果南「私も女の子らしく趣味はお菓子作りってことにしようかな///」花丸（ええ…？完全に嘘じゃないずらか…）

1 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:39:27.86 ID:IAVFYm7i.net

花丸「マルは嘘が嫌いだから2文字消しておいたずら」

2 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:39:58.98 ID:4IoE9Mtg.net

ぎいぃいいぃいやぁ〜〜！！何するずらァー！！！
やめてずら！！！マルが何したって言うんずらぁー！！！！！！
痛いずらよぉー！！！！！！！
読書が出来なくなっちゃうずら・・・
ペンも握れなくなっちゃうずらよぉー！！
千歌ちゃーん！！！！助けるずらぁー！！！！！！！！

3 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:41:35.49 ID:zT6DgwhE.net

マルの人生はこれでおしまい

4 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:42:14.52 ID:3p7HXWfR.net

趣味はお造り？

5 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:42:23.15 ID:P4uTLX+i.net

ずら丸は何で果南に突っかかるんだ？

6 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:43:57.25 ID:Wt/r2Xx3.net

2学年下に舐められる松浦

7 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:44:56.76 ID:c2MZ24OO.net

またマルちゃんが果南ちゃんに爪剥がされてんのか

8 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:46:57.18 ID:zCuFBYa9.net

>>4
ルビィ「親方ぁっ！？」

9 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:50:19.01 ID:MGhAqQW9.net

趣味 子作りとか凄い女の子だけどね

10 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:56:47.83 ID:whBomX8M.net

果南「お菓子作って見たけどどうかな///」

花丸「ん〜もうちょっと甘い方がマルの好みずらね」

11 ：名無しで叶える物語：2018/06/26(火) 23:58:00.92 ID:xnvi9P2E.net

花丸「このお菓子おかわりいらないずら〜」

12 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:04:06.54 ID:+kASjqPe.net

犯し尽くし！？

13 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:05:12.57 ID:ZVjIgOxq.net

果南「お菓子作ってみたけどどうかな…？」

千歌「あ、あはは、おいしいよ！うん！」

鞠莉「オウ…テイスティ…」

ダイヤ「は、初めてにしては上出来ですわね」

花丸「これあんまりおいしくないずら。塩と砂糖間違えたずらか？」

果南「えっ…」

千鞠ダ「！？！？！？」

果南「ひどいよ…でも本当のこと言ってくれたのはマルだけだった…」ﾄｩﾝｸ

14 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:17:26.11 ID:pwb4DDpv.net

>>13
パンツ弾け飛んだ

15 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:17:26.21 ID:BSo2acY8.net

>>5
松浦のこと好きなんじゃねーの？

16 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:19:02.93 ID:5A09sQQr.net

まるちゃん本当は果南の事好きなのに素直になれない説好き

17 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:21:25.37 ID:/DIkTno3.net

果南「キャラメル作ってみたんだ、鰹のやつ///」

18 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:21:52.06 ID:RhpC6RLy.net

高1のとき部活で高3の先輩達に可愛がられてちょっと先輩にイキっちゃっても許されるあるある
ただし3年が卒業すると立場苦しくなるあるある

19 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:32:09.71 ID:teaV6uU1.net

かなまるすき

20 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:40:36.90 ID:Xg/TKG0B.net

ベビちゃんを必死に欲しいアピールしてたスクールアイドルもおるから別にええやん？

21 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:42:42.48 ID:ECoIqMup.net

反抗期マル

22 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:48:36.77 ID:1VkCQgal.net

このパターン新しいな…

23 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:56:06.80 ID:YSEW/d6t.net

かなまる増えろ

24 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 00:59:34.29 ID:1x5fZ1vD.net

>>18
先輩からは可愛がられるけど後輩からは慕われないやつあるあるだな
同学年と仲良くなってないと最悪のパターン

25 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 01:05:09.25 ID:PQ4Juu8v.net

果南「ちょっと！他のみんなは！？」
ずら丸「他にみんなは人気があるから色んなところから引っ張りだこずら。ここは人気のない者が頑張るずらよ。」
果南「」

26 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 01:05:39.86 ID:EuTYThv3.net

