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【正】 クロモリフレーム Part60 【正】

841 :ツール・ド・名無しさん:2015/06/26(金) 16:47:29.52 ID:SFCc1WcD.net
何か荒れてるな。
>>824 皆怖く成って出てこなくなってしまったので俺が一応まとめておく。
但しネットで拾った知識じゃなく学校で習った内容だけどな(専攻じゃなく、概論だけだから細かいところまではわからないが)

大前提
金属の引張強度と剛性(ヤング率=縦弾性係数)は異なるものだと言う事を理解しておいてほしい。
鉄で言えばクロモリも軟鋼もヤング率は同じ。だからもし軟鋼でフレームを作った場合は、引張強度が低い分だけ肉厚が厚くなるので、
断面係数が大きくなり剛性は上がる(恐らくとんでもなく固いフレームに成る)

本題
1、フレームはヤレて剛性が下がるか?:答え=下がらない。
ヤレるという状態が何を指すのか不明だが、もし塑性変形したとしてもヤング率は変わらないので剛性は下がらない。
(見て分かる位に変形してれば話は別だろうけど)
2、疲労で剛性は下がるか?:答え=下がらない。
疲労によるミクロクラックが伸展して断面積が減る状態になれば、断面係数も小さくなるので剛性は下がる。
でも競輪選手が2〜3か月乗っただけでそんな状態になる事は考え辛い(それは機械として見たときに強度不足の設計不良品)。
疲労破壊は脆性破壊なのでクラックが有る程度以上の深さに伸展するとフレームがポキッと折れる。
3、バネがヘタるのはどうして?:答え=規定以上の変形をさせた為に塑性変形しただけ。
4、ブレーキワイヤーの伸びについて
ワイヤー材料は高張力が150kgf/mm^2位有る。ブレーキワイヤーは断面積が約2mm^2なので強度は300kgf。
ブレーキレバーのレバー比が5だとして、20kgfの力で握っても100kgfの力しか発生しないから伸びる事は無い。
ちなみに材質は鋼鉄製だよ(SUSは合金鋼に成るけど)

以上、専門の人が読んで間違っているところが有ったら訂正してください。
長文失礼。もう出てこないので後は宜しく。

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