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歴代FE主人公が兄弟だったら 54章

410 :誰かうちの長兄にサイレスかけてください:2015/08/23(日) 08:19:47.36 ID:KvjwXhTk.net
(暗夜家)
ガロン「シェンメイ、ミコトよ。さぁ、もっと近う寄れ」
ミコト「まぁ、ガロン様ったら。子供達が見ていたらどうしますの?」
ガロン「構わぬわ、仲睦まじい夫婦の姿こそ屋内円満の秘訣だろう?」
シェンメイ「まぁ、ガロン様ったら…//」

イチャイチャ

マークス「あの、父上……」
ガロン「む、なんだ。マークス。わしがシェンメイやミコトといる時は部屋に来るなと言っておろう」
マークス「いえ…父上宛てに速達が届いていたもので」
ガロン「…のぅ、マークスよ。そなた、弟妹が増えるのはさぞ嬉しいだろうがそろそろ自分の子を持ちたいとは思わぬか?」
マークス「!!…そんな滅相も無い!私はまだ父上のような暗夜の世継ぎとして求められるべき技量を持ち合わせておりません故…」
ガロン「じゃが、わしがエカテリーナとの間にお前を設けたのは丁度お前くらいの年だったが。お前はちと堅物過ぎるのだ、その年で女の1人2人居らずしてどうする」
マークス「…失礼、致します…」



マークス「……はぁ、何故ああも父上は女性関係にだらし無いというか…」
シグルド「ん?あなたは確か暗夜家の長兄マークス殿」
マークス「!あなたは…シグルド義兄上!…すまぬ、溜め息などみっともない姿を晒してしまった!」
シグルド「はは、シグルドで構わない。思えば、きみと私とは共に大家族の長兄という何かと気苦労の絶えぬ立場だ。私でよければ相談にも乗ろう。ここではなんだから、居酒屋にでも行って語らないか?」
マークス「シグルド義兄上…礼を言う」

という流れで近所にある居酒屋で?む事になったシグルドとマークス。
酒が入った故かその口調は次第に愚痴の混じったものになってゆく。

マークス「父上は毎日のように私に嫁はまだかと迫ってくる。私とて結婚に興味がない訳ではない!分かっている、分かっているのだ…だが」
シグルド「うんうん、分かるぞマークス殿。私の方も、姉上がしつこく迫るんだ!童貞だの、キスも未経験だの、イチャラブネタも弟妹達ばかりで泣きたい気分だ!」
マークス「なにっ!?義兄上もそうなのか!?」
シグルド「私にはディアドラという愛する女性がいるのに、私より地位も名誉も高いアルヴィスが何から何までディアドラの気を引き妨害してくれる!」
マークス「くっ、私も愛する女性が自分以外の男を思うなど嫉妬で自分が狂ってしまいそうだ、よく分かるぞ!」
シグルド「彼女の為に、プロポーズの台詞だって考えているのだ!アルヴィスなどに負けはしない!」
マークス「それは、私も!この通り、婚約指輪だって用意したのだ!」
シグルド「怖れているばかりでは何も変わらない!二人の気持ちが同じなら(ry」
マークス「もうお前は、妹ではない…。もっと、二人だけで過ごせる時間が(ry」
シグルド「きみにキス出来ない(ry」
マークス「今度はお前に、愛を教え(ry」
シグルド「神よ、もし私達の愛が許されぬというのならその罰は私だけに(ry我が愛しきディアドラを、永遠に(ry」
マークス「その髪も肌も……私だけのもの(ry」

シグルド「……」
マークス「……」
シグルド「ふっ、きみの愛の語らいもなかなかのものだな…」
マークス「いや、それはシグルド義兄上こそ…」
シグルド「だが、まだまだこんなものではないぞ」
マークス「……臨むところだ」

二人の(色々とこっぱずかしい)愛の語らいという名の口説き文句合戦は、(居酒屋にいた人々と空気に永続フリーズをかけながら)明星まで続いたという。



カシム「シグルド、ヨハン、マークス。
紋章町の三大ポエマーの名はこうして語り継がれるようになったのです。
え?情報料?1,000ゴールドほどいただけませんかね?
実はうちの母が重い病気で…」

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