダイブしラッキースケベ発生の流れか!?







そんなことは全くなく、滑って斧躱し損ねて直撃しコノヒトデナシになっただけだった。
いつか葉っぱが懲りる日は来るんだろうか。
たぶん来ない。懲りた葉っぱはもはや葉っぱのような別の誰かである。
葉の返り血浴びた暗殺者は一仕事終えたとばかりに晴れ晴れとした顔で廃墟を後にしたのだった。

464 :助けて!名無しさん!:2017/02/28(火) 01:55:14.54 ID:d4xSKoAZ.net
葉っぱは葉っぱであり永遠に葉っぱである←結論

465 :助けて!名無しさん!:2017/02/28(火) 02:34:32.83 ID:q6NSUeHo.net
>>462
基本姉スキーだからリンの世話焼き姉御肌面に触れたら可能性は有る。が
どっかの姉スキーが謀略仕掛けて台無しにしそう。

466 :助けて!名無しさん!:2017/02/28(火) 07:43:15.44 ID:0A0VT3Rr.net
しかしリンは支援相手とか見ても年上好みっぽいしレオンがその気になってもリンの方がその気にならない気がするが
弟属性なのもマイナスというか、いや妹いるから兄属性も持ってるんだけどエリーゼよりカミラ姉さんやカムイ義姉さんとの間の方がクローズアップされる事多いし

…って、リンって15だっけ
レオンの方が年上なのか?

467 :暗殺少女の憂鬱1/3:2017/02/28(火) 22:26:55.32 ID:JYCY+hzw.net
>>463に便乗します。

トラキア地区

 紋章町内でも治安が最底辺のこの地区にて一人の少女が歩いていた。
 本来なら危険極まりない行動なのだが彼女の鋭い眼光、そしてその小柄な身に似つかぬ巨大な斧が彼女も相当なものであることを窺わせる。

 彼女はベルカ、白暗夜家の長女カミラの親衛隊の一員であり彼女の恋人の一人、そして凄腕の暗殺者。
 普段は触れれば切れる鋭い雰囲気を纏う彼女だが今日は若干気落ちしていた。
 それは普段カミラを狙う変態にして怨敵、リーフを始末する直前、彼の放った一言だ。

『カミラには興味があるが自分達には興味はない』

 本来あんな葉っぱに興味を持たれても嬉しくないどころか怖気が走るのだがやはりはっきり言われると気分が悪い。
 そしてその理由も解っている、カミラにあって自分達に無いもの、それは胸……
 彼女も相棒のルーナも共に共通してひん……基、華奢な体格をしている。
 実際暗殺者という立場上このような体型が有利であるのだがやはり女としてカミラのような体型も羨ましく思う。
 大嫌いな相手とはいえ、否、だからこそ秘かに気にしていることを指摘されると頭に来る。
 今回はいつも以上にボコボコにしたのも致し方ないことだろう、そう思い人知れず溜息を吐いた……筈だった。

アイク「どうした?」
ベルカ「!!!」

 思わぬ声に顔をあげると目の前にいたのは青髪の巨躯。

アイク「あんたは、確かカミラの……」
ベルカ「貴様は……」

 目の前にいたのは敬愛するカミラが友人と認めた男性。
 本来は彼女の名を呼び捨てにする存在等彼女の家族を除けば許される筈はないのだが、他ならぬ彼女自身が認めている。
 故に、憎らしさを感じつつも押さえ込んだ。

アイク「何かあったか?」
ベルカ「貴様には関係無い」
アイク「そう言われてしまえばそうかもしれん、だが知り合いが辛そうにしている以上見過ごせん」
ベルカ「余計な気など……」グウゥ

 なお拒絶しようとしたところ鳴った微妙な音、発生源は彼女の腹。
 考えてみると明け方に夜戦後の微睡みの中気配を察知した葉っぱを追いかけ、朝食も食べず追い回していた。
 正直間抜けな事態に空気が霧散してしまった。

アイク「丁度昼飯時だったな、連れもいる、せっかくだから一緒に行かないか?」
ベルカ「貴様と行く理由が無い」
アイク「だがな……」
ワユ「大将〜〜」

 なお拒絶しようとした彼女に話しかけようとしたところ響いた声、それと同時に駆け寄ってきた3人の少女。
 確か神将と呼ばれた男の嫁達だったかと彼女は思い出した。

ワユ「大将、探したよ〜」
ミスト「お昼ご飯行こう、お兄ちゃん」
イレース「あれ?彼女は?」
アイク「カミラの部下だそうだ、偶々会ってな」
イレース「ああ、カミラさんの……」
ミスト「そうなんだ、せっかくだから、一緒にご飯行きませんか?」
ベルカ「いや、私は……」
ワユ「いいじゃん、皆で食べた方が美味しいよ!」
ベルカ「ま、待て……」

 ノリノリの女性3人に囲まれあれよあれよと言う間に引っ張られてしまう。

468 :暗殺少女の憂鬱2/3:2017/02/28(火) 22:31:45.01 ID:JYCY+hzw.net
ミスト「ところで、何故あんな所にいたんですか?」
ワユ「そうだよ、あそこは危ないよ?」
ベルカ「逆に聞くけど、お前達は何故?」
アイク「仕事だ」
ベルカ「仕事?」
ワユ「イーリス署からの依頼でね、新しい留置場をあの辺りに建てるんだって。」
イレース「今日は予定地の廃墟を撤去していたんです」
ミスト「さっきも言った通り治安が悪いから、普通の工務店に頼めなくて家に来たんだよ」
ベルカ「成程」
アイク「それで、あんたは何故?」
ベルカ「……………実は」

 正直悩んだ、ほんの知り合い程度の相手にこんなことを話す理由がない。
 だが、4人に囲まれたこの状況、何故か不快ではない雰囲気が彼女に溜め込んでいた言葉を吐き出させた。

アイク「すまん……」
ベルカ「お前に謝って貰う事じゃない」
アイク「だがそれでも弟のしたことだ」
ワユ「でも流石に酷い言い方だよね」
イレース「……解りますその気持ち」
ミスト「うん、覗こうとした挙げ句その言い方は許せないよ」
ベルカ「……何故?」
ミスト「え?」
ベルカ「お前は大きい胸をしているのに何故怒っている?」
ミスト「だってその言い方だと女の人を胸しか見ていないようなものでしょ?
    私自身はお兄ちゃんしかみて貰いたくないけど、やっぱりそんなの気分が悪いよ」
ベルカ「そうか……」
ワユ「よし、ご飯終わったら一緒にショッピングに行こう!」
ミスト「そうだね、ベルカさんに似合う可愛いの見に行こうよ」
イレース「賛成、です」
ベルカ「な、私はカミラ様の元に戻らなくては」
アイク「大丈夫だ」
ベルカ「何?」
アイク「さっきカミラに連絡した『最近働き過ぎだから休ませてあげて』だそうだ」
ベルカ「何時の間に……」
アイク「話の流れと皆の性格を考えればこうなりそうだと思ったのでな。
    皆落ち込んだ相手は放って置けないからな」
ワユ「大将に似たんだよ」
ミスト「お兄ちゃんがそんな優しい性格だから私達も習ったの」
アイク「そうなのか?」
イレース「そうです……」
ベルカ「……解った、カミラ様の指示もあるのなら従う」
ワユ「うん、それがいいよ」

 それから5人で様々な店を回る、服屋、雑貨屋、アクセサリーショップ、カミラの護衛で入ったことはあるが自身のものを選んだ事がなく、戸惑いつつも色々見ていく、そして彼女達の勧めやアイクに判断してもらい幾つかの物を買っていく。
(ファッションに疎いと前置きするも彼の選んだ 物は中々センスが良かった)

