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■ ■中世ファンタジー世界総合 9■ ■

1 :名無しになりきれ:2015/03/28(土) 15:01:56.20 0.net
中世ファンタジー世界を背景に持つオリキャラの総合スレです。
ファンタジー系のキャラハンになりきって
名無しさんの投下するネタや質問に答えたり、仲間に話題を振って会話をしましょう。

【ルール】
 1. 参加キャラは、このスレ独自のオリキャラであること。
 2. 参加キャラは、キャラ紹介テンプレを使って自己紹介をすること。(>>2-3あたりにあります)
 3. 単発系の質問・ネタ投下歓迎。
 4.過度なセク質、誹謗中傷などはスルーすること。

【前スレ】
■ ■中世ファンタジー世界総合 8■ ■
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1374539485/

【外部サイト】
中世ファンタジー世界総合スレッド避難所
 ttp://jbbs.shitaraba.net/otaku/17089/

中世ファンタジー世界総合wiki
 ttp://wikiwiki.jp/medievalftsy/

その他>>2-3参照。

274 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/05/01(月) 21:02:02.27 ID:2TV78r8NI
確かこの辺りに…お、あったぞ秘蔵の酒が。へ…悪い事ばかりじゃねえな

>>272
身の上話?そんな面白い話でもないがね…
俺は一匹狼の傭兵なんだが戦いが無い時には用心棒やって暮らしてる。
このご時世だ、用心棒も稼ぎはそんなに悪くないし感謝されるのは悪い気はしない。
もちろん戦いとなれば北にも南にも行く。口利き屋が東の戦を紹介してくれたんでそっちにも行った。

ところがこいつがいけなかった。雇い主は戦争に負けちまったんだ。
契約は契約だから金寄こせと言ってもなかなか首を縦に振らない。
やっと払ったと思ったら色なんてこれっぽっちもない雀の涙みたいな額だった。

でも負けた以上は仕方がない。命あるだけ見つけ物と思って少ない稼ぎを抱いて帰ることにした。
で、キャラバンの護衛に雇って貰ったりなんだかんだあってようやくここまで来たと思ったらこの有様ってわけよ。
こんなもんでいいか?

>>273
んー?
あんなとこに子供か…?まだ一口も飲んでないのに酔っちまったかな
おーい、そんなとこにいるとあぶねーぞー!

275 :シェンリー ◆onIkYTAR5nuu:2017/05/03(水) 12:03:50.46 ID:saH9RQ2u3
人の気配……?

>>272
えっと……何から話せばいいんだろう?
ん、ずっと旅をしてたんだけれど……旅の道連れともはぐれて、気づいたら、この寂しい街に……。
あっ、ごめんなさい。ここ、あなたが住んでるのに寂しい街、なんて言ったりして……。
人って…たくましいなぁ…少し、憧れる。

>>274
あっ。ごめんなさい。ちょっと…景色が見たくなって…。
……あなたは…旅の人?
私も流れ者だから、なんとなく…匂いで…そうなのかなって。
…このあたりに住んでる人とは…少し、違う気がします。
えっと、間違ってたらごめんなさい

276 :リヴン ◆ZKZ3BUex9w:2017/05/06(土) 03:44:52.37 ID:fqJvRQ8gP
名前:リヴン
年齢:はっきりとしない(外見年齢12〜3歳程度)
性別:女
身長:142cm
体重:30kg
種族:魔の者、魔女
職業:霧売り
属性:毒と霧とそして初級の火
性格:勝手気ままで適当
利き手:右
魔法:吸い過ぎると痺れて昏倒する毒の霧を操る
特技:霧細工、狩り
装備品:クロウサギの旅装、ボロボロ真っ黒とんがり帽子
所持品:無し
髪の毛の色、長さ:相変わらず艶の無い黒い髪を肩まで伸ばしっぱなしにしている
容姿の特徴・風貌:少し汚れた黒い旅装に身を包んだ娘。
不健康そうな目の隈と作り物っぽい笑みを張り付けている。
やはり近寄ると霧の匂いがする。
趣味:ダラダラ、喫霧
将来の夢(目標):…ひみつ

(陽の傾きかけた夕暮れ、旅装の娘が一人)
ふぅ、やっと村を見つけたと思ったら……なんだか随分辺鄙なところねぇ、ここは。
本当に人が住んでいるのかしらねぇ……。おヒメさまの情報もあるといいのだけれど……。


>>270
あらぁうふふっ、こんな場所でも人は住んでいるのねぇ?
そうねぇ、少しだけゆっくりしていくわぁ。

でも一体、ここで何が起きたのかしらねぇ。

>>272
身の上話?そうねぇ、どこから話したらいいかしらねぇ。
そう、私はある奴を探してずうっと旅をしてるの。もうずうっとね。
なんだかんだで領主様に拾われたり、孤児に間違われて救貧院に押し込められたり色々ねぇ。

それで霧を売り歩いてたらおヒメ様達に出会って……
ああそうそう、あなた。おヒメ様達を見なかったかしらぁ?何て言うか、すごく傲慢な感じの娘でねぇ。
多分、鎧を着た、抜けてる感じの娘と一緒にいると思うのだけどねぇ……知らないかしらぁ……。

>>273見覚えのある朱色
ふぅ、ここは廃墟ばかりねぇ。いったい何があったのかしらねぇ。
あの塔なんかもう朽ち掛け………

あらぁ?あそこにいるのは、もしかして竜のお嬢ちゃん?

>>274酒泥棒?
(ダントが酒を漁っていると入り口から声がする)
あらあらぁ?あなた、宿屋の店主さんにしてはちょっと野暮な恰好ねぇ?
しかもこんな荒れ果てたお店でごそごそやってるなんて、

もしかして山賊か盗人かしらぁ?うふふふっ?

277 :予言されたことが現実におこる!!:2017/05/08(月) 18:22:49.60 ID:qhjoEUGZN
予言  「ユダヤ人の陰謀!世界大恐慌がおこり食糧危機がおこる!!」

「ユダヤ人たち」は、集まって「秘密の会議」をひらくだろう!!
「日本」「アメリカ」「ヨーロッパ」で同時に「世界大恐慌」をおこそうと
「ユダヤ人たち」は、計画している!!
世界規模で、「食糧危機」がおこり世界中の子供たちが餓死するだろう!
ユダヤ人たちは、人類を地獄にたたきこみ、
「ニセ救世主マイトレーヤ」をおがませようとするだろう!!
現在、「ユダヤ人たち」は、フェイス・ブックで、全人類の個人情報を
すべて「収集」し、人類を支配しようと計画しています!!
「「予言書」に書かれていることは、ユダヤ人たちがすべてひきおこす!」
                       ミカエル

278 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/05/15(月) 23:08:46.14 ID:QNWgwxLRA
へ、妙な予言者が出歩くたあこっちの方もまだ活気があるってもんだ

>>275
ったく崩れたらどうするつもりだったんだか…
?ああ、よそ者と言やあよそ者だな。
10年ほど前にはここで雇い主探してたんだがこうなっちゃあな…
嬢ちゃんここらでは見ない格好だな。どこから来たんだ?

>>276
うわっ!突然なんだよ…
泥棒扱いたあ心外だ。こんななりだがまだそこまで落ちぶれちゃいない
客だよ。店主がいないんで一人で商品をあさってたんだ。ちゃんと金もある。

279 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/05/16(火) 00:04:59.52 ID:SzX0ct2Ij
名前:ダントレス・ウォード
年齢:33
性別:男
身長:176cm
体重:68kg
種族:人間
性格:気分屋。やや狡猾
利き手:右
魔法:使えないと吹聴しているが…
特技:武芸、廃墟あさり
装備品:片手剣、ハンドサイズのメイス、外套、籠手や肩鎧、脛あてなどの防具
所持品:ダガー、雑用袋、鍵開け用小道具、ネックレス
髪の毛の色、長さ:白髪交じりの黒。ショートよりはやや長い。
容姿の特徴・風貌:
余りやる気のなさそうな目をした日焼け気味の肌の傭兵。
腰から下げているハンドサイズのメイスなど装備の半分は戦利品であり、肩鎧は左肩のみ、籠手は左右で様式が違う。
趣味:武器の手入れ、木像掘り
将来の夢(目標):より安定した身分になること。

280 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/05/16(火) 00:06:36.80 ID:SzX0ct2Ij
とまあこんななりだ
あとバックラーシールドを忘れてたな

281 :リヴン ◆ZKZ3BUex9w:2017/05/23(火) 00:54:01.69 ID:F7NY7IzMM
予言ねぇ。なら私も一つ、いつだったかしらねぇ、予言かどうかはわからない与太噺だけれど。

ずうっとずうっと昔、この世界を闇が覆ったそうよぉ。
その時、神様は人間に力を与えて闇を晴らさせたそうなの。
でも、闇は完全には?き消すことはできなくてねぇ。散り散りになって世界のどこかで残ってるそうよぉ。

その闇はいつか一つの姿を成して、世界を再び闇に多い隠す……らしいわぁ。

まあ、そんな話どこにでも転がってるわよねぇ。うふふっ。

>>278 野暮ったい自称客
あらあらぁ?店の主がいなければ品物を漁ってもいいのかしらぁ?
漁った後、あなたはそのお酒をどうするのかしらぁ、勝手に飲んだらそれは犯罪じゃないかしらぁ?

