小樽銘菓「ぱんじゅう」の桑田屋、開かずの金庫開いた…点検口から侵入してロック解除 [きつねうどん★]

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　北海道小樽市の銘菓「ぱんじゅう」で知られる菓子店「桑田屋」が倉庫として使用している旧三菱銀行小樽支店（現・小樽運河ターミナル）の大型金庫の扉が開かなくなっていたが、２６日に無事に開けることができ、同社はホッと胸をなで下ろしている。

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無事に開いた桑田屋が使用している金庫。上の点検口から侵入して内側から開けたという

　建物を管理している北海道中央バスが系列の業者に依頼。扉の上にあった小さな点検口から侵入し、内側から扉の部品の一部を切断して、ロックを解除した。

　金庫は１９２２年に完成した同支店に作り付けられたもので、すでに１００年以上が経過。中央バスは、ロックがかかると開けられなくなるので、閉め切らないようにと桑田屋に依頼しており、同社もそのように使用してきたが、２０日朝になぜか閉まっていたという。

　中央バスは「ご迷惑をおかけして申し訳ない」とし、桑田屋の桑田裕会長（６９）も「開いてよかった。皆様に感謝したい」と喜んでいた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240327-OYT1T50085/