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ランジュ「見て!雪が降ったわ!」ミア「zzz」
- 1 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:01:37.51 ID:3addHqi6.net
- 建ったら
- 2 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:03:05.31 ID:rh5VtQBV.net
- 立ったぞラ
- 3 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:03:56.84 ID:fZ/jJWgJ.net
- 期待
- 4 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:04:06.31 ID:yrmLm3iQ.net
- 支援
- 5 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:04:31.16 ID:hhPH0DAb.net
- 建ったラ!
- 6 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:07:50.07 ID:3addHqi6.net
- テレビ「東京や関東では大雪が観測されました」
テレビ「雪が積もりづらい臨海部でも観測され、東京都心部の交通には混乱が生じています」
テレビ「強い寒気も到来しています。十分にお気をつけてお過ごしください」
ブツン!
ランジュ「...」窓の外チラリ
ランジュ「わぁ〜!本当に雪が積もってるわ!」
ランジュ「早速遊びに行きましょう!」
ランジュ「ところで、あんまり雪遊びしたこと無いのよね。何着てけばいいのかしら...?」
ランジュ「コート着ていけばいいのかしらね?」
ランジュ「さーて!遊ぶわよ!」
- 7 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:17:56.81 ID:3addHqi6.net
- ミア「むにゃむにゃ」
ミア「zzz」
ドア「ガチャリ」
ランジュ「ミア!雪よ!雪!雪が降ったわ!」
ミア「...noisy」むにゃむにゃ
ランジュ「Mia, wake up. It's snow, snow today.(ミア、起きて頂戴。雪よ!雪!)」
ミア「Ugly. What the hell, really? (は?なんだよさっきから)」むくり
ランジュ「雪! ゆき!snow! 」
ミア「snow? 」
ランジュ「そう!雪!雪が降ったのよ!遊びに行きましょう!」ゆさゆさ
ミア「Don't shake me. Annoying.(ゆさゆさしないで)」
ランジュ「ダメ!起きるまで揺らし続けるんだから!!」
- 8 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:20:06.72 ID:yrmLm3iQ.net
- 良き
- 9 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:23:32.66 ID:3addHqi6.net
- ミア「...」
ランジュ「早晨好(おはよう!)」
ミア「Huh... I wish I could have stayed in bed longer.(もっと寝ていたかったのに...)」
ランジュ「聞こえてるわよ」
ランジュ「はい、コーヒー」
ミア「...ありがと」
ミア「で?何の用?」
ランジュ「ニュース見てなかったの?今日は雪が降ったのよ!」
ミア「雪なんてなんとも珍しくも無い」
ランジュ「私にとってはものすごく珍しい事なのよ。ほら、ランジュの出身地を言ってみなさい?」
ミア「...中国」
ランジュ「もっと細かく!!」
ミア「えーっと、何処だっけ?台湾?」
ランジュ「ちがーう!!」
- 10 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:26:48.70 ID:vKhoG/BT.net
- まずいですよ!
- 11 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:30:29.99 ID:3addHqi6.net
- ランジュ「って今の台湾人の前で言っちゃダメよ」
ランジュ「ランジュの出身地は香港!ほんこん!heung1gong2!!」
ミア「へー」
ランジュ「へーじゃ無いでしょ!南国よ!な・ん・ご・く」
ミア「だから何?」
ランジュ「もー、察しが悪いわね。南国って事は雪が降らないって事よ。香港は冬でもとーっても暖かいんだから!」
ミア「ボクはニューヨークで腐るほど見たけど」
ランジュ「はぁ...ほんと鈍臭い人ね」
ランジュ「雪が降ったら遊ぶ!これしか無いじゃ無い!」
- 12 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:31:23.07 ID:z/61XWyV.net
- これランジュでやる必要ある?