かなまる増えて

27 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 06:09:49.47 ID:gtTP7feZ.net

曜ちゃんが王子だとしたら果南ちゃんは兄貴かなって

28 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 06:14:33.46 ID:CqOKu5OX.net

理亞「ふーん。果南さんてお菓子作るんだ」

理亞（どんなの作るのかな。今度お話ししてみたい）


こういうのもあると思うの

29 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 06:22:53.59 ID:BiuLLm+3.net

かなりあ……か

30 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 06:56:40.39 ID:D/jKnO0g.net

カナリアダイヤモンド

31 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 06:58:33.00 ID:BiuLLm+3.net

∫∫( c||^ヮ^|| ﾉJ(`^_ ^´ﾘﾉし |c||^.- ^||

32 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 07:24:53.29 ID:xHF5zf78.net

>>28
かなりあはいいぞ

33 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 08:08:26.69 ID:uB4SEcuo.net

>>28
ちょっとよく分からないので続けて

34 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 08:22:39.31 ID:kZ42v44L.net

かなりあは最高かしら！

35 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 08:24:45.99 ID:vpe1eW+m.net

>>34
引っ込んでろ第2ドール

36 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 08:26:29.73 ID:BdraDclX.net

>>35
なっつw
知ってるやつ生きてねぇだろ

37 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 08:40:35.36 ID:CqOKu5OX.net

理亞（あ、果南さんだ。お菓子のこと話できるかも）

理亞（でもどう話しかけたらいいんだろう。相手は年上だし）

果南（あ、理亞ちゃんだ。確かお菓子作り好きなんだっけ）

果南（教えてもらおうかな。でも、嘘を書いたってバレるのも）

（（どうしようかなぁ））

38 ： ：2018/06/27(水) 09:05:31.71 ID:kZ42v44L.net

>>35
全国25人のピチカー党をなめるなよ？

39 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 09:27:29.32 ID:+68yiEF9.net

果南「趣味はお琴を少々ﾎﾎﾎ」

花丸「男を少々の間違いずら」

40 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 09:34:46.97 ID:4KQCmiLP.net

ふむ、かなまるか

41 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 10:19:48.87 ID:5R64dHn6.net

畜生気味にズバズバ切り込むくらいが仲良さそうで良いずら

42 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 10:27:45.30 ID:Xr7hc7zE.net

>>27
果南「アバよダチ公…」

43 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 10:46:38.79 ID:+nKSVwSb.net

果南ちゃんは死んだ！もう居ない！

44 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 11:03:09.31 ID:qDlbUuz8.net

果南ちゃん(の女子力)は死んだ！もう居ない！

45 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 11:08:06.56 ID:AA1fGNKa.net

お菓
子作り

46 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 11:30:26.72 ID:YHvhz5MH.net

>>13
花丸「いやいや『ひどいよ…』じゃなくてむしろこんなの食べさせたことに対して謝ってほしいずらよね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

47 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 11:33:04.26 ID:80QAFYZ2.net

不合格ずら！今度はもっとおいしいのを作ってくるずらよ！

48 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 11:57:26.56 ID:o5E7tA+b.net

>>37
善子ママ「そうだ！せっかくだからルビィちゃんにおむつになって貰うとかどうかしら？」

善子「何がせっかくなのかはわからないけど私にそんな変態趣味ないから！」

善子ママ「ふーん。でもよっちゃんは高校生とは思えないほどいっぱい漏らしてるし、もしかしたら半分くらいはわざとやってるんじゃ？とか思ったりしたんだけど・・・・」

善子「失礼ね！そんな訳ないでしょ！わざと漏らすなんて有り得ないし、今までのおねしょもおもらしも全部我慢出来ずにやらか・・・・あっ/////」

善子ママ「ふふっ、よっちゃんったら本当に可愛い♥」

善子「ぅぅぅ////」






善子ママ「はい、これでお着替えは終了」

善子「あ、ありがとう・・・////」

善子ママ「そうだ！せっかくだから今日を機に平日もおむつって言うのは・・・」

善子「・・・・ママが換えてくれないおむつなんて絶対、嫌！」

善子ママ「♥」ｷｭﾝ

善子「ルビィ待たせてるから行くわ・・・」

善子ママ「善子ちゃん！」

善子「？」

善子ママ「♥」チュッ

善子「！？！？！？！？！？！/////」

善子ママ「・・・ふふっ♥」

49 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 11:57:38.23 ID:UnONRq/I.net

