【銀河侯国の侵攻】侯国兵「何だありゃ！？」隻眼オオナズチ「片眼の蛇…見参！」

茶川龍之介

単騎で橋に立ちふさがる隻眼オオナズチ
指揮官「様子がおかしい…威嚇射撃だ」
侯国兵「了解」ﾁｬｷｯ
ﾀﾝﾀﾀﾝ!
「ふんッ！」
ｶﾝｶｶﾝ!
隻眼オオナズチは手を振るい銃弾を叩き落す
「何者だあいつ！？」「古龍か！？」侯国兵の間に広がる動揺

ざわ…ざわ…
隻眼オオナズチの背後の森で何やらうごめく気配

隻眼オオナズチ「テメェらよく聞け！！！この爪のサビになりたい奴ァ前に出ろ！！！」
鱗を逆立て目を怒らせる隻眼オオナズチの大喝に侯国兵10万が震撼した

指揮官「(こいつのために我が軍の士気が低下している…しかも対岸には伏兵か…この惑星の生命体は意外と面倒な連中だ！)」
「全軍退却！」
「わッ、わあッ…」「キャァ〜〜〜！」「あわ、わ、わわッ！」
意気阻喪した侯国兵達は瓦解し、武器も打ち捨て兵器も置き捨てて遁走していった

ライゼクス「ほう、ランゴスタで偽兵を…隻眼オオナズチ君も計略を用いるようになったか。流石は"毒蛇"…クックック…………」
そう呟くと、電竜ライゼクスはワインを片翼に一飲みする