【都政】小池知事、若狭氏の副知事には慎重「彼は衆院議員」

ひろし ★＠＼(^o^)／

　東京都の小池百合子知事は５日、就任後初の定例会見に臨み、副知事候補に浮上している自民党の若狭勝衆院議員について、
現職国会議員であることなどを理由に、現時点では慎重な構えを示した。

　小池氏は「若狭さんは、私の盟友。今回の選挙戦も若狭さんなくしてはなかった。その力量とおとこ気には感謝している」と述べ、
党東京都連の「除名処分もあり」の通達をものともせず、一貫して小池氏を支援した若狭氏に謝意を示した。

　その上で、都の業務や予算のあり方を検証する目玉政策の１つ、都政改革本部を挙げ、「（若狭氏には）さまざまな問題点の
あぶり出しについて、プロ中のプロとしてお願いしたいところではある」とした上で、「彼は今も衆院議員。今後も自民党の議員として活躍することと思うが、総合的に判断をして参りたい」と述べた。

　都政改革へのアドバイスを仰ぎたい考えはあるようで、「彼は、私の理解者で予言をいただける方なので、これからも連携を続けたい」と話した。
都庁の人事全体についても、「まずは私自身が都庁に来てわずかの時間しかない。空気を含めて学び、どう進めていくか総合的に考えて判断したい」と述べた。

　小池氏はまた、４日に会談した自民党の二階俊博幹事長に加えて、安倍晋三首相に対しても、若狭氏や自身を支援した区議の処分について、寛容に対応してもらえるよう、要請したことを明かした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000178-nksports-pol