>>32
曜「でねでね！」

ルビィ「はは…（本当に日が暮れちゃった）」

曜「あれ、暗くなってきちゃったね」

ルビィ「うん、そろそろルビィも元の場所へ帰るね」

曜「えっ待って！」

曜「舟、乗ってよ！誰もいない静かな空に眺める星空…本当に綺麗だから一度見てほしいんだ。お願い、あともう少しだけ付き合って！」

ルビィ「…！うん！」

ルビィ『舟が行くよ』

理亞『了解！海に出た1分後に奇襲かけるから！』

ルビィ（ああ…始まっちゃうんだ。魔女狩りが…）

理亞『〈舟釣り〉が人魚と呼ばれる所以は独特な魔法の使い方にある』

理亞『水中に溶けている元素を分解して酸素や窒素を取り出して呼吸、潜水を行うことからまるで魚のように自在に海を泳ぐの。水中に逃げられたら厄介だからなるべく陸へ誘導させて』

ルビィ『了解です！』

曜「んっ？どうしたのー？」

ルビィ「ああ、ちょっとね…」

50 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 11:57:40.17 ID:LsC0QLh/.net

しょうがないずらねぇ...オラがお菓子作りのイロハを教えてあげるずら

51 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 11:57:52.68 ID:B8b2zVaK.net

>>33
小林「しゅーかぁー」

しゅか「はいはい、あいきゃんはがんばってるよ。えらいえらい」
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

小林「しゅかぁー、しゅきぃー！ きゃははっ！ しゅかとしゅきってめぇーっちゃにてるぅー！」

しゅか「あはは」

しゅか「ねぇ、あいきゃんの彼女さんってどんな人なの？」

小林「あいきゃんのかのじょさんー？ んぅー……そりゃもうちょーーかわいいよっ！」

小林「もうねっ、せかいでいーちばんっ、かわいいりきゃこーーっ！ いえーい！」

しゅか「そ、そうなんだ…」


小林「…あたし、へたじゃないもん」

しゅか「ヘタって、なにが？」

小林「あたしえっちへたじゃないもんっ！ あたしのこのぎるてぃすてぃっくでえっちしたらおんなのこなんかみーーーーんなっ、ひーひーきもちよくなってくれる、はずなのにぃっ…」

小林「なんでっ、もうっ、りきゃこのふかんしょーなとこほんとだめっ！ まじでだめっ！」

しゅか（こんなに荒れてるあいきゃん見るの初めてかも）

小林「あーーもぅーーっ！ やだやだやだぁーーっ！ りきゃこがきもちよくなってくんないとやだぁーーっ！」

小林「くらぇっ、ぎるてぃすてぃっく！ ずばしっ！ いえーい！」

しゅか「こ、こんなとこでそんなの出しちゃだめっ！ それだけはホントやばいからっ！」

小林「んぅー？」

52 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 11:58:01.59 ID:fKa7MTqF.net

>>28
48 名前:名無しで叶える物語(関西地方) :2018/06/11(月) 19:44:30.62 ID:nrfsHjFw
うげ、しくじったな...
まあ煽りはとっくにバレてたみたいだから仕方ない。
消える前に一言、
埋め茸よ、よく>>46のssを埋めてくれた！
感謝するぞ！ではさらば！！

53 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 16:54:02.97 ID:+gR5fTl6.net

果南「初めてクッキー作ってみたんだけど…どうかな//」

花丸「その辺の海草入ってそうで怖いからやめとくずら」

54 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 18:54:41.31 ID:TNeOQJgU.net

