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凛「真姫ちゃんに頼んでサバイバルするにゃ!」

1 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 21:48:22.14 ID:sW8qVDiR.net
海未「どうしたのです?あの時は登山すら嫌がっていたのに・・・」

凛「ほらほら、海未ちゃんどれがいいかにゃ?」

海未「

2〜13まで多数決。一番多いところに向かいます。

1:http://imgur.com/qclXKEm.jpg

2:http://imgur.com/FuOai83.jpg

3:http://imgur.com/1BViVho.jpg

2 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 21:48:56.27 ID:mg297E2B.net
1

3 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 21:49:43.22 ID:ZyCe3XbV.net
2

4 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 21:50:48.06 ID:U5iL/yhu.net
1

5 :名無しで叶える物語(ほうとう)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 21:51:31.75 ID:AzC5kGVu.net
1

6 :名無しで叶える物語(聖火リレー)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 21:58:35.89 ID:eurWpleB.net
1

7 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 21:58:42.93 ID:sW8qVDiR.net
揚げ

8 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:00:40.05 ID:n4GuKj+h.net
1

9 :名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:01:03.94 ID:sB9t6ZV1.net
3

10 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:02:41.45 ID:AMsIykEG.net
3

11 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:12:05.86 ID:6TcLUNgw.net
1

12 :名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:24:28.66 ID:AxINP0+D.net
1

13 :名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:25:07.62 ID:Mjzf85Bd.net
2

14 :名無しで叶える物語(西日本)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:28:06.99 ID:omxbOwCB.net
なんかサスペンス起きそうな2

15 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:30:40.55 ID:2IcN970I.net
2

16 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:32:19.89 ID:sW8qVDiR.net
本編開始

穂乃果「おはよ、2人とも」

海未「おはようございます」

ことり「おはよー」

凛「もーおとといはすごい疲れたにゃー」

花陽「私は疲れをたっぷり取れたよ!」

凛「黄金米チョコがそんなに効いたかにゃー?」

花陽「うん!」

海未「ああ、そういえば凛・・・」

凛「しっ!まだ秘密にゃ」

17 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:40:32.66 ID:sW8qVDiR.net
穂乃果「え?なになにー凛ちゃん、もしかして海未ちゃんと付き合いを」

海未「どうやったらそんな発想になるんですか!?それに私は凛ではなくほn」

海未「・・・取り乱しました。何でもありません」

ことり「・・・?」

凛「え、えーとみんなも聞いてるよね?お昼の会議のこと」

穂乃果「うん、13時に部室行けばいいんでしょ?」

凛「あたりにゃ!」

18 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 22:48:31.51 ID:sW8qVDiR.net
---1日前

凛「ほらほら、海未ちゃんどれがいいかにゃ?」

海未「1はどうでしょうか?自然が豊かですしサバイバルにはもってこいでしょう」

凛「うっ・・・何か見覚えがある光景にゃ・・・」

海未「(だから言ったのに)」

凛「まあいいにゃ!これでけってーい!」

海未「はぁ・・・」

19 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 23:02:18.06 ID:sW8qVDiR.net
---会議当日昼

凛「参上、部室、会議、開始にゃ!」

穂乃果「なんだろなんだろ」ワクテカ

海未「もう言っていいんですよね?」

真姫「早くしなさいよ」

にこ「Zzz...」

花陽「なんでしょうかっ・・・?」



海未「みなさんと 西丹沢へ サバイバル・・・です」

真姫「(゜Д゜) ハア??」

ことり「わー」

真姫「ちょ、ちょっと待って?西丹沢って確か」

真姫「・・・う゛ぇ、勝手に見たのね!?」

凛「え、凛なんか悪いことしたー?」

真姫「見たのあんたね!?ここ遠いのよ!それに虫だらけで・・・」

凛「こ、これを選んだのは凛じゃないにゃ!その・・・画面の前の・・・」

20 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 23:10:44.13 ID:sW8qVDiR.net
花陽「画面の前?」

穂乃果「凛ちゃんそれ以上いけない」

真姫「こんなとこやめよやm

5人「」ジー・・・

にこ「Zzz...っ・・・ふぁあ」

真姫「そんな目で見ても無駄よ・・・」

にこ「んーあぁんっ・・・まきちゃんっ・・・?」ジー

真姫「行きましょう!」

21 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 23:28:05.79 ID:sW8qVDiR.net
---当日

海未「さぁ、みなさん準備はできてますか?!」

穂乃果「海未ちゃんまだ来てない人いるよ・・・」

花陽「ふぁああ、荷物重いよぉ・・・」

ことり「お疲れ様〜」

真姫「こ、これは別にμ'sだから乗せてあげてるんだからね?」

穂乃果「分かってるよ〜♪わーい初めてのリムジンだぁ!」

海未「さぁ、にこも乗って!」

にこ「うぐぅ・・・いきなりサバイバルなんていうから重装備よ」

にこ「ま、このくらい当たり前よね!」

22 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 23:40:56.24 ID:sW8qVDiR.net
凛「さっすがにゃー!」

にこ「なっ・・・あんた何その軽装は!?」

凛「え?山といったら危険がいっぱいにゃ!だから滑り落ちないように身軽な装備がいいと思ったの!」

穂乃果「凛ちゃんらしいっていうか・・・」

海未「あなたが言えることでしょうか」

ことり「ま、まぁいいんじゃない?」

真姫「そこー?茶番終わったかしら?」

凛「はい、終わりましたにゃ、隊長!」

真姫「なんで隊長なのよ・・・まぁいいわ、運転士さんよろしく」

23 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/02(木) 23:59:50.33 ID:sW8qVDiR.net
運転士「行くわよ〜」

ことり「・・・ん?」

凛「れっつごーにゃー!!」

リムジン「」ブルォンググルルゥバブリゥドゥルルルル

---車内

真姫「暇ね・・・」

穂乃果「ねぇねぇ海未ちゃん!新曲の試聴動画こんな伸びてるよ!」

海未「本当ですね・・・早く伸びるなんて嬉しいです」

花陽「特にカップリングがすごくライブ期待されてるね・・・」

にこ「ノーブラ、Wonderful rushみたいな感じよね。早く踊ってみたいわ」

ことり「このジャケットに合う衣装作れてよかったー♪」

穂乃果「ことりちゃんありがとう!可愛いよこれ!」

海未「ことりはすごい真剣そうですけどね・・・」

24 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 00:06:33.21 ID:yv1B6Odg.net
凛「まーきちゃん♪」

真姫「わ、う゛ぁあびっくりした・・・」

凛「何聴いてるのかにゃー?」

真姫「>>25よ」

25 :名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 00:12:25.10 ID:R2Q/6c7D.net
beat in ANGEL

26 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 00:29:35.53 ID:yv1B6Odg.net
真姫「beat in ANGELよ」

凛「はえ^〜」

真姫「ま、当然よね!自分の歌を聴いて自分を磨くの」

凛「それ凛も歌ってるにゃ」

真姫「あっ」



穂乃果「ねーねー!まず西丹沢行ったら何すればいいの?」

真姫「そうね・・・まずは>>27、よ」

27 :名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 00:33:40.16 ID:R2Q/6c7D.net
LP消費

28 :名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 00:40:21.48 ID:S7VAelN6.net
わろたにゃ

29 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 00:41:52.36 ID:yv1B6Odg.net
真姫「まずはLP消費よ」

穂乃果「わぁ・・・でも穂乃果既にLP9なんだけど」

真姫「西丹沢は神奈川よ?着く頃には25くらい溜まってるわよ」

ことり「ふーんふふーん♪」シャンシャン

海未「ことり・・・酔わないのですか」

ことり「うんー」シャンシャン

海未「(KiRa-KiRa Sensationですか・・・なかなか難しいはずですが)」

ことり「できたー!よーし次いこー」

ことり「♪ ゆ・の・み♪あい・せい」

海未・凛「・・・」

30 :名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 00:43:28.06 ID:R2Q/6c7D.net
キラセンexの終盤が出来ません…

31 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:01:03.06 ID:yv1B6Odg.net
---数時間後

真姫「着いたわよ」

穂乃果「うわぁ!すごい自然!」

凛「ちょっと寒くないかにゃー?」

http://imgur.com/Y2KDfij.jpg

海未「で、真姫?キャンプはどこに張るんですか?」

真姫「7人一緒は流石に無理よ。その前に3人と4人で分かれましょ」

真姫「じゃ、こう分けるわよ」

3人組:>>32 4人組:>>33(ズレたら34)

32 :名無しで叶える物語(樹々に覆われた古都)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:05:48.42 ID:eSJl05aN.net
うみりんぱな

33 :名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:07:01.77 ID:R2Q/6c7D.net
にこまきことほの

34 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:15:37.21 ID:yv1B6Odg.net
真姫「海未、凛、花陽!あなた達が3人組よ!」

凛「わー!かよちんやったにゃー!」

花陽「わ、凛ちゃんくすぐったいよぉ!」

海未「無難ですね・・・」チラッ

ことり「?」

真姫「そして・・・にこちゃん!私と一緒に愛を育みましょう!レッツグロウラブ!」ギュゥー

にこ「わぁあああ!?何すんのよっ!!・・・悪くないけど」

ことり「あ、あのー・・・」

穂乃果「ってことは私達で決定だね」

35 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:26:15.69 ID:yv1B6Odg.net
ことり「で、でもなんかきまずくないかな?」

穂乃果「だいじょーぶだいじょーぶ!」

海未「じゃあ、私達はテントを立ててきますね」

ことり「うん、ばいばい」

穂乃果「さあて一仕事しますかぁ!まずは>>36だぁ!」

36 :名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:29:07.35 ID:ObatchfH.net
ことりちゃんにテントの組立を一人でやらせる

37 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:37:15.36 ID:yv1B6Odg.net
穂乃果「まずはことりちゃんにテントの組立を1人でやらせるだぁ!」

ことり「ピッ!?」

穂乃果「あぁやばいかも・・・穂乃果急に風邪がぁ・・・」

穂乃果「仕事できなくて困っちゃうなぁ・・・」

ことり「は、ハノケチェン・・・」

http://imgur.com/kyhAh4r.jpg
※ことりの脳内イメージです

38 :名無しで叶える物語(なっとう)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:44:33.32 ID:QVaZNgOm.net
MATSU

39 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:51:09.84 ID:yv1B6Odg.net
真姫「何やってるのあれ・・・」

にこ「穂乃果・・・役者ね」

真姫「・・・」ギュー

にこ「・・・って、いつまで抱き合ってるつもりなのよ!!」

真姫「あ、えあ、べべ別に違うわよ!」カァー

にこ「何が!?」

真姫「そ、それはそうと私たちは何をしたらいいかしら?」

にこ「はいはい・・・>>40よねやっぱ」

40 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 01:52:53.44 ID:/gGw0PUJ.net
ルートを決める

41 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 02:02:21.28 ID:yv1B6Odg.net
にこ「ルートを決める、よね」

真姫「平方根?」

にこ「違うにこ!いい?私達は『にこまき』という存在でかなり有名なの。
   
   それは真姫ちゃんだって分かってるでしょ?でもね、このにこまきは

   『にこルート』か『まきルート』かでたびたびネットで論争が起こるの!

   これはにこが攻めか真姫ちゃんが攻めかの選択を比喩しているようなもので」

ことり「そっち・・・?」

にこ「え?」

42 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 02:15:43.39 ID:yv1B6Odg.net
にこ「あ、じょ、冗談よ冗談!そっちの話にこね〜♪」

真姫「・・・」

にこ「ごほん・・・とりあえずあんたはテント建てておきなさいよ」

ことり「やっぱり!?」

にこ「私達は安全なルートを探しておくわ」

にこ「言っとくけどサバイバルだから、食べるものが何であろうと驚くんじゃないわよ?」

真姫「にこちゃんが一番驚きそう」

にこ「何か言った!?」

真姫「何も」

ことり「ふぇえ・・・テント建てつらいよぉ・・・」

穂乃果「※寝言 >>43

43 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 02:17:38.73 ID:xMSnB4Ha.net
鰻食べたいよ

44 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 02:25:13.95 ID:yv1B6Odg.net
穂乃果「鰻食べたいよ・・・むにゃ」

ことり「(ほ、本当に眠ってる・・・)」

ことり「・・・」ゴクッ

ことり「今はにこちゃん達は安全ルートの確認に行ってる」

ことり「イコール・・・今はことりと穂乃果ちゃんのオン・ステージ・・・!」

ことり「すばらしいよ・・・すばらしいよ穂乃果ちゃん!!!」

ことり「それにしても鰻食べたいだなんて」

ことり「後で鰻でも捕ってきてあげようかな?」

ことり「はぁ穂乃果ちゃんの寝顔いいよっ//」ハァ

ことり「テントなんていいや・・・このレジャーシートでことりと穂乃果ちゃんのステージは出来上がってるもの・・・」

ことり「穂乃果ちゃん穂乃果ちゃん穂乃果ちゃんほのk」スリスリ

>>45(7人以外)「何してるの?」

45 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 02:30:49.40 ID:xMSnB4Ha.net
理事長

46 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 02:49:51.49 ID:yv1B6Odg.net
運転士「何してるの?」

ことり「ピィッ!?」スリッ

ことり「おかあ・・・さん・・・?」スリスリ

理事長「あら、分かったの?」

ことり「あ、これはその!違うの!いろいろ!」スリスリ

ことり「あ、体が穂乃果ちゃんから離れないよぉ」スリスリ

理事長「あーはいはい、あなたがどれだけこの子が好きか、園田さんから聞いてるから」

ことり「えっ?」スリスリ

理事長「それにしてもこれほどとはね・・・ちょっとびっくりしちゃった」

理事長「ことり、テント手伝ってあげるからその子から頑張って離れてね」

ことり「う、うー!」スリスリスリ

47 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 03:09:39.58 ID:yv1B6Odg.net
---うみりんぱなチーム

海未「崖が近いですね・・・」

凛「よし、ここでいいにゃ!」

花陽「花陽は凛ちゃんと一緒に>>48したいなぁ・・・//」

48 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 03:10:31.28 ID:ZBeueYTf.net
寝技の練習

49 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 03:14:54.50 ID:yv1B6Odg.net
花陽「寝技の練習したいなぁ・・・//」

凛「ぎにゃ!?」

海未「一体何を・・・」

凛「凛なんなのかわからにゃい!」

花陽「海未ちゃんはテント建ててね♪花陽と凛ちゃんは崖際で三角絞めするから//」

凛「ま、まってにゃかよちん!」ダッ



海未「行ってしまいました・・・」

海未「仕方ありません、私も『愛弓射撃』の練習をしなくては」

50 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 03:23:10.38 ID:yv1B6Odg.net
凛「なにをするにゃー!!」

花陽「あはっ☆凛ちゃん凛ちゃん、三角形の両足の間から花陽が出てくるって面白いよね」

花陽「ああ凛ちゃんのトンネルをくぐるのがやめられないよぉ//」スーハー

凛「かよちんどうしたのにゃー!あッっ・・・そこ触らな・・・んっ//」バタバタ

花陽「嗚呼、三角絞めやめられないよお!凛ちゃんのトライアングルにススメ→トゥモロウしたいよぉ!」

凛「>>51

51 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 03:35:30.45 ID:ZBeueYTf.net
かよちんの母乳飲みたいにゃあ

52 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 03:52:14.36 ID:yv1B6Odg.net
凛「かよちんの母乳飲みたいにゃあ」

花陽「ふぇぇっ!?でも妊娠してないからまだ出ないよ?」

凛「出なくても吸いたいにゃ!」バタッ

花陽「わぁっ!!」ドタン

凛「三角絞めってこうやるのかにゃー?」

花陽「あんっ//凛ちゃん胸触りすぎっ・・・」バタバタ

凛「楽しいにゃー!はぁっはぁっ・・・かよちんこそ服が軽装にゃぁ」ジュプッ

花陽「一転攻っ勢・・・っなんてっ//凛ちゃん学習してるねっ・・・」

53 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:04:15.19 ID:yv1B6Odg.net
---真姫チーム

真姫「ふぅ・・・これで大体薪は集まったわね」

にこ「まき?」

真姫「私は1人よ!」

にこ「分かってるわよ、ふふ♪」

真姫「はぁ・・・」


理事長「・・・」セッセ

ことり「ホノカチャン・・・」スリスリ



にこ「なんだこの図」

54 :名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:10:33.46 ID:8bFDAjBU.net
サバイバルと言ったな
あれは嘘だ

55 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:13:04.33 ID:yv1B6Odg.net
真姫「いつものね」

理事長「あら西木野さんに矢澤さんじゃないの」

真姫「え、えぇ・・・その、ことりは何を」

理事長「愛を育んでるんじゃないかしら」セッセ

にこ「私達も>>56しようじゃない!」

56 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:14:32.53 ID:LicqQmuK.net
二人だけのテントの組立を

57 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:20:41.00 ID:yv1B6Odg.net
にこ「私達も二人だけのテントの組立をしようじゃない!」

理事長「・・・!」ピタ

真姫「な、な、何言ってっ・・・//それだと理事長達と別のグループに」



理事長「続けなさい」



真姫「・・・え?」

ことり「お母さん・・・目覚めたの!?」スリスリ

理事長「こんなこともあろうかと予備テントを持っておいてよかったわ。

    薪でバリケードを作り邪魔を防ぎなさい。足りなければあげますよ」

ことり「こんなこともあろうかと!?」スリスリ

にこ「流石です理事長!さっそく組み立ててくるにこ〜☆」ダッ

真姫「あ、ちょっと!」

58 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:22:23.04 ID:8eh8N0db.net
約一名が

59 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:25:20.26 ID:yv1B6Odg.net
---海未サイド

海未「はぁ・・・凛と花陽は何やってるんでしょうか」

海未「ふー、久々のテントですね」バサバサ

海未「意外と早く建てれました、少し中で休憩しましょう」



???「海未・・・」



???「えいっ」メカクシッ

海未「ひゃぁっ!?//」

???「かしこいかわいい?」サワサワ

60 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:28:07.59 ID:tQ9TmgJP.net
アリチカ!

61 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:29:28.02 ID:yv1B6Odg.net
海未「な、何するんですかいきなりっ!!」

???「捕まえた♡」サワサワサワサワ

海未「一体誰ですかあなた!離してください離してください!いやぁ!くすぐったい!」

???「せっかくフリ入れてあげたのにー・・・なんでわかんないのかしら?」

海未「う、はぁ・・・はぁ・・・」

62 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:38:30.38 ID:yv1B6Odg.net
---凛サイド

凛「ごちそうさまでしたにゃ」

花陽「汗だらけ・・・この体離したくないなぁ・・・」

凛「さすがに熱いにゃ、海未ちゃんも心配してるし戻ろう!」

花陽「そうだね」



海未「は、はなしっ・・・てっ・・・」バタバタ

亜里沙「可愛いですっ♪」

絵里「ほんとね・・・あら、観光客のおでましよ」

63 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:46:23.70 ID:yv1B6Odg.net
凛「何事にゃ」

花陽「え、絵里ちゃん・・・?それに亜里沙ちゃんも・・・」

凛「何事にゃ」

海未「は、花陽・・・たすけ」

絵里「ちょっと暇だったから希に頼んで盗み聞きしちゃったのよ〜」



花陽「>>64!!!」

64 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 04:50:10.19 ID:xIE9r8vf.net
花陽も海未ちゃんのおまんこいじりたいよ!

65 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 05:08:13.78 ID:yv1B6Odg.net
そろそろ精神不安定になってきた

花陽「花陽も海未ちゃんのおまんこいじりたいよ!」

海未「なっ!?」

花陽「わたしもしゅる〜!」バッ

絵里「あら・・・やけに積極的ね」

亜里沙「アリサ、これ録画します!ハラショー!」

凛「何事にゃ」

海未「あぁんっッやめてくだぁぁ・・・ん」

凛「」ペタン

66 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 05:26:50.58 ID:yv1B6Odg.net
---ことりサイド

ことり「・・・はっ!?」

穂乃果「ことりちゃんやっと起きた!もう心配したんだよー?」

穂乃果「穂乃果の体にずっとくっついたまま寝ちゃうんだから」

ことり「あ、ごめんね・・・今何時くらいかな?」

理事長「まだ15時。着いて4時間しか経ってないけどね」

ことり「・・・あ、そうだ!にこちゃん達どうなったの?」

理事長「向こうでバリケード作ってるから、何か食べ物でも採ってきたら?」

67 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 05:31:59.73 ID:yv1B6Odg.net
ことり「そ、そうなんだ・・・とってくるね!」

理事長「食べ物には詳しいでしょ?毒キノコとか引かないようにね?」

ことり「うん!じゃあね!」

穂乃果「気をつけてねー?」



ことり「とはいったものの・・・」

ことり「うーん・・・やっぱりわかんないよぉうぇええ」

???「何してるん?」

68 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 05:37:10.83 ID:yv1B6Odg.net
ことり「ふぇっ!?誰!?」

???「ふー・・・こんなとこに1人で」

ことり「え?え?」

???「危険な所に1人・・・罰としてそのふくよかな胸をわしわししたろか?」ガシッ

ことり「ふぁぁっ!?//」

ことり「は、はなしてっ!触りす・・・ぎ・・・」バタバタ

???「ことりちゃんには>>69の罰やで〜♪」

一回休憩します 次69の安価からスタートで

69 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 06:23:39.64 ID:U3KyWGU0.net
乳首コリコリマックス

70 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 07:27:42.22 ID:AL53qwRZ.net
何事にゃ

71 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 12:57:33.01 ID:yv1B6Odg.net
???「ことりちゃんには乳首コリコリマックスの罰やで〜♪」

ことり「やぁ、やめっ・・・はぁっ//」

???「おお、ええやんその喘ぎ♥もっとやってまえ〜」コリコリ

ことり「んっ・・・ぐぅうっぅうぅ!!」ガクッ

???「あれま、膝ついちゃった・・・そんな気持ちよかったん?♥」

ことり「・・・」ビクッ



希「このことは内緒やで?」

72 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 13:03:38.60 ID:yv1B6Odg.net
俺の地域風やけに強いんだけどお前らどう?

