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SURLY サーリー 46

539 :ツール・ド・名無しさん:2023/01/26(木) 08:27:39.29 ID:1yU3qq6E.net
>>538の続き

ヘルメットをかぶることで安心感を得ることができ、その結果、より多くのリスクを冒すことができるようになるのです。

リスク補償の最初の議論は、
「ライダーがヘルメットを着用する国(米国、英国)では、サイクリストが素手で走る国(ヨーロッパ)よりも多くのサイクリストが死亡している」
という事実に基づいていた。
結論は、
「ヘルメットは何らかの形で自転車の安全性を低下させる」
というもので、ヘルメットを着用したライダーは無敵だと感じ、より大きなリスクを冒す(リスク補償)、というのが最良の仮説のようだった。

しかし、データはこの分析を支持しない。
米国では、死亡するライダーのほとんどがヘルメットを着用していない(1参照)ので、米国の死亡率の高さをヘルメット着用者のリスク補償で説明することはできない。
実際、ヘルメットは自転車から「気楽さ」を奪い、リスクをより認識させる(2.を参照)。

しかし、ヘルメットには懸念がある。
新しいサイクリストに、
「ヘルメットさえあれば安全が保証されると言えば、彼らを危険な道に追いやることになる。」
本当の安全は、前を見て、他人の行動を予測し、道路状況を正しく判断して、事故を回避することから生まれます。

車でも同じことが言えます。私たち北米の人々は、安全性能の高い大型車を買うことに力を注ぐ一方で、上手に運転することを学ぼうとはしません。
そして、北米の交通事故死者数は先進国の中で最も多く、小型車(しかも比較的安全でない)を上手に運転している国よりもはるかに多いのです。

結論社会として、ヘルメットに焦点を当てることは、本当の安全について教えることから遠ざかっている。

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