- 13 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:33:20.35 ID:MAUoC9ra.net
- いや、ランジュが性格的にも出身地的にも一番はしゃぎそうだから必要というより必然
- 14 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:35:46.41 ID:3addHqi6.net
- ランジュ「という訳で遊びに行くわよ」
ミア「えー...」
ランジュ「ほら、早くして」グイグイ
ミア「ってちょっと待ってよ。雪積もってるんだろ?だったら準備があるからちょっと待ってほしい」
ランジュ「本当に?逃げないわよね?」
ミア「逃げるも、出口が塞がれてるじゃないか」
ミア「えーっと、厚手の靴下何処にあったかな?」ゴソゴソ
ランジュ「ねえ、パン食べていい?」
ミア「勝手にして!」
- 15 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:47:10.48 ID:3addHqi6.net
- ランジュ「きゃはっ!雪よ。見て」
ランジュ「あっ、あそこには雪だるまが置いてあるわ」
ミア「はしゃぎすぎ」
ミア「って言うか、そんなミニスカみたいなスカートでよく動き回れるな」
ランジュ「ランジュは風の子よ」
ランジュ「ミア、それっ」ヒョイ
ミア「うわっ!危なっ!雪玉投げるなよ」
ランジュ「雪合戦しましょ。恨みっこなしよ」
ランジュ「それっ!それっ!」
ミア「わっ、わわっ」
ミア「ランジュの奴、運動神経はいいから避けるので精一杯だ...」
ミア「...うぅ!」
ミア「ここだっ!」ヒョイ
ランジュ「きゃぁ!」
ミア「ははっ、ステイツ育ちは雪合戦なんか慣れっこなのさ。どうだ、見たか?」
ランジュ「よくもやったわね!それそれそれ!」ポイポイポイ
ミア「う、うわぁ〜!」
- 16 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:49:44.50 ID:/SWNzACD.net
- 八丈島のかりんさんは雪を見たことあるのかな
- 17 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 22:51:41.67 ID:yrmLm3iQ.net
- かわいい
- 18 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 23:02:21.58 ID:3addHqi6.net
- エマ「よいしょ、よいしょ」
ミア「あっ、エマじゃないか。おーい、エマ、何やってるの?」
エマ「あっ、ミアちゃん。今ね、かまくらに使う雪集めてるの」
ミア「かまくら?しずくの住んでるところ?」
エマ「あれもかまくらだね。かまくらっていうのはね、英語で言うと、スノードームとかかな?」
ミア「小さい家って事?」
エマ「うん、そんな感じ」
エマ「向こうで果林ちゃんと他の寮の子で作ってるの。興味があったら来てね」
ミア「後で行こうかな。雪も集めておくよ」
エマ「嬉しいなぁ。それじゃあね、バイバイ」
- 19 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 23:07:28.79 ID:0euusqNU.net
- >>16
八丈島でも10年に1度くらい雪が降る
最近だと2012年に積雪した
https://gamp.ameblo.jp/team8jo/entry-11154212412.html
- 20 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 23:18:51.33 ID:3addHqi6.net
- ランジュ「うぅ...寒いわ」ブルブル
ミア「そんなミニスカみたいなコート着てくるから」
ランジュ「雪ってあまり経験した事無いもの。はしゃぎたくなるじゃない」
ランジュ「あんなに着こむのには訳があったのね」
ミア「コートだけでよく耐えてたよ」
ミア「....はいこれ」
ランジュ「?」
ミア「ボクのマフラー貸してあげるから。今はそれ使って」
ランジュ「...優しいのね」
ミア「まあね。そうだ、コンビニでも行って暖かいもの買ってこよう」
ミア「ランジュ、行くよ」
- 21 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 23:31:32.99 ID:C7ZN4YlF.net
- 脚は暖まらないラ!
