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森口博子&影山ヒロノブ、平成のアニソン難しく「テンポ速い」 ボカロの影響など業界の変化

1 :峠 ★:2019/05/06(月) 23:37:28.90 ID:CAP_USER.net
 歌手の森口博子(50)と影山ヒロノブ(58)が先日、都内で行われたBS11で放送中の大人アニソン音楽番組
『Anison Days』(毎週月曜 後11:00)の「放送100回記念2週連続スペシャル」収録会に参加。
昭和、平成と多くのアニソンを歌ってきた2人は「最近のアニソンは難しい。テンポが早くなってきた」
「昔は低予算だったので、40分以上収録するのが難しかった」など、時代の流れから見たアニソンの歴史や
業界の変化などを振り返った。

 同番組は時代を彩ってきたアニソンの歴史と楽曲の魅力をさまざまな角度からひも解くもので、
MCの森口と酒井ミキオがゲストとともに番組オリジナルアレンジでスタジオ生ライブを披露する。
6月3・10日に放送される「放送100回記念2週連続スペシャル」は、『80年代、90年代、00年代と、10年代のアニソン』が
トークテーマ。

 それにちなみ、アニメ『機動戦士Zガンダム』のOP「水の星へ愛をこめて」(85年)など多くのアニソンを担当してきた森口は
「最近のアニソンは難しい」と告白。理由については難解なメロディーの流れや、ブレスのとり方の変化に加え、
「このコード進行があるからそこのメロディーにたどり着けないとか…、テンポが速い」と説明した。

 『ドラゴンボールZ』のOP「CHA-LA HEAD-CHA-LA」(89年)などを歌い、番組にゲスト出演する影山も
テンポの速さに言及し、「対応できるテンポというのが、俺よりオーイシ(マサヨシ)君とか(の方)ができている」と話すと、
別名義で『けものフレンズ』主題歌などの作詞・作曲を担当しているオーイシも「今どきの曲でも、めちゃくちゃ練習しています」と笑顔。

 テンポが速くなった背景としてオーイシは「大きな影響を与えたのはボーカロイドの文化だと思います」と分析。
「ボーカロイドの登場で人力では難しいことができるようになった。ジェットコースターのようなメロディーを
機械で歌わせる文化が流行ったため、今度は『人で歌わせたらどうなるのか?』という流れになって
アニソンもその波の影響で複雑化、テンポが速くなっていたんだと思います」と言い、「チャレンジする楽しさなどは
アニソンを熱くさせる。大変な部分はありつつも、ある意味では良いと思います」と歌い手側の影響も語った。

 アニソンの歴史について影山は「感じるのは、この30年の間にアニソンを含めたアニメの文化がすごい勢いで
世界へ飛び出していった。日本の社会においても昔はアニメと聞くと『オタクだ!』なんて言われていましたが、
今ではすべての方にとって“アニメ”はなくてはならないアイテム、存在になった」と平成のアニメ文化を振り返る。

 「アニソンもアニソンシンガーが歌う時代から、自分たちが曲を作って自分たちが得意なことをドンドンやっていく
自由な音楽の世界になったと思います」と業界の変化も告白。さらに「環境も昔は低予算だったので、
よく歌を収録する時に『40分以上は歌わせないぞ!』と言われたり…」と話すと、ほかの3人は「えー!」と驚きの声。

 収録するスタジオ料の関係(延長料金など)が例として上げられ、オーイシは「今は(しっかりしたものが)収録できるまでやる。
貴重なお話です…」と先輩方が積み重ねてきた歴史に興味津々だった。

>>2以降に続く

2 :峠 ★:2019/05/06(月) 23:37:39.40 ID:CAP_USER.net
>>1からの続き

 影山はライブパフォーマンスでもアニメ文化の変化を感じるという。「今は世界中で『日本のアニソンが愛されている』という
認識が定着していますが、海外のライブに最初呼ばれた時は『海外に行くのは良いけど、お客さん居るのかよ!?』と
心配になっていましたね」と回顧。

