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にこ「恋人は凛って言いたい」
- 1 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 10:59:14.03 ID:CJQON6f9.net
- 屋上
にこ「それじゃ、揃うまでにこにこにーの練習よ!」
凛「…ナニソレ。イミワカンナイ。」クルクル
真姫「…!ちょっと凛、それ誰の真似よ!」
花陽「凛ちゃん…」
にこ「いいから、やるわよ!!」
にこ「にっこに…」
ガチャッ
絵里「…あら、みんな早いわね。」
希「おまたせー。」
にこ「ちょっと!!せめて最後までやらせなさいよ!!」
希「…ん?どうかしたん、にこっち?」
- 2 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 11:04:44.91 ID:CJQON6f9.net
- 誰か続けて
- 3 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 11:16:54.32 ID:7WJsGdcf.net
- は?
- 4 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 11:37:52.38 ID:QKldQ7YT.net
- にこ「まったくもう!」
にこ「こうなったら、にこにこあるあるよ!いくわよみんな!」
凛「あるある追いかけてー」
真姫「あるある追いかけてー」
花陽「小さな願いがあーるあるいいたい〜」
にこ「できるかも、あるあーるいいたい〜」
- 5 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 11:50:03.12 ID:QKldQ7YT.net
- 凛「あるあるいいたいよー」
真姫「あるあるいいたいのままに」
花陽「あるあるいいたい風吹く道〜」
にこ「あるあーるを〜、いーいたーいよ〜」
にこ「あるあるいいたいとー飛ぶよー」
- 6 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 11:53:28.32 ID:QKldQ7YT.net
- 凛「きっと青春があるあるー」
真姫「その瞬間があるあるー」
花陽「笑顔ならあーるあるをーいいたいよ〜」
凛「きっとあるあるいうよー」
真姫「そのあるあるもういうよー」
花陽「あるあるをいっちゃうよ〜」
にこ「恋人は凛にしがち〜」
ギブアップにこ
- 7 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:00:32.04 ID:Cu4fZAAr.net
- 恵まれたタイトルからクソみたいな作者…
- 8 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:08:13.95 ID:CJQON6f9.net
- うるせーにゃ
- 9 :名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:22:12.21 ID:qeewpCG+.net
- 凛「えっ」
えりのぞまきぱな「えっ」
にこ「...あっ」
花陽「にこちゃん今...」
真姫「...うそ」
絵里「にこ、あなた凛のことを」
にこ「ち、ちちちがうのよ!今のは口が勝手に!」
凛「え、えっと、その、あの」
凛「」ボン
希「わっ、凛ちゃんが、ショートした!」
- 10 :名無しで叶える物語(関西地方)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:26:04.88 ID:OoqcYrip.net
- http://i.imgur.com/LEV77x8.jpg
- 11 :名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:27:37.16 ID:qeewpCG+.net
- 花陽「凛ちゃん!しっかりして!」
凛「にゃー...」プシュー
真姫「わっ、熱い!」
希「へぇ〜、にこっちは凛ちゃんと恋人になりたかったんか〜」ニヤニヤ
にこ「ば、バカ言ってんじゃないわよ!だだ、誰が!」
絵里「顔真っ赤よ、にこ」
にこ「!」
希「ほらほら、凛ちゃんをどうにかしてあげなにこっち」
にこ「...ぅぅうるさーーーーーい!!」ダダダダ
絵里「あ!にこ!」
ガチャ バタン
絵里「行っちゃった...」
希「ほほう、面白くなってきたやん」
- 12 :名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:32:13.01 ID:qeewpCG+.net
- あとは任せろと言いたいがうんこと講義の時間が
- 13 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:32:48.11 ID:73FUCENA.net
- >>12
代わりに行っといてやるからはよ
- 14 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:43:58.50 ID:q4ZFc3KJ.net
- 〜廊下〜
にこ「ハァ…ハァ…」
にこ (にこのバカ!何口走ってるのよ‼︎)
にこ (恋人は凛にしがち〜なんてふざけたこと…)
にこ (凛…///)
にこ (って何照れてるのよっ!///)
にこ (なんか戻りにくいし、このまま帰っちゃおうかしら…)
穂乃果「やっばい!練習に遅れちゃうよ〜!」
海未「ですから、昨日までに生徒会の仕事を終わらせないから…」
ことり「まぁまぁ海未ちゃん落ち着いて…」
穂乃果「あれっ?にこちゃん?」
にこ (げっ!)
