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穂乃果「あなたと私が」 海未「夢の国?」
- 1 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 02:44:51.00 ID:Htb5BT+S.net
- 【音ノ木坂・図書館】
海未「穂乃果!全然進んでないじゃないですか…何をしてるんですか!?」
穂乃果「何って、勉強」
海未「どうして世界史の資料を見てるんですか。最も赤点の危険が高い数学を重点的にやるようにと言ったはずです!」
穂乃果「だって、数学ばっかりじゃ飽きちゃうんだもん…」
海未「これくらいですぐ飽きていたら、赤点は回避できませんよ!」
穂乃果「ちゃんとやるよー。それにほかの教科を全然やらなくて、そっちが赤点になっちゃったら意味ないでしょ?」
海未「それはそうですが…」
穂乃果「7月6日はリトアニアの建国記念日…あれ?」
海未「どうしたんです?」
穂乃果「リトアニア共和国の独立記念日って、2月じゃなかったっけ?」
「正確には国家再建記念日。1918年にロシア帝国(当時)から独立した日が2月16日ね」
穂乃果「…せ」
ほのうみ「生徒会長!」
絵里「な、なに?」
穂乃果「いえ…まさか生徒会長さんが教えてくれるとは思わなかったので…」
絵里「…私は、スクールアイドルの活動に反対しているだけよ。あなたたちの勉強の邪魔をするつもりはないわ」
穂乃果「…じゃあ、もう少し教えてくれませんか!?」
絵里「いいけど…」
穂乃果「ありがとうございます♪」
絵里「…7月6日は、リトアニア大公国の建国の日とされているの」
穂乃果「たいこうこく?」
絵里「ほら、ここに書いてあるでしょう」
穂乃果「ホントだ…えっと、みんだ…うみかす?」
海未「な、何ですかウミカスって…よく見てください。ミは最初の一文字だけですよ」
穂乃果「そっか。…じゃあ、えーと…」
絵里「ミンダウカス。リトアニア大公国の初代国王。1253年のミンダウカス戴冠の日が7月6日で、これをもって建国とする説が有力なの」
穂乃果「リトアニアって、そんなに昔からあるんだ…」
絵里「国家の統治者として初めてリトアニアの国王を名乗ったのがミンダウカスで、国に準ずるものはそれ以前からあったみたい。戦争の記録もあるし…」
- 2 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 02:49:50.02 ID:Htb5BT+S.net
- 穂乃果「なるほど。日本も紀元前からあるけど、最初は国として統治する王様がいなかった…みたいなことですよね」
絵里「そうね」ナデナデ
穂乃果「わ」
絵里「あ…ご、ごめんなさい///…つい(亜里沙にするような感覚で…)」
穂乃果「いえ…あの、ありがとうございました♪」
絵里「別に、大したことはしてないわ」
穂乃果「またいろいろ教えてもらってもいいですか…?」
絵里「…」
穂乃果「だめ…ですか?」
絵里「…生徒の学力の向上は学校にとってプラスになるし…構わないわ」
穂乃果「ありがとうございます!…えへへ♪」
絵里「…じゃあ、私は行くから」
スタスタ
絵里(…いいわよね。それくらい…学校のためなんだから)
『ありがとうございます!…えへへ♪』
絵里「…///」
穂乃果「生徒会長さんて、ホントは優しい人なんだね♪」
海未「そうかもしれませんね…」
穂乃果「キレイだし、頼りになりそうだし…素敵だなぁ♪」
海未「…」
穂乃果「海未ちゃん?」
海未「な、なんですか?」
穂乃果「ねえねえ、もし海未ちゃんが王様だったら、どんな国を作る?」
海未「えっ。私の…国ですか?」
穂乃果「うん」
海未「そんなこと急に言われても…そうですね…」