---海未サイド

海未「いい加減にしなさぁぁっぁい!!」バシン

花陽「わっ!」ビクッ

絵里「まずいわ」サッ

凛「何事にゃ」

絵里「亜里沙、撤退よ」ダッ

亜里沙「ハラショー!」ダッ

海未「ま、待ちなさ」ビクッ

海未「あ、あ、足が動きません・・・」

73 :名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 13:24:44.57 ID:R2Q/6c7D.net
暑くもない寒くもない丁度ええ天気

74 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 14:52:37.24 ID:yv1B6Odg.net
ええなぁ 強風ニキが離れないンゴ・・・

75 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 14:57:45.45 ID:yv1B6Odg.net
花陽「ご、ごめんね!悪気は無くて・・・」

凛「あるにゃ」

海未「は、はぁ・・・もういいです。テントは建てておきましたから」

海未「まだ昼ですから夜にならないうちに食材をとってきてください」

凛「了解にゃ」

花陽「う、うーん・・・でも海未ちゃんが心配だし・・・」

花陽「私ここに残るね。どっちも心配だけど・・・」

凛「分かったにゃ。凛は生きて帰るにゃ」

76 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 15:05:52.24 ID:8To9V4cR.net
凄まじい風と雨

77 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 15:12:40.28 ID:yv1B6Odg.net
やっぱり風強いとこもあるんやな

---ことりサイド

ことり「希ちゃん・・・」

希「意外と洗脳早く済んでもうた・・・」

希「えりち大丈夫かな?」

ことり「食べ物探してるの、毒とか見分けれる?」

希「そこらへんはバッチリやで!」ブチッ

希「ほら、これ」

http://imgur.com/w1Sif7O.jpg

78 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 15:52:26.08 ID:yv1B6Odg.net
ことり「・・・?なにこれ」

希「クワの実や。ここらではたくさん取れるからおつまみ程度に採っといたら?」

ことり「う、うん!ありがとう」

ことり「希ちゃんはどうするの?」

希「ウチは・・・どうしようかなー♪」

希「>>79しよかな♪」

79 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 15:58:02.34 ID:8To9V4cR.net
ことりの味覚と嗅覚を試す

80 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 15:58:08.67 ID:6zYqAKO9.net
ご都合的な選択肢しか出さない安価なら最初からシナリオ通り書けよ

81 :名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 15:59:14.41 ID:Ix84aDH4.net
因みにこの庭はほのカス信者

82 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 18:47:15.63 ID:yv1B6Odg.net
希「ことりちゃんの味覚と嗅覚を試そうかな♪」

ことり「ええっ・・・」

希「まずは味覚や!ほら口あーんとして」グイッ

ことり「あーんひゃはい!ほへはばっ」

希「何言うとるか分からんなぁ〜☆」

希「まずはこのクワの実を外側からどう味蕾が反応するか、実験やな」

ことり「はひふふほー!」

希「あ、歯は降ろしたらあかんよ?舌の上で実を転がすんや・・・」

83 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 18:55:19.90 ID:yv1B6Odg.net
ことり「ふー!ふー!」

希「降ろしたらまたわしわしするで?」ジロー

ことり「は、はー!」ペロペロ

希「すっぱいかなー?なかなかの舌遣いやねー♪」

希「もうウチ我慢できん・・・ことりちゃん、次はウチの体で味覚と嗅覚試してや♥」

ことり「も、もうヘトヘトだよ・・・」

希「まだまだ!ほら、自分より大きい胸の味はどうなん?」グイッ

ことり「ほ、ほふふふひへ!はんへほふふはは!」

84 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 19:08:04.77 ID:yv1B6Odg.net
---真姫サイド

真姫「もう17時ね・・・」

にこ「小腹空いたわね」

真姫「バリケード、まだ作り途中だけど・・・なんとかなりそうね」

にこ「そうだ、食料・・・」チラッ

にこ「ことり帰ってきてるじゃない!でもやけにお疲れ気味ね」

絵里「そうね」

にこ「そうねじゃないわよしっかり食材採ってきてるか確認しに・・・」



にこ「え?」

85 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 21:58:39.56 ID:yv1B6Odg.net
絵里「ん?」

にこ「あ、あんた・・・なんで来てるの・・・?」

絵里「にこ、細かいことは気にしないの。ことりの所に行ってらっしゃい」

にこ「色々突っ込みどころがありすぎるわ!真姫ちゃん!って・・・あれ?」

絵里「真姫はもう食材の確認に行ったわ」

絵里「ねえにこ?」

86 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 22:17:29.04 ID:yv1B6Odg.net
にこ「何よ」

絵里「えいっ」ツン

にこ「わっ!何すんのよ!」

絵里「暇って、人を無意識に動かしてしまう幽霊なのかな?」

にこ「(いきなり何言い出してるんだろう)」

絵里「私は幽霊の存在なんて気に留めたこともないわ?」

絵里「でも暇なときって無意識に何かしたくなる・・・本能、幽霊、分からないわね」

絵里「まぁでも幽霊なんていないって私の賢い頭脳が告げて

にこ「あっ!幽霊!」絵里「ホワット!?」

87 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 22:27:08.71 ID:McL06MEP.net
これはかしこい

88 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 22:37:11.81 ID:yv1B6Odg.net
にこえり流行らせコラ!

絵里「どこ!Where!」

にこ「い、いないわよ、そんな首振り回さなくたって」

絵里「Why!」

にこ「あの、目的語を」

絵里「Ghost!」

にこ「あのさぁ・・・」

絵里「どこにいr「いい加減にしなさいよぉおおおお!!」

にこ「やっっっっぱり変わってない!いつになったら克服できるわけ?!」

89 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 22:41:41.01 ID:yv1B6Odg.net
絵里「そ、それは・・・」

にこ「仕方ないわね・・・」


にこ「にこが何したら克服できる?」




>>90 克服方法

90 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 22:48:35.01 ID:/OpgNP3I.net
パキシル飲む

91 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 23:14:09.01 ID:yv1B6Odg.net
絵里「うーん・・・」

にこ「・・・」ガサゴソ

絵里「ちょ、ちょっと・・・?真姫のバッグ勝手に漁ってどうしたの?」

にこ「パロキセチンって知ってる?」パキッ

絵里「き、聞いたことないわね・・・まさか毒なんて」

にこ「急に服薬をやめれば逆効果らしいから少しだけね」

にこ「私の水筒でいっか・・・えい!!!」グビッ

絵里「ひょ、はひふふほ!」バタバタ

92 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 23:22:37.22 ID:yv1B6Odg.net
にこ「主な効果は鬱病、パニック障害などへの適応・・・」

絵里「ごほぉっ!が、何したの!?」

にこ「な〜んも」

絵里「は、はぁ・・・水筒雑に扱いすぎよ、服が濡れちゃったし」

にこ「あ、あは・・・ごめんごめん♪」


絵里「それにしても・・・真姫遅いし・・・なんか・・・」

にこ「絵里?」

絵里「おなか。。。すい・・・」

絵里「・・・」スー

93 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 23:51:00.10 ID:yv1B6Odg.net
にこ「絵里!?ちょっと!!!なんで?睡眠は促進させないはず・・・!」アタフタ

にこ「おかしいっッッ゛、パッケージにはそんなこと・・・」



真姫「・・・にこちゃん?」

にこ「わあぁっぁ!ま、真姫ちゃんだったのね・・・」

真姫「私のバッグに何かあった?」

にこ「い、いや何も無いわよ〜?」

真姫「・・・ちょっとそれ見せて」

94 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/03(金) 23:58:31.48 ID:yv1B6Odg.net
にこ「(やばっ・・・服の中に隠せばいいや・・・)」

にこ「えっ? あ、それって何〜?にこは何も持ってないよ〜」

真姫「ちょっと」ガバッ

にこ「ま、まままきちゃん!?!?ちょ、そ、そこくすぐったっ・・んあぁ・・・!」

真姫「エリーが眠ってるのはやっぱりこれのせいね」ペラッ

にこ「んはぁっ・・・はぁ・・・そ、それストレスを治すやつじゃないの?!」

真姫「・・・箱はね」

95 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 00:08:07.73 ID:gI80BzKM.net
真姫「確かに社会不安障害などが当てはまるんだけど、怖い物嫌いのエリーにも効くかは保障できないわよ」

真姫「ぶっつけなのか知らないけどすぐ服用させようと思った神経は尊敬するわ」

真姫「・・・でも、この薬の正体までは分からないわよね〜」ペラ・・・ビッ

真姫「ほら」スッ

にこ「(ラベルで上書き・・・まんまと引っかかっちゃった・・・)」

真姫「にこちゃん・・・これにこちゃんのために持ってきたの」

真姫「初日の夕方にバレちゃうなんて私にとっては番狂わせの事態・・・」

にこ「(今あんたがバラしたんじゃ・・・)」

真姫「にこちゃん・・・エリーには忘れてもらって、このことは口を閉じておくの・・・」

96 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 00:24:56.32 ID:gI80BzKM.net
---凛サイド

嫌な予感を今、肌で感じている。
その予感は自分が触りに行っているというより・・・
予感側から触りに来ているようだ・・・
かよちん、海未ちゃんは無事だろうか
陸風の空気の渦に飲み込まれてしまいそうだ。
要するに


凛「寒いにゃ」


何故だろうか。ちょっと寒くないかにゃーと少し呟いてみたものの
この声には空気すら反応しない。冷たいものだ。
前線の風を一歩一歩と踏み込み、獲物が無いか目を鋭くしてみる。

やはりない!何故ッ・・・!?

凛「そもそもここ道じゃないよね」

凛「・・・帰ろ」

97 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 00:37:16.78 ID:gI80BzKM.net
---穂乃果サイド(数分前)

ことり「うわぁああああああんホノカチャアアアアアアアアアアアアアン」ギュー

理事長「何事よ」

穂乃果「ど、どうしたの!?」

ことり「の、のぞ、の・・・」

ことり「希ちゃんがお゛そ゛っ゛て゛き゛た゛ぁ・ああぁぁあ・・・」

穂乃果「え、ええ!?希ちゃん来てたの!?」

ことり「うぅ・・・」ガサ

理事長「あら、でも食材はたくさんよ」

穂乃果「すっごーい!蛇なんかもいるよ!?」

ことり「ぇ、あぁ・・・それは希ちゃんが捕ったでとか言ってくれたの」

穂乃果「希ちゃん何者!?」

98 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 00:46:49.26 ID:gI80BzKM.net
真姫「穂乃果ー、ことりー?」

穂乃果「あ、真姫ちゃんだ!バリケード作り終わったの?」

真姫「まだ途中よ・・・で、ことり?食材は?」

ことり「ふぇっ? ・・・あ、これ」ヘビー

真姫「う゛ぇえ、蛇じゃないの・・・見た所毒は無い種類みたいだし、串焼きがいいわよ」

ことり「で、でも調理方法とかわかんないよ」

理事長「ああことり、それについては心配しないでいいわ。サバイバル経験は結構あるから調理は任せて」

穂乃果「サバイバーの理事長って・・・」

99 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 00:59:13.58 ID:gI80BzKM.net
真姫「ちょっと食材が心配だったから見に来ただけよ。さよなら」

穂乃果「うん、お幸せにねー!」

真姫「声が大きいわよ!」



ことり「行っちゃった」

穂乃果「ねえことりちゃん」

ことり「・・・ん?」

穂乃果「ちょっと後ついていってみない?」

ことり「な、なんで?」

穂乃果「えー気になんない?にこちゃんと真姫ちゃんの寝姿♪」

ことり「気になるけど・・・まだ17時くらいだし寝ないと思うよー?」

100 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 01:55:31.35 ID:gI80BzKM.net
穂乃果「で、でも・・・寝てなくても生活くらい覗きたいじゃん!」ワクワク

ことり「わ、分かったよぅ・・・」

―――

穂乃果「わざと遅れてみたけど・・・もう帰ってるよね?」

ことり「2人とも何してるのかなー?」

穂乃果「よし、潜入だよっ!」ガサ


にこ「穂乃果・・・?」

真姫「あらいらっしゃい♪」

絵里「Zzz...」

ことり「穂乃果ちゃん、それ潜入じゃなくて進入」

穂乃果「わぁ、テント暖かいね!」

穂乃果「あたたk・・・あた・・・」

穂乃果「え・・・? 絵里・・・ちゃん?」

101 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 02:06:18.82 ID:gI80BzKM.net
真姫「あぁ、エリーは今ぐっすりお休み中よ?寝顔拝めておきたいなら拝めておきなさい」

穂乃果「そうなんだ!わぁ〜本当に寝てる!」

ことり「(いることには突っ込まないんだ)」

真姫「(小腹空いたから非常食の茶黒いバーでも食べちゃお)」ピリリ

真姫「あー暑くなってきたわね・・・私外の空気吸ってくるわ」

ことり「わ、私もお母さんが心配になってきたから出るね〜」

穂乃果「穂乃果もうちょっとここにいる〜♪他のグループの所行くと楽しくなっちゃうんだぁ」

102 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 02:19:29.59 ID:gI80BzKM.net
――

真姫「・・・」パキッ


ことり「ま、真姫ちゃん」


真姫「んー?何よ。ポッキーほしいの?」サクッ


ことり「あっ、いやっ、えっと・・・」アタフタ


真姫「はっきりしないわねー、ほら食べたいならあげるわよ」ズイッ


ことり「な、なんで咥えたまま顔近づけるの!?//」


真姫「ほひいんへほー?ほへ」ブンブン


ことり「うっ・・・」

ことり「(煽られてるようでなんかくやしいっ・・・だったらっ・・・!)」


ことり「ん゛っ//」パクッ

真姫「む゛っ!?///」

103 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 02:23:04.55 ID:gI80BzKM.net
QK

104 :!ken:20:2015/04/04(土) 04:32:46.42
QK

105 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 14:35:23.25 ID:gI80BzKM.net
ことり「(真姫ちゃんっ・・・//)」ジトー


真姫「(な、何その目!や、やめてよ・・・//)」


ことり「(だんだん長さが短くなる♪)」サクッ


真姫「(も、もう近すぎるってばっ!!)」


ことり「(真姫ちゃんどうしたのかなぁ〜?口が止まってるよ?)」サクッ


真姫「(もうやぁ・・・ど、どうしよう)」


ことり「(照れてる割には口、離さないんだぁ〜?かわいい〜)」サクッ


真姫「(こっちが誘ったくせにっ・・・情けないわよ私ぃっ!)」ザクッ


ことり「(い、一気に来た//流石に近すぎたかも)」


真姫「(仕掛けた側から勝ってやるわよぉ!)」ザククッ


・・・

106 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 16:39:06.83 ID:gI80BzKM.net
二人は幸せなキスをして終了

107 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 16:44:13.36 ID:gI80BzKM.net
――

にこ「そ、そうなのよ!でね?この値札よくみたらね?」

穂乃果「約3億のスリッパってw」

にこ「いやいや違うわよこれ・・・298,480,580って!巧妙よね」

穂乃果「えー?こういう数字って3文字ずつ切るから3億円じゃないの?」

にこ「(何故こういうのだけ詳しい!?)」

にこ「たーんじゅんに考えるのよ、単純に!このー!」プニッ

108 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 18:48:40.81 ID:gI80BzKM.net
穂乃果「あー、なにするのー!」プニー

にこ「むっ、やったわねー穂乃果!」

穂乃果「そっちがやったんだよ〜♪」ダッ

にこ「えーいめんどくさーい!待てー!」

穂乃果「こっちだよーこっちこっちー!」ベー

にこ「あーもうすばしっこいんだからぁ!」

109 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/04(土) 23:43:12.05 ID:gI80BzKM.net
・・・

穂乃果「( ゜Д゜)」



穂乃果「(゜Д゜)」

にこ「(´゚д゚`)」

ことまき「「・・・」」チュー

穂乃果「ことりちゃん」

ことり「ぷはっ!!こ、これは違うの〜!」

にこ「真姫ちゃん」

真姫「そ、そうよ(便乗)!これは先に攻めてきたことりが」

ことり「違うよぉ!真姫ちゃんが仕掛けたんだから真姫ちゃんが」

110 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 04:25:34.15 ID:JJN5/9tq.net
穂乃果「あのさぁ・・・」

にこ「真姫ちゃん、今あんた何してたか分かってんの?」

穂乃果「そうだよ」

真姫「だ、だからこれはその」

にこ「もういい!にこ知らないわよ真姫ちゃんなんて!」

ことり「に、にこちゃん・・・」

真姫「あっ・・・ 待ッてよにこちゃんっ!!これはェッ」

111 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 04:57:09.60 ID:JJN5/9tq.net
ことり「真姫ちゃん…ごめんね」

真姫「別にことりは悪くないわよ……」

真姫「…  気分晴らしに寝るわ。ご飯はいらない」

ことり「そ、それじゃあお腹空いちゃうよ!」

真姫「いいの。ほっといて」ザッ



絵里「ま、真姫…?」フラッ

112 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 05:04:29.43 ID:JJN5/9tq.net
絵里「何して、る…の?」ガクッ

真姫「エリー!動いちゃだめよ…じっとしてないと」

真姫「…って、元々は私が悪いんだっけ…」

真姫「にこちゃんが投与させた本人だけど…もう悪いのどっちか分かんない」

絵里「真姫?」

真姫「ごめんね…寝させて。――勝手でごめんね…本当に」

絵里「…はぁ」

絵里「何があったか知らないけど、私に聞かせてー?♪」バフッ

真姫「う゛ぇえっ、ちょっ!何すんのよ!!」

113 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 05:15:20.29 ID:JJN5/9tq.net
---海未サイド

海未「はぁっ…はぁっっ…つっ……んっあ」ペタン

花陽「海未ちゃんって本当に敏感なんだね」カチッ

海未「う、うるさいですよ花陽っ…」

花陽「その状態じゃもう怒られたって感じしないもーん♪」カチッボッ

花陽「あ、火ついたついた」

亜里沙「ハラショー…」ジトー

花陽「ねぇ亜里沙ちゃん」

亜里沙「は、はい?」

花陽「海未ちゃんのこと、好き?」

114 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 05:24:42.15 ID:JJN5/9tq.net
亜里沙「ええそりゃもちろん」

海未「破廉恥ッ…」

花陽「ふふ、こういうの可愛いよねっ。ためらわず純情って感じがする♪」


凛「帰還にゃ」ボケー

花陽「あ、凛ちゃん!どーだった!?」

凛「何の成果も得られませんでしたー」バタン

花陽「り、凛ちゃぁん!!亜里沙ちゃん、火口に風飛んでこないようにかまど作っといてっ!」

海未「(もしかして花陽、サバイバル経験があるのでは…?)」

海未「落ち着いてきました…亜里沙、かまど手伝いますよ」

亜里沙「I've been waiting!海未先輩がこんな近くぅにっっいぃああぁl!!」

115 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 05:38:09.67 ID:JJN5/9tq.net
海未「運よく石がかなり落ちてますし、これらを使いましょうか」セッセ

亜里沙「は、はい!!」

――

海未「…ふぅ、これくらいあれば十分でしょう」

亜里沙「(汗を拭う海未さん…セクシー)」ジュル

海未「? なんですか亜里沙、何か付いてます?」

亜里沙「あ、いや何でも!」

亜里沙「ほら、もう少しでかまど出来ますよ!」

海未「…?」

116 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 05:56:12.83 ID:JJN5/9tq.net
凛「」

花陽「凛゛ち゛ゃ゛ん゛っ!!」

凛「」

花陽「うううううう…真姫ちゃんに頼んで注射でも打っ「それは勘弁にゃ」

凛「あっ」バタッ

花陽「…凛ちゃん」

花陽「こうやって花陽が凛ちゃんに自ら触っていることを嬉しく思ってるんでしょ」

花陽「花陽知ってるよ」

凛「(パクられた)」

117 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 08:21:25.13 ID:JJN5/9tq.net
海未「花陽、凛ー?かまど出来ましたよ?」

花陽「はやっ!!」

凛「凛、お腹空いた…」ガバッ

花陽「凛ちゃん、後でたっぷり触ってあげるからご飯一緒に作ろっ☆」

凛「もう動けないにゃー…眠くなるー」

花陽「作り終わったら一緒に寝てあげるよぉ〜」

凛「レッツクッキングにゃ」

118 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 09:51:17.34 ID:JJN5/9tq.net
---理事長サイド

理事長「まだ帰ってこないのかしら…」

モクモク…

理事長「蛇、もう加工済んじゃったわけで」

理事長「…一口」ガブ



理事長「外がパリパリの蛇肉…おいしい」

119 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 11:01:46.94 ID:JJN5/9tq.net
理事長「おや…」モグモグ



ことり「穂乃果ちゃん足早いよぉ〜!」

穂乃果「早くお肉食べたいんだもん!って理事長何食べてるんですか!?」

理事長「蛇だけど…」モグ

穂乃果「もう出来たんですか!穂乃果も蛇のお肉食べる!」パクッ

ことり「抵抗無いんだ…私も食べてみよっ」パム

ことり「…//;>!?!?」ギュゥウウウウウウウン

穂乃果「す、すごいカリカリで…おいしいよこれ!!」

ことり「肉ッ厚っだぁ〜やめられない♪」パク

120 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 17:31:38.13 ID:JJN5/9tq.net
穂乃果「こんなおいひいのが蛇はんて…なんかひほふ賢くなった気がする」モグ

理事長「作り方教えましょうか?」

ことり「うん!知りたい!」

穂乃果「お、私もやってみたいな〜」

理事長「蛇、もう1匹ここにあるしこれでやってみましょうか…」

ことり「わっ!焼いてるのより大きい…」

理事長「気絶させてあるから襲わないわ。ナイフの使い方にも慣れないとねぇ」

121 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/05(日) 20:37:27.57 ID:JJN5/9tq.net
---真姫サイド

