立憲民主党・国民民主党の合流、溝あらわ　枝野幸男「新党１００％ない」「吸収合併を目指す」

Felis silvestris catus ★

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020010601153&g=pol
　立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表は週内にも合流をめぐり会談する。枝野氏はここにきて「吸収合併」を目指す考えを表立って口にし、原発を含む基本政策や人事などを調整しての「対等合併」を求める国民側との溝が鮮明になっている。２０日召集予定の通常国会までに合意できるか不透明だ。
　枝野氏は５日、島根県出雲市の出雲大社を参拝後、記者団に「新党をつくるつもりは１００％ない」と明言し、対等合併の可能性を全面的に否定。今後の党首会談についても「２回以上やるつもりはない。１回で（合意）できなければ別々の党だ」と玉木氏を強くけん制した。
　合流に関して枝野氏は支持層の離反を懸念しており、立憲が軸となる形式は譲れない一線。合意のリミットとされる２０日が近づき、国民側への主張を一段と強めた格好だ。
　これに対し、玉木氏は６日の党仕事始めで「私たちが築き上げてきた政策や理念、野党連携を深化させ、政権を取るという思いを共有し、ワンチームで頑張りたい」と訴えた。参院側を中心に合流慎重派を抱えるため、結束を保つには安易に譲歩できないという事情がある。
　枝野、玉木両氏は６日、両党を支援する連合などの会合にそろって出席し、握手を交わす場面もあった。
　ただ、国民関係者によると、両党は６日の党首会談開催をいったん決めたが、中止になった。事前に情報が漏れたのを立憲側が嫌ったためという。着地点が見えない状況に、連合の神津里季生会長は同日の記者会見で「間違ってもバラバラ感、ガタガタ感を再び呼び起こすことは避けてもらいたい」とクギを刺した。

立憲民主党・国民民主党の合流、溝あらわ 枝野幸男「新党１００％ない」「吸収合併を目指す」

立憲民主党・国民民主党の合流、溝あらわ　枝野幸男「新党１００％ない」「吸収合併を目指す」