- 15 :名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:45:31.09 ID:qeewpCG+.net
- 花陽「凛ちゃん、しっかり」
凛「...」プスプス
真姫「凛!」
凛「...」
真姫「...だめね、伸びちゃってるわ」
花陽「ど、どうしよう...」
絵里「凛は少し休ませましょう。それより...」
希「にこっちはウチに任せて。ちょっと探してくる」
真姫「私も行くわ」
希「真姫ちゃんは凛ちゃんを見ててあげて。代わりに...花陽ちゃん」
花陽「私?」
希「うん、付いてきてくれる?」
花陽「...うん、分かった」
希「ってことでよろしくな、えりち」
絵里「分かった。頼むわね希、花陽」
希「行くよ花陽ちゃん」
花陽「うん!」
- 16 :名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:46:27.23 ID:qeewpCG+.net
- >>14
すまん、余計なことした
あとはよろしく
- 17 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:53:17.97 ID:q4ZFc3KJ.net
- いや、こちらこそすまん余計なことした
あらにまかす
- 18 :名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 12:57:17.60 ID:qeewpCG+.net
- >>17
今から講義だから書けない
ここはiPhoneに任す
- 19 :じゃあ少しだけ(SB-iPhone)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 13:10:02.96 ID:q4ZFc3KJ.net
- 穂乃果「それで海未ちゃんがね〜…」
海未「ほ、穂乃果!その話は…」
ことり「あはは…」
にこ (結局逃げる言い訳が思いつかずにまた屋上に逆戻り…)
にこ (凛とどんな顔して話せばいいのかしら…)ハァ-
ガチャッ
希「行くよ花陽ちゃん」
花陽「うん!」
穂乃果「わっ!花陽ちゃんに希ちゃん?」
- 20 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 13:15:45.32 ID:q4ZFc3KJ.net
- にこ「げっ、希…」
希「にこっちおるやん!」
海未「にこも希もどうしたんですか…?」
希「ふふふ…にこっちがなぁ…」ニヤニヤ
にこ (無駄にムカつく笑みね…)
希「まぁ、立ち話もなんやからとりあえず上がってや」
にこ「何自分の家に上げるみたいな感じに言ってるのよ…」
- 21 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 13:21:26.85 ID:q4ZFc3KJ.net
- かくかくしかじか
穂乃果「えーっ!にこちゃん凛ちゃんのことが好きなのー⁉︎」
にこ「声が無駄に大きいっ!」
希「凛ちゃんもあの通りお熱や」
凛「」ポ-…
真姫 (まだ治らないのね…)
花陽「にこちゃんにはちゃんと責任取ってもらいます!」
にこ「バッ…せ、責任って…///」
穂乃果「そうだそうだー、責任取れー!」
にこ「あんたはうるさいのよっ!」
- 22 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 13:22:10.07 ID:q4ZFc3KJ.net
- 俺もこの後用事あるから誰か続き頼む
- 23 :はなよ盆地(やわらか銀行)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 13:37:39.55 ID:XPAUX0Pu.net
- ケーキ入刀並の共同作業
- 24 :はなよ盆地(やわらか銀行)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 13:38:52.86 ID:XPAUX0Pu.net
- にこ「凛!!!すき!!よ」
凛「いっくにゃーーー!!」(*´³`*) ㄘゅ💕
希「おあついやんなぁ」
襟「ハッピーエンドね♪」
- 25 :名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 13:39:28.84 ID:qeewpCG+.net
- 一応保守
講義終わったら多分書く
- 26 :名無しで叶える物語(公衆)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 15:31:43.33 ID:jU6FEGmF.net
- にこりんいいゾ〜
- 27 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 16:31:52.24 ID:CJQON6f9.net
- (´・ω・`)わーい
- 28 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 17:30:31.31 ID:wjiod4A8.net
- 講義長くね
風邪ひいてしまう
- 29 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 18:09:27.31 ID:8cUGxovB.net
- あら待ってるぞ
- 30 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 20:13:42.37 ID:l/17FaYw.net
- もう終わってるやろ
- 31 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 20:55:31.57 ID:vITM6Wdy.net
- 回線変わったけどあらです
ちょっと待ってて
- 32 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:14:20.41 ID:vITM6Wdy.net
- ことり「知らなかったなぁ。にこちゃんが凛ちゃんを好きなんて」
にこ「いやだから...その...」モゴモゴ
海未「どうしました?聞こえませんよ?」
にこ「うるさいのよ幼馴染みトリオ!」
海未「だって聞こえない...」
にこ「分かった分かった!言う!言えばいいんでしょ!」
- 33 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:17:51.86 ID:vITM6Wdy.net
- にこ「わたし!矢澤にこは!星空凛のことが!」
にこ「好きよーーーーーーー!!」
穂乃果「おおーー!学校へ行こうみたい!」
真姫「にこちゃんが壊れた...」
ことり「一周回って凄いことしちゃったね」
海未「ご近所迷惑ですよ」
希「海未ちゃん、今はそんな場合じゃないから、ね?」
- 34 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:20:23.45 ID:vITM6Wdy.net
- にこ「はぁ...はぁ...」
花陽「だって、凛ちゃん?」
絵里「どうする?」
にこ「へ?」クルッ
凛「...」
にこ「り、凛...」
花陽「凛ちゃん、ほら」ポン
凛「...うん」
- 35 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:24:46.04 ID:vITM6Wdy.net
- にこ「えと...」ジリ...
絵里「もう逃げちゃダメよ、にこ」ガシッ
にこ「絵里...!」
絵里「ほら、ちゃんと凛の方を向いて」グイッ
にこ「うぅ...」
絵里「にこ、お姉さんなんだから。ね?」
にこ「...わ、分かった」
- 36 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:30:45.09 ID:vITM6Wdy.net
- 凛「...」
にこ「...」
凛「にこちゃん」
にこ「な、なに?」
凛「あのね...」
にこ「うん」
花陽(凛ちゃん頑張れ...!)
真姫(じれったいわね、早く言いなさいよ)
ことり「クラッカーとか用意しなくてよかったかなぁ?」
穂乃果「はっ!そうだよね、華やかにお祝いしないと!」
海未「ではダイソーに買いに行きましょう」
希「頼むからじっとしてて二年生。まだ終わってないから」
- 37 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:37:42.29 ID:vITM6Wdy.net
- 凛「...っ」
にこ「...」
凛「凛...凛ねにこちゃんのことが」
にこ「あんたのことが好きよ、凛」
凛「え、ちょ?」
にこ「さっき思いっきり叫んじゃったけどね...」
凛「にこちゃん...?」
- 38 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:41:40.29 ID:vITM6Wdy.net
- にこ「ごめんね、途中で切っちゃって」
凛「いや...」
にこ「でもね、告白するなら私から言いたかったの。受け身なんて性にあわないわ」
凛「にこちゃん...!」
にこ「その...良かったら返事を聞かせてくれないかしら?」
- 39 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:44:10.51 ID:vITM6Wdy.net
- 凛「...!」ダキッ
にこ「わっ!」
凛「にこちゃん大好きにゃーーーー!!」ギュウウウウウ
にこ「ちょっと、苦しいわよ...」
凛「にこちゃん、にこちゃん...!」スリスリ
にこ「...ふふっ、これからよろしくね凛」ギュッ
凛「うん!よろしくおねがいします!」
- 40 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:49:43.34 ID:vITM6Wdy.net
- 穂乃果「せーの...」
ことほの「えんだあああああああいやああああああああ!!」
穂乃果「って、何で海未ちゃん言わないの!?」
海未「いや急に恥ずかしくなりまして...」
穂乃果「ダメだよ!ちゃんと二人の門出を祝わないと!」
ことり「もっと別の歌でもよかったような...」
希「ちょっと...まぁいいか」
真姫「ふう、良かったわね」
絵里「ええ。ね、花陽.....花陽?」
花陽「うぅ...良かった...ひぐっ、凛ちゃん、にこちゃん...よかったね...!」ポロポロ
絵里「あらあら...」
真姫「花陽...」
- 41 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 21:58:38.15 ID:vITM6Wdy.net
- 希「花陽ちゃんは二人が大好きやもんね」
花陽「うん...!私、すっごく嬉しい...!」
真姫「もう...大げさよ、花陽」
絵里「あら、真姫も目がウルウルしてるわよ?」
真姫「してないわよ!これは目にゴミが...!」
絵里「はいはい」クスッ
真姫「もう!」
- 42 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 22:08:14.19 ID:vITM6Wdy.net
- にこ「騒がしいわね...」
凛「えへへ、楽しそうだにゃ」
にこ「...行く?」
凛「うん!」ギュッ
にこ「こら、そろそろ離れなさい」
凛「えへへー」
にこ「もう...」
穂乃果「お熱いね!お二人さん!」
ことり「ラブラブだね〜♡」
海未「は、破廉恥です!」
にこ「あんたら何なのよ!」
ニコチャンカオマッカー ウルサイ! リンチャンモー ホノカチャンウルサイニャー
希「...良かったなぁ。にこっち、凛ちゃん」
花陽「うん...!」
- 43 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 22:08:44.17 ID:vITM6Wdy.net
- 終わり
雑ですまん
- 44 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 22:12:53.70 ID:YuqUtEnI.net
- 感謝の言葉しか出てこない
乙がとう
- 45 :名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 22:18:24.44 ID:icDn4r1N.net
- スノハレは関係あった?
