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農家に嫌われた10代目スズキ・キャリイの打開策 [きつねうどん★]

1 :きつねうどん ★:2022/07/07(木) 07:44:31 ID:CAP_USER.net
日本中、どこに行っても見かける軽トラのひとつ、スズキ「キャリイ」。国内累計販売台数は、2021年末時点で467万台。個人商店や町工場、農家などで、人や荷物を運ぶ「仕事に役立つ車」として、日本中で大活躍しています。

そんなキャリイですが、実は先代にあたる10代目がデビューした直後、ユーザーから苦情が相次いで寄せられる事態となってしまいました。10代目キャリイの失態とは?? そしてその危機をスズキはどうやって乗り越えたのでしょうか。

■「いいことずくめ」のはずだったが…
1999年1月に登場した10代目キャリイは、当時の軽自動車の、新たな衝突安全基準をクリアするため、車両前方にボンネットを追加し、先代に対してボディサイズを全長100mm、全幅80mmも拡大しました。併せて、従来の運転席真下に前輪がある「キャブオーバータイプ」から、前輪の位置を前方に置いた「セミキャブタイプ」のレイアウトと変更。それによってホイールベースは1855mmから2350mmへ、なんと495mmも延長しました。

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こちらは1991年に登場した、9代目キャリイ(DC51)

その結果、安全性は改善し、荷室幅も拡大、足元空間も広くなり、フロア高も下がったことで、使い勝手は一段と良くなりました。また、ホイールベースが延長されたことで走行安定性が増し、乗り心地も向上していました。当時は、誰もが「大ヒット間違いなし」と太鼓判を押したことでしょう。しかし、そうはいきませんでした。

■大ヒットのはずがユーザーから苦情が相次ぐ
冒頭でふれたように、10代目キャリイは、軽トラックのメインユーザーである農家の方々から嫌われてしまいます。その理由は、小回り性能の低下。先代は3.6mだった最小回転半径が、ホイールベースを延長した10代目は4.1mにまで悪化していたのです。

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1999年に登場した、10代目キャリイ。ホイールベースが長くなっているのがよくわかる

畑や田んぼの間の農道は、昔は手押し車で移動していたほど道幅が狭く、また石や穴が所々にあり、さらには直角に近い曲がり角が多くあります。こうした道で使われることの多い軽トラにとって、小回り性能は最重要性能。購入したユーザーからは「小回りが利かなくなった」という苦情がスズキへ相次ぎ報告されました。

これを受けて、スズキは急遽、小回り性能の向上に取り組み、2001年9月、ホイールサイズを変更したモデルを登場させました。リム幅を狭める小さな改良でしたが、最小回転半径を4.1mから3.8mへと小さくすることに成功します。しかし、ユーザーの要求レベルには届かず、抜本的な対策にはなりませんでした。

2 :きつねうどん ★:2022/07/07(木) 07:44:38 ID:CAP_USER.net
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2005年に登場した、キャリイのショートホイールベースモデル。ホイールベースの変更は、車体を設計し直すほどの大変更だが、スズキとしてはメーカーのプライドをかけて取り組む必要があったのだろう

それから4年後の2005年11月、ついに答えが見つかります。ホイールベースを1905mmへと 445mmも短縮した、フルキャブタイプのモデルを追加したのです。そして最小回転半径は9代目と同じ3.6mとなったのです。ホイールベースの変更は、車体を設計し直すほどの大変更。クルマの重心が変わるため、足回りから、ステアリング機構、エンジン位置、ブレーキなど、あらゆる部品を見直して、フルモデルチェンジに近い大改修となりました。さらには、「農繁仕様車」には、ぬかるみからの脱出に威力を発揮するデフロック機構も標準装備。もちろん、結果は受け入れられ、販売も復調。

■ユーザーの期待を裏切らないモノづくりを、とことんやりぬく
このような大改修は、薄利多売をしている軽トラックでは、通常考えられないこと。スズキはどの自動車メーカーよりもコスト意識が高いことで知られています。が、この10代目キャリイの大改修は、ユーザーの期待を裏切らないモノづくりを、とことんやりぬく企業風土も同時に持ち合わせている、ということを裏付けているといえます。ユーザーの声を真摯に受け入れ対応する、スズキのクルマづくりには今後も期待できますね。

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現行キャリイ。2021年には、キャリイ60周年記念モデルも登場している
Text:Tachibana Kazunori,MMM-Production
Photo:SUZUKI
Edit:Ogiyama Takashi

https://forzastyle.com/articles/-/64833

3 :Ψ:2022/07/07(木) 07:48:04 ID:GfvBnwjC.net
そもそも基本設計と市場調査がクソだった

4 :Ψ:2022/07/07(木) 07:50:45 ID:Sov4Yr1C.net
農家の肥えを聞くがマーケティング

5 :Ψ:2022/07/07(木) 07:59:35 ID:3I20oBSl.net
安全基準を優先したけどユーザーはそんな事求めてなかったと
ホンダは安全性をつっこめない市場性をみて軽トラから撤退
物を作る会社としてどちらが正解か

6 :Ψ:2022/07/07(木) 08:03:38 ID:RxeMJu+c.net
安いけどすぐ壊れるよな

7 :Ψ:2022/07/07(木) 08:32:43 ID:Tes3NBc6.net
内装(特にドア周り)に厚みが有り過ぎて
キャビンが狭く感じる

8 :Ψ:2022/07/07(木) 08:38:39 ID:aY8tXu70.net
軽トラはノールック運転で急ハン急停止するので十分に注意している
歩道なんか見ちゃいねえし

9 :Ψ:2022/07/07(木) 09:30:23 ID:x91XZmlF.net
ホイールベース伸ばす余計なこと、
しなければ良かっただけでは

10 :Ψ:2022/07/07(木) 09:31:23 ID:BHUCaCdC.net
小回り性能重視だろ
三菱もこれでデリカの人気が落ちた

11 :Ψ:2022/07/07(木) 09:52:18 ID:OSkdQ2FX.net
無農家よ

12 :Ψ:2022/07/07(木) 09:53:24 ID:pEMrcz0B.net
もう、その場でまわれるようにしろよ

13 :Ψ:2022/07/07(木) 10:13:50 ID:OuoE+g7T.net
50年以上スズキ車を乗り継いでいる
昭和46年のフロンテから、アルト、セルボ、ジムニー、ワゴンR、MRワゴン、エスクード、スイフト、パレット、スペーシアという流れ

14 :Ψ:2022/07/07(木) 10:23:25 ID:iuee/lmN.net
少し間違えたら畦道や田んぼにダイブだからな 
小回りの悪さは大問題なんだろう

15 :Ψ:2022/07/07(木) 10:32:21 ID:It+TeZdL.net
>>13
そろそろ免許かえそうよおじいちゃん

16 :Ψ:2022/07/07(木) 10:48:11.75 ID:c2b8JcKb.net
4WSつければ即解決じゃないのか?
メガクルとかキモいよ

17 :Ψ:2022/07/07(木) 11:03:43.53 ID:if6+tC3r.net
道を外れることはたまにある

18 :Ψ:2022/07/07(木) 11:12:13.48 ID:pEMrcz0B.net
手足をつけて、自力で起き上がれるようにする

19 :Ψ:2022/07/07(木) 19:03:04.67 ID:woStFYtS.net
ではやってしまおう
水平対向660ccRR

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