うふふっ、うふふふふふっ。

………でも、それを咎める人がいなければ関係ないわよねぇ。
私にもそのお酒分けてくれないかしらぁ?

282 :名無しになりきれ:2017/05/26(金) 20:14:32.92 ID:e5vsXz0WS
少女ふたりと男一人・・・さては人さらいだな!

283 :シェンリー ◆onIkYTAR5nuu:2017/05/29(月) 23:22:55.15 ID:N7OaJXMlS
名前:シェンリー
年齢:13歳
性別:女
身長:148
体重:40
種族:ドラゴン(水龍)
性格:やや引っ込み思案だが気を許した相手には素直
利き手:右
魔法:雷雲を呼び寄せるなど自然現象を自在に操る
特技:動物と話が出来る
装備品:深紅のチャイナドレス
所持品:制御輪
髪の毛の色、長さ:金と銀で織り成された長髪
容姿の特徴・風貌:透き通るような白い肌に大きめの真紅の瞳
頭に立派な二本の角、長い尻尾をもつ。背中の翼は普段は小さく折りたたんでいる
見た目は幼い少女だがどことなく威厳を感じさせる
趣味:おしゃべり 劇をみること 空を飛ぶこと
将来の夢(目標):定住できる土地を見つけること
簡単なキャラ解説
自然界の頂点に君臨する最強の生物、ドラゴンの娘
破天荒な戦闘能力を持つが争いごとは好まず気が弱い
散亥峰に広がる禁断の山々の麓、比較的人里に近い霊泉で生まれる
龍人の姿で目覚める以前から周辺の集落から信仰の対象とされてきたが
災害を引き起こすことを拒否した為、山ノ王の怒りを買い棲家を追放される
安住の地を求めて世界各地を放浪中

予言…って、これから起こることを言い当てる…うらないみたいなもの、だよね。
どうして…よくないことばかり、なんだろう。ふしぎ。

>>276 霧のヒト
あなたは……いつかの、霧のひと…。
はい、えっと……奇遇?ですね。あまり、話さなかったけれど……匂いと、気配は…覚えてるから…。
一体何があったんでしょうね…ひどく荒れ果てて…草も、木も…生えてない…。

>>278
崩れたら…うん、えっと…その時になれば考える、かな…?
近くに、人はいないし…私が落ちるだけで済むから…あ、でも…あなたもいるか…。
えっと、崩れるかもだから、近寄ったら危ない、ですよ?
私は…えっと、どこからきたんだっけ…旅の連れとはぐれてから…風の吹くままに、身をまかせてたから…わかんないや。


>>282
人さらい…?えっと…ごめんなさい、私は…その、人は攫ったりしないから…その…安心、してくれれば…。

284 :名無しになりきれ:2017/06/04(日) 19:44:02.39 ID:UNTZFkodC
蒸し暑い夏の道すがら、急に身震いするような悪寒を感じたことはないかい。
もしそんな経験があるんなら旦那、そりゃあさまよう亡霊が、あんたの横を通り過ぎてったに違いねえや。
奴等には「熱」がない。触れば温かい俺らとは違って、命のぬくもりってやつがまるでない。だから年中、魂を凍えさせているんだとさ。

285 :獣人:2017/06/05(月) 18:01:26.86 ID:uwBCWcM6X
すっごーい!みんなは冒険が得意なフレンズなんだね!

286 :リヴン ◆ZKZ3BUex9w:2017/06/07(水) 01:49:58.50 ID:/KGF2pDVk
>>282
あらぁ、盗人なうえに人さらいだなんて業が深いわぁ。
そんなことをしているときっとその内罰が当たるわよぉ。うふふふふっ。

でもこんな辺鄙で人気もない場所だからねぇ、裁きも罰も無いようなものかしらぁ?

>>283 竜の娘
あらあらぁ、覚えててうれしいわぁ。
あなたとはいずれどこかでまた会う気がしていてねぇ。うふふっ。

でも、再会を祝うにはここはすこし寂しすぎるわよねぇ。
私も来たばかりでねぇ、何が起きたのかさっぱりだわぁ。

そろそろ夜が来るわぁ。そんなところに立っててもなんだし、降りてきたらどうかしら?

>>284
あらあらぁ面白いお話ねぇ。

でも、その話には続きがあるんじゃないかしらぁ?

……その熱のない亡霊たちはねぇ、命のぬくもりに憧れているのよぉ。
寒くて寒くて、悲しくて、辛くて、明りに誘き寄せられる羽虫みたいに生きてる人間に近づいてゆくの。
そしてこう言うのよぉ。

その体をちょうだい、ってねぇ。

うふふふふっ。涼しくなるにはちょうどい話だったかしらぁ?

>>285
あららぁ?こんな辺鄙な場所で獣人のお嬢ちゃんとは珍しいわねぇ。

冒険、ねぇ。私は冒険と言う冒険はしたことはないわぁ。
街で霧芸をしたり、パンを投げられたりそんなものねぇ……。

あらぁ、そんな凄いだなんて褒められても何もでないわよぉ?……うふふっ。

287 :名無しになりきれ:2017/06/07(水) 22:50:45.40 ID:relkZdq4U
パンはパンでもフライパンをくらえ!
(フライパンでアツアツに焼かれたベーコンエッグがあなたを襲う)

288 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/06/10(土) 00:00:33.83 ID:+fcEpAsFE
俺にだって最低限の矜持ぐらいある。金は置いとくぜ

>>281不気味な子供
へ、俺がやらなくても誰かがやるさ。
数百年もほっとけば冒険者連中が金も払わずに持ち出して頭の固いやつらがどこかの蔵に放り込むかもしれねえ
それよりゃこうやってちゃんと金を払って飲んじまったほうがいいって訳よ。

…なんだそりゃ。ああ、少しぐらいなら構わねえよ。

>>282
あぁ!?そりゃあ戦場だと略奪だってするさ
でもなあ、戦場で金と物は奪っても命と自由は奪わないのが俺の主義よ。
そもそも普段からそんなことやってたら今に仕事がなくなって干物になっちまう。

>>283不思議な少女
そうそう俺がつぶされ…って違う違う、あんただって無事じゃ済まねえ。骨折るかもしれねえし…
…しかしまあそんな恰好でふらふらとよくもまあ無事だったもんだ。
そこのも言ってるがもうすぐ夜だ。俺は人攫いじゃない、安心して降りて来な。

>>284
亡霊ねぇ…この世ってのはそこまでして留まる程素晴らしいものなのかね
誰にも気付かれず一人で寂しく魂凍えさせてよぉ…気の毒な連中だとは思うね
ま、身体くれてやる気なんざさらさら無いけどな

>>285
獣人まで来たのか!
褒められるのは悪い気がしねえが…今日は変な日だな。なんかやったっけな俺?

冒険なんてもんじゃねえよ。雇い主の無茶な命令で死に物狂いで剣振り回すのが冒険なら話は別だがな
そんなものは冒険者共の仕事よ。同じにせんでもらいたいね。

>>287
おわっ!今度はなんだよ危ないじゃねえか!
せっかくの新鮮な卵とベーコンがもったい無いねえ…
…盾に張り付いたベーコンぐらいまだ食えるかな。しばらく湿気たパンしか食ってない…

289 :シェンリー ◆onIkYTAR5nuu:2017/06/12(月) 02:04:48.74 ID:DCjPDzJaY
>>284
そう、なんだ……かわいそう。
かわいそうって思うけれど……私は、その人達に何もすることは、できない……。
少しばかりの熱を与えることも…かりそめの体を作ってあげることも…。
近付かれたら……その人たちの、魂の残り香さえも、きっと奪ってしまう。
……だから、近づかれたことは、ないの。寂しい、けれど……。

>>285
あ、はい。そう、ですね。
得意な事は……冒険?これでも、もう結構あちこちいったから……。
そう、だよね。私の特技は冒険……胸を張って、言えるかも。
貴女も……旅の人?どこから、きたの?