 「ブラジルとかに行った時、観客が日本のアニソンを知っていることに対して、(ステージ上から見た景色は)
信じられない光景だった。知らない間にアニメの文化が育っていたんだなと。日本の車などは大きなお金や
プロジェクトがあって世界に発信すると思いますが、アニメやアニソン文化はそういうことを経ず勝手に広まっていったと感じます」と熱弁した。

 これらの歴史の歩みに森口も「影山さんを含めてアーティスト、スタッフの方々が丁寧に楽曲を作って行ったおかげで
今の時代に繋がっていると思います。ジャンルもポップスだけでなく、ロック、ジャズなど世代や国境を越えたのは
誇らしいできごと」と語る。

 また、「海外ライブでは、観客が日本語で歌ってくれる。アニメを見て学んだみたいで、トークでも『ガンダムの曲で…』と言うと
『うぉー!』、『30年前の曲で…』と話すとゲラゲラと笑ったり、掛け合いまでも日本と一緒なんです」と驚きがあるという。

 オーイシもアメリカでのライブで同じようなことを経験したそうで「テキサスで『make some noise!』と言ったのですが
全く通じなくて、『騒げ!』と言ったら『わー!』と盛り上がったりと…」と笑いながらアニメを通じて日本の文化が
浸透していると伝えた。

ソース アニメ&ゲーム by ORICON NEWS 05/06 23:30
https://www.oricon.co.jp/news/2134321/full/

3 :Ψ:2019/05/07(火) 00:24:59.13 ID:D6ij7zUJ.net
ワンパンマンの宣伝か

4 :Ψ:2019/05/07(火) 00:44:58.00 ID:/EHUSsPs.net
オーイシマサヨシはアニソン業界では別格じゃないのか
作品によってガラッと雰囲気変えるのがすごい
アルバムとして聴いたらどうなのか知らんが

5 :リーダー :2019/05/07(火) 00:58:06.93 ID:lAy8+Gms.net
最初のほうちゃんとよまず簡単に見ただけで言えば

テンポ速いだけじゃなくて、ボカロなら息継ぎなかったりするよ

6 :リーダー :2019/05/07(火) 01:02:47.02 ID:lAy8+Gms.net
技術だけ完全記憶して、作りかただけ覚えて
実際にどういう雰囲気で作るか知らないまま
見様見真似で作ったのかもね

私も外国語の文法だけど、最初は一通り見たくて気になる

たとえば、教科書の著者が「基本としてこれだけ知っていれば、入門は間に合うと思います。
これ以上は知らなくても、今は大丈夫でしょう。
もうちょっと覚えてから次に進むといいでしょう」
というアドバイスは聞きたくない。

逆らっているんじゃなくて、言うとおりにやるほうが習得が遅れるから

7 :リーダー :2019/05/07(火) 01:08:53.19 ID:lAy8+Gms.net
たしかにレベルの高すぎる知識を知っても理屈ではしょうがない。
だが、習得の速さでいえば、学習で覚えるべき知識とは、
レベルが高いかどうかなんて気にしなくていいようだ。

あなたも、初めて教科書読んでみて、最初から順番なんてやっていられなくなってきて
だいぶ飛ばして、かなり難しそうだけど「これ好き」と思うのが見つかることが多いと思う。

これはまだ早い、私の言うとおりに順番にしなさいと
先生が言ってしまうと、生徒は苦しんで勉強することになる。
先生から見たら「やってはいけないとは言ってないよ。
まだ早いから、もうちょっとわかるようになってからやったらいいと言ったんだよ」というだろう。

それは、生徒から見たら「やってはいけない」という意味だ。
気に入ったものを今やれないのだから。
興味もない順番どおりを無理やりやらされる形になる。

先生はこの責任を取るのが怖くて、悪いことしてないよというだろう。
悪いことをしたんじゃなくて、生徒がどうやってものを習得するかに無知だっただけである。

だから先生のうち、ほとんどの人数が、先生の言うとおりに順番にやるだけでも
生徒は習得できると本気で信じている。
実際はそうではない。

8 :リーダー :2019/05/07(火) 01:16:22.13 ID:lAy8+Gms.net
歌を作って、すでにある雰囲気の者が全くなく
必要以上に複雑なメロディーの曲が多いのは、
一通り覚えて、実際にどうなっているか知らないで、
ゼロから自分で作ったのだろう。

