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曜「楽しい休日」

1 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 18:56:31.32 ID:5D5bgqDB.net
〜曜の部屋〜

善子「暑い……」グデー

曜「暑いねぇ……」グデー

善子「このままでは、太陽に焦がれ翼を灼かれたイカロスのように、ヨハネの漆黒の翼も灼熱の炎と消えてしまうわ……」

曜「そうなったら私が支えてあげるよ……」

善子「結構よ……」

曜「善子ちゃーん……」

善子「んー……?」

曜「パンツ見えてるよー……」

善子「暑いのよ……」

2 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 18:57:35.40 ID:5D5bgqDB.net
曜「見てもいいのでありますかー?」

善子「この身体は所詮仮初の器にしか過ぎないわ……。人間風情に見られたとしても、何の支障も無いのです……」

曜「襲っちゃうよー」

善子「暑いからやめて……」

曜「うおおおおー! よーしこー!」ガバッ

善子「あっ、やめなさい!」ジタバタ

曜「よっちゃんウフフ」ギュウ

善子「暑いわよぉ……」ジタバタ

曜「暑いぃ……」

曜・善子「暑いよぉ……」

3 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 18:57:53.07 ID:5D5bgqDB.net
善子「自分も暑がるなら最初からしないでよ!」

善子「あー……、今のでさらに汗かいたわ……」

曜「服まで湿ってるねー」

善子「うえぇ……」

曜「堕天使も汗かくんだ」

善子「身体機能はこの器に依存していますから。不便なものね、人間の身体というのは……」

曜「……」スンスン

善子「ちょっ……、嗅がないで!」

曜「んー……、赤ちゃんみたいな匂いがする」

善子「そう……」

4 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 18:58:41.11 ID:wGbpfeD9.net
c||^.-^||

5 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 18:59:21.12 ID:5D5bgqDB.net
善子「あー、もう! なんでクーラーつけないのよ!」

曜「節約でありますよー」

善子「ああ、あっつい!」

曜「扇風機もいいものだよー」

善子「もう! ブラ邪魔!」ポイッ

曜「おお、大胆」

善子「クックック! そしてこの魔界からの風を送り込む堕天アイテムをヨハネの身体に直接使用する事によって……」ピッ

ブオオオオ(服をたくし上げて扇風機に当たる善子)

善子「はー、極楽」ブオオオ

曜「あーっ、扇風機占領しないでよ!」

善子「曜さんが暑がらせてくるのが悪いのよ」

6 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 18:59:59.86 ID:5D5bgqDB.net
曜「それに、はしたないよー」

善子「いいのよ、どうせ女同士なんだし……」ブオオ

曜「おなか壊しても知らないよ」

善子「堕天使に人間の理は通用しないのです」

曜「ふーん……。あっ」

曜「お宝発見」ヒョイ

曜「……クンクン」

善子「ちょっ、ブラ嗅がないでよ」

7 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:00:49.08 ID:5D5bgqDB.net
曜「おお……、良い匂いに混ざって微かに汗の匂いが……」

善子「うるさいわよぉ!」

曜「いや、全然嫌な匂いじゃないっていうか……」クンクン

善子「いつまで嗅いでいるの」

曜「癖になるんだよねー」クンクン

善子「犬なの?」

曜「もしかしたら前世は犬かも……」クンクン

善子「もういいでしょ! 返して!」バシッ

曜「あー……」

善子「変態」

8 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:01:04.66 ID:5D5bgqDB.net
曜「……」

曜「たまに疑問に思うんだけど」

善子「何?」

曜「よっちゃんって……」

曜「いや、やっぱりやめておこう」

善子「いや、そこまで言ったら全部言いなさいよ。気になるでしょう」

曜「じゃあ……」

曜「よっちゃんって、ブラ、必要なの?」

善子「……」バコーン(無言の全力パンチ)

曜「痛い!」ヒリヒリ

9 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:01:06.19 ID:Yil80FbD.net
支援

10 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:01:41.80 ID:5D5bgqDB.net
……

曜「善子ちゃん、冷えてるでありますか〜?」

善子「かなり」

曜「どれどれ」ピト

善子「ひゃんっ」

曜「おお、お腹ひんやり」

善子「ちょっと」

曜「気持ち良いなぁ」サワサワ

善子「やめなさい」

曜「だって善子ちゃんが扇風機占領してるもーん」サワサワ

11 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:02:07.16 ID:5D5bgqDB.net
善子「また暑くなるじゃない!」

曜「ちょっとぬるくなってきた」

善子「もう……」

曜「もう少し上の方触っても良い?」

善子「ダメ」

曜「そこを何とか」サワサワ

善子「曜さんって……」

曜「ん?」

善子「男子みたい」

曜「えっ!?」

善子「さっきからいやらしい事ばかりしてくるし」

曜「ガーン!」

善子「いつかセクハラで捕まるわよ」

曜「1.『ちょっとした先輩後輩のスキンシップなのに……』
  2.『よっちゃんにしかしないから大丈夫』
  3.『本当のセクハラを見せてあげようか?』
  どれがいい?」

善子「どれを選んでもヨハネの好感度は下がるわよ」

曜「難易度高いなぁ」

12 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:02:20.53 ID:fX5zAUpg.net
見てるぞ

13 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:02:54.57 ID:5D5bgqDB.net
……

曜「ん……」

曜「外行かない?」

善子「何で?」

曜「運動しようよ」

善子「何が悲しくて、そんな修行僧みたいな真似しなくちゃあいけないのよ」

曜「いやいや、外で体を動かすの、気持ち良いよー?」

善子「じゃあ、曜さん一人で行ってきたら? 私は寝ているわ」グデン

曜「そんな不健康な真似、曜ちゃんは許しませんよー」グイグイ

善子「いーやーだー」

曜「よーしこー!」

善子「よーはねーだってばー」

14 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:03:34.42 ID:5D5bgqDB.net
曜「お願い、よっちゃん!」