ワユ「今日は楽しかったね〜」
ミスト「ベルカさん、その髪飾り可愛いよ」
ベルカ「そ、そうか?」
イレース「お似合い、です」

 買い物が終わり帰宅の時間、彼女の髪にはディフォルメして可愛らしくした飛竜を象った髪飾りが付けられていた。因みに選んだのはアイクである。
 更にカミラとルーナの分もと勧められ同じ物を購入、アイクも他の嫁へのお土産と幾つかの小物を購入していた。
 考えて見るとカミラも何処かへ出掛けると自分達に小物や食べ物を買ってきてくれたのを思い出す、この辺りの気遣いがモテる理由かと改めて思った。

アイク「気晴らしにはなったか?」
ベルカ「……まあまあ」
ミスト「ベルカさん、また出掛けましょうね、今度はカミラさんや他の相棒さんも誘って!」
ベルカ「………ん」

469 :暗殺少女の憂鬱3/3:2017/02/28(火) 22:34:33.82 ID:JYCY+hzw.net
白暗夜家

ベルカ「……ただいま戻りました」
カミラ「お帰りなさい、楽しかったかしら?」
ベルカ「はい、それなりに……」
カミラ「ふふ、良かったわ」
ベルカ「あの……これを」
カミラ「あら、ひょっとしてベルカから?」
ベルカ「はい……」
カミラ「嬉しいわ、あら、とても可愛い、ありがとうベルカ」ナデナデ
ベルカ「ふゎ……お褒めいただき、光栄です」
カミラ「もう一つはルーナのね、私から渡して置くわ。
    ふふ、アイクの案かしら、或いは、彼のお嫁さん?」
ベルカ「……両方です、それと、カミラ様ともお出掛けしたいとの事でした」
カミラ「あら、嬉しい申し出ね、その時は貴女達も一緒よ?」
ベルカ「護衛ならば」
カミラ「ダメよ、貴女達も一緒に買い物をするの」
ベルカ「しかし……」
カミラ「多分だけど、誘ってくれた人は始め貴女を誘ったのでしょう、その流れで私やルーナになったのよね?」
ベルカ「……何故?」
カミラ「彼らの性格を考えれば解るわ、優しいけど目の前の人を蔑ろにしないし、護衛とか関係無く平等に見る人達だもの」
ベルカ「……参りました」
カミラ「ふふ、気遣ってくれるのは嬉しいけど、間違った報告はダメよ。
    罰として、今度出掛ける時にはその服を着ていきなさい、随分、可愛らしいわね」
ベルカ「こ、これは」
カミラ「選んだのはミストちゃんかワユちゃんかしら、とても似合いそう」
ベルカ「うぅ……///」
カミラ「可愛い姿だけどもう一つの罰よ、今夜は、一杯可愛いがってあげる。
    疲れてるかもだけど、罰だから良いわよね」
ベルカ「は……はい//////」

 頬を撫でられ気持ち良さに目を細める中今日の事が思い出される。
 カミラともルーナとも違う、あれが、友達との関わりかと改めて実感した。

ベルカ(…………悪くはなかった、だから、カミラ様の友人と、私は認めても良い、ありがとう、アイク)


オマケ

アイク「リーフ」
リーフ「何?アイク兄さん」
アイク「3人が用があるらしくてな」
リーフ「え!?ワユおねいさんにミストにイレース、一体なんの!?」
ワユ「うん、弟くんが無限の体力を持ってるって聞いてね」
ミスト「どれだけだか知りたいの」
イレース「調べさせてくれませんか?」
リーフ「僕の体力をしらべる!?
    ブバァァァ!!つ、遂に僕も童貞を……」
ワユ「良さそうだね………」
ミスト「じゃあ、私達と模擬戦しようか……」
イレース「断りませんよね……」
リーフ「あ、あれー?模擬戦は肩すかしだけど良いとして何故ここまで殺気を……?」
ワユ「何の事かなー」
ミスト「別に殺気何て出てないよ?」
イレース「ベルカさんを、女の人を胸で差別したこと……怒ってる訳ではありません」
リーフ「な、何でそれを知って、アイク兄さん、助けて!!」
アイク「良い訓練だぞ、頑張れ」
リーフ「そんな、ちょ、ちょっと……あ、あ………」

コノヒトデナシー!!!

470 :助けて!名無しさん!:2017/02/28(火) 23:46:28.07 ID:763LqzAQ.net
ベルカミは人類の希望
いいよねベルカ
もっとカミラ様とイチャついていいのよ

クロム「……俺だって巨乳好きだし好みはあって当然と思うが…さすがに貧乳の人に面と向かってそう言ったりはしないぞ」
リン「私もイケメン好きだしブサメンと付き合う気はないけどそれは嗜好よね。だけどブサメンをブサメン呼ばわりはさすがに差別よね」
リーフ「ぽろっと口に出ちゃうんだよおお!別にベルカに悪気は……カミラさんの恋人だしちょっと嫉妬があるのは認めるけどさ」
クロム「お前の裏表の無さは…悪い方に出がちだからなあ…本音を包み隠さずってのも時と相手を選ばないと」
リン「そうよ。そんなことだから喪になるの。言っちゃ悪いけどナンナたちはあんたのどこがいいって思うのか結構な謎よ」
リーフ「参ったねこりゃ。喪組からすら喪と言われちったい…言った後、さすがにこれはなかったかなって思うけど、その場じゃ止まらないんだよう。なんとかならないかな」
リン「シグルド兄さんを見なさい。喪だったけど脱出したじゃない。あれこそ私たちが目指す指標よ」
クロム「逆にリア充だったけど喪落ちしたマルスもいるけどな。栄枯盛衰。喪がリアにリアが喪に。現状が永遠とは限らないということか」
マルス「勝手に仲間に入れないでください!僕とシーダはラブラブですからね!」


ガロン「…と、いうことがあったと聞く。うちの義娘のベルカがぺたんこを愚弄されたと」
クロム「その…なんつうか…すんません。うちのバカが迷惑かけました」
ガロン「子の喧嘩に親は出ん。別にかまわぬ。カミラ夫婦…この場合婦婦婦か…そこは孫の顔を見ようがないのが残念なだけで」
バアトル「お主は己の娘の事を放任しすぎる!親ならば殴りこんで当然!うちのフィルのぺたんこがバカにされたならば儂はそやつを叩き潰す!」
フィル「父上!大きな声でぺったんことか言わないでください!?」
ガロン「お主は過保護すぎるじゃろう。お主んとこの娘ももう中学かそこら。彼氏くらい好きに作らせてやればよかろうに口うるさく邪魔しとると聞いておるぞ。というかはよ孫の顔見たくはないのか」
バアトル「ぜぇったい許さん!娘につく悪い虫は!だいたいお主こそまだロリの域の娘を早々に嫁に出すなど早すぎるじゃろう!」
クロム「…あの二人。顔を合わせれば教育方針で大喧嘩だ…」
パント「考えが正反対だからねえ仕方ないね」
ダグダ「クロムはまだ嫁捕まらんのか?儂もタニアに継母見つけてやりたい。主にエーヴェル」
ダグラス「…お主は気持ちが若いのう…ララムはもう今更継母を求めはすまいし儂はさすがにそんな元気ないぞ」
クロム「は…は…は……は…このまえルキナに急かされましたよ……」

ノノ「お兄ちゃんもンンのパパなんだからパパさん組に入るのかなー?」
エフラム「…そういう事になるのか。なるのかも知れんが」

471 :助けて!名無しさん!:2017/03/01(水) 00:25:37.50 ID:PQ7Wh6qQ.net
>>467-469
ああ、アイク、これはモテるわ……
嫁達も凄く良い娘
末永くお幸せにとしか
ベルカも可愛い
GJ!

