栞子「よ、よろしくお願いします」聖良「ふふふ、そう畏まらないでください」

名無しで叶える物語

聖良「確かに私たちは一度ステージに立てばライバル同士ですが、ステージの外ではスクールアイドル活動を愛する同士、つまり友人のようなものですから」

栞子「なるほど、仰る通りです、いい勉強をさせてもらいました」

聖良「つまり、私たちはもう友達なんですよ」

栞子「はい」

聖良「友達だからLINE交換するのも当然ですよね？」

栞子「え？」

聖良「もしかして、嫌でしたか？」

栞子「い、いえ！そんなことは…」

聖良「さあ、はやく携帯電話を出してください」

栞子「は、はい」スッ