2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

マン島TTレースとは?英国マン島を全開で周回するスリル満点のレース [きつねうどん★]

1 :きつねうどん ★:2021/03/26(金) 22:02:10.47 ID:CAP_USER.net
■市販車ベースのマシンでマン島の公道を300km/hを超えるスピードで競う

●ホンダ、スズキ、ヤマハ、カワサキの日本メーカー飛躍の礎となった伝統のレース
マン島TTレースは、英国のマン島の一般公道を使い、300km/hを超えるスピードで争われるタイムトライアルレースです。あまりに危険なレースなのでロードレース世界選手権(MotoGP)シリーズからは外れましたが、バイクレースでは歴史上大きな役割を果たしてきました。

2019年に100回の記念大会を迎えた、伝統あるマン島TTレースついて解説します。

●マン島TT(ツーリストトロフィー)レースの歴史
マン島TTレースの起源は、1907年まで遡ります。自動車やバイクが普及し始め、各メーカーはモータースポーツに積極的に参加することで技術力をアピールするようになりました。そのような中、1907年に英国マン島で世界が注目した「マン島TTレース」が開催されました。

https://clicccar.com/uploads/2021/03/15/9576223e5a19c72c6b549b637747a1a5-20210315101909-380x324.jpg
マン島TTレース

当時のマン島TTレースは、周回25kmをモペットバイクのようなペダル付きのバイクで競うというレースでした。このレースのおかげで、英国にトライアンフやノートンのようなバイクメーカーが誕生して、バイク人気に火が付きました。

マン島TTレースは、第一次世界大戦と第二次世界大戦による中断がありましたが、再開後もスリルある激しいレース展開が人気となり、1949年にはロードレース選手権(WGP)に格上げされ、シリーズ第1戦に選ばれました。

ところが、1976年にWPGから外されました。金銭的に運営が厳しかった、サーキットレースが中心になり危険を伴うマン島TTレースがライダーから避けられるようになったのが主な理由です。これにより、世界選手権から英国のナショナルレースに実質格下げになりました。

それでも人気は衰えることなく、市販車ベースの熱い戦いで勇敢なレーサーが挑戦して勝利するというストーリーが出来上がり、今も別格の崇高なレースとして多くのモータ―スポーツファンに愛されています。

ちなみに、日本の国宝的レーシングドライバーである高橋国光さんも、2輪ライダー時代にマン島TTレースに挑戦していました。しかし1962年、決勝スタート後に転倒、意識不明となり生命も危ぶまれましたが無事に生還! ホント良かったです。

●マン島TTレースの凄さ

https://clicccar.com/uploads/2021/03/15/718bffd7c11845394fa558e8fa0c3e5b-20210315104012-380x253.jpg
2017年スズキGSX-R1000 マン島TTのシニアTTレースクラス優勝

現在のマン島TTレースは、公道を使った1周60.72kmの放牧地帯が多い周回コースですが、民家や崖の傍、いくつかの街中も通過します。片道一車線なので、競技は一斉にスタートするのではなく、一定の間隔で1台ずつスタートして指定周回数をいかに速く走り切るかを競います。

現在の最上位クラスのスーパーバイクは、1周60.72kmを16分40秒前後、平均速度は約218km/hで周回し、瞬間最高速度は330km/hに達します。

2 :きつねうどん ★:2021/03/26(金) 22:02:16.21 ID:CAP_USER.net
カテゴリーは、基本的にSBK(スーパーバイク世界選手権)に準じて次の6つに分けられています。

・スーパーバイクTT:1Lクラスのスーパースポーツの改造OK(SBKと同じ)
・スーパースポーツTT:600ccクラスのスーパースポーツの改造OK(SBKと同じ)
・スーパーストックTT:1Lクラスで改造範囲が厳しく制限(スーパーストック1000)
・ライトウェイトTT:2気筒650cc以下
・TT Zero:電動バイクのみ
・シニアTT:スーパーバイククラスの予選通過者のみ参加可能

