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善子「ずら丸!!トリックオアトリートよっ!!」花丸「善子ちゃん、季節感間違ってるずら」

1 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:00:04.77 ID:S3BUofgC.net
11月11日

善子「いいじゃない別に!お菓子をもらえることに変わりないんだし!!」

花丸「全然違うずら。ハロウィンはお祭りだけど、今日はただの平日ずらよ、善子ちゃん!」モグモグ

善子「ま、そんなことよりずら丸っ!!その机の上のポッキー、ヨハネにもひとつちょ〜だいっ♪」

花丸「ずら?ぽっきー?マルの?」モグモグ♪

善子「ええ!あんた今も食べてるじゃない。そんなに大量にあるんだから一本ぐらいちょうだいよね!!」

花丸「え〜、どうしよっかなぁ〜……これ、マルがおこづかいためて買ったものだし……」

善子「……あんたまさかそれ、もしかして全部一人で食べるつもりなの?」

花丸「うん。もちろんそのつもりだけど?」

善子「……」

花丸「……?」

善子「……太るわよ、ずら丸」

2 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:01:17.61 ID:S3BUofgC.net
花丸「マルはそんなこと気にしないも〜ん♪」

善子「むぅ〜……」

花丸「あ〜んっ♪」ポキッ!

善子「……」

花丸「ん〜♡くっきーのサクサク感とチョコレートのふんわりとした甘さがたまらないじゅらぁ〜♡」

善子「むぅ〜!!!」

スタッ!

善子「いいもん!!ルビィ!!ヨハネとポッキー

花丸「ルビィちゃんならさっきダイヤさんのとこいっちゃったずらよ〜♪」モグモグ♪

善子「ええっ!!?そ、そんなぁ……」

花丸「ん〜♪」

善子「……」

花丸「……」モグモグ

善子「……むぅ」

花丸「ねえ善子ちゃん、どうしてもマルのぽっきー欲しいの?」

3 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:02:31.88 ID:S3BUofgC.net
善子「あ、当たり前じゃない!!だってチョコよ!!チョコ!!しかもたまたまか知らないけどあんたが持ってるやつ今年限定発売のレアなやつだし……」

花丸「ふ〜ん、そうなんだぁ〜……」モグモグ

善子「だ、だから……」

花丸「……善子ちゃん、欲しいなら素直に欲しいって言うずら」

善子「は、はぁ?さっきからずっと言ってるじゃない!!ちょうだいって!!」

4 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:03:14.58 ID:S3BUofgC.net
花丸「どうしても?どうしても欲しいの?」

善子「どうしても!!どうしてもよっ!!!」

花丸「……」

善子「だから大人しくちょうだいよね、ずら丸……」

花丸「……」

パクッ!

花丸「ん〜!」

善子「へっ……?」

花丸「んん〜っ!!!!」

善子「ず、ずら丸……?」

5 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:03:58.19 ID:S3BUofgC.net
花丸「んん〜っ!!!!」

善子「……?」

花丸「……むぅ」

パクパク

花丸「もうっ!!食べたいのか食べたくないのかはっきりするずら!!!」

善子「い、いや、意味わかんないんだけど……」

花丸「ぽっきーげーむ!!ぽっきーげーむしようって言ってるのっ!!」

6 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:04:58.38 ID:S3BUofgC.net
善子「……へ?ポッキー、ゲーム?」

花丸「うん!ぽっきーげーむずら!!」

善子「……」

花丸「……善子ちゃん?」

善子「……!!!?///」ポフン!!

善子(なっ、なっ……//ポ、ポッキーゲームって……//)

善子「……//」カァァッ!!

花丸「善子ちゃん……?顔まっかだよ?」

善子「だ、だって、ずら丸……//」

花丸「ずら?」

善子「え、えっと、ヨハネの認識が間違ってなければ、その……//」

花丸「……?」

善子「ポ、ポッキーゲームって、恋人同士がやるやつよね……?//」

7 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:05:31.26 ID:pOCL9QpH.net
遅いけど季節感は間違ってない

8 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:06:36.38 ID:S3BUofgC.net
花丸「え?そうなの?」

善子「だ、だって、ヨハネの知ってるポッキーゲームは、その……//」

善子「ポッキーの両端から二人で、もぐもぐって、食べながら……//」

ドキドキ!!

善子「!!!!?//」カァァッ!!!