>>470
紋章町の父親達って、みんな濃いぃww
こちらもGJです!

472 :それはただの夢?1/2:2017/03/01(水) 19:33:59.55 ID:DgpBKusT.net
>>470から思いついたネタを投下します。
過去ネタの設定を流用しています。

リーフ「アルテナおねいさーん!!」ルパンダイブ
アルテナ「近づくなこの葉っぱがぁ!」

アーコノヒトデナシー!!

リーフ「イテテ……ヤバい、逃げないと3人のお仕置が………あれ?」

セティ「ティニーは可愛いな、私の宝物だ」
ティニー「嬉しいです、セティ様」

 視線の先にはセティと甘い雰囲気を出すティニーの姿が、そしてふと視線をずらすと……

ミランダ「コノモール、私なんかで、良いの?」
コノモール「私は、ずっと貴女をお慕いしておりました」
ミランダ「ありがとう、そしてごめんなさい、ずっと貴方の想い、無下にしてたのね」

 物語の一場面のようなやり取りを繰り広げるミランダ。
訳の解らない部分はあるものの何となくその場から移動してみる。
 そしてその先に幼馴染にして3人娘最後の一人、ナンナ、パターンからして相手はアレスかなと何となく思いつつ目を向ける。

エフラム「……いいのか?」
ナンナ「はい、どうか私も……」
エフラム「しかし……」
サラ「お願い、兄様、ナンナを受けいれてあげて。
   ナンナは大事な友達で、昔から寂しい時とか助けてくれた、大事な姉様なの」
エフラム「しかし、それが自棄だと言うなら、俺は……」
ナンナ「確かに、これはリーフ様に蔑ろにされた自棄の部分もあると否定できません」
エフラム「なら」
ナンナ「しかし、それ以上に私は貴方を、お慕いしています」
エフラム「……何故?」
ナンナ「強く、優しく、懐深く、あの方にはない沢山の魅力が」
エフラム「そうか……」
ナンナ「それに、私も、前に進みたいのです。
    あの方を過去にして、先を見たい……」
サラ「兄様……」
エフラム「…………震えているな」
ナンナ「そんな事……」
エフラム「隠さなくて良い、それ故に覚悟は伝わった」
ナンナ「それでは」
エフラム「ああ、お前を受け入れる、お前の全てを、俺の物にする、ナンナ……」
ナンナ「エフラム様……」
サラ「良かった、兄様、姉様……」

 あまりに現実離れした後継、リーフは自分の世界全てが崩れていくのを確かに感じた。

473 :それはただの夢?2/2:2017/03/01(水) 19:34:59.53 ID:DgpBKusT.net
リーフ「ハッ!!!」

飛び起きると目に入ったのは自分の部屋、窓から指す朝日に明るく照らされている。

リーフ「夢………だったのか………」

 しばらく動けず考える、思い浮かぶのは先程の光景………

リーフ「なーんだ、夢か、現実だったら、あの3人を気にせずお姉さんハントに精を出せたのに!」

彼は気付かない無理に明るく言った憎まれ口の言葉が震えていることに。

リーフ「さて、朝ごはん……の前に、何だか凄い寝汗かいてるなぁ、気持ち悪いからシャワー浴びてこよ」

 彼は気付かない、己の頬を伝う涙を。
 それはただの夢だったのだろうか、或いは………?

終わり

474 :助けて!名無しさん!:2017/03/01(水) 19:41:03.60 ID:Wa9NWxBY.net
ロプトマージって、「見せたい夢を見せる術」くらい使えそう(小声

475 :助けて!名無しさん!:2017/03/01(水) 21:57:39.78 ID:9bi6TskJ.net
ミカヤ「ふむ、ふむ…ほほう…」
ユンヌ「ちょっとミカヤ前のページ戻ってアイクんとこ」
ミカヤ「まあまあ、暁の団のとこもゆっくり見たいじゃない?」
エリンシア「あらお姉さままたアルバムですか?」
ミカヤ「ううん、テリウスコレクション・下よ。こないだ買ったの♪」
ユンヌ「(これ書いてる人がね)」
ミカヤ「ちょっとだけ今更だけど詳しく話するのも楽しいわよね」
ユンヌ「(これ書いてる人が略)」
エリンシア「ハァハァ、服がはちきれんばかりに成長したボーレくんのわがままボディ、ラグズの皆様方のフルイラスト…」
ユンヌ「書き下ろしのカバーイラストのアイクもあるわよ」
ミカヤ「ちょっとナチュラルにひったくらないで」
エリンシア「オルグさんの肉体美ハァハァ…あら、外見設定年齢……?」
ミカヤ「あ、やっぱりそこ気になる?」
ユンヌ「テリウスは実年齢と外見年齢がずれてる奴が多いからね」
ミカヤ「普通に年齢って書かれてる人と外見設定年齢って書かれてる人がいるわね」
エリンシア「私のページ、『外見年齢設定』って書かれているのですが…」
ミカヤ「………」
ユンヌ「………」
エリンシア「ウッ…や、やはり別の意味で私の実年齢と外見年齢がずれてるから…(´;ω;`)」
ミカヤ「そ、そんなことないわよ!!21歳の外見ですって公式が書いてるのよ!!」
ユンヌ「ほ、ほらこれ見てデギンハゲザーの外見年齢驚愕の50よ!?
ミカヤ「どっひゃー(棒)」
ユンヌ「竜王家三巨頭とか言われてジジイ達と一緒にされてるから65は見てたわアハハ!」
エリンシア「た、確かに意外な方は結構いますね。ユリシーズとか…」
ユンヌ「笑い飯が20代とはね」
ミカヤ「そういえばエリンシアとあまり絡みないわね…クリミアの忠臣たち」
エリンシア「お姉さまも暁の団の方との絡みあまりですね」
ミカヤ「なんとなく家に常駐しておかえりって言うポジなのと半分ユンヌに身体使われてるばっかりに…」
エリンシア「私が主婦として家にこもりがちな上、外に出たらKINNIKUにばかり目が行くばっかりに…」
ミカヤ「エディ、また豆腐買いにいくからね…!」
ユンヌ「あんたの横のページのヘソ出し緑が泣いてるわよ」
エリンシア「鎧に包まれたケビンのKINNIKUもチェックしなきゃ!!」
ユンヌ「こっちはもうなんて言うかもういいわ」
アイク「ん、何を見てるんだ?」
ミカヤ「あっ、アイク!テリウス揃った」
ユンヌ「アイクは仲間との付き合い多いわよね」
アイク「ああ。だけど最近はライやボーレやしっこくとは会ってない気がするな」
ミカヤ「やはり…絆成分が不足してるわ」
エリンシア「見てくださいこのボーレくんのページ!『アイクに次ぐ肉体的成長を』ってアイクったらどれだけ」
ミカヤ「ちょっとエリンシア静かにしてマイペース抑えて」
エリンシア「はい(´・ω・`)」
ミカヤ「こう作品全体振り返るとね、いろいろあったなって思うのよ」
アイク「蒼炎での傭兵団の砦を守った戦い…まさに背水の陣だったな…」
ミカヤ「ニケ様で石化させた杖使いと、武器壊したジェルドでのチクチク…稼がせて貰ったわ…」
ユンヌ「前者の仲間との絆的な流れ受け継いで後者のそれ言うのやめなさいよ」
ミカヤ「まあとにかくね、仲間とかマップの話とかもいいわよねって思ったのよ」
クロム「絆の話ならお任せあれっ!!」
アイク「絆…お前がよくルフレ♂と隣接してハート出してるあの」
クロム「ルフレ♀の方と隣接するとトロンかビンタになるだけで男限定じゃないからその言い方やめて!!」

ifとかのあまり触れられてない尖ったキャラ性能やマップが題材の話とか書きたいなとか見たいなとか思ったり

476 :助けて!名無しさん!:2017/03/01(水) 23:02:16.77 ID:2euG8a/k.net
そろそろヒーローズ解禁かな?

