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梨子「いつか分かたれる運命だとしても」
- 1 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:04:45.97 ID:X98plIJy.net
- 「……けてっ、たす……けてっ」
彼女の全身に影のように黒い蛇の群れがまとわりついてゆく
(ch……うっ……)
彼女の名前を叫びたくとも声が出せない
一歩を踏み出すことも、手を伸ばすこともできない
そうこうしている間に彼女の身体は蛇の濁流に呑み込まれつつあった
「り、こ……ちゃんっ……ぐっ」
彼女の真っ赤な瞳に映る自分の姿を見て、身動きが取れない理由がわかった
わたしは神話に出てくるバジリスクやメデューサに睨まれた獲物のごとく、石像となっていたからだ
- 2 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:06:29.48 ID:X98plIJy.net
- 梨子「千歌ちゃんっ! ……夢?」
ふぅ、と胸を撫で下ろした
ここ内浦に引っ越して来てから、長らく悪夢にうなされたことなんてなかったのに
梨子「お布団掛け過ぎたからかな?」
うん、たぶんきっとそう
「明日の朝は冷え込むでしょう」という予報を鵜呑みにしたのが裏目に出たからに違いない
この汗だって冷や汗じゃなくて暑さでかいたものだ、うん
- 3 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:07:19.46 ID:ZoXqexoI.net
- (ch
↑
横から見るとマリオ
- 4 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:08:12.51 ID:X98plIJy.net
- 梨子「……綺麗な月」
カーテンの隙間から見える満月は真紅に染められていた
世間では赤い月に「大災害の予兆」等の不吉なイメージが浸透しているが、わたしはむしろ真逆の印象を抱いている
活力に溢れつつ、同時に穏やかな温もりをも湛える彼女の瞳を想起させるから
引き寄せられるように階段を下り、玄関へ歩を進める
梨子「いってきます」
独りごち、カーディガンを羽織って外へ出た
- 5 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:09:55.84 ID:X98plIJy.net
- 寄せては返す波の音だけが心地よい静寂の中、わたしは今一番会いたかった人を見つけた
月光に照らされた彼女の橙色の髪を、夜風が優しく撫でている
梨子「千歌ちゃん?」
千歌「梨子ちゃんっ!?」
両目が見開かれたのも束の間、すぐに普段通りの屈託のない笑顔を見せてくれた
千歌「……こんばんは、梨子ちゃん」
梨子「うん、こんばんは」
- 6 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:11:38.15 ID:X98plIJy.net
- 千歌「奇遇だね〜なんでこんな遅くに?」
梨子「月が綺麗だったから。千歌ちゃんこそどうして?」
千歌「私もそんなかな、ははっ」
梨子「ところで……わたしの髪に何か付いてるの? さっきからジーっと見てるけど」
千歌「っ!? う、ううん何も」
梨子「……そう。ほんと変な人」
千歌「また変な人呼ばわりしてーむぅーっ」
彼女がぷくーっと可愛らしく頬を膨らませる
- 7 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:13:21.86 ID:X98plIJy.net
- そこで初めてきらめく涙の乾いた跡に気付いた
梨子「千歌ちゃん、泣いてたの?」
千歌「っ……そんなこと」
梨子「残ってるよ、泣いた跡。それに目が真っ赤」
千歌「……それは生まれつきだよ」
梨子「いつもよりってこと」
千歌「わかるものなのっ!?」
本気で驚いたようだ
梨子「わかるよ」
他ならぬ貴女のことならば
- 8 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:15:05.15 ID:X98plIJy.net
- 砂浜に隣り合って座った後「笑わないでよ」と前置きした上で彼女が語り始めた
千歌「夢を見たんだ」
梨子「どんな夢?」
千歌「全身に黒い蛇がまとわりついてくる夢」
梨子「……っ」
はっと息が詰まりそうになった
わたしが見た悪夢を彼女も見ていたというのか
しかも配役はそのままで
- 9 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:16:49.96 ID:X98plIJy.net
- 千歌「『助けて!』って叫びたくても、喉が締め付けられてうまく声が出せなかった。で、息苦しさで目が覚めちゃったんだ」
梨子「そう……怖かったんだね」
石像にされていたわたしよりずっとずっと
千歌「うん、怖かった。あれがまだ夢でよかったよ」
梨子「そうだね」
現実離れした内容だけど、あんな残酷な別れ方なんてしたくないに決まっている
- 10 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:18:36.63 ID:X98plIJy.net
- 梨子「他に最近悩んでることってない? こんな機会だし話してほしいな」
ここ一月ほどはラブライブの地区予選や、函館のイベントや、閉校祭の準備なんかで多忙な毎日が続いていた
だから彼女と二人きりでゆっくり話す時間も取れずにいる
帰宅してからもお互いクタクタで、ベランダ越しのおしゃべりすらしていなかった
千歌「いいの?」
梨子「いいも何も初めて会った時から普通怪獣がどうたらとか話してたじゃない」
千歌「……それはそうだけど」
梨子「無理に、とは言わないから」
- 11 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:20:18.85 ID:X98plIJy.net
- すっと無表情を作った彼女がぽつぽつと語り始める
千歌「……一ヶ月くらい前から、よく見るようになったんだ。悪い夢」
梨子「そんなに前から?」
一ヶ月前といえば浦女の統廃合が決まった頃ではないか
今日に限らず前々から、彼女は悪夢に苛まれ続けていたというのか
千歌「うん。色んな夢」
梨子「例えばどんな?」
- 12 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:22:01.82 ID:X98plIJy.net
- 彼女は次々と悪夢の内容を教えてくれた
ある時は濁流になすすべもなく押し流される夢
またある時は足下が崩れ、底が見えない奈落へと落下してゆく夢
さらには半透明の巨大な手に掴まれ、どこかへ引きずり込まれる夢etc……
