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海未「苦手なものを克服します」
- 1 :うみぱなの予定(家)@\(^o^)/:2015/03/30(月) 23:30:24.32 ID:8n2HLQDg.net
- 海未「園田の名を継ぐ者として苦手なものなどあってはならないと私は思ったのです」
花陽「そ、そうなんだ」
海未「ええ。先ほど一つ目の苦手なものに挑戦しました」
花陽「……海未ちゃん、服がびしょびしょだけど」
海未「炭酸飲料には勝てませんでした」
- 2 :名無しで叶える物語(WiMAX)@\(^o^)/:2015/03/30(月) 23:31:40.12 ID:mf8mobIc.net
- 破廉恥なことも克服するのか
つまり男とズッコンパッコンしちゃうんですね
- 3 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/03/30(月) 23:36:31.70 ID:8n2HLQDg.net
- 花陽「これでよし、と」ふきふき
海未「ありがとうございます、花陽」
花陽「どういたしまして。でもあんまり無理しない方がいいと思うけど…」
海未「何を言いますか。まだ一つ目じゃないですか」
海未「次はこれです」スッ
花陽「あ、今話題になってる恋愛映画だね」
海未「ええ。恥ずかしがりの克服です」
花陽(恋愛映画かぁ…)
- 4 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/03/30(月) 23:46:13.97 ID:8n2HLQDg.net
- ―手をつなぐシーン―
花陽「わぁ…」
海未「ひいいいい!」
―抱き合うシーン―
花陽「おぉ…」
海未「いやあぁぁぁぁああぁぁぁぁ!」
―キスシーン―
花陽「……///」ドキドキ
海未「……」ブクブクブク
―ベッドシーン―
花陽「ひゃぁぁ…///」
海未「ゴフッ…(吐血)」
- 5 :名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/:2015/03/30(月) 23:58:25.50 ID:CYKcsjIU.net
- はよ
つづきはよ
- 6 :名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:03:33.92 ID:3B1RD39P.net
- うっわつまんね
続きまだ?^^;
- 7 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:06:59.81 ID:enWRsoTW.net
- 花陽「いや〜、いい映画だったね」
海未「ハレンチ……ハレンチ……」ブツブツ
花陽「う、海未ちゃん!」
海未「…はっ! す、すいません」
花陽「海未ちゃん、十分もちゃんと見てなかったよね…」
海未「む、無理です! あんな破廉恥なもの直視できません!」
花陽「海未ちゃん…」
海未「うぅ……炭酸はともかくああいうものに免疫がないのは何とかしたかったのですが…」
花陽「え、なんで?」
海未「そ、それは………その……こ、ここここ、恋を…///」
海未「恋をしてみたいんです!」
- 8 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:07:58.09 ID:enWRsoTW.net
- 花陽「!」
海未「今まで一度もそういった経験はありませんし…私だって…恋に憧れもします」
花陽「……」
海未「あ…急にすいません花陽。忘れて下さい」
花陽「……じ、じゃあさ」
海未「はい?」
花陽「花陽が協力するから、それで少しずつ慣らしていくっていうのはどう?」
- 9 :名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:16:47.63 ID:3B1RD39P.net
- 早くしろよ春先とはいえ下半身が寒いぞ
- 10 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:16:50.62 ID:enWRsoTW.net
- 海未「え?」
花陽「ほ、ほら。漫画とかでよくあるでしょ? 仮の恋人になる…みたいな」
海未「は、はあ」
花陽「花陽と恋人みたいにふるまっていれば、そのうちそういうことにも耐性がつくんじゃないかな」
海未「そうでしょうか…」
花陽「そうだよ、海未ちゃんにはまだ映画は早いってこと! まずは花陽で慣れよう?」
海未「し、しかし映画を見るより実際にお付き合いする方がハードルは高いのでは…」
花陽「花陽で慣れよう!! ね!?」ずいっ
海未「!? わ、分かりました分かりました! 花陽がそれでいいのであれば…」
花陽「…」グッ…
- 11 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:23:32.46 ID:enWRsoTW.net
- 海未「で、では今から私と花陽は恋人同士(仮)ということですね?」
花陽「こ、恋人同士!?///」
海未「え!? いや花陽から言い出したんですよ?」
花陽「そ、そうだよね!」
海未「??」
花陽(でも改めて言われると……えへへ、すっごく嬉しいなぁ)
海未「それにしても、恋人同士ですか」
花陽「こ、恋人同士…だね」
「「……」」
海未・花陽(恋人同士ってどんな感じなんでしょう(だろう)?)