>>286 霧のヒト
その……私、あまり人と話すのは得意じゃないし……少しでも話した人の事は、覚えています。
不思議な、縁……大きな異変があって、もう誰とも会えないかなって思ってたけれど……また、こうしてお話しできるなんて。

世界が、少し……何かとはいえないけれど……変わってる気が、します。
えっと、なんだろう……うまく言えないや。
けれど、知っている人に会えたから、安心です。
あ、はい。ちょっと待ってて……。んしょ。


>>287
あっ…わっ、わっ…あむっ、あむ…。
ん、おいしい…です。
ふふっ、温かい料理を食べたのも久しぶり、かも。朝露しか、なめてなかったし……。
ごちそうさまでした。なんだか少し、元気がでてきました。

>>288 どろぼうさん?
私……?えっと、私は、平気。初めて会ったのに……心配、してくれるんですね。
……泥棒、なのに……優しいヒト……。
あの、ここはどこかわかりますか?街を探してたら……地図をみても、わからなくなっちゃって……。
人さらいじゃないのは、わかります。なんとなく、だけれど……。えっと、はい。おりますね

290 :名無しになりきれ:2017/06/16(金) 18:09:58.18 ID:pX03orUMA
お互い明日も知れない身だが、せめて自分の帰る場所くらいは見つけておきたいものだ
今ここで踏ん張れるのも、そう遠くないうちに必ずあそこに戻るのだと、そう思えばこそじゃないか

291 :リヴン ◆ZKZ3BUex9w:2017/06/17(土) 00:02:11.37 ID:VI3+fW3e+
この街は本当に何もないみたいねぇ。誰もいないし、本当に何もないわぁ。
昔見た村一つ滅んじゃう病気を思い出したけど、死体も骨もないわぁ。

もしかして街の人全員で聖地巡礼かしらぁ?うふふっ。


>>287
………(ベシャァ)

…………

……………あなたの顔、見覚えがあるわぁ

そうそう、前にはかたーいパンを投げてくれたわよねぇ?覚えてるわぁ。

うふふっ、うふふふふふふっうふふふっ。

あなたとは……そろそろ決着をつけるべきみたい、ねぇ。

(リヴン は ちから を ためている ! )

>>288 案外律儀な自称客
うふふっ、あらあらぁ、案外律儀ねぇ?
でも、こんな場所にお金を置いてもそれこそ冒険者とか野盗が拾って持って行ってしまうわよぉ?

ならつまり、私が拾っても問題ないってことじゃないかしらぁ?うふふふっ。

(暫し店内を漁り、木の杯を二つ見つけてくると自分の分だけを注いだ)

えーっとねぇそう、そうそう。あなた、この街の事何か知ってないかしらぁ?
(ごくごく)
なんだかねぇ、誰も居ないみたいなのよぉ。田舎とはいえ少し変よねぇ。
住民たちはどこへ消えたのかしらぁ?うふふっ。
(ごくごく)
ぷは……ヒック

>>289 竜の娘シェンリー
話すのが得意じゃなくても構わないわぁ。
私はねぇ、あなたに興味があるからねぇ。……うふふふっ。

でも、安心するのはまだ早いわよぉ。
世界が変わってしまったかどうかはわからないけど、この街が安全かどうかは全然わからないからねぇ。
夜の廃墟は魔物に盗賊、人さらい。何が出てもおかしくないわぁ。

>>290
そういう風に思えるということは、あなたには帰る場所があるのかしらぁ?
そこでは誰かがあなたの帰りを待っていたりするのかしらぁ?

………

でも、本当はそう思いたいだけだったりねぇ。
帰れる場所は……いつもいつまでも残っているものかしらねぇ?

292 :THE MONSTERT@MER CINDERELLA GIRLS:2017/06/18(日) 01:27:13.49 ID:4n9QbCjC4
光のシェンリー、闇のリヴン・・・思いついたぞ、この世界を驚かせるアイドルプロジェクトを・・・!
そしてダントP、この計画の成否は君の手腕にかかっている!

293 :狂気の時空魔術師シニスター・トゥルース:2017/06/19(月) 19:47:44.81 ID:q/bpRgSiB
――――!


この感覚……、世界線が移動した……だと……!?

294 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/06/23(金) 23:26:20.79 ID:fxEBsomCV
よーしちょっとこの地図を見な。
これは帝国の地図だ。俺たちがいるのは北東のノルテン辺境伯領西側、地図で言うとここだ。
見ての通りラディウスも国境も遠い場所でな、この街に関して言えば辺境伯代理もずっと前からいない。
そんでもって治安が悪い。昔でかい戦いが何度もあったんだがその時に建てられた砦の廃墟に山賊どもが巣食っちまってるんだ。
とまあすっかり荒れ果ててるのがこの地域よ。

>>289…人間じゃない?
知らねえ奴でも怪我しそうなのをほっとくのは寝つきが良くねえ。いうだけ行っとかないと…
それと俺は泥棒じゃないって。
仕事求めて西に東に旅してまわる傭兵さんよ…っておい飛び降りるのか!?
…傷一つねえな。よく見ると尻尾に角に翼があるし…嬢ちゃん何者だ?

>>290
へ、その場所がいつまでも残ってるとは限らねえんだぜ。ここみたいによ
第一そこが知れねえうちに無くなってたらどうするんだ?どこまでも落ち続けるか?
己を奮い立たせるもんは己の心のうちに残しておくもんだ。

>>291飲みっぷりの良い子供
かもな
でもそれはそいつらの勝手よ。俺はちゃんと金で対価を払う。そいつらもなんか別の形で対価を払わせられるだろうよ。

この街に知ってることはさっき言ったとおりだ。
今の状況は妙と言えば妙だな。ラディウスではこの辺りに人攫いの一団がいるとかいう話は聞いてない。いたとしてもここまでやるのは尋常じゃないぜ。

杯どうも。じゃ、頂くかね

>>292
勘弁してくれよ。てめえの食い扶持にすら難渋してる俺に世界を驚かせるなんてとんでもねえ話だ
それに得体の知れねえ子供二人の面倒なんてこっちから願い下げだ。

…ところでその「あいどる」ってなんだ?

>>293
おうあんたもここらじゃみねえ顔だな。
どっから来たんだ?アヴィオールか?セインの大学からか?
この辺りはずっとこんな感じだしなあ…世界線なんてたいそうな話俺にはわからねえよ

295 :名無しになりきれ:2017/06/25(日) 11:57:40.91 ID:JIfyUC9Rw
実はボク、地図のみかたがよくわからないんだよね……。自分が地図上でどっちを向いているのかすぐに見失っちゃうんだ。
街道を道沿いに行け、とか、大きな建物が見えてきたらそこを右に、とかならいいんだけど。
本当に参るよ。こんなところで足踏みしてる場合じゃないのに。

296 :ゼン・クランドウ ♯koudaika1752 :2017/06/25(日) 22:34:08.94 ID:ez/1NlVHT
まったく、ここはどこだ
溺れたと思ったら全く見覚えのないところにいるし、他の者ははぐれっきだし
変装も全部解けてるから直すのに一苦労だった
さてさて、そろそろ表面を繕うか

さあ、やっと……廃墟じゃのう、ここ
ビリビリする感覚から、何か面白いものがあると思って来たのじゃが


名前:ゼン・クランドウ
年齢:50?
性別:男
身長:168cm
体重:66Kg
種族:人間
職業:武術使い
属性:なし
性格:気分屋?
利き手:右手
魔法:なし (気闘法を嗜んでいる。又、体質的に純粋な魔力に弱い)
特技:スリ、大道芸
装備品:エメラルドブルーの東方風の服。茶の外套
所持品:ナイフ、小振りの貴金属色々、革の水筒、岩塩一袋、矢立
髪の毛の色、長さ:黒髪を毛染めで白髪交じりに見せている、後ろで結わえる程度
容姿の特徴・風貌:ガッシリした体躯で髭を刈り込んだ壮年、虹彩は茶
趣味:修行、昼寝、いたずら、御札作り
将来の夢(目標):師を超えること

簡単なキャラ解説
東方より修行を兼ねて見聞を広めにきた武術使い
青年の頃からほぼ山に籠っていたため、地元の知識に関しても色々偏りがある
気の技を扱えるが人を癒す術は会得していない
体質的に純粋な魔力に弱い

(総合 4の最終レス後)知り合いから請け負った『仕事中』湖に何かに引きずり込まれ、そこからここ数日までの記憶がない
本人の体感は何日か経った程度でしかない
また、肉体に今まで以上の活力があり、当人困惑中

297 :ゼン・クランドウ :2017/06/25(日) 22:36:43.65 ID:ez/1NlVHT
おっとっと、失敗失敗
これならどじゃろ?