- 46 :名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/:2017/01/06(金) 22:25:49.24 ID:3kJSA51r.net
- リレーssっぽい感じになっててわろた
- 47 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 08:45:01.17 ID:7zxLndBn.net
- >>1の続き
- 48 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 08:46:15.94 ID:7zxLndBn.net
- にこ「まったく、これからって時に…」
にこ「罰として、アンタ達も参加よ!」
にこ「せーのっ…」
にこ「にっこにっこ…」
ガチャッ
穂乃果「おっはよー!!」
海未「おはようございます。」
ことり「遅れてごめんねっ。」
にこ「…」ジィー
穂乃果「?どうしたのにこちゃ…!?」グィー
穂乃果「い、いひゃいよ、にほひゃん…」
にこ「穂乃果まで〜…!!」
凛「にこちゃん、もう諦めるにゃー。」
にこ「ったく…」
- 49 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 08:46:50.72 ID:7zxLndBn.net
- 海未「何があったのかは分かりませんが…とりあえず、練習を始めましょう。」
花陽「はいっ。」
真姫「…ほら、にこちゃんもふくれてないで。」
にこ「…」プクー
花陽「あ、あとで一緒にやろうね、にこちゃん。」
希「ほら、にこっち。可愛い顔が台無しやん?」
にこ「…分かったわよ。」
真姫「だいたい、いつもしてるんだし…」
にこ「アイドルは日々鍛錬なのよ!」
絵里「ほらほら、お話は後。次のライブも近いし、練習しましょ?」
海未「では、2人組でストレッチ、そのあとステップの練習から行きましょう。」
- 50 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 08:48:53.76 ID:7zxLndBn.net
- ……………………
穂乃果「ふう〜、今日も疲れたー。」
ことり「ふふっ。はい、穂乃果ちゃん。お水どうぞ♪」
穂乃果「ありがと、ことりちゃん。」
海未「穂乃果、少し動きが鈍くなってますよ。また太りましたか?」
穂乃果「うっ!?そ、そんなことないよ〜…」アハハ
花陽「おつかれさま、凛ちゃん。」
凛「かよちんお疲れ〜。」
花陽「すっごくおなかが減りました…」グゥー
凛「じゃあ、この間言ってたラーメン屋さん行こ?」
花陽「そ、それは流石に…太っちゃうよ…」
凛「大丈夫!なんとかなるにゃ!」
花陽「…真姫ちゃんはどうする?」
真姫「私は…今日は、遠慮しておくわ。」
花陽「そっかぁ…」
真姫「…次は、行くから///」
花陽「…!うんっ♪」
- 51 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 08:51:12.49 ID:7zxLndBn.net
- にこ「ふう…。」
にこ(今日はママも早く帰ってくるし…どこか寄り道して帰ろうかな。)
にこ(そういえば、前に探してたグッズ、入荷してるかしら…?)
タッタッ
にこ「う〜ん…」
ギュッ
にこ「ひゃあっ!?」
凛「にこちゃーん!一緒にラーメン食べに行くにゃ!」
にこ「り、凛!?」
凛「行くの?行かないの?」
にこ「分かったからとりあえず離して!」
凛「えー?なんでー?」
にこ「汗臭いじゃない!良いから、離れなさい。」
- 52 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 08:51:46.17 ID:7zxLndBn.net
- 凛「にこちゃん、全然汗臭くないよ?ほらっ。」ギューッ
にこ「!?ちょっ…やっ…におい嗅がないで…ッ」
凛「にこちゃん、いいにおいするにゃ〜。」
にこ「いいから、は・な・し・な・さ・い!!」
花陽「り、凛ちゃん…にこちゃん、嫌がってるみたいだし…」
凛「むう〜…」
にこ「…ほら、さっさとどいて。ラーメンは付きあってあげるから。」
凛「わーい!!」パッ
にこ「うわあ!?ちょっと急に…ッ!」グラッ
凛「にこちゃんっ!」
グイッ
ドサッ…
ちゅっ
- 53 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 08:52:47.41 ID:7zxLndBn.net
- 花陽「二人とも大丈夫!?」
凛「いたた…うん、凛は大丈夫。」
にこ「…」
凛「にこちゃん、大丈夫?…ごめんなさい。」
にこ「…」
花陽「?にこちゃん、どこか怪我しちゃった?」
にこ(…い、今のって…)
にこ(き…キス…)
にこ「え…?」
凛「…にこちゃん?」
にこ(凛…気付かなかったの?でも、あんな…)
にこの初めて…
にこ「…///」カァァ
- 54 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 09:30:14.31 ID:7zxLndBn.net
- 花陽「にこちゃん、顔真っ赤だよ?大丈夫?」
にこ「へっ!?あ、その、えと…」
にこ「きょ、今日は帰るわ!!」
凛「へ?」
にこ「悪いけど、また誘って?そ、それじゃ…!」バタバタッ
ガチャッ…バタン
花陽「にこちゃん、どうしちゃったんだろう…?」
凛「うう…嫌われちゃったのかな…?」
花陽「大丈夫、にこちゃんはそんな人じゃないよ。」
凛「うん。」
花陽「…ほら、凛ちゃん。ラーメン食べに行こう?」
凛「かよちん…!」
花陽「今日は、味玉凛ちゃんにあげる♪」
凛「えへへっ。かよちん、大好きにゃー!」
- 55 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 09:31:04.11 ID:7zxLndBn.net
- …………………………
帰り道
にこ「…」
にこ「…」