真姫「あーもう!!なんでもないってばぁ!!」バタバタ

絵里「教えてよー♪スターに・し・き・の・さん☆」

真姫「う゛ぇえ、もうしつこいわよー!!はーなーしーてー!」

絵里「嫌だーえりちかもっと遊びたい」


真姫「…!」ゴソゴソ

真姫「い、いやぁ…//やめてよもうっ…っ」

絵里「どうしたのー?いきなり態度変わっちゃってー…こうしてほしいんでしょっ!」

絵里「えりちかすごくたのしー!!!」

122 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 00:16:41.29 ID:pXtOUiQb.net
真姫「も、もう知らないっ!」プイ

絵里「あら、もう寝ちゃうの〜?」

絵里「まーーーきちゃん」

真姫「…」

絵里「(…本当に寝るのかしら。  そうだ、真姫のバッグ…)」

絵里「(おお、pockyが入ってたわ!これを咥えて…)」パク

絵里「(真姫…口、失礼するわよ)」ムー

真姫「…うぅ、に…こ……ちゃん」

絵里「  ―おやすみ、真姫」

123 :名無しで叶える物語(dion軍)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 03:15:26.47 ID:pXtOUiQb.net
---海未サ

亜里沙「…」

海未「…」

凛「…」

花陽「…肝心の焼くものがないね」

凛「だ、大丈夫にゃ!多分…」

海未「多分で済みませんよ!!何か山菜でもあれば飯盒でスープが作れますし!」

凛「…山菜でいいのかにゃ?」ガサゴソ

海未「え、ええ…何かあるのですか?」

凛「何か変なのあったから取ってきたよ」

124 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 07:37:37.67 ID:pXtOUiQb.net
花陽「あーっ!!凛ちゃん、それゼンマイだよっ」

凛「え、え?かよちん凛何かしたの?」

花陽「いいことしてるよっ!」

凛「あ、なんか嬉しいにゃ!あ、あとね!これも」

海未「それ…まさか」

花陽「WASABI!?」

凛「これわさびだったの!?こんな草みたいなものとか知らなかった…」

花陽「いいスープが作れるよっ!凛ちゃんファインプレーだよ!!」

凛「な、なんか照れるにゃ〜」

125 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 11:48:15.37 ID:pXtOUiQb.net
海未「あの…ゼンマイは下ごしらえかかりますが」

花陽「だいじょーぶだいじょーぶ!今日は食べないもん」

海未「え」

花陽「…ふぅ、煮沸できてるかな?」カラン

凛「わ、いつの間にお水があったんだ」

花陽「そこで汲んどいたんだ〜♪ただのお水じゃお腹壊しちゃうもん」

海未「花陽…」

花陽「んー?」

海未「サバイバル…慣れてませんか?」

花陽「そ、そうかな?ニコ動で有名な人のをよく見たりはしてたけど…」

126 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 12:41:02.53 ID:vxOApj4M.net
このかよちんはカエル解体できそう

127 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/06(月) 23:46:42.80 ID:pXtOUiQb.net
Gone出てびびったわ

海未「は、はぁ…」

凛「ねーねーかよちん!スープってどんな味するの?」

花陽「うーん…あんま覚えてないかなーって…えへへ」

花陽「強いて言うなら…貴重な味がするよ」

海未「どういうことですか」

花陽「まぁ飲んでみてからってことだよ!」

凛「楽しみにゃー… おやぁ?もう19時になるにゃ」

128 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/07(火) 07:47:53.44 ID:ZbTlutV8.net
QK

129 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/07(火) 13:22:14.55 ID:ZbTlutV8.net
凛「かよちーん…まだー?」

花陽「も、もうすこしだよ」

海未「水分くらいは欲しいですね…」

亜里沙「非常食はもって来ましたよ!」

海未「それ…私がプリントされた乾パン…」

凛「わーなつかしい!こういうのあったよねー」

花陽「穂乃果ちゃんはこういうの配られたらすぐ家で食べちゃいそうだね」

凛「凛も食べちゃった」

海未「そんなことしてるからこういうときの知識が無いんですよ…」

130 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 02:18:52.90 ID:M0uL+6uu.net
凛「そんなことないにゃー!凛は山菜見つけてきただけ凄いし」

海未「(多分まぐれなんでしょうが…)」

凛「(本当は帰り道についでに適当に草持ち帰っただけなんだけど)」

花陽「あ、ほら!プクプクしてきた…」カパ

凛「おー!すごい!」

海未「煮沸水と山菜だけでこんなにダシが取れるんですね…」

花陽「うん、今回はちょっと少ないけどねー」

海未「やっぱりサバイバル経験ありますよねあなた…」

131 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 02:27:58.28 ID:R2Fz2Mg2.net
かよ五郎

132 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 03:13:02.55 ID:M0uL+6uu.net
---理事長サ

ことり「うー、これ力結構いるね」グググ

理事長「そうそう…」

穂乃果「おさえてるから頑張って剥いじゃお!」

ことり「ぬっぅるぅぅぽ…がっ」ツルッ

穂乃果「やったー!蛇の皮やっとむけた!」

理事長「それは保存食にしたいから燻製にするわ。ちょっと力仕事だけど、ここに石を高く積んでくれる?」

ことり「うん、わかった!」



穂乃果「お、おも」

ことり「まだ50cmもいってないよ…ほら、あーんして」

穂乃果「あ、ありがと…あーん」パク

理事長「蛇にかぶりつくアイドルねぇ」

133 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 07:35:55.29 ID:M0uL+6uu.net
ことり「なんか癖になっちゃいそう…」パク

穂乃果「ほほひひゃんほはひいへんほーはへ」

ことり「ほひほんへはははへっへほー!」



ツバサ「アイドルが蛇咥えながら石積んでる」

あんじゅ「完っ全にツーペア」

英玲奈「?」

ツバサ「異様な光景…私達は近づかない方がいいわね」

134 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 07:39:33.34 ID:6rs2D3lY.net
支援

135 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 16:17:34.24 ID:M0uL+6uu.net
---

ことり「ふぅ…これでいいのかな?おかあさ…ってお母さん何してるの!?」

理事長「え、あぁ…内臓抜いてるだけよ」



ツバサ「内臓抜ける理事長って万能すぎない?」

英玲奈「きっとそういう訓練をしてきたんだろう」

ツバサ「にしてもたくましいわね…うちの学院長も見習ってほしいわ」

英玲奈「そこまでしなくてもいいんじゃないか…?」

136 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/09(木) 02:05:21.29 ID:ytsMv3aW.net
理事長「さぁ、燻製しましょ。時間かかるんだけどね」

穂乃果「あ、あれでしょ?あの、煙がもくもく上がってくあれ!」

理事長「ま、まぁ大体合ってるけど」

理事長「こうやって…」カチッボッ

理事長「あとは煙でいぶすのよ。蛇は温薫で大丈夫だから」



ツバサ「あの理事長、今度はメタルマッチで火1発で着けたわ」

英玲奈「き、きっとこれも訓練だろう」

あんじゅ「そうねー…」

ツバサ「あんじゅ…あなた何か言おうとしたけどネタが思いつかないって顔してるけど」

あんじゅ「…ご、ご名答♪」

英玲奈「はぁ…」

137 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/04/09(木) 10:49:55.40 ID:TIcOeJ4r.net
いいね

138 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/09(木) 16:20:07.63 ID:ytsMv3aW.net
理事長「ふう…これで大体終わり。お疲れ様」クルクル

穂乃果「ありがとうございます!いやぁそれにしても蛇ってあんなにおいしいんだね」

ことり「うん…私も知らなかったよぉ」

理事長「まぁ当たり前ね。娘にサバイバル教えるなんて機会、そうそうないのよ」



英玲奈「普通教えるか!?」

ツバサ「まぁ何が起こるか分からないわけだし…」

あんじゅ「損は無いってことね」

ツバサ「…あんたやっぱりネタ切れって顔してるけど」

あんじゅ「も、もうやめて…」

139 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/09(木) 23:46:32.28 ID:ytsMv3aW.net
ツバサ「いやぁ面白いもの見れたわね」

英伶奈「ああ…」

あんじゅ「テントに戻りましょ」

・・・

希「…こっちも面白いもん見れたな〜♪」

希「さて、どうしよう…」

希「…? あれは…」

140 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 05:06:16.33 ID:CZswUjZC.net
にこ「…」スタスタ

希「おーい!・・・ってあかん、アライズに声でバレちゃうわ」

希「よーし…ここはいっそ抜き足で!」



にこ「はぁ…」

希「な〜にして」グワッ

にこ「…え?」

希「るん♪」ガシッ

にこ「ひゃぁぁぁぁっ!?」

141 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 07:45:27.93 ID:CZswUjZC.net
にこ「何すんのよー!」

にこ「…って希ぃ!?」

希「どこかの誰かさんも同じ反応やったで〜♪」ワシワシ

にこ「あっ…ってちょ…や、やめ…」

希「ん〜?」ワシワシ

にこ「やめ…あっ」

希「とりあえずウチの質問に答えてや〜どこにテント張ってるん?」ワシワシ

にこ「あ、あ…っち…」

希「はっきり言ってや〜」ワシワシ

にこ「も、もうやめ…」

142 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 14:52:54.09 ID:CZswUjZC.net
―――

にこ「あっちの木を曲がって…ひだ、り…です」ピク

希「洗脳早すぎちゃう?」ニヤニヤ

にこ「」シュン

希「あぁぁあああ^〜可愛すぎてやめられへんわぁ〜!!」ガシッ

にこ「あ、ああああ…」

希「ご、ごめんごめん可愛かったもんやから…つい」

にこ「」シュン

希「ああぁぁあむじょおおおおおお^〜」ガシッ

にこ「ひゃぁああああ…」

143 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 22:07:53.70 ID:CZswUjZC.net
希「よし、そこまで連れてってや〜♪」

にこ「わ、わかったからもうやめて…」シュン

希「んんんんんっっッゥ!!…ぐ、うぬぅううう」

希「(欲望を抑えるんやウチ…)」

希「ふぅ…」

にこ「だ、大丈夫…?」

希「あぁぁあああそんな目で見たらあかぁああん♥」

144 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 03:12:22.99 ID:EhH1VtEh.net
希「よし、にこっち!ここはいっそ隔離してウチと一緒にパラダイスしようや♥」

にこ「え、そんないきなり言われてm、ひゃぁ!?」

希「しようや♥」ワシワシ

にこ「…」

希「答えはイエスやんな!?やったぁああああにこっちゲットしたでえりちいいいい!!」

希「…そういえばえりちはどこ行ったんやろ?」

にこ「…」

145 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 03:19:18.73 ID:EhH1VtEh.net
―――メンバー整理(一番左がリーダー)

穂乃果・ことり・理事長 川付近

花陽・海未・亜里沙・凛 崖付近

真姫・絵里 川から少し離れた林

にこ・希 ???

A-RISE ???

146 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 03:28:55.84 ID:EhH1VtEh.net
―――

凛「かよちんすごーい!!」ズー

花陽「えへ、えへへえ、えへへ、え、えへへへへ」

海未「照れすぎて逆に怖いです…でも確かに汁はしっかり味がついてますね」ズー

凛「凛はこっちのかよちんも好きにゃー」ズー

花陽「やっぱり塩は万能だねー♪」

亜里沙「ハラショー…バスクンチャクのより甘い…」ズー

海未「そろそろ眠くなってきました」

凛「もうぽかぽかー!メインディッシュは明日でいいやぁ」

花陽「もう寝よっか」

亜里沙「(…これは!?)」

147 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 11:44:57.41 ID:EhH1VtEh.net
海未「おやすみなさい…」

花陽「うん、おやすみー」

凛「凛はー…って寝るとこないにゃ!!」

花陽「凛ちゃんここ来ていいよ!」

亜里沙「あ、亜里沙は…」

海未「…」スー

花陽「亜里沙ちゃんは」亜里沙「分かってますッッ!!答えはひとつですッ!!!」

亜里沙「…」コソコソ

海未「…」スー

148 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 11:46:19.71 ID:3tPSJFBq.net
スー
支援

149 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 14:21:25.43 ID:R6v7WBL/.net
追いついたにゃ
支援

150 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 02:11:02.72 ID:7eCqfeCJ.net
支援ありがとにゃー

花陽「(ねえ凛ちゃん…)」

凛「(なにかよちん)」

花陽「(何で私より少し頭が下なの)」

凛「(こっちの方が暖かいにゃ…それにしても何食べたらこんなに)」プニプニ

花陽「(あっ!ちょ…)」

凛「(…)」スープニプニ

花陽「(寝てもまだ続けるかっ!?)」

花陽「(…可愛いしこのままでもいっか…)」

花陽「(おやすみ凛ちゃん)」

151 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 10:15:12.77 ID:7eCqfeCJ.net
海未「…んっ」

亜里沙「(…!)」ピタ

海未「…」スー

亜里沙「(…フッ)」モゾモゾ

海未「は…ふぇ…くしゅん」

亜里沙「(…)」ピタ

海未「うぅ……」スー

亜里沙「(…)」モゾッ



花陽「(何やってるんだろ…?)」

152 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 14:23:51.93 ID:7eCqfeCJ.net
亜里沙「(…! 海未さんの…唇!)」

亜里沙「(なんと美しい!ハラショーで表現しきれない麗しさ!)」

亜里沙「(近づくべきかな…!?)」コソコソ

海未「…」スー

亜里沙「(よし、いいですよ亜里沙、その調子です亜里沙!!)」コソッ

亜里沙「…(ちゅ、ちゅー…)」

亜里沙「(なんちっt

・・・

海未「…そんなにしたかったんですか?」

153 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 14:51:56.57 ID:clSRRsTJ.net
キターーーー(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)ーーー

154 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 15:00:39.04 ID:afVH0e5G.net
きたか
サバイバルとはなんであろうかwwww

155 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 15:55:21.82 ID:7eCqfeCJ.net
―――

理事長「…ことり」

穂乃果「ことりちゃん」

ことり「な、なぁに二人とも」



穂乃果「せまい」



ことり「うん…」

156 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 16:28:14.91 ID:7eCqfeCJ.net
ことり「ま、まぁ多少はね?」

穂乃果「いや流石に狭すぎるよ」

ことり「それでいいでしょ〜?ことりは穂乃果ちゃんの隣で十分だよ〜」

穂乃果「十分っていうか完全に狙ってるよねそれね」

理事長「あー…なんか困ってるようなら私がどくけd

ことり「いいえ!!!これで、いいの、おやすみ!!」ガバッ

穂乃果「わぁぁぁああどさくさに紛れて足ホールドされたぁあああ!!」

理事長「なんか楽しそうだしこのままでいいわね…おやすみ」

穂乃果「り、りじちょっ!たすけぇ!!」

ことり「穂乃果ちゃんちょっと落ち着いてよ〜」

穂乃果「ああああああああ」

157 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 16:40:06.61 ID:7eCqfeCJ.net
―――

希「…今どんな気持ち?」

にこ「すごく…何か足りません」

希「欲求ふm

にこ「違うわ!」

希「じゃあ何やろね」

にこ「…」グーグルルル

希「?」

にこ「(気付けっ!!)」

希「ああ、足りないってわしわしやんな?」ガシッ

にこ「ひゃあぁっ…いつまで続くのよこれぇぇ…」

にこ「お腹が空いたの!お腹がすいひゃっ!!」ビクッ

希「はっきり喋ってや」

にこ「(このゲスぅ…!)」

158 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 16:54:08.28 ID:7eCqfeCJ.net
・・・
希「あーはいはい、今回何も取れんかったし非常食しかないで」ガサガサ

にこ「…疲れた」グター

希「少し時間かかるけど…飯盒に入れてっと」

希「よし、10分くらいで多分出来るはず。にこっちー♪って…あれ」

にこ「…」スー

希「…ふふっ 可愛いもんやね」

――
希「よし、出来た」

希「にこっちー?起きてー」ポン

にこ「…んーぅ」

希「おかゆだよ〜お口あーんしてな♥」

にこ「あ、え?ちょ、ちょっとあーんってまっ

にこ「んぐっ…」

希「ウチはえりちと一緒にこっそりにこっち達のサバイバルを追ってただけなんよ」

希「でも案外楽しいやん…!」

159 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 17:07:10.99 ID:7eCqfeCJ.net
にこ「…ぁ」モグ

希「にこっち…なんでそんな色んな意味でそそる顔しとるん?」

にこ「ぁえ?そそ…る?」

希「なんでもない♪にこっち一緒に寝ようや〜」

にこ「テント無いじゃない…シートだけじゃ寒くて寝れないわよ」

希「あー…だったら」ギュッ

にこ「え」



希「ウチが暖めてあげるわ。にこっちとずっと一緒や」

にこ「(なんか良いけど胸近い!胸近い!良いけど!)」

160 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 17:17:55.25 ID:7eCqfeCJ.net
―――

花陽「…」スー

凛「…」スー

亜里沙「う、海未さん…」

海未「呼び捨てでも構いませんよ…?」

亜里沙「ふ、服乱れてますっ…肩が見え むぐっぅ!?」ズキュウウウン

海未「あなたから近づいてきたんですよ。責任は私が自由に決められる…平等なことです」

亜里沙「あ、あ、あぁ…亜里沙どうしたらいいの…」

海未「特別にあなたに権を譲りますよ…悔しくないんですか?」

亜里沙「意味深に乱れた髪、潤う唇、見下すような瞳、チラりと見える白い肩…!」

海未「聞こえてますよ?」

亜里沙「あっ」

161 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 17:25:53.12 ID:7eCqfeCJ.net
亜里沙「あぁああああああっっあむぐっぅ!?」ガバッ

海未「起きてしまいますよ…」

亜里沙「…っ」

海未「そんなに私のことを部位ごとに細かくジロジロと…」

亜里沙「そ、その…ちがっ…//」

海未「ちょっと…嬉しいです…」



亜里沙「え?」

海未「ファンの方ははっきりとしないのでよく分からないんです」

海未「でも亜里沙…身近でこんなに私のことを思ってくれている人が今一緒の寝具の中にいるんです」

海未「なんか…嬉しいんです//」

亜里沙「海未さん…やっぱ可愛いです」


亜里沙「亜里沙は…我慢が苦手なんです」ガバッ

海未「んあっ…」

162 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/13(月) 06:53:25.92 ID:tBKWstvX.net
海未「ほどほどにしてくださいね…?」

亜里沙「私は抱けるだけで幸せです!」

海未「そうですか…これまた嬉しいこと言われてしまいましたね」

亜里沙「おやすみ…なさい…」

亜里沙「…」スー

海未「…ふふ」

163 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/13(月) 16:37:47.19 ID:tBKWstvX.net
――

1日目終了

――

164 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/14(火) 07:23:03.38 ID:PlBpHRoF.net
穂乃果「さむで…おーまら…さむで…おーまら…かなし…くしないで…わらおー…」

ことり「穂乃果ちゃん!起きて!!」

穂乃果「んぇ…?」

理事長「9時よ。もう朝食の準備は済んでるわ」

穂乃果「んー…あ、朝…」

ことり「と、ところで朝はなに?」

理事長「山菜の煮汁。川の近くだしスープくらい煮沸すれば飲み放題じゃない」

理事長「それに、体あっためないと動けないわよ?」

ことり「スープかぁ…ここに来てから汁物をまだ飲んでないもんね…」

穂乃果「…わんでーいんざれー…わんでーいんざれー…」

ことり「起きて!!!」ピー

165 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/:2015/04/14(火) 11:42:04.02 ID:Wjaha9yF.net
支援

166 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/14(火) 23:11:32.87 ID:PlBpHRoF.net
―――
海未「・・・」

海未「一番早く…目が覚めてしまいました」

亜里沙「…」スー

海未「…ほほえましいですね」

亜里沙「ぅ、うみ…さん…」

亜里沙「…」スー

海未「しばらくは離れなさそうです…」ギュッ



花陽「!!」ガバッ

花陽「凛!!ちゃん!!朝だヨ!」バンッ

凛「ぎにゃあああああ!?何事にゃ!?」ガバッ

花陽「朝事」

凛「おやすみにゃ…」スー

花陽「凛!!ちゃん!!!!!!朝だヨ!!!」バンバンバン

凛「んにゃあああああああああ!?」

167 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/15(水) 06:44:00.55 ID:LDgaNtks.net
花陽「はぁ…」

凛「あ、かよちん…見てみて」

花陽「ん?」

凛「海未ちゃん達、まだ寝てるにゃ」

花陽「ほんとだー、亜里沙ちゃんと一緒に…」

海未「(狸寝入りですっ…!!)」

花陽「おーいうみちゃーん」

海未「(何故来るのです!?亜里沙と一緒にいたいのに!)」

凛「おーいおーい」ユサユサ

海未「(ど、どうすれば…!)」

168 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/15(水) 16:08:36.55 ID:LDgaNtks.net
凛「おーいおーい」ユッサ

花陽「おーい…」サスサス

亜里沙「う…みさん…」ギュッ



海未「(私はどうすればいいのでしょうか…!?)」

169 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/16(木) 04:41:51.00 ID:rn8W8oOD.net
海未「あ、あぁぁあもう!!」バンッ

花陽「ギター?」

海未「何言ってるんですか!!朝食作りますよ!」

凛「起きる速度すごいんだね」

海未「元から起きてましたよっ!」セッセ

花陽「ん?」

海未「あっ…」

海未「さ、さぁっ作りますよ!材料は」

凛「無いにゃ」

海未「…」ギク

凛「それにしても、海未ちゃんが狸寝入りかぁ〜」

海未「…ッ!」ギクッ

海未「そ、そんなことより材料ですよ!私が取りに行きますから凛達はしっかり火起こししておいてください!」ザッ

花陽「逃げた」

凛「朝からよく走れるね〜」

170 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/16(木) 16:17:55.44 ID:rn8W8oOD.net
花陽「ま、まぁとりあえず準備しよっか…」

