宇都宮で「ヤキトリ」と注文。出てくるものに衝撃 [きつねうどん★]

きつねうどん ★

書籍『日本全国「へぇ、そうだったのか！」雑学』（KADOKAWA）には、他県民からすると驚いてしまう、その地域特有のあるあるネタがいっぱいです。

その中から、思わず誰かに話したくなる厳選ネタをご紹介！

同じ日本語なのに
「ヤキトリ」と聞けば、あの串に刺さった焼き鳥を思い浮かべますよね。

でも宇都宮では、要注意。

違う食べ物が出てきてしまうそうですよ。

正解は……

餃子です！

しかも、三人前だそう。

「ヤキトリ」とはいったいどういう意味なのでしょうか…？

宇都宮の餃子専門店で「ヤキトリ」と注文したら何が出てくるか？
ＪＲ宇都宮駅の駅前広場には不思議な像が建っています。

その名は「餃子像」。

ビーナスが餃子の皮に包まれている姿を表しているそうで、宇都宮市がテレビ東京の番組とタイアップして製作したものです。

なぜ、宇都宮に餃子像があるのかは言うまでもありませんね。

そう、宇都宮が餃子の町だからです。

宇都宮の餃子は、第二次世界大戦後に満州から帰還した兵隊たちが広めたとされています。

宇都宮に餃子専門店がはじめて開店したのは一九五八年のこと。

それから六〇年近くが経ち、現在、宇都宮市内には一〇〇軒以上の餃子専門店があるといわれ、市役所でも「ギョーザの町」として宇都宮をＰＲしています。

宇都宮餃子の特徴は安いこと。

どの店でも一五〇～三〇〇円とリーズナブルな価格を付けているため、「ファストフードを食べるくらいなら餃子を食べる」と言う人が多いのです。

それが「ギョーザの町」と言われるゆえんなのでしょう。

しかし、それほど餃子を推しているにもかかわらず、「家計調査」を見ると、宇都宮の一年間に餃子を購入する金額は、四三四一円で第二位。

第一位には、浜松（四三七九円）の名があるではありませんか！