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神崎零(俺)「ヤンデレμ'sとの日々」
- 1 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:22:20.85 ID:nZaeEXMR0.net
- 序章
第零話 ‐予兆-
- 2 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:22:50.01 ID:nZaeEXMR0.net
- ピンポーン
玄関のチャイムが鳴り、俺はその音で目を覚ます。朝の5時に家を訪ねてくるとは非常識この上ない。今日は3連休明けの月曜日、しっかり睡眠を取っておかなければ午前の授業はお昼寝タイムとなるだろう。
「居留守を使うか……」
もしかしたら隣の家のチャイムが聞こえてきたのかもしれないと極僅かな希望を抱き、二度寝を決意する。そもそもこんな朝早い時間に訪ねてくる奴を家に入れる資格はない。
- 3 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ (スプー Sdf8-EtL+):2015/11/19(木) 12:25:32.09 ID:ATv9F5nxd.net
- やめようね!
- 4 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ (オッペケ Sr8d-weHo):2015/11/19(木) 12:25:37.76 ID:CjiiNm1kr.net
- ..ィ⌒¨¨:.:.......
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``ミミ, i'⌒! ミミ=-:.:.:./:./|:/ :.:|:.:.:ハ\:.:.:.:.:.:.:.:.:':, :.:.:
= -三t f゙'ー'l ,三 .::.:.:.:./、j:| v:.:.、:ハ、\:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:i
,シ彡、 lト l! ,:ミ ...:.:.:.:i|:.:.| {ソ \ Y \ /\ :.:.:.|:.:.:|
/ ^'''7 ├''ヾ! |i|:.:i|:.:.| γ_笊` リ '´_笊_ }:.:.:.|:.:.:l
/ l ト、. \リ .:∨{ 代r少 V少 .ノ |:.:.:.|:.:.,
〃ミ ,r''f! l! ヽ.. :.:.:.{\ xx , xx /:.:./.:.:′
ノ , ,イ,: l! , ,j! , ト、 \i「`\ 厶ィ }:.|!|
/ ィ,/ :' ':. l ヽ. }:ーヘ −− , 、/:ハ:|
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/' ヽ. リ __}/_j_i|__/__/{/{ ̄\il:_:_i:_:.:{_ \
/ ヽ / / | | }ニニ「|ニニニ{/ / ./ ヽ \
/ r'゙i! .,_, /... / .| | /ニニハニニニヽ ′ } i
/. l! イ ./ | | \ニ./∨\ニ./ | | ∨ }
- 5 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:26:22.26 ID:nZaeEXMR0.net
- ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
「だぁああああああ!!うっせぇええええええ!!」
俺は乱暴に部屋のドアを開け、1階へ下り、玄関へと向かう。その理由はもちろん文句を言って、追い返してやるためだ。
バン!!