花丸「うん。マルの知ってるぽっきーげーむもそのぽっきーげーむずら。さっきもそのつもりで準備してたし」

善子「じゃ、じゃあ……//」

善子(私、そんなことしたら、ずら丸と、最終的に、キス……//)

花丸『善子ちゃん♡マルのことも、ぽっきーと一緒に食べて欲しいずら♡』

善子『ず、ずら丸……//』ドキドキ♡

善子「……!!!?//」バクバクバクバク!!

9 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:07:23.21 ID:7NQ5UKgP.net
そういや昔、善子が8人の家を回ってお菓子貰うSSあったな

10 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:08:00.33 ID:S3BUofgC.net
善子「え、えっと……ホントにそんなことやるの?//」

花丸「うん。二人でぽっきーを分け合うならそうやって食べられた部分で分けるのが一番効率いいと思うずら」

善子「で、でも……//」

花丸「文句を言うなら善子ちゃんのぽっきーは無しずらね〜♪」

善子「んなっ!!?ちょ、ちょっとずら丸!!?」

花丸「あ〜んっ♪ん〜、ぽっきーおいしいずら〜♪」

善子「……」

花丸「〜♪」

善子「むぅ!!!」

ダンッ!!

善子「やるっ!!やるわよ!!やればいいんでしょ!!!」

善子「その代わりちゃんとポッキーよこしなさいよね、ずら丸!!」

花丸「うん!その意気ずらよ、善子ちゃん♪」

11 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:09:23.00 ID:S3BUofgC.net
花丸「ん〜っ!!!」

善子「ちょ、ちょっと待って!まだ心の準備が……//」ドキドキ!!

花丸「ん〜!!!!」

善子「わあっ!!?わかった!!やる!!やるわよっ!!」

花丸「ん〜んっ♡」

善子「じゃ、じゃあ……//」

善子(ナチュラルにクッキーの部分私に押し付けてくるの、若干ズルいように感じるけど……今はそんなこと気にしている場合じゃないわよね……//)

花丸「ん〜んっ♪」

善子「ず、ずら丸……//」ドキドキ

善子(な、なんか顔ちか……こ、これが世にいうポッキー一本分の距離感……//)

12 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:10:12.61 ID:S3BUofgC.net
花丸「ん〜♪」

善子「……//」ドキドキ!!

善子(こ、こいつ……//中身はムカつくくせに、どうしてここまで可愛いのよ、ホント……//)

善子(肌白いし、もちもちだし……//なによりお菓子を目の前にしたずら丸ってば、すっごいウキウキだから……//)

善子(か、かわ……//)

花丸「……よひほひゃん?」

13 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:11:11.61 ID:S3BUofgC.net
善子「んにゃぁ!!?//な、なによ……//」

花丸「マルのほうはひゅんびかんひょうずら。よひほひゃんの合図ではひめていいよ?」

善子「じゃ、じゃあ……//」

善子「よ、よーい……どん」

花丸「うんっ!!」

パクパクパクパク!!!

善子「ふえっ!!?//」

ポキッ!!!!

善子「!!?」

14 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:12:33.61 ID:S3BUofgC.net
花丸「はい、折れちゃったからこれで終わりずらね、善子ちゃん」

善子「へっ!?そ、そんな……ってかまだ私クッキーの部分しか食べてないんだけどっ!!」

花丸「自業自得ずら。善子ちゃんが弱すぎるのが悪いんだよ?」

善子「弱すぎって……逆にあんたが強すぎるだけだと思うわよ、ヨハネからしたら……」

花丸「マルの大切なぽっきーだもん。そんな簡単にあげるわけにはいかないずら」

善子「で、でも……」

善子(ってかこいつは恥ずかしくなかったの?あれ……//)

15 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:13:23.69 ID:S3BUofgC.net
善子(だ、だって……ずら丸の顔がぐんぐんこっちに迫ってくるのよ!!?あれやってると!!!///)

善子(いよいよキスしちゃうかも!なんて、ついそんなこと考えちゃうし……//)

善子「……//」

善子(そ、それに、まともにずら丸の顔見ちゃったらすぐに目と目が合っちゃうし……だから咥えてるときは前もむけないし……//)

善子(だ、だからいつキスすることになっちゃうかもわかんないし、だから余計にドキドキするし……//)

善子(ううっ、生殺しでつらい、恥ずかしい……//)カァァッ!!

