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絵里「毛ガニ漁をしてきたわ!」
- 1 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 16:44:25.10 ID:h1VmP4DW.net
- ちょっと早いけど凛誕
- 2 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 16:46:18.47 ID:h1VmP4DW.net
- 星空凛誕生日パーティー会場
絵里「というわけで、ベーリング海で毛ガニ漁をしてきました!」
ドサッ
穂乃果「うわーおいしそうー!」
花陽「毛ガニの丸茹でに、毛ガニご飯…おいしそうですぅ…!」
海未「…二人の食べる量は、しっかり監視させてもらいますからね」
にこ「こんなに毛ガニか…どうしたのよ?」
絵里「ふふーん、それはね…凛の誕生日プレゼントにリクエストされたのよ!」
にこ「げっ!マジ?」
絵里「本当、凛は無茶を言うわよね…こんなのロシアの血の私じゃなかったら死んでたわ?」
絵里「みんなもさぞかし、大変なプレゼントを頼まれたんでしょう?」
- 3 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 16:47:49.87 ID:h1VmP4DW.net
- 真姫「希からみんなに通達された凛の所望している誕生日プレゼントのリクエスト」
真姫「私なんて、『真姫ちゃんがいいと思った景色を
カメラに収めて写真にしてくれればいいから』だったわよ?」
にこ「にこなんて、私と妹達が描いた
凛の似顔絵がいい!なんて言われたのに!」
にこ「絵里だけ厳しすぎぃ!」
穂乃果「穂乃果はね?凛ちゃんラーメン1年分だったよ?大好きなんだってさ!」
花陽「私は…ここにある大量のおにぎりがそうです!」
ことり「私はチーズケーキだよ!いつものだけど…」
- 4 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 16:52:24.37 ID:h1VmP4DW.net
- 絵里「そんな…なぜ私だけ…」がくっ
絵里「死にそうになったんのよ?」
穂乃果「でも絵里ちゃん、なんだか逞しなったよね!?」ニヤニヤ
凛「絵里ちゃんは元からにゃ」
希「まぁまぁ…」
希「そんな苦労したエリチを、カメラで撮影して編集したから!」
希「みんなでそれを鑑賞しよっ!ねっ?」ピッ
ガーッ…
穂乃果「うわっ、プロジェクターが降りてきた!」
海未「わざわざパーティー会場を借りた甲斐がありましたね」
凛「ほら、絵里ちゃん振って振ってぇ?」
絵里「え?ええ…それでは、どうぞ!」
- 5 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 16:54:59.05 ID:h1VmP4DW.net
- 午前8時
絢瀬家玄関前
ガチャッ
希『おはような〜エリチ』
絵里『あぁ、おはよう…』
希『凛ちゃんの誕生日で、凛ちゃんがエリチにプレゼントして欲しいものが…』
希説明中…
絵里『毛ガニって今いるの?』
希『毛ガニ漁の最盛期は真冬だけど
秋から獲れ始めるんよ』
- 6 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 16:59:04.29 ID:h1VmP4DW.net
- 絵里『秋なのに…行ってもあまり獲れないでしょう』
希『でも、ワクワクするやん?』
絵里『ワクワク…する?しないわよね』
希『そうだ!せっかく海行くから、なんかしたい事ある?』
絵里『海でやりたい事と言えば…泳ぐとか?』
希『その気持ち、カメラに向かって?』
絵里『え?えーっと…泳ぎたいです』
希『もっと』
絵里『え?もっと…?』
希『もうちょいテンション上げて行こうやー、もっと元気よく、さぁ!さぁ!』
絵里『分かったわよ…』
絵里『泳ぎたい!!!』
絵里『泳ぎたいです!!!!!!』
絵里『ここまで言ってなんだけど、今は秋だから泳げないわね』
希『まぁまぁ、別にええやん?』
絵里『あとさ、ここ、私の家だから…朝早いから近所の目もあるし…家の中で亜里沙も交えて話しましょうよ…』
- 7 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:00:34.05 ID:HLXbfrJ8.net
- 気が早すぎだろ
- 8 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:02:08.91 ID:h1VmP4DW.net