- 3 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 02:54:03.95 ID:Htb5BT+S.net
- 海未(…私は、ソノダウミス1世。この乾いた大地…ソノダ砂漠に国を築こうと思っています)
穂乃果「海未ちゃん!…こんな砂だらけで何もないところに国なんて、ホントにできるの?」
海未「難しいかもしれません…しかし、やってみせます!」
穂乃果「でも、どうやって…」
海未「穂乃果がそばに居てくれれば…きっと何とかなる。そう思えるんです」ギュ
穂乃果「海未ちゃん///…うん。一緒に頑張ろっ。ファイトだよっ♪」
海未「…しかし、国を築くにしても…拠点となる城どころか家もないのでは、どうしようもないですね…」
穂乃果「そうだね…すごく暑いし…」
海未「砂漠ですからね。せめて直射日光を防げる木陰でもあれば…」
穂乃果「あっ…向こうに建物が見えるよ!」
海未「本当ですか!?…行ってみましょう」
穂乃果「一つじゃなくて、いっぱいあるみたい…もしかして町かな!?」
海未「待ってください穂乃果!…嫌な予感がします」
穂乃果「え?…あ、町の人がよそ者の私たちを追い払おうとする…とか?」
海未「それならまだいいのですけど…」
穂乃果「なんかボロボロだね…古い建物なのかなぁ?」
海未「…人の気配が全くありませんね」
穂乃果「そういえば…留守なのかな?」
ガササッ
穂乃果「あっ。誰かいるみたい!」
海未「穂乃果!ダメです!あれは──」
穂乃果「!?…な、なに…?」
「にっこにっこにー!」
海未「あれは砂漠に棲む巨大サソリ…にこーピオンです」
穂乃果「えー?…またまたぁ。こんなに大きなサソリなんているわけないよ」
海未「ダメです穂乃果!近付いたら危ないですよ!」
穂乃果「平気だって。サソリにしては大きすぎるけど、私たちよりは小っちゃいし」ポン
にこ「誰が小っちゃいですって!?」ビシッ
穂乃果「いたっ!?」
海未「穂乃果!」
- 4 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 02:57:37.88 ID:Htb5BT+S.net
- にこ「フフフ…私の毒針を食らいなさい。宇宙ナンバーワン猛毒にこニードルで、あんたなんか一撃よ!」
穂乃果「ひえぇ!?…た、助けて海未ちゃん!」
バササッ
「チュン(・8・)チュン」
海未「あれは…鳥?」
「美味しそうなサソリさん(^8^)発見チュン」
にこ「!?」
「ことりのおやつにしちゃうかな♪」ツンツン
にこ「ちょっ…や、やめなさいよ!私の尻尾──」ブチッ
穂乃果「あ…サソリさんの尻尾が取れちゃった」
にこ「うぐっ!?…こ、この…覚えてなさい!」ダッ
海未(まるでトカゲのように…尻尾だけ残して逃げていきました)
穂乃果「こ、ことりちゃん…」
ことり「おいしい♪」バリボリ
海未(ことりがサソリの尻尾を美味しそうに食べています…)
穂乃果「それ、毒針ついてるけど…大丈夫なの?」
ことり「うん。私たちはヒナの頃からサソリを食べて育つの。サソリの毒も私には効かないよ」
ほのうみ「へー」
海未「しかし…この様子では、町は魔物たちの巣窟となってしまったようですね」
穂乃果「えぇ!?…それじゃあ、町の人たちはどこへ行っちゃったの?」
海未「どこか遠くへ避難したか、目立たない場所に隠れているか…とにかく、ここは危険です。速やかに立ち去ったほうが…」
穂乃果「で、でも…町の人が隠れてるんだったら、助けてあげなくちゃ!」
海未「穂乃果…そうですね。国を作るには人が必要です」
穂乃果「うん!…ね、ことりちゃんも一緒に来てくれる?」
ことり「いいよ。穂乃果ちゃんは私が守ってあげる♪」
海未(心強い味方です…やはり、二人より三人ですね)