- 12 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:24:42.29 ID:ur1+E8Hb.net
- ああ^〜
- 13 :名無しで叶える物語(もみじ饅頭)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:27:13.36 ID:C18+JYtD.net
- 支援
- 14 :名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:31:13.89 ID:qPM3f7hU.net
- うみぱな支援
- 15 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:33:29.56 ID:KikwdZ8t.net
- はやくしなさい
- 16 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:34:33.95 ID:enWRsoTW.net
- 海未(う〜ん、私の周りに交際をしている方はいませんし…)
花陽(さ、さっきの映画みたいな感じかなぁ? でも映画と実際は違うだろうし…)
海未(私のイメージだと……私の…イメージ……イメー…………は、破廉恥です!///)
花陽(と、とりあえず手をつなぐ、とか? でも…仮の恋人とはいえ、急に海未ちゃんにそんな…///)
海未(だ、ダメです…参考になるものが全くありません)
花陽(どうしよう…花陽が言い出したんだからちゃんとしなきゃ…)
海未(くっ、沈黙が辛いです。先輩として何とか…)
花陽(私が……私が……)
海未・花陽「「……花陽(海未ちゃん)!!」」
海未・花陽「「あっ……」」
海未・花陽「「お、お先にどうぞ」」
海未・花陽「「……」」
- 17 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:49:22.15 ID:enWRsoTW.net
- 海未「…ふふっ」
花陽「…えへへ」
海未「とりあえず、明日からということでいいでしょうか」
花陽「うん。お互いに恋人同士について調べてからってことだよね」
海未「ええ。今のままでは会話にも難儀しそうですから」
花陽「じゃあ帰ってから色々調べてみるね、凛ちゃんや真姫ちゃんにも相談してみる」
海未「私も穂乃果やことりに聞いてみます」
花陽「それじゃあ、また明日」
海未「ええ、また明日です」
花陽(……えへへ、海未ちゃんと恋人同士かぁ///)
- 18 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:50:00.20 ID:enWRsoTW.net
- というわけでまた後日
- 19 :名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 00:55:53.20 ID:3B1RD39P.net
- おねえちゃん、後日って今さ
- 20 :名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 03:59:51.70 ID:JTx3mtOX.net
- うむ
- 21 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 06:27:51.09 ID:DTC0WDhI.net
- うみぱなうみぱな
- 22 :名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 07:45:57.58 ID:75eTBFuq.net
- 期待
- 23 :名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 12:13:51.44 ID:V0mI0uHu.net
- 支援
- 24 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/03/31(火) 21:40:25.16 ID:wJ0O1ih/.net
- ニセコイ
- 25 :名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 00:43:50.95 ID:KyTzZ++K.net
- はよ
- 26 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 23:11:21.95 ID:mOXi0mr9.net
- ――次の日
花陽「さ、三十分前…早く来すぎちゃった…」
花陽「……///」ドキドキドキドキ
花陽(うぅ、まだ海未ちゃんが来てすらいないのに…ドキドキが止まらないよぉ…ダレカタスケテ)
花陽(まさか…いきなりデートすることになるなんて…)
- 27 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 23:11:56.07 ID:mOXi0mr9.net
- 凛『海未ちゃんと恋人同士(仮)に!? やったじゃんかよちん!』
真姫『恋人らしく振る舞うにはどうするかって!? そんなのデートよ! デートしかないわ!』