477 :助けて!名無しさん!:2017/03/01(水) 23:05:49.17 ID:KudviXmr.net
0時からかのう
ネタも用意はしといた

IFであまり触れられてないキャラかあ…
ベロアとかゾフィーあたり見てみたいかも

478 :本筋の続きはよ:2017/03/02(木) 00:00:27.99 ID:7S7vNXTE.net
ヒーローズ解禁記念
ちとグレー寄り注意

シャロン「どうもおいでませ!解禁ですよ解禁ですよ!」
ミカヤ「…私…こたつで寝てたんだけど…」
自宅で寝てたら急に寒気を感じ…気が付いたら知らん奴の家にいた。
眼の前の少女が言うには召喚とかいうのらしい。
不意にレスキューされたようなもんだが、よりタチが悪いのはマップ外でも友軍で無くても、
呼ばれる側の意思ガン無視で呼び出されるという事だろうか。
メサイヤで呼ばれるゾンビの気持ちがちょっとわかった気がする。

ミカヤ「んでいきなりなんなのよあんたは」
シャロン「解禁嬉しくてテンション上がってますシャロンです。私があなたを呼びました。どぉです?」
そいや最近よくわからんが次元がどうとか異界がどうとかいう怪しい連中が紋章町に増えたらしい。
定期的に人が増える。数年前に白夜の鎖国が解けたり暗夜が加盟したりした時以来か。
ミカヤはため息をついた。
ミカヤ「はいはーい。よーこそ。じゃ帰る」
シャロン「え、ちょ!?早すぎでしょう!?まってくださいよ!オーブあげるから!ほんとはリアルマネー取る貴重品です!」
ミカヤ「この歳になると欲なんて大して無くなるのよ。おこたで寝たいんだってば」
シャロン「……ババくさいです…」
ミカヤ「はいはい。否定しませんとも」
アルフォンス「あ!こ、こら!無暗に人を召喚したらだめでしょ!あの娘みたいに!…ども、どうもすみません!うちの妹がご迷惑かけまして…」
シャロン「ううう…だってぇ…この町の中心的グループって有名な兄弟さんちの長女さんにご挨拶したかったんですもの…」
ミカヤ「それはどーも。でも挨拶ってそちらが訪ねてきてするものよ」
シャロン「し、システム!システムのお披露目を!」
ミカヤ「ヒーローズはうちの兄弟もやってるみたいだけどー…よく考えたら自分の世界で生活してたら突然飛ばされてこっちのために戦え!よ。二つ返事でOKする方がふつーは稀よ。みんなよく承知してること」
アルフォンス「それを同意無しでやってしまう人もいるんですよ…」
ミカヤ「ん、ん?さっき言ってた…あの娘…の事?」
アルフォンス「ええ…まあ…」

なんか嫌な予感がする。


さて、噂のあの娘の屋敷。
灰色の髪をした、まだあどけないローティーンの少女は家中の扉を開けっ放しにしていた。
閉めない。誰が閉めるものか。開けるのがアスク家の者たちなら閉めるのはエンブラ家の者たち。
だが彼女は閉める事をやめてしまった。「英雄」を我が物にするために。
ヴェロニカ「来て来て。レア英雄来て。☆5来て。私のものにしてあげる」
幸い家が金持ちの彼女は課金力の貧弱なアスクの連中と違って好きなだけ課金ができる。
ろくに学校にも行かないで彼女はソシャゲ三昧の暮らしをしていた。
あけっぱの扉が歪む。空間が繋がり……英雄が引き寄せられようとしている。
相手の都合?ガン無視です。
そいつが寝てても飯食ってても風呂入ってても少女の知った事ではない。
だが……これは予想してなかったかも知れない。

エフラム「ミルラ…っ……ミルラっ……っ今…お前の…中に……っ」

現れた覇王は逞しく引き締まった裸体で雄々しい槍をつき出していた。

ヴェロニカ「………………………え?」
エフラム「……ミル…………………え?」

……アポも取らず、先方の様子も知らずやたらめったらランダムで呼び出すのだ。
…………オタノシミの真っ最中ということがあっても…おかしくはないのだった。
そして。

覇王の槍は放たれた。
眼前の少女の顔に。

…え……ぁ………! ! ! ぎ ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ………………………………

479 :本筋の続きはよ:2017/03/02(木) 00:02:07.04 ID:7S7vNXTE.net
ややあって………

裸体のまま土下座するエフラムと、すっかり不貞腐れたヴェロニカの姿があった…
あれから大変だった。顔を洗って…洗ったはいいが髪に飛び散ってからみついたものを落とすのはそれはそれは大変だった。
というか精神的ダメージが深い…深すぎる。
…自業自得と言えば自業自得なのだが。
しかしマリアの時と同様、不可抗力なれど嫁でもない少女にこんな真似をしてしまったエフラムの選択は土下座あるのみ。
ヴェロニカ「椅子……」
エフラム「……む…」
ヴェロニカ「人間椅子になって。お茶にするから…気分が悪いし口直しするわ」
エフラム「わかった。それでお前の気が済むなら」
…嫁達と愛し合っている最中に無理やり召喚された言わば被害者なのだが彼はそんなことを考えもしなかった。
裸体のまま四つん這いになり、その上に少女が腰を下ろす。
なかなか屈辱的な光景でありマゾでもなければ耐えられるものではあるまいが、
しかし覇王の精神は鋼鉄仕立てなのかも知れない。
さて、優雅で倒錯的なティータイム。
少女はエフラムの背中に座ったまま呼び鈴鳴らすと、片手のスマホを弄り始めた。
従者でも呼んで茶の用意をさせるのだろうか。
しかし…

エフラム「そろそろ日付が変わるころだしスマホやってていいのか?明日は学校だろう?」
ヴェロニカ「知らない。行かないもの」
様子を伺う。夜更かしに慣れて…というか…昼夜逆転の暮らしでもしてるのか。そういう空気がある。
部屋の様子をよく見ると…コンビニ弁当の箱やらコーラの空き缶が適当に放置されている。
そして付きっぱなしの数台のPCでは複数のソシャゲが起動しており、時折少女は思い出したようにガチャを回していた。
これはよもや話に聞く…ネトゲ廃人というやつ…か?
ヴェロニカ「あーぁ…リアルでガチャが回せると思ったのに…最低…」
エフラム「…それで俺を呼んだのか?」
ヴェロニカ「…そうよ。記念する第一号だったのに。私のコレクションにするの。なのにこんな…」
何度も髪を気にしている。
大分念入りに洗いはしたのだがそれは気になるだろう。
エフラム「なぁお前…学校行ってないのか?」
ヴェロニカ「…かんけーないでしょ」
エフラム「しかし…」
いいかけて言葉を切った。背中を抓られたのだ。
…少女の力では痛くも痒くもないが。
そこに…戸を潜る者がいた。異次元とか異空間ではない。文字通りの意味だ。
先ほどの呼び鈴で呼ばれた者だろうか。
マークス「呼んだかね…む、エフラム君?」
エフラム「マークス義兄上!?なぜここに!?」
姿を見せたのはエフラムの妻の一人エリーゼの兄、マークスだった。
ヴェロニカ「遅いわ先生。紅茶。茶葉はアールグレイ。心持ち薄めに」
マークス「あ…ああ、少し待っていたまえ」
義兄は部屋を見回し……散らかしっぱなしのコンビニ弁当に小さく溜息をつくとゴミを纏めた。
マークス「……自炊のやり方は教えただろう。君の歳でこんな生活を送るものではない」
ヴェロニカ「……かんけーないもの。先生が頼んでもいないのに面倒見に来てるだけでしょ。だから望みどおりに使ってあげてるの。お茶」