- 乗り気でない絵里を強引に連れ出し…
希『それじゃあ出港やね』
海未『さてひと仕事してきましょう!』
港を出航する船の映像
で、その後いろいろありまして…
金髪が海風に靡く絵里の静止画
なんなロープを引っ張ってる絵里の静止画
船酔いして座り込んでいる絵里の静止画
さらにいろいろありまして
絵里『わ!獲れた!獲れたわぁ!』
網にかかった毛ガニを持ち上げ、満面の笑みの絵里
エリーチカが毛ガニ漁、してみました 完
撮影・編集 東條希
にこ「って、終わりかーーーいwww」
- 9 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:03:35.56 ID:h1VmP4DW.net
- 凛「にゃっはっはっはっwwwwww」
絵里「待って待って!ちょっと!終了!じゃないわよ!!!」
穂乃果「絵里ちゃん頑張ったね!」
絵里「いや、もっとその頑張ってる姿映しましょうよ!ねぇ!」
希「映してたやん?」
絵里「映してたって、どうして途中から紙芝居形式になるのよ!
スチル画像になって!!」
- 10 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:06:05.96 ID:PFZtyFCy.net
- スレタイに才能を感じる
- 11 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:11:36.74 ID:h1VmP4DW.net
- 海未「うーん…でもだいたい分かったですしね」
希「出港して酔ったり色々あって、結果的に獲れたんだな、って分かったやん?」
絵里「いや、色々ありましてをじっくり見せるところでしょうここは!」
絵里「色々あった所を完全に端折ってるじゃないの!」
穂乃果「でも大体分かったし…」
希「大変だったん?」
絵里「いや…大変って…、途中で半分死にかけたのよ!
だから見てください!ってVTR振ったんでしょ?私に」
絵里「VTRの前は、あまり説明しなかったでしょう?
だってVTRに凝縮してあると思っていたし…、でもあまりに凝縮しすぎでしょうコレ!!!」
- 12 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:21:23.00 ID:h1VmP4DW.net
- 真姫「うーんでも大体分かったしいいじゃないの」クルクル
絵里「よくないわよ!」
希「まぁまぁエリチ。あまりこれで時間取るわけにもいかんのよ
この会場、抑えてあるの3時間だけやし」
希「みんなのプレゼントとかもまだあまり見とらんしね」
絵里「もう…」
凛「でも安心して絵里ちゃん!」
凛「今は位顔している絵里ちゃんも、もう少ししたら満面の笑みになれると思うにゃ!」
絵里「?そ、そうなの…」
- 13 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:22:56.93 ID:h1VmP4DW.net
- 凛「ところで、話は変わるけど、なんと!凛の誕生日パーティーになんと祝電が来たの!」
穂乃果「うわぁすごい!」
凛「今から読み上げるね!」
凛「『凛ちゃん、μ'sの皆さんこんにちは』こんにちは!」
穂乃果「こんにちはだよっ!」
凛「『凛ちゃん、お誕生日おめでとうございます』アリガトにゃ♪」
凛「『私事になるのですが、私の密かな夢は大工さんになることです
家を建てたり、リフォームをするのが夢なんです』」
凛「『特に今、リフォームはブームなのでぜひやってみたいですね』」
- 14 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:26:25.74 ID:h1VmP4DW.net
- 凛「『ということで、やってみました』」
凛「えーと…東京都の、星空凛さんからの祝電…」
にこ「ちょっと待てい!!!」
凛「星空凛ちゃん、ありがとねー!」フリフリ
にこ「それ、凛がわざわざ自ら祝電打って…?」
凛「凛ね…お父さんが建築家なんだけど…」
海未「はい、それは知っていますがね…」
凛「小さい頃の夢は建築家だったにゃ!」
海未「へぇ…初耳です」
凛「これ、本当の話なんにゃ…ただ、凛って手先が不器用だから…あきらめたのんだで」
ことり「あぁ、凛ちゃん、前衣装作り手伝ったとき
針で指刺しまくって、それから二度と手伝わなくなったよねー」
にこ「そういうのは言わなくてよろしい」
凛「でも、この誕生日っていう、