凛『よし! じゃあさっそく明日、海未ちゃんとデートしてくるにゃ!!』
真姫『プラン!? そんなのぶっつけで何とかなるわよ!』
凛・真姫『『まじえんじぇー!!』』
花陽(二人はああ言ってくれたけど……急にデートなんて…)
「花陽!」
花陽「!!」
- 28 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 23:12:29.12 ID:mOXi0mr9.net
- 海未「すいません、待たせてしまいましたか?」
花陽「だ、大丈夫! 私も今来たところだから!」
花陽「…というか、海未ちゃんも早いね」
海未「当然です。花陽を待たせるわけにはいきません」
海未「私達は今…こ、恋人同士なのですから…」///
花陽「あ……」///
花陽「そ、そうだよね! 恋人同士だもんね!!」
海未「そ、そうです! さぁ、参りましょう!」
- 29 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 23:13:15.55 ID:mOXi0mr9.net
- こそこそ……
凛「仮とはいえ海未ちゃんとかよちんが恋人になるなんてね」
真姫「花陽にとっては海未と近づく大チャンスね」
凛「もうじれったくて見てられなかったもんね、かよちん」
真姫「ええ。いったいどれだけ海未のいいところを聞かされたことか…」
穂乃果・ことり「「うんうん」」
- 30 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 23:13:54.68 ID:mOXi0mr9.net
- 穂乃果「私たちもユニット練習の時にいかに海未ちゃんがカッコいいか聞かされたことか…」
ことり「どれだけ海未ちゃんのことを聞いてきたことか…」
凛「突然出てきてびっくりしたけど…そっか、プランタン組も苦労してるんだね」
真姫「今日は私たちにとっても大チャンスってわけね」
穂乃果「うん。花陽ちゃんにはとっとと海未ちゃんとくっついて欲しいよ」
ことり「よーし、私たちが花陽ちゃんを後押しして、海未ちゃんをメロメロにさせちゃおう!」
まきりんほのこと「「「「おおー!」」」」
- 31 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 23:22:45.76 ID:mOXi0mr9.net
- てくてくてくてく……
海未「……」
花陽「……」
海未・花陽(か、会話がない……)
海未(こ、このままでは昨日と何も変わりません…)
ことり『花陽ちゃんと恋人(仮)!? しかも明日デート!?』
穂乃果『どうすればいいか!? そんなの押して押して押しまくりだよ!』
ことり『恥ずかしい!? 海未ちゃんは花陽ちゃんの先輩で恋人だよ!?』
穂乃果『海未ちゃんが花陽ちゃんをリードするんだよ! 引っ張って引っ張って引っ張りまくるんだよ!』
ことり・穂乃果『ぷわぷわーお!』
- 32 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 23:28:46.56 ID:mOXi0mr9.net
- 海未(そうです……二人も言っていました)
海未(私が花陽をリードしなければ……!)
海未「は、花陽!」
花陽「! は、はい!」
海未「い、いい天気ですね!」
花陽「う、うん! すごく!」
海未「…ですよね」
花陽「…うん」
「「……」」
- 33 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 23:36:44.98 ID:mOXi0mr9.net
- ピロリン♪
海未(おや…? ことりから?)
『海未ちゃんのことだからデートの時の話題で困ってるんじゃないかな? まずは相手の服装を褒めてみようよ!』
海未(…感謝します、ことり)
海未「花陽、その……今日の服、すごく似合ってますね」
花陽「ふぇっ!? そ、そうかな…」///
海未「ええ。花陽らしい落ち着いた色の組み合わせで…とても可愛いです」
花陽「…あ、ありがとう」///
- 34 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 02:39:55.00 ID:x7OpX/Mo.net
- 続きをお願いします!
- 35 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 20:13:55.41 ID:fIk93hHN.net
- 花陽(えへへ、昨日一生懸命選んだ甲斐があったなぁ♪)
海未(喜んでくれてるみたいですね、き…緊張しましたが、良かった…)ホッ
海未「あの、ところで花陽」
花陽「なに?」
海未「聞いていなかったのですが、今日はどちらへ?」
花陽「……あ」
花陽(そ、そうだった! デートプラン一切ないんだったあああああ! どどど、どうしよう!?)
ピロリン♪
- 36 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 20:14:43.96 ID:fIk93hHN.net
- 花陽(り、凛ちゃんから?)
凛『かよちんのことだからデートでどこに行くか迷ってるんじゃないかな? まずは喫茶店で足を休めるにゃ!』
花陽(なるほど…! ありがとう凛ちゃん!)