ぬう…無神経はヨハネの専売特許ではなかったかしら…

55 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 23:44:19.03 ID:lqsK5IeD.net

ほう…かなまるですか

56 ：名無しで叶える物語：2018/06/27(水) 23:51:34.11 ID:+o8IFY/U.net

マルぅ

57 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 01:18:19.73 ID:8U6DPpXm.net

果南「お菓子作ってみたんだ〜」

花丸「イルカさん大喜びずらね！」

58 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 01:20:27.82 ID:Tb0c7FA8.net

果南→花丸の片思いとも取れるし、
花丸→果南で、好きな子にいじわるしちゃうみたい感じとも取れるし、
もっと二次創作でも流行るべきカップリング

59 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 01:24:38.07 ID:On6a3D4p.net

体育会系女子の先輩に文科系女子の後輩がイキるのっていいよね

60 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 02:15:11.66 ID:QsJxYQQC.net

|c||^.- ^|| かなまる最高ですわ

61 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 03:28:03.67 ID:9xWk7aC2.net

>>57
花丸「イルカさん要らないって。きっとお腹一杯だったんずらねぇ」

62 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 07:47:58.59 ID:4AQHuXPL.net

はやらせ

63 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 08:36:23.59 ID:WDtp5P5g.net

ちょっとまてよ
なんで花丸がここまで畜生キャラにされてるんだ？
ぼく悲しい

64 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 09:42:26.22 ID:pFJrmdbL.net

ダイヤさんを混ぜるとアゼリア

65 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 10:59:59.24 ID:f9iLLg0M.net

千歌と曜以外の後輩に強く出られない果南ちゃん

66 ：名無しで叶える物語：2018/06/28(木) 22:54:06.66 ID:Vr4xyWRE.net

がんばれ

67 ：名無しで叶える物語：2018/06/29(金) 19:17:11.63 ID:z7SwVZ94.net

水ゴリラずら

68 ：名無しで叶える物語：2018/06/30(土) 14:55:49.09 ID:XxfGo4Rd.net

オッパイ

69 ：名無しで叶える物語：2018/06/30(土) 22:28:26.44 ID:rgVTgLlc.net

ありえない

70 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 10:59:37.24 ID:JlXqDX7n.net

がんばって

71 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:19:06.39

果南（私はマルのことが好きだ。だからプレゼントで気を惹いてみることにしたんだ）

果南（マルは甘いものが好きだって聞いた。とくにおまんじゅう）

果南（でもおまんじゅうなんて作れないから、クッキーを作ってみたんだけど……）

果南（型抜きで抜いたはずなのに形はぐちゃぐちゃ、焦げたりちゃんと焼けてなかったり……）

果南（……これじゃあむしろマルに渡す方が失礼かなぁ……）ｼｮﾝﾎﾞﾘ

72 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:19:47.87

――部室

果南「はぁ……どうしようかなぁ、コレ。一応ダイヤにはちょっと時間をずらして部活にきてほしいってお願いしたんだけど……やっぱり渡すの、やめようかな」

花丸「お疲れ様です――あれ？　果南さん一人？　ダイヤさんはまだですか？」

果南「！？」ｻｯ

果南「あ、ああ、お、お疲れ様マル、早かったね。ダイヤはちょっと遅れてくるって」

花丸「？　果南さんも早いず――早いですね？」ｼﾞｰ

果南「え、あ、あはは、うん……」

73 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:20:20.95

花丸「ところで……何か隠しませんでした？」

果南「えっ？　何かって？」

花丸「マルが入ってきたとたん、何か後ろに……」

果南「ないない！！　まさか！！　隠すわけないよ！　私は嘘は付けないし隠し事もできないって知ってるでしょ！？」

花丸「うーん？　でもさっき急いで隠した――」

74 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:21:27.01

果南「隠してないよ！？　なんにも！」ｶﾞﾀﾀｯ

花丸「う、うん、じゃあ、なんにもなかったってことで――」

ｶﾞﾗﾗ

ダイヤ「お疲れ様――二人とも」

果南「だ、ダイヤ！　お、遅かったね！？　マルとまだかなって今話していたところなんだよ！！！」

ダイヤ「？　果南が少し遅れてきてほしいって言ったのよ？」

果南「えっ！？　そ、そうだっけ！？」

花丸「？」

果南「あーそうだっけなぁ！？　アハハ、ハハハ、さーユニット練習だー！　着替えた人から屋上だー！！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ　ﾎﾟﾛｯ　ｶｻｯ　ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ…

