俺「……」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

1 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:48:06.77 ID:vumyF/k8.net

俺はどこにでもいる高校生、黒澤家の長男だ。
今日は妹の親友花丸から借りた本を読んでたところだ。たまにはこうやって自分だけの世界に没頭するのも悪くないな、しかし……

ルビィ「ねぇ、にぃに〜」ﾕｻﾕｻ

俺「…………」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

ルビィ「にぃに〜、るびぃと遊ぼぅょ」ﾎﾟｺﾎﾟｺ

俺「…………」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

ダイヤ「何ですのそれ？私にも見せてくださいましぃ」ﾁﾗﾁﾗｯ

俺「……ちっ…」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

だいるび「ねえねえ！」ｷｬｯｷｬ


俺「あーもう！ちょっと出かけてくる」ｶﾞﾀｯ

2 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:48:43.32 ID:vumyF/k8.net

図書館

俺（ったく、毎日毎日あいつらときたら……俺を何だと思っていやがる）

花丸「んん……よっ……」ｸﾞｸﾞｯ

俺（おっ……花丸じゃん、何でこんなとこに）

3 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:49:08.26 ID:vumyF/k8.net

花丸「も……少し……んっ」ｸﾞｸﾞｯ

俺「よっと……この本か？」ｶﾀｯ

花丸「ありがとうございます………あ！……ルビィちゃんのお兄さん！」

俺「そういえばこの本ありがとうな、凄く面白いよ」

花丸「気にいってくれてよかったずら！でもどうして図書館にいるずら？」

俺「あぁ……まあ、色々とな」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

4 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:49:42.78 ID:vumyF/k8.net

俺「花丸こそ何してんだ？」

花丸「ん？マルは本が大好きだからよくここにくるんだよ」

俺「そうなんだ、良かったらおすすめ教えてくれよ」

花丸「う、うん！」


花丸「これとこれと…あと、これも！」ｷﾗｷﾗ

俺（どんだけ読んでるんだよ……こいつ何者だ）

5 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:50:24.79 ID:vumyF/k8.net

数日後　図書館

俺「昨日のおすすめ全部読んでみたけど中々面白かったぞ、ありがとな」

花丸「え！？あの量をもう読んだの？凄いずら！」

俺（気づいたら毎日のようにここに通ってるな、やれやれ）

俺「他におすすめはないか？」

花丸「う〜ん……あっ、そうだ」

6 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:51:11.90 ID:vumyF/k8.net

花丸「どうぞー」ｶﾞﾁｬｯ

俺「へぇ、ここが花丸の部屋か、凄い本棚の数だな」

花丸「えへへ、気づいたらこうなってたんだ//」

花丸「マルはお茶入れてくるから適当にくつろいでて」ｶﾞﾁｬｯ

俺（ふう……しかし、凄いな……ん？これは）ｽｯ

俺（ふむ……官能小説か、ちょっと読んでみるか）ﾍﾟﾗｯ

7 ：名無しで叶える物語(茸)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:51:18.67 ID:ZyFwsW0g.net

朝からこんな妄想文に起こしてさらに匿名掲示板に書き連ねて悲しくないか？

8 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:52:00.89 ID:vumyF/k8.net

俺（兄と妹の許されざる身体の関係ってやつか……現実であるわけねーよこんな事、こじらせすぎだろ）

花丸「おまたせずら、ん…何みてるずらぁ？」

俺「あ、わりぃ勝手に読んでた」

9 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:53:02.44 ID:vumyF/k8.net

花丸「……そ、それ……//」ｶｱｱｱ

俺「ん？おまえこういうのも読むんだな」

花丸「だめぇ！！返してぇ///」ｶﾞﾊﾞｯ

俺「おわっ、いきなりどうしたんだよ」

花丸「……………マルもね」

花丸「………本当は…お兄ちゃんが欲しかったずら」

10 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:53:32.26 ID:vumyF/k8.net

俺「そうなのか？だからこれ読んでたのか」

花丸「………///」ｺｸﾝ

俺「まぁ俺にとっちゃ、おまえもルビィも妹みたいなもんだけどな」

花丸「…え……ほんとに……」

11 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:54:09.20 ID:vumyF/k8.net