たしかにオリジナルで、世界に一つしかない曲もたくさん作れるだろう。

しかし、オリジナルしかなく、すでにある曲
誰もが良く知っていて、受け入れやすいメロディーがない。

これは言いたいことの表現方法で、聞いたことがある。
何かを伝えたいときは、
「誰もが知っていて共感できること」と「自分だけのオリジナル」の比率を「7:3」にするのがいいそうだ。

誰もが知っている共感できることだけだと、全部飽きるほど聞いているので、飽きてしまう。
今のアニソンの現状のように「オリジナルだけ」で作ってしまうと、なじみがなく、受け入れにくい。
こんなの自力でわかって見せると言って真似しようとしても、負担がかかるし、時間がかかる。

自分が理解しようとしているときには気づきにくいが、
逆に自分がそういう風に、人に見せるとしたら変わってくる。
ちょっとくらい負担がかかっても
俺は理解力に自信があるからといっても、自分が人に伝えるとなると、ちょっと考えなければならない。
俺は根性で必死こいて考えられるから、お前もそうしてくれ、というわけにはいかない。

自分が人に何か見せて、大量に利用してほしければ、わかりやすいものがいい。
「7:3」くらいの比率で、難易度は、利用者がすこし易しく感じるくらいがいい。

9 :リーダー :2019/05/07(火) 01:21:44.38 ID:lAy8+Gms.net
「そうすると、利用者(読者や視聴者)は飽きるんじゃないか?」と思うだろう。

ここで、どんな話題を選択するかが大事になる。

つまり、作って表現しようとする自分のほうが、いろんなことを知っていて、
いい意味で驚かせて、感激させるようなことを、時には言えなければならない。

難しい易しいで考えると、たんに体がつらいか、楽になるかにすぎない。
だから、易しすぎると飽きるんじゃないか、と思ってしまう。

なぜ、ハリウッド映画のストーリーはびっくりするほど意外なことを見せるのがうまいのか。
ちょっとだけ視点をずらすと、人は不意打ちを食らって驚く。
もし、いいものを見せて、驚かせるといつまでも忘れられなくさせることが出来る。

その証拠が『涼宮ハルヒの消失』を最初に読んだ時の衝撃である。
実は裏であんなことになっていたと知った時の驚きは忘れられない。

あれは、どういう話の流れをするかを取り入れるのがうまいのだ。
ちょっとのずれで、びっくりさせることが出来る。

音楽で言えばなぜか忘れられないメロディーになるだろう。

10 :リーダー :2019/05/07(火) 01:25:45.05 ID:lAy8+Gms.net
私のケースで言えば
「八月のシンデレラナイン」を今やっていて、エンディングが「どんなときも」
槇原敬之の歌だ。

私は昔から、「どんなときも、どんなときも、僕が僕らしくあるーためにー」が
なぜかここちよくて、一度思い出せば何度も繰り返し「勝手に」浮かんでくる。

わかりやすく、いい意味で驚かせる見せ方をすると
『涼宮ハルヒの消失』のように驚かせることも可能となる。

なぜか『消失』がオタクの間で何度も見かけて、ずいぶんと人気があるようだ。
その理由は、裏であんなことになっていたと知ったら、ものすごくびっくりしたのだ。

これが良い意味での驚き。
ハリウッドならかなり、意図的に取り入れられるやりかただ。
日本でこれができるかどうかは、個人差がありすぎて、出来ない人のほうが多い。

11 :リーダー :2019/05/07(火) 01:27:11.63 ID:lAy8+Gms.net
あまりひいきしすぎないために、もう一つだけマンガを紹介する。