「うるせぇぞ!!何時だと思ってんだ!!」
玄関のドアを開けると同時に大声で文句を言ってやる。安眠妨害をした罪は軽くはない。だが…
「あ!零君、おはよう!!」
「穂乃果…?」
- 6 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:27:14.32 ID:nZaeEXMR0.net
- 「ごめん!急いでるから家入るね!」
「ちょ、お前!?」
有無を言わさず、穂乃果は家に入ってしまった。こんな朝早くから何の用だよ……
〜※〜
「で?一体何しに来た?」
「零君と一緒に朝ごはん食べたいなぁ〜と思って」
「だったとしてもこの時間はないだろ!わざわざ5時に来る必要性が……「あるよ」……え?」
「取られちゃうもん」
「何が?」
「零君が」
「は?」
言っている意味がよくわからなかった。俺が取られるってどういうことだ?それにさっきまでニコニコしていた穂乃果の様子がおかしい。いつものみんなに幸せを振りまくような笑顔は消えている
- 7 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:29:04.63 ID:nZaeEXMR0.net
- 「まあいい、早いけど飯にするか」
この時の俺は穂乃果がすぐに家に入れてくれなかったので機嫌が悪いとばかり思っていた。
しかし、それは違った。この時、俺がもっとここで穂乃果の発言について言及していれば、あの様な事態は防げたのかもしれない。
ここでの俺は穂乃果の機嫌を取るために、話を打ち切って朝食を取ろうとしたのだ。
「何食べたい?簡単なモノしか出来ないけど」
「零君が作ってくれたものなら何でもいいよ」
「そ、そうか…」
黒いオーラを発していたかと思えば、今度は満面の笑顔である。いつにも増して表情がコロコロ変わる奴だ。
「でも、できるだけ早くお願いね」
「急かすなよ。まだこっちは寝起きで、しかも叩き起こされて眠気が残ってんだから」
「ダメだよ。来ちゃうもん」
「誰が?」
「海未ちゃんやことりちゃん」
- 8 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:29:39.56 ID:nZaeEXMR0.net
- 「別にいいだろ。というよりお前ら毎日一緒に登校してるんだろ?」
「ダメだよ!!!!!!」
「!!」
その声で俺は完全に目を覚ました。いつもの穂乃果なら上げないような怒りの篭った声。その目は明らかに輝きを失っていた。
「そんなに怒らなくてもいいだろ…」
「ごめん。でも急いでるのは本当だから……穂乃果も手伝うよ……」
「あ、ああ……」
俺は穂乃果の勢いに押されていた。まあ、コイツのことだから飯食えば元に戻るだろ。
- 9 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:30:41.16 ID:nZaeEXMR0.net
- 「そういえばお前、朝練あるんじゃないのか?」
「どうでもいいよ、そんなの……」
「え?」
聞こえづらかったが、今『どうでもいい』って言ったのか?あの穂乃果がμ'sをどうでもいいだって!?そんなこと思うはずがない。
彼女はμ'sの設立者であり、誰よりも熱いハートを持っていたはずだ。
たぶん聞き間違えだろう。だが、何と言ったかもう1度聞くのは恐ろしくてできなかった。
結局、その後の穂乃果は普段と同じだった。いつも通りくだらないことで一緒に笑ったり、食事の感想を言い合ったりといたって普通の日常のようだった。
しかし、これはこの先に起こる最悪の出来事の序章に過ぎなかった。この時の俺はまだ知らない……
- 10 :名無しで叶える物語(アメリカ合衆国)@\(^o^)/ (ワッチョイW 0e30-BqO7):2015/11/19(木) 12:30:51.31 ID:EGDAaZb+0.net
- ゴミ溜めの中からうんこを取り出して晒し上げるのはやめろ
- 11 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:31:08.35 ID:nZaeEXMR0.net
- ごめんやっぱムリ
ハーメルン死ねキモいんじゃ
- 12 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ (スプー Sda8-1Uzl):2015/11/19(木) 12:32:52.95 ID:w3m3Q8/3d.net
- なぜ自ら苦行に入るのか
- 13 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:33:56.87 ID:nZaeEXMR0.net
- 第一章
第一話 ‐黒に染まる‐
- 14 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:34:19.02 ID:nZaeEXMR0.net
- 「休むなら休むで、もう少し早く連絡を下さい!心配しましたよ!」
「ごめんごめん」
本当に穂乃果は練習を休んでしまった。海未には体調が悪いと連絡したらしい。
「あなたはいつもいつも……」
「だからごめんって」
こう見ていると、いつもの穂乃果と海未のやり取りに見える。何も変わったところはない。やっぱり今朝の心配は気のせいだったのかもしれない。
「なあことり」
「な〜に?零君?」
おおぅ、いつも以上にニコニコしているな。何かいいことがあったのか?
「穂乃果と海未って、あの調子で喧嘩したことってないのか?」
「あるよ」
「あるのかよ!俺は見たことないけど」
「高校に入ってからは無いかな。中学の頃は何度かあったよ。でも、その時は穂乃果ちゃんがしっかり反省したり、海未ちゃんも言い過ぎたって言ってすぐ仲直りしちゃうから」
- 15 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ (アウアウ Sabe-weHo):2015/11/19(木) 12:35:22.57 ID:SNOGHCLda.net
- 転載?