どれもこれも想像するだけで身の毛もよだつような内容だった
そしていずれも人には抗えない強大な力を思い起こさせる
千歌「覚えてる限りだとこんな感じかな。三日か四日に一回くらい見てるからもっとあるんだけど」
梨子「そんな頻度で?」
千歌「うん」
貴女がこんなにも苦しんでいたのに気付けなかったなんて不甲斐ない
梨子「ごめんなさい。話す時間が取れなくて」
せめてわたしに吐き出せていれば少しは気が楽になれただろうに
千歌「謝らなくていいって、それはお互い様だし。普段は忙しくて忘れちゃってるから」
ぎこちなく彼女が笑みを作った
- 13 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:23:22.78 ID:t8YRpNSH.net
- 見てるよ
- 14 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:23:48.37 ID:X98plIJy.net
- 千歌「それより……話は変わるけどさ」
梨子「なぁに?」
千歌「梨子ちゃんは信じる? 運命って」
前にも似たような話をしたことを思い出す
もちろんあの時からわたしの考えは変わっていない
梨子「あると思う。この世界に偶然なんてないんだって」
貴女に誘われてスクールアイドルを始めたことだってその一つなのだから
- 15 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:25:30.19 ID:X98plIJy.net
- 千歌「そっか、私もあると思うよ」
梨子「うん、だよね」
千歌「……悪い意味で」
梨子「……千歌、ちゃん?」
以前と考え方が180度反転していたことに戸惑う
あの時はどちらかというとポジティブに解釈していたはずではないか
- 16 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:27:08.82 ID:X98plIJy.net
- 前に辞書で運命について調べてみたところ『人間の意志にかかわらず身にめぐってくる吉凶禍福』と書かれていた
自分にとってプラスになることだけが運命ではない、マイナスになることだって立派な運命だ
梨子「引きずってるの? 廃校を阻止できなかったこと」
千歌「……たぶん。昨日でまたぶり返してきた」
昨日は一部の生徒が提案して行われた閉校祭の一日目だった
千歌「校区の外からもいっぱい人が集まってくれたのに、どうしてあの時は駄目だったんだろう……って」
梨子「わかるよ、凄い人だったもんね。若い人も結構いたし」
とはいえ地域のイベントに参加することと、そこで生活することはまた別の話だ
千歌「うん。ただ、それよりはもっと別にあるかな」
梨子「何かあったの?」
- 17 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:27:19.71 ID:Meks0mJX.net
- http://i.imgur.com/N63s3Ww.jpg
http://i.imgur.com/a3IFgLG.jpg
梨子「!!?…し…っ、しいたけちゃん…♡」トローン♡
梨子「しいたけちゃ〜ん♡♡♡」ガバッ♡
しいたけ「わふんっ♡」ムギュッ
梨子「しいたけちゃん♡しいたけちゃん♡」チュッチュッ♡チュウウウ♡
しいたけ「わふ♡わふ♡あうん♡」チュウウ♡レロレロレロ♡
梨子「んん〜〜っ♡ちゅうううう♡れろれろちゅばぁ♡」ブチュウウウウウウッ♡♡♡
梨子「しいたけちゃん、愛してる♡ねぇ、シて♡」スリスリ
しいたけ「わふっ♡はっ♡はっ♡はっ♡はっ♡」パンパンパンパンパンパンパン♡
梨子「あっ♡やあっ♡しいたけ、ちゃんに♡犯っ♡されっ♡るっ♡ああん♡もっとぉ♡」パンパンパンパンパンパンパン♡
梨子「イくうううっ♡イちゃうううううううう♡あああああああああああああっ♡♡♡♡♡」ビクンビクンビクン♡
- 18 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:29:36.65 ID:X98plIJy.net
- 千歌「曜ちゃんと二人きりで話したんだ」
梨子「曜ちゃんと? どんな話?」
実をいうとそのことは知っている
わたしは明日和風メイド喫茶の売り子として千歌ちゃんと一緒なのに対し、曜ちゃんは果南さんと共に着ぐるみ姿で校内を回り続けなければならない
時間が取れない曜ちゃんと千歌ちゃんとの間にしゃしゃり出て、二人きりの時間を奪うは不公平だ
そう感じ、あの時は身を引いたのだ
千歌「将来の話。曜ちゃんね、お父さんみたく船乗りを目指すか、本気で飛び込みの選手を目指すか迷ってた」
梨子「どっちにせよスケールが違うわね。さすが曜ちゃん、立派だね」
- 19 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:29:37.91 ID:Meks0mJX.net
- 梨子「ちょっと!私の曜ちゃんを虐めるのはやめて!」
千歌「え?」ギロッ
梨子「!」ビクッ
千歌「梨子ちゃんはさー。言い逃れできないと思うんだけどなー」
千歌「私のことを大好きだって、言ってたよね?言っちゃったよね?」
千歌「私覚えてるよ、堤防の上で告白されたこと。なのに惚けて曜ちゃんと付き合う気なの?」
梨子「誤解よ!あれは友情表現なの!その、恩返し、というか」
千歌「嘘!!嘘!!絶対に駄目!!言った通りに、私と付き合ってもらうから!!」ジダンダ
- 20 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:31:09.29 ID:Meks0mJX.net
- 梨子「千歌ちゃん……お友達として大好きって意味なの。分かってくれる?」
千歌「駄目。そんな言い逃れは聞かないから」
梨子「ごめんね、東京だと友情表現の一環なの。普通に女の子同士で大好きって言うから」
梨子「千歌ちゃんには親切にしてもらったから、友情表現のハイエンドで大好きって表現したの」
千歌「……その論理なら、曜ちゃんが大好きっていうのも友情表現だよね?」
梨子「ごめんね、そっちはLIKEじゃなくてLOVEなの」
梨子「ごめんね」
- 21 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:31:18.87 ID:X98plIJy.net
- 千歌「うん。……何も考えてない私とは大違いだよ」
梨子「まあ今はいいんじゃないかな? ラブライブの決勝も控えてるし」
かくいうわたしとて「音楽関係の仕事がしたい」という漠然とした考えしか持っていないし
千歌「だから曜ちゃん、来年卒業したら東京の大学に行くことになるだろうって」
梨子「そうなるでしょうね。こっちには学校ないから」
わたしの場合もそうなるだろう
だけど……
- 22 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:31:53.37 ID:Meks0mJX.net
