「戦争する国づくりを急ぐ安倍政権の広報誌」と言われる育鵬社の捏造オカルト教科書　各地で反対運動

zipluck ★

歴史教科書に育鵬社　宮城県立中、東北初採択
宮城県教委は２１日、県立中高一貫校の仙台二華中（仙台市若林区）と古川黎明中（大崎市）が
２０１６年４月から４年間使用する歴史教科書に、扶桑社（東京）の関連会社の育鵬社（同）を
採択したと発表した。育鵬社によると、同社の採択は東北で初めて。
採択されたのは２０日開かれた県教委の臨時委員会。６人の教育委員が、両校の教員が
作成した各教科書の評価書と、指導主事や大学教授ら２３人で構成する審査委員会の
資料などを基に審議を進めた。
二華中は評価書で育鵬社を１番としていた。黎明中は１番ではなかったが、目指す生徒像や
学校の方針が二華中と同様であることを理由に、教育委員が５対１の多数で採択を決めた。
庄子晃子委員長は「わが国の歴史と文化について人物を多く取り上げ、豊富な資料と共に
詳しく記述している点を高く評価した。グローバル人材の育成を目指す両校の特性に合う」
との談話を出した。
育鵬社は、「新しい歴史教科書をつくる会」の提案で中学校の歴史・公民教科書を発行してきた
扶桑社が０７年に設立。一方、つくる会は自由社（東京）を通じて独自に教科書を出版している。
宮城県では県議会が１３年１０月、つくる会県支部が各社の歴史・公民教科書を点数化した
選定資料作成を求めた請願を採択。これを受け県教委は今回の教科書採択を前に、
各教科書の記述内容や分量を比較可能な別冊資料を作成していた。
つくる会県支部の饗庭道弘支部長は「自由社が採択されず残念だが、県教委の選定資料に
基づけば育鵬社の採択は妥当」と話した。
県教職員組合（宮教組）など「民主教育をすすめる宮城の会」はことし７月、育鵬社と自由社の
教科書を「戦争する国づくりを急ぐ安倍政権の広報誌」として、県内３５市町村教委に
慎重審議を求める要請書を提出している。
育鵬社によると、来春からの教科書に同社を採択したのは２１日現在、宮城県をはじめ東京都、
大阪市などの１４教委に上る。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150822_11026.html

育鵬社教科書　採択やり直し求め、市民ら請願
歴史観などで賛否が分かれる育鵬社の歴史と公民の教科書を採択した横浜市教育委員会の
決定について、市民グループ「横浜教科書採択連絡会」（佐藤満喜子代表）と市民や学者らでつくる
「横浜市教科書問題市民・有識者会議」（藤岡貞彦代表）は１８日、採択のやり直しを求める
岡田優子教育長宛ての請願を提出した。請願書では、ともに５日に行われた委員会の審議に
ついて、どの委員がどの教科書を推薦しているのか具体性がなく、市民への説明責任を
果たしていないと指摘。無記名投票にした点についても、「各委員の判断を永久に闇に葬る
極めて無責任、不透明な手法」「審議公開の原則の趣旨がないがしろにされ、教育が政治権力に
動かされる戦前のような体制に陥る危険を感ぜずにはいられない」と述べている。
さらに、投票で歴史は帝国書院と育鵬社、公民は東京書籍と育鵬社がそれぞれ３票と同数で並び、
最終的に岡田教育長が育鵬社を選んだ点について、「さらに深い熟慮と慎重な討議を重ねる
ことが本来あるべき委員会運営」「拙速な教育長裁定は慎むべき」と批判している。
http://www.kanaloco.jp/article/116143

「戦争する国づくりを急ぐ安倍政権の広報誌」と言われる育鵬社の捏造オカルト教科書 各地で反対運動

「戦争する国づくりを急ぐ安倍政権の広報誌」と言われる育鵬社の捏造オカルト教科書　各地で反対運動