穂乃果「でも、砂漠で暮らすとしたら…」
「水がーー♪なくちゃたーいへん♪」
海未「そうですね。水の確保は最重要課題です…」
ことほのうみ「…ん?」
- 5 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 03:01:37.40 ID:Htb5BT+S.net
- 「乾いちゃーダメーだよ♪ みんなのー夢ーの木ーよ育てーーー♪」
穂乃果「綺麗な歌声…それにピアノの音も聴こえる」
ことり「そういえば、7月6日はピアノの日だね」
海未「近くに人がいます…行きましょう!」
サーァ♪ダイスキダ バンザーイ マケナーイユーウキ♪
ことり「…でも、あんなに堂々と歌ってて大丈夫かなぁ?」
海未「大きな音を恐れる魔物もいますが、そうでないものもいますからね…急ぎましょう」
穂乃果「うんっ!」
「残念。ちょっと遅かったわね!」
穂乃果「あっ、さっきのサソリさん!」
海未「切れた尻尾が、もう再生している…?」
「…は、離しなさいよ!あなた、何のつもり!?」
ことり「さっき歌ってた女の子?」
にこ「この娘を助けたければ、私と取引してもらうわ。言う通りにしないと…」ツン
「ヴェぇ!?…や、やめて!」
海未「やめてください。話くらいは聞きましょう…取引は内容によりますけど」
にこ「賢明な判断ね。…町の中心部に、巨大なカエルの化け物が居座ってんのよ。見つかったら尻尾どころじゃ済まされない…丸呑みにされるわ」
穂乃果「カエルさんもサソリさんを食べるの?」
海未「まあ、大きなカエルならサソリくらい食べるでしょうね…」
にこ「他人事みたいに言ってるけど、あんたたちだって捕まったら結果は同じよ。…あいつを退治してくれるなら、私もあんたたちに協力するわ」
穂乃果「…って言ってるけど」
ことり「協力?」
にこ「い、言っとくけどあんたの食糧にはならないわよ!」
ことり「おやつに」
にこ「するなっ!」
海未「わかりました。人を呑み込んでしまうような魔物なら、そのままにしてはおけませんし…私たちが何とかしましょう」
にこ「よし。じゃあ、この娘は解放してあげる…約束は守りなさいよ!」
海未「もちろんです」
ことり「大丈夫?」
「…まったく、なんで私がこんな目に…」
穂乃果「さっきの歌、すっごく上手だったね!ピアノもあなたが弾いてたの?」
- 6 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 03:16:21.76 ID:Htb5BT+S.net
- 「ま、まあね。私はニシキノス・マキチャンケヴィチュース」
ことり「ニシキノス…さん?」
「真姫でいいわ」
穂乃果「真姫ちゃん!よろしくね♪」
海未(にこと真姫が加わり、一行は五人になりました)
ことり「ほかの人たちはどこへ行ったの?」
真姫「知らないわ。…私、ほとんど他人と話さないし」
にこ「薄情な人間ね」
真姫「仕方ないでしょ。あなたたちみたいな魔物が町を占拠するなんて想定外よ」
にこ「魔物っていっても一枚岩じゃないわ。あんたら人間がバラバラに行動してるのと同じで、私も捕食者からは逃げ隠れして何とか生き延びてんのよ」
ことり「…」ジーッ
穂乃果「食べちゃダメだよ。ことりちゃん」
ことり「うん。私、チーズケーキのほうが好きだし」
にこ「…あっそ」
海未「人が生活できるということは、水もあるんですよね?」
真姫「ええ。近くに小さな泉があるわ。目立つ花が咲いてるから、すぐわかるわよ」
穂乃果「水をもらってもいい?」
真姫「ええ。…でも」
ことり「何かあるの?」
バシャバシャ
にこ「…げ」
海未「猫が顔を洗っていますね」
「んん?…美味しそうな獲物の匂いがするにゃ」
ことり「ピイッ!?」
穂乃果「アハハ…猫さん。私たち水を汲みに来ただけだから…」
