アメリカ、ブーツと一緒に誤ってアマゾンに「返品」されたねこ、6日後に無事保護される [きつねうどん★]

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箱に入ったねこ（「ガレナ」ではありません）。
Moment/Getty Images

アメリカのユタ州で、カップルが誤って飼い猫の「ガレナ」をアマゾンの返品用小包に入れて発送してしまった。
ガレナは6日後、カリフォルニア州で無事保護された。この間、ガレナは飲まず食わずだった。
アマゾンの従業員がワークブーツ5足と一緒に箱に入っているガレナを見つけた。
アメリカのユタ州で、カップルが誤って飼い猫の「ガレナ」をアマゾンの返品用小包に入れて発送し、えさも水もなしで6日間箱の中に閉じ込めてしまった。

最終的にガレナはカリフォルニア州で無事保護されたとユタ州のKSL-TVが最初に報じた。

飼い主のキャリー・クラークさんは4月10日、「ガレナがいない」と気付いたという。

KSL-TVによると、それから約1週間、クラークさんは家族や友人たちと一緒に自宅やその周辺を探し、ガレナの目撃情報の提供を呼びかけるポスターを町中に貼った。

「あの子に何が起きたのか分からない不安とストレスは、本当に耐え難いものでした」とクラークさんは語った。

その後、クラークさんのもとにガレナのマイクロチップがスキャンされたことを知らせるメールが届き、その日のうちにカリフォルニア州の獣医師から電話がかかってきた。

「最初は信じられなくて、いたずらかと思いました」とクラークさんはKSL-TVに話した。

ユタ州とカリフォルニア州は少なくとも数百キロは離れている。

獣医師は、ねこはワークブーツ5足と一緒にアマゾンの返品用小包の中で見つかったとクラークさんに教えてくれたという。

「ガレナが見つかったと、急いで夫に伝えました。あの日、わたしたちが発送した大きな箱に飛び込んだに違いないと分かって、いたずらだと思ったわたしたちは泣き崩れました」とクラークさんは語った。

アメリカでは、コロナ禍で実店舗に行くよりもオンラインでモノを買う人が増えた。

この変化によって、2021年にはオンラインの返品件数が急増し、今も増え続けているとeMarketerは報告している。

KSL-TVによると、ガレナは6日間飲まず食わずで、倉庫で見つけたアマゾンの従業員によって箱から救出され、動物病院へ連れて行かれた。

クラークさんと夫は飛行機でカリフォルニア州へ向かい、ガレナと再会を果たした。

「再会できて本当に良かったです！わたしが抱っこしたら、震えもすぐに止まってリラックスしていました」

「やせ細って、軽い脱水症状もありましたが、血液検査は問題なく怪我もありませんでした」

クラークさんは、今回の出来事が全ての飼い主にペットへのマイクロチップ装着を促すきっかけになればと願っているという。

米国獣医師会（AVMA）によると、アメリカではペットの3分の1が迷子になるものの、マイクロチップを装着したペットは飼い主と再会できる可能性が高い。

https://www.businessinsider.jp/post-286430