- 16 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:35:34.44 ID:nZaeEXMR0.net
- 「まあ、いつものお前らの仲の良さを見てれば納得できるわ。お前も大変だな、ことり」
「全然そんなことないよ。あっ!保健室に用事があるんだった!ちょっと行ってくるね」
「そういえば保健委員だったな。行ってらっしゃい」
「うん!」
ことりの奴、本当に機嫌がいいのか?そんな笑顔で返さなくても。
「ことりってば本当に大変なんだから。手間掛けさせないでね、穂乃果ちゃん、海未ちゃん」
俺はことりの異変には、微塵も気付かなかった。
- 17 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:36:36.55 ID:nZaeEXMR0.net
- 〜※〜
「結局気のせいだったってことでいいのか?」
廊下を歩きながら、今朝からの一連の出来事について考える。メンバーと出会って半年ぐらいだが、みんなのことについては大体把握できているつもりだ。だからこそ、今朝の穂乃果の様子を気のせいで終わらすことはできない。
だが、本人は現在至っていつも通りだ。それなのに今朝の出来事について言及すれば、またあの状態の穂乃果になりかねない。
「メンバーの誰かに聞くのが手っ取り早いか」
基本的にはμ'sの練習には毎回出ているが、朝練などには出ていない。そういう意味では、穂乃果と一緒にいる時間が長いメンバーたちに聞くのが効率がいい。
- 18 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:37:32.63 ID:nZaeEXMR0.net
- 「あれは……真姫?おーい!!」
「零?何か用?」
「変なコト聞くかもしれないけど、最近穂乃果の様子ってどんな感じだ?」
「穂乃果?あなたの方がわかってるんじゃないの?」
「いや、練習中とかさ」
「いつもと同じ、一生懸命やってると思うけど」
「そうか」
いつもと変わらずか……。これじゃあ何も手掛かりがない。
「でもそういえば」
「え?」
「最近あなたの話が多い様な気がする。お弁当分けてもらったとか、一緒に帰りたいとか。いつもは休憩時間になるとダンスや歌とか練習のことばかりなのに、最近はそれに関係ないあなたのことばかり」
- 19 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:38:45.05 ID:nZaeEXMR0.net
- 真姫から見てみれば明らかにおかしなところがあったのだ。やはり正常ではないのだろうか。誰にも言えない悩みでもあるのか?
「でもいいんじゃない?」
「……いいって?」
嫌な予感がした。今朝の穂乃果の表情がフラッシュバックされる。
「別に放っておいてもいいってこと。穂乃果ならどうせ明日になればケロっとしてるわよ」
「ほっとくって、そんなの友達としてできる訳ないだろ...」
「友達……友達か……穂乃果は友達なのね……フフッ」
真姫は見たこともないような薄ら笑いをしている。いつもは素っ気ない態度を取っているが、仲間のことを誰よりも大切にしている。そんな真姫が友達の異変を放っておくハズがない。そう思っていた。
- 20 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:41:20.96 ID:nZaeEXMR0.net
- しかし、目の前の真姫は違う。周りのことなど、まるで自分には関係ないかのようだ。そして、そんな真姫が集中しているのは……
俺……
真姫は先程から俺の瞳をジッと見つめていた。ブレることなく、俺が目を反らしても追い続ける。真姫の考えられない言動に困惑する。
「聞きたいことはそれだけ?」
「あ、ああ……」
「そう。それじゃあ私用事あるから」
「そうか……引き止めて悪かったな……」
ここで俺は穂乃果の時と同じミスを犯した。穂乃果や真姫の異変を追求するならば、ここで引き止めてでも話を聞いておく必要があった。だが、この場の雰囲気に恐れをなしたのか、それ以上の追求は出来なかった。
- 21 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:43:50.76 ID:nZaeEXMR0.net
- 〜※〜
心配事を解決しようと思ったら、逆に心配事が増えてしまった。これはあくまでも予感だが、このまま放っておいたら俺たちは元の日常に戻れない様な気がした。