「猫じゃないにゃ。凛だよ!」
海未「は、はあ」
- 7 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 03:19:20.37 ID:Htb5BT+S.net
- 真姫「花陽。ちょっと水をもらうわ」
花陽「うん」
穂乃果「わあ、ヒマワリだ…きれいだね♪」
花陽「ありがとう…えへへ」
ことり「メガネをかけたひまわり…」
真姫「ピアノや歌にあわせて踊ったりするのよ」
にこ「昔どっかで見たわね。それ…」
凛「ちょっと待つにゃ!」
真姫「なによ」
凛「この泉の水は凛のだよ!よそ者にはあげないにゃ」
真姫「なに言ってるの。泉の主は花陽でしょ」
凛「かよちんは凛のだから、泉も凛のなの!」
花陽「り、凛ちゃん…」
にこ「そこまで言うなら、勝負しなさいよ」
凛「なんの勝負?」
にこ「そうね…あんた、走るのは速いほう?」
凛「もちろん!この辺りでは誰にも負けないよ!」
にこ「じゃあ、もし私たちが勝ったら水をもらうわ」
凛「いいよ。じゃあ凛が勝ったら…」チラ
ことり「…え?」
凛「ことりちゃんをいただくにゃー!」クワッ
ことり「ぴいぃっ!?」バササッ
凛「まてまてまてー!」ビューン
穂乃果「行っちゃった…」
真姫「…やっぱり猫なんじゃない?」
海未「では今のうちに水を汲んでしまいましょうか…」
花陽「どうぞ♪…あ、それと」
海未「はい。何ですか?」
- 8 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 03:24:29.98 ID:Htb5BT+S.net
- 花陽「よかったら私も連れて行ってくれませんか。少しはお役に立てると思」ドン
花陽「ピャァ!?…ま、真姫ちゃん…なんでいきなり後ろから押すのぉ?」
真姫「いや、なんとなく…背中を押したほうがいいのかと思って」
穂乃果「うん!一緒に行こっ♪」
花陽「あ、ありがとう…よろしくお願いします♪」
海未「水はこれくらいでいいでしょうか」
にこ「そーね。これだけあれば…」
グゴゴゴ…
穂乃果「な、なに?…地震!?」
にこ「…いや、これは…あいつの声よ」
海未「さっき言っていた…」
真姫「巨大ガエル!?」
にこ「や、やばい…あんなのが泉に来たら、水がなくなっちゃうわよ!」
穂乃果「泉を守らなくちゃ!」
\ニ゙ャー!/
花陽「あ、凛ちゃんの声…」
真姫「…どうするの?」
海未「行きましょう!」
にこ「食われないように気をつけなさいよ!」
「ほう…餌のほうからやって来るとは。手間が省けたな」
海未「あ、あれが…」
穂乃果「カエルさん!?」
「フフフ…そう、私がトード英玲奈だ」
ことり「みんな、気をつけて!」
凛「あいつ、でっかいだけじゃないにゃ!」
海未(ことりと凛は追いかけっこの途中であれに遭遇したのですね…)
英玲奈「さて…誰からいただこうか」
にこ「ヒエッ…」
花陽「み、みんな…歌って」
穂乃果「歌?」
- 9 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 03:33:22.76 ID:Htb5BT+S.net
- 凛「かよちんは歌にあわせて踊るのが得意なんだにゃ」
真姫「踊って何の意味があるのよ?」
海未「何か考えがあるようですね…みんな、花陽の言う通りにしましょう」
にこ「仕方ないわねー。みんな、歌うわよ!」
ことり「μ's!」
七人「ミュージック・スタート!」
英玲奈「何をする気だ…?」
海未「わたーしたーちのおもーいが♪ あつまーれば なんとーかーなーるかも♪」
凛(かよちんが踊りだすと…)
にこ(英玲奈の視線が花陽の動きに釘付けになったわ)
海未(…なるほど。カエルは動く獲物に反応する習性があるのですね)
花陽(みんな、今のうちに…!)
