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強くなった経験談を語り合おう。

47 :名無し名人:2012/06/29(金) 08:42:54.03 ID:apJcgO5T.net
今から語ることはkgs2dくらいで停滞してる人に見てほしい

俺も数年前kgs2dくらいで頭打ちになっていた
早碁を主体で打ってたから対局数だけは自慢だった(月100局はざら)
何故、強くなれないのか、わかってはいるけどいざ改善しようと心がけると
普通にただ打つだけの日々より、面倒くさく感じ、一層退屈になってしまう
志を高い所においても、モチベーションの維持が最大の壁となるようだ

そして終いには、強くなれないのは才能がないから、と諦める
もちろん囲碁に才能はついてくるが、しかし一部を除いて、
アマチュアに才能なんてほとんど必要のないものだと今では思っている

停滞していた理由はもちろん意識の問題だが俺はなにかと効率を求める人間で
何事も地道に、愚直にやり続けるということを嫌ってきた

そんな俺に真っ向から挑んできたのがまさにその王道をいく瀬越先生の手筋事典という本
図書館で出会ったのが最初だが、評判には聞いていたのでやってみることにした

全部で1000問はあるかというこの問題集を一度で解き切るのは案の定無理で、何度も挫折した
最後までやりきるということが少なかった俺だが、この本はなぜか俺をやる気にさせてくれる
一日こつこつ地道にやるという作業を俺にやらせる魅力がこの本にはあった
なんとか1カ月以上かけて一通り解いたときの達成感ははじめて味わうものだった
一周終えるころには成績が上向きになり、まさに俺は上達の一歩を踏みしめることになった
この本はバイブルだと思い、何回でも読んでみようと思った
はじめはつらかったが、二週、三周と繰り返すのがいつのまにか苦にならなくなる
それと同時にkgsではみるみるうちに勝ちを重ねて、あっさりと昇段してしまった
気づくとたった2カ月とちょっとで俺はkgs4dになっていた

それから嫌いな詰碁もヨむことが楽しくなり、詰碁の本を買い漁るようにまでなった

タイゼム6段でなかなか勝てなくなると、今度は怠っていた基本死活を再開することにした
今までは手筋だったが、今度は死活とヨセを重点的に勉強しはじめた
それからなんやかんやあるが、停滞する時期もひたすら今までやったことの繰り返し

俺にとっての、きっかけとなるものが手筋事典だったが他の人はどうかはわからない
ただ、強くなるためにはなんらかのきっかけが必要だとわかった
自分を客観的に分析出来る人でも、するべきことを実行に移すのはなかなか難しいことだ
その後押しとなる何か、原動力となる何かに出会えたから俺は強くなれたと思った

今ではkgsはほとんど打たないが、東洋囲碁では9段を目指している
現在壁にぶつかっているが、いまだに手筋事典をルーティンワークにしている
また新たなきっかけに出会えるかもしれないから俺は囲碁を続ける

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