- 千歌「駄目駄目、そんな恣意的な線引認められないよ」
曜「ねぇ、千歌ちゃん。千歌ちゃんも梨子ちゃんが大好きなの?」
曜「だから駄々を捏ねてるんだよね。でも、これだけは言わせてもらう。過去に何があったとしても」
曜「梨子ちゃんは渡さないよ」キリッ
梨子「曜ちゃん///」ドキーン
千歌「はぁっ?つまり何?二人とも私を勘違いさせてただけなんだ」
千歌「一人は良い人アピールの為に!もう一人はその場のノリで!」ぐすっ
- 23 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:33:01.52 ID:X98plIJy.net
- 千歌「それに果南ちゃんも」
梨子「果南さんも? それは意外ね」
千歌「ダイビングのインストラクターの資格取るため海外に行くんだって」
なるほど、彼女はナーバスになっていたのか
曜ちゃんも果南さんも彼女にとっては単なる幼なじみや親友を超えた家族のような間柄だ
積み重ねた年月という、わたしには得ようのないアドバンテージがあるのがちょっとばかし羨ましい
- 24 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:33:40.76 ID:Meks0mJX.net
- 千歌「私、曜ちゃんのこと、ずっと親切な幼馴染だと思ってた!」
千歌「なのに実際は、ずっと私を見下してきてたんだ!」
曜「千歌ちゃん……」
千歌「私、梨子ちゃんのこと、ずっと大好きのままだよ?今だって……」
千歌「なのに梨子ちゃんは、その場のノリで大好きって言って、ブスを弄んでたんだ!」
梨子「千歌ちゃん……」
千歌「この際だから、二人ともはっきり言ってよ。綺麗事とか全部抜きにして」
千歌「二人とも、私の事をどう思ってるの!?」
- 25 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:34:45.15 ID:X98plIJy.net
- 梨子「寂しいんだね。曜ちゃんも果南さんもいなくなるから」
千歌「うん。とはいっても曜ちゃんはまだ一年先だけどさっ」
ははっと苦笑いを浮かべ、彼女が続ける
千歌「わかってる、ガキ臭いワガママな気持ちだって。……だから今は怖いんだ、運命が……変わっていくことが」
梨子「うん、わかるよその気持ち」
彼女の気持ちに寄り添いたくて、少し嘘をついた
- 26 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:36:45.63 ID:X98plIJy.net
- 都会っ娘のわたしの場合、幼稚園から小中高まで一緒だった幼なじみはいない
環境が変わるたび人間関係もリセットされてきたから、いわゆる「別れの辛さ」に耐性ができていた
だから「でも二度と会えなくなる訳じゃないよね? 電話掛けたらいつでもお話できるんだし」などと配慮に欠けた言葉が吐けたのだろう
千歌「うん……そりゃまあわかってるけど」
苛立たしげに応えた彼女がむくーっと不貞腐れる
違う、わたしは普段どおり明るく元気いっぱいな貴女に戻ってほしいだけなのに……わたしのバカリコっ!
梨子「……ごめんなさい」
- 27 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:38:27.99 ID:X98plIJy.net
- 千歌「……いや、こっちこそごめん。梨子ちゃんなりに私を気遣ってくれたってのに」
申し訳なさそうに両目を細めた彼女が、逆にわたしをフォローしてくれた
こんな時に上手いことが言えない自分が情けない
千歌「お盆とお正月には戻って来るって話だし、言うほど辛くないからさ」
梨子「……ならいいけど」
とにかく彼女には元気を取り戻してもらいたい
だから変えられないことより変えられるものにアプローチを試みる
梨子「わたしね、千歌ちゃんの言う運命だってどうにもできないものじゃないって思ってる」
千歌「例えばどんな?」
- 28 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:39:21.14 ID:Meks0mJX.net
- 曜「不安になりすぎだよ」
梨子「人間として大事に思ってる」
曜「気持ちは分かるよ」
梨子「ハブられるんじゃないかって不安なんだよね?」
曜「ゲームじゃないんだから三人の仲は変わらないって」
- 29 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:40:11.94 ID:X98plIJy.net
- 梨子「函館で聖良さんから聞いた話なんだけど、向こうの人って冬場に家族が外に出る時、必ず『足元に気を付けて』って言葉を掛けるんだって」
千歌「なんかおかしいね? あっちって雪が降ったり、道が凍ったりが当たり前なのに」
梨子「当たり前でもその一言があるか否かで、気の持ちようが変わるんじゃないかな?」
千歌「う〜ん、そっかも。つまり転ばなかったら運命が変わったってことかな?」
梨子「変わったかどうか自覚できないけどね。でも些細なことで運命は変えられる、わたしはそう思うな」
千歌「ははっ、かもね」
彼女が陽気に微笑む
わたし自身この話を聞いた時、北国の人の温もりに心がほっこりしたものだ
- 30 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:40:46.11 ID:ltM3/TCc.net
- ――――――教室、落書きされた机。
『無能』
『ハゲチカ』
「輝き教」――――――。
ごしごし ごしごし
私は悪口を消そうと、必死に雑巾で机をこすった。
千歌(全然消えない…)
『くすくすくす』
『千歌豚必死だなw』
クラスメイトは私を見て、けらけら笑ったり、苦笑いをしたりしている。
中でも、一際大きな声で笑っているのは――
曜「無駄無駄www消えないよwwwwだって事実だもんねwwwwwwwwぷっwwwwくくくwwwwwww」
私を心配してくれる人は、誰もいなかった。
- 31 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:41:55.46 ID:X98plIJy.net
- 梨子「たぶん一番大切なのは『私は貴女のことを大事に想っています』って気持ちを、ちゃんと口に出して伝えること。そこなんじゃないかな?」
千歌「なるほど、その発想はなかったよ!」
梨子「ねっ。運命だって悪いばかりじゃないでしょ? 変えられないことを嘆くより、変えられるものを見つけていこう。ねっ」
別れを恐れることから生じた痛みが和らぐには、きっと時間が掛かる
だからこれはあくまで応急手当みたいなものでしかないが
- 32 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:41:59.98 ID:ltM3/TCc.net