……夜半遅くまでソシャゲ三昧の時間を過ごしたヴェロニカは、朝方近くになってようやくベッドに入った…
その肩に布団をかけるとマークスはエフラムを促す。部屋の外についてこいということだろう。
……いまだ全裸なので寒い。寒いのだが男物の服などない。やむをえまい。

480 :本筋の続きはよ:2017/03/02(木) 00:06:01.02 ID:7S7vNXTE.net
マークス「察しはつくと思うが…あの子は私の生徒の一人だ」
エフラム「の…ようですね。マークス義兄上…しかしあの有様は」
マークス「ああ…俗にいう引き籠りだ…ろくに学校に出てこないので幾度か家庭訪問したのだが…家庭の問題は教師には関係ない!…の一点張りでな…
     ならば懐に飛び込んで解決せんとエンブラ家の従者のバイトに志願した」
エフラム「……貴方は教師の鑑だ…」
マークス「よしてくれ。解決は道半ばなのだ…」
エフラム「む…で、家庭の問題とは?俺も力になれるならば」
マークス「…問題…とは。ヒーローズのメインストーリーの続きが配信されねばネタの書きようがない」
エフラム「……………」
マークス「そ、そんな顔をしないでくれたまえ!仕方ないのだ!彼女の継母は多忙な人物らしくてな。ここに潜り込んで一か月ほどたつが…一度も帰ってきていないのだ」
エフラム「…円満でなさそうというのは察しがつきますが」
マークス「とにかく、私の生徒が迷惑をかけてすまなかった。マントを貸すから風邪をひかないうちに帰り給え。
     …奥方たちも待っているだろう」

どこか釈然としないものを感じながらエフラムは帰途についた。
…ミルラたちも心配しているだろう…

〜 エフラムの部屋 〜

壁の方を見て体育座りしてる少女が一人。無言で。
もうちょっとで一緒に達せたのに。体の中に槍の感触が残ってる気がするのが切ない…

ミルラ「……………」
サラ「MAP外…別MAPみたいね。レスキューでも探知できない……」
ノノ「明日は一番に愛してもらいなよ。ノノも譲るから…」
ファ「おねえちゃんかわいそう……おにいちゃんとあいしあうの…きもちよくってしあわせなのに…」



〜 アスク家 〜

シャロン「ソシャゲは用法用量そして金額を守って遊ぶぶんには素晴らしいものなんです…ですけど…それに心を囚われ、他のすべてを投げてしまう人がたまにいるんです」
アルフォンス「…現実が満たされない者が…心を閉ざしてる者の逃げ道になってしまっては…ずぶずぶと泥沼に沈むようなもので、時とお金とを失い続け…」
ミカヤ「んー…私の若い頃はソシャゲどころかファミコンも無かったけど…逃げ道っていえばお酒か賭博くらいだったけど、選択肢も増えたもんねー」

果たしてヴェロニカはもう一度学校に来るのか?
ヴェロニカの継母とは?

本編の続きが来ることを待とう。

終わり

英雄召喚しまくって配下にするヴェロニカがガチャ課金しまくるソシャゲ廃人に見えてしまってこんなネタになった…
本編続きの展開によってはマークス喪脱出も…ありえるかも?

481 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 00:13:54.32 ID:pYySc3S8.net
乙です。

しかし新作一発目のネタがグレーゾーンとはたまげたなぁ……
色々インパクトのある話に笑わせて頂きました。

482 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 00:53:46.98 ID:wssr+Vy1.net
ヒーローズ解禁にて一ネタ キャラ崩壊注意

マルス「貴様がァ!」
マリク「てめぇがァ!」
マルス・マリク「「貴様が(てめぇが)僕の敵だァ!」」
シーダ「何が起きたのー!?」
エリス「誰か止めてぇー!」

クロム「俺は!お前ほどカミュ、心底憎いと思ったことはこの上ないぜ!」
カミュ「このカスが 激昂するんじゃない。」
ルフレ♀「なんでクロムさんはカミュさんに憎悪を」
カイン「俺にはわかる、何となくだかわかる」

エリウッド・ニニアン・フィオーラ・リンディス「「「「俺達は(私達は)」」」」
エリウッド・フィオーラ「負けない!(負けないし)」
ニニアン「挫けないし」
リンディス「倒れないし」
エリウッド「揃わなくても泣かないし」
ライナス「何やってんだあいつ」
ヘクトル「勝利のポーズしようとしたらあんなになったとさ」
ロイド「だからといって、そこまでなくか」

483 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 01:01:39.32 ID:eVzF+Pd6.net
>>478-480
ミルラ……ドンマイ…… (T-T)


マークス兄さんが(久しぶりに)かっこ良くて嬉しいです

484 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 02:20:56.19 ID:P0xi9wUU.net
セシリア「ウソよウソよきっとあれよ後からゴロゴロ上位互換が出てきて結局残念な扱いになる前振りよ上げて落とす的なあれよ」
セティ(十数年ネタにされて素直に評価を受け入れられないらしい)
アーダン(気持ちは解るのが悲しいよなー)
サザ(やっぱりイジメ良くないんよ)
ウォルト(A〜〇〜)

485 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 02:37:03.53 ID:P0xi9wUU.net
追記
意外と強めなセシリアさんとか強い大陸一以上に
クレインのアンタ弓バーサーカー?ってレベルの火力特化に吹いた
今頃スーパー〇イヤ人的なオーラ出してそうだ

486 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 17:46:08.63 ID:dgNuxJuP.net
エリウッド「ふっ!ハァ!!」ブンブン
ヘクトル「おぉ!?珍しいなエリウッドが鍛練してるなんざ!調子良いのか?」
エリウッド「ヘクトルか、聞いてくれ、ここのところ体の調子が良いんだ、自分でも驚くくらいに」
ヘクトル「そりゃいいことじゃねえか、…よく見たらお前素振りに使ってるそれ…!」
エリウッド「あぁ、気づいたかいヘクトル、そうだよ…デュランダルから重みを感じなくなったんだ!」

ヒーローズのデュランダルが優秀な武器になって困る困らない

487 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 19:55:23.52 ID:bJ3DlXj3.net
プリシラ「2連続で兄妹愛推し…もう完全に公式がKINSINNを推しています。流れが…風が来ています!」
クラリーネ「なんでどうしてお兄様がサナキさんとセット扱いなのですか!?おかしいではありませんか!」
ティニー「結構絵師さんごとに絵のイメージ違いますね〜」