花陽「じゃあ最初は喫茶店に行こうよ」
海未「喫茶店ですか、分かりました」
- 37 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 20:18:23.89 ID:fIk93hHN.net
- イラッシャイマセー
海未「ここは…ことりが以前バイトしていたメイド喫茶ですね」
花陽「うん。前に来た時に食べたパフェ、すごくおいしかったんだぁ」
海未「そうなのですか?…あの時は皆でメイド服を着たのですよね」
花陽「海未ちゃん、メイド服姿似合ってたよね」
海未「お、お世辞はやめてください。思い出すだけで恥ずかしいです…」///
花陽(お世辞じゃないんだけどなぁ…)
海未「それより、注文はどうします?」
花陽「あ、えーと…」
店員「お待たせいたしましたー。こちら『うみぱなぱっふぇ』でございまーす」
海未・花陽「!?」
- 38 :名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 20:20:20.53 ID:3sMpEvQg.net
- 俺「!?」ガタッ
- 39 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 20:26:31.46 ID:fIk93hHN.net
- 花陽「で、でっかいパフェ…」
海未「あの…まだ何も注文していないのですが」
店員「いえ。こちらは、あちらのお客様からです」
海未「? あちらといっても、誰もいないようですが…」
店員「あれ? おかしいですね。さっき変な四人組の方たちがいらっしゃったんですが…」
店員「ま、とにかくどうぞ。ごゆっくりー」
海未「変な四人組…? おかしな人達がいるのですね」
花陽「でも、せっかくだし頂こうよ」
海未「そうですね。しかし、このパフェにはやたらハートがあしらってありますね」
花陽「……か、カップル専用のパフェなんじゃないかな」///
海未「か……!?」///
- 40 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 20:42:58.07 ID:i3d1oV93.net
- キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
- 41 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 20:58:35.55 ID:fIk93hHN.net
- 花陽「ほら、スプーンも一つしかないし…」
海未「スプーン一つって…た、食べさせ合うってことですか!?」
花陽「そ、そうだと思う……」///
海未「そ、そんなのむ……!」ハッ…!
海未(そうです…私と花陽は恋人(仮)…花陽は私のために付き合ってくれているんです、私が退いてどうするんです!)
海未(花陽をリードするんです……押して押して押しまくるんですっ!)
海未「……」フゥ…
海未「それでは食べさせ合いましょうか、花陽」キリッ
花陽「え、ええええええ!?」
海未「何を驚いているんです。さ、まずは私が食べさせてあげます」スッ
花陽(あわわわわ……ゆ、夢にまで見た海未ちゃんの『あーん』がこんなにあっさり叶っちゃうの…!?)///
- 42 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 21:02:30.62 ID:fIk93hHN.net
- 海未「さぁ、花陽」
花陽「う、うん……///」ドキドキドキドキ
海未「あー……」
海未「……あ、あぁぁぁあああぁぁあ……」
海未「っ……! あーーーーー……」
海未「……」
花陽「…海未ちゃん?」
海未「……あぅぅ///」クラッ
花陽「海未ちゃん!?」
- 43 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 21:11:21.44 ID:fIk93hHN.net
- 花陽「海未ちゃん、大丈夫!?」
海未「うぅ…あーんなんて、あーんなんて無理です…破廉恥ですぅ…」///
花陽「は、恥ずかしかったんだね」
海未「申し訳ありません、花陽…こんな不甲斐ない私が恋人で…」
花陽「そんなこと…」
海未「あーんも出来ないなんて…自分が情けないです。やはり私には恋なんて無理なのでしょうか…」ショボン…
花陽「……」
花陽「海未ちゃん、もう一回やってみて」
海未「え? し、しかし私には」
花陽「大丈夫だから。はい、スプーン」
海未「わ、分かりました」スッ
海未「……あ、あー…」
パクッ
海未「ん…?」
花陽「えへへ。あーん、出来たね///」ニコッ
海未「花陽…」ジーン…
- 44 :名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 00:48:07.11 ID:l6dRfoRf.net
- ぷわぷわなせかい
- 45 :名無しで叶える物語(もみじ饅頭)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 10:47:10.36 ID:kJwYk/Pd.net
- いいぞ〜
- 46 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 22:02:41.56 ID:c4J+DwcE.net
- 海未「ありがとうございます。本来は私がリードしなければならないのに…情けないです」
花陽「そんなことないよ。私にできるフォローがあったらなんでもするね」
海未「うぅ…花陽から後光が差してみえます」
花陽「お、大げさだよ海未ちゃん」