75 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:21:59.74

ダイヤ「ユニット練習だと言っているのに、一人で先に着替えて屋上に行っても仕方ないでしょうに……わたくしたちも着替えましょうか」

花丸「あ、はい――ん？」ﾋｮｲ　ﾍﾟﾗｯ

ダイヤ「あら？　果南、何か落としたのかしら？」

花丸「！」ｻｯ
花丸「練習メニューのメモみたい……後で渡しましょうダイヤさん」

ダイヤ「やれやれ……果南も慌て者ね……」

花丸「……」

76 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:22:31.52

――部活後　帰り道

果南「あーあ……結局渡せなかったなぁ」ｶﾞｻｺﾞｿ

果南「まあ、こんな形も歪で焼き加減も滅茶苦茶なの、誰も食べたりしないよね」

果南「それに、部活の時にダイヤが差し入れてくれた抹茶のクッキー美味しかったなぁ……私のを出さなくてよかった」

果南「あの時のマル、すごくうれしそうだった……」

果南「形もきれいで、焼き加減もばっちりで、味もびっくりするぐらい美味しかった……」

果南「それに比べて私のは――」ﾋｮｲ　ｼﾞｰｯ

果南「うん、だめだ。魚の餌にもならないよ」

果南「家に帰って捨てよう――」

花丸「それ、捨てちゃうんですか？」

77 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:23:03.86

果南「マ、マル！？　ど、どうして――」

花丸「やっぱりなにか隠してたんですね？」

果南「あっ、いや、ちが、これは！」ﾊﾞｯ

花丸「今更隠しても遅い、ですよ？」ﾋｮｲ

果南「わ、わ！」

花丸「んー……これは……」

果南「そ、それは――そう、その――イルカの餌だよ！！」

花丸「イルカの餌？」

果南「そ、そう、イルカの餌、ネットで調べて作ってみたんだ！　イルカの餌！　淡島マリンパークのイルカにあげられないかって思って、今日帰りに持って行こうとして、鞄の中に入れてたんだ！」