凛「何取ってくるんだろ」

花陽「きっと海未ちゃんのことだし健康的なオオバコとか取ってくるでしょ」

凛「(やっぱりかよちんサバイバル慣れてる…?)」


亜里沙「…」スー

亜里沙「…っ!!海未サンッ!」バッ

亜里沙「海未さんはどこですか!?」

花陽「え、ええーと食べ物探しに行っちゃったよ?」

亜里沙「方角!」

花陽「北」

亜里沙「承知ッ!」ザッ

凛「行かせて大丈夫かにゃ?」

花陽「うん、方向音痴ではないはずだもん」

171 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/17(金) 07:52:38.89 ID:A+pgWwrq.net
――

真姫「(ねむ…)」

真姫「(ってあれ……腕が動かな」

絵里「…」ギュー

真姫「!?」

真姫「ちょ、なんで抱きついてるの!?」

真姫「い、いやぁもう無駄に力強いんだから…」

絵里「…」

真姫「って、起きてない…!?」

絵里「(やっぱり天然ね真姫は…すっころんで頭打った時みたいに狸寝入りしちゃお…)」

172 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/18(土) 07:44:51.67 ID:RLwCuo25.net
真姫「…エリー」

真姫「エリー?ねぇー?」サスサス

真姫「絵里ぃぃ!!」ユサユサ

真姫「絵里…」

真姫「」シュン

絵里「(何この子おもしろい)」

絵里「(こちらから脅かしてあげようかしら…ふふ)」



真姫「あっ!!亡霊がっ!!」

絵里「」ビクッ

絵里「(あせらないのよエリーチカ。今は夜じゃないんだから…)」

真姫「…」

絵里「(…?急に静かに…?)」

173 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/19(日) 11:36:05.80 ID:44LF0IWi.net
絵里「(どれどれ…ってあ、あれ…)」

絵里「(手足が動かない…)」

絵里「(んっ!!な、なんで…?)」



絵里「(もしかして…金縛り…?)」

絵里「(そんなの実在するわけないわ!)」

絵里「ンーッ!!!」ムズムズ



真姫「…ぷ」ガチッ

174 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/20(月) 06:45:40.51 ID:deZtXm5t.net
真姫「そろそろ狸寝入りやめたらー?」

絵里「(ば、バレ…)」

真姫「幽霊は信じなくてもこういう確信の無いことは信じちゃうんでしょ?」

真姫「私が押さえつけてただけなのに」

絵里「や、やるわね…」

絵里「でも、知識が増えたってことは対策もバッチリね!」

真姫「知識増えたって…自覚してるのね」

175 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/20(月) 21:56:36.33 ID:deZtXm5t.net
真姫「で、何するの?」

絵里「え、え?」

真姫「え?」

絵里「…」

絵里「あ」

絵里「朝食ね!」

真姫「遅っ!!!今10時じゃない!」

真姫「はぁ…ってか何であなたと2人っきりになってるのよ」

絵里「そ、それは…」

176 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/20(月) 22:00:14.04 ID:deZtXm5t.net
―――

にこ「…む」

にこ「まぶしっ…」

希「お、にこっちー起きるの遅いなぁ?今10時やで?」

にこ「い、いや…疲れてたし仕方ないでしょ」

希「ま、それもそうやね…非常食をむやみに使うわけにはいかんから、何か動物でも捕らえんとね」

にこ「どんな…?」

希「カエル」

にこ「正気?」

希「もちろんや」

177 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/21(火) 05:58:50.43 ID:bjDEI6sQ.net
にこ「はぁ」

希「怒る気も失せたん?」

にこ「いや…まあそれもあるけど」

希「? なんか元気無さすぎやん?」

にこ「気のせいよ…痛っ」

希「あっ」サッシ

178 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/:2015/04/21(火) 06:00:43.33 ID:RuQtayE8.net
見てる

179 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/21(火) 21:29:10.44 ID:bjDEI6sQ.net
希「にこっち…」

にこ「あーもうほっといてぇ!痛ぁ…」

希「今日が『あの日』なんて思わなかった…」

にこ「それ以上言わないでよぉぉぉ!!」

希「女の子やからしゃーない」

希「気持ちは分かるけど食材探さないとあかんのよ」

にこ「いいから探してきなさいよっ!!」

180 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/22(水) 19:59:39.27 ID:ZO8aldVs.net
―――
ツバサ「寒っ…」

あんじゅ「ねえ…」

ツバサ「何?」


あんじゅ「なんで夏用テントなの?」

ツバサ「いや…これは…」

英玲奈「おそらく予算不足かと」

ツバサ「違うわ!予算とかそんなんじゃなくて…」

あんじゅ「内訳内訳」

英玲奈「あ、勘違いか」

ツバサ「ぬっぅうううう!!」

181 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/24(金) 00:53:25.85 ID:wVsFa3dJ.net
ツバサ「仕方の無いことよ…ッ!」ギギ

あんじゅ「歯軋り聞こえてるけど」

英玲奈「で、どうする…食材」

あんじゅ「そこらへんに何か転がってない?」

英玲奈「そんなもんか…?」

ツバサ「草なら腐るほどあるじゃない。動物は難しいかもしれないけど」

あんじゅ「草だけに?」

ツバサ「っるさい」

182 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/24(金) 16:48:18.62 ID:wVsFa3dJ.net
ツバサ「ん…?あんじゅ、あれ見て」

あんじゅ「何?草でも見つかったの?」

ツバサ「違うわよ!あれ高坂さんじゃない?それに南さんに音ノ木の理事長まで…」

英玲奈「珍しい組み合わせに見える」

あんじゅ「そもそも大人同伴なのが大きいでしょ。理事長抜きじゃ大変よ」

ツバサ「うーん…私達にも大人がほしいわね」

あんじゅ「いるわけないって」

183 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/:2015/04/24(金) 16:56:59.99 ID:rUgM5IBD.net
みてるからはよ

184 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/24(金) 19:35:26.64 ID:wVsFa3dJ.net
―――
穂乃果「ねぇねぇ…今なんじ」

ことり「10時!」

穂乃果「う、うー…体がおもひ…」フラ

理事長「…?」

穂乃果「あ、ことりちゃん、ここかなーっ…えーい」バフ



ことり「…はわ…わ…」ガクガク

穂乃果「あぁ…これはことりちゃんだあ…ことりちゃんの肌触りぃ…」

穂乃果「ほのかぁ…体重いから立ってられないやぁ…」

ことり「あの…穂乃果ちゃん」

穂乃果「んえぇー?」


理事長「ことり…いつもこんなに甘えん坊なの?」

穂乃果「…んー?どういういみ…」

穂乃果「」

185 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/24(金) 19:42:03.96 ID:wVsFa3dJ.net
理事長「…そんなに気に入ったのかしら」

穂乃果「んっわぁああああ!!!」ガバッ

穂乃果「すいませんっ!!ついっ!!!!ことりちゃんだと思ってっっ!!」

理事長「い、いやそんな別に謝らなくてもいいけど…」

ことり「私だったらそのまま抱きついたままのつもりだったんだね…」

ことり「(…他人のお母さんに突っ込んで甘え始める…これもアリかも)」ニヤ

理事長「ことりー?さっきから顔が笑ったまま変わってないけどつらないの?」

ことり「あっ!な、なんでもないのよなんでも!」

186 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/25(土) 17:33:34.95 ID:mKIEpWev.net
・・・

ことり「うーん…」

穂乃果「どうしたのことりちゃん」

ことり「やっぱりさっきから誰かから見られてるような…」

穂乃果「えーっ!もしかしてストーカー!?」

理事長「大丈夫よ、こんなところにストーカーしに来るサバイバル心のあるストーカーなんていないんだから」

理事長「…まぁ例外もあるけど…」

ことり「えっ…」

理事長「…うん」

理事長「されたことは…あるわね」

穂乃果「どんだけガッツ強いんですかそのストーカー…」

187 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/25(土) 23:13:15.65 ID:mKIEpWev.net
―――

海未「…」ゴソゴソ

亜里沙「…」

海未「…あ、ありました!ノビル…!」

海未「ふふ…これで私の人気はうなぎのぼり…褒められてそのまま…」

海未「『私にかかればこんなもの、余裕で採れちゃうんだからねっ!さすがラブアロー海未ちゃん!』って!」

亜里沙「」

海未「ヴェアッ!?」

亜里沙「あの…」

海未「い、いつから聞いてました…?」

亜里沙「えー…『ありました』らへんから」

海未「」

188 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/04/26(日) 00:58:54.43 ID:C3/y/zmf.net
ほう

189 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/26(日) 12:18:50.37 ID:kUs7VZrO.net
亜里沙「あ、あの…」

海未「いいですかっ…!亜里沙っ…」ガシッ

海未「このことに関しては一切の関与を持たなかったとっ!!!」

海未「持たなかったとっ!!!」

海未「そうしてください…だ、だめですか?」ウルウル

亜里沙「…」

海未「もう何でもしますから…!」

亜里沙「ん?」

190 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/27(月) 19:04:42.87 ID:OjV/5uRj.net
海未「え?」

海未「あ、許してくれるんですね、ありがとうござ」ガシ

亜里沙「誰がそんなこと言いました?」

海未「…」

亜里沙「可愛かったですよ、海未さん!このことは誰かに知らせたいくらい良かったです!」

亜里沙「いやー残念ですね!海未さんが可愛いってこと他の人にも伝えたかったんですけど!」

亜里沙「あ、可愛いってことはみんな既に知ってますよね!私としたことが!」

海未「」

亜里沙「わ、分かりましたよ…黙っておきますって」

海未「!」パアァ

亜里沙「条件無しとは言ってませんよ?」

海未「」

191 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/28(火) 20:03:34.18 ID:0d6noagu.net
海未「ああもう何でも言ってください…覚悟は決めました…私はどうせこうなる運命だったのです…」



亜里沙「昨日の続き してください」


海未「へ?」

亜里沙「…だめ?」

海未「うっ!」ズキュウウウン

海未「(ぬ、ぬぬぬぬ…私よ、落ち着くのです…身をしっかりと保ち、息を吸い…)」

海未「…顔を上げてください」クイ

亜里沙「!!」

海未「条件無しとは言ってませんよ?」

亜里沙「」

192 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/29(水) 20:20:28.68 ID:ipvJG0XZ.net
亜里沙「茶番ですか!?からかってるんですか!?」

海未「そっちが言うことですか!?」

亜里沙「もういいです!」

海未「ええ私も!」

亜里沙「あ!今負けを認めましたね!」

海未「そっちが先に言いました!」

亜里沙「いいえ!勝負は結果なんです!経過なんてどうでもいいんです!」

海未「終わりよければ全てよしとは限りませんよ!」

亜里沙「ぬぅうううう…」

海未「うぐぐぐぐぐぐ…」



凛「何してるのにゃー」

193 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/04/30(木) 00:59:42.59 ID:lDiVwsUI.net
凛「そもそもさっきから聞いてたけど」


凛「勝負は結果とか言っておいて自分の言ったことに気付いてないにゃ」


凛「経過でも結果でもどっちみち負けを認めてるし」


凛「海未ちゃんもそろそろこういうのやめようよ」


凛「終わりよければ全てよしとは限らないけど今回のは終わりも何も良しすらないにゃ」


凛「そもそも勝負になってるかどうかも怪しいし…」


凛「あ、凛おなかすいてるから早く材料ちょうだい♪待ってるよー」ザッ

亜里沙・海未「…」

194 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/01(金) 00:06:01.33 ID:mB7RN6J6.net
・・・
凛「遅いよ!!!!」

亜里沙「すいません」

凛「いや、もういいや!早く作ろう!」

海未「はいはい…」

海未「そういえば花陽はどこですか?」

凛「あー…」

凛「わかんない」

亜里沙「ええぇぇえ!?」

海未「う゛ぁああ!?」

凛「え、え…いや凛はかよちんに断って海未ちゃん達を追ってきただけだよ?」

亜里沙「それじゃあ仕方ないですね」

海未「いやそうじゃないでしょ!?」

凛「思わずタメ口出ちゃってるにゃー」

海未「とにかく探さないと…花陽はこの中でサバイバル知識が一番高いんですよ!?」

195 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/01(金) 20:42:30.02 ID:mB7RN6J6.net
凛「わ、わかったよー…」

海未「何か案があるのですか?」

凛「そうじゃなくて!」

海未「結局分かっても対策が見つかってないでしょうが!」

凛「だーかーらー!そんなの誰でも分かるよー!少しくらい考えさせてって」

海未「後回しにするほど余裕はありません!そもそも空腹で悩んでたのは凛のほうでしょ!?」

凛「あーもー!海未ちゃんはいちいちうるさいにゃー!」

海未「正しいことを言って何がうるさいよ!」

凛「にゃーいにゃーい本性〜」

海未「もう知りません…」プイ

凛「いいもーん」プイ

・・・

?「はい仲直…」

?「りっ!!!!」ガシガシッ

196 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/01(金) 20:49:54.60 ID:mB7RN6J6.net
海未「ひゃ!?」

凛「ぎにゃ!!」

希「機嫌直ったぁ?」

凛「悪化!」

希「あらそれは失礼」

海未「の、希…いつから!!」

希「まあまあそんなのは気にしなくていいやん♪」ワシー

亜里沙「」

希「おや、そこの棒立ちかわい子ちゃんは…」

海未「逃げっ

亜里沙「ああっ!!希さんですよね!?」ギュー

希「おわっ…参ったなぁそっちから来るなんて」

亜里沙「あ、す、すいません!!!つい!!」

希「い、いや…いいんよ…というか…されるのも悪くないかな…」

亜里沙「ご遠慮なく」ワシッ

希「おわっ」

凛「何しにきたのにゃ…」

197 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/02(土) 12:51:29.11 ID:3dmVEOug.net
希「あー、 もういいかな」

亜里沙「…」

希「おーい」

亜里沙「…」

海未「いいから何故ここに来てるのか教えてくれませんか?」

希「(この状態で…?)」

希「あーうん…実はにこっちに食材頼まれててなー」

凛「にこちゃんも来てたのー?」

希「せやで。でもにこっち、調子悪いみたいやしー…いろんないみで」ボソ

海未「はぁ…で、食材の匂いがしてここに?」

希「そうそう!」

海未「このノビルを求めて?」ガサッ

希「…なんか違う」

198 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/03(日) 00:02:26.55 ID:zn140UfN.net
凛「ここにはこんな草しかないにゃ」

海未「草ぁ!?確かにそうですがね!!私がこれを見つけてどれほど貢献できるか考えて感動したことはあなたには分からないでしょうねぇ!」

凛「どこかの議員みたい」



希「分からんよ〜」

亜里沙「…なぜこんなに大きくなるんですか…!?」

希「い、いや分からんて…」

亜里沙「お姉ちゃんと同じ…いや、少し大きい…?」

亜里沙「でもこの感触だと少し大きいです…!」

希「(妹だから姉の胸くらい揉んだ経験あるんやな…)」

希「う、ウチもえりちのは大きいと思うよ…?」

亜里沙「やっぱりそうですよね!お姉ちゃんもすごいけど…」

希「そうやな…(なんや、このコレジャナイ感っていうのは…?)」

199 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/03(日) 19:33:48.27 ID:zn140UfN.net
希「あ、あとなー…そこのお2人さん」



希「他のチーム、あまりにも『サバイバルしてなさすぎるで』」

希「野草垂らしてかまど作ってるこの班が一番サバイバルしてると思うけど」

海未「なっ…!!穂乃果…やはりあの子は放っておけません!」

凛「(この人偵察班か何かかな)」

200 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/04(月) 19:07:49.06 ID:UHqhQhou.net
凛「(サバイバルしてなさすぎる…)」

凛「(恐らくこれは作者と読者の本音…!)」

凛「(どうにかしてサバイバル要素を作らないと…)」

希「てかなんでにこっちは1人で行動してたん?」

海未「1人…?にこは穂乃果達と同じチームでは…?」

希「え?」

希「あっ」

希「ふーん」サッシ

海未「表情が起承転結状態でしたよ…」

希「どっちかといえば承承結やね。で、にこっちが1人行動してた理由は大体察しついたわ」

海未「ほう…?」

亜里沙「ほう…?」

201 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/05(火) 04:50:20.67 ID:rPZbAsp8.net
希「そう、つまり…

――

にこ「あー!真姫ちゃん!またにこのことからかったー!!」

にこ「にこはあんたより2年進んでる子なの!!」

真姫「まだ『子』って自覚はあるのね…」

にこ「あー!もういいもん!」プンスカ

――

希「な?」

凛・亜里沙「おー…」

海未「ありえてしまうのが悔しいですが…まあ大した理由じゃなくて良かったです」

希「いやまだ確定したわけじゃないんやけど…」

海未「確かにそうですがにこと真姫の交流を見る限り大体そんな感じでしょう」

希「アバウトになったね海未ちゃん」

202 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/05(火) 22:18:57.93 ID:rPZbAsp8.net
海未「だいたい希の予想が当たった時ってありました?」

希「当たりまくりやん」

海未「なっ…とにかく穂乃果達が心配なので私は見に行きますよ?」

希「どうぞご自由に?」

凛「とりあえずにこちゃん達も凛たちと同じ場所にいたほうがいいんじゃないかな?」

希「まあそれはそうやけど…真姫ちゃんがかわいそうやん」

凛「あ、ほんとだ…真姫ちゃん置いてけぼりだね」

海未「それについては私がついでに見に行きますよ」

希「うん、えりちも見たらよろしくなー」

海未「はい、絵里も…」

海未「…絵里?」

203 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/06(水) 18:17:18.35 ID:RAPOCEg/.net
亜里沙「あっ…」ビク

海未「絵里…そうです!確か絵里は一回ここに来たはずです!」

凛「あんまり良い思い出がない」

海未「凛も見てたでしょう!?まったく、花陽と何やってたんですかあの時!!」

凛「三角絞め」

海未「ああああああああああああ!!」ガクッ

凛「やられたほうだけどね」

海未「知りませんよ!!!とにかく絵里を探し出して復讐してやります!!」

海未「あとそこの妹!あなたも来なさい!!!」

亜里沙「えっ…あっまってくださいっ!あああー!」



希「…大丈夫なん?」

凛「たぶん」

204 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/06(水) 18:21:00.18 ID:RAPOCEg/.net
凛「というか…」

希「うん…」

希凛「花陽ちゃん(かよちん)はどうしたのかな…」

凛「悩んでても仕方ないね」

希「そうやね」

希「どこかにいるはずやし、探そうか…」

凛「うん」

205 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/06(水) 18:40:26.23 ID:RAPOCEg/.net
―――

海未「ぜぇ…ぜぇ…」

亜里沙「そ、そんな闇雲に探しても分からないと思いますよ…」

海未「いいえ!穂乃果達と同じ班ということはにこも真姫もことりもそこにいるはずです!」

海未「まずはこの目で確かめるべきです!!!」

―1巡目【穂乃果班】

海未「いました!」



穂乃果「…あっ!あれもしかして…!」

ことり「んえ…あ!!」

理事長「あら…」



海未「(ちょっと待ってなんであんなに肌が灰まみれなんですか!?)」

海未「あ、あー…穂乃果?にこと真姫を知りませんか?」

ことり「!」ビクッ

海未「ことり…?顔色悪いようですが」

ことり「い、いや…なんでもないよ。真姫ちゃんは知らないけどにこちゃんは…」

穂乃果「ことりちゃん嘘つきー!ことりちゃんは真姫ちゃんとキスしててにこちゃんは穂乃果とお話しててにこちゃんはそれでなんやかんやでどこか行っちゃったんだもん!!」


海未「穂乃果…」

穂乃果「ふぇ?」

穂乃果「あっ」

ことり「い、いいよそんな気にしなくて?」

海未「本当ですね…?もしそうなら今あっちのテントには誰がいるんですか!!」

穂乃果「わ、わかんないよ…でも多分真姫ちゃんはいると思う…」

海未「ありがとう。では失礼します」ザッ



亜里沙「どうでした?」

海未「真姫がいると聞きました。今すぐ向かいますよ」

206 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/07(木) 15:27:16.01 ID:uBlnKKTG.net
―2巡目【真姫班】

海未「はぁ…はぁ…!!」

亜里沙「お、落ち着いたほうがいいですよ・・・」

海未「早速突撃です!準備はいいですね?」

亜里沙「は、はい!」



真姫「あるわけないでしょー!?」

絵里「い、いや…でもそれしか…」

真姫「ボルシチの材料がこんな山奥にあるわけないわよ…あなたそれしか作れないのね」

絵里「う…」

絵里「も、もうわかったってば、真姫に任せるわよ」

真姫「はぁ!?結局こうなるのね…イミワカンナイ。それじゃぁ手始めに蛇でも捕まえるわよ」

絵里「蛇!?!?い、いいわよ?私の捕獲テクをきちんと目に焼き付けておきなさい」

真姫「あ…確か穂乃果の所寄ったときに燻製もらってきたんだった…ほら、これ」

絵里「ああああああああああ!?!?!!!?」ズザザザ

絵里「あばっ」ドン

絵里「いてて…木なんかあったっけ…」



海未「…」

207 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/09(土) 15:01:22.87 ID:dhq8kek4.net
真姫「あ、あんた…後ろ…」

絵里「えっ?」

海未「絵里…」

海未「覚悟は」

絵里「よろしくないわよっ!!!!!!」

絵里「い、いつの間に??!」

海未「ええ。いつの間に」

絵里「ね、ねえ何でそんな顔を隠してるの?前髪邪魔じゃない?」

海未「…目を見たいと?」ファサ

絵里「ひっ」

絵里「あーわかったわかったわ!!ほら、あのことは謝るから!!ごめんなさい!」

真姫「いったいなにg

絵里「いいの!何でもない!!」

海未「何が」

絵里「ある!!実は海未にいたずらをしてしまったのよ!!」

208 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/09(土) 21:48:51.78 ID:dhq8kek4.net
海未「詳しく」