>>284
亡霊のう。あいつらは肉体ないからやりにくい
話も通じない場合がほとんどじゃし
まあ、生きてる人間は活力持ってるんじゃから、「活!」と気合い入れれば、少し持って行かれても死にはせんよ?

ただ、目を付けられる前に無心に全力で走る事をオススメしよう

>>285
おお、この辺に住んでいる亜人かの?
冒険は不得意ではないわな。じゃなかったらこの老いぼれとっくに死んどるし
それに、ワックワクするしのう! すりると興奮!この醍醐味は味わうと病みつきじゃぞ? 時間食うけどの

>>287
ホイッと!
(フライパンを中身が零れぬよう跳ね上げ、履き物で受け止める)

こりゃ美味しそうじゃのう!
ここ数日は草や虫しか口にしていなかったから、こんなおもてなしは大歓迎じゃ
ありがたくいただくぞい

あ、フライパンは返して欲しいのか?

298 :ゼン・クランドウ :2017/06/25(日) 22:37:29.99 ID:ez/1NlVHT
>>289
…………んん???
いや、まてまて。まさかそんな訳がない
そう言い聞かせてこっちの方角へ歩いてきたんじゃないか
しかしあの特徴……あの漏れ出てくる魔力は……
うぐ、気を抜いたら、一変にのっくあうとされそうじゃ

>>290
寄る辺があるのは良いこと。帰る場所があるのはもっと良いこと
……昔ちょっとばかり一緒にいた男は、帰る場所を作る事の出来る奴じゃった。
死んでしまったが、斯くもこの世はやるせないのう

わし? わしはないのう
帰る資格は失ったよ

>>291
すんすん。んん? 水…いや、なんの臭いじゃろ?
あの娘子の方から流れてくるが……
うむむ、なんかザワザワする

>>292
ほうほう。あっこにいる三人か?
うーん、娘たちは不思議な力があるようじゃのう
偶像にするのはええが、破滅の象徴にならない事を祈るばかりじゃ
ふとしたことから、物事は予想外な転がり方をせるからの

>>293
世界線てなんじゃ?
世界規模の戦の最前線が動いたならそれを感じ取れたなら、お主は凄い感覚の持ち主じゃ
仕官するなら引く手あまたじゃぞ?

>>294
ふーむ、中々やりそうな男じゃ
みた感じ君主を持たぬ戦士といったところか
装いを見たところ、見より実を取るようじゃな
闘ったら中々楽しそうじゃの

>>295
方角を知る術か
太陽は東から昇って西に沈むじゃろ?なら影は太陽の位置と反対側に表れるのじゃ
棒でも地面にぶっさして影の記録を取ればおおよそ分かるぞ!
あと、山なら木のコケは南には生えんから、それをおおよその目印にせい
曇り? 夜? うーむ、とりあえず魔法の道具を買うことを勧めるぞい

299 :シェンリー ◆onIkYTAR5nuu:2017/06/27(火) 22:55:49.16 ID:LA7iYs230
……季節の流れは、変わらないね…。
じめじめして、どこにいても水気があって……しとしと、優しい雨が地面にしみこんでいく、この季節は、好き、かな。

>>290
帰る場所……自分がずっといても、誰にも迷惑をかけない、受け入れてくれる、場所…。
いいなぁ…私も、そういう場所が欲しくって…ずっと、旅してまわってるんだった…。
あなたには、そういう場所って…あるのかな?えへへ、良かった…。
私も、見つけられると、いいなぁ。
深くて、柔らかい水が満ちてて、水の底でずっと眠ってても…誰にも怒られない、怖がられない、そんなところ。
もしもみつかったら、良かったら…遊びに、きてくださいね。

>>291霧のヒト
…あなたって、やっぱり不思議…。どんな人かなってみてても、掴みかけるとふわって手のひらからすり抜けるみたいで…。
ほんとに、霧みたいな人……。あの…名前…教えてもらっても、いいですか?
私も…あなたのこと、知りたいです。……私の事、知りたいって思ってるなら、なおさら…。

魔物も、盗賊も苦手……特に、魔物…。
まるで…いつも何かに怒ってるみたいで…気持ちも…伝えられなくって…。
……身にかかる火の粉は、振り払わなきゃいけないって、わかってる、けれど…。

>>292
え、えっと…その、私は…世界のことなんて、わからないから…期待には、応えられないです。ごめんなさい。
……お日様の光は、好き、だけど…それよりも、暗くて、静かな場所の方が落ち着きます…だから、光?光は…ちがうと、思います…はい。
……あの、男の人も、さっきであったばかりだし…霧のヒトのことも、あまり知らないし……。

>>293
……ほんの少し、何かが違う、気はした、けれど…何かは、わからないです。
あなたは…それが、わかるんですね…。
すごいなぁ……。

>>294 傭兵さん
傭兵さん、だったんですね。えっと…私…少しだけれど、冒険者の組合のお手伝いをしたことがあって……
その時に…あなたと似た匂いのヒト…たくさん、いたから…もしかしたらって、思ったけれど…。

……あ。……ごめんなさい。まさか、誰かいるとは思わなくって…その、出してました。
えっと…ヒト、から言えば…亜人?って…言うんだっけ…。
うん、亜人、だと、思います。私。

>>295
すごく、よくわかります…私もね、地図の見方はおそわったんだけれど…気を付けてみてないと、わからなくなっちゃって…。
気が付いたら、行きたい所から、すごく離れた場所にいたり…。
……そういう時は…うんと高く飛んで…会いたい人の気配を探ったり、するといいと思います。それで、なんとか…なる、かと…。

>>298 おじいさん
…………???
あ、あの……私に、何か…。
…あっ。えっと…うん、わかりました。あなたみたいな空気をまとってるヒト…久しぶりに、みます。
……私は、ずっと前に…棲家を明け渡したから…ただの、はぐれ、です。
なんていえば…いいんだろう……?うん、そう…ですね…旅人、かな。ただの、旅人。
住みやすい土地を探して、あてもなく…ふらふらしてるだけ、だから…。

300 :リヴン ◆ZKZ3BUex9w:2017/06/29(木) 23:46:17.75 ID:oZSZj1f8T
いくら初夏とはいえ日が暮れるのは誰にも止められないわぁ。
もう夕日も西の山に完全に隠れてしまって、ここからは夜の始まりよぉ。

幸いこの宿屋には蝋燭があったから、灯りには困らなくて済みそうだけどねぇ。

>>292
私に踊子や歌うたいにでもなれと言うのかしらぁ?
でも生憎だけれど私はそういう柄じゃないわねぇ……。

そうそう、前に会ったクリストフっていう冒険者の子なら、案外売れるかもしれるかもしれないわよぉ?

スキモノとかにねぇ。うふふふっ。


>>293
……その様ねぇ。まさかこんな事になるとは私も想定外だわぁ。

さあ、ここは私に任せて、あなたは根幹を断ちに行きなさい。
あなたに霧の加護があらんことを……。


………

あらぁ、さっきの話?適当に話を合わせてみただけよぉ?うふふっ。

>>294騎士様?
あらあらぁ?律儀な上に信心深いみたいねぇ?
うーん、人さらいでも盗人でもないということは……
まさかあなた、世捨ての旅に出た騎士様とかだったりするのかしらぁうふふふふふふっ?

