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クロスバイク購入相談スレッド Part117

82 :atagem:2016/03/15(火) 20:56:25.78 ID:Xy2pz1D1.net
>>78
まずはジオメトリ表を比べてみましょう
ハンドルの高さ以外に決定的に違う箇所があります
gのsa(シートアングル)とcのcs(チェーンステー、リヤセンター)です
ニローネはg(sa)の角度が(570mm)で73.5°、ローマは73°です
ニローネはc(cs)が417mm、ローマは実に435mmもあります
saが立っているとよりペダルにパワーをかけやすくなります
生まれたパワーは後輪にかかるわけですが、この距離が長いと伝わるパワーも減ってしまいます
dのbbd(ボトムブラケットドロップ、bb下がり)もニローネは高く、ローマは低くなっています
bbdが高い(数値が小さい)と高重心で縦方向の力に強く横方向の力に弱くなります
低重心はより直線安定性が高いかわりに、加速は鈍くなります
即ち、ハンドルの高さだけではなく、設計そのものがフラバロードとクロスバイクでは違っているのです
コンフォートユースのローマは直進安定性を、フラバロードのニローネは加速を重視している、とも言えます
ハンドルをドロハンにするだけでは、クロスバイクはロードバイクにはならないのです
極端な話ですが、ママチャリにドロハンを付けてもロードと対等には走れませんよね
そんな感じに受け止めて頂ければ
sa、cs、bbdで大体の性質はわかるそうです
私のcx4000がいくら細いタイヤを履いてもrnc7やamxには及ばないのです
そのかわりコンフォートユース仕様は路面状況や風にさほど神経を使わないですみます
ラインを多少外しても飛ぶことはまずありません
ニローネはカーブを腰で曲がり、ローマはハンドルで曲がる、といった差異でしょうか

うまく説明できなくてすみません(言い訳として体育会系なので…考えるより感じろ、みたいな?)
より混乱なさったかも知れませんが…

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