花陽(私もすごくドキドキしちゃったし…)///
花陽「それじゃあ次は…わ、私が食べさせてあげるね」
海未「う……/// わ、分かりました」
花陽「……あ、あーん」スッ
海未「い、いただきます。あーん」
パクッ
- 47 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 22:04:18.66 ID:c4J+DwcE.net
- 花陽「どう、海未ちゃん。美味しい?」
海未「え…ええ。すごく美味しいです」
海未(恥ずかしくて味なんて分かりませんよ…)///
花陽「じゃあ交互に食べさせ合いっこしよう!」
海未「交互にですか…分かりました」
- 48 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 22:05:22.83 ID:c4J+DwcE.net
- カシャン…
花陽「ふぅ〜、美味しかったね。ごちそうさまです」
花陽(えへへ、海未ちゃんに食べさせてもらうと、より美味しいなぁ♪)
海未「ええ。ごちそうさまでした」
海未(……結局味は全く分かりませんでしたが…ふふ、花陽の嬉しそうな顔が見れたので良しとしましょうか)
海未「それでは次は――」
店員「失礼いたします。食べ終わった容器片づけますね」
花陽「あ。ありがとうございます」
店員「あ、それからこれ、変な四人組のお客様からお二人に渡してくれと預かった物です。どうぞ」スッ
海未「は、はぁ…またですか」
- 49 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 22:06:28.86 ID:c4J+DwcE.net
- 海未「世の中には変わった人がいるものですね。何故私たちにここまで…」
花陽「!」
花陽「海未ちゃん、これ。遊園地のペアチケットだよ」
海未「遊園地、ですか」
ピロリン♪
海未「おや?…今度は穂乃果からですか」
『花陽ちゃんとのデートはどう? あ、そういえば先週家族で遊園地に行ったんだ、いや〜カップルが多かった! すごく仲良さそうだったよ〜! もしチケットとか持ってたら行ってみたらどうかな!』
海未「…」
花陽「穂乃果ちゃん、なんて?」
- 50 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 22:07:34.80 ID:c4J+DwcE.net
- 海未「…」キョロキョロ
花陽「海未ちゃん?」
海未「いえ、なんとなく見られているような気がしまして」
花陽「??」
海未「気にしないでください」
海未「……それより、せっかくチケットを頂いたのですし……い、一緒に行きませんか?」
花陽「! うん! 行こう行こう!」ギュッ
海未「!? は、花陽…その……」///
花陽「あ……/// ご、ごめん! 手、勝手につないじゃって…」
花陽「……」ショボン…
海未「!」
海未「……」
ギュッ
花陽「! 海未ちゃん…?」
海未「い、行きましょう! 遊園地! 恋人同士なんですから!///」
花陽「……うん!」ニコッ
- 51 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 22:08:49.30 ID:c4J+DwcE.net
- ――
穂乃果「こちらホノーカ。ターゲット未だ現れず。おーばー」
凛「こちらリンガベ。お腹減ったにゃ。おーヴぇぇ」
真姫「何遊んでんのよ」ベシッ
凛「んにゃっ」
真姫「大人しく待ってなさいっての」
穂乃果「はーい」
凛「真姫ちゃんなんで凛だけ叩いたにゃー!」
真姫「バカにされた感じがしたからよ」
- 52 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 22:09:57.10 ID:c4J+DwcE.net
- 真姫「…ていうか、さっきの穂乃果のメールはさすがに不自然だと思うんだけど」
ことり「大丈夫大丈夫。今の海未ちゃんに周囲を観察する余裕はないよ」
穂乃果「でも食べさせ合いっこしてパフェ完食するなんてねぇ…あの海未ちゃんが」
凛「凛もびっくりしたにゃー…あのかよちんが」
真姫「ま、ここまではなかなかいい感じに進んでるわね」
ことり「ふふふ、ここからだよ。遊園地の中をうみぱな色に染め上げてやらなきゃね」
穂乃果「……お!? ターゲット現れました! なんと手を繋いでいる模様!」
凛・真姫「「にゃヴぇええええ!?」」
ことり「これは予想外! しかし好都合! よーし、一気に距離を縮めさせてやろうじゃないのぉ!」
「「「「おおおおおぉぉぉぉ!!」」」」
- 53 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 22:57:52.61 ID:c4J+DwcE.net
- テクテクテクテク……
海未・花陽「……」
海未(花陽の手…ふわふわしていてすごく柔らかいです。握っているだけで幸せな気持ちになれます…///)
花陽(海未ちゃんの手…固くて引き締まってる。弓道やってるからかな? なんだか守られてるって感じがして、すごく安心できるなぁ…///)
海未・花陽(もう少しだけ、強く――)
キュッ…
海未・花陽「「!」」
海未・花陽「「……///」」
- 54 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 22:59:45.21 ID:c4J+DwcE.net
- 今日はここまでなり
続きとかほとんど考えてませんが、うみぱなが書ければ僕満足