領主様が居なくて山賊が屯してる、ねぇ。
うーん、そうねぇ。山賊達が街を丸ごと略奪していった……とかなら分かりやすくて良いのだけどねぇ。
夜が明けたら、大きな町にでも引き返すのが得策かしらねぇ………。

そうそう、まだ名乗ってなかったかしらぁ?
私はネーベル。霧売りのネーベル。
あなたの名前も聞いておこうかしらぁ、ちょっと荒っぽい騎士さま?うふふふっ。

301 :リヴン ◆ZKZ3BUex9w:2017/06/29(木) 23:49:22.41 ID:oZSZj1f8T
>>295
あらあらぁ、それは旅人としては致命的ねぇ。
でも、地図に書かれた事だけが真実じゃないわよぉ?
己で切り開いた道にこそ価値があるとかなんとかって聞いたことがあるわねぇ。

ほら、そこの獣道がもしかしたらあなたの進むべき道かも知れないわよぉ?うふふっ?

………

…………あら、これは、さすがに走って止めるべきかしらぁ……?

>>298どこか若々しいオジサマ
あら、あなた……薄暗いとは言えいつの間に?

……鼻をひくつかせてるけど、な、何かしらぁ?
え、えっとねぇ、私が臭うとかだったら、違うわよぉ……?そう、多分獣脂の蝋燭の匂いじゃないかしらぁ……?

>>299 竜の娘
うふふっ、案外そう見えるだけかも知れないわよぉ?うふふっ。
でも、私に興味を持ってくれたのは嬉しいわねぇ、

そうねぇ、そういえば私はまだ名乗ってなかったかしらぁ。
私はネーベル。霧売りのネーベルよぉ。

うふふっ、どうしてそんなに弱気なのかしらねぇ?
魔物も盗賊も生きてても死んでも害しかないわよぉ?
なら、火を払っても焼き尽くしてもそう変わらないんじゃないかしらぁ?うふふふっ。

302 :名無しになりきれ:2017/07/01(土) 01:32:30.49 ID:a4umP7/cu
匂う、匂うねえ
陽が落ちて暗闇がいや増せばこそ、いっそう際立つ
この狭い人熱れの中で、濃厚な血の香りがこんなにも満ち満ちているじゃあないか

ひとたび人を手に掛ければ、決して消えることはない
こいつは魂にこびりつく匂いさ

さあて、この臭気は一体誰から漂ってくる?
あんたかい?
それとも、そっちあんたかい?

いやいや、なにも独りだけってわけじゃあ、ないのかもしれないがね……

303 :名無しになりきれ:2017/07/02(日) 23:03:52.97 ID:DeNm1Xung
俺は珍獣ハンターだ!このへんに珍しいやつらが集まってると聞いてやって来たぞ!

304 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/07/08(土) 00:22:15.00 ID:+K7dedH1+
灯が外に漏れねえようにしとかねえと
変な一日だったがこれで終わりかね

>>295
そりゃ大変だ
ちょうどお天道様が沈んだ時間だからあっちが明るいだろ?あっちが西だ
てことは他の方角も全部わかるって寸法よ
何急いでるときはどうするかって?そん時は…街道歩いて適当な宿屋でも見つけて聞くこったな

>>298武術使い
傭兵で生きるのに体裁に拘っちゃいられねえよ。
なんせ厳しい商売、伊達や酔狂で生き延びられるほど甘くねえ。
あんたは…いやあんたも同業者か。同じ意見じゃないのか?

へ、俺にはとても楽しそうなんざ思えんね
その拳で一瞬でのされそうだ

>>299亜人の娘
まあ冒険者にもいろいろ居るわな。盗掘専門の屑もいれば賞金稼ぎまがいの命知らずもいるとか
俺の本職は傭兵、雇われて雇い主の敵と戦うのが主な仕事だぜ。
あっちこっち漁って回るのはまあ趣味だな。

あー亜人か……嬢ちゃんみたいなのは初めて見た。
まあ今回は仕方ねえが…気をつけな、あんたみたいに珍しいのは狙ってるのが大勢いるぜ。
なんでも高く売れるってな。

>>300ネーベル
この仕事信用が第一だからな、下手すりゃ騎士より律儀だぜ。
下手に盗賊なんかに間違われちゃたまらねえや
よっぽど気まぐれで理不尽な神様なんだろうが信じて損はしない。
それどころか小遣い稼ぎできて案外しっかり信仰に報いてくれるもんだ。

霧売りたあ変な商売だ。何るんだ?
おっと俺はダント。傭兵と用心棒やってる。
どこかいい雇先があれば教えてくれ。

>>302
ああ何人も殺したさ。それがどうかしたか?
俺の仕事は殺らなければ殺られるからやる、そんな臭いとやらは生き延びてきた証よ
でもそんな臭いが分かるあんたは何だ?あんたからも同じ匂いがするぜ…

>>303
おいおい人様を珍獣扱いとはひでえな
ここに珍獣はいねえよ。
どいつもこいつも変わり者には違いねえがれっきとした人g…少なくとも獣じゃないと思うぜ。
ヒトに用がないなら俺に殺されないうちにさっさ他所を探しな。それがあんたのためだ。

305 :ゼン・クランドウ ◆MsKGmhdBY6xe:2017/07/08(土) 13:41:22.81 ID:5m5/IeTUs
むう、暑いのう。
この間までこんなに暑かったものか?ちゃんと水分の確保せんとの。
こんな世の中、倒れちまったら助けてくれるなんて期待せん方が良いからのう。
自分の身は自分で守らにゃ!

>>299
(思わず跪きたくなる衝動を、クランドウは必死に堪えた)
オ……わしみたいな空気です……とな? どんなもんなんじゃろ?
わしも東方の者を目にするのは久々じゃ。短い間かもしれんが、仲良くしてやてくだされ。
おっと、名乗るのが遅れたの。わしはゼン・クランドウというケチな武術使いにして大道芸人ですじゃ。

わしは修行の身としてこの大陸をフラフラしとるでな。
うーん、どっかに良さそうなところあったかのう?

>>301
うん?年を取ると精気も薄れるから、老いたわしに気が付かなかったのかもしれんな。

おおう、見っともないとこ目にされてしまったかの。
こうも年を取ると色々鈍ったり過敏になったりするもんでな。
何の匂いじゃろー?って思っただけじゃよ?そうか獣脂じゃったか。分からなくなるもんじゃのう。

おう、れでぇには先に名乗らんとな。わしはゼン・クランドウという年寄じゃが、若々しいと評されるのは嬉しいぞい。
ほっぺが赤くなっちまうけどの。

>>302
かかる火の粉は払ってきたし、助けようとした者の血潮に濡れたこともあるぞ?
戦いのない平和な国と世ならいざ知らず、流浪の者が果たして綺麗な手のままというのは多いものか
口に出すだけ野暮天というものじゃ。

さてさて、最近妙に体の調子が良くてな。こうなってから拳を交わしたことないんじゃ。
お主でよければ、一つ肩慣らしに付き合ってくれるのかの?

>>303
東方人じゃからって珍獣扱いは酷いのう!異教徒は人でないのか……!?
ん? 他の者も?

しかし、見世物屋に売るには及ばんぞ! だってわし(ら)見世物屋じゃもん!
何を隠そうわしは軽業師! ジャグったり飛んだり跳ねたりはお手の物! 東方の剣舞・槍舞じゃって見せちゃるぞー!
他の者も見てみい。オナゴは如何にも星を読んだり超常の技を見せてくれそうな見目と雰囲気じゃろ? そーいう演出じゃとウケるんじゃ(コソッ
最後に>>304を見てみなされ。あの目の奥に宿るものを感じられるのなら、只者ではないと分かるはずじゃ。
皆役作りで色々言うが、楽しんでおくれい。

さあさあ、お立合い! わしは東方より来たる業の魔術師ゼン・クランドウ!!
御代はおひねって投げてくれいー! それも余さずキャッチするぞ!
我が故郷に伝わる妙なる秘技の数々をご覧じろ〜!!