488 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 22:30:54.79 ID:2GrHoMyq.net
>>478-480
エフラム「……相変わらず不摂生で外に出ない生活を続けているのか」
ヴェロニカ「……呼んでもいないのに勝手に来ないで」
エフラム「まあ……今回はあれだ、この前のお詫びというか」
ヴェロニカ「あれはもう忘れて、私も忘れたいから。……まあ、こっちにも少しは責任があったし」
エフラム(少しではないと思うんだが……)
ヴェロニカ「……それにしても、あんなことがあったのにまた来るとか恥ずかしくないの?」
エフラム「あれ以上恥の上塗りのしようもないと思ってな」
ヴェロニカ「……まあ、確かに。それにしても……あなた、妙に落ち着いてるというか……」
エフラム「ああ、魔道でいきなり呼び出されたりとかは慣れてるからな」
ヴェロニカ「……一体どういう生活してるの?」
エフラム「お前こそ、学校には行かないのか?」
ヴェロニカ「……くだらない。学校なんて将来働かなきゃならない人が仕方なく行く場所でしょ。私はそんな必要ないから」
エフラム「お前な……いや、外に出ると楽しいぞ?」
ヴェロニカ「……どうでもいい」
サラ「ふーん……兄様、これが例の子ね」
ヴェロニカ「!? ちょ、いつの間に!? ていうか誰!?」
エフラム「なんだ、お前も来たのか」
ヴェロニカ「知り合いなの? なら早く連れて帰って」
サラ「家族とうまくいってなくて、本気で面白いと思えるものが無くて、、周りの迷惑も考えないで、人の話も聞かないで、
   寂しさと退屈を紛らわせるために暇つぶしのことしか考えてないとか?」
ヴェロニカ「……何、いきなり? 知った風なこと言わないで、あんたに何が分かるっていうの!?」
サラ「分からないでもないわ」
ヴェロニカ「……え?」
サラ「私からも忠告するわ、今の生活を改めて学校に行きなさい。でないと色々損するわよ」
ヴェロニカ「お生憎様、私にはそんなの必要ないの」
サラ「わざわざ薄い胸張ってまで堂々と言うことじゃないと思うけど」
ヴェロニカ「う、うす……ちょっと何!? だいたいそっちも私と大して変わらないじゃないの!」
サラ「私はこれから兄様に大きくしてもらうからいいの」
ヴェロニカ「え、ええ!?」
サラ「それじゃ兄様、私先に帰ってるから」
エフラム「ああ、分かった」
ヴェロニカ「……消えちゃったし、何なのあの子?」
エフラム「色々思うところがあったんだろう。……昔の自分とか、な」
ヴェロニカ「……訳が分からない」
エフラム「……まあ、これでも食べて落ち着いてくれ。お詫びの品としてお菓子の詰め合わせを持ってきたんだ」
ヴェロニカ「そんなもので……まあお腹空いてたから食べてあげなくもないけど」
エフラム「味は保証する、姉上とサクラの手作りだからな」
ヴェロニカ「誰それ……あ……美味しいじゃない。どこで売ってるのこれ? 通販で買うから教えなさい」
エフラム「残念だったな、これは店で売っているものじゃない。欲しかったら家に遊びに来るしかないな」
ヴェロニカ「……あなた、意外と卑怯なのね」
エフラム「まあ、二度と無断で誰かを呼び出して迷惑をかけないと約束するならまた持ってこないでもないぞ」
ヴェロニカ「えー」
エフラム「えー、じゃない!」
ヴェロニカ「じゃあ英雄が必要になったらどうすればいいの?」
エフラム「せめて呼ぶ前に連絡をしろ、相手の都合もあるだろう」
ヴェロニカ「れん……らく?」
エフラム「……スマホを出せ、俺と連絡先を交換しよう」
ヴェロニカ「……なにこれナンパ? リアルで遭遇するとは思わなかった」
エフラム「違う! 必要があるなら俺に連絡しろ、できる限り力になる」
ヴェロニカ「……なんでそんなに必死なのよ」
エフラム「必死というか……放っておけないだろ。それに……前にお前みたいな考えになったかもしれない奴とも仲良くなれたんだ。だったら……」
ヴェロニカ「…………」
エフラム「どうした?」
ヴェロニカ「……交換……登録……どうするの? 全然したことないから」
エフラム「……俺がやってやるよ」

489 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 23:01:51.95 ID:bJ3DlXj3.net
>>488
ソーニャ「う、う、うぇっくしぃぃぃぃぃぃっ!?」
ニノ「うひゃぁぁ!? か、母さん大丈夫?風邪?花粉症?」
ソーニャ「う、うるさいわね。ティッシュよこしなさい」
ニノ「はい、どーぞ」
ソーニャ(なんなのよ。最近…まだ出てきてすらいないエンブラ家の継母とかっていうの…
      私とキャラ被ってるような気がするようなしないような…まだ出てきてないっていうのに!)

ロイド「心配するな。ニノには俺たちがいる!」
ライナス「そうだぜ!溢れんばかりに家族愛を注ぎまくるからヒッキーになんかなるこたねえ!」
ジャファル(無言で何度も頷いている)
ライナス「今は家族愛のターンだぜ?」
ロイド「彼氏愛は向こうに行ってどうぞ」
ジャファル「………!?」
ニノ「もー喧嘩しちゃだめだよ兄ちゃんたち!…ヒッキーかぁ…サラが最近知り合った娘がそうらしいけど…あたしにも何かできることあるかなあ…」


ソーニャ「別にニノがどこの馬の骨に引っかかってもどうでもいいのに目の前で私よりモテまくってるのを見るのは面白くない件」
ウルスラ「やつらはロリコンですから。ソーニャ様の魅力がわからないのです。私の方にも見向きもしませんし…」
リーフ「ソーニャ様とウルスラさんには僕が居ます!踏んでください!」



設定だけ見ると…というかわずかな設定しかまだわからんけどヴェロニカの継母の設定はソーニャに近いものがある感じ
…意外とエレミヤさんみたいな人かも知れないとも思うけども今後に期待

490 :助けて!名無しさん!:2017/03/02(木) 23:35:49.07 ID:fLSa31Ko.net
>>488
ヴェロニカ「…連絡してから呼び出すならなんでもしてくれるの?」
エフラム「そこまでは言ってない気がするんだが…」

サラとヴェロニカは似てるように思えて
極度にデレているときを除いて基本Sなサラと
色々言いつつも実は誘い受けでMなヴェロニカ
みたいな差があるという電波を受信した

491 :黒白の境目:2017/03/03(金) 00:01:56.65 ID:5dGTae0H.net
解禁に伴う新ネタラッシュ乙です。

兄弟家居間

リーフ「……」
マルス「どうしたのリーフ、縁側の方を見つめて。エフラム兄さんが本を読んでいるだけじゃないか」
リーフ「いや、読んでる本が『女性の誘い方:お出かけ編』とか、両肩にイドゥンさんとセツナさんが寄りかかって寝ているとか色々
    突っ込みたいことはあるけどさ。今更思うんだけど、エフラム兄さんは幼女組としかグレーネタ書かれないよね」
マルス「……相変わらずメタなことを」
リーフ「何で目をそらしてるのさマルス兄さん?」
マルス「知らない方が良いこともあるよ」 
リーフ「いや、余計に気になるから教えてよ」
マルス「ならヒントを一つだけ、エフラム兄さんは自分を慕う人を年齢で区別すると思う?」
リーフ「……え? まさか」
マルス「まあ、薄めてもグレーにならないほど濃いことをやってるってことだよ。それに幼女組の方がギャグ落ちにしやすいからね」
リーフ「メタはそっちもじゃないか……やっぱり世の中不公平だなあ。よし、ここはお姉さんに声……を」
マルス「どうしたの? 神妙な顔をして」
リーフ「いや、今日はあの三人と出かけてくるよ。行ってくるね、マルス兄さん」
マルス「……あのリーフが? 一体どういった風の吹き回しなんだろう? コノヒトデナシしないし」