16 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:14:11.80 ID:S3BUofgC.net
善子「……//」

花丸「〜♪」

善子(ど、どうしてこいつはこんなに平気そうなのよ……?)

善子「ね、ねえ、その……あんたは恥ずかしくなかったの?」

花丸「えっ?恥ずかしいって、何が?」

善子「あ、いや……な、なんでも、ないわよ……//」

善子(こ、ここで私が恥ずかしがってることバレたら、絶対面白がってもっとからかってくるわよね……こいつ、案外ひん曲がった性格してるし……)

善子(ほんと、ムカつく性格してやがるんだから……)

善子「……」

花丸「〜♪」

善子(どうすれば、ずら丸に一泡吹かせられるのかしら……?)

善子「……!!」ピコーン!

善子(そ、そうよ!!逆にヨハネがずら丸のことドキドキさせてやればいいんだわっ!!)

17 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:15:01.87 ID:S3BUofgC.net
善子「ね、ねえずら丸!!もう一回!!もう一回さっきのお願い!!」

花丸「え?さっきのって……ぽっきーげーむ?」

善子「そうっ!!さっきヨハネ、クッキーしか食べられなかったし……だからもう一回だけお願い!!ずら丸!!」

花丸「もうっ、しょうがない善子ちゃんずらね〜……」モゾモゾ

善子「あ、あと!!ハンデ!!ヨハネにハンデよこしなさいよ!!」

花丸「はんで……?」

善子「あんたこのゲーム強すぎるし勝負にならないわよっ!!だから最初20秒は何もしないで待ってなさいよね!!」

花丸「ふ〜ん……うん。いいよ、善子ちゃん」

善子「よしっ!!」

18 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:16:18.80 ID:S3BUofgC.net
花丸「ん〜っ!!」

善子「いい?20秒はストップしてなさいよね!約束なんだからね!!」

花丸「わかってるから早く準備するずら!!善子ちゃん!!」

善子「ええ、じゃあ……」

パクッ!

花丸「ん〜……」

善子「……//」

善子(お、落ち着きなさいヨハネ!!最初の20秒はずら丸の方からこっちに迫ってくることはないし……)

善子「じゃ、じゃあいくわよ……よーい、どん」

花丸「ん〜……」

善子「あむっ、あむっ……」ポキポキ♪

19 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:17:27.98 ID:S3BUofgC.net
花丸「ん〜……」

善子(こ、こうやってゆっくりとずら丸の方に近寄ってけば、さすがにずら丸もヨハネのこと意識……//)

善子「……//」ソーッ

チラッ

花丸「ん〜?」

善子「んにゃっ//」

善子(め、合った……いま、ずら丸の大きくてくりっとした目と……//)

善子(ってかこいつ、めっちゃ純粋な目、してたけど……//は、恥ずかしさとか、欠片もないわけ……?//)

花丸「ん〜……」

善子(や、やば……//あんなの見つめてたら、逆にヨハネが堕ちていきそうになるし……//)

善子(……そ、そうよ!!目を閉じればいいんだわ!!)

20 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:18:37.50 ID:S3BUofgC.net
善子「……//」

ポキッ♪

善子(何も見ない、考えない!!このまま、まっすぐ、前に……//)

ポキッ♪

善子(そ、そうすれば、きっといつかはチョコの部分に……//)

サクッ♪

善子「んっ!」

善子(入った!!チョコ!!チョコゲット!!)

善子(あとは、できるだけ多く食べれるように……)

ポキポキ♪

善子「……//」

21 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:19:56.04 ID:S3BUofgC.net
善子「……//」

ポキポキ♪

善子(こ、このままいけば、もっとチョコの部分……でも、やりすぎるとずら丸とキス、しちゃうことになるかもだし……//)

ポキッ♪

善子(で、でも……しょうがないわよね?だって万が一キスすることになっても、それはゲーム中の不慮の事故だし……//ヨハネだってチョコ食べたいし……//)

ドキドキ

善子(も、もうすぐ!!きっと長さ的にはもうすぐずら丸の唇に当たっちゃうっ!!いつ当たってもいいように心の準備だけしておいて……)ドキドキ!!

ポキポキ♪

善子「……//」ドキドキ!!

ムニュッ♡

善子(き、きたぁ!!!//)

22 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:21:30.53 ID:S3BUofgC.net
善子「んっ……//」

ドキドキ!!