>>304
ふむ、首輪が無ければ自由な分色々大変じゃからな。
変に因縁残せば、守ってくれる後ろ盾もないから面倒な事この上ない。
腹芸を覚えるまでは、様々ないらん苦労があったものじゃ。
わしはむかーしはお主と似たような事しとったが、今は奔放に芸を磨く旅しとるよ。

お主は堅実じゃのう。それにわしの拳はもうヨレヨレじゃし、褒められすぎても照れるだけじゃ。
それに、この老いぼれの予想もつかない隠し玉を出せばにんまり出来るかもしれんぞ?(ニッカリ
わしはゼン・クランドウ。ケンカと祭りが大好きな元同業者じゃよ。

306 ::2017/07/09(日) 21:18:59.83 ID:DKDwA54C7
暑いニャ
水くれニャ
可及的に速やかニャ!
夜でも湿ってて中々体温が下がらないニャ、困るニャ

307 :シェンリー ◆onIkYTAR5nuu:2017/07/10(月) 23:07:13.63 ID:RrUQoSqF0
屋根のある場所で休むのは、なんだか久しぶり…。いつもより、落ち着きます…ゆっくり、休めそう…。

>>301ネーベル
…へへ、そうかもしれないね。私、その…あまり、観察とか、得意じゃない、から…。
何故、だろ。しばらく、ずっと一人…だったから、かな。……誰かと話すのは、好き…だから…うん。

ネーベル…覚えました。
私は、シェンリーって、言います。…ドレだけの付き合いになるかは、わからないけど…よろしくお願いします。

…どうして、だろう…。考えてみたら…どうしてなのか、わからないや…。
もしかしたら、他のヒトを、襲うかも…知れない、のにね。でも、目の前で…自分の前だけに現れたら…そうする気は…。
……殺すのは、しかたのないこと、か…うん、ごめんなさい。
…えっと、結局…私の、わがまま、なんだとおもいます。…自分の手で、ころしたくないっていう…。

>>302
……それって……そんなに、ひどい匂い…なのかな。
私は…魂の匂いも、わからないし…見えない、けど…うまくいえないけれど…。
今まで、その…そういう、たくさんヒトを殺めてきたヒトも、みたことは、あります。
……どこか、かなしそうだったり…何かが、抜け落ちていたり……かわいそう…って…。
あの、私は…どう見えますか?…とても、臭い?

>>303
はんたーさん?……こんなところまで、おつかれさま、です?
あの……それは、いいとおもうけれど、どうやって、人のいるところまで、もどるんだろ…。
……それに、一人…ですか?……一人みたい、ですね。……こ、これで見逃してください…。剥げた鱗、ですけれど…。

>>304傭兵さん
なんだっけ…私は…大樹を荒らす、異国の蟲の退治を頼まれたことが…。
ということは、命知らず……に、なるのでしょうか。
……ここで、いいものは見つかりましたか?その、ものの価値、とかは、よくわからないけれど…

あ、はい。…たくさんの、きんかと交換、できるんでしたよね…。
……檻の中に入って、あちこち移動してたことも、ありました。その時は…運よく、途中で降りることができて…。
ただの、鉄の檻、だったから…降りたくなったら、いつでも降りて良いって感じなのかなって、おもってて…その時は。
けれど、売られそうに、なってたんだって思ったら…変な感じ、です。

>>305クランドウさん
えっと…ほわって、体から染み出てる…あなた自身の、命が…空気みたいに、ただよってて…んぅ、ごめん、なさい。説明は、苦手…。
…あなたは…歩いて、ここまで?すごいなぁ…歩いてきたら…何度お日様が昇って沈むか、わからなくなりそうです。
……やっぱり、ヒトは…違う…。
芸人さん、なんですね。……芸人さん…(一瞬だけども確かに、物静かな瞳がきらきらと輝いた)

私は、シェンリー、といいます。…どこか住める場所はないかなぁって、ずっと、旅してて…。
修行…?芸の修行、なんですか?……えっと、良かったら…見せてほしい、かな。……お代は、だす、から…あ、ダメならいいです。

>>306
……うん、暑いね。お水は…えっと、ちょっと待ってね?
(物陰に引っ込むと倒れた棚をあさり器を一つ引っ張り出す)
…みんなには、内緒、だよ?
(いつの間にかその器には清い水が満ちていた。それを猫の前に置き、軽く撫でてにっこり)

308 :リヴン ◆ZKZ3BUex9w:2017/07/12(水) 01:05:29.82 ID:o1otF4g9E
さて、男が古井戸を覗き込むとねぇ、古井戸の底には哀れな犠牲者達の骸の山がひしめいているの。

驚いて逃げ出そうとするけど体は金縛りにあったように動けなくてねぇ、耳元で声がするの

「次は……お前だ……」とねぇ。

ふっ
(蝋燭を吹き消す)

………千夜一夜だか百物語だか知らないけれど、蝋燭を消す意味ってあるのかしらぁ?

(指先から青白い火を出すと蝋燭に点した)

>>302
あらぁ、あなた私から血の匂いがするなんて失礼ねぇ。
私はどこからどう見ても善良な霧売りの小娘よぉ?血なんて浴びたこともないわよぉ?

それでも私から血の匂いがするのぉ?おかしいわねぇ。

うふふふっ、それじゃぁ私が人の皮を被った悪魔か怪物とでも言う気かしらねぇ?

うふふっうふふふふふっ。

>>303
あらあらぁ。こんな辺鄙なところまでご苦労様ねぇ。
でも、しばらく山の中を彷徨ったけどそんなに大した獣はいなかったわぁ。ウサギや野鳥が精々ねぇ。

それより私たちが珍奇だって?

(辺りを見渡す)

……返答に困るわぁ……。


>>304 律儀なダント
あらあらぁ、傭兵は盗賊の異母兄弟だなんて聞いたけどねぇ。うふふふっ。
傭兵は雇っている内は役に立つけれど、給料を払うとすぐさま敵になる。そんな冗談も昔流行ったかしらぁ?
うふふっ、あら、怖い顔。でも私は別に傭兵が嫌いなわけじゃないわよぉ?うふふふっ。

雇い主を探しているの?そうねぇ、おヒメさまだったら、お金払いは良さそうだけれど……
まずどこに居るのか探さなくちゃいけないからねぇ。困ったわぁ。
そうそう、あなたどこかで高飛車な娘を見なかったかしらぁ?もしかしたら、こう、そうねぇ……中形犬みたいな雰囲気の娘を一人従えてると思うのだけれど。知らないかしらぁ?

うふふっ私の霧に興味があるのはよいことよぉ?そうねぇ、今日はジメジメしていて霧を出すにはちょうどよさそうだから、見せてあげるわぁ。
フゥーッ
(少女の口から白い霧が吐き出される。するとその霧は徐々に形を変えて数匹の蝶の姿になった。
霧の蝶は蝋燭の明かりが照らす中、ヒラヒラと空を舞うと今度は集まって一匹の妖精の姿となり、ダントの目の前を飛びながら音もなくクスクスと笑う)

ふぅ、これが私の霧売りよぉ。楽しめたかしらぁ?

ああ、ちなみに銅貨二枚よぉ。

309 :リヴン ◆ZKZ3BUex9w:2017/07/12(水) 01:11:16.65 ID:o1otF4g9E
>>305若々しいクランドウ
そう、かしらぁ……?音も気配もなかった気がするけど気のせい……かしらねぇ?

そうそう、蝋燭よぉ、蝋燭。ふぅ…………身嗜みにうるさかったおヒメさまが居なくなるのも大概ねぇ………。
ええっとねぇ、そうそう。あなた遠くから来た人みたいねぇ。
どこから来たのかは知らないけれど、この街は何も無いわよぉ?人はいないし荒れ果てるまま。
ここで何があったのかわからないけど、あまりいい場所じゃないわよぉ?

あらあらぁ謙遜ねぇ。私も若さの秘訣でも教えてほしいところねぇ。うふふふっ。
私はネーベル。霧売りよぉ。

>>306
<ニャー

あらぁ、こんなに廃れていても猫はいるのねぇ?

<ニャーニャー

餌が欲しいのかしらぁ?でも、私の食料も余裕はないわぁ……

<ニャーニャーニャー

………ネコを食べる習慣って聞いたことないけれど、どうなのかしらねぇ?

<フーッ!!!!

>>307弱気なシェンリー
思ったままを口に出せばそれでいいと思うわよぉ。他人をどう思うかは自分の勝手だからねぇ。
恨んだり憎んだり、信頼したり親愛を向けたりするのも、すべて一方的な物だからねぇ……うふふふふっ。

あなたは、とても大きな力を持ってるのに優しいのねぇ。
関心はしないけれど、ある意味羨ましい物ねぇ。
……もしも私もあなたみたいだったらあるいは………………いいえ、何でもないわぁ。

310 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/07/15(土) 22:20:23.29 ID:kWZfpd24/
しかしまあ個性豊かな連中が集まったもんだね
大道芸人に、水っぽい亜人の嬢ちゃん、それに霧売りの娘ときた
これで売り出すだけでもそこそこ稼げそ…ん?…もしかして俺って弱すぎ…?

