東京都「五輪期間中の工事中止な！公共工事は当然！民間工事も協力しろ！」

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東京都／五輪期間中の工事調整検討／道路混雑緩和へ工期分散や車両抑制

　東京都は、２０２０年東京五輪・パラリンピック開催期間中に路上や沿道で行われる工事の調整に向けた検討を始めた。
道路の混雑緩和による大会関係者の円滑な輸送を実現するため、工事の実施時期や時間帯を調整したり、工事関係車両の通行を抑制したりすることを想定。
都発注工事以外も対象とし、公共工事と民間工事のそれぞれで対応策を検討する。国や関係自治体、工事関係者などへの協力要請も並行して進める。
　都は交通需要の抑制・分散・平準化を図る交通需要システム（ＴＤＭ）の取り組みを通じ、大会期間中の道路交通量を平日の通常時より１５％程度削減することを目標に掲げている。
路上工事は道路通行のボトルネックとなり、沿道の建築工事なども車両の出入りが混雑を引き起こす可能性がある。昨年末に庁内で工事調整に関する議論を始めた。