善子(や、柔らかいの、ヨハネの唇に当たって……//こ、これが、ずら丸の、くちびる……//)

善子「……//」カァァッ!!

ドクン!!ドクン!!

善子「んっ………//」

善子(な、何よこの多幸感……//た、ただ、ずら丸とキス、してるだけなのに……//)

善子(善子、ずら丸と、キス、してるだけ……//)

善子「……//」

善子(んにゃっ!!?や、やばっ!!?マジでヨハネずら丸とキスしちゃったの!!?)

23 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:22:23.06 ID:S3BUofgC.net
善子「!!!?//」カァァッ!!

善子(そ、それになんか、こいつの唇、意外と甘くて柔らかいのよね、なんか……//)

善子「んっ……//」

善子(……あれ?甘い?)

善子「……」

ソーッ!

善子「!!!!?」

善子(んなっ!!?)

善子「ま、ましゅまろぉ!!?」

24 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:25:37.49 ID:S3BUofgC.net
花丸「えへへ〜、善子ちゃんひっかかったずら〜!!」

善子「ふえっ!!?ず、ずら丸……?」

善子(じゃあ……ずっとヨハネがずら丸のくちびるだと思ってたものは、実はマシュマロだったってことで……//)

善子(私ずっと、マシュマロとキスを……//)

善子「……!!?//」カァァッ!!

花丸「あははっ〜、引っかかった〜!引っかかったずら〜!!おもしろ〜い!!」

花丸「えへへ〜、くちびるとんがらせて可愛かったよ〜、善子ちゃん〜♪」フニフニ

善子「んなっ……//」

花丸「もしかして善子ちゃん、マルとキスしてると思ったの?善子ちゃんにも可愛いところあるんだね〜♪」

善子「〜〜〜っ!!!//」プルプル

花丸「じゃああれが善子ちゃんのキス顔……ってこと?ふーん、あんな顔も出来るんだね、善子ちゃん」

善子「んなっ……//」カァァッ!!

花丸「まあマルは善子ちゃんのあんな可愛いところが見られただけで十分ずら〜!はい、残りのぽっきーは善子ちゃんにあげるね」

善子「なっ!!?ず、ずるいわよ!!あんただけそんな!!//」

25 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:26:50.53 ID:S3BUofgC.net
花丸「……ずら?マルが?」

善子「そ、そうよ!!私だけこんな恥ずかしい思いさせられて……!!!//」

花丸「でもマルだってぽっきーげーむ参加したじゃん。これで平等だと思うずら」

善子「で、でもっ!!!あんただけ恥ずかしがってない、っていうか……//」

花丸「もう、げーむごときで大袈裟ずらよ、善子ちゃん」

善子「ごときって!!!へ、下手したら、その……//」

善子「キ、キス、するかもしれなかったのよ、ヨハネたち……//」

花丸「キスくらいで恥ずかしがるなんて善子ちゃんもまだまだ子供ずらね。マルはそれくらいなら全然恥ずかしくないずら」

善子「なっ……//じゃ、じゃあ……//」

善子「も、もし仮に、今ここでヨハネとキスすることになったとしても……あんたはそれでいいの、ずら丸?//」

26 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:28:04.96 ID:S3BUofgC.net
花丸「うん。善子ちゃんからお願いしてくれるならいくらでもいいずらよ、マルは」

善子「なっ……//」

花丸「まあ、ヘタレ堕天使さんにはそんなことできないと思うけどね〜♪」

善子「うぅっ〜……//」

花丸「さ、残りのぽっきーた〜べよっ♪あ〜んっ♪」ポキッ!

善子「……」

花丸「ん〜♪しあわせじゅらぁ〜♪」

善子「……ねえ、ずら丸、ちょっといい?」

花丸「ん〜?なんずら、善子ちゃ

ダンッ!!