>>305クランドウ
クランドウってのか。ダントだ。傭兵と用心棒をやってる。よろしく頼むぜ。
腹芸のできる大道芸人…「死ぬほど」素晴らしい芸をみせてくれそうだ
苦労ならわかるぜ。昔主持ちの連中に歯向かったせいでえらい目にあった。しかも最近またツキに見放されたらしい

あんたみたいな恰好した老いぼれが拳ひとつで大男倒したの見たことがあるんでね。信用ならねえ
それに隠し玉があったとして、いつ敵になるかもしれねえあんたに見せるか?
俺は金にもなんねえ殺しはやらない主義でね、堅実で悪いが喧嘩ならふる相手を間違えてる。

ま、そんなことより会った記念に一杯どうだ?ここの酒だ。悪かねえよ

>>306
おいおいこんなところでどうしたんだ?
お前も一人ぼっちか?親とはぐれたか?
可哀想にな。 水はもらったな?
ほれ、さっきのベーコンだ。気の変わらねえうちに持ってきな

>>307竜の娘
俺が命知らず碌な準備も実力もねえのに一人で仕事をやろうとする連中のことだ。
どんないきさつで手伝ったのか知らねえから何とも言えねえよ
ああ、酒があった。昔世話になったんで金は払ったがな。ま、本格的にやるのは夜が明けてからだな。

結構あぶねえ橋わたってやがんな。しかも見かけによらず図太いときた。
…相手が素人だったんだろうな、うん。きっとそうだ
そういえば互いに名前を聞いてないな。俺はダントだ。名前は何てんだ?

>>308ネーベル
俺はいつもこんな顔だ。
ヒメ…って赤騎士のヒメか!?見かけによらず顔が広いな。残念だが知らねえしどの道見込みなしだ。
そこらの傭兵が山賊なら連中は教会の聖騎士だ。あんな規律に厳しい連中の頭が場末の傭兵なんざを雇うとか天地がひっくり返ってもあり得ねえ。
最近妙な噂を聞いたが連中はこれからどうするのかね…

ちゃっかりしちゃってまあ…ほらよ。
呪文もなし、精霊の気配もなしにこんなことやるのは初めて見た。
さっぱりやり方がわからねえ…いったいどこでこんな芸当覚えたんだ?

311 :ゼン・クランドウ:2017/07/20(木) 01:09:32.76 ID:AU2RtbCNo
覚えのある魔力と思ったが……個は違えど、まさしく水龍であったか。
うっかり東方の者と口走ってしまったが、失敗失敗。
記憶がはっきりして数日経つのに、まだぼけているんじゃろか?

>>306
お前暑そうじゃのう。ぐったりしすぎて煮過ぎた餅みたいに伸びきっとるな。
ちょびっとだけじゃが、この革袋の水をやろう。
飲んでる最中に毛を梳いて、蒸れをちょっとでも解消させて……。

よし、この辺が良いじゃろか?
(倒壊している建物の日陰になっている一角の地面を数度掘り、手のひらを地面に5秒ほど当てた)
ここなら地面も比較的ひんやりしとるし、風抜けもよさそうじゃ。夜になったら疾く去り、良いところを見つけい。

>>307
其方には隠し事は出来んのう。この暑さを防ぐためにやっとるのでな。
ばれちゃうのは恥ずかしいものじゃ。
気が付いたらこの辺に居っての。とかく人里を探していたら皆にあったというわけですわい。

武術や、人としての修行ですじゃ。芸は特に重要ですぞ?
人を傷つけず驚嘆させ、笑顔にさせる正に魔法じゃ。あんまりやり過ぎると引かれるもんで、そこそこのを見せることが多いが。

え……見たいですと?そうですなぁ。
(クランドウは必死に考えている。ブツブツと口の中で推敲しているようだ)
気を使っての『手抜き』は一発でバレてしまう。しかし、ただの体術は「ふーん」で終わるじゃろう。神に比肩する聖獣に対してそれはあまりにも無礼。
ワシの……総てを懸ける時が来たか。

もちろんですじゃ!さあさあ!大平原・西方の皆々の目をまん丸にさせた妙技、とくとご覧じろ!
(風のように廃墟からガラクタをかき集めて来、きれいな皿を6枚、不揃いな6つの棒を使って回し始めた)
まずは手始めにこいつじゃ!
(皿が上で回っている棒総ての先を浮かせた右足に移し、そのまま地面に落としていたガラクタをジャグリングし始めた。更に逆立ちに移りながら皿回しとジャグリングを片手片足で続ける)
お手玉はいくつでも増やせますぞ?(ニッカリ

>>308
ひょっとしてわし死んどるのかもな?
じゃから音も気配もなかったのかもしれんぞ?はっはっは。

おヒメさま?ティアナは……身だしなみに煩くはなかったから違う人物か。
気が付いたらこの辺にいてのう。遠くから見える街を求めて来たら廃墟なんで笑えんな。
汲々として来たものじゃから、しばし休憩か。そういうお主はこの場所は長いのか?

お主も誤魔化せん者じゃな。
どうしてどうして、西方にも恐ろしい者たちが多いのう。アルベールといい見目と中身が一致せん。
まあ、わしの見た目と口調は趣味の一環ということにしておいてくれい。
若さは健康に気を使い、適度な運動と『気』を使うことかの。

>>310
こちらこそよろしゅう。
素晴らしい芸を見たものはその後震えっぱなしな事が多いぞ?(ニッカリ
汚い事押し付けてきた奴らの弱みを握ってチラチラさせれば、暗殺者以外は寄ってこんよ?
それか、「握っておるぞよ」と思わせておけば、それで『お守りのオフダ』は完成じゃ。

ふふむ、お主は堅実じゃのう。長生きの秘訣じゃて。
わしに件の老人ほどの腕前があるかは分からんが、出稽古の如く簡単な組手でも付き合ってくれい。喧嘩というより、純粋に拳を合わせることが好きなんじゃ。

酒……さ、最近はあんまり飲んでないから、最初はチミチミやらせてもらおうかの?

312 :名無しになりきれ:2017/07/27(木) 01:33:16.57 ID:wjURqJinO
「オネガイ……オネガイ……」

夜の帳が下りたころ、どこからともなくか細く悲しげな声が聞こえてきた

「オネガイ……タスケテ……皆ヲ……救ッテ…………」
「魂ダケデモ、救ッテアゲ…………」

それきり、声は聞こえなくなった

313 :リヴン ◆ZKZ3BUex9w:2017/07/28(金) 01:05:04.58 ID:TJu5Nznlu
>>310ダント
あらぁ、おヒメ様ってそんなに有名だったのぉ?
そうねぇ、あまり話せないけど、おヒメ様はある私用で動いててねぇ。
その用にはまだお抱えの兵は動かせないらしいのよぉ。
あなたが腕と信用に足るのなら、あなたを雇うのをおヒメ様少しは考えるかもねぇ。
まあ……はぐれてしまって、探さないといけないのだけれどねぇ……。

そうそう、噂っていうのはどんなのかしらぁ?


あらあらぁ?あなた、少し魔法の知識があるみたいねぇ。
そうねぇ、昔だけれども小領主様のお屋敷に居た頃があってねぇ。
うふふっ、偏屈で性格も悪い小領主様でねぇ、蝶を出せば獅子を出せ、獅子を出せば「面白くない」と言うお人でねぇ。うふふっ。
そんな小領主様を相手に毎日の様に霧を出していたら嫌でもうまくなるものよぉ。
まあ、最後の最後まで褒めてはくれなかったけれどねぇ。うふふふっ……。

>>311クランドウ
あらあらぁ、随分元気そうな死人ねぇ。うふふっ。
むしろ、この街は死人の国で、私達は全員もう死んでるとかねぇ。うふふっ?

いいえ、私も今日の夕暮れ前にこの街に来たわぁ。
件のおヒメ様とはぐれてしまってねぇ……彷徨っていたらこの場所にたどり着いたのよぉ。

運動ねぇ……あまり気が乗らないわぁ……。
その、気って言うのはえっと、そう、エーテルとか言うやつと同じかしらぁ?

>>312 声

!……だ、誰の悪戯かしらぁ今の?
流石に良くない冗談と言うものもあるのよぉ?