イドゥン、セツナ、ソロソロオクッテイクゾ……ハイ、エフラムサン

おわり

492 :助けて!名無しさん!:2017/03/03(金) 00:37:24.35 ID:crPF3vup.net
ターナ「あの、私…は?」
ヒーニアス「妹よ。お前は別の方向性でキャラが立ってしまっているぞ。ここから巻き返すのは至難。諦めた方がいいだろ」
ターナ「兄さんもね!!!エイリーク最近リオンさんやラーチェルといい感じなんだから!」
ヒーニアス「ふっ、恋路はライバルがいた方が燃えるものだろう?」

キヌ「ね、ねーミタマ。最近…その…」
ミタマ「あら、「お友達」でしてよ。ふふふ、安心してくださいな。わたくしセツナさんほど手が早くありませんの」
キヌ「いっ!?べ、別にそんな事言ってないじゃんかあ……」
ミタマ(あら可愛い。からかい甲斐がありますこと)

サクラ(うううう…カザハナさんと二人で兄さまにご奉仕したい…なんてとても言い出せません…サラはいったいどうやってあれほど…その…愛し合う仲間を増やしたんでしょう…)
カザハナ「あ、あのー…人の顔見てどうして唸ってるの?」

リン「わた……」
シグルド「兄妹の愛の2連続だと…なんてことだ!こんなピックアップ間違ってる!」
リン「まだ何も言ってないんだけど…」
エイリーク(卒業…と言うのとは違いますけど、リンも兄離れして愛する人が見つかればいいのですが)

マリア「召喚ガチャ回してたらサクラとエリーゼとかチキとかファとかエフラムさんのお嫁さんばっか出てきたんですけど…なにこれ喪のマリアへのあてつけ!?喪脱出したい!」
ミネルバ「お、落ち着け。お前にはまだはや…ん、んん……」

シャロン「あっるぇ?エンブラの迷惑召喚、最近ちょっとだけ減りました?いえ、まだ時々やってるみたいですけどー」
アルフォンス「他の暇つぶし見つけたとか?このまま門閉められたらいいんだけどね。難しい娘だからね…僕らが止せと何度言っても聞いてくれないし」
アンナ「姉妹たちと連絡取って情報は集めてるわ。マークス先生ともね」

ヘクトル「リンとエリウッドは出たんだが俺はでねぇなあ…」
フロリーナ「いっそ課金しましょうか…」
ファリナ「ずぇったい許さん!ビタ一文出す事まかりならん!最後まで非課金無料ユーザ貫くのよ!」
ヘクトル「また貯めんのかよ…俺の稼ぎは億超えてるしちょっとくれえ…」
ファリナ「横綱は持ち出しも多いんだからいらん事に金使うなや!付け人たち飲みに連れてったりしなきゃいけないんでしょ!こないだも一晩で100万近く使ったんだから!」
ヘクトル「…う……わ、わりぃ……やっぱりよ。下の奴らには羽振りよくしてやんねーとよ」
ファリナ「わーってる。そこにはなんも言わないわよ。だからそういう時困らないように切れるところは切るの」

セツナ「……ぽんやり……」
イドゥン「……ほんわり……」
セツナ「……おー……」
イドゥン「………詳しくは…語りませんけど……すごかったです……」
セツナ「……ほっこり……」
イドゥン「また…3人で仲良く…え…ええ…/////」
セツナ「こくこく……気持ちよかった……」
イドゥン(私もあんまりしゃべるの得意じゃないですけど…セツナさんといると私が会話リードしないといけなくてぽんやり空間に…)

493 :助けて!名無しさん!:2017/03/03(金) 01:39:01.30 ID:GRhLXwPD.net
ネタラッシュ乙!

アイクと嫁達のグレーゾーンもあるんだから、エフラムとイドゥンさんとセツナの「すごかった」夜ネタがあって良いと思います
思います!
思うんです!(懇願

終わった後のぽんやりピ□ートークも是非に!

494 :表に出よう:2017/03/03(金) 19:35:24.12 ID:pnFrZY+I.net
コンビニ宅配や出前。
便利なものである。外に出かけなくても夕飯が届く。
一昨日はローソン(外伝)、昨日は流星軒。
家じゃ寝るかソシャゲするかくらいしかしてないのでさして腹も減らない。
一日一食+お菓子でも抓めば充分だ。
…とはいえそれでもその一食を欠けばさすがにお腹も空くわけで。
ヴェロニカ「…お腹空いた…」
さ、何か頼もうとばかりにネットで注文しようとしたその時だった……
回線が切れた。
ヴェロニカ「!?」
そういえば回線工事が入るとかメールが来てた気がする。
しくじった。これでは注文ができない。
ヴェロニカ「…なんてね。PCがだめでもスマホがあるもの」
……無かった!
ヴェロニカ「!?!?」
………ちょっと貯めこみ過ぎたコンビニ弁当の空箱や散らかしたコミックやらゲームの箱。
かくもとっ散らかった部屋のどっかに置きっぱなしにしたらしい。
この中から見つけ出す事は至難。
着信でもあれば音がしてわかるが、ここ2、3年。電話をしたのは流星軒に出前頼んだ時くらいだ。
人から電話がかかってくるはずもない。メールも来ない。
……腹が減った…お腹が鳴いた……

マークス「今日もシフトに…と、言っても私くらいしかおらぬが」
そこにやってきた先生。
人の家の事に首突っ込もうと家の従者のバイトに応募してきた。
継母もよく確認もしないでポンと採用しちまった男だ。
何かというと学校に来たまえ、とか、さっぱりやってない勉強を教えようとしてきたりとかのうるさい男だが、
従者の仕事はそれはそれできちんとする。学校の仕事も多忙なためさすがに毎日来るわけではないが。
ヴェロニカ「いつもならウザいけど今日はいいところに来たわ。今すぐコンビニにお使い行ってきて」
マークス「む?…ほぅ…どうしたのかね。いつもなら自分で注文するのに」
ヴェロニカ「かくかくしかじかでネットの大海から遮断された絶海の孤島状態なのよ。さ、早く…」
マークス「おっとすまない。今、父上が体調を崩して寝込んだ気がする!…看病せねばならぬから今日は早引けさせてもらうよ。では」
ヴェロニカ「は……!?」
マークス「……もう大分家から出ていないだろう?」
ヴェロニカ「…記憶にあるだけで三か月くらいは…そ、そんなのどうでもいいでしょ」
マークス「夕飯食べたければ自分で外に出て買ってくるしかないな。いや残念だ。私が今日勤務できれば用意してあげられたのだが勤務時間外ではそうもいくまい」
……あからさまだ。
ヒッキーの自分を少しでも外に出そうとしてるのだ。
うざい。腹立たしいし忌々しい。相手の意図に載るような気がするのも悔しいが…
そこを曲げて頼んだりもできない。彼女はプライドが高かった。
ヴェロニカ「…ふん」
どうせ近所だ。歩いて5分かそこらだ。ほんのちょっとだ。
たしか記憶にある限りでは3か月くらい前には自分で出かけた…はずだ。
その時と同じようなものだ。
少し悔しいが胃は空腹を訴えてくる。彼女はあえて教師の方を見ないようにして玄関へと向かって行った。

