北野誠「このオッサン、何を言うとんねん」仲人のキダ・タローさん“毒舌”で追悼 [きつねうどん★]

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北野誠（2011年11月撮影）

タレント北野誠（65）が16日、CBCラジオ「北野誠のズバリ」に生出演。結婚式で仲人を務めてもらったキダ・タローさんを“毒舌”で追悼した。

キダさんが最高顧問として出演したABCテレビ「探偵！ナイトスクープ」に、北野は1988年から出演し、公私ともに親交が深かった。

番組冒頭で「キダ先生が93歳で大往生されました。いや～、僕も朝起きて、聞いたとき、びっくりした」と話した。3月末に会ったときは元気だったといい、お菓子「柿の種」を食べて「歯が欠けたと言っていた」と明かした。

それから2カ月も経たないうちに亡くなったことに「さすがに急に、こんなことになるなんて思ってもなかった。きょう朝、ヨメから聞いたとき、なんか頭がズレた気がした」とイジると、「きょうぐらいはね。天国のキダ先生が『おまえ、誠～！　まだイジるんか～』って」と自らツッコミを入れた。

「真面目な話」と声のトーンを落とし、「すごいやさしい方やった」と話し、93歳の大往生に「でもね、ピンピン、コロリやったと思う」と長期の入院をせず、最期を迎えたことを表現した。

キダさん流の長生きの秘訣（ひけつ）として「人と鍋を食べない」「絶対に嫌なヤツとは会わない」「肉をよく食べる」などあったという。

お歳暮、お中元を贈ること欠かさなかった北野は約5年前、キダさんが高齢になってきたので、「さすがにもう肉を食べることができないのでは思って、電話したら『ええ肉やったら食べることができる』って（笑い）」。その後も高級肉を贈り続けたという。

ラジオ番組などで不適切な発言があったとして09年4月から芸能活動の無期限謹慎だった北野は復帰のあいさつのため、キダさんと大阪市内のホテルで待ち合わせした。キダさんは開口一番「金は貸せへんで！」。

復帰を報告しようと思っていた北野は「このオッサン、何を言うとんねん」。復帰を説明すると「そうか、思い詰めた顔しとったから、『金を貸してくれ言うんかと思ったわ』。ひさしぶりに会って、言うことがそれか（笑い）」。故人をしのび、誠流の“毒舌”で追悼した。

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