にこ(まさか、凛と…)
プニプニ…
にこ「柔らかかったな…」
にこ「…!!!!!」ボフッ
にこ「ち、ちが…これは、えと…そう、事故よ、事故///」
にこ「全然、気にしてなんか…」
にこ「そもそも、アイドルは恋愛NGだし!?」
にこ「…」
にこ(なにテンパってるのよ…ただの事故じゃない…)
にこ「はあ…明日からどんな顔して会えばいいのよ…」
- 56 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 09:34:22.92 ID:7zxLndBn.net
- 翌日 部室
ガラッ
にこ「…」ソソクサ
花陽「あ、にこちゃん!」
にこ「!」ビクッ
花陽「にこちゃん?」
にこ「…花陽だけ?」
花陽「うん。二人は、もうすぐ来ると思うよ?」
にこ「そう…」フゥ…
花陽「昨日は、ごめんね?凛ちゃんも、反省してたみたいだから…」
にこ「へっ!?あ、うん、別に…」
にこ「にこも、急に帰っちゃったし…」
にこ(あ…昨日の、思い出して…///)
ガラッ
凛「おまたせー!!」
- 57 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 09:34:52.78 ID:7zxLndBn.net
- にこ「り、凛…」
凛「あ、にこちゃん。」
凛「昨日は、ふざけてごめんね…?」
にこ「べ、別にいいのよ。私も、先に帰っちゃったし…悪かったわね。」
にこ(単なる事故なのに…凛がいると、意識しちゃって…///)
真姫「にこちゃん、顔赤いわよ?風邪?」
にこ「へっ?」
花陽「もしかして、昨日も体調わるかったんじゃ…?」
にこ「そ、そんなこと無いわよ!?至って元気…」
ピトッ
にこ「…えっ。」
凛「うーん、やっぱり少し熱いにゃ…」
にこ「ちょっ…凛…近い…///」
凛「かよちん、真姫ちゃん。凛、にこちゃんを保健室に連れて行ってくるね?」
にこ「か、風邪じゃないし…大丈夫よ。」
凛「いいから!ほらっ。」
にこ「ひ、引っ張らないでよ…!」
- 58 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 09:35:26.91 ID:7zxLndBn.net
- 保健室
凛「先生、いないね…」
にこ「まあ、放課後だしね。」
凛「大丈夫?頭いたくない?」
にこ「大丈夫って言ってるでしょ?心配しすぎなのよ…」
凛「だって…」
にこ「にこは風邪も引いてないし、昨日の事も気にしてないから。」
凛「…うん。」
にこ「まったく…」
ナデナデ
凛「…!」
にこ「アンタ、気分の落差が激しすぎでしょ…ほんと猫みたい。」
凛「…///」
にこ「…」ナデナデ
凛「…♪」
- 59 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 09:36:06.49 ID:7zxLndBn.net
- にこ「…ほら、そろそろ行きましょ?」
凛「じゃあ、熱さまシートだけでも貼ろ?」
にこ「だから、大丈夫だって。」
凛「…ほんとに?」ズィッ
にこ「う…///」カァァ
凛「ほら、やっぱり顔赤い。」
にこ「そ、それは凛が近いから…///」
凛「にゃ?」
にこ「な、なんでも無いわよ!!」
凛「…それじゃ、おでこ出して?」
にこ「…はい。」
凛「…それっ。」
ピトッ
にこ「つめたっ…」
凛「はい、オッケーにゃ♪」ニコッ
にこ「…アリガト///」
- 60 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 11:10:34.54 ID:RxfX3nHz.net
- 見たことあるぞクソ禿
- 61 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 15:07:48.71 ID:xI1xHuu6.net
- いいんでしょ
- 62 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 23:04:38.54 ID:dJgBJlDg.net
- 後日 昼休み
部室
ガラッ
にこ(今日は久々に、部室で食べようっと。)
ゴソゴソ
シュルッ
パカッ
にこ「…うん、我ながら上出来。」
にこ「いただき…」
ガラッ
凛「あ、にこちゃんいた!!」
にこ「凛…!?」
凛「凛も一緒にお弁当食べてもいい?」
にこ「いいけど…花陽たちは?」
凛「かよちんはアルパカのお世話で、真姫ちゃんは先生に呼ばれてるの。」
凛「一人で食べても良かったんだけど、誰かいるかな?って…」
- 63 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 23:05:05.44 ID:dJgBJlDg.net
- にこ「そう…いいわよ。一緒に食べましょ?」
凛「ホント!?」
にこ「…にこも、一人じゃ少し寂しかったし///」
凛「…!にこちゃん、大好きにゃー!!」ギューッ
にこ「あ、危ないでしょ!?」
凛「…あれ?にこちゃん、また顔熱いよ?」
にこ「へっ?き、気のせいよ、気のせい!!」
凛「…!卵焼きも〜らいっ♪」パクッ
にこ「あ、ちょっと!」
凛「うん…甘くて美味しいにゃ…」
にこ「まったく…」
凛「でもこれ、凛の家のとは味が違うね。何か使ってるの?」
にこ「妹達がまだ小さいから、砂糖はあまり体に良くないのよ。」
にこ「だから、砂糖の代わりに蜂蜜で味付けをしてるの。」
凛「蜂蜜?」
にこ「ええ。殺菌効果もあるから風邪予防にもなるし、意外と重宝するのよ。」
- 64 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 23:05:25.76 ID:dJgBJlDg.net
- 凛「へぇ〜…」
にこ「ていうか、さらっと人の物を食べてるわね…」
凛「えへへ、だって美味しそうだったんだもん♪」
にこ「全く、しょうがないわねえ…」
スッ
にこ「…?」
凛「にこちゃん、はい。」
にこ「ん?なに?」
