海未「絵里と私って似てますか？」

1 ：名無しで叶える物語：2019/06/27(木) 23:50:41.85 ID:8Q6xMrsJ.net

絵里「どうして？」

海未「さっき穂乃果にそう言われたので」

絵里「穂乃果に関してはよく怒るからじゃない？」

海未「私はよく怒っていますが……絵里は違うでしょう」

海未「『んもぉ〜穂乃果ったら。だめよ今お菓子食べちゃ〜』みたいなことをふにゃ顔で言うに留めるでしょうね」

絵里「私いっつもそんな言い方してる……？」

絵里「他に似てるところと言えば……私も海未も美人」

海未「自分で言いますか」

絵里「あら。海未は自分のことそう思わないの？アイドルたるもの誰よりも可愛く、カッコよく、美しく。それくらいの気概がないとファンに失礼じゃないかしら」

海未「……仰る通りです」

絵里「冗談よ。あんまり真に受けないで」

海未「私は冗談が言えませんし、冗談を理解することもできませんからやはり似てないのでは？」

絵里「そうね。外見的な意味でもそれほど共通点ないものね」

海未「身長は3cm差……とはいえ私から見ると絵里は少し大きく見えます」

絵里「私もいつも海未を見下ろしてる感覚がするわ」

2 ：名無しで叶える物語：2019/06/27(木) 23:51:46.32 ID:XEcOYAN1.net

まーたうみえり厨がえりちを玩具にしてるって訳よ

3 ：名無しで叶える物語：2019/06/27(木) 23:51:46.15 ID:8Q6xMrsJ.net

海未「髪の長さはどうですか？」

絵里「んー。海未の方が少し長めね。私もそこまで伸ばしてみたいわ」

海未「ふふ、手入れが大変ですよ」

絵里「髪色も全然違うものね。海未は青みがかった黒髪」

海未「そして絵里は太陽に当たると美しく輝く金髪ですね」

絵里「えっ……///なにその言い方///」

海未「すみません、いつも貴女のポニーテールを追いかけているとどうしても気になって……///」

海未「実はちょっとだけ、絵里の金髪に憧れがあるんです」

海未「子供の頃、童話のお姫様に憧れていたことがあって、絵里を初めて見た時、きっとこんな髪なのだろうと思い出したことがあるんです」

絵里「真似しちゃダメよ」

海未「えっ」

絵里「海未に金髪なんて絶対に似合わないから！親からもらったその美しい黒髪を大切にしなさい」

海未「べ、別に染めるとは言ってないじゃないですか……それに絶対似合わないなんて、ちょっとショックです……」

絵里「ぅ、ごめんなさい。言いすぎたわ。でも私は今の海未が好きなの」

海未「！？///」

絵里「あ、ごめ、ごめん。違うの。言葉足らずだったわ。『今の海未の髪が好きなの』！！」

海未「あ、そ、そうですよね。はは……///」

絵里(何も言われてないのに咄嗟に喋っちゃった……///)

海未「……///｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

絵里「……な、なんの話してたっけ？///」

海未「な、なんでしたっけ///」

ｷｰﾝｺｰﾝ…

絵里「あ、もう昼休み終わるわよ」

海未「そうですね。ではまた、放課後に」

絵里「またね、海未」


とある2人の昼休みの過ごし方であった

4 ：名無しで叶える物語：2019/06/27(木) 23:59:38.50 ID:RqVMLHsm.net

いいぞ

5 ：名無しで叶える物語：2019/06/28(金) 00:07:53.71 ID:df/Zqg3A.net

素晴らしいですよ
止まらずに行きましょう

6 ：名無しで叶える物語：2019/06/28(金) 00:28:27.97 ID:mGmG/vjP.net

帰り道

ﾋﾟﾛﾝ

海未「！」

絵里『やっぱり考え直してみたけど金髪でも海未は海未だし、それで海未の魅力が損なわれることないものね。私はどんな海未でも好きよ。大学進学したら金髪に挑戦してみるのもいいかもね』

海未「……///｣

ことり(乙女の顔をしている……)