【高校野球】メディア「バントは時代遅れで自己犠牲的な日帝軍国主義の産物」→金足農「　」

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“バント職人”金足農・斎藤、お家芸のスクイズで４強！／東北スポーツ

　第１００回全国高校野球選手権大会第１４日第４試合（金足農３ｘ－２近江、１８日、甲子園）準々決勝２試合が行われ、
金足農（秋田）が近江（滋賀）に３－２で逆転サヨナラ勝ちし、１９８４（昭５９）年以来３４年ぶりのベスト４進出を決めた。
１－２の九回無死満塁で、斎藤璃玖内野手（３年）が三塁前に２ランスクイズ。
　お家芸のバントで勝利をもぎ取った金足農は初の決勝進出を目指し、２０日の準決勝で日大三（西東京）と対戦する。

　三塁前にスクイズを決めた斎藤が一塁でアウトになった瞬間、三塁走者に続いて二塁走者の菊地彪も猛然と本塁へ。
ヘッドスライディングで生還し、金足農が２ランスクイズで逆転勝ちした。

　「何としてもチームのために決めたかった。神様がチャンスをくれたんだと思います」

　１点を追う九回無死満塁でスクイズを成功させた背番号６が、得意満面の笑みを浮かべた。

　前打席終了時で今大会４試合計９打数無安打。スタメンで唯一ヒットのない９番打者は、九回にエース吉田から
「ノーヒットだけど、ここで仕事をするのがおまえだ」と励まされた。直後に訪れた好機。着実に打球を転がし、
３４年ぶりの４強進出に大きく貢献した。

　スクイズは金足農のお家芸。金属バットでひたすら打ち合う現代野球において、１点の重みを大切にする伝統がある。

　歴代ＯＢは打撃投手と正面に相対し、バットを順手に握ってバントする練習を続けた。失敗すればボールが体を直撃。
激痛に耐えながら、つなぎの一打を会得した。斎藤は打撃練習の８割、１日約２０分をバント練習に費やしている。

　２０日の準決勝で日大三と対戦し、初の決勝進出を目指す。
　「（日大三は）打のイメージです。きょうみたいに少ないチャンスで１本出せれば」（斎藤）

　「１本」とは本塁打でなくバントだ。この日、１点を追う五回無死三塁の場面でも、佐々木が投前スクイズを決めて
同点に追い着いた。派手さはなくこつこつと。泥臭い野球だが、格好いい。

http://www.sanspo.com/baseball/news/20180819/hig18081910010017-n1.html

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