絵里「え?言っちゃっていいの?」

海未「あっ…いや…//」

海未「は、破廉恥です!!!!!」

真姫「…大体分かったわよ。で、海未は何しにきたわけ?」

海未「はぁ…いえ、真姫と絵里を探しに来ただけで」

真姫「だからそれでどうすんのって」

海未「あー…えーと…」

亜里沙「あ、あの…もういいですか」ガサ

絵里「あ、亜里沙!?よかったどこに行ってたのか心配で」

真姫「全然心配してるようには見えなかったんだけど」

209 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/10(日) 21:26:03.35 ID:9lFhQZrl.net
絵里「は、いや、してたわよ!!」

亜里沙「そんなことどうでもいいです。お姉ちゃんが無事なだけで私は嬉しいです」

海未「あなたも絵里のこと心配してるようには見えなかったんですが」

亜里沙「は、いや、してました!!」

真姫「はぁ、用が無いなら私とエリーのみで十分だから」

絵里「私と真姫…のみ…っでっ…!?」

真姫「え?」

海未「ああ…はい…顔が見れただけいいですよ…」

海未「あ、そういえば希がさっき私達のとこに」

絵里「なっ」

210 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/10(日) 21:30:25.73 ID:9lFhQZrl.net
海未「いや、花陽がいなくなって騒いでたら希が来たんです」

海未「にこと一緒にいるらしいですけど」

真姫「!?」ドキン

真姫「ねえ海未、希はどこ!!!?」

海未「わ、分かりませんよ…今は凛と一緒にいると思いますが」

真姫「一緒に探すわよ!!!」

海未「えっ…」

真姫「いいからはやく!」

絵里「え、ちょ、私も?」

真姫「当たり前でしょー?4人もいれば見つかるわよ」

海未「また探し事ですか…」

211 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/05/11(月) 07:39:34.30 ID:iSwJemEk.net
落ちそう
保守

212 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/11(月) 21:04:05.79 ID:0l5KHZBt.net
2日は書かなくても持ちました
でも13の朝〜15の夕方までは諸事情でログインできなくなるので
保守は1日1回していただければ大丈夫だと思います
保守ありがとうございます

213 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/11(月) 21:16:13.67 ID:0l5KHZBt.net
―3巡目【???】

海未「はぁ…ま、まだなんですか?」

真姫「弱気ね海未。体力には自信があったんじゃないの?」

海未「ですが…本当にループしてるとかないでしょうね?も、もう何か心配で」

真姫「…」ピタ

海未「真姫…?」


真姫「three two one zero!ここで登場♪みてーなさい?」

海未「…私の本気?」

真姫「スリルと美意識で勝ーつのよ、かーならず♪」

真姫「ほら…」ピタ

海未「…」


海未「優しげな言葉さ〜さやく!偽の可愛さじゃ〜なくて♪」

亜里沙「(す、すごい…CD音源をその場で聴いてるみたい…!)」

亜里沙「わ…わんつーさんっはいっ!!」パン

絵里「冷たく、強く!守らなきゃ♪大切なモノ達〜…」

4人「「「「弱きモノ達!!!!」」」」

214 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/13(水) 00:25:55.43 ID:4puZ8Uxf.net
―私は誰でしょ? 知りたくなったでしょう?

―ならば恋かも♪

―私の中には秘密があるとして

―それを

―君は

―どうするの? It’s soldier game



海未「また会えた時…聞こうかな」

215 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/13(水) 00:34:55.80 ID:4puZ8Uxf.net
――

海未「…はっ!?」

海未「私は一体何を…」

海未「…絵里? 真姫? 亜里沙?」


パチパチパチパチ


希「お見事、やん♪」

凛「すごいにゃー」

海未「り、凛…それに希!? 絵里達はどこに…!」

希「ん?そこにいるけど」


絵里「…で、ここをこうして」

真姫「ふーん…なかなかいいんじゃない?」

亜里沙「いやぁ、でもそこを通るのは厳しいのでは」

海未「ちょ、ちょっと!」

絵里「あ、海未?目が覚めたのね」

真姫「ずーっとソルゲ口ずさんで私達の声が聞こえなかったのかしら、ふふ」

亜里沙「体力が尽きているのに気付かずに体が倒れちゃったんですよ。偶然希さんと凛さんに会ったんです」

海未「あ、はい…//」

216 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/13(水) 00:37:53.52 ID:4puZ8Uxf.net
海未「(それほど私はあの歌が好きだと…? 少し、恥ずかしいですね…)」

海未「それで、何してるんですかあなた達」

絵里「花陽がどうしても見つからないから作戦会議よ」

海未「は、はぁ…」

希「な、なぁみんな…今思ったんやけど」


希「ご飯、食べてないやろ」

217 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/13(水) 00:45:34.29 ID:4puZ8Uxf.net
海未「それもそうですね…」

真姫「今は…えーっと」サッ

凛「わー真姫ちゃん高そうな腕時計!!」

真姫「う、うるさいわねー! じゅ、12時…よ…」

絵里「真昼間ね…」

亜里沙「一番心配すべきなのは水分じゃないですか?」

希「確かになぁ…海未ちゃん、喉渇いてる?」

海未「はい…やはり歌というものは我を忘れてしまうものなんですね」

絵里「多分それは無い…」

真姫「キライキライヨヤンナッチャーウ(小声)」

絵里「う、うるさいっ!!///」

希「水分、煮沸で確保するしかないね。もしくは…」

・・・ポツ

希「…グッドタイミングやん」

218 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/15(金) 18:39:05.93 ID:dnQb7V0E.net
――

穂乃果「うわああああああ!!よりによって雨だよぉおおお!!」

ことり「お、落ち着いて穂乃果ちゃん…」

理事長「テントの中でしばらく待つわよ」

穂乃果「あ!!蛇! 蛇は!?」

理事長「ああ…何とかなるわよ」

ことり「ええっ!それは適当なの!?」

理事長「囲いが頑丈だし近くが川だからといって氾濫するわけないでしょ…」

ことり「うーん…確かに小雨だしまだ大丈夫かなー」

穂乃果「そ、それならよかった…」

219 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/16(土) 23:52:57.03 ID:Dfvr/Vsx.net
――

海未「な、な…」

亜里沙「小雨ですけど気をつけたほうがいいですね」

絵里「はぁ…?ここらへん雨宿りできる場所あるの?」

真姫「なさそうね…」

凛「わー!!どうするのにゃ!」

希「あ、ああー…とりあえずペットボトル持ちながら走るわー♪水分水分〜」ダッ

凛「あっ待ってよー!!」ダッ

真姫「特性『すいすい』みたいね」

絵里「真姫、あなたポケモンやりすぎ」

亜里沙「行っちゃいましたよ」

海未「うぐぐ…どうすれば」

220 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/17(日) 23:23:36.13 ID:Eb1BYc1M.net
・・・ガサ

海未「…?」

亜里沙「? どうかしました?」

海未「ここにいるのは

絵里   真姫   亜里沙 で間違いないですね?」

真姫「そうね。あんたもいるけど」

海未「そうですよね…」

海未「(となれば…一体誰があの物音を?)」

海未「…ちょっと待っててください」ガサ

絵里「え、ええ。別にいいけど…」


・・・

海未「そこに誰かいるんですか?」ガサ

221 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/17(日) 23:32:52.04 ID:Eb1BYc1M.net
???「あっ…」スッ

海未「ちょ、ちょっと!!待ちなさい!」ガッ

???「う…だ、だれか…」

海未「…あなたは」

――

真姫「それにしても遅いわね」

絵里「私達何しに来たんだっけ…?」

亜里沙「花陽さんを探しに来たんじゃ…?」

絵里「あ、そうよそうそう!!なんで分かったのよ?!」

真姫・亜里沙「(やっぱ賢くない)」

真姫「とにかく、雨が激しくならないうちにさっさと海未を連れ戻さないと」

絵里「私達その後について考えてたんでしょ?」

真姫「(何でこういうときだけ記憶力いいのかしら…)」

222 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/17(日) 23:49:16.18 ID:Eb1BYc1M.net
――

海未「…何故」

???「あ、いや…なんていうか…」

海未「私も最初は花陽かと思いました…でも何故あなたが? ツバサ」

ツバサ「あはは…お互い普通に名前で呼べるくらい仲睦まじくなって誠にありがたき…」

海未「失礼ですが、話を逸らすのが下手ですね…なんでここにいるのですか?それにあなたがいるということは…」

ツバサ「わ、わかったわかったってば!あんじゅも英玲奈もそこにいるから!」

あんじゅ・英玲奈「「なんで言っちゃうの!?」」

ツバサ「仕方ないでしょ…よりによって頭の回転が速い子に見つかっちゃったし」

海未「『よりによって』…?」ビキビキ

ツバサ「お、落ち着いてください園田様!!!そ、そうだ気分転換にババ抜きはいかがですか!?丁度暇になるかと思ってトランプを」

海未「『ババ抜き』…?」ビキッ

海未「それに暇って…あなたはサバイバルの目的を忘れていませんか!!?」

ツバサ「…え?」

海未「え?」

ツバサ「いや私達サバイバルじゃなくてキャンプ気分で♪」

あんじゅ「嘘つきあんた完全に夏用テント持ってきたり食材を現地調達しようとしたりサバイバル意識だったわよ!」

ツバサ「イワナイデ…」

223 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/18(月) 00:00:12.48 ID:MXLEcdR6.net
海未「はぁ…それより花陽を見ませんでしたか?探してるんですが」

ツバサ「ああー小泉さん?見てないわ…」

ツバサ「それより私ってそんなに花陽ちゃんに似てる!?」

海未「いいえ」

ツバサ「ええ…」

海未「では失礼します。キャンプ、楽しんでくださいねー♪」ニコ



ツバサ「…なんかキャラ変わらない?あの子」

あんじゅ「知らない」

224 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/18(月) 00:04:44.19 ID:MXLEcdR6.net
絵里「あ、戻ってきたわね」

海未「遅くなりました…ちょっとA-RISEがいたので」

絵里「あ、A-RISE!?なんで…」

真姫「それより!早く雨に濡れないうちに…」チラ

絵里「…? 顔に何か付いてる?」

真姫「(これからどうするかを考えてたんじゃなかったの・・・

225 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/19(火) 21:44:13.60 ID:mefSE4g7.net
ツバサ「それなら私達と来る?」ガサガサガサ

海未「あなた…」

絵里「うわ、ほんとにいた」

ツバサ「あらびっくり」

真姫「こっちのセリフよ」

ツバサ「とりあえずテント張ってあるし、雨防ぎを一緒に作れないかしら?木はいっぱいあるわよ」

絵里「うーん…作る技術持ってる人といえば…」

海未「花陽…彼女しかいないはずです。もし他にいるのならそれでいいのですが」

真姫「…穂乃果達のところって確か理事長がいたわよね?」

海未「そ、それです!理事長なら作れるはずです!」

226 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/21(木) 00:01:27.28 ID:RHr4JOJK.net
――

海未「・・・と、いうことなのですが」

理事長「うーん…まあ出来ないことはないけどねぇ」

穂乃果「海未ちゃん達しばらくここにいたらー?」

海未「そうですね…雨も激しくなってきたので少しの間ですが失礼します」

ことり「あっ!もうこれ以上は入れないよー!」

絵里「ちょ、何とかできないの!?」

ツバサ「うーん、雨防ぎ作るかここで一旦休むかで迷うわね」

真姫「ずぶぬれになるくらいならここに作ってしまえばいいんじゃない?」

英玲奈「しかしそれだと材料が…」

理事長「確かに材料はかなり必要よ?」

海未「あ、いい考えがあります!」

亜里沙「(嫌な予感がするなぁ…)」

海未「私はここで活動を続けますからあなた達はあなた達で独立しなさい!!」

絵里真姫「「それあんたが穂乃果といたいだけでしょ!!!」」

227 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/22(金) 01:47:43.35 ID:x5OXUHD7.net
海未「そ、そういうわけではっ!!」ペタ

絵里「さりげなく穂乃果に触るなッ!」

海未「なっ…あなたも…」

絵里「違うわよぉっ!!」

真姫「あーあーもう勝手にしなさいって…エリー早く行くわよ」

絵里「う、うー…」

ツバサ「ちょ、ちょっと行くってどこに?」

真姫「私とエリーの住居が近くにあるのよ。6人は流石に厳しいと思うけど、一休みくらいなら出来るわよ」

絵里「そういえばあれ誰のテントなのよ」

真姫「理事長から借りたものよ。穂乃果達のよりちょっと大きめね」

あんじゅ「はぁ…一休みって言ってもまた歩くんでしょうけど」

英玲奈「少しは我慢も大事」

亜里沙「お姉ちゃんの住居〜♪」

228 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/22(金) 01:58:08.20 ID:x5OXUHD7.net
――真姫テント前

真姫「(とは言ったものの、雨防ぎを作れなければ意味がないわね…)」

絵里「そういえばA-RISEのテントってどこなのかしら?」

ツバサ「崖近く、って感じね。もう1つテントが見えたんだけど誰のだったのかしら」

絵里「崖…!? それってまさか海未がいた所じゃ…」


真姫「(…これを使えば)」

真姫「(いけるかも…!!)」

真姫「みんな!このバリケードをどうにか移動させて屋根型にできない?」

絵里「ああ…そういえばコレってバリケードだったのね」

英玲奈「軽いものだ」グイッ

あんじゅ「おーすごーい!でもそれ私達の拠点でやってほしかったなぁ…」

ツバサ「まぁまぁ、いいじゃない。時間は少しかかるけどここにテントを移せばいいのよ」

あんじゅ「そんな軽く動かせるものじゃないのよあれ…」

亜里沙「うーっ…ほいっ」グイ

絵里「おも…よくこんなの作れたわね」

真姫「持ち上げ作業さえ無ければ楽なんだけどね…」

229 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/23(土) 01:26:50.68 ID:2YZqXwYP.net
・・・
真姫「ふー…これで屋根自体は完成かしら」

亜里沙「6人ならすぐ終わっちゃいますね!」

真姫「バリケード作ったときの人数の3倍だもの、当たり前でしょー」

絵里「…3倍?2人で作ってたの?」

真姫「あっ…まぁ…そうね…」

ツバサ「じゃ、雨止んだら私達もテントを持ってきましょ」

あんじゅ「はいはい、エレナいるし案外早く終わるかもね」

230 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/23(土) 01:34:16.92 ID:2YZqXwYP.net
――

希「うわぁああああああい\(^o^)/」

凛「にゃあああああああああ(≧Д≦)」

希「見つからんね」

凛「そうだね」

希「雨も激しくなってきたね」

凛「そうだね」

希「雨宿り出来る所を探さんとね」

凛「そうだね」

希「そういえば何か大事なことを忘れてる気がするんよね」

凛「それは知らないにゃ」

希「えーと…穂乃果ちゃんことりちゃん理事長は川の近くで生活してるって聞いたし、海未ちゃん亜里沙ちゃんえりち真姫ちゃんは花陽ちゃん探しに行って」

希「今μ'sのメンバーを言ったのは6回でウチと凛ちゃん合わせて8人」

希「あ…」

凛「…まさか」

231 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/23(土) 01:38:58.22 ID:2YZqXwYP.net
希「そんな…ウチも入れて9人になるはず…」

凛「自分で掘り返しちゃうんだね」

希「しまった…このままじゃあかん」

凛「ってことは」

希「花陽ちゃんの捜索は海未ちゃん達に託そう!ウチは戻らないと!!」

凛「凛もついてっていいー?」

希「もちろん!早く戻らんと今頃大変なことになってるよ!」



希「待っててな…!」ダッ

232 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/23(土) 01:48:04.22 ID:2YZqXwYP.net
――

にこ「真昼間から雨って最悪よ…」

にこ「う…希ぃ…早く戻ってきて…希ぃぃ…」



希「はぁっ…!!ど、どこ!?」

凛「あっ!あのレジャーシートの塊怪しいにゃ!」

希「ほんとや!…おーいにこっちー!!」

にこ「…希? 希?? 希!!!?」

希「なるほどね…シートの反対側を引いて丸まって雨に濡れないようにしたんやね」

希「いや〜それにしてもごめんねにこっち〜?置いてけぼり状態になっちゃって」

にこ「うわぁあああああああああああ!!!!!!会いたかったぁぁぁああああああ!!」

希「わっ…そ、そんな飛びつかれるとちょっとくすぐったい…」

希「ってそっか…まだ頭がウチのことだらけのままなんやね」

凛「嬉しそうだね〜!そんなに希ちゃんのこと好きなのかにゃ〜」

希「そ、そんなこと言わんといてよ//」

凛「…」ニヤァ

233 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/25(月) 03:04:44.85 ID:4B/cuH1p.net
希「い、今笑ったん?」

凛「ええ?そんなことしてないけど〜?」

希「うっ…嘘つきめ〜!お仕置きをっ!」

凛「にゃああああ!?やめてぇぇぇ!!」

にこ「はぁ…ほんとによかった」

にこ「あんた達〜?まだ雨は止んでないんだから、さっさと対策でも考えたらどうなの?」

希「大丈夫や!気合で海未ちゃん達の所まで行けばなんとかなる!」

にこ「ていうか…そのペットボトル何よ…」

凛「雨だけど…?」

にこ「全然溜まってないじゃない!?」

234 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/25(月) 03:10:12.89 ID:4B/cuH1p.net
・・・
にこ「はぁっ…や、やばっ…」ダッ

希「ほらもう少しや〜頑張って」

凛「凛はまだまだいけるよ!」

にこ「う、うぐ…足がぁぁ…」

希「はぁ〜仕方ないなぁにこっちは」

にこ「…ふぇ?ちょ、ちょぉ!!希何人の股くぐってんのよ!!」

希「よっこいせ…いやぁ肩車の方法といったらこれが一番お手軽やん♪」

凛「あ〜にこちゃんずるい〜」

希「行くで〜!!」

にこ「わっ、速い速いってば!」

235 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/26(火) 03:15:36.22 ID:iHewPm35.net
にこ「で、どうするわけ?」

希「ん〜とりあえず海未ちゃん達の所行けばなんとかなるんやない?」

にこ「何か雨の対策でもしてるとか?」

希「た、多分」

凛「あ、見えたにゃ」

希「お、いるいる♪」

236 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/26(火) 03:27:38.10 ID:iHewPm35.net
理事長「ふぅ…やっとできた」

穂乃果「…Zzz」

ことり「…え? なんで…『シチュー』?」

理事長「高坂さんが意外にバテやすい体質ってことを知ってねぇ…」

理事長「アイドルやってるからバテないかと思ったんだけど、ちょっと石が大きすぎたのかしら」

理事長「だから緊急時ってことでレトルトを一応…」

ことり「(使うタイミングそれでいいのかなぁ)」

ことり「で、でもそれじゃあサバイバルというよりキャ(ry

穂乃果「…」ズズッ

理事長「ほら早速お目覚めよ」

穂乃果「…」ズズズッ

ことり「目は閉じてるのに…そういえば海未ちゃん何してるんだろ?」



海未「…!! 誰か来ます…」

237 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/26(火) 03:38:54.65 ID:iHewPm35.net
???「ちょ、ちょっと速すぎ!」 「いっくにゃ〜!」 「突入〜!」ガサガサ

海未「… まさか」


希「お待たせ〜♪」

にこ「急にブレーキかけるなっ!!」

凛「もう疲れたぁぁぁぁ…ん?いい匂い…」

希「お、海未ちゃん!えりち達は〜?」

海未「いや…その…えーと…ど、どうでもいいでしょう!?ほら、私に構わないで!」

希「(口調が露骨に変わりすぎやん…何か隠してるんかなぁ?)」

凛「こんなとこで何してるの?ここって確か…」

海未「ほほほほほほ穂乃果?知りません?よ?ええ?知りませ

ことり「海未ちゃーん」

海未「」

ことり「シチューできた…って3人ともどうしたの?」

にこ「…!!」

238 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/26(火) 03:45:08.79 ID:iHewPm35.net
にこ「ことり、ちょっといい?」

ことり「う、うん…」

にこ「あんたは真姫ちゃんと穂乃果、どっちの方が好きなの!?」

希「」

凛「…!?」

海未「え?」

ことり「こ、声大きいよ…!穂乃果ちゃんにまで聞こえちゃう!」

にこ「ふーん…やっぱり」

ことり「え?やっぱりって?」

にこ「『穂乃果ちゃんにまで聞こえちゃう』…つまりあんたは、穂乃果が好きって気持ちをまだ伝えていない…そうよね」

ことり「…」

海未「ちょっと」

凛「あああぁあ!!落ち着くにゃ海未ちゃん!!」

希「そ、そうそう!そんな般若の形相なんかしなくたって!!」

凛「それは余計だよ」

海未「お腹が空きました」

希「…え?」

凛「」

239 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/26(火) 03:52:04.94 ID:iHewPm35.net
海未「さっ、シチュー食べに行きましょう!人が多ければ楽しいですし!」

海未「あ・の・ね・ほ・お・ば・れ♪」

希「…?」

凛「頭がどうかしたのかな?」



にこ「…で、どうなの?」

ことり「た、確かにそうだけど…でも…」

にこ「さっきの海未の表情、勘違いだとしてもあなたの発言に食いつくように目を鋭くしていたのよ」

ことり「…」

にこ「この世の中、早い者勝ちの賭け引きばっかよー?ましてや日本じゃ最も」

にこ「バシンっと言ってきなさいよ」

ことり「そ、それは…えーと…また今度考えるねっ!」ダッ

にこ「あ、ちょ、待ちなさいよ!」

240 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/26(火) 03:57:56.86 ID:iHewPm35.net
ことり「何でこうなっちゃうんだろ…」