花丸「ずらっ!!?//」

善子「……//」

花丸「よ、善子ちゃん……?」

27 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:28:40.50 ID:S3BUofgC.net
善子「……」

花丸「よ、善子ちゃん……その……」

花丸「壁に挟まれてると動けないから、離れて欲しいずらぁ……//」

善子「……」

花丸「善子ちゃん……?//」

善子「……ねえ」

善子「私、今ここでずら丸とキスしたいんだけど」

花丸「ずらっ!!?//」

28 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:29:39.57 ID:S3BUofgC.net
善子「ずら丸、さっき言ったわよね?私から頼めばさせてくれるって」

花丸「あ、うん、えっと……//」

善子「キスさせなさい、ずら丸。ヨハネに唇をよこしなさい」

花丸「ふえっ!!?//え、えっと……//」

善子「……いいのよね?勝手に奪っても」

花丸「あ、う、えっと、その……//」

善子「じゃあ、もらうから。ずら丸」

花丸「ふええっ!!?よ、善子ちゃん!!?」

善子「いくわよずら丸」スーッ

花丸「ひゃっ……//」ドキドキ

善子「……」

花丸「あっ……//」

善子「……」

花丸「んっ……//」プルプル

チュッ♡

29 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:31:01.09 ID:S3BUofgC.net
善子「んっ……」

花丸「んっ……んっ……♡」

善子「……ぷはぁ」

花丸「ふぁ♡……よ、善子ちゃん……♡」

花丸(ずらぁ……//し、しちゃった、善子ちゃんとキス……//)

花丸「……//」カァァッ!!

花丸(ず、ずるいずらぁ……ああいうときだけ、急にカッコよくなるの……//)

花丸(マル、ほんとはこうなるなんて、思ってなかったのに……//だって善子ちゃん、今までも積極的にはなってくれなかったからぁ……//)

花丸(だから、こうして善子ちゃんと、初めてのキスが出来たのが、まだ夢みたいで……//)

花丸「……//」

花丸(ううっ〜!!やっぱり堕天使もーどはずるいずらぁ、善子ちゃん……//)ドギマギ!!

花丸(よ、善子ちゃんは……?//)

花丸「……//」チラッ

善子「……//カァァッ!!

花丸(……ずら?)

30 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:32:04.53 ID:S3BUofgC.net
花丸「善子ちゃん……?」

善子「……//」

花丸「もしかして善子ちゃんも……て、照れてるの?//」

善子「んにゃっ!!?//そ、そんなわけな

花丸「もうっ!!!//せっかく大胆にしてくれたんなら最後まで貫き通して欲しいずらぁ!!!!///」ポカポカ!!

善子「ふえっ!!?//う、うるさいっ!!!//しょうがないじゃないっ!!!私だってホントにすることになるとは思わなかったんだからぁ!!!//」

31 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:32:58.18 ID:S3BUofgC.net
花丸「……//」カァァッ!!

善子「ふぇぇ……//」ドキドキ!!

花丸「むぅ〜………!!!」

善子「な、何よ……どうしてそんな不満そうな顔してんのよ……//」

花丸「……歯、当たってたずら」

善子「!!?」

花丸「善子ちゃんキスのとき歯を当ててきたもん!!もうっ!!雰囲気台無しだったずらぁ!!!」

32 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:34:17.47 ID:S3BUofgC.net
善子「へっ!?//そ、それは……えっと……//」

花丸「もう一回!!だからもう一回なのっ!!//」

花丸「はい!!ぽっきー!!まだこんなに残ってるもん!!」

善子「ふえっ!?そ、それって、まさか……//」

パクッ!

花丸「ん〜!!!!」

善子「ずら丸……//」

花丸「ん〜!!!!」

善子(な、なによ、そんな唇突き出されちゃったら……//)

善子(ヨハネだってスイッチ、入っちゃいそうじゃない、もうっ………//)

善子「い、いいわよっ!!このヨハネがずら丸ごときにゲームというゲームで負けるわけがないんだからねっ!!//」

花丸「へたれはてんしのくへによくいうふら!!さっきもマルにまへへるのにっ!!」フッフーン!!

善子「んなっ!!?……こ、このっ!!//ヘタレって言うなぁ〜〜〜っ!!!!///」


大量のポッキーは二人で美味しく頂きましたとさ

33 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:34:37.84 ID:S3BUofgC.net
終わりです。お粗末様でした

34 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 18:36:20.95 ID:dBPACUaC.net

ヘタレ攻め&誘い受けいいですね

35 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 19:06:16.35 ID:iUk/3tWK.net
乙です
よしまる抜きでも構成や台詞回しが素晴らしい
また書いてください

36 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 19:09:01.64 ID:qWhSL3ds.net
乙。
素晴らしい

37 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 19:24:55.21 ID:hWwG96/p.net
ぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああぁあ^〜

38 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 20:37:20.25 ID:KNMhGS0q.net
最高かよ