- 千歌「うらあっ!!」ドスッ
曜「かはっ……」ドサッ
私は倒れた曜ちゃんの髪を鷲掴みにし、無理矢理立たせると、性器に装着したオナホを唇に押し当てた。
千歌「咥えろ」
曜「む、無理だよ……」
千歌「あ?なんだって?」
私は曜ソロの首を絞め上げ、壁に押し倒す。
- 33 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:42:31.46 ID:72NU7M1P.net
- 荒らされてんな
- 34 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:42:56.96 ID:Meks0mJX.net
- 千歌「!?」
千歌「そう、そんな風に思ってたの」ワナワナ
千歌「息もぴったりだったね、本当お似合いだよ」
千歌「もう嫌っ!」
曜「千歌ちゃん!」
梨子「落ち着いて!」
千歌「嫌ったら嫌!」
千歌「うわああああん!!!!」
曜「……」
梨子「……」
- 35 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:43:37.99 ID:X98plIJy.net
- 千歌「そうだね……ありがと、梨子ちゃん」
梨子「ふふっ、どういたしまして」
それでもこうして貴女の笑顔を取り戻せたこと、これってなかなか重みのある運命改変ではなかろうか
千歌「大事に想ってます、か。ちゃんと口に出して伝える、か」
彼女がわたしの言葉を反芻していた
何かが彼女の琴線に触れたのだろうか?
- 36 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:45:13.99 ID:ltM3/TCc.net
- 曜「う゛う゛う゛う゛う゛う゛」
惨めに呻く曜ソロ
私は首から手を離し、間髪入れず二発目の拳をみぞおちに叩き込んだ。
曜「ぷはっ……はぁ…はぁ……ぐぅっ!」
ズンッ、と深い音が鳴り響き、腹に拳がめり込む。
千歌「テメェに拒否権なんざねぇンだよ」
私は曜ソロの髪を掴み、顎が外れんばかりに口を開かせると、オナホをねじ込んだ。
- 37 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:45:14.24 ID:fLvjV9cd.net
- 海未(事の発端は数時間前、ライブが終わってからのことでした...ライブが終わった後、帰りの電車に乗ってから30分ぐらいが経った頃でしょうか?僅かに尿意を感じました)
海未(ライブ会場を後にする直前、ちゃんとトイレに行ってたから大丈夫だろうと判断しましたが、それが後にあんな悲劇を生むことになるとは、この時の私には想像もつきませんでした)
- 38 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:45:22.25 ID:X98plIJy.net
- 千歌「よくよく考えたらさ」
真っ赤な月を見上げた後、こちらに向き直した彼女が語る
梨子「なあに?」
千歌「今こうして梨子ちゃんとおしゃべりする時間ができたこと、それだって私が願ったから神様がくれた贈り物なんだと思う」
梨子「願ったって何を?」
わたし達は小説に出てくる世界の改変ができる魔神なんかではない
彼らのように願うだけで何でも叶うなら苦労はしない
それでも願い事が叶ったというのなら、なんと素敵な神様からの贈り物だろうか
……お互いに悪夢を見せて目覚めさせるとか、悪趣味極まりない神様だけど
- 39 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:45:45.82 ID:fLvjV9cd.net
- 事件が起こる10分程前
海未「っ、////」モジモジ
絵里「じゃあ、今日はここで解散しましょう」
「「お疲れ様ー!」」
海未(ま、マズイです!思ったより、尿意が...)
海未「あの、少しお手洗いに...「海未ちゃん!一緒に帰ろ?」
海未「あ、はい...」
海未(ああああっ!私の馬鹿ああああっ!!)
- 40 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:46:22.08 ID:fLvjV9cd.net
- 海未「......!」キョロキョロ
海未(こ、こうなったら...もうなりふり構っていられません!)
〜〜〜〜
男(暇だな〜)ポケー
ピンポーン!
男「ん?誰だよ?...はーい、今行きまーす」
ガチャリ
海未「...///」モジモジ
男「...どちら様で?」
- 41 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:46:27.77 ID:ltM3/TCc.net
- 曜「あがががががが」
千歌「これで終わりと思うなよ曜ソロ」
千歌「テメェの罪は拳100発分だぜ?」
どすっどすっどすっ
私は曜の腹を殴り続ける。
千歌「そぉら30発目だ。歯ァ食いしばれ」どすっ
曜「……」
千歌「お?」
曜はだらっ、と頭を垂れ、ぴくぴくと痙攣している。
- 42 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:46:52.07 ID:fLvjV9cd.net
- 海未「あ、あの...いきなりで申し訳ないのですが、お手洗いをお貸し頂けませんでしょうか?////」モジモジ
男「え?ああ!ど、どうぞ!!」
海未「し、失礼します///」ペコリ
- 43 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:47:09.78 ID:X98plIJy.net
- 千歌「やれないでいたことがあったんだ。ずっとやろうと思ってて」
梨子「わたしに対して?」
彼女との会話を回顧してみても、特に思い当たる節はなかった
千歌「うん」
彼女が大きな決断をした時に何度か見せてきた、凛々しい表情を作る
千歌「……伝えたいことがあるんだけど、いいかな?」
梨子「いいけど、伝えたいことって?」
- 44 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:47:22.83 ID:fLvjV9cd.net
- 男「トイレはここです」
海未「あ、案内ありがとうございます///」スタスタスタ
男「いえ、じゃあ俺はここで...」
ガチャガチャ
海未「あ、あれ?開かない!?」
男「え!?」
海未「そ、そんなっ!?ど、どうして!?」
ガチャガチャガチャガチャ
妹「もー!お兄ちゃん!今私入ってるんだよ!」
男「ええっ!?」
海未「嘘...」
- 45 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:48:01.56 ID:fLvjV9cd.net
- 男「お、おい!どんぐらい掛かるんだ?大か?小か?」
ドンドンドン!