凛「なにって、凛の家の卵焼き。」
凛「にこちゃんの食べちゃったから、これあげる♪」
にこ「え、でも…」
にこ(こ、これって…///)
凛「ほら、口開けて?落としちゃうよ?」
にこ「じ、自分で取るから…!」
凛「もうとってるんだし…ほら、あーん。」
にこ「え…!?でも…///」
- 65 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 23:06:00.58 ID:dJgBJlDg.net
- 凛「むぅ〜…えいっ!」
にこ「むぐっ!?」
凛「美味しい?」
にこ「…」モグモグ
ゴクン
にこ「お、美味しいわよ…///」
凛「えへへ、よかった♪」
にこ(味なんて、分かる訳ないじゃない…///)
凛「ねえねえ、これは何?」
にこ「へ?ああ、これはピカタよ。」
凛「ピカタ?」
にこ「鶏肉に下味をつけて、小麦粉と卵でコーティングしたのをバターで焼いた物よ。」
にこ「手軽に作れて、冷めても美味しいの。」
凛「へぇ〜。初めて見たにゃ!」
にこ「…食べてみる?」
凛「いいの?」
にこ「いいわよ、ほら。」
凛「…」アーン
にこ「…?」
- 66 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 23:06:28.61 ID:dJgBJlDg.net
- 凛「…」アーン
にこ「…!し、しないわよ!?」
凛「えー?なんで?」
にこ「そ、それは…///」
凛「ピカタ食べたいにゃー!」
にこ「自分で食べれば良いじゃない!」
凛「えー。」
にこ「もう…ほらっ。」スッ
凛「あーん…」パクッ
モグモグ
凛「…美味しい。」
にこ「にこが作ったのよ?美味しくない訳無いじゃない♪」
凛「じゃあこれ、にこちゃんに。」
凛「肉巻きごぼうにゃ!」
にこ「だから自分で…」
凛「♪」
にこ「…分かったわよ。」
パクッ
にこ「…うん、美味しい。」
- 67 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 23:06:58.43 ID:dJgBJlDg.net
- にこ(それから、凛と一緒にご飯をたべた。)
にこ(最初こそ恥ずかしかったけど…)
にこ(でも、凛と食べるご飯はとても美味しかった。)
にこ(いつも食べてる自分のお弁当も、何かのスパイスがかかったみたいに。)
にこ(…でも、これはきっと一過性のもの。)
にこ(凛は、いつも通りだ。)
にこ(私だけが意識しちゃってる。)
にこ(だからこそ、そう長くは続かない。)
にこ(そう、思ってた…)
- 68 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 23:15:48.53 ID:dJgBJlDg.net
- にこ「…のに、どういうこと、これは。」
凛「にこちゃん!今日のお弁当は何!?」
にこ「…アンタ、花陽たちのとこで食べなくていいの?」
凛「だって、にこちゃんのお弁当美味しいんだもん!」
にこ「私だって、そんなに毎日新しいもの作れないわよ!」
にこ「今日はいつも通り、卵焼きと野菜炒めよ。」
凛「もう、この卵焼きがあれば凛は幸せだにゃ〜♡」
にこ「はあ…花陽たちが寂しがるわよ?」
凛「でも、凛が帰っちゃったらにこちゃん寂しくない?」
にこ「別に?にこは慣れてるから。」
にこ「…て言うか、そんな理由で毎日来てたの?」
凛「それも少しはあるけど…何たって、この卵焼きのため!」
にこ「まったく、凛ってば…ほら。」
凛「あーんっ…んん〜美味しいにゃ〜。」
にこ「…ふふっ。」
- 69 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 23:16:36.05 ID:dJgBJlDg.net
- 数日後 昼休み
部室
にこ「…今日は、来ないのかしら?」
にこ「全く、毎日来るからそれに慣れちゃったじゃない…」
シュルッ
パカッ
にこ「…この卵焼きも、あんなに喜んでくれるなんて…」クスッ
にこ(アイドルは恋愛禁止とか…なんかどうでも良くなっちゃった。)
にこ「別に、付き合いたいとか…」
にこ「そんな大それた事は考えてない。」
にこ(そもそも、私たち女の子同士だし…)
パクッ
にこ「うん、美味しい。」
にこ「また、作ってこよう。凛が、喜んでくれるように。」
- 70 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/07(土) 23:16:41.48 ID:dJgBJlDg.net
- 数日後
にこ「…今日は、どうなんだろ。」
にこ「いつも作ってるお弁当だもん。」
にこ「美味しいのは美味しい。」
にこ(…でも、何だろ。何かが足りないような、そんな感じ。)
にこ「… あ。」
にこ「食べ終わっちゃってた。」
にこ「…仕方ない、散歩でもしましょ。」
………………………
中庭
にこ「ふう、無駄に広いわね…」
にこ(こうして散歩すれば会えるかもと思ったけど…)
にこ「そんなわけない、かぁ…」クスッ
<チョットリン、トマトトラナイデ!!
- 71 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 00:14:31.63 ID:CZy877DR.net
- 良いですねえ
- 72 :名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 00:48:18.43 ID:CZG34PCS.net
- いい
- 73 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 05:53:55.13 ID:HWkQuBrX.net
- これ見覚えあるな
他人が書いたやつ貼ってるだけだろ
- 74 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 17:53:25.20 ID:pB3a08df.net
- にこ「…ん?」
<ダッテオイシインダモン!!