39 :名無しで叶える物語:2020/11/10(火) 21:50:16.82 ID:89kAMMos.net
浦ラジ171回 20:25あたりから
F=降幡K=小林S=斉藤
S「船長ネームぽきもそさんから頂きました」
「ラブライブ!サンシャイン!!劇場版Blu-ray特装限定版特典CD『i-n-g,I TRY!!』の視聴動画が公開されましたね」
「出会いがあれば別れもいつか必ずあるけど思い出に浸るのは後にして今は精一杯走り続けよう、歌詞からそんなメッセージを感じてとても胸が熱くなりました」
「ところでこの『i-n-g,I TRY!!』というタイトルですが、『i-n-g』というのは劇場版ラストの曲になった『Next SPARKLING!!』の最後の三文字が最初に来ることで、二つの曲が繋がっているのではないかなと感じました」
(ここから問題の考察)
「そしてその三つの文字はそれぞれ…おおっとぉなんだこれw」
「Ichinensei、あの英語で書いてあるIchinensei Ninensei Graduate、卒業つまり三年生の事を示していて」
K「えぇ?」(FKクスクス笑う)
S「それがハイフンという運命の糸でつながっているという、いつまでも変わらないAqoursの永遠の絆を表しているんじゃないかと思いました」
K「すごいね…」S「すごくない?」
K「えーなんかさぁ…」
S「Ichinensei」FK「Ichinenseiwwwww」
S「I,n,graduate、G、INGw」
K「皆すごいなぁ…(しんみり)」
F「えっこれ本当?」
(ちょっと間が開く)
K「いや本当かどうかじゃないんだよ!」
(FS笑い声)
K「こういうのは本当かどうかじゃない」S「うん」F「え〜」
S「皆が思ったらそりゃそうなんだよ」K「それはそうだよ」
F「へぇ〜」
K「だって、それはねぇ」F「すげぇ…」
K「くみ取って…すごいですねぇ(小並感)」
K「いやぁ〜うちらはさぁ何も考え…なかったねこんな…」
S「そ、そうねwwwww…」K「Ichinensei …Ninensei…」
F「何もではないけどwww」K「いや、だって」
F「こういう感じにはなんなかった」S「Ichinensei Ninensei…とは…思わなかったなぁ…」
F「単純に現在進行形…」K「いや、今なんだなぁって…今があれなんだなぁっていうのはあったけど」
K「その『Next SPARKLING!!』のingっていう、なんか、気持ちにもなれなかった…なんか考え、がそこまで及ばなかった…すごいな」
S「すごいな…(小声)」F「ねぇ…(小声)」
S「何かやっぱ…みんながこうやってさ自分の色々な思ったことを送ってくれるじゃん」FK「うんうん」
S「なんか…あ、そんな考えがあったんだっていう…改めてさ私たちもさ気づかされるじゃないけどさ」F「ねー」
S「これすごいね」K「確かめたくなるよねw」
S「実際に聞きたくない?畑さんにさ」
F「畑先生の歌詞に込めた想いとか、ちょっと、ね、聞いてみたいってのはちょっとある」
K「ちょっとゲストで…w」F「いやいやダメダメ緊張しちゃうし無理ですwww」
S「ゲストは緊張しちゃうからボイスメッセージか何かでwwww」
F「ボイスメッセージとかで…」K「こ、ここだけ…ww?うちらも送るの?気になってるところwww」
S「あのこれってぇ」K「これってどうですかねww」
F「すごいなーwAqoursの歌詞って一つ一つ意味も込められてる訳だから…そういうのも…」
K「いろんな考え方するとより楽しいですねーやっぱり…」FS「ねー…」
K「ありがとう…ございますぅ」

40 :名無しで叶える物語:2020/11/11(水) 03:56:51.02 ID:ytCA4nPH.net
こういうのでいいんだよ

41 :名無しで叶える物語:2020/11/11(水) 04:02:05.68 ID:qDn/b8Vy.net
童貞が頑張って書いたんだろうなぁってSSだった
よしまる厨って大半がヤリマンオタサーの姫多そうだけどこんなの見て楽しめるの?

42 :名無しで叶える物語:2020/11/11(水) 05:59:57.72 ID:YmdcyD7G.net
良いよしまる
ありがとう

43 :名無しで叶える物語:2020/11/12(木) 02:54:12.03 ID:BvxXAKXp.net
良かった乙

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