……魂を救って……?

314 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/08/06(日) 23:04:24.42 ID:UoAKqD575
さて罠も仕掛けたことだし…火も消すかね

>>311クランドウ
暗殺者って…お守りどころか匂い袋じゃねーか
俺なんぞがそんなことをやったらきっとすぐに死体かアンデッドになっちまう
それをお守りと言い切れるあたりやっぱりあんた只者じゃないな
(小声で)…てことはある意味チャンスか
…なあ手合わせの件だが乗ったぜ。朝になったら一戦やってみようじゃねえの

お、苦手だったか?強そうだと踏んでたが…ま、ゆっくり飲みな

>>312
ん〜?
なんだ今のは。風の音…じゃないな。
俺に何をしろってんだ…

>>313リヴン
同業者の話はすぐに広まるんでね。
そもそもあんなに大っぴらに身分を触れて回る連中だ、嫌でも有名になる。
で、噂ってのは連中のなかで何かゴタゴタが起きてるらしいってのが一つ
この件で南部の貴族連中が不自然に騒がしいってのが一つ、それとヤバそうな連中がうろついてるってのが一つだ。
俺の見立てだといずれ南部で一騒動起こるね。

…なんか背筋が寒くなったんだが。
相手のやり方を知ってりゃ何かと便利だがこいつは…
とにかくあんたも災難だったな。そんだけ努力したならもっといい領主の下なら楽出来たろうに

…リヴン今のてめえの悪戯…おい大丈夫か?

315 :ネーベル ◆ZKZ3BUex9w:2017/08/13(日) 02:49:56.39 ID:6bTEzX51v
>>314
まあ、おヒメ様は少し騒がしいところがあるからねぇ。
ううん、噂の前二つは私も知ってる内容ねぇ。でも、最後の一つは何かしらねぇ?
もしかして……あの時聞いた人狩り部隊ってやつかしらぁ……?
なんにしても、早くおヒメ様を見つけたいところねぇ。

あらぁ、でも小領主様のお屋敷はそんなに苦でもなかったわよぉ?


わ、私じゃないわよぉ……?
でも、これは風とか屋鳴りとかプラズマって感じじゃなくて……。

こういう時に灯りを消してはダメよぉ……何か、何かすごく嫌な感じがするわぁ……

316 :名無しになりきれ:2017/08/18(金) 11:25:45.17 ID:+Oo8VyPl1
こそこそ…

………あっ見つかった!
いやいやなんでもないよ、全然あやしくないってば!

317 :ネーベル ◆ZKZ3BUex9w:2017/08/29(火) 00:19:26.49 ID:HLozne8wb
>>316
あらあらぁ、逃げ隠れするなんて怪しいわぁ。
一体なにをしでかしたのかしらぁ?

でも私には関係が無いわぁ、あなたを咎める筋合いはないからねぇ。

あなたは誰かから逃げてるのではなくて、罪から逃げているのかしらぁ?
それならもう逃げ場なんてないわぁ。

追いかけてるのはあなた自身だからねぇ。うふふふふふっ?


■ ■ ■

それは月も星も無く、風も無い夜だった。

空気は湿気を帯びてじっとりと重かった。

私は僅かに残っていた蝋燭に火を灯して朝を待っている。

あの声のようなものはもう聞こえない、それでも眠ることはできない。

よく考えれば気が付くことだった。荒らされたわけではない人の居ない街、その時点で気が付くべきだった。


まだ夜は明けない。まだ、まだ

318 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/09/02(土) 22:10:11.45 ID:Awd411yIF
夜盗に見つからねえよう用心しろとは言ったがどこに隠れてるんだか…

>>315ネーベル
さあな。変な連中同士で斬りあってるのを見た奴もいれば城で子供みたいなのを見たって奴もいる
あんたとなんであのヒメ様に会いたがってるのか知らねえが…用心したほうがよさそうだぜ。

へーえ?じゃ領主が死んでから追放されて今に至るってわけか。まったく世知辛い世の中なもんだ。

その狼狽えっぷりは本物らしいな。
火は消さないほうがよさそうだ。折角戦争で生き残ったのに憑き殺されたんじゃ割に合わねえ

>>316
…で、さっきからてめえは何やってんだ?
如何にも怪しい…寝込みを狙う気だったか、ん?
だとしたら相手が悪かったな、こちとらヤバそうなのが揃ってる。
それに甘えな。寝込みを襲う気ならもっと遠くから見張ってな。

ところでここに縄がある。折角だしこれに縛られて一晩火の番してくれねえか?
俺は寝る。何かあったら声かけてくれ。

319 :ネーベル ◆ZKZ3BUex9w:2017/09/12(火) 03:06:51.27 ID:x6panHkBl
>>318 ダント
なるほど、ねぇ……。答えはもうだいぶ近くにあるみたいだけれど、まだまだ遠いわぁ……。
私がおヒメ様に会わなくちゃならない理由?それはねぇ……約束したから、かしらねぇ?うふふっ。

まあねぇ、行く先々で霧を見せて路銀を稼いだり、時には草の根とか石みたいなパンで凌いだり。
私には一つ、旅の目的があるからねぇ……ある物を取り返すまでは旅は終わらないわぁ……。

う、狼狽えてなんていないわよぉ……。
でもねぇ、これは少し良くない状況ねぇ。

屍も無い無人の街、姿の無い救いを求める声……思い当たる話があるわぁ。

村一つ、忽然と人が消えて、近くを通る旅人も消えるって話があってねぇ。
死体も出ないから、何が起きたのか全く分からなくて、暫くすると隣の村も人が消える。
ついに領主様なんかが重い腰を上げると、薄暗い森の中で消えたはずの村人に出くわすのよぉ。

でもねぇ、その村人達はみんな体が腐っていて、気が狂ったように生きている人に襲い掛かるのよぉ。


……死体に魂の残滓を吹き込んで操る術……古い話だけれど、聞いたことないかしらぁ?ネクロマンシーって、ねぇ。

320 :名無しになりきれ:2017/09/17(日) 15:26:16.97 ID:0Pe1TN//1
ほかはしんでるのにいきてるとか

321 :ダント ◆n0smz7Ijy.:2017/09/30(土) 00:00:27.20 ID:QpryRgRxx
いけねえすっかり寝過ごしちまった!

>>319ネーベル
約束ねえ…契約でもないのになかなか義理堅いことで。
それともあんたの旅の目的に関わるから仕方なくか?

どうもその目的とやらはよっぽど大切なものらしい。
取り戻せるといいな。…もちろん俺の仕事の邪魔はしないでくれよ

ネクロマンシーの噂なら割と最近聞いたぜ。
確かフォーマルハウトだったか…動く死人の群れが畑を荒らしまわって旅人を襲ってるってな
…つまり俺たちが出くわしてるのは悪霊が通りすぎた跡ってことか?
ったく厄介な…一度引き上げたほうがよさそうだ。

俺は西に行く。あんたも気をつけな

322 :ネーベル ◆ZKZ3BUex9w:2017/10/12(木) 00:41:08.43 ID:lslTBudR7
>>320
そうねぇそう、この街はもう死んでいるのにねぇ。
でも、死んでいる物や人形は生きているようにも見えるから、それはたいして重要でなはないのかもねぇ?

うふふっ?意味が分からないって顔してるわぁ。
大丈夫よぉ、意味なんて無いから。

>>321 去り行くダント
(蝋燭の尽き掛けた頃、無人の街の空も僅かに青みがさし始めていた)
なんとか、何事も無く夜を越せたみたいねぇ。
あなたは寝てたけど、私は一睡もしてないわぁ。おかげで隈がまた増えそうねぇ。
あらぁ、西へ行くの?なら、そうねぇ、もしもどこかでおヒメ様に会ったら、私が探していたと伝えてねぇ。

私も日が沈む前にここを去るわぁ…。

じゃあ、元気でねぇ。

323 :ネーベル ◆ZKZ3BUex9w:2017/10/21(土) 22:17:54.85 ID:GzCvSajQR
さて、これからどうしようかしらねぇ。
おヒメ様は見つからないし、ヴァイセンに一人で行くのは良くなさそうねぇ。

ううん……もう少し人の多い街でまた霧でも売ろうかしらねぇ。
そう、海の見える街tとかも悪くはなさそうねぇ。

(そう言い残すと、魔女は南へと歩き出した)
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