ことり「とりあえず気分転換!」

理事長「はい、これ東條さんと星空さんの分ね。園田さんのもあるから外で川でも眺めながら食べるといいわよ」

凛「やったー!早く座ろうよー!」

理事長「で、これ高坂さんと私の分だから…ことり?」

ことり「あ、え?」

理事長「あなたの分ここにあるからね?私は高坂さんの面倒見ないといけないからよろしく」

ことり「うん…」


ことり「…」

241 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/26(火) 04:04:50.03 ID:iHewPm35.net
ことり「あんまお腹減ってないなぁ・・・」



にこ「そういえばお腹減ったわね…」

にこ「だからといって貰いにいこうたってもう無いわよね…」

ことり「…あの」

にこ「あ、ことり。やっぱりさっきの話はあんま覚えなくていいわよ」グルルル

にこ「…な、何よ」

ことり「お腹減ってるんだね」

にこ「こここれくらい別になんとも…!」

ことり「はい」

にこ「…え? くれるの?」

ことり「あんまお腹空いてないし、大丈夫だよ」

にこ「そ、そんな別に…」

にこ「…」チラッ

にこ「どうしてもって言うんなら〜?貰ってあげても…?」

242 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/26(火) 04:10:08.41 ID:iHewPm35.net
ことり「…」

にこ「わ、分かったわよ…っていうか…その…」

にこ「ありがとう…っていうか…えーと…」

ことり「ふふ、にこちゃんだって人にバシンって言える勇気をすぐ出せるわけじゃないんだよね」

にこ「そ、そんなわけっ!//」

ことり「いいのいいの、私はもういいから。それじゃあね〜」



にこ「…憎めない子だわ本当に…」

にこ「おいしいわねこれ」

243 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/26(火) 04:16:25.02 ID:iHewPm35.net
――
海未「いいですね〜川の流れを眺めるというのは」

希「うん…」

凛「まぁ…その…確かに流れてるけども…」

希「まぁ…」

希「ここ『中流』なんよね…」

海未「あなた達は見る目がおかしいです!中流の勢いが丁度ご飯には適しているんですよ!」

凛「上流は?」

海未「速すぎます。岩を激しく削るように、下品です」

凛「下流は?」

海未「遅すぎます。あんなのほぼ動いていないのと一緒ですよ」

希「(いまいち評価基準が分からない…)」

244 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/28(木) 00:49:33.49 ID:WTxQf4/1.net
穂乃果「…ぅー」

理事長「まだ目が覚めないの?」

穂乃果「…い、いや違うんです…」

ことり「(か、かわいい…お母さん羨ましいちょっとそこどいてほしい)」

穂乃果「…あーやっと目が…」ズズ

穂乃果「ん…?これ誰ぇ?」

ことり「!?」

理事長「あら良かったじゃない」

ことり「え、え?いや良かったって…え?確かにそうだけどえーと」

ことり「(落ち着かないと…!穂乃果ちゃんが今ことりの膝に…!)」

穂乃果「んぁああ、ことりちゃんかぁ…」

245 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/05/30(土) 17:20:12.03 ID:YwFLttPl.net


246 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/30(土) 22:44:47.91 ID:GiUlhAy/.net
穂乃果「・・・にゃん」

ことり「グッ…!!!」ゲホ

理事長「こ、ことり!?結構エグい音の咳だったわよ…」

ことり「だ、だいじょぶ…!」

ことり「(反則ぅ!!反則だって!!)」

凛「何パクってるにゃー!!!」

穂乃果「り、凛ちゃん…? にゃーん…」

凛「グッ」ゲボォッ

理事長「あ、ちょ…」

こと凛「「(破壊力…!!!)」」

希「お、楽しそうやーん♪ なになn

穂乃果「にゃ?」

希「ゲホン」ウグボ

希「(破壊力!!!!)」

海未「はぁ…一体何の騒ぎですか」

理事長「(あっ…)」

ことり「(あっ…)」

のぞ凛「(ああ…)」

247 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/05/31(日) 01:25:56.51 ID:06EXR37K.net
ことり「ほ、ほのかちゃんはまだ…えーっと…あ、そう風邪なの!だからえーと」

海未「風邪ェ!?」

凛「」

ことり「あ、いや…ちがって…」

ザクッ

にこ「ごちそうさま〜お皿返しに来たわよ〜…って穂乃果どうしたの?」

海未「あ、にこ」

希「(にこっちナイスッ!)」

ことり「あ、お皿ことりが片付けておくn

穂乃果「…これにこちゃんのー?」

にこ「え?う、うん…」

穂乃果「…」

穂乃果「これにおねがいしまーす♪」

海未「グフッ」

海未「ハァッ・・・ハァッ・・・ァァ!」

凛「耐えないと…!」

希「が、がんばって海未ちゃん…」

凛「そうだよ〜!穂乃果ちゃん、凛みたいになってるから危ないにゃ!」

穂乃果「なにが危にゃいって〜?」

海未「ゴフゥッ」

海未「」ガクガクガクガク

希「あ、アカンよこれ!!」

ことり「あああ海未ちゃん…」

248 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 15:17:31.73 ID:xuyENepo.net
ごめんなさい遅れました 落ちてない・・・よね?

249 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 15:21:24.05 ID:xuyENepo.net
・・・

海未「ふ、ふぅぅゥ…」

凛「落ち着いた?」

ことり「もう目閉じさせたほうが」

穂乃果「どうしたのにゃ〜はは〜」

海未「ッ…」

凛「ぎゃあああああ!!!何か出てるにゃああああ!!」

希「鼻血?…ことりちゃん目よろしく!ウチ耳おさえとく!」

ことり「うん!早く遠くまで連れてかないと!」

穂乃果「ほのかも」

にこ「あんたは食べてなさいっ!ほら、ここにあるわよ」

ことり「…にこちゃん♪ 安心してもよさそうだね」

250 :名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 18:01:51.60 ID:sGgvRjv9.net
このSS見てるやつ居んのってぐらい面白くないな

251 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 19:20:28.38 ID:Ihv0DvrH.net
マンコ

252 :名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 19:21:03.76 ID://nAu+fI.net
見るやつを増やすために上げるツンデレ

253 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:34:00.26 ID:QyfDIlDL.net
海未「も、もういいですっ…!!」

凛「う、うん…」

ことり「でもまだ血が…」

海未「これくらい平気ですよ…私は穂乃果の姿を見るにふさわしくなかったのでしょう!?うううううううう」タッ

希「あら、行っちゃった…」

ことり「結構早く行っちゃったね…大丈夫かな」

凛「きっと大丈夫にゃ〜」


穂乃果「…」パクパク

にこ「はぁ…こういうときだけ静かになるのね」

254 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:40:22.74 ID:QyfDIlDL.net
――

「♪〜」

ガサ

「♪〜」

ガスッ

「♪〜…? 何?」

ガサッ

「何この音…?」

サササ

「だ、誰か見てるの?」



海未「今度こそ間違いないようですね」


花陽。

255 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:47:30.17 ID:QyfDIlDL.net
――

あんじゅ「んでんで〜?矢澤さんとはどうなったの〜?」

真姫「も、もういいでしょ…いいから作業進めなさいよ、もう終わるんだから」

あんじゅ「あっ、お医者さんだったわよね確か…ならクスr

絵里「もうやめてあげて…」

ツバサ「うん…しょっと…ちょっと、そこ固定して」

英玲奈「ふんっ…」ガンッ

亜里沙「お、おお…」

真姫「…ふぅ、完成ね」

絵里「やったわね!」

ツバサ「ああもう私くったくたよ〜」

英玲奈「皆も入ってみてくれないか?… よし、サイズは十分」

あんじゅ「やったやったー完全にフラッシュね!」

真姫「(相変わらずこの人のセンスは理解しがたいわね)」

256 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 14:59:30.84 ID:jgtFx5x/.net
英玲奈「しかし…止む気配がない」

ツバサ「結局濡れちゃってるもんね」

英玲奈「それもだが…一番の問題は」チラッ


絵里「…」

英玲奈「うん、大体分かってるみたいだ」

真姫「当然でしょ…」

絵里「準備…まだ待って…」

英玲奈「いやもう私は我慢できない!先にやっておく!!」

ツバサ「ちょ、この中でやるつもり?」

あんじゅ「私煙くさいの嫌なのよねー」

英玲奈「食と衣どっちが大事だと思っているんだ…?」

257 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/09(火) 23:51:01.99 ID:gMUs/LbK.net
絵里「ううぅう・・・おなかすいた・・・」

真姫「も、もうちょっと頑張りなさいよ…うぐっ…」

亜里沙「腹…ショー…」


あんじゅ「はぁ〜…仕方ない子たちね〜ほんと」

ツバサ「アイドルとしては先輩だし、頑張ってあげるわよ♪」

あんじゅ「えれなぁ〜手伝うよ〜」

英玲奈「助かる…ツバサは皿並べ、あんじゅは火を」

ツバサ「分かったわ」

絵里「なんか申し訳ないわね…」

ツバサ「いいのよいいの、絢瀬さんも相当疲れてるんでしょ〜」

絵里「そうだけど…」

亜里沙「お姉ちゃんですら空腹には勝てないんだね…」

真姫「(耐えるのよ私…)」

258 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:40:56.88 ID:cdvHnDhc.net
英玲奈「〜♪」

あんじゅ「ぱーりー食器パーr

英玲奈「やめろ」

あんじゅ「もう〜分かってるって〜」

ツバサ「それにしても…」


絵里「…」スー

亜里沙「…」スー

ツバサ「(寝てるっ!?)」

英玲奈「アイドルだからって体力が必ずしも持つわけではないし」

あんじゅ「そ、そうね…今は休ませておいた方が良いわね」

英玲奈「あ、枯れ木が足りない。ツバサ、頼む…」

ツバサ「あーはいはい」

ツバサ「…あれ、西木野さんは…あ、いた」


真姫「…ッ!!」ガサガサガサ

ツバサ「ちょ、ちょっと西木野さん!?何その薪は…」

真姫「や、やっぱり…あなた達に任せっきりっていうのは…その…」

真姫「ちょ、ちょっと癪なだけよ!!勘違いしないことねっ!!」

あんじゅ・英玲奈「…?」

ツバサ「あ、あはは…ありがとうね」

259 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 02:33:23.27 ID:Rwvdjoc7.net
薪ちゃん

260 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 21:47:16.13 ID:N2QKKysE.net
――

真姫「…」オドオド

ツバサ「? ま〜きさん♪ 何やってるの?」

真姫「う゛ぇえ、べ、別に…」

あんじゅ「あれ?それ切り方違う気が…」

真姫「こういう切り方なのー!!」

ツバサ「ああ…なるほどね…」

真姫「な、なな何がなるほどよ!!」



英玲奈「…」トントントントン

261 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 21:55:12.31 ID:N2QKKysE.net
――

穂乃果「海未ちゃん、本当に…」

穂乃果「本当にどこ行っちゃったんだろ…」

ことり「そのうち戻ってくるよ〜」

にこ「…」


希「わぁ〜やめてよ〜」タッタッ

凛「待つにゃ〜!」タッタッ


にこ「…はぁ」

ことり「どうしたの?」

にこ「あ、いや…別に」

にこ「ちょっと退屈だな〜って。歌えないし踊れもしないのよ」

ことり「うーん 別にそんなわけじゃないと思うよ〜?歌えるし踊れるもん」

穂乃果「…歌? 踊り?」

にこ「やっぱり反応すると思ったわぁ…」

穂乃果「でもここ、大自然だよ?練習に最適だよっ!」

ことり「急に元気出ちゃったね〜…」

262 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:04:31.52 ID:N2QKKysE.net
穂乃果「ねぇねぇ…ここに来る前さ」

穂乃果「真姫ちゃんが何か聴いてなかった?」

にこ「さぁ…私は知らないわよ」

ことり「確かあの音楽って…」


――出発前日

絵里「〜♪ なかなかいいじゃない!」

真姫「当然でしょ〜?」

にこ「さすがは真姫といったところね!」

ことり「出来たよ〜!衣装!じゃ〜ん♪」

海未「…スペード?」

ことり「うんっ!今回はトランプをモチーフにしてみたの〜」

にこ「にこの魅力が発揮されるわね〜!!」


絵里「ふんふふんふんふ〜ん♪」

真姫「すっかり気に入っちゃってるわね、絵里」

真姫「衣装も揃ったし、編曲も終わった。早速試聴を上げてみるわよ」


真姫「…っと」カタカタ

【 Angelic Angel 】

真姫「完了♪」

263 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:12:14.84 ID:N2QKKysE.net
――

ことり「あぁ〜…」

穂乃果「う…う〜ん…真姫ちゃんに会わないとわかんないよぅ…」

にこ「あのねぇ…ほら、あれよあれ、 む〜ね〜の〜ぶ〜れぇきはぁ〜って」

穂乃果「わ、わかるよ!!その前、その先は!?」

にこ「あ、えーと…」

にこ「に、にっこにっこ…

穂乃果「はぁぁぁぁぁ…」

にこ「何よぉ!穂乃果だって分かってないでしょ!?」

穂乃果「わ、分かるよ?」

穂乃果「ほら、あの… さにでいらーい さにでいらーい…」

ことり「ほら、歌いだしは…



希「待てぇ〜〜い!」

凛「ぎにゃああああ来ないでぇえええええ」


穂乃果「あ、足元気をつけてね?転びやすいかも」

にこ「んなこと分かってるわよ…早く始めるわよ」

ことり「真姫ちゃん無しだとアカペラになっちゃうね…」

穂乃果「それはそれでいいんじゃない〜?踊りは穂乃果の体が覚えてるし、大丈夫だよっ!」

にこ「はぁ〜むちゃくちゃ言い出すんだから」

264 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 02:03:29.42 ID:ldevw8z1.net
穂乃果「よーし…いっくよー!!!」



希「お、面白そうやーん♪」

凛「凛も踊りたい!!」ダッ

にこ「はぁ…準備体操しときなさいよ」

ことり「そ、それじゃあいくよ〜? いち、に、さんしっ」

265 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 02:10:34.90 ID:ldevw8z1.net
――

海未「…花陽っ」

花陽「…」

海未「花陽っ!!!!!!」

花陽「ぅ…」

海未「どこに行ってたんですか!!探したんですよ!?」

花陽「…その…えーと…」

海未「?」

花陽「も、も゛う゛や゛だの…ううぅぅ…」グスッ

海未「…花陽?どうしたんですか?」

花陽「だって…だって…」


花陽「お゛ 米 が 食 べ ら゛ れ゛ な゛ い゛ ん゛ だ も゛ ん゛ ! ! ! !」

花陽「こっちに来てずっと思ってたの…ずーっと…」

花陽「お米…お米…お米お米お米お米…『お』って書いて『米』でお米なんです…!!!」

海未「あ、えー…その…それで何故逃げたのですか?」

花陽「お゛こ゛め゛か゛な゛い゛か゛ら゛っ!!!」

海未「…まさか」


海未「帰ろうとしてたんじゃないでしょうね?」

266 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 02:21:43.25 ID:ldevw8z1.net
花陽「…ごめん」

海未「ッ!!!」

海未「何故そんな理由で!!」

花陽「『そんな』!?なーんも分かってない!!お米の大切さを!!」

海未「白米とμ'sどっちが大切なんですか!!!」

花陽「それは…」

海未「…この質問は無かった事にします。ですが」

海未「大切なものが二つあった場合、どちらを優先するか…或いは」

海未「好きなものがあっても、まっすぐにならないようにするか」

海未「警戒心の付け所があなたは間違っています」

花陽「…」

海未『決心は固く』

海未「…刻むことです」

花陽「さっき海未ちゃん…まっすぐにならないようにって言ったよね」

海未「はい」

花陽「じゃあ、穂乃果ちゃんにまっすぐにならないようにしないとね♪」

海未「…!!//」

海未「べ、別にそんなつもりは…」

花陽「やっぱいつもの海未ちゃんと変わんないや!」

海未「はぁ…いいから戻りますよ、花陽」

267 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 02:28:31.41 ID:ldevw8z1.net
花陽「やっぱりご飯を愛してます〜」

海未「…愛する、ですか」

花陽「?」

海未「ふふ、『愛する』って感情って、ものすごく大切なもの…そんなものにしか湧かないんじゃないでしょうか」

花陽「い、いきなり何…?」

海未「その愛する感情は人生の中でも生まれるのは、大体の人はほんの数回です」

海未「だから、ご飯でも何であろうと愛情は大切ですよ。しっかり愛情を大切にしないと…」

花陽「よ、よくわかんないけど、愛情は持っておいたほうがいいってことかな?」

海未「そういうことです♪」

花陽「(やっぱりこの子よくわかんないなぁ…)」

268 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 02:39:18.01 ID:ldevw8z1.net
花陽「あ、もしかして…」

海未「ええ…何してるんでしょうか、あれ」


ことり「わんつさんしっ!はいはいはいはい!」

にこ「嗚呼もしもは 欲しくないのさ もっとが好きAngel♪」

穂乃果「翼をただの 飾りにはしない〜♪」

ことり「はい、休憩っ!」

269 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 02:43:35.94 ID:ldevw8z1.net
海未「…すっかり頭の中からスクールアイドルのことが抜けてました」

花陽「サバイバルに必死だったもん、仕方ないよ」

穂乃果「あ、海未ちゃん!!おかえりー!」

ことり「花陽ちゃんもいるー」

凛「かっ、かよちんっ!?」

希「あら、いた」

凛「かよちんどこいってたのーもー」

花陽「え、えへへ…ごめんね…」

海未「ダンスの練習…私が言わずとも、もっと積極的に取り組むようになったんですね」

にこ「といってもさっきまで寝言ラッシュだったわよ」

穂乃果「そ、それはっ!!」

理事長「なんだかんだ楽しそうね〜」

ことり「お母さん?」

理事長「やっぱりこうやって人がいると画になるわね…でも足りないけど」

270 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 19:22:57.41 ID:ldevw8z1.net
穂乃果「海未ちゃんも練習しようよ〜」

海未「はぁ…こういう時だけ一生懸命に取り組める精神、不思議です」

穂乃果「いいからやろーよー」グイッ

海未「ちょ、ちょっと!少しくらい体を休ませてください…」

にこ「…! あっ、にこもちょっと体疲れちゃってぇ〜…あぁやば〜い//」

凛「ほっとくにゃ」

にこ「…かはっ」バタッ

凛「あああああ!!大丈夫!?ゆっくり休んでおいで!?」

にこ「(ちょろいもんよ) う、うん〜♪」

希「?」



海未「にこ…何故そんなことを」

にこ「い、いや…その、海未に…話したいことが…」

海未「話したいこと?」

271 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 19:46:07.13 ID:ldevw8z1.net
海未「にこらしくもないですね」

にこ「何よっ!?誰だって悩みくらい持ってるわよ!」

海未「す、すみません…で、話したいこととは?悩みなんですか?」

にこ「…ちょっと…ね?」

にこ「真姫を傷つけてしまったかもしれない」

海未「真姫を?」

にこ「そう。あんたから見れば真姫の様子はどうなの?」

海未「別にどうもしてませんでしたが」

にこ「…ならいいけど」

にこ「実は…

〜〜〜〜〜〜〜

にこ「…ってこと」

海未「はぁ…にこ、あなたは心配しすぎです」

にこ「心配って…」

海未「ポッキーゲームを仕掛けた真姫に問題があります。ことりも何故…」

にこ「ことり…あの子が『してはいけないこと』に同意してしまう」

にこ「そんなの、必要以上のチーズケーキ食べることくらいにしかしないわよ。真姫の誘いを受諾したってことは」

海未「ええ…チーズケーキ並の誘惑を真姫が作ったことになります」

272 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 19:52:41.67 ID:ldevw8z1.net
にこ「ことりにそんな誘惑が作れてにこには作れないっていうの!?」

海未「…にこ、落ち着いてください。その乱暴な感情が傷つける原因かもしれませんし」

海未「あなたは、何故ここまで真姫と一緒に来れたんですか?」

にこ「…知らないわよ」

海未「本当のことを言ってください」

にこ「だから知らないって…」

海未「にこ」

にこ「…『歌う』ことで仲良くなれた…私がわかるのはそれくらいよ」

海未「それが今足りてないんじゃないんですか?」

273 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 19:55:42.66 ID:ldevw8z1.net
にこ「足りてない…? 私が真姫を傷つけた理由に歌なんてないわよ」

海未「今は傷つけた理由を考えないでください。仲直りする方法を考えるべきです」

にこ「だから…その…何よ?仲直りするのに『歌う』ってこと?」

海未「理解が早いですね♪」

にこ「そんな急に言われたってねぇ!」

海未「急に言われたこともてきぱきとこなす…それが宇宙一アイドルにふさわしいことじゃないでしょうか?ふふっ」

にこ「ぐぅぅぅうう…わ、分かったわよもう!!」

274 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 20:05:49.07 ID:ldevw8z1.net
―――

にこ「やってやるわよっ…!」ダッ

にこ「海未は、真姫はバリケードのあった場所に戻ってるって言ってた…!」

にこ「…っ!!いたっ… え?」

にこ「なんで…あんなにいるの? あれはA-RISE…それに絵里、その妹の亜里沙…だったわよね」


真姫「…?」

英玲奈「どうした?」

真姫「いえ、別に…あっ! い、いたぁ…」

あんじゅ「あら〜やっぱりさっきの木で体力が削れてるんじゃない〜?」

ツバサ「休んだほうがいいわ。あなたのプライドは分かるけども…」

ツバサ「…ね、真姫さん?」ボソ

真姫「…!!?///」


にこ「何してんのよぉぉっっっ…ぬぐぐぐぐぐぐ…んぁぁあああ!!」

275 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 20:11:23.58 ID:ldevw8z1.net
希「どうしたん?」