にこ「あれは…」
真姫「さっきも取ったでしょ!」
凛「えへへ〜。じゃあ真姫ちゃんにはこれ、ポテトサラダ!」
真姫「へっ?あ、チョット…」
凛「ほらほら、あーん!」
真姫「…///」パクッ
凛「どう?どう?」
真姫「お、美味しい…わよ。」
凛「えへへ〜♪」
- 75 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 17:53:52.28 ID:pB3a08df.net
- 真姫「だ、だいたい、凛の成果じゃないでしょ!?」
凛「凛は料理なんて出来なくても困らないもん!」
花陽「す、少しくらいは出来た方が…」
凛「あ、かよちん。これもーらいっ!」
花陽「ああっ!卵焼き!」
凛「えへへ〜。かよちんのお母さんの卵焼き、大好きにゃー!」
にこ「…」
タッタッ
- 76 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 17:54:13.06 ID:pB3a08df.net
- 体育館裏
タッタッタッ…
タッタッ…
にこ「はぁ…はぁ…」
トサッ
にこ「…はは。」
にこ「分かってた事じゃない…」
にこ「凛は、あれが普通なんだって。」
にこ「自分でも言ってたじゃない。そのうち終わるって。」
にこ「勝手に想って、期待して、喜んで…」
グスッ…
にこ「ばか…みたい…」
グスッ…ヒック…
- 77 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 17:54:58.26 ID:pB3a08df.net
- にこ(それから私は、凛と食べる事はなくなった。)
にこ(なんとなく雰囲気を察してか、希達が声をかけてくれたけど…)
にこ(あの二人といても、あんまり美味しく思えなくて。)
にこ(そしてにこは、誰も来ない屋上で一人食べるようになった。)
にこ(部室だと、凛に見つかっちゃいそうだし。)
にこ「…」パクッ
にこ「…」モグモグ
にこ「にこの卵焼き、こんな味だっけ…?」
- 78 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 17:55:24.66 ID:pB3a08df.net
- 数日後 にこの家
にこ「…ごちそうさま。」
こころ「お姉様?」
にこ「ごめんね、おなかいっぱいで…」
こころ「昨日も、そう言ってほとんど食べなかったじゃないですか。」
ここあ「お姉ちゃん、大丈夫?」
にこ「…うん、平気。」
にこ「…」
にこ「ねえ、二人とも…」
こころあ「?」
にこ「にこのご飯、美味しい?」
こころ「…?はい、いつも通り、美味しいですよ?」
ここあ「うん、美味しいよ!」
にこ「そっか…ありがとね、二人とも。」ニコッ
にこ「お風呂、入ってくるね。」
こころ「お姉様…?」
- 79 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 17:56:57.97 ID:pB3a08df.net
- お風呂
にこ「…」
にこ「ふふっ。やっぱり、美味しいんだ。」
にこ「凛も、よく言ってたしね…」
にこ「…」
にこ「美味しいって、なんだろう…?」
にこ「何食べても、味なんてしないじゃない…」
チャプン…
ブクブク…
- 80 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 17:58:07.29 ID:pB3a08df.net
- 翌日 屋上
にこ「…」
にこ「…いただきます。」
にこ(…ずっと、悩んでた。)
にこ(でも、結局それは私自身が勝手にうぬぼれたからだ。)
にこ(元に、戻っただけ。)
にこ(…もともと、にこはこうして生きてたんだから。)
にこ(何かの気まぐれで、凛とのご飯が始まっただけ。)
にこ(都合良く、解釈しすぎてたんだ。)
にこ(凛にとっても、あれが当たり前で。)
にこ(…あの子の性格考えたら分かりきってる事じゃない。)クスッ
にこ(年下の子に自分から振り回されて、それなのに勝手に傷ついて…)
にこ「…ほんと、無様ね。矢沢にこ。」ボソッ
- 81 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:00:28.81 ID:pB3a08df.net
- にこ「…」パクッ
にこ「…うん。」
にこ「元に、戻っただけ。にこも、凛も。」
にこ「この卵焼きも、元は妹達のためなんだから。」
にこ「…」パクッ
にこ「美味しい…んだと思う。」
にこ「きっと、最初からこんな味。」
にこ「…なにも変わらない、にこの毎日。」
にこ「…凛。」
にこ「…自分勝手な想いだったけど。」
にこ「好きだったわ。」
- 82 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:01:31.58 ID:pB3a08df.net
- にこ「…」
ポロッ
にこ「…グスッ。」
にこ「よし、もう後悔はしない!」
にこ「ライブも近いんだし、いつまでも辛気くさい顔してちゃみんなに迷惑だし!」
にこ「…」
にこ「頑張ろう。」
パタパタッ
ガチャッ…
にこ「誰…?」
凛「あ、にこちゃん!!」
にこ「凛…」
- 83 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:02:01.87 ID:pB3a08df.net
- にこ「…」ゴシゴシ
にこ「…何しに来たの?」
凛「お弁当っ!」
にこ「…!」
にこ「…花陽たちはいいの?」
凛「かよちん…?」
にこ「いつも、ご飯一緒にいるじゃない。」
にこ「二人、待ってるんじゃないの?」
凛「…一緒にたべちゃ、ダメ?」
にこ「…」
トコトコ…
トサッ…
凛「…」
にこ「…」
- 84 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:02:44.04 ID:pB3a08df.net
- 凛「…」パクッ
にこ「…」モグモグ
凛「…」モグモグ
にこ「…」ゴクゴク
凛「…」
にこ「…」
スッ
凛「…!」
にこ「…」パクッ
凛「…」
凛「…」パクッ
凛「…やっぱり、にこちゃんの卵焼きは美味しいね。」
にこ「…そう。」
- 85 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:04:08.10 ID:pB3a08df.net
- 凛「…」パクパク
にこ「…」モグモグ
凛「…」ゴクゴク
にこ「…」パクッ
凛「…ねえ、にこちゃん。」
にこ「…なに?」
凛「どうして、最近は部室に来なかったの?」
にこ「…別に、どこで食べようとにこの勝手でしょ?」
凛「…えへへ。それもそうだねっ!」
- 86 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:04:31.71 ID:pB3a08df.net
- にこ「…」
にこ「…凛こそ、どうして今日はここに来たの?」
凛「…」
凛「にこちゃんが、いるような気がしたから。」
にこ「わざわざ私と食べなくたって、花陽や真姫ちゃんがいるじゃない。」
凛「…うん、そうだね。」
にこ「…私を、気遣ってるの?」
凛「え…?」
にこ「たいした友達もいないし、いつも一人で食べてるから?」
にこ「だから、可哀想って?」
凛「ち、違うよ!!凛はただ…」
にこ「じゃあ、なんでにこと食べるのよ!」
