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折り畳み&小径車総合スレ 120

329 :ツール・ド・名無しさん:2016/12/13(火) 18:58:31.51 ID:xWG2nm9C.net
次は小径車。

小径というだけで日本の街中では覆しようのないハンディキャップを有すしている。
自転車は車道走行とはいいつつ現実には危険な場面もあるので、そういう場合は
歩道を走らざるを得ないのだが、歩道と車道の間には多かれ少なかれ段差や継ぎ目
が存在しており、そこを通過する際に小径車はそのタイヤ空気量の致命的な少なさ
や過剰なホイール剛性によりガツガツと嫌な突き上げに苛まれる。
これは不快というだけではなく、ハブやヘッドのベアリングにダメージを与えるものである。 
小径車は乗り越え力が小さいので段差や継ぎ目を何も考えずに越えようとすると
前輪をすくわれてあっと言う間に転倒することがある。
もちろん段差継ぎ目だけでなく荒れた舗装も苦手としている。
つまり何にも考えずにのほほんと走ることが出来ないのだ。
小径車は慣性、GD値小さく漕ぎ出しが軽いことから小気味よい加速をするので
そういう意味だけではストップアンドゴーの多い街乗りに向くのだが、また一方で
小径という本質故に街乗りに向いていないという皮肉。 
かつて小径婦人車がミニサイクルという名前で一斉を風靡したが次第に大径化して
現在の「ママチャリ」に進化した歴史を考えればわかる。
小径車は街乗り向けではない。

また乗り越え力の小ささは転がり抵抗の大きさでもある。
ミシュランの実験データだとウォルバーのモールトン用高圧タイヤは平滑な
板張りの室内トラックコースでは最高の結果を残したが、どうしても微細な凸凹
のある公道上では転がり抵抗過大で性能がガタ落ちしたということである。 
車輪回転数の高さによる寿命の短さも欠点といえる。

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