俺「当たり前だろ」

花丸「……じゃ、じゃあね……お兄ちゃんって、これから読んでもいーぃ？」

俺「うん、いいぞ」

花丸「…んへへ………お兄ちゃん♡…」

俺「おう、花丸」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

花丸「……あのね……マルね……お兄ちゃんにお願いがあるずら」

俺「ん、何でも言えよ」

花丸「…………あの本みたいなことね……したぃ」ﾎﾞｿｯ

12 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:54:56.33 ID:vumyF/k8.net

俺「え…それってどういう事」

花丸「………だからね………お兄ちゃんとね…」

花丸「………えっちなこと………してみたぃ…。」

俺（はぁ！？）

俺「わかったよ……で、例えば？」

13 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:55:37.36 ID:vumyF/k8.net

俺（でも下手に断るとルビィに伝わって面倒くさい事になりそうだしな……くそっ）

花丸「……まずね……キス……してほしぃ」ﾎﾞｿｯ

俺「そんな事かよ……ほら、目瞑っとけ」ｸｲｯ

14 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:56:39.34 ID:vumyF/k8.net

　ﾁｭｯ…ﾇﾁｬﾆﾁｬ…ﾁｭﾊﾟｯ♡

花丸（……ん……っふぅ……舌が……。）

花丸（…ふぇ……いやらしい音……立ててる…。）

俺「ふう……」

花丸「……あとね…身体…触ったり……舐めたり…」

俺「はい、じゃあ脱がせるぞ」ｼｭﾙｼｭﾙ…ﾊﾟｻｧ

俺「お尻こっちに突きだして、パンツ脱がすから」ｸﾞｲｯ…ｼｭﾙｼｭﾙ

15 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:57:13.93 ID:vumyF/k8.net

花丸（……やぁ……下だけ裸にされたよ………こんな…）ｶｱｱｱ

花丸（……今まるの……お尻の穴も……大事なとこも………全部見られてるよ……こんな変態みたいな…）ﾊｧﾊｧ

花丸（はぁっ……お尻……撫でられてる……ん…）

　　プルルルル

俺「電話だぞ、出た方がいいんじゃねーの、ほら」

16 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:58:01.04 ID:vumyF/k8.net

ルビィ「もしもし、花丸ちゃん」

花丸「……んん………どう……したずらぁ……るびぃちゃ………ひぐっ」ﾋﾞｸﾝ

ルビィ「今からね、善子ちゃん花丸ちゃんの3人で、お出かけしようと思って……。」

17 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:58:32.31 ID:vumyF/k8.net

花丸「…ん……そう……なの……ひゃっ！？…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

花丸（……そこ……お尻の穴だよ……）ｶｱｱｱ

花丸（…舐めちゃ……らめぇ……汚いよぅ……///）ﾊｧﾊｧ

ルビィ「花丸ちゃん…さっきから様子が変だよ、どうしたのぉ？」

花丸「……ふーっ……っんふ………何でもないよ、マルは……ちょっと用が……あるずら」ｶﾞｸｶﾞｸ

18 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:59:09.12 ID:vumyF/k8.net

ルビィ「？？わかったょ……じゃあまた明日ね」ﾋﾟｯ

花丸「………ねぇ……何で…お兄ちゃん……イジワルするのぉ………」

俺（はあああ？！逆ギレかよ）

花丸「……もう………まるは……いつでも……いいよ」ﾊｧﾊｧ

花丸「……お兄ちゃ……ちょうだい………」

19 ：名無しで叶える物語(やわらか銀行)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 05:59:46.08 ID:vumyF/k8.net

　　　ｶﾞﾗｶﾞﾗ…
善子「丁度近く通ったから遊びにきてみたわよ、ずら丸〜。あれ、聞こえてない？じゃ勝手に上がるわ」ｽﾀｽﾀ

花丸「……もう……中に……はやくぅ」ﾊｧﾊｧ

俺（これ終わったら本借りて帰ろう……）

　　　ドアバァンッ
善子「待ちくたびれたわ、リトルデーモ…え！？」

俺「おう、お前も来てたのか」

花丸「善子ちゃん！？これは……違うずら！」

俺「へ？だってお前がお兄ちゃんと小説みたいな事した……」

善子「マジで死ね！変態！」　バキィッ！

俺「いってぇ！いきなり何すんだよ善子！」


おしまい

20 ：名無しで叶える物語(たこやき)＠＼(^o^)／：2016/11/20(日) 06:02:57.19 ID:flGlyA4C.net

乙
もうこの終わり方が伝統芸になっててワロタ