『まどかマギカ』のコミックが2巻完結で、短いからすぐ終わっていいやと読んでみたことがある。
『まどかマギカ』はかなり面白かった。かなり重かったが。

12 :リーダー :2019/05/07(火) 01:31:34.25 ID:lAy8+Gms.net
アニメでも驚かせるのに成功したのが「ハイスクール・フリート」である。
たしかアニメから始まり、原作小説がないのに、驚かせるのに成功したケースである。
最初は、CMがみせる雰囲気にすっかり騙されたはずだ。
アニメ第一話で驚かせるのに成功した。

「ガールズ・アンド・パンツァー」も第一話の最後で驚かせることに成功している。

こういう風に、ちょっと違う視点で、難しすぎないことをすると
人はいい意味で驚かされて、ここちよく、後にどうしても思い出し続けてしまう。

こういう作品を作れるのが良い。
そのためには、オリジナルだけを詰め込んでも、人はついていけないのである。
半分以上が普通に話が進んで、実はこうだったと、つながりを見せられると、おおっと驚く。
これを意図的にできれば、ハリウッドのように、あなたも大量に面白い話が作れる。

13 :リーダー :2019/05/07(火) 01:35:39.96 ID:lAy8+Gms.net
ハリウッドのすごいところは、最低でも面白く作れることである。
あなたが「ハリウッドは最近質が落ちた」とかんじているなら、
ハリウッドが簡単にかなりのレベルの作品が作れるようになっていて
おそらく「侮り」がでてきたのを、あなたは感じているのだろう。

効率よく作れると早く大量に作れるが、
人は、簡単すぎるとすぐに慢心し、侮ってしまう。

そして、多少の負担は合っても、自分で考えて作ったという雰囲気は
作品(本、曲)に宿っていて、それを視聴者は敏感に感じ取っている。

だから、「最近のハリウッドは質が落ちた」「簡単にやっているように見える」と思っている。
おおざっぱすぎる言い方なのは確かだが、視聴者は、作成者がいい加減にやっているのを
どこかで感じ取っているから、わかるのである。

14 :リーダー :2019/05/07(火) 01:44:49.96 ID:lAy8+Gms.net
ところで、推理物の映画とか、ふつうにドラマやっているとか
内容によって、頭を使う作品だったり、頭を使わなくても何とかなったりする。

たとえば同じドラマでも、頭を使う作品だったり、ふつうに理解できる作品だったりする。
なぜ、急に、頭を使わないと理解できないような内容の作品があるのか。
話の進め方によって、頭が要らなかったり(偏見)、頭を使わないと全くイメージできない進め方だったりする。

私が、ドラマなのにやたらと頭を使うと思った作品は
日本映画の「陰日向に咲く」という作品だ。

他にも、ホラー映画だが、なんかやたらと理屈っぽかった作品が
「戦慄迷宮」といって富士急ハイランドのお化け屋敷の設定である。
かつて、友人と見に行ったときに頭を使うことについて会話したことがあった。

なんで、ハリウッドみたいに頭使うような作品と
そんなに頭使わないと感じる作品があるのか。
明らかに、はっきりと違っている作品があるのはなぜだろう。

友人がいった。
頭を使うほうは外国人が考えたストーリーだからだ。

これについて怒る人がいるかもしれないから、もうちょっと補おう。
外国のようなストーリーを作ることが出来る日本人が作ったのかもしれない。

(なぜなら、外国人が作ったと思われるストーリーと、
日本人が普段からみているストーリーの進め方は全く違うからだ
簡単に分けると、外国のほうはストーリーの進め方が決まってしまっている。
日本は思いつきでストーリーを進める)

15 :リーダー :2019/05/07(火) 01:49:18.97 ID:lAy8+Gms.net
話の進め方が長くなってしまったが、
「良く知っていて共感できる:知らない=7:3」の比率で情報を入れて、
外国のストーリーのように「面白く感じられる勧め方」をすると、
あなたも人を驚かせたいところで、本当に驚かせてあげることが出来る。