- 22 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 23:32:29.41 ID:3addHqi6.net
- ミア「コーヒーはさっき飲んだから...」
ミア「何にしよう」
ランジュ「私はお茶にしようかしらね」
ミア「じゃあボクは紅茶で」
店員「肉まんおひとついかがでしょうか?」
ミア「だってよ。どうする?」
ランジュ「まあ偶にはいいかもね」
ランジュ「肉まん一つ頂けるかしら?」
店員「はい、かしこまりました」
- 23 :名無しで叶える物語:2022/01/04(火) 23:46:46.54 ID:3addHqi6.net
- ミア「はい、半分こ」
ランジュ「ありがとう」
ミア「熱さが少し歯に染みる。けどうまい」
ランジュ「お茶もさっぱりしてるから美味しいわね」
ミア「どうする?寮戻る?」
ランジュ「気使わなくてもいいわ。ランジュは自分で行動できるもの」
ミア「ほんとかよ」
ランジュ「でももうちょっと遊びたかったわね。アヒル量産機とか持ってきてたのに」
ミア「なんだそれ」
ランジュ「...帰りたく無いなぁ...」
ミア「....」
ミア「そうだ」
ミア「さっきエマに会ったんだ。かまくらって奴を作ってるらしいから最後に見に行こう」
ミア「確かこっち」
- 24 :名無しで叶える物語:2022/01/05(水) 00:13:05.87 ID:ysc5N/a/.net
- ランジュ「わぁ...小さなテントみたいね」
エマ「あっ、ランジュちゃんにミアちゃん。来てくれたんだね」
ミア「雪は持って来れなかったけど、でも面白そうだから最後にって」
エマ「ちょうどね、最後のかまくらが作り終わったの。こっちきて」
ランジュ「ちょっと狭いけど、面白いわね」
果林「ようこそ、私のかまくらへ」
ランジュ「あら、ここの主人は果林だったのね」
果林「みかんあるわよ。食べる?」
ミア「じゃあ一つ」
果林「はいどうぞ。さっきまで雪の中に入れてたから冷たいかもだけど」
ミア「ランジュも食べる?」
ランジュ「ううん」ふるふる
ランジュ「かまくらの中って、ちょっとだけ暖かいのね」
ランジュ「はぁ...明日も雪らしいわね」
エマ「ランジュちゃんは寒いの嫌い?」
ランジュ「いいえ。嫌いではないけど、今日ははしゃぎ過ぎちゃったわ」
ランジュ「ちょっと寒いから、もうちょっとしたら寮に帰ろうと思うの」
エマ「そっかぁ。暖かくして寝るんだよ」
- 25 :名無しで叶える物語:2022/01/05(水) 00:25:17.99 ID:Nm8zEI/H.net
- かわいい
- 26 :名無しで叶える物語:2022/01/05(水) 00:41:48.13 ID:ysc5N/a/.net
- ランジュ「...寒」
ランジュ「私が南国育ちだからかしら?寒さ耐性があんまりない様に思えるわ」
ランジュ「あの後一人で帰ってきたけど、少し心細いわ...」
ドア「ガチャリ」
ランジュ「!?」
「ランジュ、いる?」
ランジュ「この声は...ミア?」
ミア「心配だから見にきた」
ミア「わぁ...ネグリジェとか...もっと暖かいの着なよ」
ランジュ「あはは。これしか持ってないのよ」
ミア「ふーん。毛布貸すから後で使えよ」
ランジュ「...ありがとう」
ミア「明日はどうする?」
ランジュ「明日?」
ミア「明日も雪だろ?遊ぶのかなって」
ランジュ「そうね。遊べるといいわね」
ミア「約束だぞ。はい、これ、パン。これ食べて元気になれよ」
ランジュ「ありがとう」
ミア「じゃあね」バタン
ランジュ「何よ。ミアも可愛いところあるじゃない」
ランジュ「明日が楽しみね....」パクっ
ランジュ「好吃!」
おしまい
- 27 :名無しで叶える物語:2022/01/05(水) 00:58:05.17 ID:TAF3ix2G.net
- かわいかった
- 28 :名無しで叶える物語:2022/01/05(水) 01:08:37.87 ID:Nm8zEI/H.net
- おつ
ランミアすき
- 29 :名無しで叶える物語:2022/01/05(水) 01:26:53.82 ID:67J1J6CG.net
- ランミアでしか摂取できない栄養がある
- 30 :名無しで叶える物語:2022/01/05(水) 04:29:57.81 ID:EuNTc668.net
- 乙
寝ぼけてるときに母国語が出るのすき
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