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にこ「どうして私の部屋にアンタたちがいるのよ」穂乃果「ええ?」絵里「…」

1 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:34:36.94 ID:6V6VBzHy.net
部屋でくつろぐ二人を見て、にこは不満げに鼻を鳴らすが、侵入者は気に留めた様子もなく、にこにことしている。

穂乃果「にこちゃんおっそーい!」

絵里「先にいただいてるわよ。にこ」

勝手知ったる他人の家とばかりに、にこ愛用の器を引っぱり出してのん気に三時のお茶を楽しんでいた。

にこ「今日は何なのよ?」

髪が乱れるのも構わずにリボンを外して、茶器の横に叩きつけるように投げ出す。

にこ「どうせ何かやらかしたんでしょ」

2 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:35:16.64 ID:6V6VBzHy.net
決め付けて睨みながら髪のリボンを完全に解いてしまって、ソファーに腰を下ろし、大げさに足を組むと、腹立たしげな風が伝わったのか、横に座られた穂乃果の体に緊張が走った。

穂乃果「ぅええ?何の事かな。にこちゃん?」

とぼけて見せようとするが、唇の端が妙に固くなっているのをにこは見逃さない。

にこ「どうせ、ことりと希にお仕置きされて家に帰れないんでしょう」

穂乃果「イヤ、別に、何もないよね? 絵里ちゃん?」

絵里「ええ。単に遊びに来ただけだわぁ」

絵里は割合手際よく、カップに茶を注いでにこに手渡してくる。
お茶だけ入れてミルクの配分は相手に任せると言うあたり、わかってきたなとにこは思うが、それほどにこの自室に入り浸っている証左でもあった。

3 :名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:36:11.66 ID:xnCAYfjE.net
またクリームでばぶっばぶっするやつか
再放送しすぎ

4 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:36:38.86 ID:6V6VBzHy.net
穂乃果「そう、そうだよ。友達の家に遊びに来ただけだよね!」

にこ「友達ねぇ? 私には不法侵入者が二人ほど見えるだけだけど」

お茶は少し苦かった。まだ絵里では微妙な茶葉の入れる時間を調整するのは難しいようだ。次には、ここをキチンと教えなければと、にこは心の中にメモしておくことにした。

穂乃果「またにこちゃんったらー」

絵里「にこはいつも面白いわね」

かなり本気の入った嫌味も、この二人組には通用しそうにない。そういえば絵里はいちいちあやまっていた可愛い時期もあったな、と思い出す。

にこ「特に用が無いってことはわかったわ。そのかわりお茶が済んだらまっすぐ帰ってよね」

にこは背をだらしなく持たせかけながら、肘をついた格好で言った。ちらりと二人の視線が寝室に行ったのを、にこは見逃さない。

5 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:36:54.61 ID:u8g/FPI7.net
これ知ってるぞ

6 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:37:30.93 ID:6V6VBzHy.net
駆け出しアイドルとして覚悟を決めたにこのアパートは人を泊めてもある程度の余裕があり。何度も目線が寝室へ向かうのは、今日も二人は泊めてもらうのを当てにしてのことだろう。

穂乃果「あ〜、えーっとね」

絵里「実は……」

黙ったままのにこにごまかしは通じないとあきらめたのか、恐る恐ると言った風で切り出してきた。

穂乃果と絵里は交互ににこのアパートににやってこようということになった経緯話してくる。

7 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:37:38.32 ID:BbQ4Cbyo.net
死ね

8 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:40:55.38 ID:XEsNn9g2.net
再再再放送ぐらいの気が

9 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:41:57.22 ID:6V6VBzHy.net
にことしてはいちいち聞くまでも無いことだったが、穂乃果はいつも通りことりのドが過ぎる求愛に対して、逃げてきており。
絵里は絵里で全くいつもと変わらず、希のスピリチュアルなお遊びに付き合わされて、気まぐれが通り過ぎるのをやり過ごそうと、部屋を飛び出してきたのだった。

穂乃果は絵里を当てにし、絵里は穂乃果を当てにしていたところ思惑が外れ、最後の手段としてにこのところを尋ねて来たらしい。

にこ「いやよ」

それが二人の話を聞いたにこの第一声だった。

穂乃果「ええ!?ぅ絵里ちゃん!どうしよう!」

10 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/10/05(水) 23:44:25.00 ID:6V6VBzHy.net
絵里「そんな…一晩だけでいいの。一日もしたら希は忘れてしまうから!その間をやり過ごすだけでいいのよにこぉ…」

絵里のほうが穂乃果よりもよほど家に帰りたくないのか、にこの返答に気色ばんで詰め寄ってくる。

にこ「だってねぇ。私の部屋を何かあるたびの避難所にされたら、あんたらを三日に一度は泊めないといけなくなるでしょうし」

穂乃果「私はにこちゃんのうちに泊まるの楽しいよ?」

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