雨が降り、カピバラもいる水族館「カワスイ」が川崎駅前商業施設に１７日オープン [ひよこ★]

ひよこ ★

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2020年7月14日 18時44分スポーツ報知

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川崎水族館の「アマゾンゾーン」には屋内水族館では珍しい滝が流れている

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多摩川の映像をバックに生息する生きものを展示する川崎水族館の「多摩川ゾーン」

　都市型水族館「カワスイ　川崎水族館」が、１７日にオープンする。１４日にメディア内覧会が行われた。

　ＪＲ川崎駅前商業施設「川崎ルフロン」の大規模リニューアルプロジェクトに伴い、９～１０階に、日本で初めて既存商業施設内にオープンする水族館。「世界の美しい水辺」をテーマに、川崎市を流れる多摩川からアジア、アフリカ、南米アマゾンの熱帯雨林まで、世界の様々な環境に暮らす生きものを最先端の技術を駆使して展示する。

　延べ床面積約７０００平方メートルに「多摩川ゾーン」「オセアニア・アジアゾーン」「アフリカゾーン」「南アメリカゾーン」「パノラマスクリーンゾーン」「アマゾンゾーン」の６つの展示ゾーンがあり、６９個の水槽、約２３０種（植物を除く）の生きものを鑑賞。昼と夜で異なる空間演出が施されるほか、霧や雨、滝などのリアルに再現された自然を感じる空間で、五感を刺激する生きものとの出会いを体感できる。

　「多摩川ゾーン」では、川崎市内を流れる多摩川の映像をバックに、生息する生きものを「上流」「中流」「下流」に分けて展示。カワスイは、サッカーＪ１川崎フロンターレ、バスケットボールＢ１川崎ブレイブサンダースの地元スポーツチームとも提携しており、ともに川崎市を盛り上げていく。

　「アマゾンゾーン」は熱帯雨林の温室で、実際に雨を降らせたり、霧を発生させるなど、本物のアマゾンの雰囲気を再現。水槽には世界最大の淡水魚ピラルクなどがいるほか、ブラジルの魔よけやお守りとされるカハンカの木像と滝があるデッキには、カピバラなど水族館では珍しい多彩な生きものも登場予定。カピバラへのエサやり体験も計画されているが、新型コロナウイルスの影響で、開始時期は未定となっている。

　ほかにも水中カメラ映像をＡＩがリアルタイムで解析し、水槽内の生きものの種名と解説を画面に表示する次世代の展示システムを、世界で初めて導入するなど見どころ満載。ＪＲ川崎駅東口徒歩１分とアクセスは抜群で、鈴木正孝館長は「皆さんの身近な存在になりたい。川崎にお買い物などに来たついでに来ていただけたら。まずは安全安心を第一に考え、（来場者）年間１００万人を目標にしたい」と話した。