●日本メーカーの挑戦の歴史
マン島TTレースと日本バイクメーカーとの関わりは強く、特に有名なのはホンダの挑戦です。

https://clicccar.com/uploads/2021/03/15/5c7eb1efae21272010ab21846cae3196-20210315102740-380x253.jpg
1959年ホンダ初参戦(谷口選手 RC142 )

ホンダの創業者である本田宗一郎が、マン島TTレースへの参戦を1954年に宣言し、1959年に初挑戦、そして1961年には125/250ccクラスで悲願の優勝を果たしました。その後、1966年に50〜500ccまでの全クラスを制覇し、ホンダの名を世界に轟かせました。

https://clicccar.com/uploads/2021/03/15/f76cc32d829e9cc1d51a9b499e6a1fd7-20210315102828-380x254.jpg
1963年日本人初優勝(スズキ:伊藤選手)

スズキも1962年の50ccクラスで初優勝し、ホンダとの熾烈な戦いを繰り広げて1963年の50ccクラスでは伊藤光夫が日本人ライダーとして初優勝するという快挙を成し遂げました。ヤマハは1965年、1966年と125ccクラスでホンダ、スズキを抑えて連覇、カワサキは1975年最高峰クラスで優勝するなど、当時は日本メーカーの独壇場でした。

現在も日本メーカーは強いですが、マシンよりもライダーの技術が問われる大会と言われています。

1907年から2013年までにマン島TTレースで亡くなったレーサーは240人を超えます。それだけリスクの高いレースだからこそ、限界に挑戦する人間の本能を駆り立てるのかもしれません。これが、いくつもの名勝負や名レーサーが生まれ、崇高なレースと言われる由縁かもしれません。

(Mr.ソラン)

https://clicccar.com/2021/03/26/1067216/

3 :Ψ:2021/03/26(金) 22:17:29.78 ID:+S3hopCF.net
マン島はイギリス王室所有の直轄地であるが法的には「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(いわゆるイギリス)」の一部でもなくイギリス連邦の一員でもない。イギリスがEUに所属していたときもEUには所属していなかった。

4 :Ψ:2021/03/26(金) 22:34:29.39 ID:hWNhOZRk.net
VRゲーで一周できそう

5 :Ψ:2021/03/26(金) 23:25:21.03 ID:p+8g8TuE.net
こいつらマジやべーから

6 :Ψ:2021/03/26(金) 23:27:40.16 ID:DZWy1nMS.net
楽器屋のバイクに負けるな!

7 :Ψ:2021/03/26(金) 23:32:10.04 ID:q11VX/gu.net
ガードナーは結局1回も走ってないのか?危ないから止められて

8 :Ψ:2021/03/27(土) 00:31:01.37 ID:13Cb3tVf.net
租税回避だろ

9 :Ψ:2021/03/27(土) 05:03:05.25 ID:dq/625gz.net
頭のネジが全部外れてるからね

10 :Ψ:2021/03/27(土) 06:09:35.81 ID:Q2c5YuGZ.net
退避エリア無いからなw
普通の市街地を260キロでぶん回してる

11 :Ψ:2021/03/27(土) 06:42:51.15 ID:vEYxJDQT.net
排気量を125ccに制限しても、まだどうかな?レベルで危険な気が…

でも、それだとやる方は、かったるくてやってられないかも知らんけど。

12 :Ψ:2021/03/27(土) 18:27:27.41 ID:oMit2g9x.net
GB350にもTT仕様作ってくれ

13 :Ψ:2021/03/27(土) 18:39:58.46 ID:6QN1Jvem.net
>>12
保険・車検の関係で、250cc版を作って欲しい。

14 :Ψ:2021/03/27(土) 21:04:40.42 ID:Z8HYK4mZ.net
マン島と言えば、ナイジェル・マンセル

総レス数 14
7 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200