ネット上の安倍ヨイショ工作が縮小した理由　→　アベノミクスで儲けた上部階層が投資利益を確定して、売りポジションをとりはじめた

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中国をはじめ、世界経済が変調を見せ始める中、
最大のイベントである「米国の利上げ」についてもその動きは鈍くなりつつある。

世界経済の不確実性が増し、かつ、
米国の利上げを期待してのドル買いが停滞すれば、
円高株安というアベノミクスの逆回転が起こるのは想像に難くない。

ドル円はすでに天上を付けただろうというのが
多くのアナリストの間で一致した見方になっているし、
また、日経平均が再び２０９００円を付けるまでには相当の期間を
要するだろうというのも共通した見解である。

ここで気になるのが、アベノミクスを誘導・推奨・称賛し、
利益をあげてきた金融屋、資本強者、エスタブリッシュメントら
社会の上部階層・支配階層の動向である。

　　（安倍ヨイショ工作には、
　　経済や投資ポジションから支持するタイプ（上部階層）と、
　　イデオロギー（主義思想）タイプの２タイプが存在するが、
　　安倍のイデオロギーに共感してきたタイプの信者達は
　　残念ながら、安倍や上部階層に利用されただけとみていい。）

「彼ら」がこれ以上の相場上昇が見込めないとみてポジションを逆に移せば、
アベノミクスの逆回転速度は増すし、それによる景気減速で庶民が苦しくなれば、
安倍が再度、緩和拡大のステロイドを射つことで、安倍には支持が集まる。
もちろん、利益を受けるのは上部階層だけで、
庶民側は副作用に苦しめられ続けることになる。

アベノミクスの原資は、国債や税金なので、実にヤクザな商売である。

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ネット上の安倍ヨイショ工作が縮小した理由　→　アベノミクスで儲けた上部階層が投資利益を確定して、売りポジションをとりはじめた