とりあえず情報が欲しい。あの様子から察するに、本人から聞き出すのは逆効果だろう。それだったら話は早い。μ'sの指揮官で実質的なリーダーとなっている海未に聞くしかない。
「海未!」
「零、どうかしましたか?顔色が優れないようですが」
俺は海未が1人になった瞬間を見計らって話しかける。穂乃果には聞かれたくないからだ。
「心配ない。それより今日の穂乃果、何か変じゃなかったか?」
「そうですか?休みの連絡を寄こさないことなんて珍しいことではありませんけど」
珍しいことじゃないんかい!アイツはひたすら頑張ってやるか、サボるかのどっちかだな。
「そういうことではなくてだな……何て言えばいいんだろう、こう雰囲気が違うというか……それに俺の話題が多いって真姫から聞いたけどどうなんだ?」
「あぁ……言われてみればそんな気も……しかしそれは穂乃果だけではありませんよ」
- 22 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:44:23.44 ID:nZaeEXMR0.net
- 「何!?」
「ことりや真姫、花陽や絵里も結構あなたのことを話していますよ」
俺のことが話題に出るのは嬉しい。だが状況が状況である。もしかしたらことりたちも…?でもさっき話していた時は変わったところはなかったような?
「零?怖い顔していますけど、大丈夫ですか?」
「なぁ海未、これからそいつらに妙なことがあったら俺に連絡してくれないか?」
「何故です?」
「よくない予感がするんだ……このまま何もかもが壊れてしまいそうで…」
「心配ありませんよ。μ'sの結束はどこのスクールアイドルにも負けません。それは零がいつも言っていることではありませんか」
「そ、そうだよな……」
そうは言うものの、危険は寸前にまで迫っている可能性がある。俺の悪い予感はよく当たる。事態解決の為には今すぐにでも動き出したいのだが、それはできない。何故なら…
どうしたらいいのかわからない
- 23 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:45:06.07 ID:nZaeEXMR0.net
- 何が原因で様子がおかしくなったのか、自分は彼女たちとどう接すれば元に戻せるのか、それが全くわからない。
人から情報を得れば得るほど、起きている事態が如何に巨大かがわかる。
今起こっている事態を把握するだけでも精一杯なのに、そこから解決方法を導き出すのは到底不可能だ。
「そろそろ授業が始まるので行きましょう」
「ああ……」
〜※〜
「海未ちゃん。零君と何話してたの?」
「ことり。穂乃果の様子を聞かれましたが」
「それで何て答えたの?」
- 24 :吐きそう(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:45:41.38 ID:nZaeEXMR0.net
- 「いつも通りですって言いましたが…。もしかしてことりも穂乃果の様子が変だって言うのですか?」
「ううん!どんな話をしていたか気になっただけだよ。確かに穂乃果ちゃん、最近零君の話多くなったよね」
「零は頼りになりますし、人望もあります。それに私たちの周りに男性は彼だけなんですから、話題に出てもおかしくはないと思います」
「ふぅ〜ん、海未ちゃんはそう思ってるんだ」
「何か言いました?」
「何でもないよ!ほら、早く行こ!」
「え、ええ」
(さすがことりの零君!もう気付いちゃったんだ。ことりもそろそろ動いたほうがいいかなぁ)
- 25 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:46:28.79 ID:nZaeEXMR0.net
- 〜※〜
「あれ?真姫ちゃんはどこ行ったのかにゃ?かよちん知ってる?」
「真姫ちゃんならさっき急いで出て行ったけど。お昼は2人で食べててって」
「えぇー!真姫ちゃんの豪華なお弁当に期待してたのに!」
「いつもいつもおかず貰うのやめた方がいいよ、凛ちゃん」
「しょうがない、今日は諦めるにゃ」
「そうだね。いつ戻ってくるのかわからないし、時間なくなっちゃうから早く食べよ」
「そうするにゃって…かよちん今日もおにぎり!?」
「うん!このお米とっても美味しんだよ。零君にも食べてもらいたいなぁ
- 26 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:47:28.25 ID:nZaeEXMR0.net
- 「あ!かよちんまた零君の話してる!最近そればっかりだにゃ」
「そ、そうかな?」
「もしかして好き…とか?」
ブブー!