花丸「ふぅん、そうずらか」

78 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:23:52.30

花丸「そんなに可愛くラッピングまでして？」ｺﾞｿｺﾞｿ

果南「そ、それは、ほら、イルカにあげるとはいえ、やっぱり、プレゼントだしさ！」

花丸「その袋のリボンにマルの名前まで書いて？」ﾋﾟﾗｯ

果南「えっ？」

マルへ
　　　　　　果南

果南「えっ！？　あれっ！？　嘘！？　落っこちた！？」

花丸「部室で落としたの、気付いてなかったずらか」

果南「あ、う……///」

79 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:24:28.01

果南「そ、それはとにかく返して！」ﾊﾞｯ

花丸「あっ」

果南「こ、これは何と言われようとイルカの餌で、マルへのプレゼントじゃないから！」

花丸「そりゃマルもそんな歪で焼き加減も滅茶苦茶なクッキーは要らないかな」

果南「う"……そ、そうだよね……」

花丸「でも――」

果南「でも？」

花丸「果南ちゃんがマルの為だけに作ってくれたクッキーなら、マルは食べたいかな？」

果南「えっ――」

80 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:24:53.90

花丸「？　違うの？　マルにくれるために作ったクッキー？　イルカのために作ったクッキー？」

果南「こっ、これは――これはっ――そのっ――ま、まっ――」

花丸「どっち？」ﾆｺ

果南「ま、マルの為に作った、クッキーだよ……///」

花丸「そうなんだぁ！　じゃあ、マルにください！」ﾊﾟｧｧ

果南「うぅっ……はい、これ……」ｶｧｧ

花丸「えへへ、ありがとう果南さん！」

81 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:25:32.31

花丸「いただきます、ずら」ﾓｸﾞ

果南「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

花丸「――、――」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

果南「ど、どうかな？」

82 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:26:25.41

花丸「んぐ」ｺﾞｸﾝ

花丸「不味いずら」

果南「え」

花丸「味見はしてないずら？　これすごい不味いよ、クッキーと呼ぶのすらおこがましいレベルで不味いずら」

果南「……」ｼﾞﾜ

花丸「これじゃあイルカだって食べるわけないずら」ﾋｮｲ　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

83 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:26:55.42

果南「返して」ﾋｮｲ

花丸「あ」ﾊﾟｯ

果南「じゃあ食べなくていい、捨てる」ｸﾞｯ

花丸「人の話は最後まで聞くずら、果南さん」

果南「最後も何も、不味いんでしょ！」

花丸「そりゃ味はね？　むしろ滅茶苦茶な焼き加減の時点で美味しくないのは自明の理ずら」

果南「だからもう食べなくても――」

花丸「でも果南さんがわざわざダイヤさんに部室に遅れてきてって頼んで、マルのためだけに作ってくれたクッキーを、マルは残したくないずら」

果南「……へ？」

84 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:27:54.24

果南「だって、不味いって」

花丸「不味いずらよ？　試しに食べてみるずら」ｽｯ

果南「う、うん……」

花丸「よく咀嚼するずら」

果南「――、――」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

果南「――マッズ！！！」

花丸「不味いでしょ？　今まで食べたお菓子で一番ひどいずら。というか味見ぐらいしておいたほうが……」

果南「うぅ……とにかく、これほんとに食べなくていいよ……」

85 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:29:53.04

花丸「うん、まあAqoursのみんなとか、不特定多数のために作ったのならマルは一つも食べないずら」

果南「だ、だから食べなくて――」

花丸「でも果南さんがマルの為だけに作ってくれたクッキーなら、マルはいくらでも食べられるよ」

果南「な、ま、マル――！？///」

花丸「ね、残りのクッキーも頂戴？　マルにとって世界で一番まずくて美味しいクッキー」

果南「あ、な、な、う、あ、は、はい！　これ！　そんなに言うならマルにあげる！！///」ｽﾞｲｯ

花丸「うん、ありがと果南さん」ﾆｺ

86 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 18:30:14.13

花丸「――、――」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

果南「う、うう……///」

花丸「ああ、不味くて、見かけも歪だけど、とても綺麗で美味しい――果南さん、ありがとう」

おしまい

87 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:46:58.79 ID:ca0Iv/MH.net

果南（私はマルのことが好きだ。だからプレゼントで気を惹いてみることにしたんだ）

果南（マルは甘いものが好きだって聞いた。とくにおまんじゅう）

果南（でもおまんじゅうなんて作れないから、クッキーを作ってみたんだけど……）

果南（型抜きで抜いたはずなのに形はぐちゃぐちゃ、焦げたりちゃんと焼けてなかったり……）

果南（……これじゃあむしろマルに渡す方が失礼かなぁ……）ｼｮﾝﾎﾞﾘ

88 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:48:06.94 ID:ca0Iv/MH.net

――部室

果南「はぁ……どうしようかなぁ、コレ。一応ダイヤにはちょっと時間をずらして部活にきてほしいってお願いしたんだけど……やっぱり渡すの、やめようかな」

花丸「お疲れ様です――あれ？　果南さん一人？　ダイヤさんはまだですか？」

果南「！？」ｻｯ

果南「あ、ああ、お、お疲れ様マル、早かったね。ダイヤはちょっと遅れてくるって」

花丸「？　果南さんも早いず――早いですね？」ｼﾞｰ

果南「え、あ、あはは、うん……」

89 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:48:43.13 ID:ca0Iv/MH.net

