感染者情報把握システム　自治体の3割未利用　独自システムから移行遅れ [峠★]

峠 ★

　厚生労働省は3日、5月に運用を始めた新型コロナウイルス感染症の患者情報を一元的に把握するシステム
「HER―SYS」について、利用可能な自治体のうち3割が未利用との調査結果を発表した。
独自のシステムをもっている東京、大阪、神奈川で遅れているという。

　HER―SYSが利用可能な保健所の設置自治体は都道府県、政令市、中核市など155あり、
3日時点で43自治体が未利用だった。内訳は、
▽東京都内25（都、22特別区、2市）
▽大阪府内9（府、8市）
▽神奈川県内6（県、5市）
▽岩手県
▽兵庫県西宮市
▽高知市。

　厚労省によると、東京、神奈川、大阪は独自の情報収集システムを利用しており、HER―SYSへ移行するための
データの整理などに時間がかかっている。また、個人情報保護条例上の審査を終えていない自治体もあるという。

　厚労省は7月末をめどに全国での運用開始を目指すが、担当者は「一部は8月にずれこむかもしれない」と話している。

ソース毎日新聞 07/03 21:07
https://mainichi.jp/articles/20200703/k00/00m/010/283000c

感染者情報把握システム 自治体の3割未利用 独自システムから移行遅れ [峠★]

感染者情報把握システム　自治体の3割未利用　独自システムから移行遅れ [峠★]