それをするには、驚きの場面までに普通に理解できなければならない。

普通に理解できるところは、いってみれば、始まったばかりでつまらないところだ。
まだ何も起きないので退屈だからと、映画館を出ていこうと企む人が多いようだ。
しかし、日常、お話の世界がどういう世界かを見せているので、この前置きは大事なのだ。
あとで話を展開する時に、最初の退屈な場面での知識が必要になる。

これを飛ばすと、一番面白い時に情報を知らずに、一人冷めてしまう。

映画代がもったいないので、理解しようとしながら見よう。
こういうときに自分の知識量を試したりすると退屈しないのでお試しあれ。

16 :リーダー :2019/05/07(火) 01:53:12.76 ID:lAy8+Gms.net
何が言いたいかと言えば、
何かを作って、人に表現したいとき、
たとえば、人が気に入った時に繰り返すことが出来なければならない。
そこまで気にしなくてもいいかもしれないが、今は
ボーカロイドのように機械で作り、実際に歌うことを忘れている人もいるからだ。

曲名は知らないが「初音ミク」の曲で休みがないものがあった。
これはカラオケで歌いたくても一人では無理だろう。

そうなるのは、作ったほうが歌うことまで忘れてしまっている。
聞いている人の立場にもなっていない。
ただ、簡単に作っているだけである。

ボーカロイドなどで機械にすると、むかつく他人を雇う必要はない。
だから自然と、こうなった(前以上に他人の立場が分からなくなった)のだろう。

17 :リーダー :2019/05/07(火) 01:58:25.17 ID:lAy8+Gms.net
私が外国語を学ぶときも、実際にどう使うかとか、
この言葉を使う背景とかは、文法書に書いていない。
だから、外国語を知識と技術だけ知って組み合わせて作れたとしても、
実際に外国人に話してみると、しかめっ面されたりした。

しかも日本の英語教育は実戦英語ではなく、受験英語である。
私は、この英語のせいで、いまだに外国人にうまく伝えられない。
今なら小学校で学ぶレベルのことしか伝えられないこともある。

なぜなら、受験英語を知っているので、
英語テキストに「外国人にこういえば通じます」ということをしゃべっても違和感があるのである。

英語の学習テキストは、ある本では、「こういえば正しく通じます」と書いてあって
ある本には「それだと怒らせます」とか書いてある。
日本の英語教育は全く信用できない。

そして、英語以外の言語も、このままでテキストが作られている。
これもあって、私は外国語のテキストが、心のどこかで信用できないでいる。

18 :リーダー :2019/05/07(火) 02:04:23.00 ID:lAy8+Gms.net
アニソンとかでいえば、作曲の技術の話だ。
曲の作り方は、誰でも調べてわかる。
しかし、その技術だけ覚えて、曲が作れたら売れるかと言えばありえない。

作り方は間違ってないが、実際にどういう曲が人気があるかとかは、技術とは関係ないのだ。
その技術を使って、今の人気ある曲が作られている。
今の人気ある曲調が売れるのであって、
技術だけ知ってあとは全部自分なりに作ったら、人は理解はしない。
全く知らないが、良さそうと思って初めて聞いてくれて、この時の反応を見ると
作曲者も、客の反応から「本当にこれでよかったのか」と思ってしまう。

だから簡単に売れた、よかったーとしたければ、人気ある内容を盛り込む必要がある。
その内容から、面白い見せ方をすると、『涼宮ハルヒの消失』のようになる。

いま、アニメ業界は、本編内容の面白さと、曲の面白さは一致しない。
普通の萌え日常で、特別面白いわけではないが、曲が印象的だったり、
内容はもともとすごく面白いが、曲が普通(いつもどおり)だったりする。
多くある曲の、よくあるパターンの模倣だったりして普通に感じる。

19 :リーダー :2019/05/07(火) 02:10:39.22 ID:lAy8+Gms.net
やっぱり、曲を作るなら、どんな状況でもちゃんとしたものを聞かせてあげたい。