凛が何やっても許されるという絶好の機会が来たので」
凛「えっと…実際にやってみたにゃ」
- 15 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:28:19.73 ID:uZBeZshb.net
- 絵里「えっ…」
希「どうしたん?エリチ」
絵里「ほのかに…嫌な予感がしてきたんだけど…」
穂乃果「私がどうしたの!?」
凛「まぁそれは見ればわかるというこで…VTR、スタートにゃ!」
- 16 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:34:14.67 ID:h1VmP4DW.net
- 東京都音ノ木
神田川も程近いこの閑静な住宅街に、
ある問題を抱えたお宅がありました。
ーーー絢瀬家
この家が抱える問題を、依頼者はこう語ります。
- 17 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:35:09.88 ID:h1VmP4DW.net
- 絵里『秋なのに』
絵里『私の家』
絵里『ワクワク』
絵里『しないわよね』
絵里『もっと』
絵里『家の中で』
絵里『泳ぎたいです!!!』
ドッ!w
絵里「ねつぞーよぉ!ねつぞー!!!」
希「言うてたなw」
この絢瀬家は、築10数年の家屋。
特に新しくもなく、情緒もなく、
家主に似て、どこかポンコツな家でした。
この家に、絢瀬さんは妹と二人で暮らしています。
- 18 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:36:45.53 ID:h1VmP4DW.net
- ドアを開けると、広い玄関。
多数の来客に対応できると自慢げですが、どこか暗いです。
絵里「なんでよ!」
普通の壁に囲まれたリビングは、寛ぐだけの空間。
まるで、灼熱の太陽を忘れた牢獄のよう…
リビングの横にある階段、その存在は
2階との昇り降りのためだけにあると言わんばかり
絵里「そーゆーもんでしょ!階段って!ねぇ面白い階段ってないでしょ!?」
白いタイルに囲まれた、使い勝手が良さそうなバスルーム。
身体を洗うための空間に過ぎません。
絵里「いや、そーいう場所よ!?」
外には車を停められるガレージ。
コンクリートで塗り固められ、冷気さえ感じます。
- 19 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:40:33.91 ID:h1VmP4DW.net
- 絢瀬さんの願い。
それは、秋を感じさせるワクワクした家にして欲しい
というものでした。
その願いを叶えるべく、一人の匠が立ち上がりました。リフォームの匠、星空凛。
ラーメンに己の命を賭け、
ラーメンに魂を捧げるその姿は、まさに仕事の鬼。
自分の手がけるラーメンで、人の笑顔を見るのが生き甲斐の、今時珍しい職人。
彼女の目には、いつでも完成したラーメンの姿が浮かんでいるのです。
絵里「いや、リフォームじゃなくてラーメン作りなさいよ!」
彼女の技は、破壊から始まる創造。
いつしか人は、彼女の事を素材の味デストロイヤーと呼ぶようになりました。
凛『目を細めるんにゃ…』
凛『そうすると…目に見えないものが見えてくるじゃないですか』
凛『あれ、穿いてないじゃにゃいか?』
にこ「なんなのよそれwww」
- 20 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:41:13.62 ID:h1VmP4DW.net
- 匠にとっても初めてとなる、絢瀬家のリフォーム
匠の手によって、絢瀬家はどう生まれ変わるでしょうか
大改造!!悲劇的ビフォーアフター
- 21 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:42:36.46 ID:h1VmP4DW.net
- 元ネタはふかわのアレ
- 22 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:55:12.29 ID:OouaG3JQ.net
- 誤字多すぎない
- 23 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2016/10/22(土) 17:59:30.65 ID:h1VmP4DW.net
- スマホでポチポチだから…
動画見てたら思いついただけのss
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