にこ「ぬわっ!希ぃ!?」

希「ご、ごめん…驚かしちゃったかな?にこっちが走ってくの見てちょっとこっそり…」

にこ「別に何でもないのに…」

希「わざわざ真姫ちゃんのところに来る時点で言われてもなぁ〜」

希「おっ、A-RISE…えりちもいるやん!」


希「お〜い!!ウチだよウチ〜!!」

にこ「(何やらかしてんのよぉぉぉ!?!?)」


ツバサ「あら、希さん♪」

真姫「希…」

276 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 00:18:23.58 ID:6P4sV3f2.net
ツバサ「何しにここに?」

希「ちょっと真姫ちゃんに用があるんよ〜」

希「といっても…あれ」チラ


にこ「(やめてやめてやめてやめてやめてやめてぇぇ…)」

にこ「(いや何がやめてよ!自分で決めたくせに!)」

にこ「(よ、よし!)」


にこ「に、にっこにっこに〜!!!!あなたのハートを頂くため、ここに参上っ!!に゛こ゛っ!!」

真姫「えぇ…」

にこ「ちょ、何その反応は!あ〜はいはいいつもの定型文どうぞ〜?せーの?きも、きもち、きもちわ?」

真姫「にこちゃん」

にこ「うっ」

真姫「まだ引き摺ってる?」

にこ「ななな何よ!!ひ、ひぎ、ひ…」


にこ「引き摺ってるのはアンタの方じゃないの!?」

277 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 00:22:27.56 ID:6P4sV3f2.net
ツバサ「…」

英玲奈「…何だ」

あんじゅ「しっ!静かに」

絵里「んぅ……おばあさま…」スー

亜里沙「…」スー

希「(今のうちにえりちのとこいっちゃお)」

278 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 00:32:58.45 ID:6P4sV3f2.net
にこ「といっても…あんなくだらないことで言い合いしてるのもバカらしくなってきたわね」

真姫「…くだらないことなのに」

真姫「くだらないことなのに、自分が傷つけたってまだ後悔してるの?」

にこ「…えっ」

真姫「ふふっ、私もね、思ってた」

真姫「自分も変なことやらかしちゃったなって…だからにこちゃんがいきなり怒ったとき心配になって」

にこ「…ぷっ」

真姫「え?」

にこ「あはははっ!!やっぱり真姫もそう思ってたのね〜道理で分かるわけね」

真姫「…いつもと変わらなさそうでよかった」

にこ「当たり前よ! でも…」

真姫「でも?」

279 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 00:38:59.55 ID:6P4sV3f2.net
にこ「(どうしよう…歌わずとも仲直りできちゃった…ま、いっか!)」

にこ「な、なんでもないっ!」

真姫「? そう…」

真姫「でも、にこちゃんの『想い』はちゃんと分かるわよ」

にこ「えっ?」

真姫「何があってもにこちゃんの私に対する想いが変わらないことくらい、前提みたいなものでしょ?♪」

にこ「っっっ!!///」

にこ「う、嬉しいこと言ってくれるじゃない…」

真姫「(あれ?今日のにこちゃん、ツンが無い…)」

にこ「ふふっ…その通りよ」

真姫「えっ」

にこ「真姫…アンタの想いも読めてるんだから!」

280 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 00:45:48.64 ID:6P4sV3f2.net
ツバサ「何やってるのかしらあの子たち…」

あんじゅ「なんか良い感じね〜」

英玲奈「もう少しで出来るぞ」

希「いい匂いにつられてきちゃった〜」

ツバサ「希さん、あなたも食べる?…丁度食べる相手がいるし」チラ

絵里「…おばぁさまぁ…」スー

希「(…ひひ、カメラカメラ…)」

希「あ、食べまーす!ありがとう!」

英玲奈「しっかし…私達とμ'sじゃここに来た目的が違うせいで…」

あんじゅ「サバイバルじゃない、って?」

英玲奈「ああ…カレーを作ることになるとは…」

ツバサ「やたら荷物が大きいと思ったら鍋完備だったのね」

281 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 01:06:23.70 ID:6P4sV3f2.net
希「(しかし…さっすがにシチューの後にカレーは…)」

希「(でもえりちのために…ん?)」

希「(ナイスアイデア…)」

ツバサ「ふふっ、希さんって面白いのね」

希「なぁっ!?(心読まれた…?)」ビクッ

ツバサ「いちいち大げさだもの、『表現』が」

希「ジェスチャー…ってこと?」

希「い、いやぁ…そうかなぁ…」

ツバサ「まあ、とりあえず今お皿に盛るから」

希「あ、えっと…やっぱいい!えりちの分盛ってあげて!」

ツバサ「? え、ええ…」

282 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 01:15:28.80 ID:6P4sV3f2.net
――
希「う、ウチえりちと話したいからテントの中に失礼するよ!」

真姫「別にいいわよ。私もにこちゃんと一緒に食べたいし」

にこ「なぁっ!?」

ツバサ「相変わらずね…」

あんじゅ「あ、あづっ」

英玲奈「よく分からないが良かったな…」

――テント中

希「なあ、えりち…」

283 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 01:20:15.98 ID:6P4sV3f2.net
絵里「…」スー

亜里沙「…」スー

希「…一緒にお昼寝いいかな…」

絵里「…」

希「狸寝入りやないみたいね…」

絵里「…」

希「一緒にカレー食べよ?」

絵里「…ぅ」

絵里「…ふ…ふわぁぁ…」

希「うん?起きそう?」

絵里「…んー?…のぞ…み?」

284 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 15:56:11.00 ID:6P4sV3f2.net
希「えりち…」

絵里「…わ、わわぁぁぁっ!?!?」バタバタ

絵里「い、いいいいまの見てないわね?!!?」

希「ミテヘンヨー」

絵里「希…ぅうう…おうちに帰りたい…」

希「ご、ごめんごめんて!ほら、カレー作ってくれたんよ、A-RISEの人たちが」

絵里「むぅ…」

285 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 16:02:57.07 ID:6P4sV3f2.net
絵里「ていうか…これもうサバイバルじゃなくてキャンプじゃない…」

希「あはは…みんなも自覚してるみたい。確かに体力少し付いたからってサバイバルはきつかったかもね」

希「でも、A-RISEの人も協力してくれて…これはこれで『ひとつ』になってるって感じやん♪」

絵里「ひとつに… あはっ、希らしくないわね〜」

希「な、何でよ…別に言ったっていいやん…」

絵里「あーあー…そんな落ち込まなくてもいいじゃない…そういう希も好きよ?」

希「えりち…! ウチもだーいすき!!」ギュッ

絵里「まったく甘えん坊さんなんだから…」


亜里沙「(ニヤニヤがとまりませんっ…うぷぷ)」

286 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 18:28:09.19 ID:6P4sV3f2.net
――数分後

絵里「むぅ…っ!」

亜里沙「ど、ドーシタノオネーチャン」

絵里「…」

絵里「さ、さぁ、もういいでしょ?いつの間にか夕方近いから、あまり遠く行かないでね!!」

希「あわてすぎ…」

亜里沙「行かないよ…もう疲れたもん」

ツバサ「根に持ってそうね…」

真姫「ああいう子なのよ」

絵里「い、今真姫なんて…」

にこ「お、落ち着きなさいよちょっと!」

287 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 18:37:58.70 ID:6P4sV3f2.net
――

穂乃果「もーつかれたぁあああ」

ことり「そ、そうだね…トランプでもして…」

海未「いいでしょう!!!必ず勝ちますから!!」ズバッ

ことり「だから本当に仕組んでないよぅ…」


凛「もー、希ちゃんがいなくなったにゃ〜」

花陽「どこ行っちゃったんだろ?でも希ちゃんのことだし大丈夫だよ、多分!」

凛「そうだね…」

花陽「ねえ凛ちゃん、私も一緒に体『動かして』いい?」

凛「三角絞めはもう嫌だぁあ…」

花陽「ち、違うよ〜!!」

288 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 18:41:36.79 ID:6P4sV3f2.net
花陽「踊るの!」

凛「雨降ってるのに?」

花陽「え? 降ってないよ?」

凛「あれ?」

凛「もしかしてダンスに夢中になってたのかな…」

花陽「それくらい好きなんだね、凛ちゃん」

凛「そ、そうなのかな〜?えへへ」

凛「さぁ、体動かそう動かそう!また夢中になってみたいにゃ〜!」

花陽「ふふっ♪」

289 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 18:44:45.92 ID:6P4sV3f2.net
海未「…ッッッゥゥゥウウッッ」

海未「ギギギギギギギギ…」

ことり「う、海未ちゃん…トランプは力を入れるものじゃないよ〜」スッ

海未「ア゛ッ!?」

穂乃果「海未ちゃん、ポーカーフェイスを覚えなきゃ」

海未「あなたよりは無表情を貫けていると思いますがっ…!」

穂乃果「ええ…」

290 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 18:49:38.49 ID:6P4sV3f2.net
海未「『声』さえ出なければ…!」

穂乃果「問題はそこじゃない気が…」

ことり「(穂乃果ちゃんがツッコミに回るなんて!?)」

穂乃果「海未ちゃん良い声だから聞きたいけどね〜♪」

海未「ほ、穂乃果っ…//」スー…

ことり「ダメ」バシッ

海未「ななな何を!?何もしようとしていませんよ!?」バタバタ

穂乃果「何してるの…」

291 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 23:49:29.32 ID:6P4sV3f2.net
凛「何してるの〜?」

海未「決闘です」

ことり「気にしないでね…」

花陽「あ〜ババ抜き…花陽も昔やったなぁ…」

海未「花陽!!必勝法はありますか!?」

花陽「特に…ないけど」

海未「うう…」

穂乃果「海未ちゃん、これは運とポーカーフェイスがないと勝てないんだよ?」

海未「わ、分かりましたよ!次こそ…次こそ勝ちます!!!」

292 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 23:52:41.26 ID:6P4sV3f2.net
穂乃果「じゃあ…これ!」

海未「ッ…!」

穂乃果「じゃなくて〜」

海未「…」

穂乃果「こ

海未「…」

穂乃果「れ!」スパッ

海未「アッ」

海未「泣いてもいいですか」

穂乃果「あああああああああああ!!ごめんね!」


理事長「楽しそうね〜」

293 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 23:56:59.03 ID:6P4sV3f2.net
ことり「お母さん…」

理事長「私もババ抜きは得意だったのよ?相手の表情、手の力の入り具合、目線…」

理事長「トランプっていうのはね…相手から『伝えられる』ことが多いのよ。単に運が絡むだけじゃない」

ことり「伝え…」

ことり「(にこちゃん…確か)」

―――
にこ「さっきの海未の表情、勘違いだとしてもあなたの発言に食いつくように目を鋭くしていたのよ」

ことり「…」

にこ「この世の中、早い者勝ちの賭け引きばっかよー?ましてや日本じゃ最も」

にこ「バシンっと言ってきなさいよ」
―――

ことり「…」

294 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:06:03.64 ID:k3YbrnJM.net
ことり「(賭け…早い者勝ち…目を鋭く…)」

ことり「(伝えなきゃ…自分の思ってることを!)」

理事長「…?ことり?」

ことり「お母さんありがとう。大切なこと思い出したの」

理事長「大切なこと?」

ことり「うん…」



穂乃果「うわぁああああ!」

海未「…勝てた」

海未「何故…勝てたんでしょうか!?!?」

295 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:15:32.56 ID:k3YbrnJM.net
海未「ことり!!!私は勝てましたよ!!」

凛「まぐれにゃ」

花陽「しっ!」

穂乃果「穂乃果も本気でやってたもん…」

ことり「海未ちゃん、表情豊かなのは良いんだけどね…でも何で勝てたの?」

海未「ふふふ…穂乃果、あなたの顔は非常に変わりやすいのです!」

穂乃果「あぁ…本気でやるとだめなのかなぁ」

海未「さぁ、今度は凛!あなたです!」

凛「え〜?いきなり?」

296 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:17:25.75 ID:k3YbrnJM.net
花陽「凛ちゃんがんばって…!」

凛「まっかせるにゃ〜」



穂乃果「はぁ…暑くなってきちゃった」パタパタ

ことり「穂乃果ちゃん」

穂乃果「?」


ことり「話があるの。来て」

297 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:22:17.44 ID:k3YbrnJM.net
―――

穂乃果「話ってなに〜?」

ことり「実は…」

ことり「…」



(にこ「バシンッと言ってやりなさい!」)


ことり「…」


(ことり「伝えなきゃ…自分の思ってることを!」)


ことり「…」


穂乃果「どうかしたの?どこか悪かったりしな

ガシッ

ことり「…ありがとう」

298 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:27:14.78 ID:k3YbrnJM.net
穂乃果「…えっ」ドキン

ことり「ごめんね…気を遣わせたりさせちゃって」

ことり「ああ〜…早く言えばよかったなぁ…そしたら穂乃果ちゃんに負担がかからなくてすむのに」

穂乃果「な、何のこと?」

ことり「穂乃果ちゃん、一番最初にμ'sで歌った曲覚えてる?」

穂乃果「えーと…僕らのLIVE 君とのLIFE…?」

ことり「うん。あの曲の歌詞、ことりは大好き…」

穂乃果「うん!穂乃果も大好きだよ!」

299 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:30:53.15 ID:k3YbrnJM.net
(ことり「遠まわしなんかじゃだめ…!」)


穂乃果「でも…それがどうかしたの?」

ことり「ううん。詞がいいから、ちょっと歌ってみたくなって…」

穂乃果「別にいいよ〜!ことりちゃん一緒に歌おう!」

ことり「あ、うん…」


(ことり「何してるの?」)

穂乃果「答えなくていいんだ分かるから〜♪」

(ことり「ねぇ、何してるの?」)

300 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:36:12.54 ID:k3YbrnJM.net
ことり「む、胸に描く〜場所は同じ〜…♪」

(ことり「何で声が震えるの?」)

穂乃果「何度でもあきらめずに〜探すことが僕らの挑戦!」

(ことり「早く」)

ことり「元気の温度はさ、下がらない…」

(ことり「穂乃果ちゃんに合わせるの…迷惑かけちゃいけないのに!」)

穂乃果「熱いままではーばーたーいーてくー♪」

(ことり「頑張って」)

ことり「あーこーがーれーを…語るきーみーのー♪」

(ことり「早く…早く!!!」)

穂乃果「ゆーずーらーなーいーひーとーみが…」



ことり「ダイスキ…」

301 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:40:57.20 ID:k3YbrnJM.net
(ことり「こんなんじゃ伝わるかもわかんない」)

ことり「…もうわかんないよ」

穂乃果「ことりちゃん?」

ことり「ねえ穂乃果ちゃん、海未ちゃんがどんなに悪くても、良くても、普通でも…一緒?」

穂乃果「当たり前だよ!」

ことり「ことりが…どんなに悪くでも゛…よ゛ぐでも…ふ゛…うぅ……い゛っしょ…?」

穂乃果「…」



穂乃果「聞くまでもないよ」ギュッ

穂乃果「『一緒』っていうのはね…3人でも成り立つ言葉だと思う」

ことり「…」

穂乃果「私らしくないかな…?」

302 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:44:55.59 ID:k3YbrnJM.net
ことり「ほんとに…」


ことり「穂乃果ちゃんらしくないね…♪」

穂乃果「そっか」

ことり「でも」

穂乃果「でも…『穂乃果ちゃんは どんなときもずっと 変わらない』 …って?」

ことり「…ふふ、やっぱり穂乃果ちゃんらしくない」

穂乃果「別に穂乃果は何だっていいよ?何に思われようが穂乃果は穂乃果だもん。ことりちゃんも海未ちゃんもそう思ってるよね」

穂乃果「やっぱり穂乃果は自覚が足りなかったんだね…でもこれでおあいこだよ!」

ことり「…うん!」

303 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:50:01.47 ID:k3YbrnJM.net
――

凛「こんなの、余裕にゃ〜」スパン

海未「ふふふ…違いますよ」

凛「海未ちゃん目閉じちゃだめだよ〜」

花陽「(凛ちゃん、トランプを擦って海未ちゃんに取ったと思わせてる…!?)」

凛「じゃあこれ〜」

海未「なっ…!?」

海未「も、もう一度です!」


理事長「ああ、そうそう!明日の朝もう帰るわよ?」

花陽「意外と早…」

凛「ええ〜!?も〜早く知らせてよ海未ちゃん!」

海未「わ、私は知りませんよ!?真姫が知ってるとてっきり…」

海未「というか!そもそもここに来ること自体、凛が決めたんじゃないんですか!」

凛「それはそうだけど…」

304 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:51:38.83 ID:k3YbrnJM.net
凛「ってことは…テント回収?」

海未「し、しまった…置いたままでした!!」

花陽「丁度メンバーいるし、今とりにいっちゃおっか

305 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:55:13.74 ID:k3YbrnJM.net
―崖付近

凛「海未ちゃん、これ」

海未「あとはこれを畳めば…」

花陽「道具は全部まとめたよ〜!」

海未「よし、これで回収は完了です!」

凛「重要なことに気付いちゃった」


凛「寝るところは?」

306 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 00:59:16.39 ID:k3YbrnJM.net
―――

穂乃果「〜♪」

ことり「…あれ?」

穂乃果「どうしたの?」


凛「にゃぁああああああ!!!!!」

海未「もうクタクタです…」

花陽「ダレカタスケテー」

凛「また展開するなんて嫌だよ〜!!」

ことり「どうしたの?」

凛「寝床を間違って寝る前にしまっちゃって…また開くのめんどくさいから穂乃果ちゃんたちのところに泊まろうと♪」

ことり「でも…」

穂乃果「これ以上は厳しい気がする」

307 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:07:55.24 ID:k3YbrnJM.net
理事長「うーん…」ペラッ

海未「ほ、穂乃果!理事長は何をやってるのですか?」

穂乃果「あ〜ピラミッドかなぁ…?」

ことり「1人で出来るトランプゲームなの」

海未「1人ですか…張り合いがないとつまらないですね」

ことり「それ海未ちゃんが対人に慣れてるだけだと思うよ…」

凛「ね〜寝床どうしたらいいの?」

海未「ここが厳しければ真姫たちのほうに行くしかありません。希もにこも行くとすればあそこくらいしかありませんし」

凛「ええっ!?あっちに!?よーし、急いでいくにゃ!」

穂乃果「ことりちゃんも、理事長も一緒に!」

理事長「え、ええ?分かったわ。でもコレを先に片付けるわよ」

308 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:11:45.34 ID:k3YbrnJM.net
・・・

穂乃果「よ、よし…これで荷物はまとめられたかな?」

理事長「ことりこれ持ってくれる?…うん、ありがとう」

ことり「う、うー重いよ…」

理事長「しばらくお世話になった川とも、お別れね〜…」

穂乃果「意外と早かった…」

理事長「そういえば西木野さんの所には初めて行くんだけど、どんな感じなのかしら?」

ことり「うーん…」

穂乃果「あ、結構木に囲まれてます!」

理事長「それだけなのね…」

309 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:17:19.96 ID:k3YbrnJM.net
――

人が多い。

何人だろう?

