善子「ネトゲ知識で異世界無双」

1 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:27:09.86 ID:mqw+RNcZ.net

私は浦の星女学院という高校でスクールアイドルをしている女子高生、津島善子。

ある日、私は日課のネットゲームをしていた。

善子「このゲームもクリア目前ね。あら？もうこんな時間じゃない…」

時計に目を向けると深夜0時を回っていた。今日は朝練がある。

寝坊すると怖い先輩（ダイヤ）に怒られてしまう。

私は急いで寝支度を済まし、床に就いた。

2 ：名無しで叶える物語(笑)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:27:53.01 ID:J8rAi7v5.net

包囲殲滅陣しそう

3 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:28:02.17 ID:mqw+RNcZ.net

目が覚めると、私は見知らぬ世界に横たわっていた。

…いや、どこかで見覚えがある。ここは私がハマっているネットゲームの世界にそっくりだ。

日常的に行っていた黒魔術の儀式の効果でゲームの世界へ転生してしまったようだ。

ふと周りを見渡すと、巨大な赤い怪物と戦う若者たちの姿があった。

4 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:28:48.10 ID:mqw+RNcZ.net

冒険者A「くそっ…こいつには俺の剣技が通用しない！」

冒険者B「私の魔法も弾かれてしまうわ！」

冒険者C「駄目だぁ！このままではやられてしまう！」

どうやら3人組の冒険者が中級モンスターのファイアスライムキングと戦っているようだ。

アイツには水属性の魔法しか効果が無いことを知らないのか？やれやれ…

最もスライムキングは最近のアップデートで追加された新モンスターだ。駆け出しの冒険者が知らぬのも無理はない。

5 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:29:35.93 ID:mqw+RNcZ.net

善子「アンタたち、下がってなさい。こいつは私が仕留める」

冒険者C「何者だ君は！？危険だぞヤメロー！！」

私は冒険者Cを無視して、いつものネットゲームで使っていた呪文を唱える。

善子「右手にファイアボール…！」ｺﾞｵｯ

冒険者A「おおっ！君は魔法が使えるのか！」

冒険者B「でも…駄目よ！奴は火属性の魔法を吸収してしまうの！」

6 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:30:45.53 ID:mqw+RNcZ.net

善子「左手にフリーズストーム…！」ｷｨﾝ

冒険者C「何だあの異世界人！？両手で呪文を唱えたぞ！？」

同時魔法はゲームの後半で使えるようになる上級スキル…新米のこいつらはまだ存在も知らないようね。

善子「水破爆撃（ウォーターエクスプロージョン）！！」

ズドオオオオオン

7 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:31:07.82 ID:SV0h1cqk.net

なろう

8 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:32:10.80 ID:SKIBh6dm.net

これはこのすば信者湧く

9 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:32:13.17 ID:mqw+RNcZ.net

ファイアスライムキング「グオオオオオオオオ…」ｼﾞｭﾜｱｱｱｱ

ファイアスライムキングは蒸発し、消え去っていく―――

それを見ていた冒険者たちは驚嘆の声を上げる

冒険者A「そうか…！火属性と氷属性の呪文を融合させる事で水属性の呪文として使うことができるのか！」

冒険者B「なんて画期的な発想なの…！考えた事も無かったわ…！」

冒険者C「アンタ何者だ？こんな発想を思いつくなんてアンタ本当何者だ！？」

10 ：名無しで叶える物語(茸)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:32:27.84 ID:wVRBqqfh.net

こういう妄想してノートに書き込んでる善子ちゃん可愛い

11 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:32:42.51 ID:h297dvmm.net

ネトゲでクリアってサービス終了間近かよ

12 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:33:09.65 ID:mqw+RNcZ.net

花丸「これは酷いずら」

善子「ってちょっと花丸！私のパソコン何勝手に見てるのよ！」

ルビィ「怖い先輩（ダイヤ）って…お姉ちゃんの名前…」

善子「勝手に見ないでってば！」

花丸「黒歴史確定ずら」


☆おわり☆

13 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:33:46.46 ID:ALLrBTVj.net

あくしろよ

14 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:36:28.62 ID:mJYaE2Nk.net

これはひどい

15 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:40:05.41 ID:z+fIvQj3.net

ちょっと期待してた

16 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:42:02.66 ID:NQ9sgcNM.net

こういうのがガチでweb小説サイトのランキング上位を締め、書籍化からコミカライズ、果てはアニメ化される時代なんだよなあ

17 ：名無しで叶える物語(地図に無い場所)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 20:48:51.32 ID:16D014lR.net

>>11
コンテンツあそびつくして引退するんだろ

18 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 21:01:34.40 ID:pXBhr7wE.net

>>16
舐めすぎずら

19 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 21:16:37.14 ID:zcHmOSJf.net

ダイヤ「つ、続きはありませんの？」ﾜｸﾜｸ

20 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 21:46:57.79 ID:mqw+RNcZ.net

今度続き書いていい？

21 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 21:48:23.13 ID:BbEhWQD9.net

肉の両面焼きと金貨をまとめて数えて驚かれるのは知ってる

22 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 21:49:40.29 ID:xircdas+.net

>>20
はよしろや

23 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 21:53:48.94 ID:llM0KzQq.net

異世界住人A「す、凄い！女の子同士でするセックスがこんなに気持ちいいなんて！」

異世界住人B「てっきりセックスは男女でするものだと…アンタ一体何者なんだい？」

梨子「やれやれ…」

24 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 22:10:58.95 ID:WQmXCiM1.net

>>16
ネットでネタにされてるのは2,3個だけの同じ作品だぞ

25 ：名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 22:25:56.78 ID:eBfqyt8q.net

>>20
今すぐでもいいぞ

26 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 22:55:28.37 ID:mqw+RNcZ.net

