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歴代FE主人公が兄弟だったら 74章

202 :助けて!名無しさん!:2020/02/19(水) 18:43:18 ID:y2dek4uS.net
>>195
なら乗ってみる

〜 グランベル商事 誰もいない夜のオフィス 〜

オイフェ「…あれ…もうこんな時間か……残業しすぎたな…もうみんな帰ったようで…」
ピアニー「またきたーまたきたーこのおうちひさしぶり〜しぐるどおじさんと遊んだ時に来たんだっけー」
オイフェ「…し、シグ…シグルド様の知り合い!? き、君…どこの子か知らないが会社の事務所に勝手に入っては…よ、よう…せい…?」
ピアニー「うん、ようせ〜、ようせ〜、おじさん、ねぇねぇおじさん、何をしてるの?」
オイフェ「あ、ああ、おじさんはね。お仕事をしてたんだよ」
ピアニー「それってたのしー?たのしー?」
オイフェ「楽しい…こともある…かな」
ピアニー「じゃあ一緒にやろ、一緒にやろ。わーい♪」
オイフェ(…無下にするのもなんだし悪い子ではなさそうだ…簡単な作業をやってもらおうか)
オイフェ「では、この紙にこのスタンプを押してくれ。それが出来たらね。綺麗に畳んでこの封筒に入れるんだ」
(書類と印は確認済みだし、手紙と封書の宛名も確認済み。この通りにやってもらえば…各部署に回す文書は出来上がりだ)
ピアニー「るんるるんるる〜〜♪ぺったぺったぺった〜」(笑顔で歌いながらハンコぺったぺった)
オイフェ(…単なる単純作業なのになんて楽しそうに…)
ピアニー「おじさんも一緒にやろ〜るんる〜♪」
オイフェ「あ、ああ…そうだね…るんる〜♪」
(あ、これやばい。かったるくてだるい単純仕事が…なんて…なんて楽しい!)

〜 仕事終了 〜

オイフェ「ふー!これで帰れる。ありがとう。表のコンビニで何かご馳走するよ」
ピアニー「わーいわーいごちそーごちそー♪」

〜 ローソン 〜
キャス「らっしゃーせー」
オイフェ「うん、何が食べたいかな。アイスがいいかな?」
キャス(何あの人…なんで独り言言ってんの? 隣に誰かいるみたいに…残業帰りのサラリーマンみたいだけど…疲れ切って頭がハイになってるのかな…)
ピアニー「おいしーおいしー♪おじさんありがとー♪」
オイフェ(なんて…なんて癒される…尊い…)
キャス(アイス買って表のベンチで食べてる。それはいいんだけど…だからなんで隣に誰かいるみたいに談笑してんの…び、病院行った方がいいんじゃ…あの人)(注:妖精騒動と無縁なのでその噂をよく知らない)

〜 翌日 〜

オイフェ「〜〜♪」
シグルド「調子よさそうだな。何かあったのかい?」
オイフェ「いえ、昨日…友達が増えましてね」
シグルド「そうか。人の縁が広まるのはいいことだね」(…ん?そういえばピアニーと遊んだ頃の私もこんな感じだったような。まさか…ね)

アレク「おーいノイッシュー」
ノイッシュ「なんだアレク」
アレク「仕事終わったらいい店いかねーか?」
ノイッシュ「行かん…私はお前とちがってそういうところに出入りするガラじゃない」
アレク「かったいやつ…じゃあ一ついいこと教えてやるよ。噂じゃさ。30過ぎて童貞だと可愛い妖精と仲良くなれるらしーぜ。あと何年だ?」
ノイッシュ「う、うるさいなあ…大きなお世話だ」
アーダン「アレクだっていつまでもチャラついてねぇで嫁さん見つけろよ。家庭ってのもいいもんだぜ。俺…次は子供がほしくなっちまったよ」
アレク「…まさかお前からリア充発言かまされる日がくるとは…」
アルヴィス「君たち…おしゃべりもいいが仕事したまえ」
アイーダ「そうよ。アルヴィス様のおっしゃるとおり」

>>197
ラジオネーム 嫁の2でもOKなんです
『職場の雰囲気が最近よくって困った事は一つもありません。順風満帆。
 以前にはシグ…某係長の不器用っぷりを無能と謗った私ですが、あの人いると周りの空気が良くなることに気付きました。さすがにアル…グランベル商事の次期社長となるべき部長のライバルです。
 たまに不手際やるのは今も一緒ではありますが、良い面も見えるようになったというか。相談というよりは希望なんですが、ご家庭で某係長と仲良くしてくださいね』

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