花丸「ところで……何か隠しませんでした？」

果南「えっ？　何かって？」

花丸「マルが入ってきたとたん、何か後ろに……」

果南「ないない！！　まさか！！　隠すわけないよ！　私は嘘付けないし隠し事もできないって知ってるでしょ！？」

花丸「うーん？　でもさっき急いで隠した――」

90 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:49:41.19 ID:ca0Iv/MH.net

果南「隠してないよ！？　なんにも！」ｶﾞﾀﾀｯ

花丸「う、うん、じゃあ、なんにもなかったってことで――」

ｶﾞﾗﾗ

ダイヤ「お疲れ様――二人とも」

果南「だ、ダイヤ！　お、遅かったね！？　マルとまだかなって今話していたところなんだよ！！！」

ダイヤ「？　果南が少し遅れてきてほしいって言ったのよ？」

果南「えっ！？　そ、そうだっけ！？」

花丸「？」

果南「あーそうだっけなぁ！？　アハハ、ハハハ、さーユニット練習だー！　着替えた人から屋上だー！！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ　ﾎﾟﾛｯ　ｶｻｯ　ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ…

91 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:50:20.79 ID:ca0Iv/MH.net

ダイヤ「ユニット練習だと言っているのに、一人で先に着替えて屋上に行っても仕方ないでしょうに……わたくしたちも着替えましょうか」

花丸「あ、はい――ん？」ﾋｮｲ　ﾍﾟﾗｯ

ダイヤ「あら？　果南、何か落としたのかしら？」

花丸「！」ｻｯ
花丸「練習メニューのメモみたい……後で渡しましょうダイヤさん」

ダイヤ「やれやれ……果南も慌て者ね……」

花丸「……」

92 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:50:58.51 ID:ca0Iv/MH.net

――部活後　帰り道

果南「あーあ……結局渡せなかったなぁ」ｶﾞｻｺﾞｿ

果南「まあ、こんな形も歪で焼き加減も滅茶苦茶なの、誰も食べたりしないよね」

果南「それに、部活の時にダイヤが差し入れてくれた抹茶のクッキー美味しかったなぁ……私のを出さなくてよかった」

果南「あの時のマル、すごくうれしそうだった……」

果南「形もきれいで、焼き加減もばっちりで、味もびっくりするぐらい美味しかった……」

果南「それに比べて私のは――」ﾋｮｲ　ｼﾞｰｯ

果南「うん、だめだ。魚の餌にもならないよ」

果南「家に帰って捨てよう――」

花丸「それ、捨てちゃうんですか？」

93 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:51:32.88 ID:ca0Iv/MH.net

果南「マ、マル！？　ど、どうして――」

花丸「やっぱりなにか隠してたんですね？」

果南「あっ、いや、ちが、これは！」ﾊﾞｯ

花丸「今更隠しても遅い、ですよ？」ﾋｮｲ

果南「わ、わ！」

花丸「んー……これは……」

果南「そ、それは――そう、その――イルカの餌だよ！！」

花丸「イルカの餌？」

果南「そ、そう、イルカの餌、ネットで調べて作ってみたんだ！　イルカの餌！　淡島マリンパークのイルカにあげられないかって思って、今日帰りに持って行こうとして、鞄の中に入れてたんだ！」

花丸「ふぅん、そうずらか」

94 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:52:34.89 ID:ca0Iv/MH.net

花丸「そんなに可愛くラッピングまでして？」ｺﾞｿｺﾞｿ

果南「そ、それは、ほら、イルカにあげるとはいえ、やっぱり、プレゼントだしさ！」

花丸「その袋のリボンにマルの名前まで書いて？」ﾋﾟﾗｯ

果南「えっ？」

マルへ
　　　　　　果南

果南「えっ！？　あれっ！？　嘘！？　落っこちた！？」

花丸「部室で落としたの、気付いてなかったずらか」

果南「あ、う……///」

95 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:53:22.67 ID:ca0Iv/MH.net