「ちょっとかよちん汚いにゃ〜」
「ごめん!でも花陽が好きなのはお米だけだよ!」
「何か上手く逃げられたにゃ……」
―――――――――――――――――
「ついに届いたわ……」
学校の裏。誰も通らないような建物の影に真姫はいた
- 27 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:48:27.51 ID:nZaeEXMR0.net
- 「これがあれば零を私のモノに……フフフフ……」
真姫は今までの誰よりも黒に染まっていた。
「もう誰にも近づけさせない……たとえそれがμ'sのみんなであったとしても……」
恐怖は既に目の前まで迫っていた。
- 28 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:49:54.86 ID:nZaeEXMR0.net
- いかがだったでしょうか?
『日常』を書こうと思っていた時からずっと『非日常』も書こうと考えていました。向こうとは話の雰囲気がガラリと変わるので、『日常』を書いていて行き詰まったら『非日常』を、『非日常』で行き詰まったら『日常』を書くというスタンスにしています。
話の中で事態の規模が巨大化しているとありましたが、実際には零が思っているよりも遥かにドロドロしています。それも合わせて次回にご期待下さい。
- 29 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ (ワッチョイW a9ea-1Uzl):2015/11/19(木) 12:50:04.35 ID:nZaeEXMR0.net
- 死ね
- 30 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ (オッペケ Sr8d-weHo):2015/11/19(木) 12:53:42.13 ID:CjiiNm1kr.net
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- 31 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ (スプー Sdf8-EtL+):2015/11/19(木) 13:11:40.74 ID:ATv9F5nxd.net
- >>1はイエスキリストかなにか?
- 32 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ (スプー Sda8-1Uzl):2015/11/19(木) 13:44:00.39 ID:w3m3Q8/3d.net
- ハーメルンのあれか
- 33 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW fbc3-1Uzl):2015/11/19(木) 15:38:15.05 ID:sfZhJnIh0.net
- 肥溜めからうんこ拾ってきて臭えって言ってる馬鹿
- 34 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8dc3-1Uzl):2015/11/19(木) 16:39:57.37 ID:qgkj7HQy0.net
- 申し訳ないが肥溜めから糞を撒き散らすのはNG
- 35 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8dc3-vcw3):2015/11/19(木) 17:22:10.90 ID:l524xB7N0.net
- 案の定ハーメルンで草
- 36 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8dc3-kmUF):2015/11/19(木) 18:08:57.75 ID:ddbO3HWe0.net
- こんなのばっかりなのに読んでる奴いるの?
怖すぎ
- 37 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ (アウアウ Sa05-ijL3):2015/11/19(木) 18:38:52.51 ID:VdtSvqe+a.net
- 〜※〜
- 38 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ (アウアウ Sa05-ijL3):2015/11/19(木) 18:41:02.61 ID:VdtSvqe+a.net
- 続きよみたいから貼って
- 39 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ (スプー Sda8-1Uzl):2015/11/19(木) 18:57:08.08 ID:7xvPKIqsd.net
- 😁👎
- 40 :名無しで叶える物語(関西地方)@\(^o^)/ (ワッチョイW ccd0-5TRD):2015/11/19(木) 21:27:35.32 ID:ly+nE8hS0.net
- 主人公を別作品のキャラにしたら面白かった
- 41 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-2PkN):2015/11/19(木) 21:40:12.60 ID:p92PzOp30.net
- 埋め茸はよこいやって思ったのはこれが初めてだわ
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