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コンクリート・アスファルトで目を凝らせば見つかる“小さな赤い虫”「カベアナタカラダニ」とは [きつねうどん★]
- 1 :きつねうどん ★:2024/05/14(火) 12:37:20.81 ID:OD3OOenK.net
- https://newsdig.ismcdn.jp/mwimgs/7/1/860mw/img_7114e464c3a7aeb6f37953b649222048120377.jpg
春を告げにやってきて、夏の到来とともに去っていく不思議な生き物「
カベアナタカラダニ」をご存じでしょうか。
名前は知らなくても、きっと見たことはあるはずです。コンクリートの壁を動き回る、あの「小さな赤い虫」です。
害虫駆除などを手掛ける、東洋産業の大野竜徳さんは「タカラダニは今、都市部で目を凝らせば、見つからないほうが少ないくらい発生している」といいます。
ーそんなに身近な虫なのでしょうか?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「気にしなければ目に映りにくいですが、よくよく見ているとコンクリートやアスファルト、壁に材木、ざらざらした面が大好きで、天気のいい日の日当たりのいい場所には大体いて、【画像①】のように、よく目を凝らすと見えてきます」
「特に街中や道路沿いなど、ほかの生き物があまりいない場所に逆に多くみられる生き物です。【画像②】のように車のタイヤにくっついていることもあります」
「カベアナタカラダニは、暑いくらいの日にあちこち動き回って、飛んできた花粉や落ちてきた虫などを食べています。
夜や天気の悪い日は、建物に生じた隙間(クラック)やコケの布団の中で休んでいるものが観察されます」
その生態は…メスしか確認されておらずクローンのような生殖か?
(東洋産業 大野さん)
「カベアナタカラダニは、1mmくらいの真っ赤な小さなダニです。3月末、サクラが咲くころから見かけ始め、梅雨前に最も数が多くなるように感じます。
梅雨の終わりとともに数をめっきり減らし、夏真っ盛りの8月ころには目にしなくなります。
1年の間で言うと、春先に卵からふ化し、梅雨明けには産卵を終えて死んでいくものが多いのでしょう。
このカベアナタカラダニは、メスしかまだ確認されていないとされていて、クローンのような生殖をおこなっていると考えられます」
(東洋産業 大野さん)
「さて、この真っ赤なタカラダニ、不思議な名前だと思いませんか?うろうろどこからかやってきて、潰すと赤い汁が出る。
白い洗濯物などについたら赤みがかったオレンジ色の体液でせっかく洗濯したのに汚れを付けてしまいます」
ーそんな虫の何が「タカラ」だというのでしょう?
(東洋産業 大野さん)
「それはこのグループの仲間の生態によります。
タカラダニの仲間には寄生性のものがいて、例えばセミやカマキリ、クモなどにとりついてその体液を吸います。
とりつかれた虫はタカラダニが取りついたままで生活します。当然人が近づいたら逃げますし、飛んで行ってしまいます。
その姿が、真っ赤な『タカラ』をもった虫がいる、ということで名づけられたのかもしれません」
ータカラダニは家の中にもいるのでしょうか?
(東洋産業 大野さん)
「カベアナタカラダニは家の中で発生することはなく、外で生活をしているものが家の中に入ってきます。研究された事例が少なく、昔は『ハマベアナタカラダニ』と呼ばれていました。
春先に突然現れ、夏には消えていくこの不思議な生き物のことは何もわかっておらず、冗談半分に
「春の風に乗って空から降ってきているんじゃないか?」
「春先に宇宙から侵略してくる宇宙ダニだ!」
みたいなトンデモ話で笑っていました。
近年、その生態がわかってきて、『ハマベアナタカラダニ』とは違う種類だということや、エサは花粉で、産卵は近くのコケや建物に生じた隙間(クラック)に多いということが明らかになってきています。
確かに、よく見てみると、家の玄関の花瓶の中でおぼれたり、花の雄しべにくっついていたりするのを見たことがあります」
- 2 :社説+で新規スレ立て人募集中:2024/05/14(火) 19:51:02.68 ID:A3MIzwhn.net
- GW過ぎた頃からベランダのアルミの手すりにいっぱいおるわ
害はないと聞いているので普通にそこに布団干してる
- 3 :社説+で新規スレ立て人募集中:2024/05/14(火) 20:45:30.56 ID:6g1pCcqP.net
- >>2
それそれ。金属を好む印象
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