善子「堕天使は安易に外で闇能力を発揮してはいけないのよ!」

曜「じゃあ闇能力なしでいいから!」

善子「そもそも外で何するのよ!」

曜「ジョギングでも、テニスでもバスケでもなんでもいいよ。とにかく体を動かしたい!」

善子「何でそんなに元気が有り余っているの?」

曜「曜ちゃんは元気の子なのであります!」

善子「はぁ……、もうわかったわよ」

曜「やった! なんだかんだで付き合ってくれるよっちゃん大好き!」

善子「そうしないと、無理矢理にでも連れ出されそうだもの……」

曜「運動服貸してあげるね。あ、ちゃんとブラは着けていった方がいいよ!」

善子「言われなくても着けるわよ!」

15 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:04:06.63 ID:5D5bgqDB.net
……

曜「じゃあ軽く10kmくらい走った後、テニスして、その後バドミントン、バスケ、サッカー、ダンス、レスリングしようか」

善子「ヨハネを殺したいのね」

曜「大丈夫だよー。高校生の体力を甘く見ちゃあいけないよ」

善子「いや、そんなに有り余っているのはあんただけよ!」

曜「私たちの全盛期は今なんだよ!」

善子「はぁ……、せめてどれか一つにしましょうよ」

曜「んー、じゃあテニスする? ラケット貸してくれるところあるから」

善子「いいけど。ヨハネはその様な嬉戯、やったことないわよ?」

曜「曜ちゃんが手取り足取り教えてあげるから大丈夫でありますよ!」

善子「セクハラ禁止ね」

曜「えー……」ガックリ

善子「なんでガッカリしてるのよ!」

16 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:04:45.88 ID:5D5bgqDB.net
……

〜テニスコート〜

善子「えーい!」パコーン

曜「腕の力だけで打っちゃだめだよー!」パコーン

善子「そ、そんなこと言われたってぇ!」パコーン

曜「体重移動させないと! ほらこうやって……っと!」パコーン

善子「むぐぐ……、喰らいなさい! 堕天使奥義! 堕天波動球!!」BAKOOOOOOM

ピューン

曜「あー……。ホームラン」

善子「あ……ごめんなさい」

曜「良いよ良いよ」

17 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:05:24.10 ID:5D5bgqDB.net
……

善子「つ、疲れたぁ〜……。握力が殆どなくなったわ……」グデーン

曜「お疲れ!」ケロッ

善子「元気ね……」

曜「いやー、良い汗かいたね!」

善子「よくないわよ……」

曜「楽しかった?」

善子「それは、まぁ楽しかったけど」

曜「たまにはこういうのも、いいでしょ?」

善子「そうね。たまには、ね」

曜「へへへ」

善子「はぁ、早く帰りましょう。シャワー浴びて、クーラーの効いた部屋へ行きたい……」

曜「そうだね。帰ろっか」

18 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:06:05.52 ID:5D5bgqDB.net
〜曜の家〜

善子「さぁ、いざ。水の精霊ウンディーネが司りし、癒しと恵みの空間へ……」

曜「待って」

善子「な、何よ」

曜「善子捕獲完了!」ギュッ

善子「わあぁっ! は、離れなさいっ!」

曜「やーだよー」ギュゥゥゥ

善子「ちょっ、やめなさいよ! お互い汗だくで気持ち悪いでしょぉ!」

曜「全然気持ち悪くないであります!」スンスン

善子「や、やめて! 匂いを嗅がないでぇ!」

曜「はぁ……はぁ……! こうやって汗まみれの状態でイチャイチャするのが夢だったんだぁ!」

善子「マニアックすぎるわよ!」

曜「汗まみれになろうや」

善子「もうなっているわよー!」

19 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:06:49.42 ID:5D5bgqDB.net
曜「はぁ、満足」グッショリ

善子「何が満足よ! もう! 余計ビショビショになっちゃったじゃないの!」グッショリ

曜「お互いの体液、ぐちょぐちょに混ざり合っちゃったね……」

善子「変な言い方するのやめて!」

曜「このままサウナルームでイチャイチャしたいね」

善子「どれだけ汗かきたいのよ……」


曜「仕方ない。もったいないけどシャワー浴びようか」

善子「何がもったいないのか理解できないわ」

曜「面倒だから一緒に入ろうよ」

善子「えー……、まぁいっか」

20 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:07:25.54 ID:5D5bgqDB.net
〜脱衣所〜

善子「二人で狭くない?」ヌギヌギ

曜「肌を寄せ合えば大丈夫だよ」ヌギヌギ

善子「はぁ……あなたはもう……」スッポンポン

曜「あっ、よっちゃん、着替えの下着これ使ってね。流石に汗まみれのは嫌でしょ?」

善子「あー……、ありがとう。助かるわ」

曜「ブラのサイズは合わなかったから、昔使ってたスポブラになっちゃったけど……」

善子「ねぇ、それ言う必要あった? ねえ?」イラッ

曜「ンハハ」

善子「もう! 先入ってるから!」バン

曜「ヨーソロー!」

曜「……」ガサゴソ

曜「よ、よっちゃんの汗を大量に含んだパンツ……!」ゴクリ


オワリ

21 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:08:43.80 ID:5D5bgqDB.net
短いですが読んでくれた方ありがとうございます。
曜ファンの人ごめんなさい。

22 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:11:28.33 ID:b575xLLj.net
続きはよ

23 :名無しで叶える物語:2018/07/03(火) 19:14:13.87 ID:MTpoXmI0.net
許しませんわよ!

続けてくれなきゃ

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