妹「んなっ!?///何てこと聞くんだこの変態!///」
男「変っ、いや、違う!今のは別にそんなつもりは!?///...ああ、くそっ!!上にもトイレありますから、そこまで何とか我慢出来ますか!?」
海未「〜〜ッ!!////」プルプルプル
男「あ、あの...」
海未「も......」
男「も?」
海未「もう、駄目......////」
- 46 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:48:02.44 ID:ltM3/TCc.net
- 千歌「チッもう終わりかよゴミクズ」
私は気絶した曜ソロを担ぐと、椅子に座らせ、四肢を縛る。
足を広げ、パンツを剥ぎ取るとま○こが丸出しに。
千歌「おえっ…」
千歌「何やコイツのま○こwwww」
千歌「下痢糞に腐ったチーズと生ゴミぶち込んだような匂いしよるww」
千歌「あーくさくてかなわん。さっさと捨てに行こうwwwwwwwww」
- 47 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:48:35.44 ID:fLvjV9cd.net
- 海未「あああああッ!!/////」ジョボボボボボ
男「」
ジャー...ガチャ、キィィィ
妹「...え?何この状況?」
- 48 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:48:55.65 ID:Meks0mJX.net
- 千歌(とは言っても、田舎だからバス同じだし)
千歌(あんなに大泣きしちゃって、気不味いなぁ。それに)チラ
曜「梨子ちゃーん」イチャイチャ
梨子「曜ちゃーん」チュッチュッ
千歌(同じ車内でイチャ付いてるし)ハァ
アナウンス「次は三津郵便局前ー」
千歌(まぁいいや。どうせここで私と梨子ちゃんは降りるんだ)
- 49 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:48:56.26 ID:X98plIJy.net
- 千歌「あの時……夏休みの合宿で『ピアノが聴きたい』って梨子ちゃんを起こした時の。ずっと返事、してなかったから」
梨子「ああ……あの時の」
浦女でピアノを弾いた後で、わたしは貴女へ「大好きだよ」と告白している
特別返事を求めたりはしていなかったが、何も言わなかったことに対し彼女はずっと悔恨の念を抱いていたようだ
彼女が「すぅーはぁ〜」と深呼吸した後、わたしをまっすぐに見つめ……
- 50 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:49:23.89 ID:fLvjV9cd.net
- そして現在
海未「あの、先程はお見苦しい姿を見せてしまい申し訳ありませんでした...///」
男「い、いえ...そんなことは......」💦
海未「そればかりか、粗相の後始末の方までして頂いて、何と詫びればいいものか...」
男「そ、そんな畏まらないで下さいよ!?なぁ?」💦
妹「そ、そうですよ!私たちはあくまでも普通のことをやっただけですから」💦
海未「で、ですが...このまま何もしないままでは気が済みません。何か、私に出来ることはないでしょうか?」
男「そ、そんなこといきなり言われても...」
- 51 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:50:15.06 ID:Meks0mJX.net
- 千歌「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
- 52 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:50:43.18 ID:fLvjV9cd.net
- 〜〜〜〜
男「へっきし!...うう、夜はまだ意外に冷え込むんだなぁ......」ブルッ
おしまい
- 53 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:50:43.72 ID:X98plIJy.net
- 千歌「私もっ、大好きだよ。梨子ちゃんのこと」
と告白を返された
同時に涙が彼女の頬を伝った
- 54 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:51:30.32 ID:Meks0mJX.net
- 千歌(そうしたら、梨子ちゃんに心変わりしてくれないか泣きついてみよう)
千歌(きっと梨子ちゃんは曜ちゃんに騙されてるに決まってるよ)
千歌(曜ちゃんって沼津の子達との悪い噂が絶えないし)
千歌(ある事ない事、色々と吹き込んでやる)グッ
千歌(そうだ、私は隣り合った部屋という立地条件を利用できるんだ)
千歌(絶対に、梨子ちゃんは渡さないんだから)
キキィッ
- 55 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:51:36.73 ID:fLvjV9cd.net
- 国木田花丸はクソデブやで
そのビー玉程度の脳ミソに叩きこんどけや池沼
https://i.imgur.com/jHJcLHI.jpg
- 56 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:52:22.31 ID:fLvjV9cd.net
- 許していいのか!?