にこ「こんな暗い雰囲気で食べて、美味しい訳ないじゃない!!!」
- 87 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:05:03.59 ID:pB3a08df.net
- 凛「…」
にこ「…」
凛「にこちゃ…」
にこ「ごめん、言い過ぎた。」
にこ「それじゃ…にこ行くから。」
にこ「また、放課後にね…」
ガチャッ…
バタン
凛「にこちゃん…」
凛「凛…お節介だったのかな…」
凛「凛は…」グスッ
- 88 :名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:11:41.99 ID:CZG34PCS.net
- 確かにこれ見たことあるぞ
- 89 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:18:19.49 ID:y5fC4Tf/.net
- 三年教室
にこ「…」ドサッ
にこ(…やっちゃった。)
にこ(…嫌われちゃったかな。)
にこ「…でも、もう。」
にこ「…」
ペシイッ
にこ「いたっ!?」ガバッ
希「…」
にこ「…希?」
希「…にこっち、ちょっとええ?」
- 90 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:18:46.35 ID:y5fC4Tf/.net
- 廊下
にこ「…で、何?」
希「なんで呼び出されたんかわからんの?」
にこ「ええ、全くね。」
希「…凛ちゃん、泣いてたで?」
にこ「…!」
にこ「…にこには、関係ないわ。」
希「ホントに、それでいいん?」
にこ「もともと、一年生組みたいに仲がいい訳じゃないじゃない。」
にこ「私は、最初アンタ達を嫌ってたんだから。」
にこ「…変に、慣れすぎたのよ。」
- 91 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:19:15.65 ID:y5fC4Tf/.net
- 希「…本気で言っとるん?」
にこ「嘘を言って何になるのよ。」
希「ちゃうよ。」
希「にこっちは、このままでいいん?」
にこ「このままも何も、今まで通りよ。」
希「凛ちゃん、泣かせたままでいいん?」
希「誤解されたままでいいん?」
にこ「…誤解も何も、にこが勝手に浮かれてただけよ。」
希「凛ちゃんの気持ち、聞かずに終わって、それでいいん?」
にこ「凛の…気持ち?」
『ち、違うよ!!凛はただ…』
にこ「ただ…なんだって言うのよ…」
- 92 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:19:42.77 ID:y5fC4Tf/.net
- 希「…なあ、にこっち。」
希「にこっちがその気持ちを凛ちゃんに伝えないのは、別に良い。」
希「にこっちが、そう決めたんやったら。」
希「でも、凛ちゃんが伝えようとした思い。」
希「今まで凛ちゃんがして来た事を、無かった事にはせんといて。」
希「にこっちが感じてた楽しさは、凛ちゃんも同じなんよ?」
希「本気で、今までのが同情からの行動やと思うん?」
にこ「…」
『だって、にこちゃんのお弁当美味しいんだもん!』
『この卵焼きがあれば凛は幸せだにゃ〜♡』
『にこちゃん、大好きにゃー!!』
- 93 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:20:10.09 ID:y5fC4Tf/.net
- にこ「…ッ!!」
希「…」
にこ「…ごめん、希。」
希「ふふっ。気持ちは決まったみたいやね。」
希「そんなにこっちに、お客さんやで♪」チラッ
凛「…!」ビクッ
にこ「凛…」
希「それじゃ、ウチは行くな〜♪」フリフリ
にこ「希のヤツ…」
凛「…」オドオド
にこ「…凛。」
凛「はっはい!」
- 94 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:20:42.21 ID:y5fC4Tf/.net
- にこ「…ごめんなさい。」ペコッ
凛「に、にこちゃん!?」
にこ「…私が、間違ってた。」
凛「…」
にこ「あのね、凛。」
にこ「私は…」
凛「…ねえ、にこちゃん。」
にこ「…?」
凛「明日、予定あるかな?」
にこ「明日…?」
凛「うん。」
にこ「…無いわよ。」
凛「ホント?それじゃ、お昼に駅前の公園で待ってるね。」
にこ「え?でも…」
凛「や、約束だからね!!」
ダッ…!!
にこ「あ、凛…」
にこ「明日…か。」
- 95 :名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:21:16.78 ID:CZG34PCS.net
- にこ「初恋の味。」のコピペじゃねーか
- 96 :名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:21:43.82 ID:CZG34PCS.net
- ファック
- 97 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:23:14.26 ID:y5fC4Tf/.net
- 翌日
駅前公園
にこ「…ついた。」
にこ「凛は…」キョロキョロ
凛「…あ、にこちゃん!」
にこ「…おはよう、凛。」
凛「おはようにゃ!!」
にこ「えっと、その…」
凛「とりあえず、こっちに来て?」
にこ「え…?」
凛「いいから、いいから!」グイーッ
にこ「ちょっ、凛ってば…!」
- 98 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:23:59.50 ID:y5fC4Tf/.net
- 公園内 ベンチ
凛「さ、座って座って♪」
にこ「ちょ、ちょっと凛…」
凛「えへへ。無理に呼んでごめんね?」
にこ「それは別にいいんだけど…」
凛「…」
にこ「…」
凛「…ねえ、にこちゃん。」
にこ「…?」
凛「凛…お節介だったのかな…?」
にこ「…!」
凛「…」
にこ「…そんな事、ないわよ。」
凛「でも…」
にこ「…凛。ごめんなさい。」ペコッ
- 99 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:24:11.55 ID:y5fC4Tf/.net
- 凛「にこちゃん…」
にこ「あの時、私、どうしていいか分かんなくて…」
にこ「ひどく、傷つけた。」
にこ「…ごめんなさい。」
にこ「ろくに凛の話も聞かないで、まくしたてちゃって…」
にこ(…)
にこ「あのね、私…その…」
にこ「…」
にこ(駄目、言えない…)
凛「…今日はね、にこちゃんに見せたい物があって呼んだんだ。」
にこ「みせたい…もの?」
スッ
凛「開けてみて?」
にこ「これって…」
- 100 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:24:39.54 ID:y5fC4Tf/.net
- パカッ
凛「…えへへ。にこちゃんみたいに、上手くは出来なかったよ。」
にこ「凛…アンタ、料理は…」
凛「…うん、これが初めて。」
凛「にこちゃんに、食べてほしいって思って、作ったの。」
凛「…何回も味見しちゃったから、もう分からなくなっちゃって…」
にこ「…」
凛「あのね、にこちゃん。」
凛「あのとき、凛が言えなかった事。それはね?」
