2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【IDあり】別館★羽生結弦&オタオチスレpart48

207 :名無し草:2022/11/02(水) 17:40:13.24 ID:dk6OPVIB.net
>>206
 これらフィギュアスケートの美と芸術、技術、すべてがこの日本人青年、羽生結弦に受け継がれた。

「羽生結弦はなぜ凄いのか」

 それは世界も認める通り、西欧に誕生したフィギュアスケートというスポーツ競技の枠を超えた芸術を、この羽生結弦という日本人が継承したことにある。

 世界最高得点を何度も更新してきた彼にとって、フィギュアスケートはスポーツであり芸術表現である。いや、その芸術表現の深淵もまた自身の中にしかない絶対的な本質=イデアなのだろう。自身との対話こそがあの、4回転半ジャンプ=クワッドアクセルであった。相対ではない、絶対の「芸術」が北京で成し遂げられた。だからこそ、彼は笑顔だった。世界は、時代はその笑顔のメッセージを受け取った。継承者、羽生結弦の存在そのものが芸術となる幕が開いた。それはファンの思いとも重なった。

 羽生結弦は2020年、「幻想にしたくない、壁の先を見たい」と自分がスケーターである理由を語った。プロの芸術家でもある羽生結弦に引退はない。芸術家はその人生そのものが芸術たり得る。いずれ「歴史の人」なればこそ。

 プロのフィギュアスケーターとして芸術家、表現者への道を歩む羽生結弦。これからアイスショーという総合芸術の中で、ファンとともに芸術の果てしない高みを目指す。もはや点数による相対評価に縛られることもない。ファンもまたそうだろう。例えば、持ち味も違えば互いにレジェンドであるヤグディンとプルシェンコを比べることに意味がないように、羽生結弦に他の誰かを持ち出して上げたり下げたりの行為もまた意味はない。そうしたアイスショーのステージにいま、羽生結弦は立とうとしている。そんな芸術家が日本にいる。私たちも同じ時代を生きている。

 誰それとの比較ではなく、ただ羽生結弦の芸術が見たい。壁の先が見せて欲しい。アイスショー「プロローグ」――きっと氷上の芸術家、羽生結弦はそれを私たちに見せてくれる。

※敬称略

総レス数 976
874 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200