https://i.imgur.com/22eq8Hi.jpg
https://i.imgur.com/qMsmvzP.jpg
【ガルパ】BanG Dream! ガールズバンドパーティ!★1234【バンドリ】
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/applism/1520939787/
- 57 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:52:32.63 ID:X98plIJy.net
- 梨子「……どうしてこのタイミングで?」
涙腺が潤むも、まだ堪えて尋ねる
千歌「なんでって……今言っとかないと梨子ちゃん、突然どこかへいなくなっちゃう気がしたから……それで……ううっ」
彼女の紅い瞳から、涙がとめどなく溢れ出す
千歌「梨子ちゃんにもっ……梨子ちゃんの夢があって……いつかいなくなっちゃうんだってわかってる……だけど……だけど今だけはっ」
- 58 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:52:38.85 ID:Meks0mJX.net
- 梨子「エスコートするわ。手を繋いで歩こっか」
曜「えへへ。梨子ちゃんの部屋って初めてだから楽しみ」
千歌「って、何で曜ちゃんも降りるの!?曜ちゃんの家はまだ先の停留所でしょ!?」
曜「何でって。梨子ちゃんの部屋にお泊りするからだけど」
梨子「もう、ちゃっかりお泊りセットまで学校に持ってきてるんだから」
曜「ぶっちゃけ、十千万のアメニティを分けてくれると楽なんだけどなー」
千歌「ふざけないでよ、うちは出張ラブホじゃないんだ」
- 59 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:54:05.58 ID:ltM3/TCc.net
- >>55
この地なしようわかっとる
そうや
国木田花丸はクソ豚のAqoursのツラ汚しなんやで
- 60 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:54:40.65 ID:X98plIJy.net
- 梨子「千歌ちゃんっ!」
堪えきれず、泣きじゃくる彼女を抱き寄せた
と同時にわたしの涙腺も決壊した
千歌「梨子ちゃんっ!?」
梨子「大丈夫だよっ……わたしはここにいるよ」
貴女の体温を、熱い吐息を、心臓の鼓動を直に感じる
それでも震えが止まらない
わかってる、わたしだって本当は……
- 61 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:54:43.57 ID:fLvjV9cd.net
- 海未「かねてから海外に行く機会があった時は寄ってみたいと思っていたのですが、とうとう予約してしまいました……!」
海未「日本ではおそらく裏でない限りないでしょう。それに……日本の殿方の裸をみても楽しくないですし」
海未「と、とにかく、入り口でウロウロしても仕方がないので入ってみます」ドキドキ
- 62 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:55:16.50 ID:fLvjV9cd.net
- 海未「あ、あいはどりざーぶどぅ……」
海未「う、うみ。うみそのだ」
海未「ふぅ……通じたみたいです」
海未「いざっ……!」ガチャ
むわっ
海未「っ!!///」ドキッ
海未(すごい爆音……それに熱気!これがクラブという場所なのですね……わたしには縁のなかった場所です)
- 63 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:55:53.94 ID:fLvjV9cd.net
- 海未(まだショーが始まっていないようですが、服を着崩していますね……)
海未(あ、あちらの色黒の方……ローションがてらてら光って筋肉の自己主張が激しすぎますっ……!///好みの顔ですが……今から脱ぐのだと思うと興奮してきますっ……///)ジュン
海未(黒人の方もいらっしゃるのですね。背が高くて、全体的に大きいです……)
海未←視線を黒人男性の股間に向ける園田
海未(…………///)ドキドキ
- 64 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:56:17.75 ID:Meks0mJX.net
- 曜「あれー?千歌ちゃんなんか怒ってないー?」
梨子「怒ってるら。大方、曜ちゃんが気に障ること言ったんだら」
梨子「じゃなきゃ、千歌っ家(ち)って私っ家(ち)に近いから、貸してくれてもいいらー」
千歌(うわっ、バカにしてるでしょ、このクソトンキン)イラッ
千歌(今なら、好き勝手に関西弁を使われてる関西人の気持ちが分かるよ)
千歌(セイントスノーの前で「なまら」を連発してた自分だって失礼だったんだ)
- 65 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:56:24.47 ID:fLvjV9cd.net
- 海未(あちらのかたは……白いですね。金髪ですし、いわゆるかわいい系の殿方です)
海未(開演前だというのに色んなお客さんに揉みくちゃにされてズボンが脱げかけになっています)
海未「っっっ!!!????♡♡♡」
海未(あ、あの方……勃起してますっ♡Vパンの上からくっきり形がみえてますっ♡何cmあるのでしょう……♡)ハアハア
海未「んっ?」
海未(ぷっくりしたものが……パンツの上からはみ出て……?)
海未(あっ、しまってしまいました……)
海未(き、亀頭、飛び出ていましたよね……♡)
海未(勃起するだけで顔を見せるだなんて……どんなものを持っているのでしょう♡)
- 66 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:56:36.40 ID:X98plIJy.net
- 千歌「梨子ちゃんっ……いいんだよ、ううっ……私が梨子ちゃんを縛りつけるなんてっ……できないよぅ、ぐうぅっ」
梨子「そんなこと、言わないでっ……わたしだって、わたしだってっ……ううっ」
何があっても離れたくない、その気持ちは貴女と同じだ
そう思えるほどの相手は、産まれてこのかた家族を除けば貴女だけだ
エゴを必死で抑える彼女に対し、嘘をついてうやむやにしようとするわたしの方がよっぽどガキだ
千歌「りごぢゃーん……うわぁーん」
梨子「ぢがぢゃん……ぐうぅっ……ううっ」
お互いの顔がぐちゃぐちゃになり、涙が枯れ果てるまで抱き合った
- 67 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:56:51.63 ID:fLvjV9cd.net
- ザワザワ
海未(ショーが始まるみたいです)
海未(海外のパリピ女性の中にわたしのような陰のものが混ざるのは浮きますが……みなさんきっと殿方に夢中ですよね)
海未(最初はコスプレのようなものなのですね……いきなり脱ぐものかと思っていました)シュン
海未(あっ色黒の方が脱ぎ始めましたよ!!!)バッ
海未(すごい筋肉質……♡胸筋素敵です……♡♡)ドキドキ
海未(乳首も開発済みでしょうか、普通の人より大きい気がします……///)
海未←どの客よりも前のめりになって見る園田
- 68 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:57:17.58 ID:fLvjV9cd.net
- 海未(むっ!)