息継ぎがないボカロのように、実際に歌うことを忘れた曲がある。

何事も簡単にやろうとして、基本を忘れてしまった。
必要以上に難しい曲を作り、内容の深みはまちまちである。
そして、芸能界、芸事というものはおそろしく、
疲れているとしても、気が抜けて、心を込めたものが弱くなった時、
視聴者は心のどこかで「最近、質が落ちた」と気が付いてしまう。

雑にやったとか、簡単にできるから侮っていたのが、人にはわかるのである。
こういうのは、鋭い人ならすぐ感じ取れる。
アニメで、作品を見たら一発で、相手の気の状態まで言い当てるが、
あれは半分嘘で、半分正解である。
よほど霊感が鋭いとか、もともと勘が鋭い人だけ、それくらいわかる。
鈍い人も、こういうものを見るのを意識し、慣れればわかるようになる。

だから、体を使って、モノを作る仕事は恐ろしい。

客には「今回手抜きした?」とすぐわかるのである。
だからハリウッドの質が落ちたと感じる。

技術的には日本にはほとんどマネできない高レベルなのに、
質が落ちて感じるのは、作成者の侮りがうかがえるのである。

20 :リーダー :2019/05/07(火) 02:13:13.89 ID:lAy8+Gms.net
だから、できるだけ、心を込めてモノづくりをしたほうが良い。

「早く作らないといけないからできない」
それはごもっとも。

早く作っているからできないのである。
長時間やっても心を込める方法がわからない人に、大量生産で心を籠められるわけがないのだ。

だから普段から、心を込めた愛情作品を作ることを心掛けたほうが良い。

効率化して、どうしても心を込めていられなくなるなら、そんなもんしないほうが良い。
超高速で作れるなどと豪語しなければ済むことだ。
これは、無理難題ではなく、経営者なら普通にやることである。

21 :リーダー :2019/05/07(火) 02:24:27.50 ID:lAy8+Gms.net
そういうことで
そろそろ終わりにするが、

何事も簡単にやっていると、心がこもっていないのが
少々鈍い人でも、感じられてしまう。

人間社会、複雑で高度なことをやったほうがレベルが高いと思ってしまう。
だが実際には、複雑で高度なことが出来ながらも、
そんなにレベルが高いことが必要なく、ふつうにやれる方がすごいのである。

最も難しいのは、調子に乗った気持ちを抑えることである。

ものごとを侮らないで、易しいことでも心を込めてじっくりやる。
だいたいどんなことをしても心がこもるだろう。

普段から心を籠められるなら、大量生産する時、数個ずつ、心を込めてできるだろう。
人間は機械じゃないので全く同じ力で何年間も、不眠不休でできる人は存在しない。
だから数個ずつなら大量生産も可能となる。
早さに機械で勝つのは無理かもしれないが、遅いからと焦ってはいけない。
だったら、最初から多すぎる仕事を引き受けなければいいことである。

多くの企業が苦しんでいる理由の一つは、出来もしない仕事を大量に引き受け
いそいでしまうことにある。
流行に後れまいとして、際限なく盛り上がって欲望を引き出すことばかりしているから
何かあった時は、子供じみた怒りを見せるしかない。

そうなるのは、急ぎすぎて、出来る以上の数の仕事を引き受けるからだ。

がんばればできる範囲の仕事をこなせばよく、それ以上はどう頑張っても無理であり、
それ以下だと手抜きになる。
このバランスを意識して、仕事量を調節するのである。

22 :リーダー :2019/05/07(火) 02:25:23.02 ID:lAy8+Gms.net
自分以外の他人は一秒も休んではいけないとかの、
即物的なことばかり言っているのは、的外れなのだ。
土壇場の即興になっているから、慌てるのである。

本当にいいものを作り、目に見えない世界からもいい影響を与えたければ
それだけのものを作れる環境にすることだ。
頑張れば作れる。手抜きにならない。過労で倒さない。
心がこもる状態を知る。どうすれば心がこもるのか。
数が多ければいいと思っているのは、出来もしない数の生産を引き受けるからだ。

心がこもらず、表面的で、売れること以外に
何も感じられない作品を作らないようにしようではないか。

おわり

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