…そして主の居なくなった部屋で教師は軽く首を振った。
不摂生を凝縮したような部屋の中、カーテンを二重にかけて外界からの光を拒んでいる部屋。
ちっとも姿を見せない、マークス自身面識の無い継母。
…根気よく、時間をかけて取り組まねばな…
その時である。デフォ設定のまま一度も変更されてない着信音が部屋のどこかから聞こえてくる?
マークス「む?」
不躾とも思ったが気にかかるものであり…
ゴミの中から音源を探し当てた。
…よもや彼女に連絡を取ろうという者がいるのか?
……スマホの画面には登録された名……義弟エフラムの名が表示されていた。
マークス「…着信ありか…」
なんでもいい。他愛の無い話でもしてやってほしい。
彼女が戻ったらどんな顔をするだろうかな。

495 :表に出よう:2017/03/03(金) 19:35:43.65 ID:pnFrZY+I.net
ぎ ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ………………………………

思いを馳せたのも束の間。
玄関の方から悲鳴が聞こえてきた。
マークス「な、何事!?どうしたのかね!」
全力ダッシュで駆けつけると…

ヴェロニカ「目が…目がぁーーーーーっ!!!」
引き籠って夜型生活してる彼女には日の光は眩しすぎたようだ……
日傘でも探して来よう…
ヴェロニカ「もうやだ…目、痛い…太陽嫌い…大嫌い…お腹空いててもいい。回線復旧まで待つ…」
マークス「…急かしはしないが…」
本当に腰を据えてかからねばなるまい…

496 :助けて!名無しさん!:2017/03/03(金) 20:34:41.77 ID:oSiyqJxU.net
サラ「と、言うわけで新しい仲間との交流をするわ。
   二人とも、よろしくね。」
イドゥン「よろしくお願いします……」
セツナ「よろしく〜……」

ファ「イドゥンおねーちゃん、おめでとー!」
チキ「おめでとう、お姉ちゃん、私達もとても嬉しいよ」
ミルラ「これからも、よろしくお願いします」
イドゥン「よろしくね、皆、私もとても嬉しいわ」
ノノ「んふ〜、それでお姉ちゃんは、お兄ちゃんとの夜はどうだったの?」
ンン「何の躊躇いもなく聞くんじゃねーですよ!」
イドゥン「あの……エフラムさんは、とても優しくて、気遣ってくれて、でも、大事なところでは激しくて
……私も……///」
ンン「こっちも素直に答えるなです!」

サクラ「セツナさん、おめでとうございます」
キヌ「仲良くなれて嬉しい!!」
エリーゼ「これからもよろしくね」
セツナ「よろしく、……サクラ様、エリーゼ様、御稲荷様」
キヌ「むー、同じ仲間なん
だから様は固いよー!」
セツナ「ごめんなさい、でも、もう癖になってる……」
エリーゼ「まあ、仕方ないんじゃないかな?」
サクラ「エルフィ義姉様もカゲロウ義姉様も、そうなってしまっていますから」
キヌ「はぁい……」
サクラ(これで、カザハナさんもいれば……)
セツナ「……サクラ様、カザハナの事考えてる?」
サクラ「ふぇ!ど、どうして、そんな?」
セツナ「何となく……?」
キヌ「サクラは顔に出やすいからねぇ」
サクラ「そう……ですか」
セツナ「大丈夫……カザハナも、今は心の整理がついていないだけ……落ち着いたら、きっと……」
サクラ「そう、でしょうか?」
セツナ「うん……だから、待っててあげて、サクラ様の親友だし、エフラムさんが素敵な人だと、きっとわかる」
サクラ「……そうですね、私はカザハナさんの親友でした。
    信じて、待っています」

アメリア「仲良くやれてるみたいだね」
サラ「ええ、元々の関係者が多かったからスムーズにいったわ」
アメリア「これだけの人を受け入れられるから、師匠も凄いよねぇ
     ……と言っても、サラも結構動いたんでしょ?」
サラ「まあね、兄様を愛し、その愛を受け入れられる人は、多いほど良いもの
   真剣に兄様を愛してくれる人なら、私は協力を惜しまないわ」
アメリア「本当にサラの愛は重いね、でもそれを平然と受けられるんだから、師匠って本当に凄いねぇ」
サラ「私達の兄様だもの、それよりアメリア、Eドリンクの準備はいい?
   もうすぐ兄様が来るから、皆で愛し合うわよ」
アメリア「準備は出来てる……けど、師匠、大丈夫かなぁ……?」

497 :助けて!名無しさん!:2017/03/03(金) 20:41:21.57 ID:pnFrZY+I.net
カムイ「お兄ちゃんの覇業もアタシの域に近付いてきたのかなあ。うんうん、愛は多いほどいいよね。次は目指せ20人越え?」
エフラム「人数がどうとかそういう事は考えた事が無いな。ただ俺は俺を思ってくれる者を幸せにしたいと思う」

498 :助けて!名無しさん!:2017/03/03(金) 22:51:49.03 ID:kG2CBaSk.net
リオン「やっぱり持久力を〜」
ミドリコ「でも瞬発力も〜」
リフ「わたしはそうりょりふ〜」

Eドリンク開発陣も、品質向上に余念がないようです

499 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 00:11:06.16 ID:sNBEuNr0.net
ニニアン「エリウッド様、デブ剣が軽くて体調がよろしいようで」
フィオーラ「で、でしたらそのう…ちょっとくらい」
エリウッド「……へ?」
ニニアン「…エレノア様に伝授いただいたようないつものスローペースも…心満たされるのですが」
フィオーラ「も、もうちょっと回数増したり強くしたり…というのも、い、いえ、お体に触らない範囲で!」
エリウッド「あ…うん、僕も497の皆から一本貰って頑張ってみるよ…」


ヘクトル「で…やっぱだめだったと…」
リン「無茶しすぎよ…ついテンション上がった二人にすっかり搾り取られて…まるでミイラじゃない…」
エリウッド「うん、でも僕も男だし…嫁を満足させたかったんだ…」
リン(聞いてるとフラストレーション溜まる…みんな充実したセイカツしてるのにどーして私はお相手見つからないのかしら…イケメン…ふぅ)


…残り30くらいだしぼちぼち次スレ?
ちょっと立ててきます

500 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 00:17:25.90 ID:sNBEuNr0.net
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1488554124/

できたよロシェ

501 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 10:52:03.92 ID:L0c+Hcik.net
乙です。
このスレがたってから2ヶ月程で次スレか、全盛期程じゃないにしろやっぱり早いな。

502 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 11:03:49.05 ID:I2HsV1Mb.net
女じゃなく剣士としてならリョウマと接近できそうだが
>>リン

503 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 20:04:03.48 ID:4QW8kJ+i.net
埋めるよロシェ    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
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ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
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  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
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丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
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504 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 20:05:22.29 ID:4QW8kJ+i.net
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
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   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
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ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
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  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
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   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
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505 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 20:05:53.14 ID:4QW8kJ+i.net
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::

506 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 20:07:32.29 ID:bZ8m//t3.net
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507 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 20:19:54.10 ID:ss1rt33r.net
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::

508 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 20:20:19.74 ID:ss1rt33r.net
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::

509 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 20:20:51.46 ID:ss1rt33r.net
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
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510 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 21:23:47.32 ID:bZ8m//t3.net
うめ

511 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 21:31:30.86 ID:R0BE3Gyu.net
埋め

512 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 21:33:32.94 ID:4QW8kJ+i.net
まだだよロシェ
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
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   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
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513 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 22:01:11.94 ID:4QW8kJ+i.net
うめないか
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
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丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
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514 :助けて!名無しさん!:2017/03/04(土) 22:06:12.14 ID:4QW8kJ+i.net
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
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ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
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515 :助けて!名無しさん!:2020/03/12(木) 09:54:57.22
AA厨乙

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