英玲奈「挑発のつもりか?…なら、お前から喰らってやろう!」
穂乃果「ことりちゃん!」
ことり「まかせて!」
海未(巨大ガエルの舌が伸びてくる瞬間、ことりが花陽を抱えて空へ退避)
凛「ほらほら、こっちだよーっ☆」
にこ(素早い凛が英玲奈の注意を引きつけている間に…)
穂乃果「えい」ヒザカックン
英玲奈「!?」ガクッ
海未「はあっ!」ガシッ
英玲奈「くっ!?」
海未「やっ!」ズザー
ことり(海未ちゃんがカエルさんを投げ飛ばして…)
にこ「にっこにっこニードル!」プス
英玲奈「!…っ」
にこ「そのままだと毒が回って死ぬわよ」
真姫「私ならすぐに解毒剤を調合できるわ」
凛(ちなみに、本当はすぐに使える解毒薬を持ってるんだけどにゃ)
英玲奈「…私を脅迫するつもりか?」
- 10 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 03:36:15.44 ID:Htb5BT+S.net
- 海未「いいえ。取引です。…あなたにとっては嬉しくない条件かもしれませんが」
海未(こうして私たちは…魔物たちのボスであるトード英玲奈に勝ち、町を解放することができました…が)
英玲奈「フフフ…だが、ここをお前たちの楽園になどさせはしないぞ…」
にこ「なんですって…?」
英玲奈「我が呪いを受けよ!この地を永久凍土に変えてくれるわ!」
海未「か、カエルだけに…」
穂乃果「トードに、カエル!?」
真姫「…くだらない」ハァ
花陽「さ、寒い…」フルフル
凛「かよちんにとっては砂漠より厳しいにゃ><」
にこ「私だって同じよ!こらっ、元に戻しなさいよ!」
英玲奈「無駄だ。もはや呪いは解けない…この環境に適応できないのなら」
海未「できないのなら…?」ゴクリ
英玲奈「カエレ!!」ドーン
穂乃果「やっぱり!?」
海未「うーん…私たちの国…トードに、カエル…」
穂乃果「ちょっと、海未ちゃーん!風邪ひくよー?」
海未「はっ!?…あ、あれ…穂乃果。みんなはどうしたのです?」
穂乃果「なに言ってるの。ここ、私の家だよ」
海未「え」
穂乃果「私に勉強させるために、うちに泊まるって言ったの海未ちゃんでしょ」
海未「あ…そうでした」
『またいろいろ教えてもらってもいいですか…?』
『…構わないわ』
『ありがとうございます!…えへへ♪』
海未「でも…穂乃果は、本当は生徒会長に教えてもらいたいんじゃないんですか?」
穂乃果「んー。海未ちゃんが部活で忙しい日はそうしようかなって。…でもね」
海未「?」
穂乃果「一緒に居られるときは、やっぱり海未ちゃんがいいな♪」ギュ
海未「…穂乃果///」
- 11 :名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/:2016/07/07(木) 03:38:27.18 ID:Htb5BT+S.net
- 穂乃果「ねえ、海未ちゃん。昼間の話の続きだけど…」
海未「はい?…ああ、自分の国を作るならって話ですか?」
海未(…夢の中では結局、建国まで至らなかったようですけど)
穂乃果「うん。…あのね、もし海未ちゃんが王様になっても──」
『穂乃果がそばに居てくれれば…』
『一緒に頑張ろっ♪』
海未(…穂乃果)ドキドキ
穂乃果「…浮気しちゃダメだよ?」
海未「」ガクッ
穂乃果「…ほら、王様って奥さんが何人もいたりするでしょ。側室だとか寵姫だとか言って…」
海未「何のイメージですか…まったく」ハァ
穂乃果「だって…あ」
海未「私のお嫁さんは…穂乃果だけです」ギュ
穂乃果「海未ちゃん///…えへへ。だーい好きっ♪」ギュー
おわり
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