凛「凛は…」
凛「にこちゃんと一緒に食べられることが、幸せだったの。」
- 101 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:24:52.61 ID:y5fC4Tf/.net
- にこ「え…?」
凛「凛ね、確かに皆といる事が楽しいよ?」
凛「かよちんや真姫ちゃんとのご飯だってそう。」
凛「皆で楽しくしてるのが一番好き。」
凛「…でも、初めてにこちゃんと食べたお弁当。」
凛「食べさせてくれた卵焼き。」
凛「…今までで、一番美味しかったんだ。」
にこ「…」
凛「なんて言うんだろう…?」
凛「にこちゃんがいたから、美味しかったの。」
にこ「それは…」
凛「多分、間違いないんだ。」
凛「上手く言えないけど、本当。」
- 102 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:25:40.19 ID:y5fC4Tf/.net
- 凛「気持ちが、ふわふわってなって…」
凛「甘い卵焼きが、もっともっと甘くなるような、そんな気分。」
凛「希ちゃんが言ってた。」
凛「『それは、恋の味やで♪』って。」
にこ「恋の…味…」
凛「凛が感じたこの気持ち、にこちゃんにも感じてほしくて。」
凛「だから、お弁当作ってみたんだ。」
凛「上手には、出来なかったけど…」エヘヘ
にこ「…」
にこ「…食べてみても、いい?」
凛「…うん。」
- 103 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:26:37.93 ID:y5fC4Tf/.net
- にこ「…」スッ
凛「…ごめんね。卵焼き、少し焦がしちゃった。」
にこ「…」
パクッ
凛「どう…かな?」
にこ「…」
にこ「…」グスッ
凛「にこちゃん!?」
凛「や、やっぱり美味しくなかった!?」
凛「ごめんね、こんなの食べさせちゃって…!」
にこ「…」ゴシゴシ
にこ「…ううん。」
にこ「美味しい…」グスッ
にこ「すごく…美味しい…」
凛「にこちゃん…」
にこ「…」
凛「…」
にこ「…凛、聞いてくれる?」
凛「…うん。」
にこ「私も、同じ気持ち。」
にこ「凛といると楽しくて、美味しくて。」
にこ「自分の作ったご飯なのに、なんでこんなに美味しいんだろうって…そう、思ってた。」
凛「…うん。」
にこ「同じ味付けをしたはずなのに…」
にこ「一人で食べると、味気なくて。」
にこ「凛と食べなくなってから、何の味もしなくなった。」
凛「にこちゃん…」
にこ「ふふ、おかしいでしょ?」
にこ「…」
にこ「…それだけ、私の中では凛の存在が大きかったみたい。」
- 104 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:27:09.13 ID:y5fC4Tf/.net
- 凛「それって…」
ギュッ
凛「…!」
にこ「ごめんね、少し…このままでいさせて。」
凛「…」ギュッ
にこ「…ありがとう。」
にこ「…」
にこ「ずっと…ずっと、伝えたかった。」
にこ「でも、言葉にする勇気はなくて…」
にこ「そんな時に、凛が花陽たちと仲良くご飯食べてるの見ちゃって。」
にこ「…嫉妬、しちゃったの。」
にこ「…」グスッ
にこ「ばかよね…私は、凛の何でもないって言うのに…」
- 105 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:27:36.54 ID:y5fC4Tf/.net
- にこ「…でも、耐えられなかったの。」
にこ「にことしたように、皆と食べさせ合いっこしてる凛を見るのも。」
にこ「そんな、嫉妬深い自分を知ったのも。」
にこ「…だから、屋上に逃げたの。」
にこ「自分の気持ちを、ごまかすために。」
にこ「…」
にこ「でも、無理だった。」
にこ「忘れなきゃって思えば思うほど、ご飯もおいしくなくなって…」
にこ「色褪せていくのを感じた。」
にこ「…だから、屋上に凛が来たのに驚いちゃって。つい、心にも無い事言っちゃった。」
にこ「同情して…なんて、凛の性格からじゃあり得ないのにね…」
にこ「だから…ごめんなさい。」
- 106 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:28:18.33 ID:y5fC4Tf/.net
- 凛「…ううん。もう、気にしてないよ。」
にこ「だから…」
にこ「…」
凛「…にこちゃん?」
にこ「…うの。」
凛「?」
にこ「違うのよ…」
にこ「こんな事を言いたいんじゃない…!」
ギュッ
にこ「好きなの!!」
- 107 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:31:07.91 ID:y5fC4Tf/.net
- にこ「もう、どう思われたっていい!」
にこ「好き!!」
にこ「大好きなの!!」
にこ「凛に、そばにいてほしいの!!」
にこ「凛じゃなきゃ駄目なの!!」
にこ「大好きなのよ…凛…」
凛「…」
にこ「はぁ…はぁ…」
ギュッ
にこ「凛…」
凛「凛も、同じ気持ちだよ。」
凛「にこちゃんとのご飯、幸せだったから。」
にこ「〜〜〜〜〜ッ!!!」
- 108 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:31:45.99 ID:y5fC4Tf/.net
- ………………………
凛「…」ナデナデ
にこ「…」
凛「…」
にこ「…」
凛「…にこちゃん。」
にこ「…」
凛「そろそろ、顔が見たいかにゃー…」
にこ「…」
凛「…」ナデナデ
にこ「…恥ずかしい///」
凛「見事な泣きっぷりだったにゃ。」
にこ「…どっちが先輩か、分かんないじゃない…」
凛「あんまりたいした問題じゃなかったにゃ。」
- 109 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:32:14.53 ID:y5fC4Tf/.net
- ………………………
にこ「…」
凛「…落ち着いた?」
にこ「…」コクッ
凛「それじゃ、ラーメン食べに行くにゃ!!」
にこ「なんでラーメンなのよ…」
凛「凛が食べたいから!!」
にこ「泣きはらした顔で、ラーメンなんて…」
凛「…!」
凛「あ、でも、ラーメンだと食べさせ合いっこできないや。」
にこ「なっ…!?」
にこ「べっ、別にしたい訳じゃ…///」
凛「…」ニヤニヤ
にこ「も、もう!行くわよ///」
スタスタ…
- 110 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 18:37:15.93 ID:pd8IjFkR.net
- 凛「ま、待ってよ、にこちゃん!!」
にこ「…」
スタスタ…
ピタッ
凛「…?」
にこ「凛…大好きよ。」
にこ「これからも、おいしいご飯…一緒に食べましょ。」
凛「…」
タッタッタッ
ギューッ
にこ「わっ!?ちょっと!!」
凛「にこちゃん、だ〜い好きにゃ!!!」
おわり
- 111 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2017/01/08(日) 19:38:01.03 ID:flUGtHHZ.net
- >>1の意図が読めたわ
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