カメラに一部始終「原爆慰霊碑」に張り紙を [きつねうどん★]

きつねうどん ★

２４日、広島市の平和公園の「原爆慰霊碑」に、意味不明のメッセージを書いた張り紙が、粘着テープで貼り付けられました。平和公園のそばに設置しているカメラが、一部始終をとらえていました。

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広島市「平和公園」内にある「原爆慰霊碑」。その碑文の文字の上に２４日、張り紙や粘着テープがはり付けられたのです。

紙には赤字で「本日１８時２７分吉浦にインセキ」などと書かれ、近くの石版にも粘着テープが。この一部始終をカメラはとらえていました。

時刻は２４日午後０時５４分。慰霊碑の左側に現れた茶色い服を着た人物。すると、慰霊碑を囲む「平和の池」に侵入し、画面左側の柵を乗り越え慰霊碑へと向かいます。

左手には紙のようなものを持ち、慰霊碑の前へ。そして、しゃがみこむと慰霊碑の真ん中に紙やテープを貼り始めたのです。時間にして１分２０秒ほど。

そして、貼り終えると慰霊碑の正面から柵を乗り越え、再び池の中へ。平和の池にある「石版」にもテープを貼り、慌てる様子もなく、その後、立ち去っていきました。

さらに張り紙は、慰霊碑の近くにある原爆ドームの案内板にも。少なくとも４か所で行われた“悪質な行為”。職員などが午後１時４１分、警察に通報したということです。

５年前には、当時のアメリカ・オバマ大統領が現職としては初めて被爆地・広島を訪れ献花をした「原爆慰霊碑」。４歳の時に被ばくしたという男性は。

４歳の時に被ばくした男性「許せない本当に。（犯人の）顔が見たいな本当に、ぶん殴ってやりたいくらいの気持ち。許せん」

市の担当者は。

広島市　国際平和推進部・稲田亜由美担当課長「原爆で亡くなられた方の御霊を冒とくするものであり、強い憤りを覚えています」

警察は張り紙などを貼った人物の行方を追っています。

https://www.news24.jp/articles/2021/06/24/07895324.html