海未(下を脱ぎ始めました♡♡♡)
海未(足の筋肉も素晴らしいです……♡やはり殿方はこうでなくては)
海未(腰回りも……タフそうです……♡きっとあの人にハメられてしまったら最後、一日中めちゃくちゃにされてしまうのでしょうね……♡)
海未(そしてこの方も……Vパン♡♡)
海未(勃起はしていないようですが、日本人ではすごく大きい部類にはいるオチンポのシルエットがよく見えます♡♡)
海未(ああぁっ♡はやく見たいですっ♡♡)
- 69 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:57:50.50 ID:fLvjV9cd.net
- ぴちっ
海未「あっ♡」
海未(パンツに手を掛けました♡♡とうとう脱ぐのですね♡)
ぐいーっ
海未(あっ♡おっきなオチンポ様のシルエットが♡♡♡)
ちら、ちら
海未「あ……♡ぁ……♡」
パッ
海未「あぁ……」シュン
海未(うう、焦らさないでくださいっ♡はやくオチンポさまみせてくださいいぃっ♡♡)
- 70 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:58:13.80 ID:fLvjV9cd.net
- 「ユー」
海未「んっ?」
海未(先ほどまでVパンてわたしを焦らしていた色黒の方が、急に誰かを探すような仕草をして、指をさしました……なぜかわたしの方へ)
海未「わ、わたしですか?」
「イエス。アー……」
海未「う、うみ。ジャパニーズ」
「オー、ジャパニーズ!アイライクジャパンそーマッチ」
海未(なんだか流されるままに挨拶をしてしまったわたしは、なぜかステージに上がるよう促されました)
海未(こ、こんなの聞いてないですっ……///)ドキドキ
- 71 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:58:21.30 ID:X98plIJy.net
- 今はただ貴女と過ごす一瞬一瞬を大切にしたい
いつの日か二人の歩む道が分かたれる運命だとしても
- 72 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:58:54.48 ID:fLvjV9cd.net
- 海未(ほかの観客に羨ましそうな目で見られステージに上がったわたしは……)
「リムーブマイン」
海未(興奮しすぎてIQが低下しているわたしは彼が何を言いたいのかわかりませんでしたが、ジェスチャーなどで本能的に理解していました)
海未「はっ……はっ……♡」←よだれを口いっぱいに溜める園田
ズリ
海未「っ!!!♡♡」
海未(根元見えましたぁっ♡♡パイパンですっ♡つるつるですっ♡♡)
海未(以前仕事でお客様にパイパンを要求されなにが面白いのかわかりませんでしたが……)
海未(確かにこれは興奮します、ね……♡パイパンに男女の違いはありませんっ……♡)
- 73 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:59:25.04 ID:fLvjV9cd.net
- 海未「はあ……♡♡♡」
「ウミ?」
海未「そ、ソーリー。ゲットアリトルなーばす……///」
海未(そ、そうです。はやく脱がせないとほかの客にも迷惑がかかってしまいます……///)
海未「失礼します……♡」
ズリッ
ブルンッ!!
海未「ひっ♡♡♡」
海未(一言でいえば規格外。日本に住んでいればまずお目にかかることのない巨根でした。しかも非勃起でこの迫力)
海未(わたしは洗脳されたように、この色黒オチンポ様のことしか考えられなくなりました)
海未「ち、ちんぽっ♡」バッ
- 74 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 22:59:58.22 ID:fLvjV9cd.net
- 海未(わたしが目の前のオチンポ様に飛びつこうとしたその瞬間───)
「ウェイッ、ウェイト」サッ
海未「えっ……そんな……」
「サンキューフォーユアコーポレーション」
海未「はい、こちらこそ……」シュン
「ソーリー」ボソ
海未「!」
海未(そうです、さすがに本番……というか触れるのはナシですよね……)
海未(ですが、貴重な体験ができました♡)
- 75 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:00:03.32 ID:X98plIJy.net
- メイ*^ _ ^リ 終わりです
二期11話のちょっとした補完的なつもりで書きました
なんか私の中の千歌っち像がどんどん情けなくなってる気がします……スマヌ
- 76 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:00:22.03 ID:fLvjV9cd.net
- 海未(満足しつつステージをあとにしようとすると……)
「ウミ〜」
海未(わたしを呼んだのは、ショーが始まる前にいた黒人男性)
海未(流れ的に今からこの方がストリップをするのでしょうが……わたしに手招きをしています)
海未「も、もしかして、またですか?」
海未(困惑する私にそうだと頷く黒人男性。客からは日本人ばかり贔屓するな的な声が聞こえます)
海未(で、ですが折角です。堪能しなければいけませんよね……♡)
- 77 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:01:01.21 ID:72NU7M1P.net
- おつおつ
- 78 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:01:07.34 ID:fLvjV9cd.net
- 海未←黒人と向き合って立つ園田
海未(体格もがっしりしていますし、やはり遺伝子なのでしょうか。私とは40cmほども身長が離れていますね)
海未←と思いつつチンポしかみてない園田
ヌギ
海未「きゃ♡」
海未(突然彼が脱ぎ出し、黒光りする筋肉が露わになりました)
海未(そのまま下も脱ぐのかと思いきやズボンを履いたままで、ボディビルダーのような仕草をしました)
海未(すごい筋肉です……♡)
- 79 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:01:36.67 ID:fLvjV9cd.net
- 「エクスキューズミー」
海未「えっ?ひゃっ!!?」
海未(筋肉に見とれていると、突然彼に抱きかかえられました)
海未(もしやこのまま無理やり……♡)ジュン
海未(と思ったのも束の間、そのまま肩に乗せられました)
海未(湧き上がる歓声。確かに、肩に大人の女性を乗せるなんて普通はできませんが……わたしとしてはすこし拍子抜けです)
「ライド、ユーノゥ?」
海未「?あ、あぁ、オフコース」
海未(なんとなく、肩に跨ってくれ。と言っているように思いました)
海未(スカートで来てしまったので直に下着を当ててしまうのですが大丈夫でしょうか……)
くちゅ
海未「ぁ……すみません///」
海未(前の色黒の方のこともあり、わたしの秘部は大洪水でした)
海未(そんなことは気にもとめず、彼は立ち上がって……)
ユサッユサッ
海未「あひっ!?♡♡♡」ビクッ
海未(スキップで歩き始めました)
- 80 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:02:36.22 ID:ltM3/TCc.net
- 千歌「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
曜「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
善子「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
ルビィ「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
花丸「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
- 81 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:03:07.97 ID:fLvjV9cd.net