- 55 :名無しで叶える物語(きびだんご)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 23:06:49.82 ID:vdEDC86f.net
- これはいいうみぱな
- 56 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/07(火) 21:00:29.28 ID:Fme80oHV.net
- 素晴らしい
- 57 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/07(火) 23:42:33.71 ID:GiLs4diE.net
- 違う自分をだせそう
- 58 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 16:35:07.07 ID:nBmK6k1y.net
- あ
- 59 :名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/04/15(水) 10:33:10.34 ID:gnbNh8f1.net
- 海未「ゆ、遊園地…楽しみですね!」
花陽「う、うん! すっごく!」
海未「……い、一度離しますね」パッ
花陽「あ……」
海未「い、いえ、違うんです! 嫌だったとかではなく、ほら、受付を済ませないといけないでしょう!?」
花陽「…うん。じゃあ終わったら、もう一回繋ごうね♪」
海未「…はい。花陽が嫌でなければ」
花陽「嫌なわけないよ。海未ちゃんと手繋ぐと、安心する」
海未「花陽……私も――」
- 60 :名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/04/15(水) 10:34:08.77 ID:gnbNh8f1.net
- 受付「あーすいません。チケット拝見させていただけますー?」
海未・花陽「はうっ!?」ビクーン
海未(い、いつの間にか受付に…花陽と話すのに夢中で全然気づきませんでした…)スッ
受付「はーい、どうも。じゃーこちら各アトラクションのフリーパスになりまーす」
花陽「あ、ありがとうございます」
受付「あーい。それではどうぞ夢の国へー。魔法の時間を存分に楽しんでくださいねー…………と」
受付(リア充爆発しろ)
- 61 :名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/04/15(水) 10:38:08.65 ID:gnbNh8f1.net
- 海未「それでは行きましょうか。花陽」
花陽「うん」
……スッ
海未「!」
……ギュッ
花陽「…」ニコッ
海未(――花陽の笑顔、なんて眩しいんでしょうか)
トクン…トクン…
海未(花陽と一緒にいると、胸が高鳴るのが分かる…)
海未(私は、もしかすると……花陽が――)
ピロリン♪
海未(! おや、またメール?…あれ、来てませんね。気のせいでしたか)
花陽「さ、海未ちゃん。最初はどこに行こうか?」
海未「そうですね――」
- 62 :名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/04/15(水) 10:41:46.35 ID:gnbNh8f1.net
- 真姫「私のメールがスルーされたんだけど。花陽、どんだけ有頂天なのよ」
穂乃果「なんか……私達がいなくても上手くいくんじゃないこれ?」
凛「あんなに勢い込んだのに…馬鹿みたいにゃ」
ことり「ふむ、仕方ないね」
真姫「ことり?」
ことり「六人分のチケット代も馬鹿にならないし……ここは」
ことり「私たちも遊園地を満喫しようじゃないのぉ!!」
「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」
- 63 :名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/04/15(水) 10:45:35.31 ID:gnbNh8f1.net
- ――ジェットコースター
海未「……」ガクガクガクガク
花陽「う、海未ちゃん大丈夫?」
海未「も、もちろんです! 遊園地といったらこれでしょう!」
花陽「そんなに無理しなくても…」
海未「む、無理などしていません!」
海未(花陽を楽しませるのが今の私の役目!)
海未「さぁ、かかってきなさい!」クワッ
花陽(ほ、本当に大丈夫かな…)
――ゴォォォォォォォォォ!
海未「いやぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!」
花陽「きゃぁぁぁぁぁあああああああ!」
- 64 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/16(木) 17:08:45.32 ID:XARC9MXE.net
- ほ
- 65 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/17(金) 15:38:45.28 ID:jL996TSx.net
- う
- 66 :名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/:2015/04/19(日) 03:46:28.31 ID:jDN2FGTP.net
- ほ
- 67 :名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/:2015/04/22(水) 10:19:59.43 ID:JI2PeS93.net
- あ
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