果南「そ、それはとにかく返して！」ﾊﾞｯ

花丸「あっ」

果南「こ、これは何と言われようとイルカの餌で、マルへのプレゼントじゃないから！」

花丸「そりゃマルもそんな歪で焼き加減も滅茶苦茶なクッキーは要らないかな」

果南「う"……そ、そうだよね……」

花丸「でも――」

果南「でも？」

花丸「果南ちゃんがマルの為だけに作ってくれたクッキーなら、マルは食べたいかな？」

果南「えっ――」

96 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:53:49.92 ID:rjvH80ez.net

天才か

97 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:54:14.64 ID:ca0Iv/MH.net

花丸「？　違うの？　マルにくれるために作ったクッキー？　イルカのために作ったクッキー？」

果南「こっ、これは――これはっ――そのっ――ま、まっ――」

花丸「どっち？」ﾆｺ

果南「ま、マルの為に作った、クッキーだよ……///」

花丸「そうなんだぁ！　じゃあ、マルにください！」ﾊﾟｧｧ

果南「うぅっ……はい、これ……」ｶｧｧ

花丸「えへへ、ありがとう果南さん！」

98 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:55:02.24 ID:ca0Iv/MH.net

花丸「いただきます、ずら」ﾓｸﾞ

果南「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

花丸「――、――」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

果南「ど、どうかな？」

99 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:55:45.91 ID:ca0Iv/MH.net

花丸「んぐ」ｺﾞｸﾝ

花丸「不味いずら」

果南「え」

花丸「味見はしてないずら？　これすごい不味いよ、クッキーと呼ぶのすらおこがましいレベルで不味いずら」

果南「……」ｼﾞﾜ

花丸「これじゃあイルカだって食べるわけないずら」ﾋｮｲ　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

100 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:56:36.98 ID:ca0Iv/MH.net

果南「返して」ﾋｮｲ

花丸「あ」ﾊﾟｯ

果南「じゃあ食べなくていい、捨てる」ｸﾞｯ

花丸「人の話は最後まで聞くずら、果南さん」

果南「最後も何も、不味いんでしょ！」

花丸「そりゃ味はね？　むしろ滅茶苦茶な焼き加減の時点で美味しくないのは自明の理ずら」

果南「だからもう食べなくても――」

花丸「でも果南さんがわざわざダイヤさんに部室に遅れてきてって頼んで、マルのためだけに作ってくれたクッキーを、マルは残したくないずら」

果南「……へ？」

101 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:57:14.03 ID:ca0Iv/MH.net

果南「だって、不味いって」

花丸「不味いずらよ？　試しに食べてみるずら」ｽｯ

果南「う、うん……」

花丸「よく咀嚼するずら」

果南「――、――」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

果南「――マッズ！！！」

花丸「不味いでしょ？　今まで食べたお菓子で一番ひどいずら。というか味見ぐらいしておいたほうが……」

果南「うぅ……とにかく、これほんとに食べなくていいよ……」

102 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:57:46.91 ID:ca0Iv/MH.net

花丸「うん、まあAqoursのみんなとか、不特定多数のために作ったのならマルは一つも食べないずら」

果南「だ、だから食べなくて――」

花丸「でも果南さんがマルの為だけに作ってくれたクッキーなら、マルはいくらでも食べられるよ」

果南「な、ま、マル――！？///」

花丸「ね、残りのクッキーも頂戴？　マルにとって世界で一番まずくて美味しいクッキー」

果南「あ、な、な、う、あ、は、はい！　これ！　そんなに言うならマルにあげる！！///」ｽﾞｲｯ

花丸「うん、ありがと果南さん」ﾆｺ

103 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 22:58:30.51 ID:ca0Iv/MH.net

花丸「――、――」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

果南「う、うう……///」

花丸「ああ、不味くて、見かけも歪だけど、とても綺麗で美味しいクッキー……――果南さん、ありがとう」

おしまい

104 ：名無しで叶える物語：2018/07/01(日) 23:02:50.08 ID:rjvH80ez.net

かなまるはいいぞ……

105 ：名無しで叶える物語：2018/07/02(月) 02:14:40.15 ID:uV+8e1vX.net

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