- 海未「やぁぁっ♡待っ♡止まってくだひゃいぃ……♡♡」
海未(わたしの懇願むなしく、彼はクラブ場内を歩き回ります)
海未「あ゛っ♡ひっ♡らめっ♡らめ゛ぇぇ…………♡♡」
海未(振動で善がるわたしをみて笑う観客。愛撫さえもされていないのに感じているという自身の無様さを自覚して、さらに感じてしまうのでした)
海未「やめっ♡やめへぇぇ……♡♡もう、イっ♡」
海未「イグっ!!?♡♡♡♡」ガクンッ
海未(イっちゃいましたぁ……♡♡♡)
- 82 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:03:12.35 ID:X98plIJy.net
- 第十回定期SS祭りスレ
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1520569821/
こちらにも参加させていただきます
- 83 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:03:55.51 ID:fLvjV9cd.net
- 海未(あ、あぁ……最高です♡♡♡)
海未(こんなに卑猥な服を着て、こんなに下品なポーズをして……はしたないエロダンスを何百という殿方にみられ……♡♡)
海未(みなさんガチガチに勃起しています♡♡シコシコ始めている人も……♡)
海未(みなさんが私で興奮するのをみると、わたしぃ…………♡)
海未「イッグ♡♡♡」プシャッ
海未(ステージのうえでイッちゃいましたぁ……♡)カクッカクッ
「ウオオオオオオ!!」
海未「きゃあっ♡みなさん、落ち着いてくださいっ♡」
ガシッ
海未「待っ、まだ♡」
海未「そんな、順番にっ♡」
海未(欲望をすべて私に向けられ、その熱でトロトロに溶かされた私は、かつてない幸福感を得ていました)
海未(きっとこれはこの先ずっと続く、そう確信しながら、私は───)
ずぷっ♡
海未「───ん゛お゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ♡♡♡♡♡♡」
- 84 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:04:23.00 ID:ltM3/TCc.net
- >>75
千歌「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
曜「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
善子「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
ルビィ「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
花丸「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
- 85 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:04:50.46 ID:fLvjV9cd.net
- 終わり
海未ビッチスレの宣伝
- 86 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:05:46.05 ID:ltM3/TCc.net
- >>75
ダイヤ「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
果南「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
鞠莉「桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ」
- 87 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:05:59.46 ID:fLvjV9cd.net
- 海未誕記念
http://imgur.com/4GgD6js.jpg
- 88 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:06:23.75 ID:ltM3/TCc.net
- >>85
乙
- 89 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:08:58.74 ID:fLvjV9cd.net
- もういっちょ
海未誕生日おめでとう
https://i.imgur.com/shCbWir.jpg
- 90 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:11:00.15 ID:ltM3/TCc.net
- 園田海未誕生日おめでとう
桜内梨子は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ
- 91 :名無しで叶える物語:2018/03/15(木) 23:23:50.55 ID:J3R6/Ixs.net
- |c||^.- ^||
- 92 :名無しで叶える物語:2018/03/16(金) 00:15:38.94 ID:SdpQyN6H.net
- メイ*^ ᴗ ^リ
- 93 :名無しで叶える物語:2018/03/16(金) 00:57:21.41 ID:aCXVxzsj.net
- 乙
久々のちかりこやな
- 94 :名無しで叶える物語:2018/03/16(金) 01:41:59.14 ID:NfwLD+Ui.net
- すり寄んな不人気ハゲ
- 95 :名無しで叶える物語:2018/03/16(金) 07:04:37.37 ID:5A5Ezlvv.net
- 乙
儚くも切ない感じ出てたよ
- 96 :名無しで叶える物語:2018/03/16(金) 07:40:22.68 ID:vGd5jQn4.net
- 乙おつ
本編の舞台裏でこういうのあったんじゃないか系の話好きだわ
- 97 :名無しで叶える物語:2018/03/16(金) 09:41:31.40 ID:szpKe+vd.net
- バンドリの一周年豪華やん
- 98 :名無しで叶える物語:2018/03/16(金) 19:56:55.29 ID:SARU+0FV.net
- 从c*^ヮ^§ 乙
- 99 :名無しで叶える物語:2018/03/17(土) 17:34:38.60 ID:dfOuNzhb.net
- ちかりことかオワンコ
時代はちかよし
- 100 :名無しで叶える物語:2018/03/18(日) 03:58:52.62 ID:gI+Zitim.net
- よしりこじゃないからクソゴミ
- 101 :名無しで叶える物語:2018/03/18(日) 14:28:52.50 ID:jwZPs42F.net
- あるサイトでまとめられてもコメントなしの糞ゴミでワロス
つまんねーもん書くな
- 102 :名無しで叶える物語:2018/03/19(月) 14:27:04.52 ID:zarnsi/g.net
- それな
- 103 :名無しで叶える物語:2018/03/19(月) 17:49:02.64 ID:X8cOA0nY.net
- 乙してる奴もガイジ
- 104 :名無しで叶える物語:2018/03/20(火) 17:48:05.25 ID:P7Ymp40R.net
- あらあら
- 105 :名無しで叶える物語:2018/03/21(水) 17:47:05.71 ID:P397ZzlB.net
- あほ
- 106 :名無しで叶える物語:2018/03/22(木) 17:46:05.64 ID:jmHP+o7R.net
- どうでもいいよ
- 107 :名無しで叶える物語:2018/03/23(金) 17:45:04.54 ID:wpZ45Qgx.net
- いいね
- 108 :名無しで叶える物語:2018/03/24(土) 17:44:04.46 ID:/qp7MPUP.net
- バカか
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