☆>>9のつずき☆

驚いた表情の冒険者たちが駆け寄ってくる。

しかしプレイヤーランク1〜2位を争う私にとって、この程度は造作も無い事だ。

冒険者A「君には助けられてしまったな…ありがとう。名前は何と言うんだ？」

本名を名乗ろうと思ったが、折角なのでゲームのアカウント名で名乗っておく事にした。

善子「私の名前はヨハネ。堕天使ヨハネよ」

27 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 22:57:12.04 ID:mqw+RNcZ.net

冒険者B「ヨハネ様…格好良いですっ////」

冒険者C「ヨハネと言うのか。もしかして、アンタも異世界から来たのか？」

アンタも？私以外に現実世界から来た人間が存在するという事か…？

冒険者C「ついこの間、アンタと似た格好をした女の子を街で見かけてね。もしかして知り合いかい？」

ヨハネ（まさか…）

確信とまではいかないが、思い当たる節がある―――

ヨハネ「その話、詳しく聞かせてもらえないかしら？」

28 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 23:05:25.07 ID:xircdas+.net

見てるぞ

29 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 23:14:02.58 ID:mqw+RNcZ.net

冒険者C「ついたぜ。ここがその街だ」

彼らに異世界人を見たという街まで案内してもらった。

最も、私は【瞬間移動（ワープ）】が使えるので場所さえ分かれば一瞬で来れたのだが。

冒険者A「俺たちが案内できるのはここまでだ。酒場に行けば居場所を知ってる奴がいるかもしれないぞ」

ヨハネ「助かったわ。ありがとう」

冒険者C「こちらこそ、アンタには助けられた。ありがとよ」

冒険者B「ヨハネ様…どうかお元気で」

ヨハネ「ええ。あなた達も元気でね」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 なかま
こうして、こちらの世界で初めて出会った冒険者たちに別れを告げた。

30 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 23:25:51.41 ID:mqw+RNcZ.net

ヨハネ「さて…と」

ヨハネ「サーチ」ﾋﾟｺﾝ

私は、プレイヤーを探し出すスキル【検索（サーチ）】を持っている。

同じ街に存在する全てのプレイヤーを把握する事ができる。わざわざ酒場で情報を集める必要など無い。

そして、異世界人とは誰の事なのかある程度予想がついている。

ヨハネ「見つけたわ」

ヨハネ「ワープ」ｼｭｲﾝ

31 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 23:27:13.42 ID:mqw+RNcZ.net

ヨハネ「ヨハネ…堕天降臨！ずら丸、助けに来たわよ」

ずら丸「ずら？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ヨハネ「って、何食べてんのよ」

ずら丸「善子ちゃん！善子ちゃんがどうしてここに！？」

ヨハネ「善子じゃなくてヨハネ！アンタが心配だから探しに来たのよ！」

32 ：名無しで叶える物語(しうまい)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 23:31:08.51 ID:mqw+RNcZ.net

ずら丸「善子ちゃん…よしこちゃ〜〜〜ん！」ｷﾞｭｯ

ヨハネ「わっ////ちょ、ちょっと////」

ずら丸は涙を流していた。心細かったのだろう。

無理もない。異世界にずっと一人きりだったのだ。

それに、ずら丸は私と違ってステータスも低い筈だ。

私は、泣きわめくずら丸を強く抱きしめた。



〜〜〜現実〜〜〜

花丸「よ、善子ちゃん…これって…////」

善子「ぎゃあああああああああああああ！！見ないでえええええええええええええ////」

ルビィ「うゆ…（私は登場しないのかなぁ…）」

33 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/10/02(日) 23:39:57.44 ID:pC/Sytuv.net

善子がネトゲで花丸が小説からトリップして同じ世界にリンクしたのかと思ったら違った

34 ：名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠＼(^o^)／：2016/10/03(月) 00:05:36.04 ID:4wmrIVsF.net

好きだぞこういうの

35 ：名無しで叶える物語(たこやき)＠＼(^o^)／：2016/10/03(月) 00:13:42.90 ID:JeQ0bpIf.net

三勤務労働制について知っていますか？とか言い出しそう

36 ：名無しで叶える物語(りんご)＠＼(^o^)／：2016/10/03(月) 01:28:11.75 ID:C6Qqxfz9.net

鉄は熱に弱いとか言い出しそう

37 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/03(月) 02:27:44.95 ID:5bThMF4S.net

悪役令嬢ダイヤ様

38 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/10/03(月) 13:05:30.65 ID:6vUhYvKb.net

アキバ在住の金髪ロシア人が入り浸ってそうなんですが

39 ：名無しで叶える物語(プーアル茶)＠＼(^o^)／：2016/10/03(月) 13:19:44.36 ID:UIHMAQRD.net

続きあく

40 ：名無しで叶える物語(家)＠＼(^o^)／：2016/10/03(月) 20:28:47.07 ID:tGkt2t+q.net

発想はいいと思う
続き早く

41 ：名無しで叶える物語(プーアル茶)＠＼(^o^)／：2016/10/04(火) 01:05:30.51 ID:M73cVDjy.net

【瞬間移動(ワープ)】とか【検索(サーチ)】が絶妙に芋くて善子らしい

42 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/04(火) 04:38:06.47 ID:2lWu7DxA.net

つづけて

43 ：名無しで叶える物語(プーアル茶)＠＼(^o^)／：2016/10/04(火) 10:38:17.32 ID:Ft4VVBpA.net

日本という国で、子供2人を育てる適正年収をレポート
https://t.co/7udKpjJb76

44 ：名無しで叶える物語(庭)＠＼(^o^)／：2016/10/05(水) 02:55:57.63 ID:hUw4Ozyj.net

ほ