真姫ちゃん、にこちゃん、絵里ちゃん、希ちゃん、亜里沙ちゃん、ツバサさん、英玲奈さん、あんじゅさん…

凛ちゃん、花陽ちゃん、海未ちゃん…

穂乃果「うん…!」

穂乃果「みんないる!」

ことり「穂乃果ちゃん」

理事長「…ふふ、行くわよ?」



穂乃果「お待たせー!!!!」ドンッ

310 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:21:53.28 ID:k3YbrnJM.net
真姫「待ってたわよ」

希「凛ちゃん達が来てから大体分かったで〜♪」

にこ「主人公は遅れてやってくる…ね」

絵里「待ってたわ」

亜里沙「あっ!いたー!」

ツバサ「あら…」

英玲奈「こりゃにぎやかになるな」

あんじゅ「あら〜楽しそう!」

凛「寝たいにゃ」

花陽「ま、まだだよ!ほら起きて〜」

海未「ふっ…待ってましたよ」

311 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:26:35.61 ID:k3YbrnJM.net
穂乃果「みんな…!」

ことり「ふぁあ…まだ夕方なのに眠いよぉ」

理事長「疲れてるんじゃないかしら?」

穂乃果「よーし、宴しよー!!」

英玲奈「ということは…」

ツバサ「ま、まだ作れるの?」

あんじゅ「いや、作れるとしても…さっき食べた人を除いても6人分必要ね」

英玲奈「ま、待って…あったがあまり作れないぞ?」

穂乃果「どうかしたんですか?」

312 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:30:03.98 ID:k3YbrnJM.net
英玲奈「いや…まぁこの状況を察してくれないか」


にこ「んでね〜?そしたら頭の帽子にケチばっかつけてくるわけ!」

真姫「当たり前じゃないの…」


絵里「あーもう希!忘れてってば!」

希「これはお宝映像や〜♪」


英玲奈「見てくれれば分かるとおり、彼女らはもう食べ終えている」

英玲奈「つまり6人分を新たに作るのは厳しいんだ…」

穂乃果「ああ、それなら…」

313 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:38:46.97 ID:k3YbrnJM.net
穂乃果「はい!!蛇です!!」

英玲奈「なっ…!?」

ことり「じ、実は…燻製してたんです」

ツバサ「燻製って…」

あんじゅ「しかし結構なボリュームね」

理事長「スクールアイドルには似つかないものだけど、たまにはいいと思うわよ」

314 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:44:20.60 ID:k3YbrnJM.net
絵里「あれ何よ…」

希「蛇やん?」

真姫「う゛ぇえ、まだ持ってたのね」

にこ「何じゃありゃぁあああ!?」

凛「もう凛は寝るにゃ〜…」

花陽「こ、こんなとこじゃ風邪引いちゃうよ〜!」

海未「穂乃果、ずいぶんたくましくなりましたね!」

穂乃果「よーし、欲しい人〜!」

・ ・ ・

希「あ、ほしい〜」

穂乃果「これおいしいよ!」

希「ほんと?いただきまーす」ガブ

315 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:46:25.76 ID:k3YbrnJM.net
絵里「…」ゴクッ

希「…」


希「ベリーグッドやん!」

絵里「の、希〜?私にも食べさせてくれるかしら?」

希「ん〜?ええよ」

絵里「いただきます…」ガブ

希「あ、そこウチが口付けた…」

絵里「ん?何か言ったかしら?」

希「い、いや何でもないんよ〜♪」

316 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:50:04.16 ID:k3YbrnJM.net
花陽「おにぎりに合うか、気になります…っ!」

海未「蛇の燻製…保存食でしょうか」

亜里沙「ハラショー」

真姫「蛇のくせに肉が意外とあるのね」

にこ「これ処理したの穂乃果なの…?」


穂乃果「うわぁ…人気出ちゃったよ」

理事長「まあいいじゃない。それほど自然に慣れてるのよ」

穂乃果「そうなんですかねぇ…」

317 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:53:28.75 ID:k3YbrnJM.net
――1時間後

穂乃果「うわ、もう暗い…」

海未「穂乃果、ここで寝ましょう」

ことり「穂乃果ちゃんここ〜?ことりもここ〜!」

真姫「邪魔しないでよ〜!」

にこ「ち、違うわよ!希が押してくるから!」

希「なんのこと〜?」

絵里「希、私達はここで十分よね」

希「うん!」

凛「…」スー

花陽「…」スー

318 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 01:57:10.96 ID:k3YbrnJM.net
亜里沙「ふわぁああ…」

ツバサ「私達も寝ましょう」

英玲奈「今日は疲れた…」

あんじゅ「MVPね〜」

理事長「お疲れ様♪」

319 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:04:07.15 ID:k3YbrnJM.net
―――3日目

穂乃果「…」

穂乃果「…8時」スタ

ことり「…」スー

海未「…穂乃果」

穂乃果「あ、海未ちゃん」

海未「日差しが気持ち良いですね」

穂乃果「うん…」

海未「今日で、帰るんですか…早いですね」

穂乃果「みんなで最後に宴が出来たの、嬉しいよ」

320 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:07:54.22 ID:k3YbrnJM.net
海未「ええ…」

海未「なぜか、本当に言葉が出てこないですね…」

穂乃果「穂乃果にもわかんないや…でも楽しかった」

ことり「…うぅう」

海未「ことりも起きたようです。周りを見てきます」



凛「待ってにゃ…」

花陽「もー!」

絵里「うぐ…」

希「」ニヤニヤ


海未「大体起きてるようですね」

321 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:10:56.40 ID:k3YbrnJM.net
海未「なんか…さびしい気もします」

穂乃果「うん…」

海未「結局、サバイバルにはなりませんでしたね…」

穂乃果「そこがμ'sっぽくて穂乃果は好きだけどね!」

海未「ふふ、確かにそうですね」

ことり「も、もう行くの?」


理事長「そろそろ出るわよ〜!!」

ツバサ「私達は別で車が来てるので…音ノ木坂で会いましょう」

理事長「ええ。楽しかったわよ」

322 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:14:50.99 ID:k3YbrnJM.net
――車内

にこ「真姫ぃぃぃ!!!」

真姫「な、何よもう…」

にこ「もう一回よ!絶対に勝てる!」

真姫「ちょっと…そう長くは出来ないわよ」

にこ「おやおや〜もしや車酔い?」

真姫「そ、そんなのどうでもいいでしょっ!」

凛「もう動きたくないにゃ…」

花陽「はぁ、仕方ないなぁ」

希「えりち〜帰ったらウチの家でちょっと遊ぼ〜」

絵里「別に構わないけど…」

323 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:19:02.24 ID:k3YbrnJM.net
穂乃果「ふぅ〜」

理事長「あ、メール…園田さん代わりに見てくれるかしら」

海未「あ、はい…えーと?」

海未「」


ことり「海未ちゃん?」

海未「…急遽、『ライブの撮影』のオファーが来ました…とのことです」

真姫「なっ!?」

にこ「ええぇっ!!」

海未「日付は…あさってです」

324 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:25:56.49 ID:k3YbrnJM.net
穂乃果「〜♪」

海未「穂乃果?何故そんな暢気なんですか?」

穂乃果「え?ああ、うん。だってナイスタイミングだし!」

海未「え?」

穂乃果「だって西丹沢で練習できたもん!」

真姫「ま、まさか…アレをやるっていうの!?」

花陽「急すぎるよぉ!?」

穂乃果「で、でもやるしかないよ。完成させよう?ね」



穂乃果「絵里ちゃん」

325 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:30:04.14 ID:k3YbrnJM.net
絵里「…」

希「えりち…」

希「完成させよ?ここまで練習してきたんやもん…Angelic Angelはえりちが一番目立つんよ?」

真姫「そうよ。あなただけじゃなく、私達も1つになるの」

亜里沙「お姉ちゃん頑張って…!」

にこ「アンタが失敗しちゃどうしようもないのよ」


絵里「あなた達」


絵里「私が失敗するとでも思う?」

穂乃果「絵里ちゃん…!!思わないよ!!絶対成功する!!!!」

絵里「ええ、もちろん♪」

326 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:35:30.30 ID:k3YbrnJM.net
――2日後

穂乃果「うーん…っと」

にこ「準備は出来てるのね?」

真姫「当然でしょ」

希「ウチはおーるおっけー♪」

海未「はぁ…やっぱり緊張します」

ことり「みんな同じだよ、がんばろ!」

凛「いっちに、さんしっ」

花陽「いっちに、さんしっ」

真姫「主役はまだかしら?」

327 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:40:23.57 ID:k3YbrnJM.net
バァンッ

絵里「はぁっ…はぁっ…」

希「どうしたん?」

絵里「じ、実は……」


希「あはは!えりちらしい理由やね!」

にこ「ちょっと、何があったか聞かせなさいよ〜」

絵里「や、やめてったら…//」

にこ「よっぽど恥ずかしい理由なのね〜?」ニヤ

真姫「もうすぐ本番よ?そんなことやってる暇ないわよ」

穂乃果「よいしょ…っと」

海未「準備は出来たのですね?」

ことり「うん!」

凛「OKにゃ」

花陽「だ、大丈夫…」

真姫「早くしなさいよ」

にこ「にこにーが輝くところ、見せてやるわよ!」

328 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:43:11.92 ID:k3YbrnJM.net
穂乃果「ほら、いつもの!」



1、2、3、4、5、6、7、8、9…

穂乃果「全員で成功させようね!」


μ's Music Start!!

329 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:48:44.80 ID:k3YbrnJM.net
―Angelic Angel

絵里「…」

ことり「(き、決まってる?)」

花陽「(うう…恥ずかしいです…でもやらなくちゃ)」

凛「(凛目立ってるかにゃ?)」

希「(えりち…頼んだで!)」

真姫「(にこちゃんに負けないんだから!)」

にこ「(み、見てなさいよっ!私のにっこにっこにーを!)」

海未「(歌いだしで希と合わせなくては…!)」

穂乃果「(絵里ちゃん…頼んだよ!)」


?Intro

絵里「…!!」

330 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 02:54:51.05 ID:k3YbrnJM.net
♪ ここはどこなんて 言わないで分かってる

♪ 夢に見た熱い蜃気楼 なのさ

絵里「(凛、その調子…!)」

♪君は誰かなんて 聞かないよ分かってる

♪お互いの願いが呼んだ 出逢い

にこ「(やってやるわ!)」

♪遠ざかるほど 光る一番星

♪いつかそんな恋を してみたかった

希「(海未ちゃん…!)」

♪もう要らないよ

海未「(分かってます!)」

♪胸のブレーキは 見つめあうために

♪(絵里) 生まれた二人になってく

デッデッデッ

穂乃果「(決まったっ!!!)」

331 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:01:45.86 ID:k3YbrnJM.net
―――

ことり「わんつさんしっ!はいはいはいはい!」

にこ「嗚呼もしもは 欲しくないのさ もっとが好きAngel♪」

穂乃果「翼をただの 飾りにはしない〜♪」

―――

穂乃果「(練習、結果に残るからね!)」


♪ああ「もしも」は 欲しくないのさ もっとが好きAngel

♪翼をただの 飾りにはしない

花陽「(楽しい…)」

♪ああ「もしも」は 欲しくないけど もっとは好きAngel

♪明日じゃない 大事なときは

凛「(体が止まらないにゃ〜)」

♪今なんだと気がついて

♪心の羽ばたきは 止まらない

332 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:05:54.78 ID:k3YbrnJM.net
・・・・・・・・・・・・・・・

絵里「…くぅ…」

希「えりち、すごく緊張しとったやん」

にこ「威勢張る割にはビビってるじゃない」

絵里「し、仕方ないわよ!」

真姫「まあ別にいいんじゃない?大成功みたいよ」

キャーキャーキャーキャー

穂乃果「すっごい…」

ことり「…?」

海未「どうかしましたか?」

ことり「歓声が…」

…ル…コール…ンコール…アンコール!アンコール!

花陽「ええっ!?」

希「穂乃果ちゃん…」

333 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:11:15.89 ID:k3YbrnJM.net
凛「穂乃果ちゃん?」

絵里「穂乃果…どうするの?」

真姫「歌うしかないでしょ。私はもう曲が…」

穂乃果「いや、あるよ」


・・・え?

穂乃果「真姫ちゃんが作ったわけじゃない。でも…ファンの人も協力して作られた曲が・・・ある」

花陽「で、でもダンスとか分かんないよ!?」

穂乃果「分かんなくていいんだよ?」

花陽「え?」

穂乃果「このアンコールはさ…ファンの人も主役ってことにしようよ。ダンスはもちろん」

真姫「アドリブ…ってこと?」

穂乃果「そう。でもやるしかない。これで…これで締めよう!!」

334 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:15:05.77 ID:k3YbrnJM.net
―Super LOVE=Super LIVE!

今まで重ねてきた努力

今まで重ねてきた体験

今まで重ねてきた…

穂乃果「えへへ、思いつかないや」

穂乃果「でも、穂乃果はとっても嬉しいです!」

穂乃果「今ここで、皆さんと歌える…皆さんとひとつになれるんです!!!!」

穂乃果「μ's…」

Music Start!!!!

335 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:18:52.82 ID:k3YbrnJM.net
♪スーパーラブ!みんなでスーパーライブ!

ハイ!ハイ!

♪LIVE! Are you ready? Go!

♪Super LOVE!始まった

穂乃果「Come on!」

♪Super LIVE!声だして

ことり「Come on!」

♪Super LOVE!超えちゃうよ

海未「Come on!」

♪Super LIVE! We are μ's

花陽「Come on!」

♪Everybody Jump!!

にこ「みんなー!私の活躍見てなさいよー!?」

真姫「ちょ、ちょっと場所トラナイデー!!」

336 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:21:42.01 ID:k3YbrnJM.net
♪会いたかったよ Say ”Hello!"

♪あいさつはDance dance dance!

凛「にゃー!」

♪飛ばしすぎのロケットさ ウルトラロケット

にこ「すごーい!?」

♪光よりも速く 楽しくなっちゃえよ

真姫「ほんとにー?」

♪みんな乗せて彼方へ旅するようなライブさ今夜は

ことり「今夜はー!」

337 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:26:22.31 ID:k3YbrnJM.net
♪Hurry hurry heart!Go! 一緒にね?

希「おっけー!」

♪Hurry hurry heart!Go!どこまでも

絵里「おっけぇい!」

♪追いかけたい僕らの

にこ「ゆーめー?」

♪Hurry hurry heart!Go!知ってるよ OK!

♪Hurry hurry heart!Go!ひとりじゃない OK!

♪まわり見てごらん

にこ「ハイ!ハイ!」

♪時間を忘れて

真姫「ハイ!ハイ!」

♪みんなで踊ろうもっと

穂乃果「さぁ、踊ろう!」

338 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:30:52.71 ID:k3YbrnJM.net
――

ことり「生きるって笑うことなのかな?」

海未「素敵な歌詞ですよ!」

――

ことり「(いろんなことがあったんだ・・・)」

――

絵里「笑顔になれるそんな気がする…」

希「いいやん!絶対そうなるよ!!」

――

絵里「(確かに…)」


穂乃果「さあ声をだしてよ!」

LOVE LIVE!

穂乃果「そうだ歌うんだ」

LOVE LIVE!

穂乃果「さあ声をだしてよ!」

LOVE LIVE! We are the one!

339 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:32:36.04 ID:k3YbrnJM.net
♪『愛する』って『歌う』ことかな

花陽「…(愛さなくちゃ)」

〜〜〜〜〜
海未「ふふ、『愛する』って感情って、ものすごく大切なもの…そんなものにしか湧かないんじゃないでしょうか」

花陽「い、いきなり何…?」

海未「その愛する感情は人生の中でも生まれるのは、大体の人はほんの数回です」

海未「だから、ご飯でも何であろうと愛情は大切ですよ。しっかり愛情を大切にしないと…」
〜〜〜〜〜

花陽「(ありがとう、海未ちゃん!今分かったよ!!」

340 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:34:03.53 ID:k3YbrnJM.net
海未「(歌うこと…)」

〜〜〜〜〜
穂乃果「海未ちゃん良い声だから聞きたいけどね〜♪」
〜〜〜〜〜

海未「(ふふ、なんでこれだけのことで嬉しくなってしまったんでしょう…)」

海未「(思い入れが深いんでしょうか?)」

341 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:38:50.19 ID:k3YbrnJM.net
♪『想い』をみんなへ『伝えたい』願いのこと

真姫「(想い…ね)」

〜〜〜〜〜
にこ「真姫…アンタの想いも読めてるんだから!」
〜〜〜〜〜

真姫「にこちゃんの想いも…分かるわよ」


ことり「(伝えれた…今出来た!!)」

〜〜〜〜〜
ことり「(賭け…早い者勝ち…目を鋭く…)」

ことり「(伝えなきゃ…自分の思ってることを!)」
〜〜〜〜〜

ことり「(楽しまなきゃ♪)」

342 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:40:47.93 ID:k3YbrnJM.net
♪いっぱい声をだすんだ 大きな声だすんだ

にこ「(私が歌うことでみんなが幸せになるのなら…)」

〜〜〜〜〜
にこ「だから…その…何よ?仲直りするのに『歌う』ってこと?」

海未「理解が早いですね♪」

にこ「そんな急に言われたってねぇ!」

海未「急に言われたこともてきぱきとこなす…それが宇宙一アイドルにふさわしいことじゃないでしょうか?ふふっ」
〜〜〜〜〜

にこ「(言われなくても宇宙一よっ!!)」

343 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:42:24.05 ID:k3YbrnJM.net
♪それが僕らの『表現』さ

希「(ウチ、表現がすきなのかもなぁ…)」

〜〜〜〜〜
ツバサ「ふふっ、希さんって面白いのね」

希「なぁっ!?(心読まれた…?)」ビクッ

ツバサ「いちいち大げさだもの、『表現』が」
〜〜〜〜〜

希「(ふふ、やっぱりそうなんやな)」

344 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:43:43.90 ID:k3YbrnJM.net
♪『ひとつ』になれるそんな気がしたら

絵里「(今私たちはもちろん…)」

〜〜〜〜〜
希「でも、A-RISEの人も協力してくれて…これはこれで『ひとつ』になってるって感じやん♪」

絵里「ひとつに… あはっ、希らしくないわね〜」
〜〜〜〜〜

絵里「(会場全部がひとつになってる…!)」

345 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:45:15.74 ID:k3YbrnJM.net
♪からだ『動かそう』よ

凛「(すごく楽しい・・・)」

〜〜〜〜〜
凛「さぁ、体動かそう動かそう!また夢中になってみたいにゃ〜!」
〜〜〜〜〜

凛「(自分の言ったことなのに、納得できるにゃ!!凛って天才?!)」

346 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:50:23.07 ID:k3YbrnJM.net
♪Super LOVE=Super LIVE!

穂乃果「…」

穂乃果「(穂乃果には、この言葉は馴染みが薄い…)」

穂乃果「(記憶にも無いけど、今分かるんだ…)」

穂乃果「(だって、『今ここで』この歌を歌ってるんだから!)」

穂乃果「(今まで分からなかったことが…今分かるんだ!)」


μ's「スーパーラブ、スーパーライブ!!!」

穂乃果「ありがとう…」

347 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:54:26.73 ID:k3YbrnJM.net
―――――
絵里「ありがとう」

希「お疲れ様♪」

にこ「お疲れ様…」

真姫「穂乃果、ありがとう」

花陽「あ、えーと…お疲れ様ですっ!」

凛「はやく休むにゃ〜!」

ことり「お疲れ様♪」

海未「ありがとうございます。穂乃果のおかげで…」

穂乃果「ううん。成功したのはみんなのおかげだよ」

穂乃果「みんなこそ…お疲れ様」

穂乃果「たのしかっ……た…」

海未「…穂乃果?」

―――――

348 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 03:58:07.98 ID:k3YbrnJM.net
――

穂乃果「…うぅ…」

穂乃果「…あれ、ここは」


穂乃果「自分の…部屋だ」



雪穂「おねえちゃーん?起きてるー?」

雪穂「おーい!」

穂乃果「あれ…目悪くなったのかな…ずっとぼやけてる…」

雪穂「もー、お姉ちゃん〜?」ガラッ

雪穂「…お姉ちゃん?」

349 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 04:02:39.27 ID:k3YbrnJM.net
穂乃果「ああ…やっぱりあれって…夢…?」

雪穂「えっ…」

穂乃果「…雪穂?」

雪穂「ちょ、ど、どうしたの!?そのあざ!」

穂乃果「…へ?」

穂乃果「…あざ?」


・・・・・・

穂乃果母「あー、雪穂がいないうちに海未ちゃん達がここまで運んできてくれたわよ?」

穂乃果母「あなた相当無理したんじゃないの?何したか知らないけど…」

穂乃果「…そうなのかな」

350 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 04:07:16.49 ID:k3YbrnJM.net
―――

穂乃果「これも…」

プルルルルル

穂乃果「…?ツバサさんから?」

穂乃果「もしもし」

ツバサ「ああ、穂乃果さん?実はね…」

ツバサ「ライブの影響、すごかったらしくて…インタビューが来るかもしれないのよ」

穂乃果「ライ…ブ…?」

ツバサ「ええ」

ツバサ「あなたのあざが、全てを物語ってるわよ♪」

穂乃果「…全て?」

351 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 04:10:42.39 ID:k3YbrnJM.net
穂乃果「・・・もしもし」

絵里「はい、絢瀬ですが…もしかして穂乃果?」

穂乃果「うん」

絵里「何?こんな時間に」

穂乃果「こんな時間?今何時だろ…」

絵里「ああ…倒れたショックで時間ボケも生じちゃったのかしら。今は22時だけど」

穂乃果「倒れた?」

絵里「ええ。海未がかなり心配そうにしてたわよ」

352 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 04:17:57.32 ID:k3YbrnJM.net
絵里「だからあなたの右膝にあざが少し残ってるはずよ」

穂乃果「ほんとだ…」

穂乃果「でも…これだけなのかな」

絵里「何が?」

穂乃果「みんなと作った思い出はこれだけじゃないはずなのに…」

穂乃果「あ、ううん、なんでもない。じゃあね」

絵里「え、ええ」



絵里「私と同じ気持ちなのかも…」

353 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 04:22:32.09 ID:k3YbrnJM.net
穂乃果「…なんか違う」

穂乃果「本当にこれでいいのかな?」

プルルルルルル

穂乃果「…海未ちゃんから!」


海未「穂乃果!!!!!!!!」

穂乃果「び、びっくりした…」

354 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 04:25:53.34 ID:k3YbrnJM.net
海未「つ、ついに…」

穂乃果「へ?」

海未「ついに凛にババ抜きで勝つことができました!!!!!!」

海未「次はことりに挑みます…次こそ…次こそ勝ちます!!」



穂乃果「みんな…」



―夢じゃなかったよ―




355 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 04:28:50.44 ID:k3YbrnJM.net
かなり駆け足になりましたが終わりです。
ありがとうございました。

356 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 06:56:08.94 ID:nlh2+osD.net
乙です

357 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 12:40:01.88 ID:TxYbOALH.net
よく完結させた


358 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 21:25:52.87 ID:k3YbrnJM.net
―後日

海未「…次こそ勝ちます」

ことり「もうやめようよぉ…」

海未「いいえ!何か策が…策が…!!」

ことり「はぁ」スパン

海未「(! ババを抜いてくれて助かりました…!)」

海未「ふふ…これです!!」

ことり「…」スッ

海未「なっ!?何故ババが!?」

凛「口に出したらおしまいにゃ…」

359 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 21:28:48.03 ID:k3YbrnJM.net
凛「それより穂乃果ちゃんお見舞いに行かないの〜?」

海未「いいえ、大丈夫です…あの曲をあんなに激しく踊って倒れたなら、1人でいる方が気が楽でしょうし」

ことり「そうだね〜」スパン

海未「ああぁぁ!?」

凛「よそみはダメにゃ〜」

海未「え、えい…もう一度ですっ!!」

ことり「も〜!!2時間経っちゃったよぉ〜!!」



本当に終

360 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 16:04:26.32 ID:3af+v6Lk.net
お疲れ様

361 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 17:13:42.01 ID:4wYldYYe.net
SLSLだw

一気に読んだぜ
おつおつ

362 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 23:15:59.58 ID:I///JoG6.net
続編

「KKEの健康観察♪」

を予定しています。

推敲、努力を重ねて面白く作れるよう、次に取り組みます!
何より完結できて安心しました。ありがとうございました。

363 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 20:48:37.25 ID:gH7fGIqF.net
完結してた
おつ

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